18日に衆院解散なら「野党はめちゃくちゃ困る」!?

8月28日に安倍晋三総理大臣が辞任の意向を表明して以来、マスメディアの関心はすっかり「ポスト安倍」に向けられています。ただ、ふと冷静になって思い起こすと、8月28日の前後ですっかり忘れ去られたような話題がひとつあることに気づきます。それが、今月10日に新代表が選出され、新党名が決定される、野党の「合流新党」です。いまやすっかり話題を自民党に持っていかれた合流新党。もしも9月18日に衆院解散などが実施されれば、きっと困ったことになることでしょう。

自民党総裁選

早ければ16日に「菅義偉政権」誕生へ

昨日の『菅義偉氏の出馬宣言と、「菅義偉政権」に期待すること』でも取り上げましたが、安倍晋三総理大臣が持病の悪化に伴い辞任する意向を明らかにしたことを受け、菅義偉・内閣官房長官は2日、自民党総裁選への出馬宣言を行いました。

すでに報じられているとおり、岸田文雄・自民党政調会長や石破茂・元幹事長が総裁選への出馬を表明しているものの、菅氏は麻生派、細田派、竹下派、二階派、石原派などの自民党の主要派閥の支持を固めたもようであり、「菅義偉総理大臣」の誕生はほぼ間違いないでしょう。

その自民党総裁選は8日に告示され、14日に実施されるそうであり、そのうえで16日に召集される臨時国会(会期3日間)で首班指名選挙が開催され、同日中にも「菅義偉総理」が誕生すると考えてよいでしょう。

党員・党友投票を省略

また、通常、自民党の総裁は国会議員票と党員・党友票(いわゆる地方票)の合計で選ばれますが、今回のように現職の総裁が任期途中で辞任する場合、自民党の党則上は、党員・党友投票を省略し、両院議員総会で選出可能とされているようです。

実際、党員投票を実施するとなれば、準備には2ヵ月程度が必要とされるようであり、安倍総理の持病が悪化しているとされるなか、党員・党友投票を実施することとなれば自民党総裁選の実施がさらに遅れてしまいますし、政治空白のリスクも高まります。

この点、相変わらず一部メディアは「密室選挙だ」、「党員・党友投票が実施されないのは不当だ」、などといわんばかりに大騒ぎしているようですが、あくまでも自民党総裁選は自民党の内部の話であり、手続が自民党の党則に沿っている限りは、私たち外部者としては、それを見守るより方法はありません。

また、自民党がこのような党則を持っていることに不満があるという方は、次回の総選挙で自民党以外の政党に投票すれば良いだけの話でしょう(※もっとも、自民党以外に投票したい政党があれば、という話ですが…)。

野党が行方不明

あれ?そういえばどうなったんでしたっけ…?

さて、勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、8月28日の安倍総理の辞任会見以降、まったく目立たなくなった話題がいくつかあります。そのうちのひとつが、最大野党である立憲民主党、野党第2党である国民民主党の合流です。

これについては、当ウェブサイトでは8月中頃から後半にかけ、しきりに話題として取り上げた記憶があるのですが、改めて振り返ってみると、『安倍総理健康不安説と「ポスト安倍は安倍」の意味』や『合流新党は「どうせすぐもめる」』あたりで触れたのが最後でした。

(ちなみにあまり自画自賛しても仕方がないのですが、8月26日付の『安倍総理健康不安説と「ポスト安倍は安倍」の意味』、安倍総理辞任説を巡る取り上げ方としては、その時点にしては比較的バランスが取れていた考察ではないかと自負しています。)

あらためて振り返っておくと、国民民主党は8月19日の両院議員総会で、最大野党である立憲民主党への合流(あるいは事実上の分党)を決めました(『立憲・国民両民主党の合流と安倍総理健康不安説の関係』等参照)。

ちなみに、両党は7月22日時点で、衆参で合計151人の議員が所属していました。

両党の勢力図(7月22日時点)
  • 立憲民主党…89議員(うち衆56、参33)
  • 国民民主党…62議員(うち衆40、参22)
  • 両民主合計…151議員(うち衆96、参55)

国民民主党の全員が立憲民主党に合流するわけではないとはいえ、現実には両党以外にも社民党、野田佳彦前首相を含めた無所属議員のグループなどが合流新党に興味を示しているらしい、といった報道もありました。

このため、「新・立憲民主党」の勢力は150人前後、との観測も根強く、おりしもメディア各社が「安倍総理健康不安説」を報じ始めたなかで、このタイミングでの野党合流は、世間の注目を一身に集めようとする思惑が透けて見えていたように思えてなりません。

当てが外れた両民主党

ところが、ふたを開けてみたら、どうも安倍総理の辞任会見以降、安倍政権に対する批判的な報道がパッタリと止み、国内政治の話題は「ポスト安倍」一色になってしまったのです。枝野幸男、玉木雄一郎の両代表をはじめとする野党各党にとっては、明らかに当てが外れた格好ですね。

こうしたなか、産経ニュースにも8月31日付で、こんな記事が掲載されていました。

【野党合流】焦る立民・枝野代表 合流直前の首相交代劇で目算狂う

国民民主党などとの合流を決めた立憲民主党の枝野幸男代表が想定外の事態に直面している。<<…続きを読む>>
―――2020.8.31 21:50付 産経ニュースより

つまり、早期の衆院解散・総選挙の可能性が浮上するなかで、合流新党の結党大会に関する話題が自民党総裁選にかっさらわれてしまい、これに加えて国民民主党全員の取り込みに失敗したため、枝野氏にとっては目算が狂ってしまった、という指摘です。

産経ニュースによると、枝野氏は8月31日の記者会見で、「安倍1強」政権に対し「退陣に追い込む役割を果たすことができなかった」などと述べたうえで、野党が「大きなかたまりとして政権交代を実現する決意を改めてにじませた、などとしています。

ただ、まことに恐縮ながら、合流新党には理念も政策もありません(というよりも、理念も政策もないことが、玉木雄一郎氏自身が立憲民主党に合流しないと述べた理由なのですが…)。そんな政党が、自民党総裁選に話題をすべてかっさらわれて埋没するのも、ある意味では自業自得のようなものでしょう。

新党名と代表を慌てて決定

さて、その「合流新党」に、国民民主党などから何人合流するのか(あるいはしないのか)、最終的に何人の政党になるのかについては、まだよくわかりません。そして、もっと不可解なのは、代表と新党名が同時に決定されるという選挙方式です。

9月2日付の朝日新聞『新党代表選、総裁選で影薄く 結党大会は「仏滅」に変更』によれば、両党の代表選は7日告示、10日投開票ということですが、その投開票の際に合流新党の党名も同時に決まるのだとか。

おそらくこの日程に決めた理由は、自民党総裁選が8日告示、14日投開票、16日臨時国会、という流れを強く意識したからでしょう(といっても、人々の関心や注目が集まるかどうかについては、微妙なところですが…)。

代表選に立候補しているのは立憲民主党の現代表の枝野幸男氏(56)で、推す政党名は「立憲民主党」であるのに対し、対抗馬は国民民主党の泉健太政調会長(46)で、推す政党名は「民主党」なのだそうです。

いちおう、朝日新聞の記事によれば、所属議員は党名と代表を「それぞれ決める」とありますので、代表に枝野氏が選ばれる一方、政党名には「立憲民主党」ではなく「民主党」が選ばれる、という可能性もあるのだと思います。

ただ、当ウェブサイトの主観的な見通しに基づけば、新代表は枝野氏であり、新党名は立憲民主党で決まりでしょう。個人的には、以前から提示させていただいている次のような政党名もぜひご検討いただきたいと思う次第ですが…。

  • 残党
  • 民主党
  • 旧民主党
  • 共に民主党
  • 新党もりかけ
  • やっぱり民主党
  • 帰ってきた民主党
  • 立憲国民野合民主党
  • 新党コロナよりさくら
  • 議員としての生活が一番
  • 新党#宇都宮の#ギョーザ
  • 民主民進希望立憲国民民主党
  • 枝野幸男と福山哲郎と仲魔たち

(なお、上記以外にも「帰ってくれ民主党」、「帰ってくるな民主党」、「元祖民主党」、「どうせ民主党」、「#民主党」、「悪夢の民主党」などの心温まる党名をご提案いただいていますので、これらについてもあわせてごひいきに賜りますと幸いです。)

解散総選挙されると困るなぁ…

さて、ここで、あくまでもウェブ評論家としての勝手な印象を申し上げておきましょう。

もし自分自身が立憲民主党の立場だったとすれば、16日召集の臨時国会で新総理が誕生し、18日に衆院解散が行われると、正直、めちゃくちゃ困るのではないかと思います。

一般に内閣支持率は発足直後が最も高くなる傾向にありますし、また、『安倍総理の外国首脳との「ツイッター交流」が凄い』でも紹介しましたが、一部メディアの調査だと、安倍政権への支持率が急騰しているのだそうです。

もちろん、日程的にそんなことができるのかどうかは微妙ですし、結局は菅義偉「総理」の一存ということですが、自民党が一番「勝てる」タイミングを選ぶのであれば、やはり臨時国会の会期中に解散総選挙、というのが、合理的な発想ではあると思うのです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

いずれにせよ、菅氏は8年近くも安倍総理の側近として仕え、2012年12月の衆院選以降、6回連続で自民党が大型国政選挙を制してきたのを間近で見てきた人物です。総理大臣を経験するのは初めてのことかもしれませんが、政権運営や国会議員選挙の陣頭指揮については、「初めて」ではありません。

私たち日本国民は、早ければ今月中にも、さっそく、「仕事師」としての菅義偉氏の実力を目の当たりにするのかもしれませんね。

読者コメント一覧

  1. だんな より:

    朝日新聞世論調査―質問と回答〈9月2、3日実施〉
    https://www.asahi.com/sp/articles/ASN937CXXN93UZPS001.html?iref=sp_new_news_list_n

    これを見る限り解散して、菅総理の信を問うには、最高のタイミングだと思います。

  2. 匿名 より:

    おはようございます。
    とわに野党。
    新病党。
    新心病党。
    新党滅却。
    失礼しました。

    1. 心配性のおばさん より:

      匿名様 新党滅却に一票。

  3. ボーンズ より:

    支持率的にはベストであるのは確かではあるが、政治的空白を作るのは回避したいという安倍首相の意向とどう折り合いをつけるのかが悩み所かもしれません。
    通常国会開会までは十分に時間があるので、それを口実に組閣後即解散という手はありますけど。

    1. 門外漢 より:

      ボーンズ 様へ
      屁理屈を承知で申し上げますが、衆議院を解散しても内閣は存続している訳で、政治の空白なんかは出来ません。
      それをしも空白だとすると、政治は年中無休24時間営業ですから、何時解散しても具合が悪いことになります。
      メデイアや野党が、密室だの国民の意見を聞けなどと言うなら、聞いてやれば良いのです。

  4. ケロお より:

    流動的ではありますが、解散総選挙は可能な限り早いほうが良いのは間違いありません。この状況を逃すほど菅氏は間抜けなのかどうか。

    そもそも、安倍総理が辞任しなくても来秋の総裁選前には解散総選挙は織り込み済みで、「政治的空白」を考慮して時期を見定めるだけでした。
    菅総理になった場合でも状況は大して変わりません。国民の信を問う必要がある当意味では選挙は早いほうが良いというのもあります。
    また、米中対立を考えると米国大統領選が近づけば中国は一時的に様子見モードになる可能性もありますし、下手に動いてトランプ現大統領を刺激するのもリスクが高いでしょう。
    日本国内の武漢肺炎流行状況も現在小康状態へ向かいつつあるという見方が強いなかで、冬に近づけば近づくほど流行リスクは上がるものと推測されています。

    国内ニュースが自民党総裁選一色であることを考えても、現在は政治的空白に対する許容度が一番高いということを裏付けています。台風のニュースも存在感はありますが、災害対応は被害把握が済み各省庁・地方自治体が動けるようになっていれば政府のやれることはもうあまりありません。

    1. ケロお より:

      米国大統領選関係補足
      上記の理由から、米国大統領選直前の僅かな日程で衆院選を済ましておけば、トランプ大統領再選直後から両者落ち着いて日米協議が可能です。何だったら、大統領選直前に日米首脳会談をぶち込んで、再選を後押しすることすら可能です。

  5. 七味 より:

    >正直、めちゃくちゃ困る
    石破さんを党首に迎え入れれば、政権奪取できるんじゃないかな〜(°σω°)ホジホジ

    1. 匿名 より:

      そしたら、おめで党。でどうでしょう。

    2. 匿名希望の平民 より:

       もし、石破さんが、離党して立憲民主党の党首になれば、・・・
       党名を『朝鮮半党』に変更することでしょう。

  6. 福岡在住者 より:

    「超密室選挙」で選出された「超長期党首」が存在するのが日本共産党です。 村上弘と言う人を除き 宮本、不破、志位と20年前後の任期。 選出方法も少数の中央幹部が密室で行います。

    皆さんご存じの通り毎年「公安白書」に登場する組織ですが、そのことをスルーするマスメディア。「日曜討論」なる番組に定期的に出演させる某放送局。 こことの選挙協力を試みる政党、、、。

    習近平は日本共産党を見習ったのでしょうね。

  7. ハゲ親父🐧 より:

    菅内閣総理大臣への期待はひとまず置いて、合流野盗の新党名がまだ決まっていなかったのですから、失念しておりました。🐧
    いや、何も党名大喜利以外の興味が無い訳ではありません。🐧
    私は「自称中道左派」ですから。🐧
    でもまだ新党名が決まって以内なら、せっかくですから提案があります。🐧
    立件民主党や利権民主党等の心無い遠回しな皮肉ではなく、
    新党名はズバリ「終わり」でいかがでしょうか?🐧
    インパクトがある党名で大多数の国民にすんなりと受入れられ浸透すると思います。🐧
    いかがでしょうか?🐧

    1. だんな より:

      ハゲ親父さま
      新党「終わり」ニカ?
      せめて「最後の悪あがき」くらいにならないニカ。

    2. めがねのおやじ より:

      ハゲ親父🐧 様

      お久しぶりにお見かけしました。

      どしどし投稿を期待してます!(笑)大喜利は、正直私、苦手で良い言葉が出てきません(頭が固い)。 ハゲ親父様のを楽しみにしてます。

  8. G より:

    維新は都構想の住民投票とのダブル選を望むから歓迎しそう。
    公明はどうだろう。状況さえ良ければ都議会選挙と被らない時期を望むのでは?
    自民としても、内閣低支持率も払拭出来てるしチャンス。
    通常国会始まったら5月まで続くし、その後は予定通りならオリンピックも控える。任期満了が明らかに不利なのはわかってるなら、通常国会前の今しかないような。

    で、立憲の色々ゴタゴタ。

    まあ解散じゃないですか?

  9. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    16日に首班選挙、いや〜まずはめでたいですね。朝日新聞によると新党(両党)の代表選は10日投開票。え?そんなのやってた?って感じです(笑)。で、玉木氏はどうするんだろう。ガソリーヌとか(嘲笑)。ま、この際どうでもいいです。

    解散総選挙は、出来るだけ早くやって欲しいですね。それで菅氏が直接タッチした大型国政選挙は7連勝になる!*石破氏、何か満面の笑みを振りまいてますね。報道陣や同派議員には。何か不気味な面構えです(笑)。キショイ。失礼。

  10. イーシャ より:

    菅さんには、とりあえず日本国内における外来雑音をなくして欲しいですね。
    下朝鮮に対しては「日本企業の資産が差し押さえられている時点で実害が発生している。今年年末までに解消しなければ経済制裁に進む」と宣言し、淡々と実行してもらいたいです。
    そうやって、外来雑音を減らした状態でスパイ防止法の制定に進む。
    特定野党やオールドメディアは反対の荒らし嵐でしょうから、それを論点に来年衆議院を解散でよいと思います。
    できれば、
    ・消費減税
    ・特別永住者をなくし永住者に一本化
    も論点に加えて。

  11. 匿名 より:

    どうでしょう?
    上から目線で大変恐縮ですが、私はこの国の国民性を今一つ信じておりません

    自民党総裁選挙で菅氏勝利→解散総選挙へと事態が動いた場合、負けた石破氏そしてその派閥が自民党離脱して野党と合流→選挙への共同戦線を構築した結果野党伸長、最悪政権交代が起こらないとも限りません
    謳い文句は「自民党員の信を問えなかったのだから、国民に信を問う」こんなところでしょうか
    嘗ての影響力は失われつつあるとはいえ、いやだからこそ失地回復を図るべくマスコミのプロパガンダも熾烈なものとなりましょう

    自公安定政権下においてさえコロナ対策への妨害が目に余ったのです
    野党合流しても政策の糾合すら覚束ない現状、ムードに踊らされがちな国民性を考慮するならば野党の自滅を待つのも手かと

    1. 門外漢 より:

      >石破氏そしてその派閥が自民党離脱して野党と合流→選挙への共同戦線を構築した結果野党伸長、最悪政権交代

      おお、それは困った(棒)

    2. ケロお より:

      >が起こらないとも限りません

      上記のような文の締め方をすれば、発生確率の極めて低い事象について、その発生を否定できなくなります。
      しかし、あえていいましょう。
      仮に多少野党の議席数が伸びたとしても政権交代なんて起こりません。

  12. 匿名 より:

    健康問題をいじって嫌がらせしながら支持率落とそうと思ったら、スパッと辞任されて右往左往、おまけに自民支持率も上昇。安倍ちゃんもそつがないねえ・・・

    1. 東京カモノハシ倶楽部 より:

      匿名様
      検察官の定年延長問題のときも思ったのですが、安倍総理、相手の反応シナリオを複数考え、対応もちゃんと用意出来ているのだと思います。
      相手が一本取ったと思ったら、それを利用して相手を封じ込める。まるで柔道や合気道の技のようです。

  13. 雪国の会計士 より:

    石破さんがいるだけで、マスゴミの焦点は総裁選になっちゃいましたね。
    それだけでも石破さん、自民党の存在価値ありますね。
    さんざんディスられてるけど。

  14. 匿名 より:

     内閣総理大臣として何をなすのかを国民に語る~10月召集と言われる臨時国会における所信表明演説~の前に解散はないでしょう。

     国民の審判を問う政治課題の設定も必要だし。消費税の時限減税+買い控え対策も含めた財政出動が美しいですが、さて…。

     減税に後向きかつ選挙の準備不足な立憲民主党を突いて大勝し、来年の参院選も勢いを維持すれば、次の総裁選で菅を替える理由もなく、任期3年あれば菅の次を担う河野らを競わせる時間的猶予もできる。

    1. ケロお より:

      普通に考えて、9月16日臨時国会で首相指名で、その後に所信表明をおこない、解散するならその直後でしょう。質疑は省略する可能性もあります。というか質疑応答をやろうとすると、解散されると都合の悪い野党の妨害が想定されます。やったとしても質疑応答とは名ばかりで、ただの難癖やイチャモンでしょうし。
      あえて質疑応答をさせておいて野党の印象を貶めるという手もありますが。

      個別の政策課題についての言及は、施政方針演説まで先送りでいいと思います。所信表明では、安倍政権の方向性を継続することさえ明言すればOK。

      1. 匿名 より:

         首班指名に続いて所信表明演説なんてする訳ないでしょ(笑)。月内は概算要求の取りまとめ、次期臨時国会に提出する議案(新規法案、補正予算?など)の精査、何より新内閣で所信表明を書き上げて、野党との論戦の準備をする。政治日程について無知すぎですよ。

        1. ケロお より:

          言葉が不足してました。当然組閣とか必要なことはやる前提です。
          9月臨時国会招集→総理選出・組閣→閉会→10月臨時国会→所信表明→野党質疑→…(解散OR審議)
          上の「→閉会→10月臨時国会→」を「→会期延長→」に置き換えるという意味です。野党側がやれ国会を開けだのやれ審議に応じろだの言っているわけなので、じゃあさっさと応じてやれば(応じるふりして解散してやれば)いいのでは、というだけですよ。

  15. 心配性のおばさん より:

    私ね、この総裁選騒ぎで、「あれ?」って思いましたの。メディアは、フルスペックの総裁選じゃなくて、両院議員総会で行うことについて、不利?となったと思える石破氏におもねるように、派閥政治の復活だとか騒いでいますが、ん?と思っております。

    だって、フルスペックの総裁選で参加する党員の方々って、私たちが選んだ方ではありませんのよ。翻って、派閥々といわれる方々は私どもが票を投じた方々です。私どもが選んだ方々が日本の総理を選ぶのに、私は何の引っ掛かりも覚えませんの。

    たしかに、総裁選後の組閣で、派閥政治で見当違いの方が閣僚になるのは、一言ありますけどね。どことはあえて申しあげませんが、安倍総理を散々苦しめた人材の派閥は特定派閥です。

    さて、私としては、先の衆院選で当選された立憲議員についは、民主党分裂の最中、金なし、地盤?なしの彼らに、日本人の判官びいきが応じた最たるものと思っております。それを奇貨として、彼らが理想倒れでも政策理念に基づいて、党を運営するのであれば、一部有権者の支持を留められたかもしれません。なのにねぇ(笑)。

    >合流新党には理念も政策もありません(というよりも、理念も政策もないことが、玉木雄一郎氏自身が立憲民主党に合流しないと述べた理由なのですが…)。

    民主党分裂後、希望の党、国民民主党と国民の失笑をかっていた国民民主党の方が正気を残していたというのも、ちょっと笑える。

    >もし自分自身が立憲民主党の立場だったとすれば、16日召集の臨時国会で新総理が誕生し、18日に衆院解散が行われると、正直、めちゃくちゃ困る

    あら、結党直後、分裂前であれば、まだ戦えるのじゃございません(笑)?もっとも、持参金付きの国民民主党議員を何人引っ張り込めるかにもよるのかしら?いえ、待てよ、どんな政策を訴えるのかしら(笑)?

    1. ケロお より:

      自民党総裁選なのだから、党外の意見などただの雑音です。
      「コクミンノコエガー」→「じゃあ解散して選挙します」
      となって、ブーメラン刺さってるとしか言いようがないです。
      野党にとって一番都合の悪い、菅新総理ご祝儀&野合準備なし選挙になってしまうわけなんですがね。
      石破氏にとっても
      「コクミンノコエガー」→「じゃあ全都道府県連は全部予備選挙やるわ」
      となってしまったのだから、地方票が期待より集まらなかったら立場ないと思うんですけど。最終的に「嫌なら出てけ」くらいのことあり得るのに。

  16. より:

    来年に入ってしまうと解散は難しくなると思われるので、年内には解散があると思われます。
    タイミングとしては、以下のいずれかでしょう。
    1. 組閣直後
    2. 通常国会冒頭
    3. アメリカ大統領選の後
    いずれのタイミングでも、よほどのことがなければ自民党が負ける要素はないので、あとはどの程度の勝ちになるかという点だけです。
    とりあえずは、頭数合わせ新党がどの程度敗けてくれるかという興味はありますが。

  17. ミディアムユーザ より:

    いつも、興味深い記事と洞察深いコメントだなと感心しつつ拝見しています。
    衆院解散の件、コロナ対策の法改正を目的にして臨時国会を召集して解散をすることはできないのでしょうか。
    改正法は、感染追跡への回答の義務化と休業命令ができるようにすること、罰則(罰金のみ)が可能とすること。
    人権侵害の議論で紛糾するでしょうから、これを名分に信を問うとして解散というストーリーにできるのではないかと。
    浅はかさを自覚しつつ投稿してます。

    1. ケロお より:

      個人的な感想ですが、菅政権での解散総選挙で単一政策についての是非を問うというのは、ほぼ不可能と思います。
      どうしても、コロナ対策だけでなく経済対策、消費税減税、安全保障、憲法改正、対韓姿勢など複数の事柄についての話が出てしまい、菅内閣信任選挙となるものと予想されます。
      小泉政権での郵政解散のときのように世論を煽れれば話は別ですが、現状の勝てる流れを切ってまでコロナ対策法改正単一イシュー選挙に持ち込むメリットがあるのか疑問です。そもそも、野党がそれに反対する公約を掲げてくれないと対立軸がぶれてしまいますし。

  18. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、朝日新聞と違って自分は間違う存在であると自覚しているので)
     本日の朝日新聞の記事ですが、世論調査で次期総理として、菅義偉氏がトップになったそうです。だとすれば、石破茂氏がもっとも国民の支持を集めているという、話はどうなったのでしょうか。
     蛇足ですが、本日の朝日新聞の社説ですが、「モリカケ問題の説明をしないで、安倍総理が辞任するのはけしからん」というものですが、(もちろん、すべてを正確に話しているかは分かりませんが)一応、説明はしています。どうやら、朝日新聞の感情に忖度した説明をしないことを不満に思っているのでしょう。(もしかしたら、直接に関係がない、個人的な恥を隠しておきたいことを、話していないのかもしれません)
     駄文にて失礼しました。

  19. 通りすがりの若輩者 より:

    若輩者の分際で大変しつれいとはおもいますが……

    政局を第一にするのであれば、この時期の総選挙は理にかなっているでしょう。
    が。コロナ禍の非常時に政治的空白を生まない、安倍政権の継続・発展を掲げている以上、それは絶対にやってはいけない悪手だと思います。
    そもそも予定されているならともかく、いま突然の解散総選挙でコロナ対策を自治体がまともに取れるとは到底思えないです。
    官僚や地方自治体への負担も相当なものになるでしょう。

    それでもやるのであれば、所詮、自民党も立憲民主党と同じように政局第一の党であったということになるでしょうね。

    だいたい、立憲民主党の息の根を止めるのに、そのような小細工は必要あると思えません。
    堂々と、ぶれない政策と結果を見せて一年後の総選挙で勝てば良いと思います。

    もし万が一、このタイミングで総選挙があった場合は、自分は自民党には一票も入れませんし、おそらく今後も入れないでしょうね。
    これに関しては、絶対反対を表明しておきます。

    1. 心配性のおばさん より:

      通りすがりの若輩者様

      >このタイミングで総選挙があった場合は、自分は自民党には一票も入れませんし、おそらく今後も入れないでしょうね。

      大義のない総選挙は認められない。有権者を何だと思っているのか。ということですよね。たしかに、立憲民主党の息の根を止めるといったようなくだらないことで、選挙を実施し、国民生活を混乱に陥れるとしたら、政治の意義が問われます。

      ただ、上手く申し上げることができないのですが、くだらない野党対策などではなく、戦争など外圧から、国民の信を問うということであれば、納得しなくてはならないと考えます。

      おや、そういった場合、選挙なんてやっている場合じゃありませんよね。取り敢えず、防衛して、落ち着いたところで結果を国民に問う??

    2. ケロお より:

      有権者であればご自分の判断で投票先を決定するのは当然です。
      疑問に思うのは、このタイミングの解散はNGというのであれば、どのタイミングならOKになりそうなのでしょう?
      コロナ流行を優先判断材料にされているようですが、当面危険視されているのは、季節性インフルとコロナ同時流行を想定している今冬です。なので、12月から翌年2月は論外です。慎重に考えれば11月から3月もよろしくない。
      となりますと4月以降ということになりますが、先送りにし流行状況が落ち着くのを待つべきと考えるか、第2波終息傾向にある現在から10月までのほうが状況を読みやすいと考えるか。意見が分かれるところです。私の主観ですが、10月中に選挙をおこなう(=可能な限り早く解散)という判断をしたとしても論外の悪手とは思えません。コロナリスクがイーブンとしても、米中情勢など国際状況の不確定要素は米国大統領選後のほうが大きいと思います。

      コロナ対応を考えますと一票の投票先も、「コロナより桜。時間があればコロナもやります」というような輩は論外でしょうし、なかなか悩ましいのではないでしょうか。

    3. 通りすがりの若輩者 より:

      心配性のおばさん 様
      ケロ 様

      ご返信遅れて申し訳ありません……

      自分が申し上げたいのは、今はまだ非常時だということです。
      大きく反対する理由は2つあります。

      第一に、総選挙には、非常に多くの人的・物的リソースを費やします。確かに一部地域で感染拡大期にも無事選挙が行われた実績はあるものの、総選挙となると人の移動はその比ではなくなるでしょう。
      これに今の行政・地方自治体は耐えられるか、という問題です。
      いずれにせよ一年後に総選挙はありますが、一年後に備えるのと今月末に備えるのでは訳が違います。
      まずは、どちらにしても総選挙はあるのですから、感染症発生下に見合った選挙体制を専門家を交え、政令なり特措法なりでまとめて、選挙を行える準備を整えてから、解散権を行使すべきです。
      少なくとも、コロナ対策を第一に掲げるのであれば、政局的に不利でもこの手間は惜しんではいけません。
      でないと、ここまでのコロナ対策が空虚にうつってしまうでしょう。
      逆に言えば、迅速にコロナ下の総選挙の対策を十分に行った後であれば、自分は別に一年後を待たなくてもいいと思います。ただ、どの程度の対策が必要か、自分には見通せないので、時期に関してはなんとも言えません。
      ただ少なくとも、今月ではないかと(実は、総選挙に際する対策を既に講じられて切れているなら話は別ですが、自分が調べる限りはなかったので……)

      第二に……これはたぶん賛同されない方もいると思うのですがあえて言います。
      このタイミングの解散は、確実に勝てるでしょうが、左派もとい非自民党に大きな禍根を残すと思うのです。
      やはり自民党は独裁的だ、自党の安泰のためであれば手段は選ばない、と。
      ますます分断を大きくして、彼らは手段をますます選ばなくなるでしょう。
      どうせなにやったって文句言う、好き勝手すると思うかもしれませんが、彼らにこれ以上好き勝手、政策外で小細工する口実を与えるべきではありません。

      政策で健全に対抗する勢力が必要だと自分は思っています(これに関してだけは、こちらに書き込んでる方の多くは同じ気持ちだと信じたいです…)。
      そのためにも、ここは我慢どころだと思うのです。

      今回、立憲民主党は、学習能力のなさからまたぞろ政局を第一に野合しました。
      自民党にはこの7年間、政策で積み上げてきたものがあり、コロナ下では、アピールしやすい状況でしょう。
      あえて相手の政局勝負に乗っかる必要を自分は感じません。

      時期についてですが、確かに、インフル・コロナの流行期の10月〜4月は、無対策では危険だと思いますが
      対策したうえであれば、不可能かと言えば必ずしもそうでもないのではないかと思います。
      基本的には、インフルもコロナも対策方法自体はほぼ共通ですしね。
      自治体や選挙運動の行動規範をしっかり決めておけば、可能でしょう。
      なので、いつ総選挙ができてもいいように、その点を関係省庁や自治体に準備することを望みます。

      政局まかせな即解散反対なだけで、対策したうえでの解散権の行使に自分は異論はありません。

      1. 通りすがりの若輩者 より:

        ケロ 様→ケロお様でした。
        大変失礼しました……

      2. 通りすがりの若輩者 より:

        あと一点だけ。

        どう考えても、立憲民主党の今回の合流、かなり無理のあるやり方だったので
        よほどの剛腕がまとめ上げないかぎり、おそらく一年もたたずに彼らは、また内部崩壊するでしょう。
        無論、自民党にもその可能性はありますが、今のところそうなる確率は低いと思います。

        政局的にも、そのタイミングで解散した方が効果的かと。

        1. 農家の三男坊 より:

          そのお考えも一理あると思います。しかし、安倍さんの退陣会見でもありましたが、自民党としては”今冬の対策はすでに準備できた。”と考えて居ると思います。来年予想される米中対立の激化、世界&国内経済の混乱を残り任期一年未満の政権で対応するのは危険という事を考えると、”第二の波が引き始めている今がチャンス”という考えも有ると思います。

    4. 匿名 より:

      政治空白と言いますが コロナ騒動の中でも政治が動いてませんよね。国会開いたとしてもモリカケサクラ問答ばかりやる気だし・・ある意味 年中空白が続いています。今更・・空白など恐くないです。

  20. 迷王星 より:

    菅新総理には、是非とも速攻で衆院解散をして、この千載一遇のチャンスを活かして欲しいですね。

  21. だんな より:

    志位氏は、解散総選挙しろと言ってますので、容赦無くやれば良いと思います。
    https://mobile.twitter.com/shiikazuo/status/1301098724198760450
    恨安倍勢力は、辞めた後の風向きが、予想と違うんじゃないかな。

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