待望の鈴置論考、「叱られないのは見捨てられた証拠」
昨日は『デイリー新潮』に、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が、待望の最新論考『「反文在寅」数十万人デモに“普通の人”が参加 「米国に見捨てられる」恐怖が後押し』を寄稿されました。ヒトコトでいえば、朝鮮半島情勢を巡るモヤモヤが綺麗に晴れ、ストンと腑に落ちる、という経験をすることができます。あるいは、「知的好奇心を刺激される文章」という言い方をしても良いでしょう。いったいどのようなことが書かれているのでしょうか?
待望の鈴置論考
当ウェブサイトでは何度も公言して来ましたが、私自身は韓国観察者である鈴置高史氏の大ファンです。その鈴置氏が昨日、『デイリー新潮』に最新稿を寄稿されていました。
「反文在寅」数十万人デモに“普通の人”が参加 「米国に見捨てられる」恐怖が後押し(2019年10月7日付 デイリー新潮より)
リンク先は文字数にして6000字を少し超える長文ですが、相変わらず論旨明快でありながら文章は平易であり、長文としての負担を感じることなくスルスルと読めてしまいます。
論考で扱われているテーマは、大きく分けて
- 10月3日に保守系団体が実施した、数十万人が参加する「文在寅退陣要求デモ」
- 中央日報が「変節」し、ようやく「(韓国が)米国に捨てられた」ことに向き合い始めた
- 日韓GSOMIA破棄を「叱らなかった」トランプ(米大統領)
- 米国で浮上する「在韓米軍撤収論」
- 民族の核と「保守への期待は禁物」論
といったところでしょうか。
韓国の内乱から距離を置け
とくに、当ウェブサイトでは韓国国内の事情をあえてほとんど取り上げていませんが、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領に対する退陣要求デモに「数十万人と見られる人々が参加した」という事件については、なかなか参考になります。
というのも、あくまでも私自身の勝手な感想ですが、韓国、いや、朝鮮半島とは、国内の争いに外国勢力を引き込み、その外国を戦乱に巻き込んでいく、という歴史を繰り返して来たからです。
鈴置氏は保守派対左派の戦いを、こう評します。
――保守は勝負に出たのですね。
鈴置: その通りです。朴槿恵弾劾で分裂した保守は、2017年の大統領選挙でも2018年の統一地方選でも、左派にやられっぱなし。このままいけば来年4月の総選挙でも負ける可能性が高い。(中略)左派の永久執権体制作りに当然、保守は危機感を強めています。
これなどまさに、国内の「独立派」と「事大派」の争いで国を滅ぼしかけた、李氏朝鮮末期の動乱そのものではないかと思えてなりません。
順序は相前後しますが、今回の鈴置論考の末尾には「保守への期待は禁物」と題して、次のような記述があります。
――日本としては「文在寅退陣運動」に期待すべきですね。
鈴置: 韓国の核武装を阻止する観点からは期待できません。仮に、文在寅政権が退陣して保守が政権をとったとしても、彼らも核武装に動く可能性が高いからです。(中略)結局、韓国の保守に期待すべきではない。自分の国の安全保障に関わることを、他国の特定勢力に期待すること自体が危い発想と思います。
この下り、まことに僭越ながら、当ウェブサイトで一貫して報告申し上げている「日本は韓国から距離を置け」とする主張を別の角度から述べたものではないかと思います。
歴史に学ぶならば、日本は韓国の政治権力争いに関与すべきではありませんし、『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』でも触れたとおり、よしんば文在寅政権が倒れたとしても、その後任に「親日派」「親米派」が就任する保証など、どこにもないのです。
(※どうでも良いですが、「自国の国の安全保障に関わることを、他国の特定勢力に期待すること自体が危うい」という下りは、「憲法第9条さえあれば日本は平和になる」という、日本国内の平和ボケした人たちに聞かせてやりたい気持ちでいっぱいになります。)
鈴置論考の重要なメッセージ
さて、今回の鈴置論考、毎度ながら読み応えが非常にありますが、鈴置氏といえば、なんといっても『米韓同盟消滅』という「予言の書」でしょう。
今回の論考でも、この『米韓同盟消滅』でも触れられていた「鈴置論」の正しさが余すところなく示されていますが、そのなかでもとくに共感せざるを得ないのは、「GSOMIA破棄を叱らなかったトランプ」という一節です。
――韓国はすっかり、計算が狂った……。
鈴置: 計算違いどころではありません。「米国が日韓GSOMIAを復元しようとしない」のは「日―米―韓の3国軍事協力を重要視しない」ことであり、ひいては「米韓同盟の存続に関心がない」ことを示唆します。トランプ大統領から「日本とのGSOMIAを続けよ」と叱られるのならまだよかった。叱られているうちはまだ「味方」扱いされているからです。叱られもしないのは見捨てられた証拠なのです。(※下線部は引用者による加工)
「叱られもしないのは見捨てられた証拠」!
この一文を読むためだけでも、わざわざ大枚をはたき、PCを買い、インターネット回線を引くだけの価値はあります。どうして鈴置氏はここまで鋭いことばを次々と世に送り出すことができるのか、本当に参考になるのヒトコトに尽きます。
この日韓GSOMIAを巡っては、昨日も『中央日報「GSOMIA破棄で駐米大使の承認が遅延」』で取り上げたばかりですが、要するに「日本よりも米国を激怒させた」、「米韓同盟崩壊の端緒になりかねない深刻なものだ」、ということです。
鈴置氏はこれについて、
この会談でトランプ大統領がGSOMIA破棄の翻意を促すだろうとの観測が韓国では一般的でした。日―米―韓の3国軍事協力の象徴でもある重要な協定だから、破棄を表明した韓国に翻意を促すであろう。そうなったら日本の輸出管理強化の問題を持ち出し、米国を通じて撤回させよう――との計算もあったようです。
と述べているのですが、実際には韓国側の予想にまったく反して、ドナルド・J・トランプ米大統領は文在寅氏に対し、ただのヒトコトも、「GSOMIAに復帰せよ」とは言わなかったようです。
米国の「新提案」は米軍撤収か
さて、鈴置論考では、もうひとつ、当ウェブサイトではほとんど触れてこなかった「ストックホルムでの10月5日の米朝実務者協議」についても詳述しています。
米国務省は記者発表で、
「米国代表団は(2018年6月の)シンガポールでの米朝首脳会談で約束した4項目合意を進めるためのいくつかの新たな提案を示した」
と明らかにしたそうですが、鈴置氏はこれについて、驚くべき仮説を提示します。
それは、在韓米軍の撤収です。
「国務省の言う『新提案』とは北朝鮮の求める、安全を担保する米国側の措置――例えば、在韓米軍の撤収を意味すると見られています。」
この下りについては、残念ながら、一般に公表されている資料で確認を取ることはできませんが、仮説としては十分に説得力がある指摘です。なぜなら、それをやることによって、北朝鮮の非核化と引き換えに米国もカネのかかる在韓米軍を本国に引き上げることができるからです。
ひと昔前のお菓子の宣伝でいえば、「1粒で2度美味しい」、といったところでしょうか。
ただし、もし本当に米国側がこのような提案を行っていたとして、北朝鮮がそれを呑むようなことがあれば、またしても日本に余計な負担がかかります。
具体的には、北朝鮮の「所領安堵」を米国が約束するということであり、米国の同盟国である日本にとっては、間違いなく北朝鮮という新たな荷物を押し付けられることにつながりかねないからです。
米国が日本にとって最も重要な同盟国であることに疑念の余地はありませんが、それと同時に、米国の理不尽な判断により、日本に請求書だけが回ってくる、という事態については、何が何でも避けなければなりません。
正直、個人的には北朝鮮を経済的に干上がらせ、金正恩(きん・しょうおん)体制を締め上げ、崩壊させて中国かロシアに吸収させる方が、はるかに安上がりですし、日本にとってもメリットは大きいと思います。
(※ただし、このあたりについては少し地政学的な話とも関わってくるため、機会があれば近日中に別稿にて詳述したいと思います。)
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』や『議論を嫌う人たちの敗北』などでも触れましたが、既存のオールドメディア(とくに新聞、テレビ)の議論を眺めていて、まったく面白みを感じない理由は、彼らが議論を拒否するからです。
一方で、インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』が大人気を博している理由は、「結論を決めつける」ことをせず、さまざまな話題を広く取り扱っているからではないかと思います(個人的には経済評論家の上念司さんの回は必ず欠かさず視聴したいと思っているほどです)。
鈴置論考を読んでいていつも感じるのは、「米韓同盟消滅」という仮説が存在しているものの、その仮説にとって不利な内容(たとえば韓国で保守派がデモを組織した話)などをきちんと取り上げるという、きわめてフェアな議論の姿勢です。
当ウェブサイトでは、「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激する話題の提供を心掛けている」と申し上げていますが、鈴置論考はまさに「知的好奇心の宝庫」のようなものであり、その意味でも、まっさきに読む価値があることは間違いないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
韓国が核武装を指向しており、日本の脅威となる可能性が高いことは、鈴置高史氏の論考・著作以外にも、たとえば「統一朝鮮が日本に襲いかかる(豊田有恒著)」など、多くの識者が著作や雑誌等で指摘しているところです。
朝鮮族は、決して平和指向ではなく異常なほどの民族至上主義(?)ですので、我が国としても警戒を怠らず備えを固めることが肝要でしょう(9条問題等課題が多々ありますが)。
敵性国家である韓国が実際に核武装に至った場合には、当然、我が国も核武装せざるを得ないと思います。
元韓国大使の武藤さんの論考も併せてご覧ください。
韓国内で「もう限界」…! 文在寅政権の「死に体」
はもう止まらない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191008-00067641-gendaibiz-kr&p=3
3日の反文デモは左派、右派の国民分断を如実に
示すものでありました。同時に予想外に大規模だった
ことから、与党の不安が高まっているようです。
また現駐日大使が公然とGSOMIA復帰を求めるなど、
政権内での統制にも疑問符がつく状況です。
南官杓駐日大使「GSOMIA破棄は遺憾、復帰が望ましい」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/05/2019100580004.html
今月下旬に7-9月期のGDPが発表されますが悲惨な結果
になりそうな予感。即位礼でも冷遇されるでしょうし、
今月末にはまた自殺点が期待できそうです。
現金化か、オリンピックボイコットか?
自己レス失礼。
いっそのこと保守派デモ弾圧、韓国版天安門でも
起こしてくれれば、一気に経済制裁に行けるのですが。
やらかしてくれないかな?
昨日から、新宿会計士さんが取り上げると思って、雑談記事に入れずに待ってました。
保守系のデモは、ロウソクデモのような主導者が居ないので、人数的に左翼デモに対抗できず、文大統領を弾劾するような力には、ならないだろうと思ってました(今でも文大統領弾劾は、無いだろうと思ってます)。
一方、韓国在住日本人さんからは、戒厳令の可能性を示唆されました。
韓国人同士が、権力闘争をするのは、世の常ですので、できるだけ派手にやればいいと思ってます。
鈴置さんの話にもあるように、文大統領の失脚に期待はできず、親日・親米の保守政権ができることは無いというのは、間違いないと思います。
日韓関係、米韓関係の悪化は後戻りできない状態になってます。
一般人が参加して大きなデモになりましたが、もう時すでにお寿司ですね。
ここまでの筋書きは、朴政権をロウソクデモで倒した時から、決まっていたようなものですから、文大統領を選んだ、韓国人の責任だと思います。
私の持論ですが「朝鮮半島は朝鮮人が滅ぼす」を実践しているようです。
問題は、米韓同盟消滅後の、日本の安全保障と、朝鮮半島の状態がどうなるかですね。
早く日本人は、南北の区別なく、朝鮮半島が敵であるという理解、認識を持ってほしいですね。
韓国が核武装したら、良心的知識人は、なんというんでしょうかね。
朝鮮半島の核は、自衛のため必要な「良い核」だとでもいうのでしょうか。
〉〉もう時すでにお寿司ですね。
不謹慎にも思わず笑ってしまいました。
突っ込み入れてすみません。
私も最近は、韓国疲れがひどくなりまして、変換ミスやら誤脱字だらけです。しかも平仮名入力しかできないものですから。
ごめんなさいませ。
朝鮮民族に統治能力が全くないことは、歴史が示す事実です。従って、今のお馬鹿大統領が倒されたとしても、馬鹿ン国には何の期待もできないでしょう。この際、お馬鹿大統領にはせいぜい頑張ってもらって、徹底的に国民の分断と、経済の破壊を進めてほしいものです。
米政府が韓国の暴挙に対し強硬に出ない理由の一つは、鈴置氏の言われる「諦韓」によるものであることは確かでしょう。もう一つ、彼らには理解不能な行動に対する「呆韓」もあるように思えます。この「呆」は「呆れる」ではなく「呆然」の意味です。価値基準の違いの大きさに「検討中」という名の判断停止状態にあるのではないでしょうか。
米国は、プラグマティズムの国です。大陸側の欧州が理屈・理念を称える体質であるのに対し、英米は結果が出ることを重視します。飴と鞭、得と損を目の前にぶら下げれば他国は誘導できると信じています。それ故に外交的ミスも多いのですが…。「日本にマウントをとるためなら自国の安全保障を危険に晒しても構わない」という韓国の感情的教条主義は、米国にして見れば理解が困難だと思います。
「韓国は、戦争継続中の敵国に対峙する最前線の国であったはずだ」
「その国がまさか敵国情報を円滑に入手するための取決めを人質にするとはどういうことだ?」
と、言葉の正しい意味で「後頭部を殴られた」気がしていることかと想像します。
「日本への嫌がらせをするためなら死んでもいいというのか?」
「こんな国と付き合うのにどういう理論構築でいけばいいのだ?」
こういった困惑が米政府にあるように感じます。
更新ありがとうございます。
いつも言われている、私も賛同の「日本は韓国から距離を置け」とする主張ですね。今の韓国を見ていると、100万人のデモが起きようが、朴槿恵の時と同じ。政権倒して溜飲下げるだけです。不思議なことは、「民意が政府の上に立つ」という高揚感を感じる事。
それは、民主主義ではない。議会制民主主義を否定する事です。それを未成熟な韓国は分からない。与えて貰っただけの「韓国」という国の作りですから、何を言っても無駄。
GSOMIAも破棄で良い。「残念だ」と言うだけにする。敵国がまともな情報出すはずがないでしょう。あと「即位礼正殿の儀」も首相など呼ぶ必要ナシ。徹底して日本の考え、怒りを分からすべきです。(分からんでも可 笑)。
今回の保守派デモに関しては長続きしないと小生は予測します。その理由は、
1. 韓国の保守派は組織的ではない
2. 神輿がいない
3. 朴槿恵元大統領のトラウマが残っている
4. もうすぐ大学入試
もし小生の予想が外れ、デモが長期化且つ大規模化した場合、今回のデモを疎ましく思っている与党や政府はいつでも厳戒令を発動させる権利を有しています。文在寅大統領とその仲間たちは活動家の時代に厳戒令でかなりやられたことを覚えているはずです。この政権のやり方は「目には目を歯には歯を」です。恐らく、これ以上騒ぎが大きくなれば、大なり小なり厳戒令を考えるでしょう。なにせ、朴槿恵元大統領が厳戒令を考えていたという事実がありますから。恐らく事は密かに進行するでしょう。
さて、厳戒令が敷かれるとなると、小生の生活にどのような影響があるのか考えなければなりません。以前の厳戒令下でも日本人は仕事をしていたそうです。
一番の影響はお酒の時間が短くなることですかね(笑)
今週も韓国人の意見を集めてみましょう(肝臓への負担が・・・)
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人さま
お酒が入らないと、情報収集がスムーズにいかないのは、世の常でしょうか。
戒厳令引かれたら、腰が重い日本外務省も、韓国の危険度を上げるでしょう。そうなったら、早く帰国した方が良いと思います。多分死者が出ますよ。
戒厳令は、今朝まで考えでもいなかったので、ワクワクしています。
だんな様は関西人ですね?
門外漢さま
門外漢さま
残念ですが、関西人では、有りません。
関東出身で、今はトリエンナーレの名古屋在住です。
仕事柄出張で各地を周ってましたので、日本語なら、多言語を使う事が出来ます。突っ込む時は、関西弁。
厳戒令 → 戒厳令
失礼しました。
韓国在住日本人様
>戒厳令
ムンムンなら、きっとやらかしてくれると思います。
だってまだ任期は半分、2年半もありますからねー!
今後はムンムンが大統領就任以来着々と行ってきた、司法や軍部、マスコミなどに送り込んだ左派の人材がどれだけの働きを見せてくれるか、ですねー。親愛なる大統領様に忠実なる報恩の行いで応える番ですよー。
パククネ弾劾デモの時に水面下で色々と手配してデモを盛り上げたのは、あのチョ・グクさんらしい、という話ですし。
主体思想派は、組織的活動が大のお得意、マスゲームのノリでしょうかw
これからが腕の見せどころ?
ムンムン、ファイティン!
韓国在住日本人様
あまり飲みすぎないようご自愛下さい
10月3日に行われた補決選挙で与党系
議員が辛勝したようです
チョグクの件で逆風に見えてもです
野党保守系は来春選挙に向けて
お尻に火が着いたのでは
ないでしょうか?
お互いになりふり構わず攻撃しあう
でしょう(反日もさらに増すかも)
韓国が崩壊していく様を現地で見る
貴重な経験ですね
お気をつけ下さいませ
私もムンジェインは戒厳令を出す。軍を動かすと思います。
朴槿恵は検討はしても、そこまで踏み込まず、国民に頭を下げ、謝りましたが。
そこが、保守(一応)の限界で北の傀儡にやられてしまいました。
また、ロウソクデモでムンジェインが検察にやられると言う人もいますが、共産主義の政権は
甘くない、前回は利用した民心を強権で、踏みつぶすとみます。
韓国人はやっと自分たちのしでかした事の大きさを身をもって知るでしょう。
自分たちが選んだことです。他国を巻き込むな!
> 以前の厳戒令下でも日本人は仕事をしていたそうです。
前回の戒厳令の中に、「職場離脱禁止命令」が含まれていた事と関係ありますでしょうか?
国民だけが対象で、外国人は対象外だったのでしょうか?
別の方の書き込みですか、、、
> そうなったら、早く帰国した方が良いと思います。
戒厳令が出た後で、出国できるのでしょうか?
文在寅は、在韓邦人は人質だと考えているカモ知れない。
後の祭りにならぬ様、早目に対処なさった方が良いカモ知れません。
憲法や立法に基づかない、戦後の日本の外交方針はいくつかあります。
非核三原則や武器輸出三原則などがそうでした。
これらは、時の政府や閣議決定など、まったく民主的でない方法で決められたものでしたが、その後も政権が何度変わっても、何十年も日本の政策を縛り続けていました。
ネットで人口に膾炙している「非韓三原則」がありますが、
http://3gensoku.seesaa.net/
これに類することを、安倍政権でもう少し政治的にオブラートに包んで閣議決定すれば、それを覆すには、国会での立法などが必要に必要になり、ハードルが上がります。
例えば、
1.1965年以前の戦後賠償に関しては、今後一切、再検討に応じない。
2.韓国との二国間交渉は、国際的枠組み以外では原則的に行わない。必ず第三国を同席する。(WTOとかはぶぶ漬けでおk)
3.やむなく行う場合は交渉内容はすべて公表を原則とする
とか。
鈴置論文以外に昨日(2019年10月7日)入った情報を提供いたします。尾上定正・元空将:日本は韓国を離してはいけない「核武装した統一朝鮮」は悪夢https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191003/pol/00m/010/014000c?inb=ys
です。尾上論考のとおり、日米韓の連携は不可欠だが、肝心の米国が韓国から撤退する可能性もある。その場合に備えて以下のこと今から仕込んでおくことかと思います。かなり急を要する事項です。1.韓国からの入国を遮断できるような法令を検討しておくこと、2.自衛隊の合法化。
更新お疲れ様です。
自己評価の高過ぎるメンヘラリスカブスとの縁切りがなかなかスパッと行きませんが、不可逆的に進めるのが肝要って事ですね。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
アメリカのトランプ大統領にとって、(オバマ時代の)日韓GSOMIA自体
否定すべき対象なので、在韓米軍撤退という自身の公約に反しない限り、
どうでもよいのかもしれません。だからこそ、トランプ大統領は、(自身
の再選戦略に関連しない限り)何も言わないのでしょう。(もちろん、ア
メリカの実務者が、どう考えているのかは別です)
駄文にて失礼しました。
アメリカの新提案について。
鈴置さんは「在韓米軍の撤退」を言及していますが、昨日(10/7)の虎の門ニュース内で青山繁晴議員が「寧辺の施設さえ廃棄してくれれば、制裁を一部解除すると。石炭と繊維製品は売ってよしと。それが新提案」と言及していました。
内容にかなりの差があるようで気になるところです。
たしかに、民主国家であるアメリカからしたら、選挙前に何かしらの実をトランプ大統領が求めていることはあり得ると思います。
北からアメリカとの協議は「決裂」とコメントがあったことについては、鈴置さん青山さんともに貴サイトが提示されているところの「瀬戸際外交」であるという認識で一致していました。
個人的に、大局では「在韓米軍の撤退」という方向には進む可能性は高いと思っています。
しかし、そこまでの道のりは紆余曲折ありそうです。
そして、日本のマスコミや良心的知識人が紆余曲折の一局面だけを見て、米朝の協調による平和の到来などとおかしなことを言い出しかねません。
最近は、北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBC)について話題になっています。
現時点では実現されていないと思いますが、近いうちにSLBCが配備される可能性は高いと思います。
アメリカの態度がどうであれ、日本が「北の核」に対してどのように対処するのか。
アメリカの核の傘に入ることに甘んじるのではなく、きちんと国会で議論していただきたいと切に思います。
「自分の国の安全保障に関わることを、他国の特定勢力に期待すること自体が危い発想と思います。」
日本にもこの言葉は当てはまる至言だと思う次第です。
「在韓米軍の撤退」には、国防権限法とかいう米国の法律で
現時点では不可能だったと思います。
「石炭、繊維製品の輸出禁止」も国連制裁案件なので、
米国の一存で解除は不可能です。
どちらの話も現時点ではあまり信憑性がなさそうに思います。
北朝鮮も信じないのでは?
名無しAさん
ご指摘ありがとうございます。
仰るように、「現状」ではアメリカが新提案を行うことはできない、かもしれません。
ただし、新提案の内容について、アメリカは口外していません。
つまり、とてもじゃないけどアメリカが(自国と国連を裏切るような)口外できるような内容ではない、という可能性がある、北に譲歩するような内容だったのではないかと懸念してしまうところです。
>「在韓米軍の撤退」には、国防権限法とかいう米国の法律で現時点では不可能だったと思います。
朝鮮半島における米軍駐留の維持。(韓国における米軍駐留人数を2万2千人未満にすることの原則、禁止) ということですね。
>「石炭、繊維製品の輸出禁止」も国連制裁案件なので、米国の一存で解除は不可能です。
青山さんも「制裁破りじゃないですかと。国連がOKするわけないでしょ。」と(青山さんが入手した情報での)アメリカの新提案について苦言を呈しています。
頓珍韓様
返信ありがとうございます。
そもそも今トランプ政権はウクライナゲートで足元が
揺らいでいるでしょう、ペンス副大統領の即位礼出席
が中止になるくらいですから。
そんな状況でこんな大胆な提案をたかが実務者協議で
行うとは、常識的には考えられない。
まあトランプ政権なのでなんでもありかもしれませんが(笑)。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
アメリカのトランプ大統領ならば、たとえ(国連の)北朝鮮制裁違反に
なっても、(自身の再選に有利に働くと思えば)制裁を解除しかねないの
が、怖いところではないでしょうか。
話は変わりますが、トランプ大統領は(対ISILで共闘したクルド勢力が
トルコ軍から攻撃されることを黙認して)シリア北部からの米軍撤退を開
始しました。ならば、北朝鮮問題だけとは限りませんが、自身の再選に有
利に働くと考えれば、(もちろん、大義名分はつけますが)日本も含む同
盟国を見捨てることも、あり得るのかな、と思いました。(今回のシリア
北部からの撤退は、同じ共和党内部からも評判が悪いので、同盟国を見捨
てることは、(少なくても当面は)出来なくなったのかも、しれませんが)
駄文にて失礼しました。
こちらの論客の論調も青山氏のものに近いですね
深層NEWS 2019年10月7日
https://youtu.be/ayXrb-h-tpw
細かいことですが、SLBC→submarine-launched ballistic missileです。
某所で、「潜水艦からICBMを発射する」と言ってのけた人がいて、突っ込んだら火病されました・・・。
在韓米軍撤退と非核化のトレードは、トランプ大統領にとって一石二鳥ですが
北から見れば、中国への牽制を同時に失う悪手でもあるそうですね。
悪いのですけど、韓国が見捨てられようが、内乱しようが、どうでもよろしいわ。過日、Web主様もおっしゃっていたように朝鮮について期待するほうが問題なのです。そもそも、在韓米軍撤収は、トランプ氏が大統領選挙の段階から主張している内容です。そして、パズルのピースが合うように、韓国に親北極左の文在寅大統領が誕生しています。
トランプ氏にしてみれば、文在寅氏本人への好悪以前に在韓米軍撤収は、決定事項なのです。
私は未だに、政治家としてのトランプ氏を評価しておりませんが、(年寄りは頑固です。)こと半島情勢に至っては、気味悪いぐらいに氏の思惑通り動いています。当初、アメリカは議会を始め、国防総省も、在韓米軍撤収に反対していました。地理的条件がありましたからね。
がしかし、前述した文在寅氏がトランプ氏の思うように動いてくれて、在韓米軍撤収は目前です。
トランプ氏は在韓米軍撤収を北朝鮮の非核化のカードに使うとのことですが、こちらの方はよくご存知ですが、北朝鮮の食い逃げ外交は、建国以来の前科があります。在韓米軍撤収したからといって、北朝鮮は約束を守らない。(絶対です。)じゃあ、アメリカはどうするのでしょうか?北朝鮮に約束を守らせないままに、韓国併合させてしまえば、たとえ、それ以前に韓国経済を焦土化しようが、アメリカにとって、対中国戦に最高に不都合な要素を生み出してしまいます。
こちらにおじゃまするようになってから、長い間、覗いていなかったのですが、久しぶりにフリーザさんのサイトを覗いたところ、面白い推理がありました。
2019年最後の米朝首脳会談で「終戦協定」が調印されるか?
http://freezzaa.com/archives/5362
>半ば韓国を見殺しにした上で、なおかつ半島外から北朝鮮をエアシー攻撃するのではないか、と思っている。
>朝鮮半島を「米中戦争」の主戦場にすることが米奥の院の真の狙いではないかと疑っている。もっといえば、朝鮮半島から北京・天津経済圏までを。
こちらの論考は陰謀論めいて、ついていけなくなることがあるのですが、私も北朝鮮問題は武力攻撃以外に手はないと考えております。ただ、なんのリターンも期待できない半島問題に、アメリカは武力攻撃というリスクは取らないとも考えます。
ただ、対中国戦の導火線として使うというのであればどうでしょう。北朝鮮の合意違反は、国連を巻き込んで半島攻撃するのに充分な大義名分となります。中国がつられて乗り出して来たら、共に叩く、絶好の機会になります。そうだとしたらですが、在日米軍を駐留させ、主戦場に近い日本は無関係ではいられません。準備を急ぐべきでしょう。国内の反日勢力の妨害を避けて秘密裡にでも。
中国、ロシア、北朝鮮、アメリカ、そして日本との関係の中で、見た目にはうまく外交をしていると思える国はありません。経済もかなり厳しい状況が続いています。
ところが面白いのが、「フッ化水素の国産化に成功した」「サムソンの業績が回復した」「日本は消費税増税で経済が悪化」「不買運動のために日本に9倍の損害」みたいなメディアをそのまま信じて、日本がもうすぐ崩壊するみたいに思っている韓国人がネット上では結構多いことです。
これだけで韓国人の多くが元気になり、放射能や旭日旗批判に邁進しています。
よくも、これだけの反日国家を作り上げたと感心ばかりです。
確かに経済や米韓関係の悪化や文大統領やチョ・グク法相の政権批判のために、デモには参加して政権打倒を叫んでも、国を挙げての反日には影響ありません。文政権さえいなくなれば、と考えている人も多いようですが、歴史問題は文政権がいなくなっても全く解決しない問題です。
日本を敵国とみなしての軍拡なんて文政権よりもずっと前から始まっていました。
日韓併合あたりの歴史を見ると、決して反日教育だけが反日のすべてではないことも理解してきました。
安保問題、歴史問題、経済問題、政治問題などなど、掻き回せば掻き回すほど、どんどん溜まっていたものが出てきますね。なんか、ただでさえ厄介な隣国が、対応を誤ったばかりにさらに厄介な相手になってしまった感じがします。
>よくも、これだけの反日国家を作り上げたと感心ばかりです。
ところで、一度、「小中華思想」ができあがった背景を調べてみると面白いですよ。
漢民族の中国に支配された後の大清帝国属国で醸成された歪んだ思想は、反日思想に通じるものがあります。
結局、事大する相手が変わったり、逆恨みする相手が変わっているだけで彼らの本質は何にも変わらないのです。
彼らの不幸は宗主国であった中国の支配が極めて過酷であったことにも起因すると思います。中国から見れば極めて上手くいった訳です。
弱小で長いモノに巻かれるしかないのに、その長いモノがとんでもなく邪悪な存在であったために、「庇護される有難さ」や「恩」などというものと無関係に歴史を織ってきてしまいましたから、忘恩の徒が出来上がるのも無理ありません。
日本は幸いにも有史以来自主独立でやって来ましたし、戦後も比較的寛大な宗主国(米国)のお陰で、忘恩の徒に落ちぶれずに済んだのです。
仮定ですがソ連辺りに占領されて、それが100年も続けば、妬み・嫉み・僻み・恨みの某国のようになっていたかもしれません。
と言って某国に同情する義理はありませんが。
「自国の国の安全保障に関わることを、他国の特定勢力に期待すること自体が危うい」
至言というべきですね。日朝関係史を鑑みれば、李朝末期に、いわゆる「事大党」と「開化党」の党派争いが起きた際、日本公使館が後者の勢力に過度に期待して、甲申事変をバックアップしたはいいが、清軍の漢城派兵で百日天下となってオジャンとなった史実などを想起いたします。韓国の対日外交の改善につき、保守派に期待するのは愚の骨頂ですね。用日派を跋扈させるだけで、日本には何らうま味はございません。絶対に避けるべきです。放置が一番です。
私は、保守派・進歩派を含めた韓国の方々の「夢」とは、「民族の核」をもって日本に対し、「ワン・モア・ヒロシマするぞ」と脅迫し、できればこれを実際に行使して火の海とし、日本を完全に屈服させることなのだと思います。この「夢」は根が深くて、かの在日朝鮮人の劇作家つかこうへいが、「日本に原爆を落とす日」なる戯曲を書きてまして、この戯曲の主人公は、創氏改名を「強いられた」という「犬子恨次郎(いぬこ はんじろう)で、原爆を積んだ飛行機に乗って広島に原爆を投下する、という内容であると聞き、嗚呼、これがコリアンの願望なのか、と茫然とした覚があります。
鈴置さんに言われなくとも、左派、保守派に係わらず、韓国のやつらにかかわったらダメで、何があっても無視すべきだという事は良くわかっていますよ。少なくともこのスレに書き込みをしている常連さんレベルの人たちなら、みんな絶対にその認識と思う。
まあ、左派も保守も反日では一致するんだよね。特に親日づらした朝鮮人は要注意。親日というか信用できる朝鮮人などいないことを肝に命ずべし。それにバックには中国やロシアがいるし、アメリカにどれだけそそのかされても絶対に朝鮮半島にはかかわるな。
国家間で「叱る」「叱られる」という感覚がよくわかりません。
少なくとも近代国家の米国はそんなことはしないでしょうから、韓国側の感覚なのでしょうね。
華夷秩序の大陸の帝国と朝鮮半島の間ならさもありなんですから。
> 韓国の内乱から距離を置け
赤旗を見ると、日本共産党はどうやらこの韓国の内乱に現政権派に一方的に加担して「民衆は検察改革を支持して大デモをした」と言う方向から引きずり込まれて居る様でした。これが「韓国保守派」を日米が裏から手を回して政権転覆の内政干渉を密かに働いているとでも疑って居る様です。てかそれも「親日派がー」と言う文在寅大統領派の言う事を真に受けての事なのでしょうが。
核施設の廃棄を前提に、
1.金正恩に自由主義国家として発足するならば、韓国の領土もくれてやる。
2.その場合金正恩は新国家の王として存在し、国政から離れる。
これで人権問題もクリアできるし、米軍への負担も小さくできる。
問題は軍の統制権も政府が有しなければならない。
これは正恩も嫌がるだろうな・・・。
なんぞと空想している。