以前、『国際関係アナリスト・北野幸伯氏の優れた論考』で、国際関係アナリストの北野幸伯氏の論考を紹介したことがあります。同氏の論考は非常に読みやすく、かつ、具体例も豊富であり、私自身もこれまでずいぶんと参考にさせていただきました。ただ、同氏の最新論考を読んでいると、どうしても同意できない部分があることも事実です。それは、「日米は中国を喜ばせすぎないよう、文在寅政権崩壊後の韓国に親日・親米政権が立つよう努力すべきだ」とする主張です。無能な味方は有能な敵を上回る脅威である、という視点を忘れてはなりません。
目次
総論は正しい
北野氏の論考は優れているのだが…
北野幸伯(きたの・よしのり)氏といえば、メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で有名になった人物です。この人物の文章は非常に読みやすく、また、具体例も豊富であり、説得力も非常に高いため、私自身もずいぶんと参考にさせていただきました。
もっとも、当ウェブサイトでも『国際関係アナリスト・北野幸伯氏の優れた論考』でも取り上げたとおり、同氏の論考については確かに視点が独自で優れているものの、朝鮮半島情勢に関していえば、個人的には同意できない部分もあります。
具体的には、『ダイヤモンドオンライン』に今年5月7日付で掲載された次の記事に関して考察したのですが、端的に言えば内容も非常に濃く、かなり読み応えがあるものの、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領や韓国自体のことを、どうも高く評価し過ぎているように見受けられたからです。
「裏切り者」韓国を冷遇するトランプ、八方塞がりの文在寅の末路(2019.5.7 5:00付 ダイヤモンドオンライン)
論考が今年5月の時点で執筆されたものであるという点を割り引く必要はありますが、北野氏は米韓同盟について、次のように予想していました。
「この八方ふさがりの状況の中でおそらく文は、日本への態度を変え、和解を目指すだろう。これまでの数々の行状を考えると、袖にしたくなる気持ちは当然だ。しかし、対中国戦略を考えると、日本は韓国をバッサリ切り捨てるべきではない。」(※「文」とは文在寅大統領のこと)
これをどう見るべきでしょうか。
文在寅氏、日本への態度を変えたのか?
「この八方ふさがりの状況」とは、文在寅氏が中国、北朝鮮、米国から「使えない男」と認定され、韓国が外交的に孤立している、という状況のことです。当然、文在寅氏が合理的な判断を下す人物であれば、北野氏が指摘する通り、文在寅政権は日本への態度を変え、和解を目指すに違いありませんでした。
では、北野氏がこの論考を執筆してから現時点までの4ヵ月弱、いったい何があったのか振り返ってみましょう。
5月15日に韓国の李洛淵(り・らくえん)首相が自称元徴用工問題を巡り、「韓国政府にできることには限界がある」と匙を投げてしまいました(『【速報】韓国首相、自称徴用工問題巡り「対応には限界がある」』参照)。
これを受けて日本政府は5月20日、それまで控えていた『日韓請求権協定』第3条第2項に基づく仲裁手続の付託を決定しましたが、結局、韓国政府は期日の6月18日までに仲裁委員の任命をしませんでした(『順調に無法国家と化す韓国 このままだと国交の維持も困難に』参照)。
こうしたなか、当然のごとく6月28日から2日間の日程で開催された大阪G20サミットでは安倍晋三総理大臣と文在寅氏の日韓首脳会談は実現しませんでしたし、韓国政府が日韓請求権協定第3条第3項の手続を無視したときには、7月19日には河野太郎外相が「キレる」展開もありました。
これとは別に、日本政府は7月1日に韓国向けの輸出管理体制の運用見直しを公表(『対韓対抗措置を経産省が正式発表、そして韓国の反応』参照)。日本が実際に韓国を「(旧)ホワイト国」から除外する決定を行ったところ、文在寅氏は日本に対して、
「日本は過去を直視することから出発し、世界と協力して未来に進まなければいけない。過去を記憶して省察することには終わりがない。一度反省をしたので反省が終わったとか、一度合意したので過去として過ぎ去ったとして終えられるものではない」
と言い放ったのです(『「日本は永遠に謝れ」からの脱却』参照)。
少なくともこの4ヵ月間で見る限り、文在寅氏が日本に対して態度を変え、和解を目指そうとする兆候どころか、むしろ日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)を破棄するなど、米国を巻き込んで大騒ぎしている状況にあります(『もう日本は関係ありません、今後は米韓間で直接どうぞ』参照)。
合理的じゃないから読み誤る
以上、北野氏ほど優れた評論家であっても、予測を大きく外すことがあるということについては事実です(※もちろん、これから文在寅氏が任期満了を迎える2年半後までの期間に、日本に対して土下座をしてくる可能性もゼロではないとは思いますが…)。
いや、むしろこうした読み誤りの理由は、全世界すべての国が合理的に動くとは限らないという点を過小評価したからであって、どんなに優れた評論家であっても犯しかねない点であることは間違いありません。
ちなみに当ウェブサイトでもしつこく紹介してきた、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の名著『米韓同盟消滅』のエッセンスを私なりに読み解けば、韓国は国としての合理的な行動の前に、永年の宗主国である中国への恐怖が先に立つ、という側面があるように思えてなりません。
また、米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問のエドワード・ルトワック氏が今から7年前の2012年に刊行した名著 “The rise of China vs. the logic of strategy” の邦訳版『自滅する中国』(※邦訳版の出版は2013年)でも、韓国については
「真の脅威である中国や北朝鮮に対し何ら立ち向かうことなく、最も脅威をもたらさない日本との争いを欲する歪んだ情熱」
を抱く無責任な国だと指摘されています。
つまり、北野氏の論考のうち、文在寅政権の行動について予測した部分については、正直、結果的にはあまり正しいようには見えません。ただ、それ以外の部分については、リアリストの北野氏らしく、わかりやすくも正確な現状認識が綴られているため、依然として読む価値はあるといえるでしょう。
韓国のオウンゴール
北野氏の最新論考は「GSOMIA神風論」
ところで、北野氏は不定期で論考を『ダイヤモンドオンライン』に寄稿されているらしく、また、同サイトの記事はうれしいことに、(現在のところは)無料で読めるようです。こうしたなか、本日、北野氏の最新論考が掲載されていました。
韓国・文在寅はGSOMIA破棄で自爆、安倍政権に吹いた「神風」とは(2019.8.30 5:50付 ダイヤモンドオンラインより)
いったいどんなことが書かれているのでしょうか。
冒頭のリード文には、こうあります。
「韓国への半導体材料の輸出規制強化からはじまった『日韓戦争』。日本のメディアはあまり報じていないが、情報戦で日本は劣勢だった。しかし、文政権が米国の要求を無視して『GSOMIA破棄』を決めたことで、形勢は逆転した。」
日本の韓国に対する半導体材料等の「輸出規制」とありますが、これについて日本政府は「輸出規制」ではなく「輸出管理」だ、と主張しています。ただ、北野氏の論考を読む限りは、北野氏はおそらくわざと「輸出規制」という表現を使っているのだと思います。
なぜなら、日本政府がこの措置を7月1日に発表して以降、欧米を中心とする外国メディアは、「日本が圧倒的に強い立場を利用して韓国を苛めに来ている」、といったニュアンスで本件を報道しているからです。
情報プロパガンダで敗ける日本
北野氏はこれをこう述べます。
「『ついにやってくれた』という熱狂の中で忘れられがちなのは、『海外で日韓戦争はどう見られているのか?』という視点である。実をいうと、欧米では、『日韓対立の原因は『歴史問題』であり、日本が韓国をいじめている』という報道が多いのだ。」
この点については事実です。
私自身も仕事がら、外国(とくに英米)のメディアの報道を読む機会が多いのですが、本件に限らず、慰安婦問題ではいまだに韓国側の主張を全面的に垂れ流すなど、英米メディアの報道は歪んでいます(これについては『「米国が日韓を仲裁へ」 巧妙化する情報ロンダリング』等もご参照ください)。
もっとも、北野氏の
「実際、半導体材料の輸出管理強化が『徴用工問題への報復』であることは、全日本国民が知っている。政府高官もそう語り、全マスコミがそう報じていた。」
「しばらくして日本政府も、『ロジックがおかしい』ことに気がついた。それで現在は、『これらの措置は、いわゆる徴用工問題とは関係ない。安全保障上の問題だ』などと言うようになった。しかし、『時すでに遅し』である。」
という下りについては、若干の事実認識の誤りがあります。
日本政府が7月1日に輸出管理の運用見直しを発表した直後から、日本政府側は、今回の措置を巡っては「対抗措置ではない」「あくまでも輸出管理の一環だ」と即座に説明していたからです(『西村副長官「対抗措置ではない」→そうか、そういう狙いか!』などをご参照ください)。
ただし、日本政府の説明はともかく、結果として今回の措置が「自称元徴用工問題に対する経済報復である」という印象を与えたことは事実であり、このことが世界で「日本の韓国いじめ」と受け取られていることの原因でもあることは留意する必要があるでしょう。
北野氏はまた、昨年の自称元徴用工判決については「1965年の日韓請求権協定に違反しているものである」という点を、日本政府がきちんと説明していないという点において、日本が「情報戦で韓国に後れを取っている」と指摘するのです。
日韓GSOMIA破棄というオウンゴール
つまり、北野氏によれば、日本は「経済戦では圧勝だが情報戦では惨敗」していた、ということですが、この下りについても私たち日本人には耳が痛い指摘です(※余談ですが、こうした指摘に対してこそ、私たちは真摯に向き合う必要があるのだと思います)。
ただ、こうした「情報戦の惨敗」という状況をひっくり返してくれたのは、いうまでもなく、先週の韓国政府による日韓GSOMIA破棄という決定です。北野氏はこれについて、「米国が破棄しないよう要求していたのを、韓国が無視した」のがポイントだと指摘します。
「文大統領は、GSOMIA破棄を断行した。/米国はこれまで、2つの同盟国の対立で中立の立場を貫いてきた。だが、その米国の要求を完全無視した文政権は、米国を敵に回してしまった。トランプも相当憤っていたらしく、フランスG7の席で、文在寅を批判している。(中略)GSOMIA破棄は、まさに文在寅の『自爆』であった。逆に、日本にとっては『神風』だった。」
この点についても、ほぼ全面的に同意します。
米国側には日本にもGSOMIA破棄の責任を押し付けようとする動きはないわけではありませんが(『日韓GSOMIA破棄問題、米国の「逃げ得」を許すな』参照)、それでも日韓GSOMIA破棄は、日韓間というよりも米韓間でより問題になっているからです。
いわば、北野氏に言わせれば、日本は「輸出管理」(実質的には「輸出規制」)の問題で韓国のプロパガンダに敗けつつあったが、日韓GSOMIA破棄という愚かなオウンゴールに救われた、ということでしょう。
もっとも、いちおう公正のために付言しておきますが、今回の輸出管理の運用変更を巡っては、日本政府の説明が稚拙だったと決めつけるのは行き過ぎでしょう。どちらかといえば日本のマスコミが「内なる敵」として、日本政府を背中から撃ったという側面が強かったのではないかと思うからです。
「中国を喜ばせる」、それが何か?
ただし、今回の北野氏の論考に対しては、最後の最後でまったく同意できません。
北野氏は『日韓対立で大喜びなのは習近平である』としたうえで、次のように述べます。
「文の愚かな行動のおかげで、日本は情報戦の劣勢を挽回することができた。しかし、『大局的視点』も持っておく必要があるだろう。/それは、東アジアの安全は、『中国、ロシア、北朝鮮陣営vs日本、アメリカ、韓国陣営』のバランスで成り立っているという事実だ。日本と米国は同盟国であり、米国と韓国も同盟国である。そして、米国の同盟国である日本と韓国の争いを一番喜ぶのは、いうまでもなく習近平である。」
この点は、「現状認識」としては正解ですが、「あるべき東アジア新秩序」という意味では落第点です。なぜなら、韓国は日米陣営に属していながらも、経済的には中国に、政治的には北朝鮮に、深く肩入れしているからです。
むかしから、「無能な味方は有能な敵を上回る脅威である」と言われます。日米にとって、韓国を同盟国に組み込んでおくことが、地政学的にはそれなりの意味があったことは確かですが、それと同時に、韓国がすぐに日米を「裏切る」国である、という事実については忘れてはなりません。
要するに、韓国を同盟国として維持しておくための「コスト」が、韓国を同盟国にしておくことで得られる「利益」を大きく上回り始めているのであり、この視点が欠落しているように思えてなりません。
北野氏は文在寅政権崩壊後について、次のように主張します。
「日本と米国は、習近平を喜ばせすぎないよう、『文が大統領を辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだろう。」
では、「文在寅政権崩壊後の韓国に親日、親米政権が立つ」可能性は、どれほどあるのでしょうか?北野氏自身お忘れになったわけではないと思いますが、前任の朴槿恵(ぼく・きんけい)、さらにその前任の李明博(り・めいはく)の両政権が「親日政権」「親米政権」だったとお思いでしょうか?
いずれの政権も「保守派政権」と目されていながら、中国や北朝鮮に対してはほぼ一切何も抵抗せず、自国に最も脅威をもたらさない国である日本に対しては、大使館前の慰安婦像の設置や日韓通貨スワップの食い逃げ、竹島上陸や世界遺産登録妨害などの不法行為を繰り返しました。
国レベルで信頼できない韓国をいつまでも「味方」に留めておくことが、中国や北朝鮮、ロシアと対峙するうえで、いったいどれだけ有益なのでしょうか。
たしかに対馬海峡が日本列島防衛の最前線になることは、日本にとっても大きな脅威ですし、国防体制の抜本的な見直しも不可避です。さらには釜山や済州島に中国人民解放軍やロシア海軍の基地ができるのは悪夢でもあります。
しかし、それと同時に、いっそのこと「どこからが味方」で「どこからが敵」かが明確になれば、私たち日本国民にとっては覚悟を決めて大陸不法国家と対峙するというきっかけにもなります。
日本はいつまでも韓国に拘泥するのではなく、むしろ、インド太平洋戦略を大切にすべきですし、日米同盟を基軸として、日米印、日米豪、あるいは台湾やASEAN、ニュージーランド、カナダ、さらには英仏などの諸国との連携を目指すべきでしょう。
その意味で、私はあえて「中国を喜ばせる?その何が問題なのですか?」と言いたいと思います。
View Comments (75)
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
日韓関係だけでなく、米中貿易戦争をきっかけに、東アジア情勢が変化
して、陣営が変わりつつあるのでは、ないでしょうか。なにしろ、(鈴置
高史説が正しいとすれば)今回の日本の対韓国政策変更は、アメリカから
の指示によるものなのですから。
駄文にて失礼しました。
残念ながら、たしかに現状の憲法での継続を前提にすれば、韓国は捨てがたいという意見は現状の日本人の世論の中では一定の説得力はあると思いますね。ですがそのためにいうべきことを言わなかった積み重ねが今だからですね。そもそも自分の国を自分で守るということ自体、懐疑的な意見も一定数ある状況で議論も進まないのが現状ですよね。希望的な観測やわかってくれるはずという甘えに基づいた友好や単なる嫌悪で終わるのではなく、理想、感情は置き半島含めた大陸へのリスクへの新しい枠組みづくりのためにもいろいろと今までとの訣別が求められる時代です。そのための議論自体封殺しようとする野党、新聞などなので答えがない。本来であれば国際関係や国の枠組みに関しては補完するための意見を出す存在だと思いますが、思いきり国益を損なう存在に成り果てています。
プロパガンダ戦は不利なのです。
頭の弱い人が世の中には多く、
過去に日本が韓国を侵略したと本気で思ってる人が多い。
頭の弱い彼等は、それ以上を学習しようともしません。
だって遠く離れたアジアの国なんだもの。
興味がないんです。
日本人だってヨーロッパの戦乱について正しく認識を持ってる人なんて殆どいない。
彼らにとってWW2の単純な勝敗の結果だけが、とてもわかりやすい筋書きであり物語なのです。
そんな風潮にどうアプローチしていくのか。
盛んに広報活動しても、言い訳がましいというイメージが積もるだけでしょう。
一時的な不名誉は覚悟の上で、手を緩めずに戦っていくしかありません。
米韓が切れれば、その目は出てくる。
遠い極東の国のことなど知識も関心もない人々などほっておけばいい。
そんな暇があったらきちんと制裁を加えればいいのです。臭いにおいはもとから絶たなきゃだめです。元をそのまんまにして あちこち首を出すネズミたたきをしてもきりがありません。
たけ様
日本の今回の措置を「輸出規制」と書いているのは欧米リベラルメディアが多い印象を受けました。
トランプ大統領がフェイクニュースと述べるように、彼らは事実よりも主張の方に重点を置いています。
日本の安倍総理はトランプ大統領と親しく、彼らから見るとトランプ派に見えるのでしょう。トランプ派であればフェイクを使ってでも潰す、というのが彼らの手法であり、現在の日本政府の敵対勢力と見ていいと思います。
また、複数の欧米メディアの記者が韓国系米国人でした。他国のメディアへの浸透では確かに韓国が優勢です。しかし、その記事を採用するのは上司である欧米人です。そのメディア自身が持つ性向に都合の良いプロパガンダを広報していると感じました。
メディア自身が元々中立ではない、という事です。
ここに集う人々は、在韓米軍撤退、韓国経済焦土化の後の、日本の安全保障の再構築を憂いているというのに、それは、これまでの事実の延長に容易に予想される事態だというのに、北野幸伯先生は、旧式のframworkにしがみついている感じですね。時代の変化を肌で感じ取れないアナリストはアナリストとして食べていけません。大丈夫かな?
阿野煮鱒様
私は韓国の経済焦土化に続く、朝鮮半島国家の国土焦土化による日帝積弊精算と日本国への積債返済により、本来在るべき朝鮮半島(人口約2千万人、平均寿命25年)への回帰が私の生きているうちに見られる物と個人的に予想しています。🐧
経済焦土化の後に同族同士のジェノサイドが発生し、農業生産が低下、それに起因する新たなジェノサイドを繰り返すうちに本来の朝鮮半島へと回帰して行くと考えます。🐧
いずれにせよ、独立国としての経験が大韓帝国の6年と現在の大韓民国の74年しか無く、いずれの国も棚ボタで独立をしたわけで(むしろ独立を強制された)国家を経営していく覚悟があった訳では有りません。🐧
彼等には現在の国家の規模が手に余るのでしょう。🐧
朝鮮半島は阿鼻叫喚の巷になるのでしょうが、彼等には運営しやすい国家の規模迄縮小すれば収まるかもしれません。🐧
我々は関わり合いにならず、ただ眺めているべきだと考えます。🐧
献杯
韓国は事実上日本の敵と化しており、多くの韓国民もそれを支持している。
また、あちら側の世界に行こうとしており、この流れを止めようとしても所詮無理な話。
日本は、中国とはほどよい距離を保ちつつ、国力の増強を図るしかないと思う。
韓国メディアでは、フッ化水素の輸出許可も下りたようです。
さて、韓国はどのように反応するのか。特に GSOMIA への影響はあるのか。あくまでホワイト国に拘るのであれば、GSOMIA復活はないので、逆に日本には追い風になるかもしれません。対外的には輸出規制ではないという結構大きな根拠になりますので。
もしこれでホワイト国除外関係なく GSOMIA復活ということになったら、徴用工の現金化が次の戦いですね。
反日デモや不買運動、放射能風評拡散、捏造歴史ベースの異常行動など、日本からみたら本当に許せないことなのに日本のメディアや多くの知識人、さらに政治家までが、あまりにも対応がひどい。この国が情報戦がメインとなるこれからの世の中で生き残っていけるのかは結構難しいかもしれません。
良い人日本というイメージも大切なのかもしれませんが、何をしてもヘラヘラしているだけの日本というイメージにならないよう、もっと国のあるべき姿を考えることのできるような教育をしてほしいです。
韓国をはじめ、他の国は愛国心教育をしっかりします。情報戦の重要性を知っていて、それに対する国家予算も日本よりはるかに多いです。
今まさに起きている日韓戦争において、本当に韓国がひどい国であることを多くの人が気づいてくれたことは収穫ですが、これだけ日本政府とメディアが、情報戦での弱さを露呈したのもある意味収穫なのかもしれません。ぜひ改憲して軍をもち、愛国心のある教育をする「普通の」国になっていってほしいです。
(こんなことを言うと、危険な右翼だと考える人たちが多いことも問題ですね)
文大統領は、最初に中国へ三不の誓いをしてますので、既に日韓同盟はあり得ません。
韓国政府は、国民の意思に関係なく、中国側に行きたがっているんだと思います。
最近の韓国政府の外交は支離滅裂で、酷いものです。
今後は、日米側に韓国を引き留めるのと、中国側になる時のリスクと比べてどちらが、コストパフォーマンスが良いかで考えて行けばいいのではないでしょうか。
日本もより一層、防衛費増しないといけませんね。
外交上、散々韓国に譲った結果、引くに引けないところまで後退していますからね。
本格的な「日韓戦争」は、思ったよりも近いのかもしれません。
そうなった時のために、日本国内韓国組の力を弱めておく必要がありますね。
もうこれ以上、日本国内に浸透させないようにしないと・・・
更新ありがとうございます。
最後の最後で北野氏の論考はハズレ、大ハズレッです(笑)。ナニ?【日本と米国は、習近平を喜ばせすぎないよう、『文が大統領を辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだろう。】
キツイ言い方だが、貴方はコモンセンスを持つ日本人か?親日韓国政権だなんて、、オ〜ッ!身の毛もよだつその言い方ッ!また用日ですか?笑
朴槿恵や李明博が一応保守系で用日でしたが、朴槿恵など安部総理は睨みつけるわ、昼飯も出さんわ、千年恨むわ、訪日しないわ。また李明博はスワップ掠め取って挙句に竹島で天皇陛下を侮辱した。
ロクな奴おらんの、知らないのか北野さん?日本、南朝鮮、北朝鮮、中国、露国、この特亜地帯に正常な精神を持つのは日本だけですよ。
めがねのおやじ様 お心を静めて下さい(笑)。
>この特亜地帯に正常な精神を持つのは日本だけですよ。
ええ、明治維新以来、欧米列強に対し、日本が文明国として認められるべく、自らを律してこられた先人の努力の賜物です。
お気の毒な事に、特亜地帯の国々にそのような先人はおられませんでした。文化と文明は違います。
文化国となったということは、文明国になったということではございません。文明とは精神ですので。
文中で「文明国 > 文化国」のようなニュアンスを感じました。度々私か韓国人は文明人ではないと申し上げたことの影響があるやもしれぬと申し訳なく思いつつ、もしそうなら、私は文化を問うてはおらぬと強調し、敢えて異を唱えさせていただきます。
> 文化と文明は違います。
ならばその違いはいかに?
辞書的に言えば
【文明】
人知が進み世の中が開けた状態。
精神的・物質的に生活が豊かになった状態。
【文化】
それぞれの民族・地域・社会に根付いている人間の生活様式の全体。
主に人類がつちかってきた哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動のこと。
これらの違いを私なりに強調するならば、文化とは「それぞれの民族・地域・社会に根付いている」ローカルなものであり、域内では暗黙的に継承可能であるものの、異なる「民族・地域・社会」どうしで容易に相互理解が可能なものではなく、継続的な努力・学習を要するものです。
例えば、寿司が世界各地に受け入れられるまでには、「生の魚を食べるなんて信じられない」「加熱していない食材を食べるとは正気の沙汰とは思えない」「冷たい米飯を食べるのは囚人だけ」などといった拒否反応がありましたが、好奇心やら商社の接待やら様々な異文化衝突の場面を経て、今や世界に認められる日本の食文化となりました。
一方の文明は、文化のような地域性に拘束されません。典型的には西洋文明(Western Civilization)です。自然科学、外交プロトコル、ドレスコード、などなど、ヨーロッパ発祥の様式に他の地域・国々が従ったものです。日本の場合は、明治初期はひたすらに西洋文明の受容に邁進し、次第にその要諦を会得し、今日ではノーベル賞の受賞数に見られるように、西洋文明のフォーマットの上でオリジナル地域に比肩する実力を持つに至りました。実力で劣るところが無いとはいえ、日本発祥の自然科学理論が世界標準になったわけではありません。
つまり、文明は地域性を超越しうるのです。普遍性があるとも言えます。だから文明は強弱優劣を比較することが可能です。インカ帝国は素晴らしい文明を築いていましたが、スペイン人が持っている西洋文明の前には為す術無く滅びました。インカ帝国の文化がいかに素晴らしくとも、野蛮なスペイン人の大砲鉄砲といった文明には勝てなかったのです。
しこうして、私が韓国人を文明人では無いと申し上げた根拠は「人知が進み世の中が開けた状態」ではない未開性を保持しているからです。
さらに付言するなら、サミュエル・ハンチントン は、自著『文明の衝突』の中で、日本を他の世界とは独立した「日本文明」を持つと規定しました。日本が独自の文化を持つのは当然として、私はハンチントンが日本が独自の文明を持つと断言したことに驚いたものです。『文明の衝突』は刊行直後は話題をさらったものの、その後トンデモ本扱いされて永く不遇を託ちましたが、近年再評価されています。日本が文明と文化の両方を備えているのならば、日本文明は日本という国土や民族を越えて世界に広がる可能性があります。ここまでくると、実は私は懐疑的です。日本人は人類普遍の文明を備えていると自負するには余りに(良くも悪くも)特殊なのではないかと思います。
いいこと言いますね。おばさま。その精神とは、独立自尊でしょうね。福沢先生はお見通しでした。
中央日報に変な記事がありました。
<【グローバルアイ】「韓日関係悪くてもかまわない」の罠>
2019年08月30日08時33分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
これを読む限り、「韓日関係悪くてもかまわない」の罠、との意見が罠でしかないのがよく判りますね。
上の記事のURLを忘れました。
追記します。
<【グローバルアイ】「韓日関係悪くてもかまわない」の罠>
2019年08月30日08時33分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/101/257101.html?servcode=100§code=140&cloc=jp|main|top_news
北野氏はロシアのロビイストですよ。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そう思って読めば理解不能な点はありません。
日露の間に緊急の懸念事項はありません。
北方領土は今に始まった話ではないですし、
日本側が穏便にしていれば、何も変化はありません。
日露に懸念事項かないからこそ、
北野氏の世界情勢分析は客観的なんですよ。
ただ、ロシアにとって困るのが、
チャイナ包囲網のバランスが壊れること。
北野氏か言いたいのは、ロシアが困るから、
日本は妥協してでも韓国をアメリカ側に留めろと
言っているのですよ。
チャイナがこれ以上力をつけると、
アイグン条約に飛び火しますからね。
残念ながら、北野さんの主張はロシアの利益とは程遠いですね。むしろ反ロシアなことが多いです。
ロシアが中国包囲網を構築してるなど、初めて聞きました。陰謀論にしても安っぽすぎますね。
ロシアは中国を信用してるわけではないですが、極東ではパートナーとせざるを得ないのが現在の外交方針です。
別にロシアが包囲網組んでるなんて言ってないと思いますけど。
中国包囲網が緩んで中国の力が伸びると中露のパワーバランスが崩れてロシアの立場が相対的に下がって困るって話かと。