現代ビジネスの北朝鮮幹部インタビューをどう読むか

『現代ビジネス』というウェブサイトに、興味深いインタビュー記事が掲載されています。説明によると「朝鮮労働党の幹部」に対するインタビューだそうですが、このインタビュー記事が事実だとしたら、北朝鮮の「ホンネ」を知るうえでの手がかりの1つであることは間違いないでしょう。ここで興味深い点は、2つあります。1つは北朝鮮が文在寅(ぶん・ざいいん)政権を「米朝首脳会談決裂の最大の戦犯」と罵っていることであり、もう1つは北朝鮮が「強い日本」を交渉相手として望んでいるように見受けられる、という点です。

読者の方からの情報提供

当ウェブサイトによく鋭いコメントを下さる「心配性のおばさん」様から、昨日、『週刊現代』特別編集委員の近藤大介氏が執筆した、こんな記事を紹介していただきました。

朝鮮労働党幹部が激白「米朝首脳会談、決裂の戦犯は韓国だ」/北朝鮮はいま、こう考えている(2019/04/02付 現代ビジネスより)

ウェブサイトを運営していると、ときどき、こうやって読者の方から貴重な情報を頂くことがあります。「心配性のおばさん」様、本当にありがとうございました。

さて、この記事について「心配性のおばさん」様は、

うーん。気持ち悪い。北朝鮮高官との独占取材というので、我慢して最後まで読んだけど、北朝鮮ゴーマニズムが満載で、読み切るのにすごい忍耐力が要ります。私は読み切るだけで精一杯です。

とコメントされているのですが、いったいどのようなことが書かれているのでしょうか。

近藤氏によると、これは朝鮮労働党幹部への「間接インタビュー」だそうです。質問者は近藤氏(あるいは近藤氏に代わってインタビューをした人物)、回答者は朝鮮労働党幹部、ということなのでしょうか?

このあたりの位置付けについてはよくわかりませんし、この「インタビュー」に応じた人物が、本当に朝鮮労働党幹部なのかどうかも存じ上げません。

まことに失礼ながら、インタビュー自体、近藤氏(あるいは現代ビジネス)によるでっち上げ、という可能性はゼロではないでしょう(※より正確にいえば、根拠もないので「本当に実施されたインタビューだ」、「でっち上げだ」、の、いずれとも決めつけることはできない、ということですが…)。

このあたりの前提を踏まえたうえで、実際に文章を読んでみましょう。

興味深い北朝鮮の内情

北朝鮮が模索する「新たな道」

近藤氏の記事にある、最初の小見出しは、『北朝鮮が模索する「新たな道」』です。

まず、北朝鮮では今年1月11日に「最高人民会議」が開かれるという話題を巡って、この幹部は北朝鮮が「新たな道」を模索する可能性があると示唆します。

というのも、以前から米国が北朝鮮に対し、CVIDないしはFFVD方式(※)での核放棄を迫っていることについて、この幹部は北朝鮮が「CVIDには応じられない」、「まずは寧辺の施設を破棄する」とはっきり申し出たと主張。

(※「CVID」とは「完全な、検証可能な、かつ不可逆な方法での廃棄」(Complete, Verifiable and Irreversible Dismantlement)、「FFVD」とは「最終的で完全かつ検証可能な非核化」(Final、Fully Verified Denuclearization)のこと。)

そのうえで

ところがトランプは、すべての核関連施設のリストを出せと言う。そして、それらをすべて廃棄せよと言うのだ。その代わり経済制裁は、全面解除すると言う。(中略)こちらがすべての核施設のリストを提出するのは、『明日にでもこれらの場所を攻撃してください』と申し出るようなものではないか。実際、そのようにしたリビアはどうなった?

と力説し、もし米国が北朝鮮制裁の緩和に応じなければ、「われわれも仕方なく、国家の自主権と最高権益を守り、朝鮮半島の平和と安定を成し遂げるための新たな道を模索していく」かもしれない、と述べています。

「金英哲と文在寅に責任がある」?

正直、このあたりの認識については、新味はいっさいありません。

というのも、北朝鮮がCVIDないしFFVD方式による核放棄に応じないであろうことは、まともな北朝鮮ウォッチャーであれば誰しも予想が付く点だからです。

それよりも私が深い関心を抱いたのは、この「幹部」がハノイの米朝首脳会談決裂を巡って、その責任者として2人の人名を挙げているのです。

1人目は、独裁者・金正恩(きん・しょうおん)の信認も厚いとされる、朝鮮労働党副委員長である金英哲(きん・えいてつ)です。

わが方の交渉責任者は、金英哲(朝鮮労働党副委員長)だったが、金英哲が金正恩委員長に普段からアドバイスしてきたのは、『トランプという男は、こちらが強気に押すと、最後は折れます』ということだった。昨年6月のシンガポール会談でも、このアドバイスが利いて、こちらとして満足のいく結果を得た。/だがハノイでは、それが裏目に出てしまった。だから、あえて責任を問うとしたら、金英哲ということになるだろう

ただし、この幹部は、金永哲が2013年12月に処刑された張成沢(※金正恩の叔父)のような末路を辿るのかどうかについてはわからないとしています。というのも、金英哲は金正恩自身がナンバー2に指名した人物であり、金英哲の処遇は金正恩でなければ決められない、というのです。

この人物は、「金英哲の処遇問題は、最高人民会議の開催時までには決着しているはず」だと述べたそうですが、逆に、金英哲の処遇について何らかの報道がなされたとしたら、そのことはこのインタビュー記事の信憑性を高める材料となるかもしれない、ということでしょう。

一方、「責任者」として名指しされている2人目の人物とは、なんと、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領だそうです。この幹部は文在寅氏を「『ハノイの決裂』の最大の戦犯」「国際的なペテン師」などと罵ったうえで、次のように述べたのだとか。

  • 文在寅が金委員長に、『私が必ずトランプ大統領を説得しますから、2回目の会談を開いてください』と保証したから、金委員長はハノイまで出向いたのだ。
  • 文在寅は、北と南で主体的に、朝鮮半島統一への道を進めていこうと言う。こちらが『アメリカの協力がないと、統一も平和も進んでいかないだろう』と主張すると、『アメリカへの説得は私に任せてください』と力説するのだ。
  • だが、今回改めて分かったのは、トランプは文在寅のことなど、歯牙にもかけていないということだ。文在寅がハノイの会談を前にわれわれに確約していた、開城工業団地と金剛山観光の再開さえ、実現しなかったではないか。
  • 重ねて言うが、北と南だけでは、朝鮮半島の平和も統一も実現しない。そこに必ずアメリカを引き込み、アメリカを含めて朝鮮戦争の『終戦宣言』をし、停戦協定を平和協定に変えていかねばならない。文在寅にその力がないのなら、表にしゃしゃり出てくるなということだ

このうち、「ドナルド・J・トランプ大統領は文在寅氏のことを歯牙にもかけていない」という指摘については、まったくそのとおりでしょう。

文在寅氏は自身を「仲裁者」「運転者」などと考えているようですが、現実には運転者どころか米国の手のひらの上で踊っているにすぎなかったのではないでしょうか。

(余談ですが、『どうせ「未来志向に基づく日韓対等の関係」が成立しないなら…』でも紹介したとおり、韓国観察者の鈴置高史氏は、そもそも昨年6月のシンガポールでの米朝首脳会談自体、韓国が仲介したものではないと指摘されていますが、この点についてはまったく同意です。)

どうせ「未来志向に基づく日韓対等の関係」が成立しないなら…

「トランプ氏にも相手にされないくらいなら、表にしゃしゃり出て来るな」というのは、案外、北朝鮮のホンネなのかもしれません。

北朝鮮のホンネは「強い日本の政権」?

といっても、文在寅氏の件については、正直、「どうでも良い」というと思う人も多いでしょうし、私もその1人でもあります。

それよりも、インタビュー記事の中で興味深いのは、この幹部が安倍晋三総理大臣についても言及している点でしょう。

安倍総理自身が2月28日に会見を開いて「次は、私自身が金正恩委員長と向き合わなければいけない」と述べた点や、平壌訪問に意欲を見せている点を巡り、この幹部は、いったんは「安倍晋三も、文在寅と同じことだ」と否定的な見方をしつつも、次のように述べます。

  • わが国はどの国に対しても、胸襟を開いているし、条件が合えば、日本とだって向かい合う。
  • 安倍に関して一つ言えば、『4選』が、平壌でも話題に上った。本当に2024年まで日本の首相を続けるのであれば、こちらも安倍政権との付き合い方を考え直すべきかもしれないという議論が起こったのだ。

ほう。

なかなか興味深いことですね。

この点については、ビジネスマンの端くれである私自身にとってみると、非常に納得感があります。

外交でもビジネスでも、「甘いことばかり言う相手」よりも、「タフな相手」「自分に厳しいことを言う相手」の方が、はるかに信頼できるからです。

あえて私なりにこの幹部の発言を解釈すると、「北朝鮮は、『強い日本政府』『強い政権』と交渉する」、という意思表示と見るべきではないでしょうか。

あくまでも仮説の1つですが、ハノイの決裂も、極端な親北派政権である韓国政府の言い分を信じて対米交渉に当たってしまったことが遠因のひとつだと北朝鮮が考えている可能性は十分にあります。

この点、日本は北朝鮮に対して独自制裁を科すほどに厳しい姿勢を取っていますが、逆に言えば、対米交渉の窓口は、軟弱で米国から信頼されていない韓国よりも、米国と強固な同盟を誇る日本の方が良いのではないか、と、北朝鮮が考え始めているのかもしれません。

北朝鮮情勢と日本

さて、冷静に考えてみると、今月以降、朝鮮半島と日本周辺を巡っては、さまざまな政治的動きが予想されます。

まず、4月10日から11日にかけて、文在寅大統領が訪米しますが、おそらく米韓首脳会談が行われるのでしょう。先ほども『最新記事から読む米韓・日韓の「ボタンの掛け違い」』で述べたとおり、おそらく米国側から韓国に対して「北朝鮮を支援するな」と申し渡されるのだと思います。

次に、先ほどの近藤氏の記事にもあったとおり、同じく4月11日には北朝鮮で最高人民会議が開催されます。私個人的には、この会議で核開発路線への回帰が示されるとは考えていませんが、いちおう、北朝鮮の出方を見るうえでは注目点の1つとなるかもしれません。

そして、非常に重要なのが、今月末に安倍総理が訪米することです。

トランプ大統領自身、皇太子徳仁親王殿下が即位される5月に来日する予定です(つまり、トランプ氏は天皇陛下が即位されて初めて引見される予定の外国国家元首、ということでもあります)が、これに先立ち安倍総理が訪米するというのは、何らかの「理由」があると見るべきでしょう。

(※余談ですが、6月のG20でもトランプ氏は来日して安倍総理と会談するそうですが、短い期間で3回も日米首脳会談が行われるというのも異例であり、かつ、日米蜜月の象徴でもあります。)

おそらく、その「理由」とは、日米通商問題よりもさらに重要な、北朝鮮核問題や米中貿易戦争に関するものではないでしょうか。

その意味では、ゴールデンウィーク前後のわが国は、内外ともに目が離せない動きが続きそうです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 鞍馬天狗 より:

    更新ありがとうございます

    正直、一年前と状況の変化を感じられない
    又、フリダシに戻った既視感たっぷり

    何の価値もない、終戦宣言ぐらいは
    するかと思ってたんだけど

  2. 名無しさん より:

    どこと交渉しようともCVIDしないなら北朝鮮は米国をはじめとする有志軍による空爆を避ける事は出来ません。「強い日本」が第2の文在寅政権になって北朝鮮の願いを叶える事は不可能です。

  3. a4 より:

    北の人工衛星打ち上げ準備出来たそうです、11日までに遣るやらないは別として、手詰まり感一杯なのは見え見えです。
    文タン、トランプ大統領に会えるのでしょうかね?少なくとも後頭部にこぶ作って返ってくるのでしょうが握手写真ではコブは見えません。

  4. 韓国在住日本人 より:

     北朝鮮の話題とは少し異なりますが、朝鮮日報に次の記事がありました(韓国語版が見当たりません)。

     www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/03/2019040380070.html

     韓国の国家負債が急増しているそうで、一年で約12兆円4000億円、率にして8.2%の増加だそうです。昨年は半導体の輸出増加によって、韓国の税収はかなり好調だったと聞いています。
     
     また別の記事には次のようなことが書かれています(これは韓国語版です)。

     http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2019/04/02/2019040200774.html

     지난해 국가채무는 680조7000억원으로 2017년(660조2000억원) 대비 24조4000억원 늘었다. 경상GDP 대비 국가채무 비율은 38.2%로 동일하다. 그런데 늘어난 국가 채무 가운데 11조7000억원은 외국환 평형기금 운용에 따른 예탁금 증가가 때문에 발생한 일종의 ‘회계상 채무’다. 외평 기금 예탁금 증가 영향을 제거했을 때 경상GDP 대비 국가 채무 비율은 38.2%에서 37.5%로 0.7%p 낮아진다.
     昨年の国家債務は680兆7000億ウォンと2017年(660兆2000億ウォン)対比24兆4000億ウォン増えた。経常GDP対比国家債務比率は38.2%で同一だ。ところが増えた国家債務のうち、11兆7000億ウォンは外国為替平衡基金の運用による預託金の増加のために発生した一種の’会計上、債務’だ。外国為替平衡基金預託金増加の影響を除去した時の経常GDP対比国家債務比率は38.2%から37.5%に0.7%p下がっている。

     「経常GDP」、「外国為替平衡基金」など聞きなれない単語が並んでいて詳細なことは分からないのですが、日本語版では国会債務が増えていると書いておいて、別記事の韓国語版では国家債務が小さくなっていると書いてあります。

     小生、経済関連は疎いので、よく分からないのですが、本当はどっちなんでしょうね?

     駄文にて失礼します

     

    1. りょうちん より:

      경상GDPのところの埴輪文字をGoogle翻訳で訳すと確かに「経常」なのですがWeblio翻訳だと「軽傷」ですww。
      同音異義語なんでしょうが「なんとか今日も致命傷で済んだニダ」のAAを思い出して笑いました。

      外国為替平衡基金預託金は、日本で言うところの外為特会のことだと思いますが、韓国の制度は知らないのでなんとも言えないですね。

      (ところで脱線するのですが、外国為替平衡とはsmoothing operationのことかと思ったのですが、smoothing operationってもしかしたら和製英語ですか?訳語としては頻出するのですが、英語圏の文献が検索に引っかからないのですが・・・)

      韓国は、現在でも対GDP比で先進国中、突出するレベル(2.6%)の軍事比支出を行っています。
      米国ですら3.1%なのですから、いかに無理しているかがわかります。
      そして今後五年で国防費を1.5倍にする計画を立てています。
      日本がGDP1%という馬鹿げた枠を撤廃しない限り、金額ベースで韓国に追い抜かれます。
      ただしこの数年で、シンゾー・トランプ間の蜜月を反映したのか、前期の中期防にはなかった米国兵器のお買い物が増えているので(今なら米国製兵器をおねだりすれば大抵のものは買ってもらえるボーナスタイムという噂。実際、一般会計を通さないズルが横行しています)、日本の国防費もそれくらい増えるかもしれません。
      というか増えないまま、このまま米国製兵器のFMSだけ増えていけば国内の防衛産業は壊滅します。
      F-35の国ライも経費増大を理由にやめてしまいました。
      韓国の話に戻りますが、韓国の兵器体系は完全に対日戦を想定しています。
      日本が韓国に軍事侵略するなんてSFの世界だと日本人なら考えるでしょうが、いったい韓国の本職の軍人は対日戦をどれだけ本気で考えているんでしょうか・・・。防衛費は兵器が実戦に使用されずに無駄に終わるのが最善とは言え、夢想にすぎる軍事目標に金を使うの大概にしろよとw

      1. りょうちん より:

        上の様なコメントを書いていたら、面白い記事がありました。

        http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/03/2019040380057.html
        韓国軍:将兵向け精神戦力教材から韓米同盟の章を丸ごと削除

        いやあ、本気で対日戦に邁進するんですかねえwww

        「空母いぶき」なんてアホな話を映画化するくらいなら、近未来の韓日戦争を題材にした映画でも作れば良いのに。

      2. 悲観的匿名X より:

        韓国の軍事に関して
        韓国は2003年「南部戦闘司令部」を創立しています。
        実質は南方方面(日本)に向けた軍事指令所です。

        韓国と同額として防衛予算を内訳から見ると
        韓国軍は徴兵制を採っているため人件費の占める割合が非常に低いらしい。
        途中で中抜きされている可能性はあるにしろ装備品等に割ける予算は多そうである。

        日本の防衛予算の内訳(2017年度)約5兆円
        人件費=44.2%(22,000億)
        維持費=22.2%(11,100億)
        装備品購入費=17.2%(8,600億)
        基地対策費=9.2%(4,500億)米軍基地などの”思いやり予算を含む
        施設整備費=3.2%(1,600億)
        研究開発費=2.5%(1,250億)
        その他=1.5%(750億)
        ※官舎のトイレットペーパーの件や北海道では冬の暖房費を削って訓練用の予算に回すなどと言う嘘のような話がある。(ひとえに現場の自衛官の忍耐支えられている言う話が聞こえてくる)

        日本の防衛問題研究家の桜林美佐さんによれば
        日本の防衛産業は浪花節の世界だと言ってましたね。要するにメーカーにおんぶに抱っこ状態、緊急に補修部品などを頼むと自腹でタクシーを飛ばしてハンドキャリーしてくれるとか、本業に対する売り上げの2%程度ではこれから先在庫管理が厳しくなると保守|補修部品などの在庫が持てなくなる可能性も、冗談抜きでビス一本が手当てできないばかりに艦が出港できなるかも知れない。また働き方改革により土日に発生した緊急時にサービスを受けられなくなるかも知れない等
        いざ有事の際は日本はどうなってしまうのだろうか?

        1. りょうちん より:

          グローバルホークをお買い物しましたが、ノースロップ・グラマン社の技術者を常時滞在させるのに一人当たり年間5000万円の経費を計上しています。どんだけお大尽な暮らしをさせるのやら。
          F-35の重整備施設を日本に誘致しましたが、LM社のブラックボックスをいじらせる技術者に、どれだけの税金を払うのやら・・・。

          とにかく日本は軍事費周りはめちゃくちゃです。

        2. 悲観的匿名X より:

          宇都隆史参議員のレポートによると
          三菱重工の小牧南基地のF35Aライン生産の現場は士気が高くLM社指定の組立方法を改善を重ねて納期の短縮(コストダウン化)、高品質な出来栄えにしてしまったため。LM社の評価も日・伊・米の中でも高いとのことで、独自に契約できないか模索中とのことです。
          F35Aの30機体が完成すると、後の追加分がFMS(有償軍事援助)になってしまったのはどうなの?政府担当者様… F35の機体だけ買っても運用するには様々な付随するものが必要ですよ
          防衛省がサイバー担当者を\2,000万円/年で募集掛けても誰も来てくれないのでは?以前(20年位前)CADオペの研修を頼んだら出張費コミで\150,000_/日でした。年収¥5,000~1億位払わないと良い人材は集まらないのではと考えますがどうなんでしょうね?
          政府ももっと民間のシンクタンクとか使って勉強会や情報を集めればいいのにと思ってます。

    2. りょうちん より:

      http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/03/2019040380070.html

      の記事ですが、

      >国の負債とは中央政府が返済の義務を負う国の債務や、公務員や軍人に支払う年金などを合計した額だ。

      日本のマスゴミよりいくらかマシ?!

    3. 心配性のおばさん より:

      韓国在住日本人様

      ご紹介の記事、読んでみました。私、経済オンチではありますが、雇用対策として公務員を増やし、その待遇を厚くすることで国の財政が傾くって、デジャブ感が・・・。
      ギリシャのことを思ったのは、私だけぇ~。

  5. 心配性のおばさん より:

    やはり、プロの方にかかると、あの吐き気がするほどの記事も、読むに堪えうるものになるのですね。感謝です。たしかに、この記事が本物であることは保証の限りではありませんが、このおどろおどろしい傲慢さは他の国では見つけることが難しいものだったので、Web主様や他の方々におすがりしてしまいました。

    Web主様の静かなご意見に助けられて再び記事を読み返すと(この評論記事を通してですよ。元の記事はまっぴらです。)取材対象者とされている北朝鮮高官は傲慢ではありますが、頭に花が咲いている訳ではないようです。

    >この幹部は文在寅氏を「『ハノイの決裂』の最大の戦犯」「国際的なペテン師」などと罵ったうえで、

    当たり前の話ですが、少なくとも、”仲介者”としての文在寅さんは切り捨てたようです。北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官も「韓国は仲裁者じゃない当事者だ。(我々の側に立って、しっかり働け。)」と言われましたよね。
    Web主さんが言われるように、現時点では、北朝鮮が核開発路線へ戻る可能性は低いと思われますが、さりとて、アメリカが要求するように武装解除をするわけにもいかない。北朝鮮はフリーズ状態だと思います。
    かたや、アメリカの動きが明確になってきてるように思えます。米韓首脳会談が4月11日に行わるとのことですが、この日は北朝鮮の最高人民会議(で良かったんでしたっけ?)が開かれる日であり、韓国でも大きなイベントがあるらしいです。
    あえて、その日に文在寅さんをアメリカに呼ぶということは、まるで、韓国と北朝鮮に「韓国はアメリカ側だぞ」と見せつけているようにも思えます。
    その後、安倍総理が訪米するということから、なんらかの動きがあるかもしれませんね。

  6. 匿名 より:

    北の高官が本物かどうかだ。本物だとすると興味深い話となる。

  7. 匿名 より:

    >「甘いことばかり言う相手」よりも、「タフな相手」「自分に厳しいことを言う相手」の方が、はるかに信頼できる

    北朝鮮が安倍政権を強い相手と見て信頼するかどうかは知りませんが、北朝鮮は間違いなく信頼できない相手です。
    拉致被害者の遺骨と称して動物の骨を送ってくる相手とは、交渉なんてできないでしょう。
    拉致被害者も日本に憲法9条がある限り帰国できないと思います。政治家は拉致被害者奪還特別法でも作って、自衛隊を送り込むべきですw

    1. 匿名 より:

      今夏は参院選。与野党ともに半島問題に集中した議論をして欲しい。テーマは何ができるのか?である。無作為の罪を止める時である。

  8. あまみ より:

    記事更新誠にありがとうございます。

    どちらかといえば、米中露に媚び売ってみたけれど鼻であしらわれたから、日本なら「与し易し」とみて高くふっかけているように思えます。
    見事にアメリカの生殺し戦法に嵌っているようですし、今は「アバンガールド」とか言いつつハナクソでも飛ばすが如き対応でいいと思います。

  9. 陰謀論者 より:

    いやまあどんな意図で、どんな人脈で、どんな立場の人が言ったのかが大事だが、それがわからないから内容だけで判断するしかないのだが、言ってることは間違ってないし、氷のように冷静で、特に陰謀の匂いもしないのでかなり本物な感じがするね。
     ただ北の高官とのことだが、軍事パレードを無駄使いとこき下ろすあたり軍人でも政治家でもないね。日本で公安にあたるような人物じゃないか。私には攻殻機動隊のハゲ・・・ファンの方がいたらすいません、アラマキで脳内再生されたよ。諜報か秘密工作するような人物が考えるような思考ロジック(人間や社会への愛がない)に思えるね。
     しかしこれ、日本に向けてと言うより間接的に韓国への工作だろうか。本当のことしか書かれていないとはいえ、本気で民族の統一を考えて一心不乱に行動しているブンブンさんにあまりにもな言い様。こんな文章見たらペテンにかかってる韓国民の夢も冷めてしまうじゃないか。それは非常に都合が悪いから、朝鮮統一を阻む日本の妨害機関による捏造記事ということにしませんか。

  10. 心配性のおばさん より:

    本日のプライムニュースで印象に残ったことが1件。

    4月11日に文在寅さんは、アメリカに何をしにいくか。(笑)
    韓国側の出席者が、「ビックディールでハノイの米朝会談が決裂したのだから、折衷案を提示するのではないか。」と言っていました。北朝鮮から、非核化の工程表を提出させて段階的に制裁を解除する。といったもの。これに日本側の元駐韓大使が反発。「ハノイの米朝会談の事前実務者協議でアメリカ側からその提案は既にされているが、北朝鮮側が拒んだと聞いている。その提案を再度、韓国からアメリカにするのであれば、韓国がまずその約束を北朝鮮から取り付けなければならない。」と言ってました。まことにごもっとも。
    もし、こんな「北朝鮮を説得して見るから任せて。」なんていう空手形を持って行ったら、こちらにコメントされている方が言われているように、文在寅さん、後頭部にこぶを貰いそう。

  11. めたぼーん より:

    信憑性は定かでないですが、納得感が少し得られるインタビューな気はします。特に某国大統領の評価とそれに至る大統領の発言は真実感が出てます。

    1. あまみ より:

      記事の途中から、「強国におもねる習癖」が出たのか、自身がアメリカになったかのような口ぶりになっていってますね(笑)
      根っからの寄生虫体質の癖に「主体」だの身の丈に合わない思想を固辞するから、反動で本性ダダ漏れになってしまうところがいかにも「半島人」といった印象です。

      1. めたぼーん より:

        あまみ様
        寄生虫体質、鋭いですね。
        中二体質と思っていました。
        南もそうだったのですが、幼児に退行したようなので、北も時間の問題かもしれませんが。

        1. あまみ より:

          ×固辞 → ○固持 
          失礼致しました…。

  12. 匿名 より:

    4選したら、というよりも4選に伴って起こるであろう憲法改正を恐れているのでしょう。強い相手というよりは敵が強くなることを恐れているだけでしょう。もし4選すれば憲法改正への時間が確保されてしまうわけですから。

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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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