韓国メディアの本音は「米中二股外交で日本も協力を」
米中貿易戦争は米中コロナ戦争に転嫁する――。そのことを誰よりも恐れている国が、私たちの隣国である韓国です。日本にも「中国が大好き」な経営者は多数いますが、経済に占める対中依存度のインパクトでは、韓国は日本の比較になりません。こうしたなか、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、「韓日両国は米中対立において歩調を合わせるべきだ」などとする、まことに都合がよい社説が出て来たのですが、これについて私たちはどう考えるべきでしょうか。
日韓関係の悪化は危機的状況だが…
『日韓関係を「自然消滅」させるというアイデア』などでも報告したとおり、日韓関係といえば、韓国側から一方的に信頼を踏みにじる行動がとられ、それに対して日本が原理原則を捻じ曲げて韓国に譲歩する、という歴史だったのではないかと思います。
世間的には、2018年10月の自称元徴用工判決(韓国の最高裁が「強制徴用された」などと主張する旧朝鮮半島出身労働者らの訴えを認め、日本企業に損害賠償命令を命じた事件)を契機に日韓関係が壊れた、とする評価も多いようですが、当ウェブサイトではそうは考えません。
たしかに自称元徴用工判決自体、日韓関係の法的な基盤である日韓基本条約などを、事実上、無効にしかねないようなものであり、この判決が執行されれば、日韓関係が名実ともに終焉する可能性が高いことは事実でしょう。
しかし、親北派・左派である文在寅(ぶん・ざいいん)政権の下で、自称元徴用工判決問題を筆頭とするさまざまな問題が噴出していることは事実ですが、だからといって、文在寅政権以前の日韓関係が「良好だった」といえるのかは疑問です。
いや、もう少し嫌な言い方をすると、韓国が主張する「良好な韓日関係」とは、「韓国が過去の歴史問題で日本に道徳的優位に立つことで、日本から協力、援助を引き出すような関係」のことだったのではないでしょうか?
もしそうなのだとしたら、そのような不健全な関係など、「良好」とはいえません。
日韓関係はむしろ「自然消滅」に向かう
ただ、この何年かの動きを通じて見えて来たことがあるとしたら、「相手を変えるよりも自分が変わる方が早い」という鉄則ではないかと思います。
見たところ、日本国内では「朝鮮半島生命線説」のような幻想があります。これは、
- ①地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす
- ②だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない
という思考です。
このうち①については正しいです。
というのも、天然の良港である釜山は対馬から50キロほどしか離れておらず、もしもこの釜山が日本に敵対する勢力の支配下に入り、日本に公然と敵意を向け始めれば、日本は国防体制の抜本的な再構築をしなければならなくなるからです。
しかし、だからといって自動的に②の考え方につながるわけではありません。
四方を海に囲まれた日本は歴史上、国防コストをあまり意識して来ませんでしたが、本来、古今東西のありとあらゆる国は国防にコストをかけているのであり、日本だけが国防コストから逃れようとするのはムシが良い発想です。
それに、「相手を説得すれば日本の友好国に変わる」というものでもありませんし、そもそも国際社会では「相手を変える」という発想は捨てるべきです。
当然、「韓国が反日国であり、ウソツキであり、約束を平気で踏みにじる国である」という点に関しても、それを「変えさせる」のではなく、「前提にする」のが正解でしょう。
私たちはそのうえで、
- 外国の言うことを何でもかんでもホイホイ聞く、外国にとって都合がよいだけの国
を目指すのか、それとも、
- 外国の言動を前提として、わが国の国益を最大化するように賢明に行動できる国
を目指すのかを決めていけばよいだけの話なのです。
中央日報社説「人道援助を契機に韓日関係回復を」
どうしてこんな話を繰り返したのかといえば、その典型的な事例を発見したからです。
ここでは韓国メディア『中央日報』(日本語版)の本日付の「社説」を紹介したいと思います。
【社説】白血病児の奇跡、韓日関係回復の転機になるよう期待する
凍りついた韓日関係を溶かすような温かい便りが飛び込んできた。激しく両国が対峙する中で、韓日両国が協力して白血病にかかった韓国の子どもを今月5日、インドから無事に帰国させたという。<<…続きを読む>>
―――2020.05.07 07:29付 中央日報日本語版より
これは、先日、白血病にかかった5歳の韓国人の子供を日本政府のチャーター機に搭乗させるなどして韓国への帰国を助けた、という相互協力をもとに、「新型コロナウィルス感染症を契機に両国が改善される絶好の機会にせよ」、とする主張です。
この点、病気の子供が無事に韓国に帰国できたことは、すなおに「良かった」と考えて良いでしょう。
また、あくまでも人道的な相互支援がなされることは望ましい話ですし、コロナ防疫に関してもお互いの知識、経験を交換したり、ノウハウを共有したりすることは、ある意味では当然の発想でもあります(もっとも、「反面教師」にする、というパターンもあるかもしれませんが…)。
話にならない、論理の飛躍
しかし、中央日報の社説は、論理が大いに飛躍しています。
「このような人道的レベルの相互扶助で最悪まで落ち込んだ韓日関係が改善される絶好の機会ができた」
とありますが、こうした「人道レベルの相互扶助」が、自称元徴用工問題を筆頭とする、韓国が日本に対して仕掛けている不法行為の数々を「なかったこと」にするだけの効果はありません。
それに、中央日報はこうも主張します。
「新型コロナのくびきから今まさに脱出しようとしている韓国は世界的に認められたIT技術を活用した防疫ノウハウを備えている。初期対応では未熟だったが、日本は依然としてどの国よりも優れた基礎科学を自慢している。このような両国が協力すれば、新型コロナ退治に決定的な成果を出すことができる。/このような状況にもかかわらず、両国は自尊心の戦いを繰り広げて相互共助まで躊躇している。」
この「初期対応は未熟」だの、「自慢している」だのといった無駄に相手国を貶める表現もさることながら、「自尊心から相互扶助を躊躇している」という現状分析は、いかがなものかと思います。
韓国側では現在、「韓国はマスクや診断キット提供などを通じて日本に対し『支援』できる」といった思い込みが蔓延しているようですが、日本政府が韓国に対し、(少なくとも公式には)「支援」を要請していない理由は、単純に日本政府がそれを必要としていないからでしょう。
問題は、それだけではありません。
これらの「支援」の対価として、自称元徴用工問題における日本の譲歩、対韓輸出管理適正化措置の白紙撤回、日韓通貨スワップ提供への期待を示してきたのは、ほかならぬ韓国メディア自身ではなかったのでしょうか。
中央日報は
「これまで重なってきた不信のせいで、隣国にマスクひとつ、診断キットひとつ支援できないのが昨今の現実だ」
と述べるのですが、信頼を踏みにじってきたのは「お互い」ではありません。一方的に韓国の側です。
中央日報の本心は「米中が怖い!」
ただし、中央日報の社説の本心は、おそらく次の一節に凝縮されているのではないでしょうか。
「特に、新型コロナの最大被害国の米国が中国と一戦交えることも辞さない勢いの中、韓日が共同対処するべきことが起こる可能性も高い。トランプ政府は中国を新型コロナ拡大の主犯にし、経済的に孤立させる考えだという。このような戦略がどのような形態を帯びるのかは見守らなければならないが、中国への依存度が高い韓国としては受け入れることも、拒否することもできる。このような時、日本が韓国と同じ立場なら歩調を合わせることが各方面において有利だ。大きな事案でちゃんとした協力をするには、普段から信頼を築いておくことが何よりも重要だ。」
つまり、コロナを契機に再び米中対立が激化するなか、米中双方に「良い顔」をしたい韓国としては、米中双方の矢面に立たされることを何よりも嫌がるのです。
ここで日本を味方に引き入れ、日本と一緒に「米中二股外交をしましょう」という中央日報の本心が、この社説から垣間見えますね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただし、逆説的にではありますが、中央日報の社説から浮き彫りになるのは、これから米中両国が激突するなかで、米中以外の国もどちらの側に立つのか、ある程度は決めて行かなければならなくなる、ということです。
いや、もう少し正確に言えば、究極的には「自由・民主主義陣営」である西側諸国が、「世界の工場」を標榜する危険な独裁国家・中国とどう向き合うのか、という問題でしょう。
そして、韓国ほど極端ではないにせよ、「中国と米国がともに最大の輸出相手国」という状況は、あまり変わりませんし、経済界には「中国が大好き」という人たちもたくさんいます。
しかし、自由主義経済体制のルールを破り、情報を隠蔽し、危険なウィルスを全世界にばら撒くような国が、果たして私たち自由民主主義体制と共存し得るのかについては、もう少し熟考しなければならないことは間違いないでしょう。その思考の重要性に気付かせてくれるという意味では、一見するといつもの「用日論」に凝り固まった中央日報の社説も、反面教師的な読み方ができるのかもしれませんね。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
韓国に限らず、どの国でも(出来れば)米中の間で、コウモリ外交をし
たいのではないでしょうか。それが難しいので、どの国も悩んでいるので
はないでしょうか。(韓国メディアは、韓国以外の国に、韓国の代わりの
弾除けになって欲しいのでしょう)
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年さま
良い分析だと思います。
騙されて矢面に立つ必要は、有りません。
「米中間でコウモリ外交をやってきた南朝鮮政府が中国発コウモリ・コロナウィルス蔓延で窮地に陥る」って米国で言う所の「詩的な正義(結末)」そのものですな。
この社説は「朝鮮民族は何か便宜を図ってあげると何故か《己の道徳的優位》を妄想・確信して付け上がる未開さ」の好例です。
集団として自己愛性人格障害的な思考回路を持つ隣国には「積極的な無視」が効果的でしょう。
自力では何一つ解決できず周辺国を巻き込もうとする「あの腐敗した半島に堕とされたあんなもの」は相手にせず、むしろ積極的に中国の側に追いやってしまうのが得策です。
その先、単独で滅ぼうと、中国と共に没落しようと、元の属国に戻ろうと、それは我々の知ったことではありません。
いずれにせよ、係わらないのが最善の選択です。
新宿会計士さんが、上手くまとめてくれたと思います。
昨日書いて無いのは、白血病の韓国人の子供を、日本がチャータ機で連れ帰った話ですね。
「このような人道的レベルの相互扶助で最悪まで落ち込んだ韓日関係が改善される絶好の機会ができた」
我田引水的な論理展開というか、何でも都合の良い風に妄想するというか、頭おかしいというか。
他の国からも、日韓で帰国に協力しているケースが有り、それはそれで、健全な隣国関係として良いと思います(微妙ですが)。
韓国人は、何かあげると、もっと貰えると思って近づいて来て、貰えないと文句を言いふらします。
典型的な例ですね。
米中摩擦を鎮める為に日本と協力してというのは、正に「用日」です。韓国は、米中に影響力が無く、日本はそれなりに有るという現状で、「日本を梃子にして、米中を動かそう」としています。韓国人は、自分に力が無いので、力の有る国を使って、他国を動かそうとするのです。
李氏朝鮮時代末期から、何も変わっていません。
韓国は、日本を利用しようとしているだけで、本質的には敵国だと考えていますので、詐欺師が近づいて来ても相手にしてはいけません。
人道的援助でさえマウント取ろうとするのがウザいんですよね・・・
>日本が韓国と同じ立場なら歩調を合わせることが各方面において有利だ。
蜘蛛の糸に縋りつくカン(韓)ダッタ。
その下からは、北の亡者が迫りくる!
日米中で協力して、蜘蛛の糸を断ち切るべし!
中国が、医療用品の原料である不織布を統制し、且つ、7倍値上げしました。
日本企業は、対中投資だと思って、中国に不織布工場を建てたのですが、中国共産党の気分次第で、一瞬にして「対中投資」が「中国共産党への寄付」に変わる事があると、実際の問題として学習したのではないでしょうか。
金の亡者になっていた日本のブラック経営者達も、遅ればせながら気付いて、これまで丸無視してきたカントリーリスクを、少しは考慮する様になると期待しているのですが、無理かな?
今後益々中国に入れ込む御予定の文在寅政権への御付き合いは止めて欲しいものです。
>中央日報社説「人道援助を契機に韓日関係回復を」
ほらね。先日、コメントで申し上げた通りでございましょう(笑)。
≫掛けてもよろしいですが、2、3日後、いえ明日にでもまた「日韓協力(通貨スワップ)、日韓協力(通貨スワップ)」と騒ぎだします。何故って、アメリカの後ろ盾で思いのまま、日本から援助を得られた記憶はなくならないと思うからです。
まあ、皆様、基本の基で、コメントする気にもならなかったのでしょうが(笑)。
>ただし、逆説的にではありますが、中央日報の社説から浮き彫りになるのは、これから米中両国が激突するなかで、米中以外の国もどちらの側に立つのか、ある程度は決めて行かなければならなくなる、ということです。
ええ、コロナ様のお陰で、心配しておりました習近平氏の訪日は延期されました。
これから、アメリカを筆頭とする欧米諸国からの攻撃を逸らすように、これまで以上に、中国が日本にすり寄ってくる可能性大です。これは、要注意!
このすり寄りを下手に許すと、日本は欧米諸国との外交を誤ります。安倍・茂木外交なら大丈夫とは存じますが、身内に親中売国議員がおりますので要注意です。
先日のプライムニュースに出演された櫻井よし子氏が「予算の桁が2桁少ない!」とおっしゃていましたが、安倍内閣は中国を外したサプライチェーンの再構築に諸外国と歩調を合わせるようです。予算はともかく、方向は合っているようで、ホッといたします。
後はこれをどれだけ上手く進めるかです。韓国?自国の事は自国でやって下さい。本当に鬱陶しい(怒)。
韓国の作戦は見え透いています。「先用後撃」計だと思います。則ち、日本を「最初は盾として利用し、最後には背後から撃つ」です。兵法37計、混戦計(相手がかなり手ごわい場合の作戦)の中の一つだそうです。(笑)
はぐれ鳥さま
充分有りそうですね。
なるほど、ならばこちらも何か作戦が必要ですね。
三十六計の中からならば・・・「隔岸観火」というやつ一択ですね。
いわゆる高みの見物というやつですかね。なになに「敵の秩序に乱れがあれば我は放置して敵の自滅自壊を待つ。こちらが攻めずに放置すれば、敵は団結する理由を失い、内紛の火種は大きな火事となる。(wiki引用)」ふむふむ。
敵は今、目先の敵が日本からコロナにすり替わり(なぜならば犬と同じなので目先の獲物しか追えない)、コロナを共通の敵として戦い勝利した(これについては客観的にみて認めても良いでしょう)余韻に酔って一瞬敵を見失った状態です。
今、やるべきは再び奴らの宿敵、共通の敵として奴らがまとまるのに力を貸すことではなく、甘言蜜語を用い(ただし飴は与えず)なるべく対立せず、奴らに共通の敵を作らせないようにすることです。(この点奴らは日本を共通敵にできなくなったら米国を据えるでしょうから、くれぐれもトランプさんに忠告しておいていただきたい)
もう反日の風を送って火を煽る必要はないでしょう。なぜならほぼ中身は燃え尽きました。これからは自滅や瓦解を見物するターンです。
陰謀論者様
レス有難うございます。
今、文在寅政権はコロナ防疫に勝利し、選挙には大勝、有頂天です。しかし、「過ぎたるは及ばざるが如し」とか。ここまで上手くいくと、却って失敗が怖くなります。そのような敵には、確かに、仰せの通り「隔岸観火」して相手にせず、自己崩壊に誘うのが上策です。なんせ、自転車操業の国ですから、じっとしている訳にはいられません。そして、何かやればその内失敗もします。日本は、その失敗に付け込めばいいのです。これは、「以逸待労(観望しながら相手の疲労を待つ)」の計とも言えますよね。
韓国製の医療機器?
いらね。
えっ?!
韓国謹製???
全部要らねえ~ヨ~・・・。
今、この時期に韓国のことを云々する必要なんかあるんでしょうか?
韓国なんて放っといたらいいのに、放っとけない差し迫った理由でもあるのでしょうか?
日本政府の各種対応を見て頂けると判りますが、今の状態は正しく「相手にせず放っている状態」ですね。
皆様が考察しているのは「放っているのに、韓国は何故すり寄ってきているのか?」というテーマです。
半分朝鮮人様の言葉を借りると、「すり寄ってくる差し迫った理由でもあるのではないか?」という事ですね。
まあそういう分析も面白いかも。
ん~し・・・。
確かに、日本国政府は積極的放置プレイの上に、
いちおうは、
・約束守れ!だの、
・国際法守れ!だのとか盛んに言及しているか、ソレでは、不十分である。
もっと突っ込んで、
・韓国は、ウソつくな!
・事実でないことで、日本国政府と日本国民の名誉と尊厳を汚すな!誹謗中傷するな!
・韓国は、日本国に対して、全てのヘイトをするな!即刻ヤメロ!
と、コレらだけのことを、やってほしいね!
まあ…、要警戒なのが、日本国の政府と地方自治体の役人や、政治家。
あるいは、経済界の莫迦な経営者らや、マスゴミ界などにいる『媚び中共・媚び韓国』な連中ジャロオ!!
亞奴らは、日本国民が、忘却の彼方に状態になるのを、手ぐすね引いてまっているぞな!
だから、油断は大敵!!
定期的に、ちゃんと反論すべきだ!但し、日本の一般国民と、第三者である諸外国に向けて…。
韓国という国は、外国での評判を異常に気にするくせに、他国の逆鱗というものにあまりにも鈍感だと思います。これから米中でリアルファイトになるこの情勢下で、まだ二股外交を続けようというのは、その蛮勇にある意味感心します。中国側を向いては米国に尻を蹴り上げられ、米国側を向いては中国に後頭部を殴られていることを自覚できないのでしょうか。
「世界に称賛される韓国」がお好きなようですから、米中開戦(経済あるいは物理)の間際で身を挺して仲裁に入っては如何でしょうか。話を聞いてもらえるかもしれません、ノーベル平和賞を獲れるかもしれません。両国とこれまで培った信頼関係に自信があるならやってみたらどうですか?
それは無理とわかる程度の知能は彼らにもあるわけで…だから日本を巻き込んで、日本の信用にただ乗りしたいわけですよね。日韓W杯2002みたいに。
更新ありがとうございます。
なんですか。また用日ですか。『中国への依存度が高い韓国としては受け入れることも、拒否することもできる。』なら米中どっちと組むか、踏み絵をせよ!(笑)。
日米中の前でやれ。そういう時に日本に先に踏ませて、後出しジャンケンよろしく日本と同じ絵を踏むんだろう?しかし、韓国は中国の絵を踏めまい。踏む選択は米国しか無いはずだ。
泣き叫んで結局はどちらも踏めず、「もう1回日本が踏んで見せろ」と言い出すに決まっている(笑)。もし、日本に旗色鮮明にせよと言って来ても、日本は赤旗の選択は無いよ。釜山〜対馬が最前線だ。ホントーに往生際の悪い奴や(嘲笑)。
>受け入れることも、拒否することもできる。
ずいぶん偉そうですね。誤訳かな? 受け入れることも、拒否することもできないだろ? 韓国の立場では
日本語版WEBで有名な韓国紙には、中央日報、朝鮮日報、ハンギョレ新聞、統合ニュースが有ります。
記事を読んで嫌韓になるのは、良くある事ですが、もっと酷い記事を日本語版に載せない事が、良く有ります。
韓国系の記事を翻訳しているサイトに、行かないとわかりません。
シンシアリーさんのブログから、
Google翻訳
https://translate.google.co.jp/?hl=ja
テキストの所に、以下のURLをコピペ。
https://news.v.daum.net/v/20200507171608039
『安倍の永続敗戦』
以下引用+補足しながら書いて行きます。
日本の政治学者白井聡はで日本が敗戦を否定することで、永遠の敗戦を経験していると説明する。
>白井聡氏は、以下参照。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shiraisatoshi/
1945年の敗戦後、日本は、米国の東アジア冷戦の基地になって徹底的に屈従する代わりに、植民地支配と侵略を受けた韓国や中国などのアジア近隣諸国への謝罪と責任は回避した。天皇と指導部が侵略戦争の責任を回避することで、「無責任の体系」が作られ、対米従属から抜け出せない永続敗戦の状態が続いているという内容だ。
その一方で安倍政府は「韓国のように検査すると、医療崩壊が来る “、”韓国のドライブスルー検査は精度が低い」と主張し、韓国の防疫モデルを無視することに力を注いだ。安倍首相は先月29日、初めて「韓国とコロナ感染症対応に協力したい」という発言をしたが、まだ韓国に協力を要請することは消極的である。
それでもまだ安倍総理は韓国に協力を要請することは消極的である。これに対して思想家の内田樹は「安倍政権の核心支持層は嫌中・嫌韓な人々で、韓国と中国から学ぶことを屈辱だと思っている」とし「このため、政府は、日本独自の感染防止策を実施しているかのように振る舞うために死活をかけている」とした。彼は今の日本を、目の前の危機から免れるに必死な「サル」化していると批判した
>内田樹氏は、以下参照
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/内田樹
コロナ危機にしばらく延ばされているが、日韓の間には強制動員被害賠償と輸出規制の撤回という課題がある。2018年11月、日本戦犯企業が強制動員被害労働者に賠償しなければならないという韓国最高裁の判決後、安倍政府は韓国が「国際法(韓日請求権協定)に違反」したと非難し報復輸出規制を強行した。日本の企業が被害者に賠償することを防いだ安倍政府は被害者が差し押さえた日本企業の資産を現金化(売却)する韓国にもっと深刻な報復をすると脅してきた。安倍政府は過去の責任を回避しようと「嫌韓」の旗を利用して支持層を結集し、コロナ危機でも韓国の防疫成果を意図的に無視した。
今韓国の4・15総選挙と安倍政府のコロナ対応の失敗による、日本民心の変化が、新しい局面を作り出している。今回の総選挙の民心は「親日」を断固として審判した。代表的親日政治家に選ばナ・ギョンウォン議員を落選させ、ヤンスンテ最高裁判所の強制動員判決遅延問題を提起していたイ・スジン裁判官、慰安婦被害問題の解決を象徴するユン・ミヒャン定義記憶連帯理事長などを当選させた。安倍政府は、輸出規制を介してムン・ジェイン政府を屈服させようとしたし、韓国内で日本と適当に妥協するような声が親日言論と政治家、学者を中心に広がっれることを期待した。しかし、韓国の市民は、総選挙を介してこれを拒否し、原則に立脚した韓日外交を明らかに注文した。
米 – 中新冷戦の波が打ち寄せる今、日韓の協力と協調の必要性は高まっている。政府は、日本の歴史・領土問題は断固として対応するが、経済・社会・文化などの協力は強化するこれまでの「ツートラック原則」を生かしながら、新しい環境を察して、外交の突破口を用意しなければならない。地方政府と民間を通じた協力も模索みる必要がある。「安倍以後」まで念頭に置いて、日韓の民間の理解と協力は拡大されるべきである。
安倍政府は、輸出規制を撤回し、70年以上の待望の強制動員被害者に謝罪と賠償に過去の責任と直面していることが、日本が永続敗戦から抜け出す出発点であることを認めなければならない。韓国の防疫成果を謙虚に認めて手を差し出すのは出発信号になることがあります。
引用ここまでというか、ほぼ全部です。
日韓基地外同士の相互作用とでも言うのでしょうか?
全てが、突っ込み所になりある妄想の塊の様な、文章ですね。ここに書かれている、安倍は安倍首相個人の様で、実際には日本なんです。
韓国の言う事を聞かずに、韓国に対立し、韓国を認め様としない日本(人)に対する不満。妄想と乖離する現実に対する不満。それらの不満を解消する為に、日本から「助けて下さい、私が悪うございました」と言えという元々からの妄想が、コロナ防疫で成功したという事で、噴き出しているのだと思います。
元々、韓国人の本音なんです。反日教育の成果とも言えると思います。
この声が口から出るのは「反日モンスター」のせいだと思っています。誰もこんな奴と付き合いたきゃ有りません。
だんな様
凄いですね。🐧
だんな様の引用の最初の2行を読んだら気持ち悪くなり、だんな様が総括されている所まで読み飛ばしました。🐧
感想は何時もに変わりありません(自主規制)。🐧
ハゲ親父さま
このコメント投稿失敗したかと思ってました。
気持ち悪いから、読むのも時間が、かかるんですよ。
この気持ち悪さを共有
せんでも良いか。
だんな様
記事紹介有難うございます。
白井、内田両氏のような、権力に立ち向かう左翼的主張がカッコ良く思われ、もてはやされたのは、我々が若かった頃までだったと思います。戦前の、国家主義、国粋主義の崩壊を身をもって体験した人たちが、戦後一転豹変し、急いでその対極にある社会主義的に飛びつきました。リベラルの旗手を自認するA新聞社などもそのいい例です。ただその輝きも、ソ連崩壊、中共の資本主義化など矛盾の露呈などで失われてしまいました。
両氏はその系譜に連なる人たちだと思います。ただ、その主張の嘘はとっくの昔に見破られ、現在の日本、特に若い人たちからはあまり相手にされなくなっているようです。なので、日本に否定的なことなら何でも構わない韓国で、発言の場を与えてもらい、阿諛追従し糊口をしのいでいるのでしょう。法政大学のY教授なんかも同じですが、哀れなものです。
はぐれ鳥さま
若い子は、シンプルだと思います。
良い悪い、好き嫌いで、思想無しに判断する、判断する自由が有るんだろうと思います。
昔の若いの(自分含めて)は、なんか拗れてた感じがします。
久々に18歳の彼のコメント、見たいですね。
このサイトに、ああいう若い人が、常時いると良いのにね。
はぐれ鳥さま
>日本に否定的なことなら何でも構わない韓国で、発言の場を与えてもらい、阿諛追従し糊口をしのいでいる
なるほど。自分はようやく合点がいきました。「ジャーナリズムが反体制なのは当然」と言い張るジャーナリズムと、罵倒系韓国勢力が相性がいいのはそのせいだったのですね。
だんな様へ
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/36548.html
ハンギョレの記事まで出した方がわかり易いでしょう。
内田樹氏は『日本辺境論』でも、『華夷の別』を下敷きにして『日本は永遠の蛮族である』と主張する論旨を展開していました。『日本はいかなる時代においても辺境であり中心であったことはない』と分析することが、彼の主張の中核でした。
自分からすれば、内田樹氏は西部邁氏と変わらない偽装保守の言論人ですね。
名無しUさんさま
日本語記事あったんですねー。
見つけられなかったんで、韓国版の翻訳だったんです。
謝罪して訂正するニダ。
相手は、どうにかして、
こちら側に、「ババ」を引かせたいようです。
その手の内が見え、
こちら側に、選択肢が多ければ、
丁寧な無視 をしていればよいのですが、
困るのは、外堀を埋められ、結果がわかっていても、
そのカードを、引かざるを得ない羽目に
追い込まれることです。
米国に引かされた「ババ」、慰安婦合意は、それではないかと。
他にも、サッカーの日韓共催
(通貨スワップ?)
美しい、耳障りの良い、名目を基に、
相手が、外堀を埋めに掛かっていいるのを見て、
(今の所、上手く行っていませんが)
尚、相手にせず丁寧な無視 という、硬直的な考えに囚われていては
結局、「ババ」を引く羽目になりそうで、心配です。
先手先手で、オセロ(リバーシ)の4隅を取りに行くような
戦略を、企業・政府に期待したいところです。
日韓関係自然消滅戦略(「積極的放置」+「消極的制裁」)の正しさは、国際社会が同一民族である北朝鮮に対して実施している対北関係自然消滅戦略(「積極的放置」+「積極的制裁」)が成功を収めつつあることが証明しています。
今後とも、この戦略を着実に進めていくことが大切だと思います。今の世に豊臣秀吉が生きていたとしても、この戦略を採用すると思います。例えていえば「備中高松城の水攻め」で、積極的放置を続ければ、相手が自滅すると思います。
新宿会計士様,
>逆説的にではありますが、中央日報の社説から浮き彫りになるのは、これから米中両国が激突するなかで、米中以外の国もどちらの側に立つのか、ある程度は決めて行かなければならなくなる、ということです。
その通りだと思います。
そして安倍総理の外交面での最大の問題は、いくら日本企業の多くがチャイナに投資しているからといってもチャイナ共産党政府の顔色を窺い過ぎていると感じられる点です。
確かにチャイナへの投資が没収されたりすると大変なことになるという経団連などからの日本政府への圧力は凄まじいものでしょうし、そもそも日本としてもチャイナとの決定的な対立は何としても避けたいということもあるのは理解できます。
しかしながら、だからと言ってチャイナで武漢肺炎が問題になった時に大量のマスクや防護服を無償で提供した日本に対して、その武漢肺炎が日本にも侵入して日本が大量のマスクを必要とする事態になった時に日本企業の在チャイナ工場で生産しているマスクを接収して日本には輸出させないという恩を仇で返すような真似をされたり、相変わらず尖閣周辺海域での傍若無人な振る舞いを続けられても大人しくしているのは如何なものでしょうか。
最終的に日本はアメリカにつくのかチャイナにつくのか旗幟鮮明にせざるを得ませんし、その時にはアメリカ以外の選択肢は現実には存在しないのですから、安倍総理も腹を括ってチャイナべったりの経済界と対峙する覚悟を決めるべき段階に既に至っていると私は感じています。