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【読者投稿】武漢肺炎:「しゅうきんぺいを避けよう」

本稿は久々に、例の武漢コロナ騒動に関連する「読者投稿」です。『夏は涼しく過ごそう ~快適節電ライフ~』というブログを運営する、工学研究者のイーシャ様という読者の方から『武漢肺炎:「しゅうきんぺいを避けよう」』ブログ記事の転載をご依頼いただいたので、ありがたく転載させていただきます(あわせて、コロナ騒動に関連するほかの読者投稿のリンクについても示しておきます)。キーワードは「しゅうきんぺい」ですが、いったい何が書かれているのでしょうか。

読者投稿

読者投稿窓口の常設化

昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております。投稿要領や過去の読者投稿一覧につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』にまとめておりますので、ぜひ、ご参照ください。

武漢コロナウィルス関連の読者投稿

さて、例の武漢コロナウィルスSARS-CoV-2の蔓延を受けて、最近はコロナウィルスに関連する記事が増えています。

これらの執筆者は、次のとおりです。

  • ①、②、⑥、⑪は現役医師の「りょうちん」様
  • ③、④、⑧、⑪は理系研究者の「ケロお」様
  • ⑤は工学研究者の「イーシャ」様
  • ⑧は現役医師の「とある福岡市民」様
  • ⑫は元微生物関係研究室勤務者の「伊江太」様
  • ⑦、⑬は大人気『在韓日本人が見た』シリーズでも知られる「韓国在住日本人」様

これらの投稿はおしなべて冷静であり、現在読み返してみても非常に有益です(ただし、これらのうち最も古い投稿は1月末のものであり、また、執筆時点と現時点においては状況が変化している論点もあるのですが、いずれも時事的な話題を取り扱っている以上、これは当たり前の話です)。

イーシャ様からの投稿

さて、上記の⑤については、厳密にはイーシャ様からの読者投稿というよりも、イーシャ様が保有されているブログ記事を転載させていただいたものです。こうしたなか、次の論考について、昨日、転載依頼をいただきました。

武漢肺炎:「しゅうきんぺいを避けよう」(2020.04.07 17:31:08付 楽天ブログより)

よって、本稿につきましても、当ウェブサイトに有難く転載させていただきたいと思います。

(※以下がイーシャ様のブログからの転載です。基本的に当ウェブサイトではいっさい修正をしておりません。なお、原題は『武漢肺炎 今だからこそ知っておきたい免疫の話』でしたが、当ウェブサイトへの転載にあたってタイトルも変更していただいています。イーシャ様、大変ありがとうございました。)

今だからこそ知っておきたい免疫の話

武漢肺炎に関して、当初「危険なのは老人だけで俺達には関係ない」とたかをくくっていた若者にも重症化・死亡する例があることにショックを受けている方もいらっしゃるようです。しかし、免疫の仕組みを考えれば、これは当然のことなのです。

本当は専門家の方に講義いただきたいのですが、現時点では皆さんお忙しいであろうことに鑑みて、自然科学の一分野としての見識しかありませんが、免疫の基本的な話をまとめさせていただきました。

武漢肺炎を含めて、初めて遭遇する病気に対しては、程度の差こそあれ、年齢・健康状態にかかわらず重症化するリスクは誰にもあることを知り、行動につなげていただければ幸いです。

なお、病名については、中国共産党と習隠蔽近平国家主席におもねる Anti Health Organization (AHO) World Health Organization (WHO) は、公式名称を COVID-19 と決め、病名に “武漢” の名を使わない方針を示していますが、武漢市と中国当局の発表が遅れた結果パンデミックにつながったことを記憶にとどめるために、本稿では敢えて武漢肺炎と呼んでいます

140字以内でまとめると

武漢肺炎を含め、初めて遭遇する病気に対しては、年齢・健康状態にかかわらず重症化するリスクは誰にもある。それは免疫の仕組み上、当然のこと。オールドメディアは科学的知識に基づかず不安をあおる姿勢を改めよ。リスクを下げるため「集近閉(しゅう・きん・ぺい)」を避けよう。

病気からの回復は細菌・ウイルスと免疫との闘い

病気になったとき、特効薬でもない限り、回復するには人体に元々備わっている免疫の働きにより、病気を引き起こした細菌やウイルスを撃退するしかないことは、みなさんご存じでしょう。

逆に言えば、免疫があるからこそ、医学や薬学など存在しない時代から、人類を含む生物は病気に打ち勝ち、生き延びてきたと言えます。

病気からの回復は、病気を進行させる病原体(細菌やウイルス)と免疫との闘いです。

例えばエボラ出血熱のように、死亡率が極めて高い病気でも、病気の進行に免疫が勝てば、自然治癒することだってあります。

逆に、死亡率が低い病気であっても、免疫の働きが追いつかなければ、不幸な事態に陥ることだってあります。

一般論としては、若い人・健康な人ほど重症化する恐れは少く、免疫が弱くなった高齢者・持病がある人の方が重症化する恐れが大きいのは事実です。

しかし、それは、あくまでも全体を見た場合の傾向に過ぎず、個々に見れば、武漢肺炎のような初めて遭遇する病気に対しては、高齢で持病があっても素早く免疫で回復できる場合もあれば、若く健康な人でもなかなか免疫が働かず重症化する恐れもあるのです。

免疫について知っていただければ、そのことを理解いただけるでしょう。

自然免疫と獲得免疫

免疫には、自然免疫と獲得免疫があります。

これら2種類の違いについては、例えば、医学生物学研究所(MBL ライフサイエンス)で公開されている記事に、次のように記されています。

自然免疫

自然免疫とは、受容体を介して、侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞をいち早く感知し、それを排除する仕組みです。生体防御の最前線に位置している仕組みともいえます。ひとつの分子が、多種類の異物、病原体の分子に反応することができますが、特定の病原体に繰り返し感染しても、自然免疫能が増強することはありません。<中略>

獲得免疫

獲得免疫とは、感染した病原体を特異的に見分け、それを記憶することで、同じ病原体に出会った時に効果的に病原体を排除できる仕組みです。適応免疫とも呼ばれます。自然免疫に比べると、応答までにかかる時間は長く、数日かかります。

(医学生物学研究所(MBL ライフサイエンス)「自然免疫と獲得免疫」)

また、同記事には、獲得免疫の特徴について、以下のように記されています。

獲得免疫の主な特徴は、大きく分けると以下の通りです。

1) 特異性と多様性:病原体は無数に存在しますが、生体はそれら全てに対してそれぞれに特異的に反応できる分子を持ちます。どのような病原体、異物にも反応できますが、自分自身(自己)には反応しません。これを自己寛容といいます。

2) 免疫記憶:一度感染した病原体を記憶し、再び同じ病原体に遭遇した際には感染・発症を防ぎ、あるいは発症しても軽度で済むことができる迅速で効果的な免疫応答が発揮されます。

この「2) 免疫記憶」の記述から、世間一般で認識されている免疫、すなわち予防接種を受けたり病気に罹患した後に得られる免疫は、獲得免疫をさしていることがわかります。

これら2種類の免疫については、病原体が侵入してきたとき、さほど強力ではないが何にでも対応できる自然免疫で抵抗して時間をかせぎ、その間に病原体を特異的に攻撃する強力な武器である獲得免疫を準備すると言うこともできます。

(自己寛容については後に述べます。)

なお、上の「2) 免疫記憶」に記されているように、獲得免疫を得たとしても、それは必ずしも再感染しないということではなく、「感染・発症を防ぎ、あるいは発症しても軽度で済む」ということです。

一部オールドメディアからは『新型コロナ、再感染か再燃か 「極めて特異」な可能性」』(朝日新聞デジタル 2020年2月27日 19時50分)と題する報道もありましたが、ここまで読んでいただいた方は、決して「極めて特異」でないことを、容易におわかりいただけますよね。無知なのかわざとなのかは知りませんが、科学的な知識に基づかず敢えて不安をあおるオールドメディアの姿勢は改めて欲しいものです。

獲得免疫はランダム生成

獲得免疫は、どのようにして実現されるのでしょうか?

体内には、いかなる病原体が侵入してきても、その分子構造を解析し対応できる、名人芸とも言える職人技をもった何かが存在するのでしょうか?

その仕組みを見てみましょう。

米国科学アカデミー紀要PNAS電子版で公開されたものとして京都大学で公開されている文献中で、従来の知見として次のように記されています。

獲得免疫の特徴は、無数に近い病原体などの外来抗原を特異的に認識して排除することにあり、その司令塔として働くのがTリンパ球である。このために免疫系は、多様な抗原レセプターを持つ細胞をまずランダムに無数に作りだし、その中から機能的な細胞のみを選択するという戦略をとっている。このプロセス(「教育」と呼ばれる)は専ら胸腺組織で起こり、E2Aという転写因子が重要な役割を果たす。E2Aは遺伝子組み換えによる多様な抗原レセプターを誘導する(1)。これらがT細胞の抗原認識ルールに則って正しく機能しうるかどうかは、自己抗原を提示する胸腺上皮細胞によって検証(テスト)される。このテストで、「自己」に強く反応する細胞はアポトーシスによって殺され(A、赤い細胞、自己反応性の除去)、弱く反応する細胞のみが末梢で病原体を正しく認識しうる細胞として生存シグナルを受けて生き残り(B、黄色い細胞)、全く反応できない細胞は上皮細胞によって「無視」され自滅していく(C、黒い細胞)。」 (京都大学「多様な機能的Tリンパ球の生成を担保する新しいメカニズム」)

うーん、ちょっと難しいですね。

嘘にならない範囲で、私なりに平易に翻訳すると次のようになります。

  • 獲得免疫は、無数に近い病原体などの外来抗原を特異的に認識して排除する。
  • これを実現するため、一旦ランダムにTリンパ球を無数に生成する。
  • その後、生成されたTリンパ球のうち、
  • 自分の細胞を攻撃するものはアポトーシスにより殺される(これが自己寛容を実現するメカニズムです)
  • 何も攻撃しないものは役立たずとして無視され、自滅してゆく
  • それ以外の、自分以外の何かに攻撃を加えるものだけを生き残らせ、有効な免疫細胞として送り出す

ということです。

自己寛容を実現しながら、外来抗原(病原体)を攻撃する免疫細胞を狙って作り出すのではなく、とりあえずTリンパ球をランダムに作って、その中のいらないものを捨てるという、一見無駄が多い仕組みを採用しているわけです。

しかしながら、こうして担保されるランダム性こそが、個体ごとに異なる自己寛容を実現しながら、無数に近い外来抗原を特異的に認識して排除できる免疫システムを作り出しているのです。

獲得免疫が得られるまでに要する時間は運次第

侵入してきた外来抗原に対して、獲得免疫が得られるまでに要する時間はどれくらいなのでしょうか?

はっきり言って、運次第です。

一旦身体に送り出されたTリンパ球も、永遠の寿命を持つわけではありません。

ランダムに作られて送り出され、そのとき身体に存在するTリンパ球の中に、運よく外来抗原に反応するものがあれば、短時間で獲得免疫が得られます。

逆に、外来抗原に反応するTリンパ球が、運悪くなかなか作られなければ、それまで獲得免疫は得られません。

先に引用した通り、医学生物学研究所の「自然免疫と獲得免疫」には、獲得免疫は「応答までにかかる時間は長く、数日かかります。」とあります。しかし、数日というのは、あくまでも平均的な話です。

Tリンパ球はランダムに作られるが故に、いかなる外来抗原に対しても、いつかは適切なものが作られるはずですが、それに要する時間の保証はありません。

どんな病気でも年齢・健康状態にかかわらずリスクはある

病気と免疫との闘いは、病気による症状の進行と、獲得免疫を得られるまでの時間の競争です。

軽い症状しか出ない病気や、若く健康な人の場合には、獲得免疫が間に合う可能性が高いでしょう。

一方、重い症状が出る病気や、代謝が衰えた老人・持病で基礎体力が落ちた人では、症状の悪化と獲得免疫の競争は、より過酷なものになります。

ただ、そこには、獲得免疫の仕組みに内在するランダム性があることを忘れないでください。

どんなに若く健康な人でも、武漢肺炎のような初めて遭遇する病気に対しては、リスクが0ということはあり得ないのです。

集近閉(しゅうきんぺい)を避けよう

武漢肺炎が重症化するリスクは、年齢や健康状態にかかわらず誰にもあることは、ご理解いただけたと思います。

リスクを避けるには、感染する機会を減らすしかありません。

このために、世間では「3つの密を避けよう」と言われています。

その通りです。ただ、残念ながら「3つの密」では具体的に何と何なのかが、一目ではわかりません。。

Yahoo ! ニュースのコメントに書かれていた表現だそうですが、

  • 密集の「集」
  • 近接の「近」
  • 密閉空間の「閉」

をとって、「集近閉(しゅうきんぺい)を避けよう」と覚える方がわかりやすいでしょう。<了>

読後感

以上が、転載依頼をいただいたイーシャ様のブログ記事です。

冒頭の「140字の要約」、非常に良いですね(笑)

また、Anti Health Organization (反健康機構)、略して「AHO」には一瞬、クスリとしました(もっとも、冷静に考えてみると、まさに現在のWHOの「中国におもねる姿勢」が武漢ウイルスの蔓延と無関係でないはずだと考えると、諸悪の根源である中国共産党という存在には腹立たしい限りですが…)。

また、中国がいまだに全容についての正確な情報を世界に開示していないという点も、私たちの中国に対する不信感を高める理由でしかありません。

個人的には、中国にこのコロナ騒動の落とし前を付けさせるべきだと思いますし、最低でも米国には中国の外貨準備資産(米国債など)を特定し、今のうちに差し押さえてほしいとすら思います(もちろん、損害賠償に充てさせるためです)。

いずれにせよ、「集近閉(しゅうきんぺい)を避けよう」については、用語として是非、大々的に広めたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (83)

  • 本日もまた有意な論考を載せていただきありがとうございます。
    会計士様とイーシャ様に感謝。

    それにしても、見え消しの部分、余り大きな声では言えませんが、座布団1枚増呈。

  • 以前に書いたネタに変更を加えたものですが。

    Anti Health Organization (AHO) 発

    武漢肺炎で極めて有害な毒素を発見。
    最も貢献した人物の名にちなみ、テドロストキシンと命名した。

  • 意外と日本の弱毒土着コロナビールスの方が強く
    中共疫ビールスを抑えていたりして

  • 「密集・近接・密閉を避けよう」について
    もともとは、この3つが重なっている場所(ライブハウスとか)は
    空気感染の恐れがあるので避けましょうだったとおもいます。

    感染が拡大してきているので、どれか一つでも当てはまる場所は
    避けるべきに変わったのでしょうか?

    極端な例だと
    密閉:トイレの個室のドアは開け放っておくべきですか?
    密集:通勤通学のバスは、窓を開けている状態でも避けるべきですか?

  • 投稿していただいたイーシャ様、編集掲載していただいた新宿会計士様ありがとうございます。

    獲得免疫は確率論であり、その確率は年齢や基礎疾患等により変化するというのは納得できます。

    そういえば、BCG接種による自然免疫活性化について傾向的にはそれらしく見えているが、確たる証拠は現在ないとの記事が先日上がっております。

    https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200405-00171556/

    ワクチンなどの有効な免疫強化が図れるまで、自然免疫の維持と感染機会の低減に務めるしか無いですね。
    (非選択性の自然免疫活性薬など開発できれば…自己免疫疾患とどう折り合いを付けられるかが謎ですけど)

    AHOとテドロストキシン…言い得て妙ですね。(笑)

    • ボーンズ 様

      BCGがコロナに効く、という話を聞くたびに、本当かなあ、と思ってしまいます。「このBCGが黙ってねえ」と肩を出すのはバカ殿様のギャグでしたから、BCGがコロナに効くならなぜ志村さんはコロナで亡くなったのかなあ、と。
      ※飲み屋でうつされたのと、相当なヘビースモーカーだった事は聞いてます

      まあ、統計データに対して個別の例を挙げたて突っ込んでたらきりがありませんけどね。

      • とある福岡市民 様

        獲得免疫ほど強い効果はありませんし、基礎疾患があれば…ですね。
        統計データの検証で実験する訳にも行かないですし。

      • 喫煙者の皆様

        タバコは、肺を不可逆的に相当傷めます。
        肺は余力が大きく片肺でも生きていくことはできますが、
        肺炎など、肺を傷める疾病にかかった時は致命的になることも。

        これを機会にやめることを真剣に考えたほうがいいかも。

        自分自身の生活を振り返ると、人に勧めるなんてできませんが。

      •  BCGの効果は、50年とか60年とかどこかの※にありました。 
         志村の世代は、小学校でツベルクリン反応の注射の翌々日あたりに赤く腫れた大きさしだいで、あの痛いBCGを射たれた。
         小学校六年生(12歳)でBCG接種でも70歳の志村は、BCGの恩恵を失っていたでしょうね、最後のBCGから50年はとうの昔、ほぼ60年経過しているのですから。。

  • イーシャさま
    読者投稿、ありがとうございました。
    僭越ですが、補足させて頂きます。
    獲得免疫は、無数に近い病原体などの外来抗原を特異的に認識して排除する。
    は正しいですが、液性免疫(抗体産生)と細胞性免疫(細胞障害)の二種類に大きく区分されます。
    イーシャさんの引用に書かれているのは、細胞性免疫の話です。
    ウイルスに対しては、主に細胞性免疫がウイルス感染細胞を殺傷することで、ウイルスを除去するとされていますが、液性免疫(抗体)も、ウイルスの殻に結合して、排除します。
    T細胞の生き死にの話になります。
    大体の細胞は、生きるシグナルと死ぬシグナルが、同時に存在して、そのシグナルの強さで、生死が決まります。
    自己反応性T細胞は、成熟の過程で自己認識するものは、アバターシスを起こします。また、反応しない(TCRに結合が無い)と、生きるシグナルが下がって、アポトーシスを起こします。
    基本的に感染時に、一気に増えて、感染細胞が無くなると、死んで行きます。これが死なずに生き延びると、免疫亢進が続き、自分が危なくなります。
    少しだけ生き残る様になっていて、次に同じ異物が来た時には、すぐに増えて仕事をします。これがイーシャさんが書いている、記憶免疫になります。
    何処で生き延びているのか、同じ細胞が生き延びるのかは、謎のままだと思います。
    こんな話は知らなくても、勝手に貴方の体の免疫は、異物に反応しますので、ご安心下さい。生まれてから死ぬまで、ずっとです。

    • だんな 様

      しかし暴走するとアレルギーになったり、自己免疫疾患になったりする諸刃の剣。
      適度なコントロール(正常時はそうなるのだが)が必要ですね。

      • ボーンズさま
        免疫は、強弱よりもバランスが、重要だと言うことらしいですね。

    • だんな 様

      胸腺におけるT細胞の教育は、以下のように覚えました。
      ・死ぬシグナル → 死の接吻
      ・生きるシグナル → 優しい接吻
      ・どちらも受けられないと淋しくて死んでしまう

      • イーシャさま
        殆どの細胞が、生死のシグナルを受けて存在しています。どちらも無い細胞は、無いと考えた方が良いです。
        この場合、相手のいないT細胞は生きるシグナルが、無くなって死ぬと考えた方が良いです。
        相手のいないT細胞は、関係無い細胞に悪影響を与えますので、死んでもらわないと、困るんです。

  • イーシャさま、新宿会計士さま、有意義な投稿を掲載していただきありがとうございます。
    いつものことながらとても勉強になり助かっております。

    ここのサイトに一度感染すると重症化は免れません。
    毎朝一番でここを開かないといられません。
    免疫はつかなくてよろしい。

  • 抗原・抗体検査について理解していない話題も多いですね。
    抗体検査をスクリーニングに使えとか、PCRの替わりにしろとかw

    雑談スレに貼ろうかと思いましたが便乗。

    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71459
    全員はマトモな医療を受けられない…英国はコロナ危機を乗り切れるか
    国立病院の疲弊とリソース不足

    場末から超一流の職場の勤務経験がある私の経験でも、日本の病院では場末の病院でも物品の種類が少ないことはあっても数の不足は、311以外の時には経験したことがありません。
    ボリスジョンソン首相がNHSに感謝とかツィートしていましたが、彼自身はNHSの病院に入っているとは思えませんが・・・。

    • りょうちんさま
      日本の医療は、お医者さんのおかげが有ると思って感謝しています。
      段々とお医者さんが、良い商売では無くなって、ただ大変なだけ(時給は肉体労働者の方が高い)になっている様に、思います。
      今日も1日、よろしくお願いします。
      通院後の、だんなでした。

    • ボリスジョンソン首相の入院しているSt Thomas' Hospitalは、一応、NHSの旗艦(基幹)病院らしいです。
      ただし、国民皆保険のNHSと言っても、中の保険組合の格で受診できる医療機関の格が違うらしく、St Thomas' Hospitalは、セレブ御用達であるのは確かのようです。

      • おっと、無事に回復し、退院が決まったとのニュースです。
        しかし、ツィッターを見てましたけど、英国人に愛されてるんですねえ。
        ほとんど悪態のようなものを見ませんでした。
        もし安倍首相が感染して入院しようものなら、歓喜のタイムラインが溢れそうです。

  • 皆さん抗体と異物の結合自体のイメージが、無いと思います。
    抗体は、約1000Da(分子量)で、7アミノ酸の大きさに結合する部位を持った、高分子化合物と定義することができます。所詮抗体と異物は、低分子化合物のように、直接結合する訳では無く、水素結合や電気陰性力などにより、可逆的な結合をします。
    抗体を作る細胞は、大人なら、ある程度の種類のストックが有ります。
    抗体は、同じ異物に対しても、人によって出来る物が違います。目が付いている訳では無いので、構造が化学的に違いものは区別が付きません。同じ抗体でも、強く結合する物質、弱く結合する物質が、有ってもおかしく有りません。
    逆も真なりで、同じ異物に対しても、人によって強く結合する抗体、弱くしか結合する事の出来ない抗体となります。
    異物も無限、相手をする抗体産生細胞も無限だという事です。
    新しい異物に対する免疫応答も、一から始まるのでは無く、ストックの中から、弱く結合する抗体を産生する細胞が対応して、強く結合する抗体を作る細胞が出来て来ます。
    コロナウイルス自体は、既に広く存在していました。
    コロナウイルスに反応する抗体が、そのまま新型コロナウイルスに反応して対応してもおかしく有りません。
    症状の出ない感染者が、多い理由はこのためと思います。

    • あの、うるさいこと言って申し訳ないんですが、IgGで分子量15万ぐらいですかね

      • 現状を憂うる者さま
        書き方が分かりにくかったようです。
        IgGの大きさではありません。
        約1000Daは、IgGの結合部位に入る、相手側のサイズです。

        • だんなさま (ってちょっと変ならすみません)

          それは失礼しました。

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