退任に際し、「多くの山場乗り越えた」と騙る韓国外相

「韓国外交禍」とでもいえば良いのでしょうか。正直、隣国外交の暴走が留まるところを知りません。昨日の『今回の鈴置論考は「中華圏入りに向け岐路に立つ韓国」』では、鈴置論考をもとに「韓国が中華属国化するか、西側に踏みとどまるかの瀬戸際にある」とする考察を加えましたが、本稿ではいくつかの時事的な話題を手掛かりに、「韓国外交禍」について考えてみたいと思います。

対韓外交を考える

外交で「相手を変える」ことはできない

当ウェブサイトで普段から申し上げている持論ですが、国家というものも、しょせんは「人間の集合体」に過ぎません。このため、北朝鮮のごときよほどの強権的な独裁国家ででもない限り、たとえ国の指導者といえども、その国の国民が望んでもいない方向に国を動かすことなどできません。

たとえば、日本で共産主義政権が誕生する可能性は皆無に近いでしょう。なぜなら、日本国民のマジョリティがそれを望んでいないからです。同様に、韓国で「親日政権」(?)が誕生する可能性についても、やはり皆無に近いでしょう。なぜなら韓国国民のマジョリティがそれを望んでいないからです。

こうしたなか、2019年の『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』で紹介したとおり、わが国でも新進気鋭の国際関係アナリストとして名が知られているはずの人物が、文在寅(ぶん・ざいいん)政権を巡って次のような趣旨の内容を主張しました。

日本と米国は、中国を喜ばせすぎないよう、『文在寅大統領が辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだ

この「日韓が対立すれば中国を喜ばせる結果になる」というくだりについては、決して間違っていません。日中韓の地政学的な関係からすれば、そのような側面があることは間違いないからです。

しかし、この人物が主張する、「文在寅(ぶん・ざいいん)氏の後釜に親日、親米政権が立つように努力すべし」というくだりに関しては、まったく同意できません。外交において、相手国を変えることはできないからです。

というよりも、具体的に日本がいったいどう努力すれば、「親日政権」とやらが立つというのでしょうか。韓国の不法行為に対し、「ここはひとつ、日本が大人の対応を取り、韓国に対して譲歩できる部分は譲歩し、実利を取るべきだ」、などと主張するつもりなのでしょうか。

この手の「中国を喜ばせ過ぎないよう、あらゆるコストを支払ってでも、韓国を日本の友好国に留めておくべきだ」とする主張は、多くの場合、「日本が譲歩すれば丸く収まる」とでもいわんばかりの結論を伴います。いい加減、ウンザリしますね。

世に向けて、「朝鮮半島生命線説」を否定する

このあたり、詳細については近日中に紹介する予定の新刊『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』でも、「日韓友好とは、あらゆるコストを払ってまで維持しなければならないものなのだろうか?」という問題意識を前提に、議論を行っています。

【参考】『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』(新宿会計士 著)

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

同著のなかでは、これまでに当ウェブサイトでも何度か説明してきたとおり、「朝鮮半島生命線説」の間違いを指摘したつもりです。この「朝鮮半島生命線説」とは、次のような考え方です。

朝鮮半島生命線説とは?
  • ①韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。
  • ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。

先ほど挙げた、「文在寅大統領が辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう努力せよ」という主張も、究極的にはこの②と同じような考え方なのでしょう。

しかし、あらゆるコストを払って朝鮮半島(あるいは韓国)を日本の友好国に引きとどめておこうと努力したとして、それに見合うメリットが日本にあるのかが疑問です。というよりも、現在の状況は、まさにこの②の考え方が引き起こしたものである、という言い方をした方が正確でしょう。

鈴置氏は「西側に留まるか、中華圏に行くかの岐路に立つ韓国」

こうしたなか、昨日の『今回の鈴置論考は「中華圏入りに向け岐路に立つ韓国」』では、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に掲載されたばかりの、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の最新論考を取り上げたうえで、次のような仮説を紹介しました。

現在の韓国は、このまま西側陣営に留まるのか、それとも中華圏に入ってしまうのかという重大な岐路に立っているといえる。

この鈴置氏の問題意識には、100%同意します。

いや、もう少し厳しい言い方をするならば、もし韓国が本気で西側陣営を離脱し、中華圏に入ろうとしているのであれば、我々日本の立場としては、それを引き留めるのではなく、そのことを前提に国家戦略を組みなおすべきです。

残念ながら、そこまでの覚悟ができている日本の有権者、日本の企業経営者が多数派を形成しているとは言い難いのが現状でしょう。しかし、日本人がいつまでも平和ボケの状態で居られるとは思うべきでもありません。

そして、「韓国が西側陣営に留まるのか、中華圏に入るのかという岐路に立っている」ということは、私たちの国・日本にとっても、「対馬海峡の先が名実ともに敵対国となるのかどうか」という岐路に立っている、ということでもあります。

その意味では、朝鮮半島生命線説を正面から否定しつつ「具体的な処方箋を伴った」書籍をこのタイミングで世に送り出したことは、個人的には満足している次第です。

韓国外交禍

康京和氏「多くの山場乗り越えた」というブラックジョーク

さて、当ウェブサイトは「韓国専門サイト」ではないつもりなのですが、ここ数日は、韓国に関する話題が目白押しとなってしまっています。そして、同国の迷走は、日本にも少なくない悪影響をもたらします。だからこそ、最近ではもう完全に割り切って、韓国に関する話題を粛々と取り上げることにしているのです。

こうした「言い訳」はともかく、鈴置論考との流れのなかで、本稿で敢えてもうひとつ取り上げておきたいのが、「韓国外交の迷走」です。

韓国メディアに昨日、康京和(こう・きょうわ)外交部長官(※外相に相当)のこんな話題が掲載されていました。

康京和外相が離任 「多くの山場乗り越えた」=韓国

―――2021.02.08 16:51付 聯合ニュース日本語版より

離任する康京和長官「3年8カ月間難関を本当に多く乗り越えた」

―――2021.02.08 16:39付 中央日報日本語版より

これはどういうブラックジョークでしょうか。

記事タイトルを読んで、思わず口に含んでいたブラックコーヒーを噴射しそうになりました。康京和氏が韓国外相に在任していた時期は、客観的に見て、韓国がさまざまな外交トラブルに直面していた時期と非常によく重なっているからであり、かつ、それらのトラブルの多くは未解決だからです。

日本との関係だけで見ても、次のとおり、康京和氏の在任中の韓国外交は、まさにトラブルの山です。

  • 慰安婦合意に関するタスクフォースが日本の外交機密文書を勝手に暴露してしまった(2017年12月)
  • 国際間乾式で日本に海自艦旗(いわゆる旭日旗)を掲揚しないよう要求し、日本は観艦式への自衛艦派遣を見送った(2018年10月)
  • 自称元徴用工の訴えを韓国の大法院(※最高裁)が認め、日本企業敗訴判決を言い渡した(2018年10月、11月)
  • 火器管制レーダー照射事件(2018年12月)の発生を受け、韓国側がウソの報道発表の数々を行った(~2019年1月)
  • 現職国会議長が天皇陛下を「日王」「戦犯の息子」と侮辱(2019年2月)
  • 自称元徴用工問題に関する日本からの外交協議、国際仲裁などの申入れを一切無視(2019年7月)
  • 日本政府が発表した対韓輸出管理適正化措置に対し、「不当な輸出規制」などとウソをついて全世界に「告げ口外交」を展開(2019年7~8月)
  • 2015年12月の日韓慰安婦合意に基づいて設立された財団が解散されるなど、事実上、破棄された(~2019年7月)
  • 秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(日韓GSOMIA)の破棄を日本に通告(2019年8月、ただし同年11月、失効直前に破棄通告を事実上撤回)
  • 輸出管理適正化措置を巡り、対日WTO提訴(2020年6月以降)
  • 自称元慰安婦問題に関連し、韓国の地裁が日本政府敗訴の判決を言い渡した(2021年1月)

いや、「山場」をわざわざ作ったのが韓国外交だった、と申し上げた方が正確でしょうか。

康京和氏はうまいタイミングで逃げた

もちろん、これらのすべてを康京和氏ひとりの責任に帰するのは、多少可哀想でもあります。ただし、かりそめにも外交の責任者を務めているならば、これらのさまざまなトラブルに対して何らかの答えを提示する第一義的な責任があったことは間違いありません。

この点、少なくとも日本とのこれらのトラブルのうち、曲がりなりにも「解決」(?)したものといえば、GSOMIA破棄問題くらいなものでしょう(※ただし、『あれから1年:いまだにGSOMIA破棄できない韓国』でも述べたとおり、厳密には単に先送りしただけであり、「解決」はしていません)。

しかも、2015年12月28日の、いわゆる「日韓慰安婦合意」については、韓国側が勝手に財団を解散するなど、事実上、反故にしてしまいました。まさか1ミリたりとも約束を守らなかっただけでなく、政権交代後、ここまであっさりと約束を破るとは、韓国とは、ある意味ではまさに想像以上の国でした。

康京和氏の在任中、「多くの山場」があったことはたしかですが、康京和氏はそれらをまったく「乗り越え」てはいません。ある意味、いかにも文在寅氏の部下らしい人物だったといえるのかもしれませんね。そして、もしかすると、彼女がひとつだけラッキーだったのは、このタイミングで身を引けたことなのかもしれません。

新外相は日本に対して「トライミー」

さて、その康京和氏の後任が、鄭義溶(てい・ぎよう)前国家安保室長です。

文大統領 新外相を正式任命

―――2021.02.08 18:03付 聯合ニュース日本語版より

聯合ニュースによると、鄭義溶氏は昨日、文在寅大統領から正式に任命され、本日から任期が始まります。ただし、最大野党「国民の力」が鄭義溶氏に「不適格」との意見を示し、採決に加わらなかったため、文在寅政権発足以来、野党の同意が得られないままで任命された閣僚は28人目となったのだとか。

ちなみに『新しい韓国外相は日本に「できるものならやってみな」』でも紹介しましたが、この鄭義溶氏、日韓GSOMIA破棄騒動に際し、日本に対し「Try me」(やれるものならやってみな)と発言した人物でもあります。

ここでは、中央日報(日本語版)の次の記事を振り返っておきましょう。

非核化には「後戻りできない段階」 日本に対しては「try me」…過去の発言から見た韓国外交部長官候補の外交観(1)

―――2021.01.26 08:25付 中央日報日本語版より

中央日報によると、鄭義溶氏は2019年11月22日に韓国政府が日韓GSOMIA破棄を事実上白紙撤回したこと(『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』等参照)に関連し、次のような発言をしたのだそうです。

“Try me” と日本に言いたい。繰り返しとんでもない主張をすれば、私がどんな行動を取るかわからないという警告だ」。

ちなみに鄭義溶氏が言う “try me” は「出来るものならやってみな」、という意味だそうですが、ご自身でそうおっしゃるならば、韓国もぜひ、「日本企業の資産の現金化」、「日韓GSOMIA破棄」、「米韓同盟破棄」などを、実際にやってみられてはいかがでしょうか。

姜昌一「次期大使」の行動

さて、韓国外交という意味では、もうひとつ、こんな記事も取り上げておきましょう。

「二・八独立宣言」記念式 駐日韓国大使「共栄の協力関係」強調

―――2021.02.08 15:53付 聯合ニュース日本語版より

これもなかなか強烈な記事です。

2月8日といえば、1919年に東京の朝鮮人留学生が「2・8独立宣言」を行ってから102年の節目だったということですが、姜昌一(きょう・しょういち)氏が8日、在日韓国YMCAで開かれた記念式典にメッセージを寄せた、とする話題です。聯合ニュースはこう報じています。

姜昌一(カン・チャンイル)駐日大使は『先烈(国のために闘い犠牲になった先人)の崇高な精神を継承しながら、両国が共生・共栄する未来志向の発展と協力関係に進まなければならない』とあいさつし、関係改善への意志を示した」。

こんな会合にメッセージを寄せている時点で、「関係改善への意思」とは、笑わせます。

ちなみに聯合ニュースは姜昌一氏を「駐日大使」と報じていますが、『「極めて遺憾」は聞き飽きた…抗議ではなく実効措置を』でも報告したとおり、外務省の吉田朋之報道官は3日の会見で、姜昌一氏を「大使」ではなく「次期大使」と呼称しています。

あわせて、外務省の『駐日各国大使リスト』を確認してみると、現在更新されている最新版(2月3日時点)では、「次期大使」(※)欄も含め、姜昌一氏の名前はどこにも出ていません。

(※外務省ウェブサイトによると、「次期大使」とは、「既に本邦に着任し、信任状の『真正な写し』の外務省への提出は済ませたものの、信任状を天皇陛下に捧呈していない大使」のこと。)

そもそも論として、『佐藤正久議員、姜昌一氏の過去の言動に「酷いもんだ」』などでも報告したとおり、個人的には、この姜昌一氏という人物が「日韓関係の破壊を完了する」ことを使命として日本にやってきたのではないか、という気がしてなりません。

日韓請求権協定否定の先

さて、このYMCAで行われたとかいう大会では、「光復会」(※「独立功労者と遺族による団体」)金元雄(きん・げんゆう)会長は書面メッセージを通じ、次のように述べたのだそうです(※日本語表現は適宜整えています)。

  • 菅首相は時折、韓日関係の基本は1965年に締結された請求権協定と主張しているが、日帝強占の違法性を認めないもので、協定文には日帝が犯した反人類的犯罪に関する真実究明、謝罪と賠償に関する内容が盛り込まれていない
  • これまで親日に根付いた政権が民族の正当な権利を放棄してきたため、日本は韓国だけに対し、ずうずうしい態度で謝罪と賠償を拒否している。日本政府の高圧的な態度に屈し、外交で物乞いする屈辱的な姿勢を見せることは独立運動を行った先烈の意に反する

ここまで発想が捻じくれるのは、結局、韓国が「自力で独立を遂げた国」ではないからでしょう。

いずれにせよ、1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定が日韓関係の基本であるとする菅義偉総理の発想に、間違いはまったくありませんし、ここを否定するのであれば、日本が1965年以降韓国に与えた莫大な支援を、利子付きで返してもらうべきでしょう。

いや、日韓請求権協定を否定するならば、日本が朝鮮半島に残してきた、水道、港湾、道路、学校教育、鉄道、ダム、工場などの莫大な社会インフラなどの対価の現在価値を、朝鮮民族にキッチリと支払ってもらおうじゃないか、と言いたい気持ちも出てきますね。

おそらく兆円では済まない「天文学的な金額」を、韓国と北朝鮮は日本に対して支払わなければならないことでしょう。それが払えぬのであれば、違う方法でそのコストを負担してもらうのが正解です。

これこそまさに、「約束破りのコストを韓国に負担させよ」、なのでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 禹 範坤 より:

    朝鮮半島を橋頭堡に日本侵略目論む国?
    今は21世紀ですよねw
    帝政ロシアや冷戦の時代ならいざ知らず今は
    朝鮮の情勢に積極的に関与する価値などない

  2. はにわファクトリー より:

    今こそ台湾をより一層引き立て韓国を席次でシモに座らせる決定をすべきと不肖はにわは考えます。

  3. 簿記3級 より:

    山場を乗り越えたと油断していると突然、逮捕されて看守に仁王立ちされますので、どうかお気をつけてください。

  4. G より:

    姜昌一氏に関する記事については内容より、隔離期間が明けて姜昌一氏が活動するのはいつかと言うところですね。先月22日の来日から14日間なら2月5日金曜日に明けるはずで、週明け8日月曜日には隔離の足かせはないはずです。

    でも月曜日のYMCAの式典は今臨時代理大使を務める公使様がメッセージ代読したみたいですね。

    隔離の足かせもないならさっさと外務省に信任状の写しを提出しにいけばいいのに。駐日大使一覧を見ながらやきもき?している我々を安心させて欲しいですw

  5. 匿名 より:

    2・8独立宣言記念式典にメッセージを寄せるのがそんなに問題ですかね?まあ、2・8独立宣言の起草者の李光洙も3・1独立宣言の起草者の崔南善も親日派ですけど。駐英米国大使や駐英インド大使が独立記念日や独立運動家を祝うのも問題?相手を変えることはできないとか言っている割には敵国の大使に対し随分ナイーブな期待をされることかと。

    自分はこの次期大使とやらは追い返すのではなく飼い殺しにするべきだと思います。どうせ返品しても次も別のお仲間の不良品を送ってくるだけですから。

    1. G より:

      飼い殺しですか?優しいですね。まあ基本方針はそうなんですけど、ただ、わざわざ発言を黙認して静かにして居心地良くする必要なんてありません。この手の式典にこの手の発言は別に珍しい突出したものではないのは知ってます。ただ、そこは「好ましからざる者」が発したメッセージですから、わざわざ取り上げて晒し者にするのは作戦としてアリだと思いますよ。
      居心地最悪だから、できれば尻尾を巻いて逃げたい。でもそれでは日本の「極右たち」に屈する形になるから絶対出来ない。そういう効果で積極的な「飼い殺し」を実現するのが作戦だと考えます。

    2. だんな より:

      2・8独立宣言は、それにより朝鮮が独立していて「日本の統治が違法である」の根拠になります。
      2・8独立宣言は、当時の国際社会で認められていません。
      その主張は、「歴史の改竄」になり、徴用工、慰安婦判決の根拠になります。

    3. 頓珍韓 より:

      匿名様

      期待なんてしてしてないでしょ。
      文政権が日韓関係を良好にしたいなんて思っていないことを、明らかにしているだけでしょ。

      >どうせ返品しても次も別のお仲間の不良品を送ってくるだけですから

      私も、これに同意しますが、サイト主様の分析は不良品の扱い方を知る助けになりますよ。
      そうじゃないですか?

  6. クロワッサン より:

    おはようございます。

    金元雄会長のメッセージを読んでると、反米政権下の裁判所が米韓同盟の強制性からの違法論を根拠にした米国政府への謝罪と賠償要求判決を出すのは時間の問題っぽい気がします。
    そんな韓国が中国に隷属する際の敷居の低さは、やはり歴史的経緯や民族的価値観によるものなのだろうな、と思えますね。

  7. 匿名Z より:

     いつも思うのですが韓国は日本の安全保障の生命線と声高に叫ぶ人達は、利害関係だけでは無く彼らの血がそうさせるのかと、それを聞く度にいつも感じるのは私だけなんだろうか。この新進気鋭のアナリストもそうなんだろうと、つい想像してしまう。
     離任した康京和氏、堂々と自分の役割を果たしたと言わんばかりの離任会見、呆れるのを通り越してある意味敬服してしまう。これは彼女が特殊なのでは無く、韓国では普通の人なんでしょうか。
     次の外交長官も何かやらかしてくれそうです、次期予定の駐日韓国大使と併せて、ある意味期待しております。

     

  8. カズ より:

    (康京和氏)
    >多くの山場乗り越えた

    何故か「凍結康婆苦!〔フリーズカンバーック!)」と意味不明なフレーズが脳内再生・・。

    これは「クリアした」の解釈の問題なのかと・・。〔サッカーで使うクリア=回避の意?〕

    何をクリア〔達成〕するでなく、
    何をクリア〔透明化〕するでなく、
    何をクリア〔仕切直す〕するでなく、
    状況をクリア〔先送り〕しただけなんですよね。

    (鄭義溶氏)
    >「 “Try me” と日本に言いたい。繰り返しとんでもない主張をすれば、私がどんな行動を取るかわからないという警告だ」

    言葉通りに解釈すれば、「決まったことは何もない」ってことなんですよね。
    言えたとしても「米国に言いつけてやる」「もうこれ以上、助けさせてやらない」くらいでしょうか?

    まあ、正論を突き付けてる限り、受けた支援を私怨で返す国に文句を言われる筋合いは無いのかと・・。

    (姜昌一氏)
    *緊急辞退宣言はまだ?

    m(_ _)m朝からゴメンナサイ。

    1. 伊江太 より:

      カズ様

      >これは「クリアした」の解釈の問題なのかと・・

      山場のうちのひとつでも「クリア(まともな意味で)」できるほどの、能力と識見をお持ちだったら、その場で即更迭!(粛正)だったでしょうから、政権内での最長不倒を保つという難事を「クリア」したことを以てすれば、この自己評価は必ずしも間違いとは言えないのかも。

      加えて、日米欧との関係をいくらギクシャクさせても、評価に傷は付かないが、キタの逆鱗に触れれば一発退場という、この政権の有り様を内外に示すという課題を、満点に近い成績でクリアしたことについては、まさに殊勲甲。

      拍手を以て、お見送りさせていただくのが、至当かと思いますが(笑)。

      1. カズ より:

        伊江太様
        たしかに。”大いなる反面教師の助手”としては、模範的な存在だったのかもですね。
        素直に”お憑かれさま!”と、お見送りさせていただきます・・。

        *返信ありがとうございました。

  9. だんな より:

    文政権の外交部は、専門家不在の素人集団で、文大統領の願望を垂れ流し、外交が機能不全になりました。
    文政権は、何に対しても過大な自己評価で、その現実とのギャップが、韓国の価値観の異常性を広めたと思います。

    1. より:

      文在寅政権下で、韓国外交部は曲がりなりにも多少はいた専門家を全部追放し、単なる使い走り、または要人外遊時の接遇要員に堕しました。外相も同様です。その間、韓国の外交政策は国家安保室ですべて策定され、実行されてきました。新外相の鄭義溶氏はそんな国家安保室の親玉だった人物であり、米朝首脳会談で双方に適当なことを言ったあげく、破局に導いた張本人です。今後の「ご活躍」がますます期待されるところですね。

  10. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    康京和長官は、国連で長年禄をむしばんで居た人。文大統領が目を付けて、あわよくば将来、国連事務総長にと考えていたのかもしれません。

    しかし、頭の中空っぽで何の考え、リーダーシップも無く事件が起こるタイミングでいつも海外訪問中(笑)。旦那は高級ヨットでクルーズ、子供らは海外留学(というより韓国脱出ですな(^ ^)。

    日韓関係で、康氏の責任感あふれたメッセージなど、聞いたこと無い。英語だけ達者な頼んない女性です。「山場超え』どころか、裾野を1周しただけじゃないか?(笑)

    姜昌一不逞人は、2週間の隔離が終わったはず、、、やっぱりそのまま手ぶら帰国であって欲しいコリアン ゴーホーム!

  11. 名古屋の住人 より:

    新宿会計士様

    >思わず口に含んでいたブラックコーヒーを噴射しそうになりました。
    これはもしかして、日本政府の伝家の放蕩「遺憾砲」に代わる最新兵器ですか?!ぜひ害務省に提案しましょう(笑)

    >離任する康京和長官「3年8カ月間難関を本当に多く乗り越えた」
    ・・・(3年8カ月間、難関を本当に多く見過ごした・・・?)。

  12. きたたろう より:

    もう何年も何年も、いろんな所で韓国人の妄言や行動にコメントしてきましたが、いささか疲れました。
    なので、この記事に対するコメントはしません。
    ただ、慰安婦像撤去を唱える人々、シンシアリーさんや、wwukさんを初めとする韓国系のyoutuber の方々には極めて良識的な方も少なからずおられるようなので、未だ微力だとは思いますが、期待はしております。

    従って、コメントも今日で終わりにしようと⋅⋅⋅⋅
    何て事はこれっぽっちも思ってません!(キッパリ)

    主様の精力的な記事のアップには頭が下がります。今後とも注目して参加していきたいと思います。(雑談広場で言え、ですね)

  13. めたぼーん より:

    カンギョンファ氏で覚えているのは仁王立ちと、文氏の一人飯対策で外遊について行って飯食ってる位しか有りませんね。あと、ボイスレコーダーかな、文氏の。

  14. たい より:

    レッサーパンダの風太くんはかわいいですね。

  15. まこてあう より:

    北朝鮮建国神話に伍する韓国建国神話の構築したいんでしょうねぇ。そんなことや勝手にやれば,となるけれどもその基礎部分が反日であることがやっかい。

  16. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が勘違いするので)
     退任する韓国外相としては、面倒なイランとの交渉から逃げられると喜んでいるのではないでしょうか。もっとも、文大統領の北朝鮮問題の意向をバイデン新大統領に伝えなくてもよい、という方かもしれませんが。
     駄文にて失礼しました。

  17. 心配性のおばさん より:

    韓国人であれば、国際社会に覚醒するということは不幸なことに思えます。まして、現在の韓国は既に”韓国であって韓国じゃない。”ですよね。

    国民が文在寅政権を選んだその時点で、国民自身が民主主義国家である韓国を否定したと考えます。現在、韓国を名乗っている地域は、”北朝鮮領、韓国自治区”かしら?

    じゃあ何故、北朝鮮の実際の進攻がないのか?ですが、金王朝が文在寅政権に与えた宿題がクリアしていないからだと思います。

    ①在韓米軍の撤収。(どんなに米韓同盟が形骸化していたとしても、北朝鮮はこれを外さない。何故か?金王朝にとって文在寅政権はたしかに配下ですが、だからといってそこに信頼がある訳ではないからだと思います。笑)
    ②三権の完全掌握。(日米から移植された三権の制度体制は、北朝鮮の政治体制にそぐわない。文在寅政権にその掌握、然る後の委譲を命じた・・・のじゃないかしら?)

    しかし、在寅政権の仕事は、遅々として進まない。だって、彼らには金正恩氏の指令の上を行く行動が取れません。北朝鮮の体制、いえ独裁政権の宿痾かしら?

    金正恩さん、ムリ言っちゃいけません。彼らはあなたの上を行ってあなたのご不興を買うことを怖れているのです。

    まあ、文在寅さん、焦りの余り、御大自ら乗り出した米朝会談にも手を出そうとしましたけどね。これは、蹴られても致し方ありませんね(笑)。

    おや、忘れておりました。韓国外相だった康京和氏ですが、外相であったことから、その機会(国際社会に覚醒する罠とも言います。笑)、北朝鮮体制下では庶民は考える能力を持ってはなりません。ぼんやりと死を待つのではなく、考えたほうが宜しいわ。文在寅政権の闇を暴いた暴露本を手土産にA国あたりに亡命を。

    あの国も混乱の最中ですから、案外簡単かもしれませんよ(笑)。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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