月間PV数が50万件に到達 皆様に改めて御礼申し上げます

当『新宿会計士の政治経済評論』は、今月、ウェブサイトを開設後初めて、月間のページビュー(PV)数が50万件を超えました。読者の皆様には改めて御礼申し上げますとともに、当ウェブサイトごときでもこれだけのアクセスを頂くことができたのならば、似たようなブログサイト、評論サイト、オピニオン・サイトを立ち上げてみようかと思う方が増えることを、私は強く望んでいます。

改めて自己紹介

ついに月間PV数が50万件に!

当ウェブサイトは、私が「新宿会計士」というペンネームを使い、「読んで下さった方の知的好奇心を刺激すること」を目的に、おもに政治や外交、経済や金融について議論しようとしている、「独立系ビジネス評論サイト」です。

といっても、私は当ウェブサイト上では「ウェブ評論家」と名乗っていますが、まだウェブ評論を実名でやるだけの覚悟はありません。なぜなら、私は現在、東京都内で中小企業(というよりも実質ワンオペ企業)を営んでいて、現在のクライアント各社様に、迷惑を掛けるようなことがあってはならないからです。

よって、当ウェブサイトを通じたウェブ評論活動についても、当面は実名ではなく、「新宿会計士」というペンネームを使って続けていくつもりです。

ただ、こんなスタンスで運営しているにも関わらず、最近、当ウェブサイトを訪れてくださる方が増えています。『アクセス急増御礼:ウェブビジネスの現況と「まとめサイト」』でも報告したとおり、今月に入り、1日当たりのページビュー(PV)数が2万件前後にまで上昇しています。

アクセス急増御礼:ウェブビジネスの現況と「まとめサイト」

その結果でしょうか、今月のPV数は、現時点ですでに50万件の大台を突破しました。月間でPV数が50万件というのは、初の経験です。いや、本日を含めると、現時点で今月はあと5日間残っています。1日2万PV続けば、もしかしたら月間PV数は60万件に達するかもしれません(笑)。

ま、「取らぬ狸の皮算用」はどうでも良いとしましょう。

というよりも、当ウェブサイトがこうした多数のアクセス数をいつまで継続できるのかはわかりませんし、来月以降も単純にアクセスが右肩上がりで伸びていくというものでもないと思います。派手さもなにもない、こんな文字ばかりのサイトに、こんな多数のアクセスがいつまでも続くと考える方が不思議です。

むしろ、たまたま今月だけ調子が良かっただけの話に過ぎないのかもしれませんし、来月以降、アクセス数が急減してしまうかもしれません。

ただ、私自身は「アクセス数を増やすため」ではなく、「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的にしています。別にアクセス数が増えようが減ろうが、結局のところ、自分で納得のいくウェブ評論を続けるしかないと考えているのです。

素人がウェブ評論をする時代

ところで、著名人が運営しているブログや評論サイトならいざしらず、私は官僚でも政治家でもジャーナリストでも有名人でも俳優でもありません。ただの中小企業経営者です。「新宿会計士」と名乗ったところで、知名度はほぼ皆無に近いと言って良いでしょう。

また、私は多少なりとも金融・経済面での実務、専門知識を持っていますが、基本的に当ウェブサイトで主に取り上げている話題は、「インターネットさえ使えれば誰にでも入手できる情報」が多く、その気になれば、似たようなことは誰にでもできると思います。

そんな私が運営するウェブサイトが、下手な大手オピニオン・サイトや著名人のサイトとあまり変わらないアクセスを頂いているのです。果たして本当に、ここまで多くの方々に読んでいただくような資格が当ウェブサイトにあるのか、正直、私自身は今ひとつ、自信が持てません。

ただ、事実として、現在、日々これだけ多くのPVを頂いているわけであり、また、読者コメントを拝読している限り、どうやら当ウェブサイトをとくに熱心に読んで下さっている方は、マスコミ(とくに新聞やテレビ)の一方的な論調に納得できないという人が多いように思えます。

これに加えて、当ウェブサイトの場合はコメント欄についてはほぼ完全に開放しており(※ただし記事本文と関係のないスパムコメントや広告コメントはシャットアウトしています)、「記事の内容に沿っていて、公序良俗に反しない限りは、何を書き込んでいただいても良い」、というスタンスを維持しています。

このためでしょうか、記事によってコメント数に変動はあるものの、記事によっては多数のコメントが寄せられるという事例も増えて来ました。そして、コメント欄で活発な議論が交わされ、そのことが結果的に読者の皆様の知的好奇心を刺激することにつながるなら、当ウェブサイトの目的にかなっています。

そのように考えていけば、私が世の中のニュースを「一般人目線」で解説し、それに対し自由に読者コメントを打っていただくというスタンスは、あながち間違っていないのかもしれません。

改めて目的意識を考える

情報には2つの種類がある

ところで、当ウェブサイトを立ち上げた当初から、私には一貫している持論があります。

それは、「情報には2つの種類がある」、という考え方です。

1つ目は「客観的事実」、つまり、「誰がどう報じても必ず本質的には同じ内容になる情報」のことです。

一例を挙げます。たとえば、未来の記述(しかも仮定の記述)で恐縮ですが、

2018年10月30日、韓国の大法院において、戦時徴用工を巡る訴訟で日本企業に対して損害賠償を命じる判決が下された。

という事実があったとしましょう。これが「客観的事実」です(※ただし現時点ではまだ仮定の話です)。

これについて、「2018年」を「平成30年」と呼ぶ人がいるかもしれませんし、「韓国の大法院」を「日本の最高裁にあたる韓国の大法院」と表現する人もいるかもしれませんが、そのように書いても別に「ウソ」ではありません。しかし、先ほどの文章が事実だった場合に、

2018年10月30日、韓国の大法院において、戦時徴用工を巡る訴訟で日本企業に対して損害賠償を命じる判決は下されなかった。

と書くと、明確なウソになります。

つまり、「ウソか真実かが明らかになる」という点が、客観的事実の特徴なのです(※ただし、くどいようですが、ここに例として挙げたものは、現時点からすれば未来の話であり、あくまでも例え話として設定した記述です)。

「主観的意見」にこそ大事な付加価値がある

しかし、世の中の情報は、「客観的事実」だけではありません。

情報の2つ目の種類とは「主観的意見」、つまり、「主張する人によってまったく異なる(極端なはなし真逆になるかもしれない)情報」です。そして、実は「情報」として大切なのは、「客観的事実」ではなく「主観的意見」の方ではないかと思うのです。

先ほどの、

2018年10月30日、韓国の大法院において、戦時徴用工を巡る訴訟で日本企業に対して損害賠償を命じる判決が下された。

という情報が事実だったと仮定して、議論を進めましょう。

私自身、韓国の徴用工訴訟を巡って、先日、あいついで『「韓国を」追いつめる事になる韓国最高裁の徴用工判決』、『徴用工判決で大使一時帰国か 日韓新共同宣言無期限延期も?』という記事を掲載しました。

「韓国を」追いつめる事になる韓国最高裁の徴用工判決

徴用工判決で大使一時帰国か 日韓新共同宣言無期限延期も?

これらの記事における私の主張は、「もし韓国の大法院が戦時徴用工訴訟で日本企業敗訴の判決を下せば、韓国を追い詰めることになるだろう」とするものです(ただし、本稿では「徴用工訴訟」の詳細について述べません。詳しく知りたい方は、上記の記事をお読みください)。

そして、これらの記事でも指摘したとおり、もしそんな判決が下された場合、日本政府・安倍政権は、韓国政府を相手取って国際司法裁判所(ICJ)に提訴するという意思を強く示しているのですが、私自身はこうした安倍政権の姿勢が真っ当なものであると考えており、上記記事でもそう主張しました。

しかし、世の中は面白いもので、私とは真逆のことを主張する人もいます。元外交官で現在は「新党憲法9条」に所属する天木直人氏が執筆した『安倍政権を追いつめる事になる韓国最高裁の徴用工判決』というブログ記事がその典型例でしょう。このまったく同じ徴用工訴訟について、天木氏は私とは真逆にこの訴訟次第では安倍政権が追い詰められると主張。

正しい歴史認識を持たない限り韓国との永続的、不可逆的良好関係は築けない/正しい歴史認識を持った政権が1日も早く日本に誕生しなければいけないのである

などと述べ、安倍政権の姿勢を批判しています。

どちらが正しいかは「読者が」決める

さて、ここに挙げた戦時徴用工訴訟の例で、私も天木氏も、「徴用工訴訟では日本企業が敗訴する可能性が濃厚だ」という認識では一致しています。しかし、「もし日本企業が敗訴した場合」、追い詰められるのは日本政府なのか、韓国政府なのか、という点においては、私と天木氏の主張は正反対です。

これこそが、「客観的事実」と「主観的意見」の違いを明確に示す実例であるといえるでしょう。そして、主張内容が正反対である以上、論理的に考えて、私も天木氏も「ともに正しい主張だ」と考えるべきではありません。では、私の主張と天木氏の主張、いったいどっちが正しいのでしょうか?

私自身は「私の主張が正しい」と申し上げたいと思いますが、おそらく天木氏もご自身の主張が正しいと思って文章を執筆されているのでしょう。よって、どちらが正しいか(あるいは2人とも間違っているか)については、「誰かが判断すること」が必要です。

では、「誰が」判断するのでしょうか?

それは、文章を読んだ人、読者です。

私は自分の意見が絶対的に正しいと申し上げるつもりはありませんし、天木氏の意見が絶対的に間違っていると申し上げるつもりもありません。重要なのは、「なぜそう考えるか」という点です。そして、「なぜ私はそう考えるのか」という理由を示すことで、読者の皆様にご自身で考えていただくことが大切です。

ここでも、私は自分の見解こそが正しいと申し上げるつもりはありませんし、天木氏の見解が間違っているとは申しません。どちらが正しいか(あるいはどちらも正しくないか)については、どうか読者の皆様がご自身でご判断下さい。

「あなたの意見」こそが何より大事

異論を封殺するご都合主義

ところで、私自身、先日の記事の中で、天木氏の主張にはまったく賛同できないと申し上げたのですが、それと同時に、天木氏にブログを閉鎖してほしいとは思いません。いや、むしろ話は逆であり、自分にとってまったく異なる考え方を持っている人の意見は貴重でもあります。

というよりも、「自分と考え方が違う人は情報を発信してはならない」という発想自体、共産主義や朝日新聞、あるいは北朝鮮などと考え方がそっくりであり、非常に危険な思想です。私が当ウェブサイトでしばしば「パヨク」と呼んで批判しているような人たちにもそういう傾向があるかもしれません。

とくに、「パヨク」と呼ばれる人たちは、得てして自分たちと異なる考え方に接した際に、まずは「デマだ」「ヘイトだ」と大声で叫び、ツイッターなどでも都合が悪いツイート主をブロックして遮断してしまう傾向があります。

私自身、ツイッター上で朝日新聞社編集委員の上丸洋一氏からブロックされてしまっていますが、「言論機関」を自称する組織に所属している人物が、自身に対して寄せられる批判的意見をブロックしているというのもおかしな話だと思います。

ちなみに、私自身もツイッターや当ウェブサイト上で、ときどき、自分に向けられた批判的な意見を目にすることがありますが、別にブロックしようとも思いませんし、都合が悪いコメントを削除するつもりもありません。

(※ただし、以前「ラプラドール」とかいうコメント主から犯罪予告のようなコメントが来たのですが、こうした反社会的なコメントについては「表現の自由」の範囲には含まれませんので、遠慮なく削除します。)

「いわゆるネトウヨ」について

一方で、読者の皆様もご存じのとおり、私自身の記事には「愛国的」「保守的」な論調のものが多いと自認していますが、最近だと「ネトウヨ」と呼ばれる、極端な主張をする勢力もいます。先日、『パンダ債と日中スワップ、そしてとても残念な読者コメント』のなかで、「ネトウヨ」について、次のように定義しました。

「ネトウヨ」とは、「インターネットの匿名性を悪用し、狭量な主張を繰り返す連中」のこと。

パンダ債と日中スワップ、そしてとても残念な読者コメント

ただ、この定義について、「鞍馬天狗」様から、こんなご指摘を頂きました。

これって、”ウヨク”の意味が含まれてないですよね?/主張の内容が、”狭量な原発反対”でも”米軍反対”でも”ネトウヨ”でイイんですよね

この点については、まったくご指摘のとおりだと思います。

「定義」といいながら、先日の記事では不肖にも議論が非常に乱暴でした。そこで、改めて私なりにきちんと定義しなおしてみたいと思います。

「いわゆるネトウヨ」とは、「インターネットの匿名性を悪用し、愛国者のふりをして、狭量な主張を繰り返す勢力」である。

このように定義すれば、しっくりくる気がします。

私が「ネトウヨ」と呼んで批判する勢力は、愛国者のふりをして、「支那人と朝鮮人は日本から出て行け!」といった具合に差別的な書き込みをする人たちや、明らかなフェイク・ニューズをばら撒いて社会を惑わすような人たちのことです。

そして、あまりにも狭量な主張を繰り返せば、そのうち社会全体で「右翼ってカッコ悪いよね」、「国を愛するって変な発想だよね」、といった具合に、国を愛するということがまるでおかしなことであるかのように受け取られてしまいかねません。

その意味で、「ネトウヨ」あるいは「極右」の言動は、むしろ「反保守」であり、「反愛国」でもあり、さらに言えば「反日」です。

別に誰がどんな意見を発信するのも自由ですが、少なくとも私自身は「ネトウヨ」や「パヨク」とは距離を置き、できるだけ客観的で冷静かつ愛国的な議論に務めたいと思っています。

自分の意見がないブログに価値はない?

ついでに、最近世の中に非常に増えている「まとめサイト」ないし「まとめブログ」についてもヒトコト言わせてください。

この「まとめサイト」とは、匿名掲示板(『2ちゃんねる』や『5ちゃんねる』など)の板(スレッド)の議論を転載したサイト・ブログであり、最近では、政治系のまとめサイトも充実しています。当ウェブサイトを訪れてくださる方ならば、一度や二度はまとめサイトを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?

ただ、当ウェブサイトでは常々、次のような「フェイク・ニューズ」系のまとめサイトを批判しています。

  • 【速報】 河野太郎閣下、韓国との断交を決意!!!!
  • 【ラオスダム決壊】 韓国「責任取るべきは施工した鹿島建設であり、SK建設に責任は一切無い」ついに無関係な日本企業に責任を押し付け始めるwwwwww
  • 韓国政府「国際観艦式で旭日旗の使用自粛な?」⇒ 小野寺防衛相「は?自粛するわけ無いだろ。嫌なら韓国がボイコットすればいい」 小野寺防衛相「旭日旗?自粛するわけねーだろバーカ」

アクセス数を稼ぐためならウソをついても良い、という話ではないと思います。

実際、河野太郎外相が日韓断交を「決断した」という事実はありませんし、ラオスのダム決壊事故で韓国政府が「鹿島建設」(!)を批判したという事実もありません。さらに、小野寺前防衛相が「自粛するわけねーだろバーカ」と発言したという事実など、一切ありません。

こうしたフェイク・ニューズ系のまとめサイトは論外として、それ以外にも私が気になっているのは、何といっても「ブログ主の意見がまったく記載されていないブログ」です。

あえて実名を挙げることは避けますが、典型的なサイトだと、匿名掲示板に掲載されたスレッドの1番から順番にそのまま転載しているケースもあります。このように酷いサイトの場合だと、正直、読む価値はまったくありません。

もちろん、まとめ方が上手なサイトもないわけではありませんし、匿名掲示板の議論をある程度は社会全体に広めるという効果もあります。また、転載する書き込みを上手に取捨選択することで、ブログ主の意見が間接的に伝わるというケースもあるため、一概に「まとめサイトは無益だ」と断言すべきではありません。

しかし、私の拙い経験上、多くのまとめサイトの場合、サイト運営者自身の意見がほとんどないため、読んでいても正直、あまり参考になるような気がしません。私の言葉で言えば「知的好奇心を刺激される」という経験ができないのです。

無数の評論サイトに期待したい

ところで、現代社会とは、マスコミが情報を握っていた時代が終焉しつつある過渡期にあります。そして、当ウェブサイト自体、「新時代にふさわしい議論の場」を目指し、試行錯誤のつもりで執筆しているという側面もあります。

こうしたなか、当ウェブサイトが大切にしているのは、「議論することが大切だ」、という姿勢です。

当たり前の話ですが、当ウェブサイトに掲載している私自身の意見は「絶対的に正しいもの」ではありません。そして、時として「それは違うのではないか」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょうし、そう思うのであれば、どうぞいつでもコメント欄に反論を下されば幸いです。

何より、限られた数のマスコミが日本の言論界を支配していた時代は、終焉を迎えつつあります。

ひと昔前だと「マスコミ報道は絶対に正しい」、「マスコミ報道に異を唱えることは許されない」、などの雰囲気もありました。しかし、現代社会だと、マスコミの誤報や偏向報道、捏造報道は、インターネット上であっというまに拡散してしまいます。もはや「騙せない時代」になったのです。

そして、民主主義の健全性を担保するものは、「言論の多様性」にあります。今後、マスコミからは独立した言論オピニオン・サイト、ウェブ評論サイトが数多く立ち上がれば、日本の言論空間の多様性は広まっていくことになります。

もちろん、当ウェブサイトがそのモデルケースの1つになれば嬉しいのですが、極端な話、将来、私自身が病気、老化などでウェブサイト執筆ができなくなっても、他の誰かがインターネット空間で類似するウェブ評論サイトを立ち上げてくださればよいだけの話でもあります。

いずれにせよ、「当ウェブサイトの月間PV数が50万件を超えた」と申し上げた理由は、「自慢」のつもりではありません。「日本の言論空間を多様化するために、類似するウェブ評論サイトがたくさん立ち上がってほしい」という気持ちを込めて報告した次第なのです。

オマケ:アクセス・アップのコツ

さて、本日のオマケです。

ブログを執筆されている方で、アクセス数が増えないと思っていらっしゃる方の参考になればと思い、ウェブサイト執筆に関する私自身の考え方を紹介しておきます(といっても、当ウェブサイトの場合は「アクセス数を増やすこと」を目的にしているわけではありませんが…)。

「読みやすく、ただひたすらに、読みやすく」

最大のポイントは、「読みやすくすること」です。

当たり前の話ですが、ウェブのデザインはすっきりとシンプルなものにし、新着記事が常にトップに表示されるなど、一見して操作性が良いウェブサイトにすべきでしょう(当ウェブサイトが読みやすいかどうかは別として…)。

また、過去記事の検索も含め、できるだけユーザーの利便性が最大になるようなウェブサイト設計にすることも有益ではないかと思います(といっても、当ウェブサイトの場合は現時点で「サイト内検索ボックス」を設置していないなどのご不便をおかけしていますが…)。

「論旨明確、小見出し付けて、短めに、改行たくさん、読みやすく!」

次に、私が気を付けている(つもりの)ポイントとは、「言いたいこと」を絞ってわかりやすく書くこと、できるだけ1行を短くすることと、意味の区切りで小見出しを付けることです。

まず、私自身の経験上、人間が1度に読める文章は、せいぜい400字詰め原稿用紙数枚、文字数に換算して1000文字程度です。この範囲を超えると、だんだん文章が頭に入らなくなってきます。

そう考えれば、たとえば3000文字程度の記事を執筆するならば、500~700文字ずつの単位で区切り、小見出しを4~5個付ける、というのが「わかりやすいブログ記事」の基本ではないかと思います。

さらに、改行もなく、ただひたすらダラダラ長い文章を読むのは苦痛です。私の目安としては150文字程度で改行すべきだと思います(新聞、雑誌の記事などだと、100文字前後で改行しているようですが、さすがにこれだと改行が多すぎます)。

ということは、1つの小見出しに4~6個の文章、という具合で執筆すれば、ちょうど良いかもしれません。

(ちなみに、文章を短く書く癖をつければ、言いたいことを簡潔に主張するという能力は、自然に身についていくと思います。)

「まっすぐに、策を弄さず、ひたむきに」

「ブログのアクセスアップ」というブログで検索すると、「検索エンジン対策(SEO対策)が必要だ」、といった記述に出くわすことがありますが、この点については私自身は懐疑的です。

私の経験上、ちゃんと論旨一貫して記事を書き続ければ、自然に少しずつ読者がつき、増えていきます。別に「下手な文章」であっても構いません。とにかく、「このブログを読んでみたいな」と思ってくださる人が愛読者であり、愛読者を獲得するためには、愚直に書き続けるしかないと思います。

むかし、何かの調査で読んだことがあるのですが、世の中のブログサイトのおよそ7割は、1日のPV数が50件に留まっているのだそうです。おそらくその理由は、ブログを開設したは良いが、その後、更新していないというケースが多いのではないかと思います。

しかし、一定の頻度・割合(たとえば「毎週月・水・金」「平日」「休日」)で更新するようにすれば、少しずつアクセス数が上昇する効果も見込めます。

「SNS、他ブログサイトに、ツイッター、使えるものは、うまく活用」

ただし、1つだけテクニック的なことを申し上げておけば、SNSとの連携はやってみても良いと思います。

たとえば、私の場合はツイッターと一緒に運営しているのですが、ウェブサイトを更新したら、その都度、ツイッター上で「ウェブサイトを更新しました」というメッセージとともに、記事URLと記事の簡単な内容を投稿するようにしています。

最初の効果は微々たるものかもしれませんが、それでも、ツイッターで運良く「バズ」が発生すれば、ブログへのアクセス数が増える効果もあるかもしれません(当ウェブサイトの場合は、あまりその効果はありませんでしたが…)。

なお、当ウェブサイトと似たような論調の政治経済系のブログサイトをお持ちの方は、当ウェブサイトに掲載された記事の内容に沿っているならば、ご自身のブログの宣伝をなさっていただいてもまったく問題ありませんので、念のため申し添えて置きたいと思います。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 愚塵 より:

    「いわゆるネトウヨはインターネットの匿名性を悪用し愛国者のふりをして狭量な主張を繰り返す勢力」
    https://shinjukuacc.com/20181027-01/#i-9
    に関する質問をQUORAに投稿した処、QUORAの運営がリンクを削除し質問の趣旨を分からなくしてしまったので、質問文そのものを削除しました。
    https://shinjukuacc.com/20181027-01/#i-9の何処がQUORAは気に入らなかったのでしょうか?

    1. 愚塵 より:

      上記の浅はかなコメント、削除くだされば幸甚です。

  2. michi より:

    ここ数ヶ月の新参読者です。
    通勤ルートが変わって時間が取れたので初めて投稿させて戴きます。

    毎日の更新、ありがとうございます。
    私は「中O日報日本語版」のコメント欄の頃からブログ主様のファンで、ある日を境にお姿が見えなくなった事からこちらのサイトへ辿り着きました。
    あちらではいわゆる「ネトウヨ」であったり、無自覚無責任な書き込みが多い中、ブログ主様を始め、こちらでよくお見かけする方々などの良質なコメントを見つけては嬉しく思っておりました。
    最近、気に掛けている方々の投稿を目にすることが出来なくなってしまう事が増えてきたように思います。

    こちらではブログ主様を交えて投稿者同士の意見交換や議論、あるいはほのぼのとした交流の場となっていて本文と共に楽しませて戴いております。

    場が荒れそうになったときでもブログ主様、常連の皆様の知的な対応で自浄されて居ると感じます。

    これからも、この自由で知的な場が続いて行くことを願い、また応援いたします。
    (とりあえず、PV数の維持から?)

    駄文、長文にて失礼いたしました。

  3. meganeno-oyaji より:

    < 月間PV 50万突破おめでとうございます。これも一重にコメントされる皆様のお陰と(笑)感謝しております。

    < 先月の私の無謀な目標、『月間100万目指せ!』も年内達成可能かも(愉しみだ)。

    < さて、登録ユーザーになったのですが、名前はローマ字入力です。別にいいけどネ。どなたか、かな入力出来ますか?

  4. butasan より:

    新宿会計士様
    50万PV突破おめでとうございます。

    日本のため、決して無理をされない範囲で
    知的好奇心を刺激する記事
    をお続け下さい。
    これからも、よろしくお願いいたします。

    めがねのおやじ様
    名前がローマ字になるとやはり少し違和感が有りますね!
    最初、めがねのおやじ様とわかりませんでした。
    ちなみに私は、「ぶたさん」です。

    1. meganeno-oyaji より:

      < ぶたさん様

      < はい。いつも拝見しております。ローマ字ではやっぱ違和感アリアリですね(笑)。

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