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韓国メディア「約束破りは韓国の文化。日本は理解を」

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、ある意味で凄い記事が掲載されました。やや乱暴に要約すれば、「約束を破るのは韓国の文化みたいなものだから、日本はそれを容認しろ」、という議論です。正直、呆れて物も言えない低レベルな主張ですが、ただ、私たち日本人が対応せねばならないのは、「相手に約束を守らせること」ではありません。「相手が約束を破る国である」ことを前提としたうえで、関係を薄めて距離を置くことと、可能であれば適切な罰を与えることです。

韓国はインチキ外交の国

韓国と北朝鮮、5つのインチキ外交

当ウェブサイトに日韓関係について記載するのは、いったい何回目でしょうか。

マジメに数えたことはありませんが、自分でも呆れるほど、もう数えきれない回数、議論してきたことは間違いありません。

本来あまりきついことを言いたくはないのですが、「韓国」を形容しようと思えば、「ウソツキ」、「約束破り」など、一般的には「悪口」の範疇に属するさまざまな用語が浮かび上がります。ただ、これらについては、べつに根拠なしにそう申し上げているわけではありません。

当ウェブサイトで何度も報告してきたとおり、韓国(や北朝鮮)の「インチキ外交」をパターン化したものが、次の5つです。

韓国と北朝鮮の5つのインチキ外交
  • ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
  • ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
  • ③瀬戸際外交…国際協定や国際条約の破棄、ミサイル発射などの不法行為をチラつかせる外交
  • ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
  • ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交

ちゃんとした証拠が存在する

通常、相手をこのように「ウソツキ」だ、「コウモリ」だ、などと指摘すると、「名誉棄損だ」と叱られるかもしれません。しかし、この5つについては「名誉棄損」ではなく、れっきとした事実に基づいて出て来た評価です。ここでは具体的な事例のほんの一部を、それぞれ紹介しておきましょう。

パターン①ウソツキ外交

2018年12月20日に発生した火器管制レーダー照射事件について、韓国政府側がウソにウソを重ね、「むしろ日本が低空威嚇飛行を行った」などと「逆ギレ」して開き直った(『疑われた側が証拠を出す?レーダー照射問題の「もりかけ化」』等参照)

パターン②告げ口外交

日本政府が2019年7月1日に発表した輸出管理適正化措置に関し、韓国政府はWTO一般理事会などの場で「日本の不当性」を訴えたが、主要国から無視された(『現代版「ハーグ密使事件」?WTO直訴事件の当然の顛末』参照)

パターン③瀬戸際外交

輸出管理適正化措置への対抗措置として日本に対し『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(俗称「日韓GSOMIA」)の終了を通告し、11月22日に事実上の撤回に追い込まれた(『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』等参照)

パターン④コウモリ外交

朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領は米国の同盟国である韓国の国家元首という立場でありながら、在任期間中、米国の潜在的な敵対国である中国に近付き、結果的に米国の国益を損ねかねない行動をとった(『日本の安全保障に対する本当の脅威は「韓国のコウモリ外交」』等参照)

パターン⑤食い逃げ外交

李明博(り・めいはく)元大統領は野田佳彦首相(当時)が主導して700億ドルの日韓通貨スワップを結んでもらったにも関わらず、慰安婦問題を蒸し返し、竹島に上陸し、天皇陛下を侮辱し、親書を送り返すなど非礼の限りを尽くした(『日韓スワップ、あえて「日本のメリット」を考えてみる』参照)

…。

列挙していけばキリがありませんが、正直、私たち日本人の常識が通用する相手ではないと考えておけば間違いないと思います。

「ゼロ対100」理論

こうした「インチキ外交」に関連して、もうひとつ議論しておかねばならないのが、「ゼロ対100」理論です。韓国は得てして「ゼロ対100」の割合で自分たちの側に問題があったとしても、これを「50対50」、あわよくば「100対0」に持ち込もうとします。つまり、彼らから見れば、

  • 勝てばプラス100%
  • 引き分けてプラス50%
  • 負けてもプラスマイナスゼロ

という勝敗表です。

日本にとってはたまったものではありません。もともと日本の側に過失割合がゼロの問題があったとしても、これを「50対50」、あるいは「100対ゼロ」に持ち込まれるかもしれない、ということだからです。つまり、日本から見れば、

  • 勝ってもプラスマイナスゼロ
  • 引き分けてもマイナス50%
  • 負ければマイナス100%

というわけですね。

要するに、韓国としては日本に対して「インチキ外交」を仕掛けたとしても、失うものは何もないのであり、引き分けても50%を勝ち取ることができ、あわよくば日本から100%をもぎ取ることができてしまいます。だからこそ、韓国にはインチキ外交がやめられないのでしょう。

変わらねばならないのは日本

日本にも深刻な責任がある

ただ、ここまで申し上げれば、日韓関係がここまでこじれ、ギクシャクしたことについては、日本の側にも大きな問題があったということは明白でしょう。

むかしから日本には、「ウソツキは泥棒の始まり」、「盗人に追い銭」という表現があります。

前者は「平気でウソをつくような人間になってしまえば、そのうち泥棒などの違法行為をしても良心が痛まなくなる」というたとえであり、後者は「泥棒に物を盗まれたうえに、さらに銭をくれてやる」という、「お人よし」のたとえです。

当たり前の話ですが、私たち日本人が「ウソツキ」になってはなりませんし、「泥棒」になってもなりません。あくまでも私たちの国・日本は今までどおり、国際社会においてもルールを守り、正々堂々としていることが大事だと思います。

しかし、だからといって「ウソツキ」や「泥棒」、「犯罪者」などに対しても甘い顔をしていて良い、という話ではないのです。相手がウソをついて日本を欺こうとしているのであれば、日本はむしろ相手に反撃しなければなりません。

たとえば、相手がウソをついて「ゼロ対100」の問題を「100対ゼロ」に持ち込もうとしているのであれば、日本は「ゼロ対100」のままにしておくのではなく、「そのような問題をでっち上げた時点で、相手国を経済的に焦土化し、滅ぼしてしまう」くらいの気持ちでなければなりません。

日本社会は基本的に「性善説」に基づいているためでしょうか、罪に対する罰が弱すぎるような気がするのですが、もういい加減、国際社会においても「性善説」に立脚し続けるのはやめましょう。

このあたり、『中国は「使えない中韓通貨スワップ」で韓国を支配へ?』などでも論じたとおり、中国の韓国に対する扱いが参考になるのではないかと思います(これを100%マネしろとは言いませんが…)。

朝鮮半島生命線説の間違い

ではなぜ、日本には韓国(や北朝鮮、)に対し、ここまで甘いのでしょうか。

もうひとつ議論しなければならない根本的な原因は、「日本は過去に朝鮮半島を植民地支配するなど、彼らに対して悪いことをした」という贖罪意識に加え、日本国内で「朝鮮半島生命線説」のような幻想が信じ込まれていることにあるのではないかと思います。

ここで、「朝鮮半島生命線説」とは、わかりやすくいえば、次の2段論法のことです。

朝鮮半島生命線説とは?
  • ①地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす
  • ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない

つまり、「朝鮮半島は日本にとっての生命線であり、大事な地域だ」、「だからこそ日本の友好国かつ経済大国になってもらうために、日本としては支援を惜しんではならない」、といった発想でしょう。

いちおう真面目に考えておくと、このうち①については正しいです。

というのも、天然の良港である釜山は対馬から50キロほどしか離れておらず、もしもこの釜山が日本に敵対する勢力の支配下に入り、日本に公然と敵意を向け始めれば、日本は国防体制の抜本的な再構築をしなければならなくなるからです。

しかし、この①の考え方が正しいからといって、自動的に②の考え方につながるわけではありません。

逆に、「朝鮮半島が敵対国になり得る」という前提を置き、最初から対馬海峡に防衛ラインをしっかりと引いて、平常時からヒト、モノ、カネ、情報の流れを厳格に管理しつつ、戦争が発生しないように相手を牽制しつつ、いざというときに備えて防衛体制を強化する、という発想の方が自然ではないでしょうか。

いや、むしろ、日本は四方を海に囲まれた「海洋国家」であり、宗谷海峡や根室海峡、台湾海峡あたりを除けば、そこまで国防上の脅威となる場所はありません。だからこそ、ここに対馬海峡が付け加わることくらい、私たちは容認しなければならないのだと、当ウェブサイトでは考えているのです。

高名な国際関係アナリストでさえ結論を誤る

しかし、非常に残念なことに、「朝鮮半島生命線説」のような考え方は、わが国では主流となっているようです。非常に残念な話ですが、わが国でも「保守論客」だと思われている人であっても、「韓国に配慮して、親日派政権を作ろう」などと主張している事例があるからです。

たとえば『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』などでも議論しましたが、独自の視点が高く評価されている国際関係アナリストでさえ、

日本と米国は、習近平(中国国家主席)を喜ばせすぎないよう、『文が大統領を辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだろう。

と述べたほどです。

この国際関係アナリストの主張は、文章もすっきりと読みやすく、また、具体例も豊富であるなど説得力も非常に高いため、個人的にはずいぶんと参考にさせていただいたのですが、それだけにこの人物によるこの一文には非常に失望したのも事実です。

ちなみにこの人物は、日本政府が昨年7月1日に講じた「韓国に対する輸出管理の厳格化・適正化措置」を巡っても、自称元徴用工問題を受けた韓国への経済報復かなにかだと勘違いして、

半導体材料の輸出管理強化が『徴用工問題への報復』であることは、全日本国民が知っている。政府高官もそう語り、全マスコミがそう報じていた。

などという、とんでもない無知を晒してしまっているのです。

ちなみになぜこれが経済制裁でも報復でもないのかについては、『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』や『輸出管理の「緩和」を「対韓譲歩」と勘違いする人たち』などで何度も指摘して来ましたので、本稿では繰り返しません。

相手に「変わること」を期待すべきではないが…

さて、以上の議論の流れから導き出せるのは、「相手を変えるよりも自分が変わる方が早い」という鉄則です。すなわち、「相手がウソツキであること」を前提条件として、日本もこれにあわせて対処法を変える、という考え方です。

そもそも論として、「相手を説得すれば日本の友好国に変わる」というものではありません。なぜなら、国際社会においては、それぞれの国が自分の国の利益を最大化するように行動しているからであり、そのこと自体、べつに咎められるべき行動ではないからです。

よって、国際社会では「相手を変える」という発想は捨てるべきです。当然、「韓国が反日国であり、ウソツキであり、約束を平気で踏みにじる国である」という点に関しても、それを「変えさせる」のではなく、「前提にする」のが正解でしょう。

当然、相手が「国際的な約束を守らない国」であるという点については、「相手に約束を守らせようと行動する」必要はありません。

国際社会のルールにのっとり、「相手が約束を破ったことのペナルティ」を与えれば済む話です。

必要なことは、「韓国はケシカラン」などと怪気炎を上げることでもなければ、「どうやって韓国に約束を守らせるべきか」を議論することでもありません。

「ケシカラン国である韓国に対し、いかなる罰を与えるか」を議論する方が大事なのです。

日韓関係希薄化論

中央日報に掲載された、凄まじいコラム

さて、こうした「そもそも論」を長々と議論して来たのには、ちゃんとした理由があります。

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、ある意味では「凄まじい」というレベルのコラム記事が掲載されていたからです。

【コラム】約束の差を理解してこそ韓日葛藤は解消

韓日両国は1965年の韓日基本条約締結でひとまず植民地時代の請求権問題が解決されたと同時に、正常な国交が結ばれることになった。<<…続きを読む>>
―――2020.05.16 10:50付 中央日報日本語版より

リンク先記事は韓国経済新聞(韓経)に掲載されたものを邦訳したものだと思いますが、正直、これを日本語に訳して日本人の目につくサイトに掲載するというセンス自体を疑う、というレベルの記事です。

長年の「韓国ウォッチャー」であれば、何となく「あの国はそういう発想なんだろうな」と思うような記事ですが、韓国のことをよく知らない日本人が読むと、仰天してしまうような内容です(当たり前ですが、全文を引用することはできません。もし内容に興味があればリンク先で直接ご確認ください)。

なにが凄いかといえば、記事全体を貫く手前勝手な理論と勘違いです。

たとえば、記事の第一段落では、こういう趣旨のことが書かれています(※内容については当ウェブサイト側にて要約していることもあります。以下同様)。

韓日両国は国交正常化し、密接な経済パートナーという関係になったが、過去の問題と韓日条約の解釈を巡る両国の認識の違いが浮上するたびに韓日関係は冷え込んできた

これこそまさに、「ゼロ対100」の理論そのものでしょう。

慰安婦問題や自称元徴用工問題がその典型例ですが、基本的に「過去の問題」は韓国側(あるいは日本国内の反日メディア)の捏造であり、これに対して日本側が過去の条約違反についての疑問を呈したところ、韓国側がゴネて日韓関係が停滞する、というのが基本的な日韓関係です。

それなのに、同記事は第2段落目で、次のように主張します。

もちろんこれらすべての問題の根源は日本が韓国を支配した過去にある。しかし、両国間には文化的な違いによる誤解の余地が存在するほか、両国関係の信頼形成に責任を持つ政治的指導者が両国関係を国内政治に利用してきたという事情もある

すべてが誤った主張です。

日韓関係がうまく行かない諸問題の根源は、「韓国が約束を守らないこと」にあります。また、文化的な違いを乗り越えて国家間で合意を形成するという考え方が現代国際法の基本であり、国際合意を破るという行動は「文化」で正当化できるものではありません。

なにより、「両国関係を政治問題化し、国内政治に利用して来た」のは一方的に韓国の側であり、少なくとも現在の安倍晋三政権が日韓問題を積極的に政治問題化しているという状況にはありません(むしろ、なぜ対韓経済制裁に踏み出さないのかともどかしいほどです)。

約束を破る文化は純粋に韓国社会の病理

なにより、執筆した人物の次の記載には、見識を疑わざるを得ません。

韓国で約束をするということは、『ほかの特別な事情がなければ』という、約束よりさらに重要な事情がある場合は相手を説得できるという無言の前提が入っている。これに対し日本で約束をするというのは、『人の力で統制不可能な天災地変でない限り』という、先約を最優先する前提がある。

これは、「日韓問題」ではありません。

純粋な「韓国の国内問題」です。いや、「韓国社会の病理」と言えば良いでしょうか。

日本社会では「人の力で統制できないような事態でもない限り、約束を守る」ということが重んじられているというのはそのとおりですが、これはべつに日本社会だけにいえることではありません。「自由主義、民主主義、法治主義」などを標榜する国であれば、程度の差こそあれ、たいていの国で重視されています。

むしろ、「自分の都合で一方的に約束を破る」という韓国の姿勢こそ、自由・民主主義国家にそぐわない態度であり、韓国が「自由主義・民主主義・法治主義」社会を騙ること自体、おこがましいという話でもあります。

ついでに細かいエラーを指摘しておきます。

現在の韓国としては当時の状況とは事情が大きく異なり、当時被害を受けた一人一人の立場を加害者の日本が必ず考慮しなければいけないという立場だ」。

知りません。

国際社会のルールでは、日韓間の過去のすべての問題については日韓基本条約や日韓請求権協定などにより1965年の時点ですでに決着がついています。これを蒸し返すこと自体、国際法違反であり、韓国の主張は一切許されません。

それなのにこの文章の著者は、

こうした約束に対する文化的な違いをお互い理解できず不信感は深まり、日本は経済的報復というカードまで取り出すことになった

などと述べているのですが、はたしていつ、日本が韓国に対して「経済的報復」とやらをやったというのでしょうか?また、韓国が約束を破るのが「文化的な違い」で正当化できると勘違いしている時点で、国際関係について論じる資格などないと言わざるを得ないでしょう。

そのうえで、この記事にはこんなくだりもあります。

血を流した無数の戦争の歴史を持つ欧州も対話と妥協を通じて共同体を誕生させた。激しいグローバル競争の下で仲良く互いに助け合うべき隣国が、不信感を抱いて経済紛争まで起こすなどお互い足を引っ張って攻撃し合うことは決してあってはならない。

そもそも日本の産業を潰しに来るなど、激しい攻撃を仕掛けてきた韓国の側からこんな主張をされたくはありませんし、むしろ「足を引っ張り攻撃してきた」のは韓国そのものでしょう。恥知らずにもほどがあります。

正しい処方箋は「経済的に切り離せ」

ただし、この記事の末尾のこの一文には、考えさせられるものがあります。

経済的にも切り離せない重要なパートナーである日本とは、過去とは別に相互協力する発展的な関係を築かなければいけない」。

この点、日韓関係が現在、「切っても切れないほど深い関係にある」のかどうかを巡っては、やや微妙なところもあります。「ヒト、モノ、カネ」のつながりを数字面で見れば、日韓の地理的な近さや経済規模に照らせば、意外と少ないという言い方もできるからです(図表)。

図表 日韓のヒト、モノ、カネのつながり
区分 数値 全体の重要性
①日本に入国した韓国人(2019年) 558万4638人 訪日外国人全体(3188万人)の約18%
②韓国に入国した日本人(2019年) 327万1706人 訪韓外国人全体(1750万人)の約19%
③2019年における日韓の往来(①+②) 885万6344人
④日本から韓国への輸出高(2019年) 5兆0442億1045万円 日本の輸出高全体(76兆9273億0692万円)の6.6%
⑤日本の韓国からの輸入高(2019年) 3兆2291億6219万円 日本の輸入高全体(78兆5713億5157万円)の4.1%
⑥韓国から日本への輸出高(2019年) 284億2021万ドル 韓国の輸出高全体(5422億3261万ドル)の5%
⑦韓国の日本からの輸入高(2019年) 475億8085万ドル 韓国の輸入高全体(5033億4295万ドル)の9.5%
⑧日本の金融機関の対外与信(最終リスクベース、2019年9月) 540億ドル 日本の対外与信総額(4兆5494億ドル)の1.23%
⑨韓国が国を挙げて日本の金融機関から借りている金額(最終リスクベース、2019年9月) 540億ドル 韓国の対外債務全体(3298億ドル)の16.37%
⑩日本の対外直接投資(2018年) 391億ドル 日本の対外投資全体(1兆6459億ドル)の2.38%

(【出所】①は日本政府観光局(JNTO)データ、②は韓国観光公社データ、④⑤は日本政府『普通貿易統計』、⑥⑦は韓国銀行データ、⑧⑨はBIS最終リスクベース統計、⑩はJETRO『直接投資統計』よりそれぞれ著者作成)

ただし、金額面はさておき、質的な側面からは、日韓間の産業面での結びつきが強いこともまた事実でしょう。

日韓通貨スワップこそ、日本の半導体産業を潰した犯人』などでも触れたとおり、半導体産業のように、韓国によって潰されてしまった産業も存在します。逆に言えば、日本の半導体製造装置などの産業は対韓輸出で収益を上げざるを得ない状況にあるからです。つまり、

  • 韓国は日本との約束を守らないどころか、「約束を守らないのは文化的なものだ」などと開き直っている。
  • 国際関係においては、自分自身が変わることはできても、相手を変えることはできない。
  • 日韓間の産業は、金額的な面はさておき、質的な側面からはそれなりに重要な結びつきがある。

という状況です。では、どうすれば良いのか。

ここから出てくる処方箋は、

日韓関係の相対的な重要性を下げるように日本側が努力すること

です。

コロナショックと日韓関係

いや、もっといえば、このコロナショックを契機に、日本は中国や韓国を含めた近隣国との関係をどう位置付けるか、改めてじっくりと議論すべき局面が到来しているという言い方をしても良いかもしれません。

現在、中国や韓国からの観光客が、ほとんど日本に入国していないという状況が続いています。インバウンド観光産業にとっては確かに大きな打撃なのですが、これが日本にとって「悪いこと」となのかどうかについては微妙でしょう。

「約束を守らない国」と付き合うことにより思わぬ損失を蒙るリスクを軽減していくという観点での前向きな意味を見出してみたいと思う次第です。

また、日本がみずから積極的に経済制裁を踏み切るのではなく、韓国が金融危機・通貨危機に陥った際に、わざと助けないという形での「消極的経済制裁」、韓国が激高してみずから日本から経済制裁を喰らったのと同じ効果をもたらす「セルフ経済制裁」などで自滅するのを待つのも一手かもしれません。

いずれにせよ、日韓の人的往来が停止することを契機に、産業面での日韓関係の希薄化が進むのかどうかには注目したいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (117)

    • 日本も韓国が約束を破ったらボコボコにしてやることに大賛成!

      • ボコボコにして、(あなたがスッキリする以外の)利益がありますか?
        それで相手が約束を守るようになると考えているのならば、甘いです。

        国政として行うのは「約束は守られない事」を前提とした関係構築です。
        基本は関係希薄化、時には毒饅頭(例えば10億円)喰わせる等、
        ボコるのではなく、冷酷に国益追求を進めているでしょう。

        • 韓国は、日韓協定を結んだ時と違って、国力が大きくなったから、日本にもっと要求して当たり前と考えています。
          ボコボコにすれば、約束を守る事は無くとも、要求しなくなる可能性は、有ると思います。
          余計に、謝罪だ賠償を言って来る可能性も有りますが、一方的に日本が譲歩する範囲は、狭まるでしょう。

        • できるできないは別の話ですし、
          日本にはできそうにもありませんが
          あの国には弱っている時に棒で叩くような
          仕打ちが必要です。
          いや、必須です!
          日本は怖い国という認識を植え付けることが
          あの国との関係において実は最も大事な要件
          なのだと思っています。
          この先、あの国が東西どちらの陣営につくのか
          このまま東西どちらともつかない中途半端な
          立ち位置をとるのか、全く分かりかねますが
          米中の覇権争いが激化している今こそが
          あの国に日本に対する認識を改めさせる絶好の
          チャンスだと思うのですけどね!
          だって目立たないじゃないですか!
          米中の激しい口論とは違い応答せずに
          あの国が望むことを一切しない、ただそれだけで良いのですから…

        • 彼の国の人たちは強いものに徹底的に媚びへつらう特性がありますので
          日本が一切甘い顔をせずにボコボコにしてしまえば、
          ある程度はあちらの行動を制限できるのではないでしょうか。
          中国が日頃から実践しているやり方ですね。
          日本(アメリカも)は韓国に対して甘すぎるので、
          それが彼らをつけあがらせているのです。

        • 皆さん溜まっていますね(笑)。
          彼の国がボコボコになればスッキリするのですが、本邦が直接手を下すのは避けるべきと感じます。

          だんな様 「要求しなくなる可能性は、有ると思います。」
          れんげ草様「日本に対する認識を改めさせる」
          匿名様  「ある程度はあちらの行動を制限できるのでは」

          変わるか否か、個人の感想でしかありませんが
          35年で全く変わらなかったので、変えさせるためには数百年以上の関与が必要でしょう。
          そこまで苦労して変える必要はないです。非韓3原則で勝手に滅亡してもらえば良い。
          中途半端に手を出すと、また「千年の恨み」の餌を与えます。

        • 鬱憤溜まってるのは私も同じではありますが、韓国在住日本人さまの過去の投稿での一文を思い出して匿名さまに加勢させていただきます。

          ― 韓国在住日本人さまが借りパクなりされたのを咎めたら、「お前も同じ事をすればいい」と反駁された。 ―

          この一文には心底ショック受けました。
          このショックを引きずったまま宛てどもなく調べものに没頭してたら・・・。

          「6か国協議における合意は完全な失敗であり、最悪の取引だ。金正日が核を放棄することはあり得ない。大統領が目を覚ましてくれることを期待する。こんな合意はならず者政権の指導者たちに米国の交渉担当者を疲れさせることが出来たら、褒賞がもらえることを教えるようなものだ、大統領の今までの方針は正しい。半年の間にブッシュ大統領はこの合意を反故にするかの局面に立たされる。北朝鮮は約束を守らないだろう。彼らはあらゆる口実を用いて交渉を引き延ばし、更なる代償を求めてくる」
          「アメリカがだまされたと証明されるのは時間の問題だ」 ―ジョン・ボルトン:語録― wikipediaより

          早いハナシ、テーブルへ呼ぶに値しないのを示すのが最善手であると。
          それでも、在邦親派が広げた網の目を通じて我が国の"財貨(国体・倫理観を筆頭する)"の入ったポケットに手を伸ばそうとするでしょう。
          …が、網の目を広げる手もポッケへ伸ばす手もこのところ些か粗っぽい。
          日本人の倫理観にその手そのものを裁かれる刻は加速度的に近づきつつあります。
          (「世相バラエティ疲れ」を訴える方々も大分増えてますし)

          自身の文脈の組立ぢからの無さが熟く恨めしい・・・。

        •  ネグレクトするだけでは世界中で日本を貶める韓国の蛮行は止まない。隣家の前を通る度に吠える駄犬は無視するだけでは吠え続ける。一度半殺しの目に遭わせてどちらが強いのかを教えてやれば、次に家の前を通る気配を感じたら震えて犬小屋に入って隠れるようになる。

           外交とは国益の実現そのもの。ルールと約束は守らせねばならない。

          >>国政として行うのは「約束は守られない事」を前提とした関係構築

           約束を守らずとも制裁もせず約束を積み重ねる関係などいったい何の意味がある。用日容認派の稚拙なレトリック。

  •  価値観を共有できず言葉も道理も通じない相手には「実力」で分からせるしかない、中国がそうしているように。中国相手にこんなことは絶対に言わない。ボッコボコにされると分かっているから。

     日本はこれまでの経緯で完全に舐められているということ。二度とこういう口を利けないように「実力」を行使しないといけない。それが本当の未来志向の日韓関係。駄犬に舐めた態度を取らせないためには殴ってどちらが強いか痛みをもって理解させるしかない。そろそろ政府与党のコンセンサスになって欲しいところ。

  • >血を流した無数の戦争の歴史を持つ欧州も対話と妥協を通じて共同体を誕生させた。激しいグローバル競争の下で仲良く互いに助け合うべき隣国が、不信感を抱いて経済紛争まで起こすなどお互い足を引っ張って攻撃し合うことは決してあってはならない。経済的にも切り離せない重要なパートナーである日本とは、過去とは別に相互協力する発展的な関係を築かなければいけない。

    勝手にゴールポストを都合良く動かしているくせに、よくこんなことを言えるもんだ。
    こんなことを平然という主体に対しては「日韓関係の相対的な重要性を下げるように日本側が努力すること」では飽き足らず、国交も含め全ての関係を断絶する方向へ関係を見直す方向に持って行くことを検討すべき段階になっていると思います。

  • 皆さんの隣にこんなめちゃくちゃな隣人が住んでたとします。
    すぐに因縁つけては嘘をついて大騒ぎして、謝罪だ保障だとぬかす。
    全くのデタラメを町中に触れ回る。
    毎日毎日玄関先にゴミ撒いたり、犬の糞を置いたり、夜中でも大音量で音楽を流す等嫌がらせのオンパレード。
    勝手に人の家の物や金を盗んでいく。

    そんな人と仲良くしたいと思いますか?って思います。
    文化の違いだか、考えの違いだか分かりませんがそんな隣人の家には行きたくないし、こちらも行かないと思います。
    そしてそんな隣人にお金貸したり、ご飯あげたり、物を貸し借りしないと思います。

    普通の感性の持ち主なら距離を置くし、挨拶位するかもしれないけど出来るだけ話さないようにする。
    隣人だからと重要だとは思わないし、何の期待もしない。

    • 単に迷惑だけなのであれば、距離を取るのも良いのでしょう。
      問題なのは、あたかも「こちら側が」困った住人であるかのように振舞うという点。

      こういう相手に対しては、無視や距離を取る事は悪手です。
      毅然として対応し、確たる証拠を突きつけて、相手に非がある事を明らかにしなければなりません。

  • これは日本国の責任です。

    昔、塩野七生が言っていた「外交とは信用できない相手に約束を守らせるアルテ(技術)である」と。韓国が約束を守らないのも平気でウソついちゃうのも周知の事実です。外務省が発行する外交青書では韓国について2015年から「価値観を共有する」という文言を削除しています。

    韓国が約束を守らないとしたら、約束を守らせる・守れない約束はしないのが日本国の責任です。日本国の隣国に経済発展を遂げても契約遵守・信義誠実の価値観が身に付かない国があるというのは残念な事ですが、しゃーない、やれることからやっていきましょう。

    • 黒髪のバルカさま
      日本の責任だと言う発想は、過去の考え方でしょう。
      韓国人が、韓国人の考え方を、一方的に日本に押し付けようとしているのは、韓国人の問題だとして、対処せねばなりません。
      それが韓国に出来なければ、お付き合いが減るのは当たり前だと思います。

      • だんな様

        全く仰るとおりだと思います。今後、大韓民国とは履行が確実なものに限り、履行が定かでないものは結ぶべきではありません。

        大韓民国が遵法精神や信義誠実の姿勢を身に付けない限り、日本国は隣国として大韓民国と協調関係を結べません。大韓民国が今までどおりウソつき裏切り国家でこれからもウソつき裏切り国家なのは大韓民国の主権・主体性の問題です。

        日本国が今後、どうするかはウソつき裏切り国家とどう付き合って約束を守らせるかなんです。勢い日本国と大韓民国は疎遠になるでしょう(だって、価値観と行動様式が違い過ぎるから)。

        ここできっちりやらないと子孫に迷惑かけちゃいそうな気がしますね。教えない・助けない・係わらない。

        • 黒髪のバルカさま
          韓国が確実に履行する約束は、存在しないと書いてある記事だと思います。

        • だんな様

          闇金ウシジマくんみたいなものですよ。
          「奴らが約束を守るかどうかじゃねえ。守らせンだよ」ヤキトリ,ムシャー

          冒頭に引いたとおり、外交とは信用できない相手に約束を守らせる技術なのです。外務省には楽な商売してないで、きっちりやって欲しいですね。無論、私共も。

    • これが正に朝鮮儒教です。金銭貸借を例に、❶なぜ金貸す方が頭を下げて、どうぞ金借りて下さいと?〜麻生大臣 ❷俺が偉いからお前は金を貸したのだ、俺はお前から金を借りてあげたのだ、感謝しろ‼︎ ❸運悪く友人になってしまったら、勝手に上がり込んで冷蔵庫漁る、食事も同様 ❹騙される方が悪い------。

      あまりにも悍ましすぎます。信用、信頼、約束、規範という概念そのものが無い。こんな国とその国民と付き合う事は絶対に出来ない。

    • 黒髪のバルカ さま

      塩野七生は韓国でも人気の作家でしたが
      本当のこと言ってしまったので
      人気ガタ落ちになったようです

  • 記事更新ありがとうございます。かの国の主張は一言でいうと俺の事は特別扱いせい! ですね。なんというか…個人レベルではこういう痛い大きな子供の様な大人の方は(特に最近は)社会集団の中に居るものですが…コレを曲がりなりにも国家の有力紙が堂々と主張してしまうのがもう…
    この元記事、英訳して世界に発信されてないんですかね? 流石にコレは多くの国で呆れられると思いますが…
    他ブログであったのですが、金は返さない、情で返してるから。むしろ借りた俺様が偉い、と言う概念同様まともな思考ではあり得ないですね…

  • 日本は長年朝鮮半島を統治していたので、国の記録として「朝鮮人の性格や特徴」を熟知している。
    今まであえて放置し甘やかせて来たのは、その方が日本の国益になったから…
    しかし度が過ぎた…想像以上に増長してしてしまった隣国民…
    もう、どうにもなりません。放置して自爆してくれることを待つのみです。

  • やはり隣国とはいえ文化の違いが大きい。中央日報の記事はそう考えさせられます。
    ただ日本は韓国とだけ外交しているわけではありませんので、対韓で理論上最適なやり方で外交できるわけではありません。日本外交は下手に出るのが基本になるでしょうから、どうしてもフラストレーションが溜まる事になります。高圧的にいきたかったら軍事力背景にしなければならないですし。
    こちらが高圧的に出ようと思ったら、向こうに殴らせる必要があると思います。その点で慰安婦合意は順守されてもよし、破られても良しの実に考えられた合意でありました。
    日本が韓国との関係を削減するのは全く同意です。以前の地政学的要因は中国の海洋国家化で現在の世界では大幅に減少した以上、日本が対中関係では綱渡りを要求されることはあっても、韓国と何かあっても中国ロシアさえ抑えられれば負けようがないので。
    何より彼らの「恨」の文化の目標となった以上、韓国社会から日本の影響を消し去ることが日本の利益につながります。彼ら自身が自分で言っている事を理解してもらわねばならない。

  • お金も技術も散々差し上げました。

    しかし、未だにお金、お金。
    自称慰安婦
    自称徴用工
    通貨スワップ

    ハハン、約束は破ってアタリマエだから、
    過去のことは忘れ、問題を蒸し返すのですね。

  • 日々の早朝の更新ご苦労様です。毎日早起きする癖がつきました。

    会計士様ご指摘の
    ①地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす
    ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない
    という朝鮮半島生命線説に関しては、19世紀の後半から日本人が抱き続けている危機意識ではないでしょうか?
    西洋列強がアジアに続々と進出するなかで、我々のご先祖様は、今とは比べようもない国防意識のもと、朝鮮半島の不安定化を懸念し、危機感を強め、これがために、日清、日露の戦役、さらには、大東亜戦争の泥沼にまで引きずりこまれたと言っても過言ではありますまい。
    それが戦後もずっと尾を引き21世紀になっても「朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない」という倒錯した認識のもと、価値観を共有できない化け物を今日出現させてしまったのではないでしょうか?

     私は、周りの人間に対して、韓国との関係については、関ヶ原の合戦を引き合いに出して説明することにしています。
     「無能な味方」というよりもむしろ「いつ裏切るかもわからない味方」(関ヶ原の合戦の小早川秀秋)は、「有能な敵を上回る脅威である」の例を日本人が意識することが大事ですし、そもそも「無能な味方」としての位置づけも間違っているかもしれません。
     会計士様ご指摘のように「真の脅威である中国や北朝鮮に対し何ら立ち向かうことなく、最も脅威をもたらさない日本との争いを欲する歪んだ情熱」を有する敵ということであれば、小早川秀秋ではなく、「徳川家康に対し何ら立ち向かうことなく、豊臣家に最も脅威をもたらさない石田三成との争いを欲するゆがんだ情熱」を有する福島正紀と考える方が日本(西軍)にとっては合理的といえるかもしれません。
     早い話が、中国、ロシア、北朝鮮の側のレッドチームの最右翼、反日のレベルでは世界NO1の国家であって、そもそも韓国を味方なんて言うてたら笑われる。そんな国家が対馬海峡の向こう側に既におるんやから、そもそも「引きとどめておかなければならない」というロジックは破綻しているのです。

     結局、小早川家も福島家も関ヶ原以降御家断絶の憂き目を見たことは、韓国の将来を暗示している気がするのですが・・・
     こんなことを書くと小早川家と福島家に失礼かもしれませんし、関ヶ原の東軍ファンの方からのお叱りを受けるかもしれませんが、太閤さんと石田三成のファンの大阪人の戯言として、お聞きください。
    ご寛容のほど、お願い申し上げます。

    • 小早川秀秋はコウモリ外交の極致、関ヶ原最大のバランサーでしたね。まさに韓国が目指している立場、そのものだと思います。
      西軍につけば関白の地位と上方二ヶ国国が保証され、東軍につけば岡山55万石が得られる。

      両軍から求愛を求められ自尊心も満たされる。松尾山から下を眺める光景に、秀秋は人生の最大の極致。笑いが止まらなかったことと思われます。韓国は平時には使い物にならない国ですが、ここぞという土壇場で裏切らせると最大限の効力を発揮します。味方にすると頼りなく、一番の滑走元の原因になる弱軍ですが裏切るとなったら生き生きし始めます。中国はその利用価値をよく分かっているでしょう

      西軍の失敗は①戦場に小早川を連れてきた。②序戦で小早川を攻撃して滑走させなかった所ですね。
      小早川は歪んだ情熱をもたない裏切り者でしたがそれに福島正則の気性が加わったら厄介です。

      しかし、核を持たせないという条件で弱兵が対馬の向うにいることは日本にとって悪いことではないかもしれませんね。なぜなら裏切られ、背中から銃弾を浴びせられる心配がゼロになるためです。

      日本もよくアーミテージにイラク戦争時に「Show the FLAG」旗を見せろや「Boots on the ground」野球場にくるなら観客になるな、試合に出ろと言われたものです。韓国にも旗を鮮明にすべきと日米で圧力をかけるべきだと思います。

      • 簿記3級さま
        返信ありがとうございます。

        小早川秀秋は最悪でしたね~~~
        三成も何をどう考えて、松尾山という枢要な陣地に彼を配置したのか?
        西軍で獅子奮迅の活躍をした大谷刑部の陣地に背後から雪崩込み、
        西軍総崩れの引き金を引いた極悪人であって、浪速っ子にとっては、許しがたい人間です。

        周りの人間に小早川秀秋みたいな奴を味方につけることがなんかメリットあるか~~~
        と常に言い続けているのですが、理解してもらえない人もおりまして、
        そういう人には、極論すれば、もう既に裏切ってるというか、
        レッドチームに所属してるし、対日本という意味では中露北以上の敵愾心を持った最悪の国家やで~~~
        と言っております。
        福島正則のように先鋒を志願して、
        堂々と戦いを挑むような国家ではないでしょうけどね~~~

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