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韓国メディア「韓日通貨スワップは日本に対する支援」

韓国メディアに5月4日付で非常に興味深い(?)主張が掲載されました。というのも、「コロナショックで日本経済は危機に陥る」、「韓日通貨スワップを結ぶと韓国が日本を助けることになる」というのです。基本的な事実誤認にあふれ、まったく論理的でない文章を読むのは、正直言って苦痛ですが、ただ、「韓日通貨スワップは不要だ」とする主張が韓国側から出て来たのは、ある意味では好都合です。これが韓国側のメインストリームになってくれると良いのですが…。

為替スワップ考

一般に中央銀行間の金融協力の世界で「為替スワップ」と呼ばれる協定は、「民間の銀行などに対しておカネを貸すための仕組み」です。

民間銀行は金融危機の際、中央銀行からおカネを借りることができる場合がありますが、基本的に借りることができるのはその中央銀行が発行している通貨に限られます。日本の場合だと、日銀が貸してくれるのは円資金だけです。

ただ、この為替スワップがあれば、その国の民間銀行は、その国の中央銀行が発行していない通貨を借りることができる、というメリットがあります。

たとえば、日本の中央銀行にあたる日銀は、米国・英国・欧州・スイス・カナダという5ヵ国・地域の中央銀行とのあいだで、期間も金額も無制限の為替スワップ協定を締結していますが、たとえば日欧間の為替スワップ協定では、

日本の民間銀行などが欧州中央銀行(ECB)からユーロを借りることができる

という仕組みのことです。

しかも、これは直接借り入れるのではなく、あくまでも「日銀を通して借り入れる」という仕組みです。

たとえば、ユーロを借りようと思う銀行は、まず日銀が指定する適格担保を日銀に差し入れます。すると、日銀が担保が差し入れられたのを確認し、ECBに日本円を担保に預け、ECBはそれと引き換えにユーロを貸してくれるので、日銀はそのユーロを民間銀行に貸し付ける、という流れです。

(※上記は資金決済上の厳密な流れではありませんが、ここではざっくり「こういうものだ」と説明するのが目的なので、いろいろ端折っています。)

なお、「為替スワップ」と書くと、1000人に1人くらいの割合で、「これはデリバティブのことだ」、などと書き込む方がいらっしゃるので、そういう方のために執筆したのが『【総論】4種類のスワップと為替スワップの威力・限界』です。

念のため、申し添えます。

米韓為替スワップ

米国の為替スワップ実行残高

さて、当ウェブサイトでは3月20日付の『速報:米FRBが9つの中央銀行と為替スワップを締結』で速報的にお知らせしたとおり、米国の事実上の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)は世界9つの中央銀行・通貨当局との間で、時限的な為替スワップ協定を締結しました。

締結したのは、期間6ヵ月以上・金額上限600億ドルの相手先が豪州、ブラジル、韓国、メキシコ、シンガポール、スウェーデン、期間6ヵ月以上・金額上限300億ドルの相手先がデンマーク、ノルウェー、ニュージーランドです。

この9ヵ国について、4月30日時点で条件決定され、5月7日までに実行されることが確定しているものを集計したものが、次の図表1です(為替スワップは条件決定されてから実際に資金貸付が実行されるまでにタイムラグがありますので、図表1は明日、つまり5月7日実行分までのデータです)。

図表1 9ヵ国の為替スワップの実行残高(4月30日条件決定・5月7日実行分まで)
相手先 残高 平均金利/平均日数
韓国銀行 174.6億ドル 0.64%/83.96日
シンガポール通貨庁 78.3億ドル 0.54%/84.00日
メキシコ銀行 65.9億ドル 0.77%/84.00日
ノルウェー銀行 54.0億ドル 0.34%/84.00日
デンマーク国民銀行 42.9億ドル 0.34%/82.36日
豪州準備銀行 11.7億ドル 0.32%/84.00日
NZ準備銀行 なし
スウェーデンリクスバンク なし
ブラジル銀行 なし
合計/平均 427.4億ドル 0.57%/83.82日

(【出所】ニューヨーク連銀の “Central Bank Liquidity Swap Operations” のページに掲載されているエクセルファイル “U.S. Dollar Liquidity Swap – Operation Results” に掲載されている5月7日実行分までの入札情報を参考に著者作成)

これまで5回の入札は「札割れ」

図表1で見ると明らかですが、9ヵ国のうち、韓国が借り入れている金額は、5月7日(つまり明日)時点において174.6億ドルで、これはスワップ引出上限である600億ドルには余裕がありますが、ほかの8ヵ国と比べると断然巨額の資金を引き出していることがわかります。

ただし、これを「韓国が通貨危機の状態にある」と決めつけるのは尚早です。

というのも、韓国銀行は3月31日以来、ほぼ毎週、この為替スワップに基づくドル資金流動性供給入札を実施しているのですが、これが毎回、「札割れ」状態となっているからです(図表2)。

図表2 韓国銀行の各回の流動性スワップ入札状況
入札日 予定額→落札額 平均金利/平均日数
3月31日 120億ドル→87.2億ドル 0.87%/76.94日
4月7日 85億ドル→44.2億ドル 0.53%/79.27日
4月14日 40億ドル→20.3億ドル 0.36%/82.62日
4月21日 40億ドル→21.2億ドル 0.34%/84.00日
4月27日 40億ドル→12.6億ドル 0.33%/85.00日
合計/平均 325億ドル→185.4億ドル 0.64%/79.47日

(【出所】第4回目まではニューヨーク連銀の “U.S. Dollar Liquidity Swap – Operation Results” 、第5回目については韓国メディア『イーデイリー』の4月27日付記事(※韓国語)を参考に著者作成)

「札割れ」とは、わかりやすく言えば、中央銀行が想定したほどの資金需要がなかった、という意味です。

韓国銀行がこれまでに実施した入札は5回、予定額は320億ドルでしたが、実際に落札された金額は185.4億ドルに過ぎません。

なお、図表1が174.6億ドル、図表2の合計が185.4億ドルで、両者は一致していませんが、その理由は、図表2には「期間7日物」(つまり1週間で返さなければならない借入)が含まれているからであり、図表1にはその残高が含まれていないからです。

韓国は通貨危機なのか、通貨危機じゃないのか

つまり、図表1、図表2から判明するのは、次の事実です。

  • 各回の入札は毎回「札割れ」となっている一方で、韓国は単独で9ヵ国の合計額(427.4億ドル)の4割を超える174.6億ドルという資金をFRBから借り入れており、これは9ヵ国中最大である。
  • 借入金の平均金利は、当初は0.9%近い水準だったが、その後は徐々に落ち着き、4月27日入札実行分では0.33%にまで低下しており、5月7日時点の平均金利も0.64%と平均値(0.57%)を少し上回る程度である。
  • 5月7日時点の平均日数はほぼ84日(つまり3ヵ月)と、スワップファシリティの最長である。また、4月21日入札分と27日入札分については、1週間物(=7日物)の応札がなく、貸付が実行されたのは3ヵ月物(=84日物)のみである。

こうした状況証拠に照らし、韓国の金融機関が「パニック」的に米韓為替スワップ・ファシリティに群がっているという状態にはなく、韓国がただちに通貨危機に陥る可能性は低いと見て良いものの、それでも借入額が主要国で最大であるのは気になる点でもあります。

今週も40億ドルの入札

こうしたなか、日本ではゴールデンウィークの最終日である本日、韓国では6回目の為替スワップの入札が実行されるそうです。

米韓通貨スワップ資金、40億ドル供給…6日入札、8日供給=韓国銀行

―――2020/05/04 16:31付 Wow!Koreaより

いちおう、予定額は第3回目以降と同じく40億ドルですが、為替市場などの状況は先週と大きく異なっていないことから、自然に考えて、今回も「札割れ」となりそうな気がします。

ただ、毎週のように為替スワップを実行し続け、そのたびに20億ドル前後ずつ借入残高が積み上がり続ければ、第1回目の入札に基づく84日物(79.2億ドル、年利0.91%)が返済期日を迎える6月25日までに、融資実行残高は300~400億ドル程度に膨らむかもしれません。

そして、その時期になれば、韓国の防疫収支、経常収支などの統計データも判明しているはずであり、状況次第では金融市場が動揺し、再び韓国からの資金流出が生じ始める可能性もあります。つまり、「コロナ危機の本番」は、まだ到来していないのです。

いや、むしろ韓国銀行が毎週のように流動性供給入札を実施していて、これに応じる金融機関がコンスタントに存在している理由は、韓国の金融機関自身も「これからドルファンディングが難しくなる」という予測を立てている証拠かもしれませんね。

日韓スワップの論調が変わった?

かなりしつこい「日韓通貨スワップ待望論」

ところで、3月下旬、韓国の為替市場では、対ドルレートは一時、2009年7月以来の安値となる1ドル=1300ウォンの大台突破目前の状況にまで追い込まれるなど、かなりの混乱が見られたことは事実です。

ただ、4月を通じて為替相場は1ドル=1210~1240ウォン前後という狭いレンジでの取引に収まっており、この傾向は5月に入っても大きく変わりません。

しかし、韓国メディア(とくに「保守系」のメディア)や政治家などからしつこいほど繰り返されたのが、「韓日協力論」です。

…。

では、米韓為替スワップが存在するにも関わらず、なぜ韓国では日韓通貨スワップ待望論があるのか。

これについては、『鈴置論考に見る「唐突に日本に擦り寄る韓国人の低意」』でも紹介した、韓国観察者である鈴置高史氏の解説がもっともわかりやすいでしょう。

米国は、為替スワップは延長しないぞ――金融システムの『つっかえ棒』を外すぞ、と韓国を脅せるようになった

からです。

つまり、米韓為替スワップは期間6ヵ月と限定されており(※延長の可能性あり)、韓国が調子に乗って為替スワップを600億ドルの上限額ギリギリまで借り入れるようなことがあれば、まさにこの「つっかえ棒」を外されてしまうリスクが顕在化しかねません。

だからこそ、米国の「米韓為替スワップ外し」リスクに備えるために、日韓通貨スワップがどうしても必要だ、というロジックに至るのでしょう。

韓国メディア「韓日スワップは日本を助けるための協定だ」

こうしたなか、先日、韓国メディアにやや異例な記事も発見しました。

それは、「日韓通貨スワップに頼る必要はない」とする主張です。

韓日通貨スワップはしばらく忘れよう【※韓国語】

最近、いくつかのメディアで、「日本に防疫物資を支援し、韓日通貨スワップを締結しなければならない」というニュアンスの主張が登場している。もちろん不安、世界の経済状況下で、通貨スワップは様々な国々と大規模に結ばおくことが望ましい。<<…続きを読む>>
―――2020.05.04 09:58付 ソウルファイナンスニュースより

リンク先記事、翻訳エンジンなどを参考に読もうとすると、「通貨スワップ」が「通話スワップ」に誤変換されるなど、非常に読み辛いのですが、あえて読み解くと、だいたい次のようなことを主張しているようです(日本語として意味が通じるように要約し、箇条書きにしておきます)。

  • 最近、日本国内では、韓日通貨スワップは単に韓国を経済援助するための武器として認識されているフシがある。日本は韓日関係改善の唯一の外交カード韓日通貨スワップを掲げ、韓国政府の屈服を期待している
  • しかし、韓国は現在、総額1932億ドル規模に達する通貨スワップを締結しており、そのうち米国が約600億ドル、中国が約560億ドルに達している。このような状況で、韓国が韓日通貨スワップに拘る理由はない
  • さらに、日本円は現在は安全資産と位置付けられているが、GDPの240%に達する政府債務を抱える日本の状況は看過できないし、日本政府の対外純資産が9兆ドルを超えているとの指摘もあるが、外貨準備は1.3兆ドルと全体の15%にも満たない

…。

正直、論理的でない記事を読むと、それだけで体力を消耗しますね(笑)。

この記事ではほかにも、「日本の過去の栄光がいつまでも続くという保証はない」、「日本経済はコロナ事態で危機に陥る」、「韓日通貨スワップで助けられるのはむしろの側だろう」、など、いろいろと反応に困る指摘がなされているようです。

「使える通貨スワップ」はCMIMのみ

いちおう、冷静にツッコミを入れておくと、韓国銀行が「外国と締結している」と主張している通貨スワップには、実在性が疑わしいもの、危機に際して使えるかどうかわからないものも多いのが実情です(図表3)。

図表3 韓国が保有すると主張する通貨スワップ
相手国と失効日 金額とドル換算額 韓国ウォンとドル換算額
中国(2020/10/13?) 3600億元 ≒ 509.7億ドル 64兆ウォン≒524.5億ドル
スイス(2021/2/20) 100億フラン ≒ 103億ドル 11.2兆ウォン≒91.8億ドル
UAE(2022/4/13) 200億ディルハム ≒ 54.4億ドル 6.1兆ウォン≒50.0億ドル
マレーシア(2023/2/2) 150億リンギット ≒ 34.9億ドル 5兆ウォン≒41.0億ドル
オーストラリア(2023/2/22) 120億豪ドル ≒ 77.5億ドル 9.6兆ウォン≒78.7億ドル
インドネシア(2023/3/5) 115兆ルピア ≒ 76.3億ドル 10.7兆ウォン≒87.7億ドル
二国間通貨スワップ  小計 855.8億ドル 106.6兆ウォン≒873.7億ドル
多国間通貨スワップ(CMIM) 384.0億ドル
通貨スワップ 合計 1,239.8億ドル
カナダ(期間無期限)※ 金額無制限
米国(2020/09/19)※ 600億ドル

(【出所】韓国銀行ウェブサイトや各国中央銀行ウェブサイト、報道等を参考に著者作成。為替相場は昨日深夜0時前後にWSJのマーケット欄に表示されていたものを利用。ただし、カナダと米国とのスワップの正体は「通貨スワップ」ではなく「為替スワップ」である)

これによると、有事に際し、通貨防衛(とくに米ドル売り・韓国ウォン買い)などに使えるスワップはチェンマイ・イニシアティブ・マルチ化協定(CMIM)くらいしか存在せず、ほかに国際的に通用するハード・カレンシーとのスワップは、スイスフランと豪ドルのみです。

さらに、中国との協定は、もともと人民元という国際的に通用しない(つまり役に立たない)通貨とのスワップであることに加え、2017年10月に失効後、韓国側が一方的に「口頭でさらに3年更新することで合意した」と述べているに過ぎません。

いずれにせよ、「外貨準備が4000億ドルを超えている」などと主張するわりには、やたらと外貨ポジションが脆弱な韓国が日本を支援することになるとは、「にわかには信じられませんね」、とだけ申し上げておきたいと思います。

日韓通貨スワップは「結ぶべきではない」

さて、世の中では最近になって、「日韓通貨スワップを結ぶためには、日韓関係の改善が必要だ」、といった論調を見かけることがあるのですが、当ウェブサイトではむしろ、「日韓関係が改善しようがしまいが、日韓通貨スワップについては結ぶべきではない」と考えています。

その理由はいくつかあるのですが、その最たるものは、「日韓通貨スワップは日本にとって百害あって一利なし」だからです。

以前から当ウェブサイトでは、韓国が日韓通貨スワップなどを悪用し、為替介入を常態化していたのではないか、とする仮説を提示しています(『日韓通貨スワップこそ、日本の半導体産業を潰した犯人』等参照)。

つまり、韓国はこれまで、世界的な金融危機のドサクサに紛れ、自国通貨を意図的に安く誘導し、それを一種の「補助金」として産業競争力を不当に嵩上げし、日本の産業を潰しに来た、と、当ウェブサイトでは考えているのです。

しかも、『日韓関係を「自然消滅」させるというアイデア』などでも報告しましたが、現在、日韓関係は完全な膠着状況に陥っており、韓国側が日本に対して仕掛けている不法行為を是正しない限り、日本の側から日韓関係を改善するいわれはありません。

いや、むしろ韓国で文在寅(ぶん・ざいいん)政権が反日・反米的な政策を次々と実行してくれていることを奇貨として、日本としては日韓関係を「積極的に放置し、消極的経済制裁を発動するチャンスをうかがう」くらいがちょうど良いのではないでしょうか。

いずれにせよ、日韓通貨スワップは「韓国が困っているにもかかわらず、日本がそれを結ばないことで、韓国に対して経済制裁を加えたのと同じ経済効果をもたらす」という意味で、有力な「消極的経済制裁手段」のひとつであるといえます。

このため、先ほど紹介した「韓日通貨スワップを締結するな」という主張も、考察はメチャメチャですが、結論部分だけは合っているという、非常に珍しい事例であると言えるのではないでしょうか。

新宿会計士:

View Comments (94)

  • 日本人視点ではなく,韓国人視点で考察してみましょう。
    「IMFが韓国の経済成長率を1位予想」という有名な記事があります。要約しておきます。
    https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1953698/?nv=r_cmn_photo
    2020年4~6月期実質GDP成長率(前期比年率)を従来のマイナス7.2%からマイナス25.0%へと大幅に下方修正しました。これはGDPデータを遡れる1955年以降で最大の落ち込みに相当します。ただし各都府県が要請した外出自粛などの措置には法的拘束力がなく,欧米で実施されているような,より厳しい「ロックダウン」とは性質が異なることから,米国のマイナス34%,ユーロ圏のマイナス38%と比べて日本の落ち込みは比較的浅いと見ています。
    一応IMF発表ですから,世界的にはそういう見方だと考えておいたほうがよいと思います。だから,韓国人視点から見ても「世界一の韓国が困っている韓国を助けてやる」という見方になるわけです。それほど変なことではありません。「韓国は世界一」とIMFが言ってくれたことに,韓国人は非常に喜んだはずです。

  • おはようございます。
    たまに思うのですが、こちらのブログに限らず、ネットには優れた考察の記事が多いですよね。
    日本語の読める韓国人も多いので、もし読んでいたら、日本側の本音がバレちゃっていいのかしら?とちょっと心配したりします。
    まあ、ほとんど杞憂に終わるんでしょうが。
    とりあえず、日韓スワップは日本を助けることになるらしいので韓国は日韓スワップやらないほうがいいですよ、と。
    アビガンもスワップも、韓国には良くないですよ!と、よろしくお願いいたします。

    • 大丈夫です。韓国人は自分達に都合の悪い記事/意見/論考は全て「妄言だ!」と一蹴します。日本に嫌韓が広まって二十年近く、様々な考察が繰り広げられてきましたが、何一つ韓国に伝わったことはありません。

      中央日報日本語版の記事には毎回鋭い批判が寄せられていますが、中央日報がそれらを受け入れた形跡はありません。直接言われてすら届かないのです。

    • ちかのさま
      日本人が韓国人をおかしいと考えてもいる様に、韓国人は日本人をおかしいと考えていると思います。
      だから、懸念は当たらないと思います。

    • ちかのさんへ

       このブログは結構どころか極めてレベルが高い。貯蓄や資産運用の本何百冊とか僅かな運用経験程度では、ついていけないときがある。。
       また、ここにコメントする連中が凄い。普段でも難解な奴らが理系議論に夢中になり馬鹿(団塊)前提のリミットを振り切ったらチンプンカンプン!

      いうことで、ここでは文盲同然でしょうね、発音記号ハングル脳が日本語をなんとか読める程度では。
       日本語で書籍を出すような特異体質?突然変異ともいうべき朝鮮人なら理解できる?
       半島でそれを説明しようものなら叩かれ叩かれ殺されても叩かれるでしょうね。。
       まあ、そういう特異体質朝鮮人でもここは難解でしょうね、円と紙屑ウォンの違いは体験しても民主党政権ですら
      1日に
      『4兆円以上』の[米ドル買・円売り介入]したハードカレンシー『円』の凄まじさを感じられるかな?
       尤も我が国でもハードカレンシー『円』は凄いと言うのは、半世紀前はドル不足で海外旅行禁止、出国できたのは大蔵省等上級職や商社マンくらいの時代を知る爺くらいかな?

    • この状況を理解している賢い韓国人は確かに居ます。
      ただし、この事を口に出したりネットに書き込んだりしようものなら
      良くて親日罪で逮捕、悪ければリアルで撲殺されます。(https://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130919/frn1309190749000-n1.htm)
      なのでそういう世論が広まって多数派になることはあり得ないのでご安心を。

      • 韓国人はそれで足りるんでしょうが、
        その他にも本当に大丈夫か?
        ・・・と思います。

  • おっしゃる通り日韓ドルスワップを締結して、日本はぜひ即日上限までドル引き出し(日本からです。双務契約ですからもちろん日本からもドル引き出せます)それを市中金融機関に格安金利で融資して分配しましょう。
    もちろんアメリカから無制限でドル供給されているのですからそれより低金利じゃないとダメです。OIS+10
    bpとかOISフラットとか(FRBのスキームがOIS+25bpです)

    市中金融機関の旺盛なドル需要がありますから条件さえ良ければ適格担保を積む条件でも余裕で瞬間蒸発です。

    スワップしようと言ってる韓国人は逆サイドも日本の一存で可能なことを知らないんですよね。相手に悪意があれば一転大ピンチ。そういう意味で悪意がない二国間でしかなし得ないスキームなんです。日韓では無理ですよ。

  • 彼らはどうしてローカルカレンシーであるウォンが日本にとって全く何の役にも立たないものという認識がないのでしょうか、世界中でウォンを必要とする国は皆無といってもいいでしょう。
    名前からすると経済系の新聞のようですが、それがわからないと言うとことは教育課程でそういう風にすり込まれたと思わざるを得ません。通貨スワップは日本からすると結ぶこと自体が最悪なのでカードとしては利用価値が無いと思われます。
    カードなど外為法で多数存在するでしょう。我々には理解しがたい国であることが改めて知ることが出来ましたね。

    • 勝手な予想ですが、朝鮮人の評者の中では「スワップ」でありさえすればその際のやり取りされる通貨などは【何でもよく】日本が結ばないと言う方向を貶す為には韓国側が用意するのが韓ウォンしかなく、また日本が傾いたときに韓国ごときがケツモチして支えられる規模では無いだとか、アメリカから無制限のスワップがあるだとかは7ー8割の確率で知らない。或いは朝鮮人読者の9割9分までどうせ理解出来ない、と見ての屁理屈なのでは無いでしょうか?朝鮮人は口喧嘩の天才です。その場で淀みなくデタラメを言い切ったら勝ちなのでしょう。それが反則でもファールでもオフサイドでも構わない。勝利宣言してそれが朝鮮人大衆に受け入れられたらもうそれで良い、という事なのでしょう。
      日本語を解する朝鮮人?そう言う人は他の朝鮮人に真実を教える事など初めから諦めていて、国籍離脱のために努力するとか、周囲に黙って取り組むのでしょう。

  • 防疫収支、クスッときました。これはなんとか残しておいてほしいです。

    日韓通貨スワップは韓国側から要請があれば検討するということになっていたと思いますが、なかったことになってるんでしょうね。

    • 違うんじゃないかな

       検討するかどうかを検討するのをやめた。こうでしょ。

  • 真面目に論ずる気になれないながらに、コメントしておきますね。

    だから良いのではないですか。
    彼の国は狂っているほど面白い。
    さぁ韓狂いましょう。

  • >韓国の防疫収支、経常収支

    シビレます。近頃は日本語入力予測機能が強化されて「忖度先読み」性能が日に日に向上している違いない。そのうちジャーナリストは不要になり「社説作成機能」「天声人語作成機能」が内蔵されることでしょう。「2021年リリースの新機能、社説不要、天声人語不要の日本語入力忖度先読み機能内蔵」ってね。

  • 更新ありがとうございます。

    韓国から、日韓スワップに対して締結反対、再考の意見が出て来たというのは、一見信じがたい論議です。

    韓国側の言い分。『韓日通貨スワップは韓国を援助するための武器として認識されている』『日本は外交カードとしてスワップを掲げ、韓国の屈服を期待』『現在、総額1932億ドル規模の通貨スワップがある』『外貨保有高も過去最高』、、(笑)なら、要らんやん。

    コロナ禍を早く収束し、また「コロナに失敗した日本!」と上から目線でモノ言ってますね。ま、コロナ禍にしても、早くも人の動きを開放するなど、いつ第2波を喰らうか分かりませんが(笑)。

    使えるスワップはCMIMしか無い(スイスもアリか)くせに、大きく出たな。この際、ちょうど良いです。自然消滅させましょう。日韓通貨スワップは、未来永劫にナシ!

    *あと、コメントされる皆様に少しだけお願いしたい事があります。ココではなく、自由に書ける今なら【コロナ禍】についての論壇が別にありますね。

    やたら長いコメントが散見されますが、正直言ってスクロールするのも、しんどいです。主に専門家の方、数人で回しているようですから、話の内容は高度なんでしょうが、もう少し端的にして頂いたら助かります。ま、眺めるだけでコメントした事無い自分が言うのも変ですが、、、。

    • めがねのおやじ様
      私もアチラには極力行きません。🐧
      「トランプ大統領がコロナパンデミックの証拠資料を公表する予定」との記事について触れただけです。🐧

      「チャチャ」入れるのも憚れるし、意味も解らない。🐧
      アチラは「専門家」「医療の現場従事者」等の専門的知見のある方々に任せて、「外野」は自分で出来るマスク・手洗い・ウガイ等をするだけです。🐧

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     ここで言う韓日通貨スワップは、「日本国内のウォンと韓国国内の米ド
    ルを交換する」ものではないでしょうか。

     駄文にて失礼しました。

  • 私の記憶が確かなら、少し前に韓国は日本に対し「マスク(もしくはPCR検査の検体採集キット)を援助してやるから、通貨スワップを!」と言っていたような気もしますが。気の所為ですかね?
    日本としては、マスクは台湾からいただけるし、不良品の検体採集キットはいらないということで、無視していたと思います。当然スワップはお断りしていたわけです。
    そしたら今度は「通貨スワップを結ぶと韓国が日本を助けることになる(から締結すべきでない)」と?意味分かんないですよ。

    フラれた側が「こっちからフッたんだから!フラレてなんかいないんだから!」と言っているような女々しさですね。
    というわけで、フラれた側がキレて支離滅裂なことを言っているから、論理的でなく意味不明な主張になっているということでしょうか。
    「リスカ○ス」とまでは言わないですが、「メンヘラストーカー」ですね。

    • ケロお様 すっぱい葡萄ですかしら(笑)。

      >フラれた側がキレて支離滅裂なことを言っているから、

      「通貨スワップを結ぶと韓国が日本を助けることになる(から締結すべきでない)」とおっしゃるのであれば、日本としては、「それはよかった。じゃあ、さようなら。」ですが、問題は、あの国の人々はすぐにそれを忘れるということです。

      掛けてもよろしいですが、2、3日後、いえ明日にでもまた「日韓協力(通貨スワップ)、日韓協力(通貨スワップ)」と騒ぎだします。何故って、アメリカの後ろ盾で思いのまま、日本から援助を得られた記憶はなくならないと思うからです。

      アメリカの後ろ盾と申し上げました。文在寅政権の反米反日路線で、それを当てにできる状況ではないことに、あの国の人々の認識は追いついていないみたいですね。いえ、気付いているのかも知れません。だからこそ、見苦しいぐらい必死なのかもしれません。

      私たち多くの日本人の意識は、文在寅政権の反米反日路線で、とうに切り替わっているはずですが、忘れてならないのは、日本国内には、親中・親韓の売国議員だけでなく、彼らに影響力のある半島の人々が滞在している現実です。彼らとの細い糸が繋がっている限り、韓国は日本からの援助を諦めないのじゃありません?細い糸…。これがなかなか切れません。

      現在、アメリカのトランプ政権はコロナ被害でより対中路線を強硬なものにしています。
      日本の安倍政権は文在寅政権の反日路線に対して、「丁寧な無視」を執っています。

      がこういった状況は小さな変数でガラッと変わる可能性があると心配しております。たとえば、任期が迫った安倍総理の後任にアメリカや世界と連携して動くセンスのある方が就く保証はありません。

      私、イライラしておりますの。幸運の女神の後ろ髪はない。と申しますでしょう。この危機を機会として素早く動かなくては、二度と幸運は巡って参りません。

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