韓「基地返せ」→米「ほら、返すよ」 瀬戸際外交失敗

韓国の「米国に対する瀬戸際外交」の請求書が、そろそろ届き始めているようです。手始めに、先月末の『【速報】韓国政府が米軍基地返還要求』でも報告した、韓国政府が米軍基地の早期返還を要求したとする話題については、「ほら、返すよ」という反応が出て来ました。もちろん、この事実だけをもって米韓同盟が終焉すると見るのは尚早ですが、少なくとも「瀬戸際外交に対しては、相手の土俵に乗らないことが鉄則である」、という当ウェブサイトなりの主張が正しいことに関しては、ひとつの裏付けになると思います。

瀬戸際外交の相手国は日本だけではない!

以前から、当ウェブサイトでは、「韓国や北朝鮮は、困ったときには『瀬戸際外交』を仕掛けて相手国を揺さぶる」、という仮説を立てて来ました。

先月22日に韓国政府が日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)の破棄を決定し、日本政府に通告しましたが、この件に関しては『もう日本は関係ありません、今後は米韓間で直接どうぞ』で報告したとおり、問題が米国にまで飛び火した格好だとなっています。

もう日本は関係ありません、今後は米韓間で直接どうぞ

ただ、韓国政府が日韓GSOMIA破棄を日本に通告したにも関わらず、日米両国政府は本件をめぐってまったく動こうとしておらず、これについては『GSOMIA破棄が外交カードにならなくて焦る韓国』でも報告したとおり、どうも韓国政府としては焦っているようです。

GSOMIA破棄が外交カードにならなくて焦る韓国

こうしたなか、少し時系列は前後しますが、先月末、『【速報】韓国政府が米軍基地返還要求』のなかで、「韓国大統領府が米軍基地の早期返還を要求した」という話題を紹介しました。これは、日韓関係の仲裁に動こうとしない米国に対するあてつけと見ることもできます。

【速報】韓国政府が米軍基地返還要求

あえて韓国政府の気持ちを忖度(そんたく)して申し上げるなら、これは、「日韓関係の仲裁に動かないのならば、米軍基地早期返還を要求して困らせてやるぞ」という意味での瀬戸際外交のつもりではないかと思います。

米軍「ほら、返すよ」

ところが、これに意外な続報が出て来ました。

出所は、在韓米軍ホームページです。

USFK Basing and Relocation Program

The Republic of Korea recently announced that it desired to expedite the return process of 26 U.S. military installations from United States Forces Korea to RoK government control.

Their desire to expedite the return process includes Camps Eagle and Long (Wonju), parcels of Camp Market (Bupyeong), the Shea Range parcel located at Camp Hovey (Dongducheon) as well as stating their intent to initiate the return process of Yongsan within this year.

Fifteen of the 26 U.S. military installations, including four sites specifically requested for transfer at the earliest possible date – Shea Range (available since October 2012), Camps Eagle and Long (December 2010) and parcels of Camp Market (February 2015) – have been vacated, closed and available for transfer to the RoK government as identified above. Two parcels of Yongsan Garrison have been vacated, closed and available for transfer since 2014 with another three parcels since summer 2019 for a total of 5 parcels available now.

As a testament to our US-RoK alliance, USFK remains committed to returning installations as expeditiously as possible to RoK government control in accordance with the 2002 Land Partnership Program, 2004 Yongsan Relocation Program and the provisions of the Status of Forces Agreement.

(2019/09/17付 在韓米軍HPより)

意訳しておくと、次のとおりです。

韓国政府は最近、26ヵ所の在韓米軍基地を在韓米軍から大韓民国に返す手続きを迅速に推進すると発表した。この手続が推進される基地には原州のキャンプイーグルとキャンプロング、富平のキャンプ・マーケット、東豆川のキャンプホベイにある射撃場が含まれており、さらに、これらのうち龍山基地については返還手続を年内に開始すると発表している。

これら26ヵ所の米軍基地のなかで、とくに可能な限り早期の移転を要求された4箇所を含む15ヵ所の基地は、すでに移転によりいつでも返還可能だ(射撃場は2012年10月、キャンプイーグルは2010年10月、キャンプロングは2010年10月、キャンプマーケットは2015年2月にそれぞれ移転済み)。また、龍山基地についても、2014年の時点で2つの区画の移転と移設が完了しており、2019年夏にはさらに3つの区画が閉鎖されたため、2019年時点で合計5つの区画の返還が可能だ。

在韓米軍司令部は、米韓同盟の証拠として、2002年の連合土地管理計画(LPP)と2004年の龍山基地移転計画(YRP)、さらには米韓行政協定(SOFA)に基づいて、可能な限り速やかに基地を返すことを約束する。

…。

「返せ」と言ったら「ほら、返すよ」と反応した格好ですね。

だから地雷だと言ったのだが…

ちなみに当ウェブサイトでは、韓国が本気で日韓GSOMIAを破棄するとは思っていませんでした。さすがにそれをやると、米国を激怒させることになるのは明らかだからです(『「日韓GSOMIA破棄検討」?それカードやない、地雷や!』参照)。

「日韓GSOMIA破棄検討」?それカードやない、地雷や!

日本の単なるしがないウェブ評論家ふぜいですら「GSOMIA破棄はカードじゃなくて地雷だ」と気付いたくらいですので、このことは当然、韓国政府にもわかっているはずだと思ったのですが、残念ながら韓国政府はGSOMIA破棄を断行してしまいました。

もちろん、今回の米軍基地返還という動きは、すでに米韓両国で合意が取れているものでもありますが、それを「加速する」と述べたところ、米国は「はい、わかった。じゃあ返すよ」、と応じた格好です。鈴置高史氏の『米韓同盟消滅』が、いかに未来を正確に予言していたのかと、改めて痛感せざるを得ません。

先ほどの『チキンゲームは勘違い 日本の譲歩は筋違い』で報告したとおり、日韓関係が米韓同盟よりも先に破綻してしまうと、日本としては何かと都合が悪い(とおそらく日本政府が考えている)ことは間違いないでしょう。

チキンゲームは勘違い 日本の譲歩は筋違い

しかし、米韓同盟がこういう体たらくですから、もしかすると、自称元徴用工問題などについても、意外と早く「日韓関係破綻」という形での決着が付くのかもしれません。

もっとも、本格的に米韓断交、日韓断交に至るのであれば、断交された韓国が北朝鮮とくっついて「核武装した軍事大国」になってしまうというリスクを防ぐために、やはり、韓国を経済的に焦土化しておかねばなりません。

このように考えたら、もし本気で日米政府が韓国との関係清算を決断するのであれば、韓国経済の焦土化は今すぐにでも取り掛からねばならないのではないかと思うのですが…。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 心配性のおばさん より:

    あらら、文在寅さん、トランプさんの術中にはまってしまいました(笑)。
    アメリカは米朝交渉の作戦上、米韓同盟を破棄することはできません。自然消滅は狙っていると思いますが。
    韓国側から基地返還(在韓米軍縮小)を言われたのですから、アメリカ議会も反対できません。トランプさんホクホクですね。
    別稿でも申し上げたのですが、軍事は陸海空から、サイバー・宇宙に舵が切られています。
    サードの約束を反故にし、日韓GSOMIA破棄をした韓国に米軍を駐留させておくことは、米軍のリスクになっています。アメリカは表の顔では、サードの件や日韓GSOMIA破棄に憤りを表明していますが、裏では粛々と準備をしてきたのではないかしら。

    ただ、展開が本当に速すぎる。韓国が北朝鮮に呑み込まれる時、アメリカはベトナム同様、さっさと引き上げれば済む話ですが、日本は難民問題や統一朝鮮に立ち向かわなくてはなりません。
    準備ができているのか、心配です。

    1. おっさん より:

      準備はまったくできていません、ご承知のことと思いますが。
      装備や訓練などなどかなりの時間がかかりますよね。

      本日も、立憲民主系か共産系と思われる宣伝カーが、憲法改悪反対と呼ばわっていました。

      1. 心配性のおばさん より:

        おっさん様 ただ涙。

        じゃあ、押し寄せてくる難民を民間レベルで排除するしか道はないということですね。
        心を鬼にする準備はするべきですが、私も平和ボケ日本のなかで生きて参りました。どこまでできるかと思っております。

        立憲民主といえば、国民民主といっしょになるとか。アノニマスポストのコメント主様に「いっそ、共に民主党の党名にしたらどうか。」と揶揄されていました。
        彼らといい、共産党といい、半島の臭いがすると思うのは私だけ?

  2. 匿名 より:

    韓国のような大国に難民問題が出るはずがないでしょう。
    で、終わりのはずなんだけど。

    1. 心配性のおばさん より:

      匿名様

      私、不思議に思ってきたのですが、朝鮮半島は中国に隣接しているということ以外は恵まれた土地です。日本のように地震、台風などの自然災害と戦わなければならない訳ではない。
      普通に頑張れば、普通に繁栄できる条件が整っています。何故、そうとはせず、同胞を売り(慰安婦文化)、同胞を妬んで貶める(内乱文化)のでしょうね。挙句の果てに、少しでも辛いことがあれば棄国移民(徴用工もそれでしょう?)するのでしょうかね。

      1. はぐれ鳥 より:

        心配性のおばさん様

        朝鮮半島は、確かに自然災害は少ないですが、かつては、人為災害(他民族の侵略・干渉)が多く、恵まれた土地とは言えませんでした。ただ、朝鮮戦争後の70年は、米国によってこの人為災害からも護られ、援助すらしてもらえたため、史上初めて、そこそこ繁栄できたのです。それを忘れ、米国を追い出そうなんて愚かの極みですよね。

        彼らが、そこそこの繁栄で満足できない理由の一つは、日・中、特に日本を競争相手としてみる長い間の習慣から抜けきれないからでしょう。それがいつしか強迫観念になり、いつまで経っても日本を超えられない現実と摩擦し、それで生じたフラストレーションが彼らを「奇行」に駆り立てるのではないかと思います。仮に競争相手が、ASEAN諸国等であればこのようなことは無かったはずです。それが彼らの不幸と言えば不幸でしょう。

        あと内乱文化(絶妙の造語ですね)ですが、長い間、民族自立派と他民族をバックにした勢力が常に争い、自国内が一本化する事の無かった歴史のせいではないでしょうか?それは、今でも、南・北という形で、あるいは韓国内だけでも、親日・米派と親中・北派の対立という形で現在進行形ですよね。

      2. 匿名老人 より:

        心配性のおばさん様

        朝鮮半島の置かれた環境については宮家邦彦「哀しき半島国家 韓国の結末」PHP新書に実に綿密な考察が書かれています。もし宜しければどうぞ

  3. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
     
     韓国の文大統領としては、瀬戸際交渉に失敗したからには、(更にハー
    ドルを上げて)是非とも次の米韓首脳会談で、トランプ大統領に「在韓米
    軍は全て撤退すべきだ」と、(トランプ大統領も好きな)直談判をして欲
    しいものです。(文大統領が「アメリカは、この要求を吞む」と考えて言
    うのか、「吞まないだろう」と考えて言うのかは、知りません)

     駄文にて失礼しました。

    1. 非国民 より:

      そのうち、在韓米軍の韓国の駐留経費負担はゼロにするとかいいだしかねないですね。アメリカに対して居たいなら居てもいいけど、お金は払わないよとかになりそう。

  4. カニ太郎 より:

    26ヶ所ですか、すごいですね。

    日本国民として、羨ましい・・・

    という反応が、正常だと思っている私は、ここでは異常者なのかな(笑)

    1. 引きこもり中年 より:

       独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      カニ太郎様へ
       
       日本は「憲法9条」があるうちは、無理でしょう。

       駄文にて失礼しました。

    2. 通りすがり より:

      カニ太郎 様

      日本が自主防衛出来る体制が整っていれば「羨ましい」と言えるかもしれませんが、日本としては唯一の同盟国の支援がなくなる事は単純に喜べないと思います。
      世界のトレンドとしても1国での防衛は過去のものです。

      意見が分かれるところだとは思いますが、日本に於いては米国が駐留している事が問題というよりも、地位協定などの外郭的な部分が問題なのではないでしょうか。

      韓国にとっても同様で、米軍の影響が大幅に減じる事は単なる防衛力の低下と言えるでしょう。
      セルフ武装解除ですね。

      1. りょうちん より:

        ご指摘の通り、地位協定については韓国の方が多くの権利を勝ち取っており、日本はダメダメです。

        米軍施設の数に関しては、元々、韓国の米軍基地が、実戦を想定した分散配置だったものの名残で、日本のように半世紀以上も戦闘行為が行われず、また強力な海空軍に、まともな自国軍がある日本では本土決戦など想定すらされていないため、概念的な機能性を重視した集中配置になっているという違いがあります。
        韓国の場合は、自国土での戦闘が想定されなくなったと言うより「もう知らんがな・・・自分で戦え」という意味での基地縮小です。
        うしろの名無Uさんのコメントのように、もう橋頭堡の港と空港、自国外で好きに拷問できる治外法権のブラックサイト、連絡事務所があればいいというのが米軍の気分です。
        実際、既に韓国の米陸軍の多くは、兵器だけ「置き勉」して、有事に要員を送るシステムになっています。
        韓国での駐留という罰ゲームに士気も経費も耐えられないw

        1. 通りすがり より:

          りょうちん様

          なるほど、いざ有事となった時に戦力を送り込める橋頭保があればよいという事ですね。
          「韓国・韓国民を守る」という目的から解放されれば、たしかに合理的な判断ですね。

          先制攻撃する場合でも、弾道ミサイルや航空戦力による打撃になるので、必ずしも半島に戦力がある必要もありませんし、逆に韓国に駐留している米国兵士が地上戦力による反撃(危険)に晒される可能性が低くなるので、仰る通りですね。

  5. 自転車の修理ばかりしている より:

    リストカット作戦がここまで頓挫を続けているのに、まだ軍事をカードに使うのですか。日本もたいがい平和ボケしていると思っていましたが、韓国はそれ以下です。北からミサイルや砲弾が飛んでくるこの状況下で、よく最大最強の同盟国の神経を逆なでする気になれるものです。

    私はGSOMIA破棄はないだろう予想していました。結果はご存じのとおり。
    米韓同盟が破綻する前に、軍事クーデターが起こると予想していました。しかし、それもないのかもしれません。このまま逝ってしまうのでしょうか。

    文とともに来たり、文とともに滅ぶべし・・・

  6. 新宿会計士 より:

    自己コメント・メモ

    韓国人のツイートによるとパリを上空から見たら旭日旗とソックリだからパリ旅行をボイコットするのだとか。

    1. 名無Uさん より:

      新宿会計士様へ

      そうですか…
      今の韓国人にとっては、日本すら観光旅行に行ける余裕がないのに、フランスまで観光旅行に行ける余裕があるとは思えません。
      それ以前に、そもそもそのコメントは純粋な韓国国民のものであるのか、という疑いが自分にはあります。
      韓国の人々は、ドイツには目を注ぐけれども、フランスは案外視界には入って来ません。
      わざわざパリの風景を捕まえて、旭日旗模様であることをわざわざ指摘するのか、と…

      韓国と朝鮮人に対する『大いなる陰謀』が進行しているようですね…
      こんな風景まで『旭日旗模様』と捉えることを世界にバラまかれては、世界の人々は韓国の人々を『基地外』としか認識しないでしょう。(笑)
      まさに、その効果を狙っているのでしょう。
      全世界のアンダーグラウンドでは、朝鮮人に対する認識はかなり厳しくなっていることを伺わせます。

      1. にゅるす より:

        >名無Uさん

        旭日旗問題は韓国のサッカー選手が発端となった事は知られていますが、いざ日本を貶めるいい道具にしてみたら意外にも世界的に人気の柄で癪にさわった。ならば「戦犯旗」という歪んだ認識で世界に拡散し、日本の影響力を下げて道徳的優位に立とうと考えた。ところが青島観艦式で中国が旭日旗を黙認するという予想外の展開が起き、さらに常連の韓国海軍がTHAAD問題により格下げされる冷遇を受けてプライドをズタズタにされた結果、韓国人は疑似模様にも脊髄反射するほど潜在的旭日アレルギー体質になった・・・・・と自分は考えてます。

        ジョン・レノンの御子息であるショーン・レノンとの旭日事案では「韓国人は論理感がない」とSNSで見事に論破され大発狂してましたけどね。無関係な人まで巻き込んで謝罪を要求するのは常軌を逸してますよ。

    2. 暇人Z より:

      アルミホイールとかホイールカバーを見ても怒ってそうですね

    3. ブリジット より:

      フランス人が日本のアニメや文化を気に入っていることに対して、いつもの「ジェラシー」じゃないでしょうか(苦笑)

    4. 同業者 より:

      傘を開いた形にそっくりですね。雨のソウルを上空から眺めると、旭日旗だらけでは? 韓国国会は「旭日傘禁止法案」を出さないといけません。

  7. 名無Uさん より:

    将来、たとえ韓国が米韓同盟の破棄を強硬に主張したとしても、アメリカはピョンテクのオサン空軍基地とキャンプ・ハンフリーズはきっちりと押さえて来ると予想しています。
    つまり、ピョンテクのグアンタナモ基地化です。
    この土地は、北京と黄海を睨むには必須の土地です。
    『人はいらねー。いるのは、土地だけだ』というわけです。

    アメリカの諜報機関は二流と主張するコメントがあります。アメリカは超大国だから、どうしてもその立場に甘えてしまうという根拠です。
    これは説得力があるように思えますが、やはり自分は『超一流』だと考えています。
    つまり、アメリカの国益を売り飛ばしながら、諜報機関の『真の親分』の利益を守るためには超一流という意味です。(もちろん、真の親分はアメリカという国家ではありません。)

    あらゆる事態をあらかじめ想定しているから、韓国の誘いにあっさりと応じることができるし、韓国の決定に迷いなく反対できるわけです。
    子ブッシュ大統領は、盧武鉉大統領の戦時作戦権変換の誘いにあっさりと応じる構えを見せました。焦ったのは青瓦台の方です。
    ピョンテクを残して後の米軍基地はすべていらない、とアメリカはあらかじめ決めているのでしょう。

    1. はぐれ鳥 より:

      “ピョンテクをグアンタナモ基地化”して、他の駐韓米軍は撤退というのは良い案だと思いますが、グアンタナモのように永久租借なんて可能ですかね?なんせ、将来、この基地の周囲を人民解放軍が取り囲むなんて事態も予想される訳ですから。中国は、陰に陽に妨害するでしょう。ま、米国の力があれば、一旦条約で約束させれば、力づくでも反故にはさせないとは思いますが。

    2. 阿野煮鱒 より:

      > アメリカの国益を売り飛ばしながら、諜報機関の『真の親分』の利益を守るためには超一流という意味です。

      陰謀論を嗜好しながら、名無Uさん様に遙かに及ばない私へのご批判として重く受け止めました。ホワイトハウス、ペンタゴン、CIA, FBIなどの動きを表面的に見る限り、私の言うところの「合衆国のインテリジェンスは無能」という説は揺るがないと思っておりますが、その背後にあるディープステートの思惑に関しては、お説を覆すだけの根拠を持ちません。

      私としては、表面的に見える限りの合衆国のステートメントは信頼に値しない、とだけ申し上げたいと存じます。

  8. ブリジット より:

    かなり前、韓国とのGSOMIAなんか日本に必要なんかないとコメントした事があったのですが、米国がここまで激怒するとは思いませんでした。
    日本は、必要と思っていたのでしょうか?不要だから韓国から破棄してくれてラッキーだったのでしょうか?よくわかりません。
    米国に嫌がらせしたつもりでしょうが、逆に米国が韓国を叩く材料に利用できて良かったのかな。
    意外と米国もシメシメと思ってたりして(笑)

  9. 名無Uさん より:

    ブリジット様

    日本にはラッキーですよ。
    アメリカや日本、さらにはメディアからのハンドルまで、韓国政府には効かないことがこれで明らかになりました。
    日本には神風が吹き、メディアはようやく日本政府の主張を公に載せることに踏みきったようです。

    もし、GSOMIAが破棄されることがあるならば、自分は韓国が徹底的に孤立することがわかっていました。また、北朝鮮もわかっていたし、青瓦台もわかっていたでしょう。

    まあ、ホワイトハウスは『こんなとんでもないことをしやがって』と思っているでしょうが、『アメリカ深部』はシメシメと思っているのでしょうね…

  10. ブリジット より:

    名無Uさま

    日本にとっては、渡りに船だったのですね。
    無視されるのが、余程こたえてるのか段々追い詰められてきてますね。

    1. 通りすがりのA より:

      ブリッジト様

      >無視されるのが、余程こたえてるのか段々追い詰められてきてますね。

      今までの日本と違う!とは思っていると考察していますが、
      そんなことで折れる文大統領じゃないです(笑)

      でも、日本が取るべき手段は決まっていると思います。
      ・非韓三原則の周知徹底
      ・韓国メディアの言う「国際戦」(プロパガンダ)の徹底強化
      ・不当な要求には断固拒否
      ・不法や脱法、違法な行為は断固撤回要求の継続
      ・嘘、エビデンス、事実誤認の情報拡散には徹底反論と論破

      …本当なら、日本政府に韓国の経済焦土化をやって欲しい所ですが、
      セルフ制裁と言う毒がじわじわ広がるのを待っているようにも見えます。

      日韓関係の行き着く先は…少なくとも疎な関係かつ冷たい平和が直近、最終的には…(以下略)と考えてみました。

      1. ブリジット より:

        通りすがりのA様

        そうですね。まだまだこれからですね。
        文大統領なら、なりふり構わず突き進むのでしょうね。
        ほんとにしぶとい(苦笑)

  11. あきら より:

    最近この韓国の基地返還で沸きあがっております。マスコミの説明不足も有るかと思いますが、これは2004年、ブッシュ大統領時代に海外駐留部隊を大幅に減らす合理化の一環で日韓で交わされた米韓合意の流れによるものであり、現在はソウルより約80km南のハンフリーズ基地へほぼ集約、移転されているのが現状。
    韓国側は沖縄のような反米軍感情も未だあり、国民に対し返還という言葉を使用しておりますが、実質はただの移転です。
    尚、このハンフリーズ基地は1500万円㎡とかなり広く、対北だけではなく、対中国も見据えた基地であるそうです。
    何回も言いますが、あくまでもアメリカ側の意向による以前からの在韓米軍の集約、移転の流れであり大騒ぎするほどの事は無いと思料致します。

    https://japanese.joins.com/article/197/231197.html

  12. あきら より:

    日韓ではなく米韓の誤りです。失礼しました。

  13. ひろた より:

    アメリカからしてみれば、
    在韓米軍は韓国を守るため。→もういいや。
    在日米軍はアジア、太平洋地域のため→あまり面倒みれなくなっちゃったからもっと日本もがんばってくれや〜。
    なのかと思います。
    確かにここへ来て展開早すぎる。
    韓国の赤化は仕方ないので半島の非核化だけは何とかしたい。
    あとは韓国からの難民問題。

    日本の官僚はそうしたシナリオも検討しているようですが、準備ができているのかが心配。

  14. ウナギ より:

    GSOMIA同様に、このカードも、切ってしまった後からどうやって自尊心が傷付かないように偉そうに撤回しようとするかが見物ですね。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

名無Uさん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告