【昼刊】予想どおり過ぎてつまらない朝日新聞社説
やはり「安定の朝日新聞」です。「加計学園虚偽報道疑惑」は当ウェブサイトでも既報のとおりですが、この虚報をめぐって、朝日新聞が展開している屁理屈が、まったく予想どおりだったからです。
いつもの朝日節炸裂!
まったく予想どおりだった朝日新聞の屁理屈
こういう記事を「これは酷い!」とでもいうのでしょうか。昨年2月から「もりかけ」問題という虚報で大騒ぎしている朝日新聞に昨日掲載された社説が、良い感じで暴走しています。
(社説)加計新文書 首相答弁の根幹に疑義(2018年5月23日05時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
当ウェブサイトでは『【速報】「疑惑が深まった」のはむしろマスゴミの方』、『加計学園「問題」めぐるマスゴミ・クーデターを許すな!』などで既報のとおり、愛媛県が加計学園による獣医学部新設を巡って新たに国会に提出した資料に関する社説です。
ただ、「朝日新聞捏造報道マニア」の1人としては、今回の社説の内容はあまりにも予想どおり過ぎて、読んでも正直、物足りなさを感じてしまいます。それでも「ウェブ評論家」の義務として、いちおう、「朝日新聞社説」をレビューしておきましょう。
朝日新聞社説は冒頭で、この愛媛県による文書について、
「安倍首相の国会答弁の信憑性にかかわる重大事態だ」
「首相はこれまで、学部新設を知ったのは、正式に決まった17年1月だと繰り返してきた。県の文書が事実なら、その2年前から知っていたというにとどまらない。「加計氏と獣医学部の話をしたことはない」という説明も偽りだったことになる。」
と手厳しく批判しています。
この点、疑惑の文書については、フォントの混在など、行政文書として非常に不自然であること、記載内容が報道各社のの首相動静と矛盾していること、仮に記載内容が事実であったとしても、これを「安倍総理の違法行為の証拠」とみることはできないことなどについては、昨日も当ウェブサイトで指摘しました。
しかし、朝日新聞の社説では、これらの重要な論点についてはすべてすっ飛ばし、
「首相はきのう、「ご指摘の日に加計氏と会ったことはない」と真っ向から否定した。ただ、官邸への出入りの記録は残っていないという。新聞が報じる首相の動静も、記者が確認できたものに限られる。気づかれずに会う手段はある。会っていない根拠の提示は全く不十分だ。」(※下線部は引用者による加工)
と言ってのけるのです。
「疑われた方に証明責任」という奇妙な理屈
つまり、朝日流にいえば、「2015年2月25日に安倍総理と加計孝太郎理事長が会っていない証拠を出す責任は、疑われた安倍総理側にある」、という理屈です。こうした理屈で読者が納得すると本気で朝日新聞が考えているとしたら、読者をバカにするのにもほどがあります。
当ウェブサイトにも一昨日、頭が悪すぎるコメントが沸きましたが(『【夕刊】加計虚報疑惑とトンチンカンなコメント』参照)、法治国家においては、何か犯罪の疑いが生じた場合、「犯罪を疑われている側が無実の証拠を出す」のではありません。「犯罪を疑う側が有罪の証拠を出す」のです。
念のために、コメントを再掲しておきましょう。
仮に愛媛県が国会に提出した文書に誤りが含まれるならそれは愛媛県の責任です。それをなぜマスコミの疑惑に責任転嫁するのかわかりませんね。/首相動静というのは、総理の面会を全て記録するものではありません。このことは安倍総理自身がつい最近も国会で答弁しています。16:40あたりから↓/youtu.be/9aiOMzZWK6U/したがって、首相動静に記録がないことは、面会をしていないことの証明にはなりません。
愛媛県が国会に提出した文書を悪用して、朝日新聞を初めとするマス・メディアが「疑惑だ」「疑惑だ」と大騒ぎしているならば、それは間違いなく、マス・メディアの責任です。また、首相動静だけでは面会をしていないことの証明にはなりませんが、面会をしていることの証明にもなりません。
疑われているのは朝日新聞の方だ
朝日新聞の社説に戻りましょう。相変わらず支離滅裂な主張が続きますが、やはりこの社説にも、「朝日新聞の黄金パターン」が出てきました。
「ますます深まる「加計ありき」の疑念を晴らすことができなければ、首相の政権運営に国民の信任は得られないだろう。」
「加計ありきの疑念がますます深まっている」?
朝日新聞に教えてあげます。愛媛県における獣医学部新設計画は、最初から「加計ありき」でした。すでに昨年7月の段階で、愛媛県の加戸守行・前知事が明らかにしているとおり、獣医学部新設に応じてくれた学校法人が加計学園しかなかったからです。
それよりも、「疑念がますます深まっている」と決めつける姿勢はどうかと思います。こうした「朝日新聞ロジック」に騙されない人が、すでに一般国民の間でもかなり増えています。それでも「疑念がますます深まっている」と言い張るならば、こう申し上げておきましょう。
「朝日新聞の報道姿勢に対する疑念は、ますます深まっている」――、と。
マスゴミ時代の終焉に向けて
さて、これまで当ウェブサイトでは、「もりかけ・セクハラ・日報問題」は、いずれも北朝鮮の核問題や中国の対外侵略問題、消費増税凍結問題や憲法改正問題など、山積する国内外の課題から、国民の目を逸らし、国会議論を妨害するために、マス・メディアが仕掛けた「クーデター」だと主張して来ました。
本日紹介した朝日新聞社説を読むと、その仮説は確信に変わりつつあります。要するに、朝日新聞はこの1年4ヵ月のあいだ、「もりかけ」問題で何度も何度も読者を騙し、論点を微妙にずらしながら「とにかく安倍(氏)が悪い」という印象を植え付けることを続けて来ました。
しかし、朝日新聞がここまで必死になる理由は、単に安倍政権を倒そうとしている、というだけのものではありません。おそらく、一生懸命頑張って安倍政権に対する支持率を落とそうとしているのに、政権支持率が30%よりも落ちず、それどころか足元で朝日新聞の部数が激減している、という事情があるのでしょう。
実際、『埼玉県民様から:「日本の広告費2017」を読む』でも紹介しましたが、広告費支出などのレポートを読む限り、朝日新聞が発表する「600万部弱」という部数をそのまま信じろといわれても無理があります。関連する統計から予測して、朝日新聞の部数は、せいぜい400万部程度ではないでしょうか?
いずれにせよ、安倍政権は日本国民が正当な選挙で選んだ政権です。国民からの安定した支持に慢心せず、これからも国内外のさまざまな課題に取り組むことを強く求めたいと思います。
しかし、それと同時に「国民が正当な選挙で選んだ政権を、選挙以外の手段で倒そうとしている勢力」がいるのだとしたら、政権に活躍してもらうための必要条件として、そのような勢力は国民の力で排除しなければなりません。
公正で快適な社会を実現するためには、まずは社会から朝日新聞を排除しましょう。もちろん、朝日新聞以外にも、不公正な報道ばかり繰り返すメディア(NHKやTBS、毎日新聞など)も問題ですし、日本共産党や立憲民主党などの反日政党にも国会から消えてもらう必要があります。
しかし、まずは最低でも、「悪の権化」、「国民の敵」である朝日新聞の社会的影響力を極力削ること、理想をいえば、朝日新聞廃刊と朝日新聞社倒産を実現させる必要があります。
現在、朝日新聞を購読している人は、解約しましょう。テレビを消しましょう。そして、選挙に行きましょう。社会を変えるのは小さな一歩です。しかし、国民が一丸となれば、社会を変えていくことができます。私はそのことを訴え続けたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
統一教会の機関紙「ワシントン・タイムズ」の影響が濃厚な「View Point」というサイトに、新宿会計士さんの記事が転載されています。
色眼鏡で見られる可能性があると思いますし、このまま放置されていれば、会計士さん自身が統一教会の回し者と看做される可能性も少なくないと思います。
ぜひ再考をお願いしたいです。
謎田謎也 様
いつもコメントありがとうございます。また、転載の件ではご心配をおかけしており、申し訳ございません。
さて、当ウェブサイトでは一貫して、「どこの誰であっても当ウェブサイトがお願いしているガイドラインに従っている限りは、どなたでも無料かつ自由に転載して下さい。私の事前了解も不要です」と申し上げて来ました。その基準とは、
●商業利用ではないこと(例えばおカネを払ってログインしないとコンテンツが読めない状況などではないこと)
●基本的に改変しないこと(切り貼りして意味を改変したりしないこと、ただし誤植の修正程度なら構いません)
●出所のURLを必ず明示すること(読んだ人が出所を確認できる状況にあること)
などです(ほかにも細かいルールはありますが、基本的には常識的なものだと認識しています)。これらの基準さえ守っていただければ、極端な話、朝日新聞だろうが、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」だろうが、「2ちゃんねる」だろうが、どんなウェブサイトに転載されても良いと考えています。
ご指摘のオピニオン・サイトに当ウェブサイトの論説が転載されていることは私も存じ上げていますが、いちいち転載の連絡が来るわけでもありませんし、原稿料を受け取っているわけでもありません。万が一、転載先で当ウェブサイトの意図する主張と真逆の内容に改変されていたり、転載であると明示されていなかったり、リンク先が示されていなかったり、商業利用されていたりすれば、私も修正か削除を依頼します。もしそのような状況を発見された場合には、どうかご連絡ください。
ただ、そうでないのであれば、あとは読んだ人がご自身でご判断になることであり、必要に応じて先方のウェブサイトから当ウェブサイトを参照して頂ければよい話だと考えています。
もっとも、私自身は「独立ビジネス評論サイト」を標榜しており、「リンク先と何らかの関係がある」と見られるのは不本意ですので、ページのサイドバー冒頭に「当ウェブサイトは転載先とまったく関係ない」旨の表示をしております。これについてはもう少しわかりやすくする余地があるかもしれませんね。
いずれにせよ、引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
更新お疲れ様でした。
本日の記事、2本とも読み応えがありました。
今の日本人の多くは、国家のあり方について考えたこと、
無いんじゃないかな、と思います。学校で教えるべき!
前提を与えて、しっかり考えた上で、
みぎにでも、ひだりにでも勝手に進めばいいと思ってるんですけど、
国家観の話とかまったくセずに社会人になって、はい、選挙!って
そりゃ周りの左巻きの人に流されちゃうよね、って。
新聞とか旧メディアとか毒も多いし。
< 更新ありがとうございます。
< 最近、こちらのサイトを見られる方が増えている事を、つくづく感じます。中には『〜を調べて』『〜を議論して』とか、オネダリされてる方もいらっしゃる。なかなか言えんで(笑)新宿会計士様は、優しいから皆さん頼りにしてます。
< 『なんだよ、こんな事も知らねーの?』とか『サイト主は本当に会計士なのか』とか、私ら口が裂けても言えん事を書きなぐる頭のオカシイ方や、イミフのコメは晒し者でコチラで公開処刑します(笑)または、削除でもOKです(一番は私か?大笑)。
< さて、朝日新聞ですね。今日の朝刊など、つまんねーの。買って見たわけではないが、会計士様のUP分、またニュースサイトで見ても、もうネタ無しかガス欠か。ムリクリでっち上げてるから、書く事も無くなるわな。でも朝日の黄金パターン炸裂!でしたね。『ますます深まる「加計ありき」の疑念を晴らすことができなければ、首相の政権運営に国民の信任は得られないだろう』 クスクス。 こういうフレーズ、北の労働新聞か北の大袈裟な物言いの女性キャスターとダブるのは私だけでしょうか。さすが親北新聞社。
< この程度の記事内容なら小6の出来る子の方がもっといいよ。加計ありき、当たり前でしょ。加計しか手を上げてない。京産大はあとだし、途中で引っ込めた。印象操作酷すぎだな。
< 未だに推定400万部ですか。全盛期が800〜1,000万部だから、半減しましたけど、あと半分の200万部になったら先日話の出たアングラ化、左傾人の趣味紙に落ちるでしょう。内容的には駅やコンビニで買えないレベルかも。まだ朝日を家庭で取ってる方(毎日と東京も)は、止めませんか。読んでると心とカラダ壊しますヨ!
しかし昨日の文は、、、(笑)
< 失礼します。
更新ありがとございます。私も新宿会計士様の情報を楽しみに頼りにしている一人です。ここを訪れるようになったキッカケは株の投資をしているからです。
世界情勢と日本の置かれた状態など本当のことを知りたいので検索していて見てみたら面白くて。たまたま定年後の仕事の無理がたたって不整脈の手術の入院中のときからだったかな?お陰様でテレビなし新聞なしでも退屈しないで過ごせました。妻の理解で今では仕事辞めて主婦?主夫と株の投資あとは猫のようにきままにしてますがどちらもまだまだ半人前、私のせつなる願いはとにかく株が上がるような政治経済にしてもらいたいこと。そしてスーパーに行ったとき好きな株?カブが安く買えるように少ない年金でも安らかに暮らせる日本に向かってもらうことです。最近夕食の支度をしながらテレビ見ないで図書館から借りてきた今まで聞けなかった色々なジャンルの音楽CDを聞きながら料理するのにハマってます。