昨日の『鈴置氏「米韓為替スワップで韓国は逃げられなくなる」』で少しだけ触れた論点が、「米中支援争い」です。これについて、BSフジ『プライムニュース』にヒントを受け、現状における中国の医療支援などの状況に加え、中国が外国と締結しているスワップ協定についてまとめるとともに、密かに日本が米国の「代理人」として機能し始めているのかもしれません(もちろん、そこにリスクがないわけではないのですが…)。
目次
米中支援合戦
プライムニュースが優れている!
昨日の『鈴置氏「米韓為替スワップで韓国は逃げられなくなる」』では、BSフジ『プライムニュース』という報道番組の、2020年4月3日の放送回について、話題に取り上げました。
当ウェブサイトではテレビ番組(とくに地上波テレビ)に着想を得て議論を展開する、ということは、あまりありません。その理由は、昨日も報告したとおり、
- 映像情報の場合、2倍速再生などが可能なケースもあるものの、文字情報と異なり、一般に「速読」「流し読み」をすることはできない
- 動画を情報源として使用するためには、発言内容を文字に起こして文章を整える必要がある
- ウェブサイトで視聴可能ではない番組も多く、また、一定の期間が経過すると視聴できなくなるケースも多い
といったものが挙げられます。
しかし、『プライムニュース』、とりわけ韓国観察者である鈴置高史氏、愛知淑徳大学教授の真田幸光氏の出演回に関していえば、こうした苦労をしてでも話題として取り上げる価値があると考えています。というのも、視聴していて、非常に勉強になるからです。
放送時間が決まっているため、リアルタイムで視聴できないことも多いのですが、それでもできる限り「見逃し配信」などを利用して視聴するようにしています(※ウェブ視聴であっても視聴可能時間に制約があるようですが、詳しい視聴条件については番組ホームページなどをご参照ください)。
米中支援合戦をどう見るか
さて、昨日の『プライムニュース』を視聴していたところ、こんな話題が出てきました。
- 昨今のコロナウィルス蔓延を巡り、米国が現在、14ヵ国の中央銀行・通貨当局に対し為替スワップを提供している。
- 一方で中国は、世界の9ヵ国以上に対し、医療チームを派遣している。
- 米国が為替スワップを提供している相手国と、中国が医療チームを派遣した相手国は、重なっていない。
このうち、米国が為替スワップを締結した相手国については、当ウェブサイトでもこれまで何度も触れたとおり、ざっくりと分類すれば、①米国が常設型の為替スワップを提供している相手(5中銀)、②米国が時限的なスワップを提供した相手(9中銀)、③その他、に分けられます(図表1)。
図表1 米国が為替スワップを提供している相手国、提供していない相手国
グループ | 具体的な国 | 為替スワップの条件 |
---|---|---|
①米国が常設型為替スワップを提供している相手 | ユーロ圏、日本、英国、スイス、カナダ | 期間無制限・金額上限なし |
②米国が時限的な為替スワップを提供している相手 | 豪州、ブラジル、韓国、メキシコ、シンガポール、スウェーデン | 期間は当面6ヵ月、金額上限は600億ドル |
デンマーク、ノルウェー、ニュージーランド | 期間は当面6ヵ月、金額上限は300億ドル | |
③米国との為替スワップが存在しない相手国 | G20…インド、インドネシア、ロシア、サウジアラビア、中国、トルコ、アルゼンチン、南アフリカ | スワップなし |
上記以外のアジア諸国…香港、台湾、タイ、マレーシア | スワップなし |
(【出所】著者作成)
これに対し、『プライムニュース』によると、中国が医療チームを派遣した国は、イタリア、セルビア、イラク、イラン、パキスタン、ラオス、カンボジア、フィリピン、ベネズエラの9ヵ国なのだそうです。これを再整理すると、次のとおりです(図表2)。
図表2 コロナ騒動を巡る米中の支援合戦
地域 | 米国の為替スワップ | 中国の医療チーム |
---|---|---|
欧州 | ECB、英国、スイス、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク | イタリア、セルビア |
アジア・オセアニア | 日本、韓国、シンガポール、豪州、ニュージーランド | イラク、イラン、パキスタン、ラオス、カンボジア、フィリピン |
北米 | カナダ、メキシコ | ― |
南米 | ブラジル | ベネズエラ |
(【出所】「米国の為替スワップ」は米FRBウェブサイト、「中国の医療チーム派遣先」は『プライムニュース』)
為替スワップの狙いは「陣地争い」
この視点は、非常に新鮮です。
そもそも今回のFRBによる為替スワップの締結相手国に、中国や香港が含まれていないことについては、当ウェブサイトでは偶然、3月22日付の『米FRB為替スワップの解説と「中国へのメッセージ」』でも触れていた論点でもあります。
しかし、ここに『プライムニュース』の視点を加えれば、「米国の金融支援(ドル供給)」対「中国の医療支援」、という構図が浮かんでくるのです。まるで「関ヶ原の戦い」のようですね。
中国政府に「国家国際発展合作署」という組織があります。組織の英語名称は “China International Development Corporation Agency (CIDCA)” と記載されていますので、日本語訳すれば、「中国国際開発協力機構」、といったところでしょうか。
このCIDCAの『協力実績』というページを眺めてみると、3月11日以降、合計27の記事が掲載されていて、①支援物資の提供を16ヵ国に対し、②医療協力を6ヵ国に対し、それぞれ実施しています(カンボジアとラオスの2ヵ国が重複しているため、支援対象国は合計20ヵ国です)。
支援物資の提供(16ヵ国)
アゼルバイジャン、インドネシア、ウクライナ、カザフスタン、カンボジア、ギリシャ、タイ、フィリピン、フランス、ベラルーシ、マウライ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア
医療協力(6ヵ国)
イタリア、イラク、ウズベキスタン、カンボジア、バングラデシュ、ラオス
先ほどの『プライムニュース』に掲載されている情報とCIDCAの『協力実績』の記載は微妙に整合していませんが、それでもこちらのCIDCAの情報に照らしても、やはり中国が支援している相手国と、米国が為替スワップを提供している相手国は、基本的に重なっていないことが確認できるでしょう。
(※もっとも、フランス、ギリシャ、イタリアの場合はユーロ圏であり、米国は欧州中央銀行(ECB)に対して期間・金額無制限の提供しているため、米国の金融支援の相手国と中国の医療支援の相手国がまったく重なっていない、というわけでもありませんが…。)
人民元vs日本円
人民元建てのスワップは使い物になるのか?
さて、中国がコロナショックで旺盛に医療支援を実施しているということはわかるのですが、そういえば、中国は世界各国と通貨スワップ・為替スワップなどを締結していたはずです。
少し古い情報で恐縮ですが、昨年12月末時点において、おそらく現在でも有効な人民元建てのスワップが、少なくとも15本あります(図表3)。
図表3 中国が締結している通貨スワップ・為替スワップ
相手国 | 上限(人民元) | 上限(相手国通貨) |
---|---|---|
ニュージーランド(2017年5月) | 250億元 | 50億NZドル |
香港(2017年11月) | 4000億元 | 4700億香港ドル |
タイ(2018年1月) | 700億元 | 3700億バーツ |
オーストラリア(2018年4月) | 2000億元 | 400億豪ドル |
ナイジェリア(2018年5月) | 150億元 | 7200億ナイラ |
パキスタン(2018年5月) | 200億元 | 3510億Pルピー |
マレーシア(2018年8月) | 1800億元 | 1100億リンギット |
日本(2018年10月) | 2000億元 | 3.4兆円 |
英国(2018年11月) | 3500億元 | ポンド(上限不明) |
スイス(2018年11月) | 1500億元 | 210億スイスフラン |
インドネシア(2018年11月) | 1000億元 | ルピア(上限不明) |
アルゼンチン(2018年12月) | 1300億元 | ペソ(上限不明) |
シンガポール(2019年5月) | 3000億元 | Sドル(上限不明) |
欧州連合(2019年10月) | 3500億元 | 450億ユーロ |
マカオ(2019年12月) | 300億元 | 350億パタカ |
(【出所】表中にリンクで示している。なお、日本とのスワップは通貨スワップではなく為替スワップ)
ただ、この図表で見ていただければわかるとおり、基本的にこれらのスワップは「米ドルとの通貨スワップ」ではありません。あくまでも人民元とのスワップです。
このうち、日本の場合は日本の民間銀行が中国本土で人民元建ての債券などを発行しているため、中国における流動性危機時に人民元の提供を受けるというこの為替スワップが有益です(『危険なパンダ債と「日中為替スワップ構想」』等参照)。
また、英国や香港、ECB、スイスなどの場合も、おそらくは「オフショア人民元取引センター」を目指しているため、人民元の流動性不足が生じるのを防ぐうえでは、これらの通貨スワップは、市場への人民元供給手段として機能していると考えられます。
しかし、それら以外の各国にとって、果たして人民元建てのスワップが危機時に役立つのかは疑問です。
なぜなら、通貨スワップは、とくに発展途上国にとっては「金融支援」という側面が強い一方、人民元自体が現時点において、依然として「国際的に広く通用する通貨である」とは言い難く、危機に際してはやはり米ドルが一番役に立つ通貨であるからです。
通貨の実力
さて、当ウェブサイトではしばしば、国際的に広く通用する通貨のことを「ハード・カレンシー」、そうではない通貨のことを「ソフト・カレンシー」と表現しています。
この「ハード・カレンシー」と「ソフト・カレンシー」という区分は明確に設けられるものではないのですが、ざっくりといえば、その通貨自体の国外への持ち出し、国外からの持ち込みに国際的な制約が少なく、金融商品取引にも規制が少ない通貨が「ハード・カレンシー」です。
国際決済銀行(BIS)の統計によれば、銀行間の店頭市場(OTCマーケット)で取引されている「通貨ペア」に占める通貨の比率は、米ドル、ユーロ、日本円の順に多いのですが、人民元が近年着実にその地位を高めていることもわかります(図表4)。
図表4 OTC外為市場通貨ペア比率(単位:%)
通貨 | 2013年 | 2016年 | 2019年 |
---|---|---|---|
米ドル | 87.04 | 87.58 | 88.30 |
ユーロ | 33.41 | 31.39 | 32.28 |
日本円 | 23.05 | 21.62 | 16.81 |
英ポンド | 11.82 | 12.80 | 12.79 |
豪ドル | 8.64 | 6.88 | 6.77 |
加ドル | 4.56 | 5.14 | 5.03 |
スイスフラン | 5.16 | 4.80 | 4.96 |
人民元 | 2.23 | 3.99 | 4.32 |
香港ドル | 1.45 | 1.73 | 3.53 |
NZドル | 1.96 | 2.05 | 2.07 |
スウェーデン・クローネ | 1.76 | 2.22 | 2.03 |
韓国ウォン | 1.20 | 1.65 | 2.00 |
シンガポールドル | 1.40 | 1.81 | 1.81 |
ノルウェー・クローネ | 1.44 | 1.67 | 1.80 |
メキシコ・ペソ | 2.53 | 1.92 | 1.72 |
インド・ルピー | .99 | 1.14 | 1.72 |
その他 | 11.38 | 11.60 | 12.04 |
合計 | 200.00 | 200.00 | 200.00 |
(【出所】BIS “Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Over-the-counter (OTC) Derivatives Markets in 2019 (Data revised on 8 December 2019)” の “Foreign exchange turnover” より著者作成。なお、「通貨ペア」が集計されているため、合計すると100%ではなく200%となる)
しかし、取引量が多かったとしても、ただちに「ハード・カレンシー」になれるわけではありませんし、人民元は依然として「ソフト・カレンシー」です。というのも、たしかに近年、人民元の取引量は増えているものの、外国人投資家は依然として中国本土の金融商品に自由に投資したりすることはできないからです。
その一方で、日本円は米ドルと比べれば国際的な通用度は劣りますし、近年、少しずつ取引シェアが落ちている懸念もあるのですが、それでもBIS統計上は世界3位の取引量を誇り、また、外国人投資家が円建ての金融商品に対する投資するのも、基本的に自由です。
日本はアジア支援を担当?
いずれにせよ、今回のコロナ騒動を巡って、世界各国が米ドル不足に陥っていることは事実であり、中国人民銀行が米ドル紙幣を印刷する権限を持っていない以上、中国が「金融支援」を行うことは難しく、だからこそ「手っ取り早く支援できる」という意味で、医療支援に力を入れているのでしょう。
こうしたなか、米国の陰に隠れて目立ちませんが、じつは、日本がアジア諸国に対する金融支援に力を入れています。
『タイと為替スワップも成立 日本中心に成長する安全網』でも報告しましたが、日本銀行は3月、タイ中央銀行との間で為替スワップ協定を締結しました。
この協定も含め、日本がアジア各国など対して提供しているスワップが、非常に充実して来ました(図表5)。
図表5 日本が締結する二国間スワップ一覧
契約相手 | 交換上限 | 交換条件 |
---|---|---|
米連邦準備制度理事会(FRB) | 無制限 | (為)日本円と米ドル |
欧州中央銀行(ECB) | 無制限 | (為)日本円とユーロ |
英イングランド銀行(BOE) | 無制限 | (為)日本円と英ポンド |
スイス国民銀行(SNB) | 無制限 | (為)日本円とスイスフラン |
カナダ銀行(BOC) | 無制限 | (為)日本円と加ドル |
豪州準備銀行(RBA) | 1.6兆円/200億豪ドル | (為)日本円と豪ドル |
中国人民銀行(PBOC) | 3.4兆円/2000億元 | (為)日本円と人民元 |
シンガポール通貨庁(MAS) | 1.1兆円/150億シンガポールドル | (為)日本円とシンガポールドル |
タイ中央銀行(BOT) | 8000億円/2400億バーツ | (為)日本円とタイバーツ |
インドネシア銀行(BI) | 227.6億ドル | (通)日本円または米ドルとインドネシアルピア |
フィリピン中央銀行(BSP) | 120億ドル | (通)日本円または米ドルとフィリピンペソ |
シンガポール通貨庁(MAS) | 30億ドル | (通)日本円または米ドルとシンガポールドル |
タイ中央銀行(BOT) | 30億ドル | (通)日本円または米ドルとタイバーツ |
インド準備銀行(RBI) | 750億ドル | (通)米ドルとインドルピー |
(【出所】日銀『海外中銀との協力』のプレスリリース、財務省『アジア諸国との二国間通貨スワップ取極』等より著者作成。「交換条件」欄に(為)と示しているものが為替スワップ、(通)と示しているものが通貨スワップ。なお、通貨スワップについては「相手国が日本から引き出す際の条件」のみを記載している)
日本は為替スワップが9本、通貨スワップが5本、合計14本の二国間スワップ協定を、12の中央銀行・通貨当局との間で保持しているのですが、注目すべきは
- オーストラリアに対する為替スワップ
- インドネシアに対する通貨スワップ
- フィリピンに対する通貨スワップ
- タイに対する通貨スワップ
- シンガポールに対する為替スワップと通貨スワップ
- タイに対する為替スワップと通貨スワップ
という、6ヵ国・8本のスワップ協定でしょう。
いわば、米ドル建て資産を中心とする巨額の外貨準備と、米国との無制限の為替スワップ、そして世界最強クラスの日本円を武器にして、少しずつ、アジア諸国に対する「独自金融支援網」を拡大しているのです。
多国間通貨スワップ協定であるチェンマイ・イニシアティブ・マルチ化協定(CMIM)とあわせて、日本が中国に対抗してアジアの金融支援の「ハブ」として機能するのかどうかは、今後の隠れたテーマのひとつといえるかもしれません。
(※インドネシアとの通貨スワップについては少し危険な兆候もあるのですが、余裕があれば別稿で議論します。)
G20スワップ構想?あり得ない!
さて、先日から『「G20スワップ構想」に含まれる韓国側の「ホンネ」』などでも報告しているとおり、「多国間通貨スワップ協定」を望んでいる国があることは事実でしょう。
ただ、あくまでも個人的な感想を申し上げるなら、「G20通貨スワップ」のような「多国間通貨スワップ」に、日本はこれ以上参加すべきではありません。というのも、憲法上、軍事的な戦争に制約が設けられている日本にとって、通貨は数少ない外交上の武器だからです。
というよりも、「G20通貨スワップ」などの多国間通貨スワップの枠組みを作ってしまうと、それに参加する国のなかには、「ありがたみ」を感じずにガンガン引き出してしまう国もあるでしょう(たとえばロシア、インドネシア、ブラジルなど)。
そうなると、米国や日本などの先進国は結局、「払い損」になってしまいかねません。
いずれにせよ、日本は米中覇権争いに際し、テーブルの上では中国と仲良くしても良いと思いますが、テーブルの下ではしっかりと中国の足を蹴っ飛ばすくらいのことをすべきでしょう。
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外交は、「右手で握手、左手で殴り合い」とも言われますので…
どさくさに紛れて食い逃げする輩が多いので、これ以上の多国間スワップは不要ですね。
G20通貨スワップ作るぐらいならIMFで十分だよねえ。また1000億ドル出資増やす?
匿名様
>G20通貨スワップ作るぐらいならIMFで十分だよねえ。
ええかっこしいの日本政府には、品のない取り立てはムリですので、そこは、その道のプロということで、IMFにお任せ。ですわね。
日本としては、アメリカが諸事情でスワップ取りこぼした国々にそこに中共が入り込まないよう穴塞ぎをする。ということですかしら?安全保障で独立するまで、日本は日米同盟を堅持する必要があります。
でも、安全保障で独立する日は来るのでしょうか?
こういってはなんですが、この危機は返せば、憲法改正、安全保障準備の絶好のチャンスであるハズですが…。
安倍総理の本気度を疑う日々が続いております。
日本円の取引シェアが結構大きく減ってきてるのが気になります。
一体何が原因なんでしょう?
貿易額の増加分の内、相当部分が中国の関係する取引だからかな?
例えば、中国-香港間の取引が増えれば、香港ドルなり人民元の決済量が増えます。
その増加量が全世界貿易額の増加量の率より高ければ、自ずとシェアも高まります
ドル/円相場!
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
一昨日の『プライムニュース』からですが、これからは新型コロナウィ
ルスのワクチンを、米中のどちらが先に開発するかの競争になるでしょう。
それに関連して、日本が治療効果が期待されている『アビガン』を希望
国に無償供与するのではないでしょうか。
>https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012366991000.html
蛇足ですが、韓国が「アビガンを、韓国の独占生産にしろ」と言い出す
のではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様
>蛇足ですが、韓国が「アビガンを、韓国の独占生産にしろ」と言い出すのではないでしょうか。
あの国?について、日本政府は丁寧な無視を続行いたします。
というか、現在、あの国?の言うことに、お愛想でも耳を傾けるポーズのできる余裕のある国は皆無でございます。御免あそばせ。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
心配性のおばさん様へ
>現在、あの国?の言うことに、お愛想でも耳を傾けるポーズのできる余裕のある国は皆無でございます。
残念ながら、そうなれば日本マスゴミ村のATMや、その代理人が、米中
覇権争いでもあることを無視して、「新型コロナウィルス感染で世界が
大変だから、韓国だけでなく中国でも、大量生産できるようにすべきだ」
と言い出すでしょう。(逆に中韓がワクチン開発に成功した場合は、言い
出しません)
それどころか、その主張を受けて、韓国が勝手に生産を始める恐れもあ
ります。
もっとも、明日の社説で「確かに新型コロナウィルス感染は重大な問題
だが、アビガンが重大な副作用を持っておる危険性を無視してもよいのだ
ろうか」と言い出す可能性もありますが。
蛇足ですが、(『アビガン』が新型コロナウィルス感染に効果があると
いう前提ですが)日本は世界に資金提供するよりも、『アビガン』自体を
生産して、現物無償供与した方が、良いのではないでしょうか。
もっとも、その後に『アビガン』に重大な副作用が発見された場合は、
韓国や日本マスゴミ村のATMが、安倍総理の責任として追及する恐れもあり
ますが。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様
>『アビガン』自体を生産して、現物無償供与した方が、良いのではないでしょうか。
あら、そういう意味だったのかしら?昨日だったかのアノニマスポストさん、ご紹介記事にこういうのがありました。
政府、アビガン無償提供を検討 30カ国から要請
https://this.kiji.is/618730483762775137
私はね。「半島国家にまで、無償提供なんて、また恩を仇で返されてしまうわ。」と思っただけですが。
とうの昔に支那は不法にもアビガンの偽物を製造し大々的に使ってますよ。
引きこもり中年様
引きこもり中年様>韓国が「アビガンを、韓国の独占生産にしろ」と言い出すのではないでしょうか。
おそらく中国で物質特許切れで緊急避難的な対応として無断で生産して製造過程での手抜き、処方の誤用による薬禍の発生と日本への謝罪と賠償要求が三点セットと思います(笑)。
おそらく韓国製の手抜き粗造アビガンには「Made in Japan」と刻印されているハズですから(笑)。
駄文失礼しました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
パーヨクのエ作員様へ
>おそらく中国で物質特許切れで緊急避難的な対応として無断で生産して
(新型コロナウィルス感染に『アガビン』が有効であるという前提付き
ですが)だからこそ、日本としては、手抜き粗造の『アガビン』を避ける
ためにも、世界に資金提供する代わりに、日本国内で製造したアガビンを
WHO経由で世界に現物無償提供すべきではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様
当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。
引きこもり中年様>世界に資金提供する代わりに、日本国内で製造したアガビンを
WHO経由で世界に現物無償提供すべきではないでしょうか
WHOがまともな組織でしたらそれで良いと思いますが、当方が韓国のムンムンならばVANKの予算を削ってでもWHO提供の薬に偽造かつ粗製アビガンを日本製のアビガンと混ぜ混んで世界中に薬禍を起こしますね。
Made in japanの偽造品で大事な人の命を奪われたら何も知らない被害者の恨みは日本に行きますからね。
WHOはあのトップです。韓国が先述の偽造品配布策を採用したら間違いなく世界中に日本への恨みが発生すると思います。
その時は間違いなくマスゴミは日本を糾弾する側に回るでしょう。事実を後で公表しても後の祭りです。
命に関わるプロパガンダを日本が打ち消すのは無理だと思いますね。
アビガンに関するあらゆる技術はどうせ日本に害はもたらせども利益は一切もたらさないと思います。
当方としては「最初からアビガンは製造を中止」して他国に製造させるべきと思います。
恨むべきなのは中国にライセンスを与えて容易にジェネリック薬品を製造可能にした日本企業及び政府の「安全保障のセンスの悪さ」です。
上記の韓国のアクションは韓国の地政学的な位置付けから「韓国が当然行うべき事柄」と思います。
騙される方が悪い。やらない方がおかしいです。
日本の屈辱的対外連敗がまた一つ増えるのでしょうが最小限の敗北にどうやって留めるかが重要ではないでしょうか。
以上です。駄文失礼しました。
アビガンについては製造できない国はないでしょう。
日本の特許を尊重するか否かです。
臨床試験をいろいろやって、使うかどうかは、各国次第。
それについては、日本は関与できません。
で、使う時には、日本の特許を尊重してください。
尊重されない場合に、取り合えず、日本の手段はない。
強制手段がないのが現実です。
今私たちの関心が国内の武漢肺炎の帰趨に集中するのは仕方がないことだと思います。しかし、少し先の日本を取り巻く状況を考えれば、「コロナ後」というのが決定的に重要になるのでしょう。世界でいち早くこの災厄を乗り越えたと宣伝しているのが中国ですが、果たして本当なのでしょうか。それを実現しているならば、外国のプレスを追い出したりするのではなく、積極的に招致して宣伝の片棒を担いでもらおうとするはずだとも思うんですが。停滞した生産活動も再開のニュースをもっとガンガン流してもいい頃ではないでしょうか。ということで、わたしは今中国から出てくるニュースには眉にツバをつけて聞いています。
とはいえ今、アジア太平洋地域ににらみを効かせている米空母部隊に多数の武漢肺炎患者が出、その即応能力に不安が生じる事態になっているようです。もし中国がいち早く「コロナ後」の世界で力を振るえ体制を整えつつあるのであれば、まもなく東、南シナ海で従来にも増して横暴な振る舞いを繰り返すようになる恐れがあると思います。そういう懸念も念頭に、注意深くこの厄介な隣人の様子をウォッチしていく必要があると思います。
今回中国の行動は、加害者から救世主へ、放火犯が消防士に化けたとの見方が強く余り評価はされないが、収束後の批判を和らげるため手を打っていると言う事では無いですかね。
アメリカは相当頭に来ている様で、賠償を求め裁判を起こす勢いで益々米中対立は激しく成りそうです。
>>激変するコロナ後の時代、中国共産党が恐れる「世界制覇の挫折」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71583
伊江太さん2020/04/05 at 10:53
の「中国から出てくるニュースには眉にツバをつけて聞」くという説に賛成です。南京が復興したとか、一生懸命、(工作員をつかって)流していますが、中国の経済がどれだけ停滞したか、不動産・金融バブルがどれだけ損傷を受けたかに関心があります。
向こうの掲示板のコメントで円のことを頻りに準基軸通貨っていうのがいるけど
英語でもそうなってるんでしょうかね。
中国からのニュースを真に受けるのはオールドメディアぐらいでしょう。
まともな人間は、眉唾の話だとわかっていますよ。
コロナ終息後、世界が中国にどう落とし前をつけてもらうかが重要です。
ハイライトではカットされているようですが(?)番組終盤の各国貿易依存度(大雑把に 韓国・独70%、日中30%、米20%)の中で、韓国人もバカではないので追い詰められたら、座して死を待たず、為替ダンピング を始めるので、日本は要注意 との鈴置様の発言が気になりました。
ドルウォンでは無く円ウォンのことでしょうか。
よく分かりません。
既出でしたらすいません。
ご存知でしょうが、円/ウォン相場は存在しません。
ウォンで円を買えないし、売れない。
ウォンには、ドル/ウォン相場しかありません。
ウォンと円の価値は、あくまでも間にドルを介したもの、実際には売買されない計算上の単なる数字でしかない。
まあ、為替市場に登場するのはお金に超厳しい超超超大金持ちですから、紙屑(ウォン)を受け取りそれと交換に貴重な基軸通貨ドルを渡したりしませんね。
ドル/ウォン相場とは、ほんものの博打場でありドル・ウォンを売った買ったとやりあうだけ、ドルもウォンも動かない(=ドルとウォンを交換していない)。
1日の終わりに勝ち負けをドルで精算する。
(ドル/ウォン相場で支払われるのはドルだけ、ウォンは出てこない)
これ麻雀と同じ。ロン(国士無双)と言っても現金は動かない、点棒のが動くだけ。半チャンごとに計算して記録する。
これを繰り返し1日の終わりに精算してマイナスの者がプランの者に現金を払う。ドル/ウォン相場は、これと同じなんじゃないかな。
武漢肺炎の影響で、世界各国は互いに厳重な鎖国体制に入りこみました。
今、第二次世界大戦後、冷戦後を通して、壮大なガラガラポンが起こっている最中です。
世界各国は武漢肺炎終息後にどこの国と関係を強めようが、入国規制を解除せずに関係を疎遠にさせようが、自由な状況に入って来ています。
アメリカも目を覆うような惨状で、心が痛みます。
しかし、アメリカの将来の国力低下を見越し、内心ほくそ笑み、本性を現してアメリカに離反していく国家もこれから多々出て来るかもしれません。
トランプ大統領はアメリカ・ファーストを掲げていますから、『アメリカから去りたい者は去るが良い』という態度を表面に出してきています。(表面上は)
各国が反米を唱えることも自由なら、親米を唱えることも自由というわけなのでしょう。
そこで戦後体制の組み替えが進み、新たなブロック経済体制が構築されるはずだと、自分は予想しました。
まさに、コロナ終息後に見えて来る世界が重要なわけです。それが戦争に絡まざるを得ないのならば、死命を決する重要性を持って来るでしょう。
新宿会計士様は、そこの点を通貨スワップ、為替スワップなどの枠組みから掘り起こししていこうとなさっているのだと思います。