韓国紙「エスパー長官が韓日に葛藤解決要求」に2つのウソ
政府発表によれば、本日、米国のマーク・T・エスパー国防長官が防衛省などを訪れ、岩屋毅防衛大臣や安倍晋三総理大臣と会談するそうです。こうしたなか、訪日に先立ってエスパー氏が記者団に話した内容を、堂々と捻じ曲げて報道しているメディアを発見しました。韓国メディアは「エスパー氏は日本の経済報復によって始まった韓日葛藤に関連し、『韓日両国にこの問題を早期に解決するよう要請する』と述べた」と報じているのですが、原文を読めばわかるとおり、これは明らかな虚報です。
エスパー長官、訪日へ
先日就任したマーク・T・エスパー米国防長官は、8月2日からアジア・太平洋地域5ヵ国(豪州、ニュージーランド、日本、モンゴル、韓国)の訪問を開始。現在は日本を訪れており、本日、防衛省で岩屋毅防衛相と会談するそうです。
米国防長官の当省訪問について(令和元年8月2日付 防衛省HPより)
今年1月1日付でジェームズ・マティス氏が国防長官を辞任して以来、民間航空会社のボーイングの副社長だったパトリック・シャナハン国防副長官が「国防長官代行」に就任したものの、その後、シャナハン氏は国防長官への就任を辞退。
結局は陸軍出身者であるエスパー氏がマティス氏の後任の国防長官に就任した格好です。
米国でコロコロと国防長官が交代するのも困りものですが、ただ、7月23日に正式に国防長官に就任して、歴訪先として最初に選んだのが豪州だったというのも、米国の「太平洋シフト」の象徴のように思われてなりません。
では、エスパー氏は現在、何を考えているのでしょうか。
これについて、米国防総省のホームページに、豪州・ニュージーランド訪問を終えて東京に向かうエスパー氏が記者会見に応じた際の様子が、文字起こしされています。
Media Availability by Secretary Esper En Route to Tokyo
First good few days, and — in Australia and — and New Zealand. I think I often just (inaudible) since I had a chance in each country to meet with my counterpart and fellow defense minister and I had a chance to meet with the foreign ministers, and I had a chance to even meet with — or chat with the prime ministers of each country. So very good — very good in that regard.
(後略)
エスパー氏は記者団との間で、これから日本を訪問し、「インド太平洋戦略の重要性を日本のカウンターパーティ(※)や安倍晋三総理大臣と議論する」、などとしたうえで、日本を「わが国の太平洋における安全保障戦略上の礎石(cornerstone)だ」と述べています。
(※「カウンターパーティ」とは岩屋毅氏のことですが、エスパー氏は安倍総理を固有名詞で呼んだにも関わらず、咄嗟に岩屋氏の名前が出てこなかったあたり、少し気にかかる点です。)
エスパー発言を歪曲する韓国メディア
日韓関係についてのエスパー氏の見解
そのエスパー氏は、記者団から日韓関係について尋ねられたのですが、そのやり取りを眺めてみましょう(カッコ内は当ウェブサイトによる意訳。以下同じ)。
Q: Mr. Secretary, can I ask you about the — the tension between South Korea and Japan right now? If South Korea says to end intel sharing with Japan, what effect does that have on our ability to conduct exercises, operations in the region and going to that the NDS towards deterring China and North Korea as well?(長官、南朝鮮と日本の緊張関係について尋ねてもよろしいでしょうか。もし南朝鮮が日本との情報共有協定を終わらせると述べた場合、私たちにとって軍事演習の実行能力やアジアにおける作戦の遂行能力、中国と北朝鮮を抑止するためのNDS(※)の推進などにどのような影響が出ますか?)
SEC. ESPER: I would honestly encourage the — the intel-sharing to continue. It’s key to us in our common defense, if you will, against North Korea. And my message to — in both Seoul and Tokyo will likely be, look, we have really big challenges in the near term, threats, challenges if you will in North Korea in the longer term, bigger one of China, we should focus on those two things. So, I’d ask them to both resolve this issue quickly and let’s really focus on North Korea and China.(正直にいえば、日韓の情報共有協定は継続されることを期待します。協定は北朝鮮に対する我々の防衛戦略上、共通のカギとなるものです。私は、日韓両国政府に対し、ごく近い将来において中国、北朝鮮という2つの問題に関し、より大きな挑戦に直面するであろうというメッセージを強調したい。私は日韓両国に対し、この問題を迅速に解決し、北朝鮮や中国に注目することを求めたい。)
文脈から判断して、記者が発した「NDS」とは “National Defense Strategy”, つまり「国防戦略」のことではないかと思います。
ちなみにリンク先で紹介されているエスパー氏の発言はかなり砕けていて、無駄な間投詞も非常に多く、文章が前後でつながらない箇所も多々あるなど、正直、非常に読み辛いのですが、これは日本語の場合であっても話し言葉にはよくあることなので、あまり気にしないでおきましょう。
それよりも、エスパー氏は日韓両国に対し、「情報共有協定」(つまり日韓GSOMIA)の破棄問題については適切に解決したうえで、さっさと中国や北朝鮮の問題に注目せよ、と促しているのですが、この点については日本国民の1人として、個人的には非常に不本意です。
なぜなら、批判すべき相手が違うからです。少なくとも日韓GSOMIAについては、日本政府の側からは「破棄する」という話はヒトコトも出ていません。「破棄」に言及しているのは、韓国政府の側です(詳しくは『「日韓GSOMIA破棄検討」?それカードやない、地雷や!』等をご参照ください)。
韓国メディア報道に紛れる2つのウソ
ただ、エスパー氏が「日本が太平洋防衛戦略上の要衝である」、「日韓GSOMIAが必要だ」と述べた、という点については、事実としては踏まえておく必要があります。なぜなら、相変わらず韓国メディアには事実関係を歪曲した記事が掲載されているからです。
その典型例が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された、『韓国経済新聞』が配信した記事の日本語訳です。
韓経:米国防「韓日葛藤の早期解決、両国に要請していく」(2019年08月07日08時13分付 中央日報日本語版より)
韓国経済新聞の報道を要約すると、次のとおりです(※日本語表現は整えています)。
- 訪日中のエスパー長官は北朝鮮の短距離ミサイル発射に過敏に反応しないと明らかにした
- 日本の経済報復によって発生した韓日葛藤については「(韓日)両側にこのイシューを早期に解決するよう要請する」「北朝鮮中国に集中することができるようにする」と述べた
- 韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に関しては「情報共有が続くように推奨する」「これは我々にとって核心」と強調した
この短い記述の中に、ウソが2つ紛れ込んでいます。1つは軽いウソ、もう1つは深刻なウソです。
まず、軽い方のウソは、「日本の経済報復によって発生した韓日葛藤」の下りです。
7月1日に日本政府が発表した『韓国向け輸出管理の運用の見直し』は、くどいようですが、単なる安保上の輸出管理の措置に過ぎず、「(自称元徴用工問題に対する)対抗措置」でもなければ「経済報復」でもありません。
百歩譲って自称元徴用工問題と絡めて書きたいのであれば、「韓国の国際法違反を契機とした韓日葛藤」とでも記載すべきであって、この記述には自分たち韓国こそが加害者であるという視点が完璧に欠落してしまっているのです。
ただ、もう1つの(そして深刻な)ウソは、エスパー長官が「日本の経済報復によって発生した韓日葛藤を両国が解決すべき」と述べた、という下りです。
先ほどの原文を読んでいただければわかりますが、少なくともエスパー長官と記者のやり取りのなかで、エスパー氏は「日本の経済報復に伴う韓日葛藤を解決すべきだ」とはヒトコトも述べていません。あくまでも “this issue” とは「日韓GSOMIA延長問題」でしょう。
もちろん、こう言うと、エスパー氏の発言の “this issue” が、暗に「広範囲な日韓の諸問題」を示唆している、という言い訳をするかもしれません。ただ、もし「日韓の諸問題」を「彼らが解決すべきだ」と言いたければ、英語には複数形があるのですから、 “I ask them to resolve recent issues ” などのように、複数形を用いるはずです。
しれっとウソをつくのはいい加減にしてほしいものです。さすがあの国のメディアだと思ってしまいました。
(※もっとも、『「米国が日韓を仲裁へ」 巧妙化する情報ロンダリング』などで述べたとおり、日本のメディアや、さらにはロイターを含めた外国のメディアも、フェイクニューズやこれに類する流言飛語をバシバシ飛ばして来るので、メディアが平気でウソをつくというのは韓国に限った話ではないのかもしれませんが…。)
いずれにせよ、インターネットが発達し、一次ソースが容易に手に入るようになったおかげで、個人レベルで報道の妥当性を検証することができる時代がやってきたというのは、なかなか興味深い話ではないかと思います。
日米同盟を対等に!
ところで、せっかくエスパー氏の記者会見録を引用したのですから、もう1つ、興味深い下りを拾っておきましょう。
Q: I have a question on burden-sharing with Japan. How much would you like to see Japan step up their contribution, in terms of burden-sharing? And are you worried about if there are tensions in negotiations, that that’ll effect the mil-to-mil relationship?(日本との同盟の分担についてお尋ねしたい。あなたは日本について「分担」という観点からは日本がどのように貢献できると考えていますか。交渉において緊張関係が高まることは国防協力に悪影響をもたらしたりしないですか?)
SEC. ESPER: Yeah, I think the consistent theme that the — the president has expressed, I’ve expressed, is we value our alliances, but there needs to be equitable — equitable burden — burden-sharing. Wherever that may be, whether it’s in Asia, or whether it’s in — in Europe with NATO or elsewhere, is we want to make sure that everybody is pulling their fair weight and — and helping us defend these core values, principles out there, whether it’s, again, freedom of the seas and — and sovereignty in the Indo-Pacific or, you know, sovereignty in deterring bad behavior by the Russians in Europe.(大統領や私自身がすでに述べているとおり、それはまさに継続的なテーマです。我々の同盟を評価するならば、それは公平な分担でなければなりません。いかなる形態であろうが、アジアであろうが欧州のNATOなどであろうが同じことで、我々は彼らが公正な負担をしているかどうかについて確認しなければならず、海洋の自由やインド太平洋の主権、さらにはロシアの欧州における悪い行動を牽制するというこれらの中核的な価値を守るためには、それは当然のことだ。)
この下り、 “burden-sharing” (負担をシェアすること、つまり同盟の分担)については、記者は「駐留費用」などのコスト面から尋ねたものと思いますが、エスパー氏は「同盟の実質的な負担のシェア」について返したのです。
これを尋ねた記者が誰なのかはわかりませんが、もし日本の極左メディアの記者が質問したのならば、とんだ藪蛇です。なぜなら、暗に米国は日本に対し、「軍事的に自立せよ」「日米同盟を対等なものにせよ」と要求しているのと同じだからです。
この点は、「日本は軍事的な自立を急ぐべきだ」という、以前から報告している当ウェブサイトとしての持論とも繋がってくる論点です。現在の日米同盟は「日本が攻撃されたら米国が日本を守る」という意味で、非常に片務的なものですが、これをかつての日英同盟のような「対等な同盟」に変えていく必要があります。
日本が日米同盟を堅持しながら軍事的に自立を果たせば、米国の日本に対する信頼がますます深まることは間違いありませんし、場合によっては日本との核シェアリングにも応じてくれるかもしれません。
また、日本にとっても「米国の言いなり」という状況ではなくなりますし、世界の平和と秩序を守るための負担を米国とシェアするようになっていけば、日本は米国に対する発言力も増し、2003年のイラク戦争のような理不尽な戦争を止めるよう諫言することもできるかもしれません。
もちろん、日米同盟を米国と対等なものに持っていくことには、日本にとってもそれなりのリスクを伴いますが、それでも日本にとって米国は「価値と利益を共有する最も重要な同盟国」です。
米国にとっても日本が真の意味で「価値と利益を共有する最も重要な同盟国」になるためには、やはり軍事的自立が必要であり、真に必要なのは憲法改正に向けた国民の覚悟である、ということが改めて浮き彫りになった格好でしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
ハンギョレの記事は正確なようです。
今回は、記者が記の緩みでついつい内容を正確に報道してしまったようです。 暑いですから。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00034035-hankyoreh-kr
東京/チョ・ギウォン特派員
エスパーの発言をハンギョレは正確に報道しているようです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00034035-hankyoreh-kr
記者も暑いさなかキムチを食べすぎたのと気の緩みでついつい、お得意の「切り取り」も忘れてそのまま書いてしまったようです。ダメですね。
どんな表現であれ「表現の自由」は守らなければならないと言われる方は、韓国の虚報についてどのように思うのでしょうか?
韓国の虚報も表現の自由があるから守らなければならない、韓国の虚報を止めさせてはならない、と言うのでしょうか?
「表現の自由」と何なのか?
その定義の曖昧さに付け込んで反日プロパガンダを展開する手法は、在米韓国人が米国内で反日思想を広めていった手口です。
欧米人の一般庶民は日本人とは異なり、真実よりも、ストーリーを信じるのです。
この手法で広がった反日プロパガンダのおかげで、在米日本人、特に学校に通う在米日本人の子供たちが迫害されることが少なくありません。
あまり報道はされませんが・・・
この様なやり方を日本国内で展開できる環境を作ってはいけません。
表現をするだけで終わるなら無視すればいいのですが、この後、政治問題に展開させようとします。
あらゆるものを犠牲にしても表現の自由を守らなければならないとする、度が過ぎた米国の「表現の自由」信者は、日本の「九条」信者に近いものがあり、なかなか理屈が通じません。
日本にも、何を犠牲にしても表現を守らなければならないとする過度な「表現の自由」信者が多数います。
度を過ぎた「表現の自由」信者にネットの皆さんが逐一指摘していかなければ、日本も米国のような惨状になるのかもしれません。
韓国勢が本気で展開する反日プロパガンダは、韓国政府の間の抜けた対応のように「明確に韓国が悪い」と言えるような形式では行われません。
あいちトリエンナーレでは、見事に論点がすり替わりました。
「表現の自由」や「テロ行為の脅迫」等々・・・
日韓関係が一層悪化すると、もっと過激で狡知にたけた反日プロパガンダが展開され、日本国内にも少なからず反日思想が広まっていくでしょう。
反日プロパガンダの主戦場が、米国から日本に移り始めたのかもしれません。
あいちトリエンナーレの騒動は、パッと見では大した論点ではないように見えますが、私には、実質的な影響がほとんど無いホワイト国関連の話よりも、はるかに引っかかるのです。
我々庶民の日常生活の安寧に、とても近い話だからです。
本当にそうですね。愛知の慰安婦像等の日本国民に対してのヘイト攻撃には、国の予算で行った事が酷いし許せない、これに関与した人達は知事も含めて反日することに喜んでいるように感じました。お金を貰ったの?その後の対応もばかげている。表現の自由は日本は合格点だと思う。表現の自由がない国か組織が仕掛けているように感じた。事件を大ごとにすることはないけど、もしかしてお互いの陣営のプロパガンダ合戦?とも思った。
脅迫FAXが匿名IPを使ったもので特定不可能なんだそうでw
プロの犯行なのか、警察が特定できそうな物証を渡さなかったのか・・・。
どのような人間が「テロの脅迫」を行ったかは分からずじまいで終わりそうですね。
中止騒動の核心はそこなのに・・・
結局、メディアが根拠もなく早々に決めつけた「テロの脅迫は右派の仕業」が定着するんでしょうか。
言ったもん勝ちか・・・
メディアは「表現の自由」を過剰に守ろうとするから公平な報道は無理ですね。
我々の生活圏の中でこれをやられるのは、やっかいだなぁ・・・
米国内でも結構嫌がられてたのに・・・
犯人があっさり捕まったようですね。
https://news.livedoor.com/article/detail/16896139/
犯人特定が難しいって……
国防動員法 様
>「表現の自由」と何なのか?
悪質な場合には、「嘘を吐く自由」「迷惑を掛ける自由」「不快にさせる自由」と等価だと思います。
そしてグレーゾーンをちまちま突いてきます。
「表現の自由」を貶める行為でもあります。
しかし、集団心理は怖いですからね。
おかしな方向に扇動される前になんとかできるといいですが。
ええ、いつもの嘘だと思っておりました。だって、アメリカが日韓の仲裁をしても、何の利益もないのですもの。韓国はGSOMIAを人質にとったつもりらしいですが、GSOMIAは米韓同盟と日米同盟が機能して初めて機能を発揮するシステムです。
つまり、韓国防衛のための在韓米軍と在日米軍の情報共有システムであるということです。
ただ、親北、親中に向かう韓国を、この情報共有システムに入れて置くことは極めて危険なことでもあります。現時点では、アメリカ側から米韓同盟破棄を言い出していない。韓国側からの申し出を待っていると見ています。
>日韓の情報共有協定は継続されることを期待します。
>協定は北朝鮮に対する我々の防衛戦略上、共通のカギとなるものです。
>私は、日韓両国政府に対し、ごく近い将来において中国、北朝鮮という2つの問題に関し、より大きな挑戦に直面するであろうというメッセージを強調したい。
>私は日韓両国に対し、この問題を迅速に解決し、北朝鮮や中国に注目することを求めたい。
エスパー長官はあくまで、韓国が日米韓防衛ラインを外れてないことを前提として話しています。
韓国を日米韓防衛ラインから外すとなると、この発言は違う意味を持ってくると思います。
エスパー長官の発言は、在韓米軍に対するトランプ政権の見方やインド太平洋構想と合わせてみるべきですね。国際社会の安全保障に対する考え方はシビアです。韓国の地の利は永遠のものではありません。
岩屋氏を当初から無能だと言い続けていた私のボンクラ・センサーによれば、エスパー氏には若干のボンクラ臭を感じます。
> 私は日韓両国に対し、この問題を迅速に解決し
彼は、現状の日韓対立を「どっちもどっち」「早く解決して北朝鮮や中国の問題に立ち向かおうよ」程度に捉えている節があります。鈴置氏が指摘するような、米国の朝鮮半島戦略の全貌を把握し切れていないようです。だからエスパー氏個人の裁量で日韓関係の仲裁を言い出しかねません。
まあ、米政権内において国防長官にふさわしい人材が枯渇しているようですから、トランプ周辺と、国防総省の間には方針の乖離があり、間を埋められる人材がおらず、それなら自律的な人材よりは、少々ボンクラの方がマシという人事なのかもしれません。
私はエスパー氏の発言に注目していきたいと思います。
阿野煮鱒様 お暑いですね。屋内にいながら、熱中症になってしまったようで、スライムと化しておりました(笑)。
阿野煮鱒様のおっしゃるように、私もビーガン氏同様、エスパー氏も有能だとは思えませんの(笑)。
シャナハン氏の急な辞退にたいする間に合わせ人事だと思っておりますので。
ですから、逆に阿野煮鱒様のおっしゃるように自律的な行動はとれない。いえ、この暑さのせいで、脳内回路が焼けて、そのような仲裁を日本側に伝えた時点で、日米ホットラインが稼働します。
それにしても、そのエスパー氏がカウンターパートである岩屋大臣の名前を失念するなんて、別の意味心配です(笑)。訪問先の名前を忘れるなんて韓国じゃあるまいし(笑)。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
心配性のおばさん様へ
>そのエスパー氏がカウンターパートである岩屋大臣の名前を失念するなんて
エスパー氏にとって、名前を覚える必要性がなかったからでは。(日本
の防衛相だから覚えなかったのか、もうすぐ交代になる岩屋防衛相だから
覚えなかったのかは、分かりませんが)
下手をすれば、近年では日本の総理大臣の名前は(小泉、安倍は例外と
して)覚えなくても、その都度、秘書(?)に聞けばよいと、考えていた
のと同じということです。
妄想にて失礼しました。
阿野煮鱒様へ
今のアメリカにとっては、国防長官はボンクラの方がいいのでしょうね…
ワシントン初代大統領のような風格を漂わすジェームズ・マティス氏…。彼のように優秀な国防長官だと、『アメリカ』は困ってしまうでしょう。(笑)
ジェームズ・マティスは任期途中にかなり苦悩していた様子でした。自分の妄想によると、彼は韓国軍の中身が実質的に北朝鮮軍であると気がついたのではないか、と…
そうなると、在韓米軍の防衛を本気で考えないとならない。であれば、半島有事になかなか米軍を投入できないことになります。
今のアメリカのシンクタンクを始め、あらゆるメディアがこの事にダンマリであるのは、米軍を朝鮮半島という新たなベトナム戦争の泥沼にはまりこませる隠れた意図があるのだ、と三年前から自分は指摘していました。
ボンクラであれば、何も考えずに上層部の命令に従い、米軍を半島に投入させ易くなるでしょう…
情報操作はネットのない時代から概ね同じような手法で行われてきました。
ニューズウィークやワシントンポストなど新聞社は「売り込み記事」でも裏を取りますので利用できません。
ロイターやブルームバーグなどの証券金融メディアを使います。この種のメディアは株価が大幅に変動した方が楽しい業種です。
今回はその一例を。長いですので関心のある方だけどうぞ。
打ち出し
捏造ニュース発射日に合わせて逆算しベタ記事作成。
複数のメディアを利用。最近これを割愛する場合アリ。
Ex.「ハナフダ大統領の側近の、ある高官が明日の13時に日韓に対する見解を述べるそうだ」
噂
専属キャッチ専用コピーライターによるタイトル創作。
裏を取らないけど有名なメディアを選び「小さい、または中サイズ」の見出し枠を購入しアップの時間指定。英文のみ。
Ex.「ハナフダ大統領、日韓を仲裁か」
作文の上手いライターに本文を書かせる。字数を少なくして「いろんな翻訳が可能な状態」を心がける。
キャッチと連結し英文発射。
Ex.「ある高官の話によると日韓の現状を憂慮しており米国が手打ちのハナシを持ち出すようだ」
この場合は韓国側の希望を明確化。
最近はあまりに露骨なのでこの時点で眉唾モードとなり釣れる。釣られたライターは出番が減るらしい。
捏造開始
今回の場合、ターゲットは日本なので、翻訳スタッフは東京で「日本人が動揺しやすい文言を行間に染み込ませる技」を持った優秀な左翼記者が虚訳し通信社の配信に回す。
発信元が海外通信社発を記載し信用度を上げる。発射は日本時間で読売・産経の朝刊掲載が間に合わない24時以降。
左翼記者が所属する新聞社は後追い記事で追認し信頼度を上げ事実化へと向かう。
韓国版は「日本語版を元に正確な翻訳」を実行。「左翼新聞の速報によると」などの文言で始まる国内版は完成後即時発射。
このようにして噂を報道アリに変換し、事実化へと頑張ります。
多くは事実を知るために「本人にインタビューや記者会見で質問するため」なので、韓国側が焦っているときに用います。
日本側は意図を持っている場合と、配信社は膨大なアクセスが見込めるための「熱心な商売活動」の場合があります。
ネットが当たり前の現在、この手法はだいぶ時代遅れだと思います。
手口さえわかれば情報が欲しい場合はその確認を自分自身の手でやれるし、その確認作業を手間だとは感じません。やり方が古典的で独特なだけに一度覚えればすぐわかり、フェイクをすぐ釣れます。
さすがに韓国もバレ始めたのを気付いてると思いますが。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
それにしても、一般人が(アメリカの)エスパー国防長官の発言の原文
を入手し、それと(韓国)メディアとの報道とを比較し、その結果を発表
できるとは、(ある意味)すごい時代になったものです。
そのうち、テレビ局や(現場を取材する人手の足らない)毎日新聞など
は、(楽をするために)このサイトを見てから、取材先と聞く内容を決め
るようになるのではないかと、妄想してみました。
詳しく言うと、かつて「サンデープロジェクト」という番組があり、マ
スコミは、この番組を観てネタを探していたと、言われていましたが、こ
のサイトが、それになるかも、ということです。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年殿
このサイトは7月1日以降「タタキ」にあったサイトの一つです。
タタキとはパージを開いた後、F5を叩いて更新を連発しアクセス不能にする手法ですが、韓国政府の「敵」だと認められた天晴なサイトでしょう。
私たちには出来ることと出来ないことがありました。
最近は出来ることが増えたんでしょう。
あの投稿を最後まで読んでいただきありがとうございました。
訂正です。
誤)パージ
正)ページ
失礼しました。
更新ありがとうございます。
韓国マスゴミの嘘報道、、、。
「嘘も方便」いえいえ、韓ちゃんは360度四方八方、嘘だらけ(笑)。嘘と本当の境目無しッ。すべて自分が正しい、すべて貴方が悪い。これに全戦全勝しないと、生きて行けない阿呆らしさ(爆笑)。
しかしあちらの国の新聞、テレビ等が文大統領らの報道コードを受けてるらしいですね。政権の悪口言ってはダメーッとか。レベル低いのう(嘲笑)。
そんなの、日本じゃ100年以上前の大正時代に始まって、軍部の検閲は74年前に終わった。少なくとも共産党分子の急進派や、世界同時革命を謳う過激派以外の発言は、掲載され誰でも意見を言える。
でも韓国は、まともな文明時代と市民意識が育ってない国だけに、いまだ酋長様の国だよ。その蛮民が日本に文句タレる。片腹痛いわ!
私の英語解釈は若干違いまして、
both resolve this issue quickly
の “issue” は、GSOMIA をはっきり指すのではなく、日韓の懸案をぼんやりとさすものだと解釈しています。
複数形以前に、GSOMIA 破棄とそれ以外の問題の区別がついてないような気がします。もっといえば、このエスパー長官は日韓の問題をごく表層的にしか知らないように見えます。
上で阿野煮鱒さんが書かれているように、ボンクラ臭がしますね。
着任まもなくて、十分なブリーフィングを受けてないだけと信じたいですが…
なお、岩屋防衛省ですが、友人の自衛隊佐官によると意外にも評価は高かったです。
扇動的に流されやすい状況の中でも、揺るぐべきでないところ(日韓の連携)を確認したからだとか。
自衛隊に限らず高級官僚の友人からも、日韓の今の状況はあくまで一時的なものであり、たとえ韓国の侮日が続こうとも、日韓の準同盟状態、深い経済関係は揺るがないという見方を聞きます。
長年そういう体制のもとで仕事してきており、韓国との人間関係も構築してきた人間たちにとって、根本的な枠組みが変わるのは受け入れがたいということかもしれません。
なお、今回の経産省によるホワイト国除外ですが、官邸主導で行われたようです。
チキンサラダ 様
いつもコメントありがとうございます。
また、現地の視点から参考になる情報のご提供、大変ありがとうございます。
>私の英語解釈は若干違いまして、
>both resolve this issue quickly
>の “issue” は、GSOMIA をはっきり指すのではなく、日韓の懸案をぼんやりとさすものだと解釈しています。
なるほど。そのような解釈もあるのでしょうね。参考になります。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
韓国野党からまっとうな解決策が
青瓦台が受ければすごいことですが
韓国野党代表「文政権、日本の賠償放棄し歴史清算要求すべき」
8/7(水) 15:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000041-cnippou-kr
>「正しい未来党」の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は7日、韓国に対する日本の経済報復に触発された韓日対立と関連し、「わが大韓民国が日本企業の賠償など金銭問題を離れわが民族の精神、道徳性と優越性をしっかり示そうという次元から韓国政府が特段の声明発表で問題解決に出ることを提案する」と話した。
>彼は「最初に植民不法、賠償放棄、被害者国内救済宣言の3事案で構成される特別声明発表、2番目に和解・寛容の精神で対日賠償と補償など一切の物質的要求は永遠に放棄すること、3番目にすべての植民支配と関連した被害者救済問題は韓国政府の責任の下で遂行しようということ」と説明した。
自己レスです、
道徳的優位とかこのまま受け入れることは無理でしょうが今までに比べればたたき台にはなるかなと
日本側がこの提案の信頼性を検討する方法として、どのような方法があるのでしょうか?
どれだけ書面にしても、「わが民族の精神、道徳性と優越性」などと言ってる限りでは、後でひっくり返される可能性はかなり高いわけですし・・・
ちょっと思いつかないですね・・・
請求協定を遵守する、方向なんで期待できるかもと思いましたが、息を吐くように嘘を付き、約束という単語を理解できない方々であることを失念してました。
まだまだ、修行が足りません(泣)
日本から何もしないのが一番です。
下手に新しい約束事を作ろうとすると、韓国と通じた外務省韓国組に抜け道を作られる可能性もあります。
対韓国に関しては、これまでも売国的な外務官僚や政治家がいましたし、恐らく今もいるでしょう。
官僚・政治家の中に敵が数多く紛れていて気が抜けません。
韓国勢を日本に浸透させてしまったことがそもそもの間違いで、今後も足を引っ張り続けるでしょう。
韓国と約束事を作るときは、その内容をネットで全部公開して、全国民がチェックできるようにしたらいいのに・・・
≫the tension between South Korea and Japan ≫南朝鮮と日本の緊張関係について
South Koreaを『南朝鮮』と訳してしまうのは、危険ですよ。(笑)
あらゆるふ
上記を途中送信してしまいました。
≫the tension between South Korea and Japan
≫南朝鮮と日本の緊張関係について
South Koreaを『南朝鮮』と訳してしまうのは、危険ですよ。(笑)
韓国を南朝鮮と呼称するブログは、ほとんどの場合、北シンパが絡んでいます。(笑)
名無しU殿
〉the tension between South Korea and Japan
おめでとうございます。釣りましたね。
米国政府の公式手順であればJapan表記が先に来ます。
ただしこの人は「アホ」かもしれません。
このサイトに来る人は韓国訪問までのセリフにドキドキしてます。
名前だけは強そうなんですが。
どのスレがいいかと思ったんですが
米国防長官、日本に「有志連合」参加を要請 防衛相会談
山下龍一、園田耕司 2019年8月7日13時18分
https://www.asahi.com/articles/ASM87263CM87UTFK002.html
>岩屋毅防衛相は7日午前、来日中のエスパー米国防長官と会談した。エスパー氏は中東のホルムズ海峡などでの船舶の安全を確保する「有志連合」構想について説明し、参加を要請。岩屋氏も日本側の考えを伝えた。また、韓国で破棄を求める声が出ている日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))の重要性で一致した。