今週木曜日、中国が主導して設立された国際開発銀行「AIIB」に、カナダを含めた13か国・地域が新たに加わることが決まりました。これを受けて、さっそく、慰安婦問題を捏造したことでも知られる朝日新聞が、「AIIBの宣伝記事」を執筆しています。ただ、私たち国民は賢くあらねばなりません。私は金融規制の専門家という立場から、AIIBの実態について調査してきましたが、本日は改めて、「国際的な金融支援そのもの」をきちんと整理し、日本がAIIBと距離を置くべきであるとの持論を提示したいと思います。

【PR】スポンサーリンク・広告



※広告表示の詳細はプライバシー・ポリシーのページをご参照ください。また、記事を気に入っていただけたら、是非、SNS等での共有やお気軽なコメントをお願いいたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2017/03/26 7:30 追記

当初公表した当記事の「カテゴリー設定」のエラーにより、トップページ等に表示されないという事象が生じていたため、修正しました。また、末尾に少し記事を書きくわえています。

国際金融支援の基礎

発展途上国に対して先進国などが支援する仕組みには、大きくわけて2種類あります。

ひとつは「二国間支援」の仕組みで、代表的なものは「政府開発支援」(Official Development Assistance, ODA)です。ただ、ODAの場合は、支援を受ける国と支援を施す国が明らかになるため、支援を受ける方としては一種の「気後れ」を感じるという側面があります。

一方、もうひとつの仕組みは、「多国間支援」の仕組みです。国連などを通じて無償で資金を提供する仕組みもありますが、多くの国が参加するインフラ金融を専門に担う銀行を設立することもあります。こうした組織のことを、国際開発銀行(Multilateral Development Banks, MDBs)と呼びます。

図表1 発展途上国支援の仕組み
区分 仕組の例 具体例
二国間支援 ODA 無償資金協力
技術協力
有償資金協力(円借款)
その他の支援 民間資金、非営利団体による贈与など
多国間支援 国連などの組織 無償資金協力など
国際開発銀行(MDB) ADBなど14の金融機関が有名

そして、日本はこれらの支援の仕組みで、二国間支援・多国間支援ともに、国際的にも非常に高い貢献を行っています。外務省のウェブサイトによると、ODAに関してはOECD加盟国中、支出総額ベースで2位、支出純額ベースで4位となっています。また、財務省のウェブサイトによると、日本は数多くの国際開発銀行に主要株主として参加しているだけでなく、融資業務や組織運営などでも深く関与しています。日本国内にも国際協力機構(JICA)や国際協力銀行(JBIC)などの組織がありますが、財務省や外務省などとも密接に協力しているようです。

余談ですが、日本はこれほどまでに高い貢献をしているはずなのに、なぜか非常に地味です。とくに、日本が筆頭株主であるアジア開発銀行(ADB)の融資案件を眺めてみても、日本企業が深く関わるチャンスがそれほどあるようには見えません。つまり、日本は出資国という優越的な立場にあるにも関わらず、自国企業を優遇しない、非常にフェアな国であるという証拠ですが、裏を返せば日本は「多額のカネを出している割に、経済的な利益を得ていない」という言い方もできるでしょう。

主な国際開発銀行(MDB)一覧

ところで、先述の通り、国際開発銀行(MDB)とは、いわば財政力の弱い国(発展途上国、新興市場諸国など)のインフラ整備にかかる、開発資金の融資を担う組織です。そして、代表的な国際開発銀行には、次の14の組織があります(図表2)。

図表2 国際開発銀行(MDB)一覧
銀行名 英語名と略称 設立年月 日本の加盟
国際復興開発銀行 International Bank for Reconstruction and Development, IBRD 1945年12月 1952年8月
国際金融公社 International Finance Corporation, IFC 1960年9月 最初から
多数国間投資保証機関 Multilateral Investment Guarantee Agency, MIGA 1988年4月 最初から
アジア開発銀行 Asian Development Bank, ADB 1968年8月 最初から
アフリカ開発銀行 African Development Bank, AfDB 1964年9月 1983年2月
欧州復興開発銀行 European Bank for Reconstruction and Development, EBRD 1991年3月 最初から
米州開発銀行 Inter-American Development Bank, IDB 1959年12月 1976年7月
欧州投資銀行 European Investment Bank, EIB 1957年3月 未加盟
欧州投資基金 European Investment Fund, EIF 1992年12月 未加盟
北欧投資銀行 Nordic Investment Bank, NIB 1976年12月 未加盟
カリブ開発銀行 Caribean Development Bank, CDB 1970年1月 未加盟
イスラム開発銀行 Islamic Development Bank, IDB 1973年12月 未加盟
予防接種のための国際金融ファシリティ International Finance Facility for Immunisation, IFFIm 2006年6月 未加盟
欧州評議会開発銀行 Council of Europe Development Bank, CEB 1956年4月 未加盟

これらの国際開発銀行は、先進国などの加盟国政府から出資と人材を集め、融資ノウハウを集積し、多国間での融資の仕組みを通じて、発展途上国などの社会インフラの整備に貢献しているのです。

一番大事な「おカネ」の話

これらの銀行が融資を行う場合、重要な点が2つあります。ひとつは「資金源」、もうひとつは「ノウハウ」です。

このうち、「資金源」については、大きく分けて加盟国からの出資と、民間の金融機関・資本市場からの資金調達があります(図表3)。

図表3 MDBの資金源
区分 概要 備考
加盟国からの出資金 加盟国の政府などから株式の払込金の形で現金等の拠出を受ける 加盟国は出資だけでなく、高度な運営・業務ノウハウを持った人材を派遣するなど、人的な貢献をすることも期待される
民間からの借入金・債券 民間の銀行や投資家から、借入金や債券の形態により資金を調達する 一般に、格付会社の格付を取得していなければ債券の発行は困難である

そして、資本市場の常識ですが、たとえ国際開発銀行といえども、格付会社の格付を取得していないと、民間の投資家から資金を調達することは非常に困難(少なくとも日本の銀行等金融機関からお金を借りることは、ほぼ不可能)です。

さらに、日本の民間金融機関の場合、自己資本比率規制上、投資する債券には、投資金額に「リスク・ウェイト」を掛けることが必要です(厳密には国際統一基準行/国内基準行、内部格付手法採用行/標準的手法採用行により異なりますが、ここでは「国内基準・標準的手法採用行」を前提に議論します)。たとえば、100億円の債券を買った場合、その「リスク・ウェイト」が100%だった場合には、「リスク・アセット」が100億円増えてしまいます。この場合、この金融機関が自己資本比率を維持するためには、自己資本を4億円、新たに調達しなければなりません。

しかし、日本の場合、自己資本比率規制上の取扱いとして、図表2に示した14の国際開発銀行が発行した債券の「リスク・ウェイト」は0%とされるとする優遇措置が決められています。そして、これら14の銀行以外の国際開発銀行に投資する場合には、格付に応じて「リスク・ウェイト」が適用され、どんなに格付が高くても、少なくとも20%以上の「リスク・ウェイト」が適用されてしまうのです(図表4)。

図表4 国際開発銀行向けのリスク・ウェイト
区分 リスク・ウェイト
図表2に示した14の国際開発銀行 0%
上記以外の国際開発銀行の場合 AAA~AA- 20%
A+~A- 50%
BBB+~B- 100%
B-以下 150%
無格付 100%

多国間インフラ金融支援について議論する時には、少なくともこれらの点を知識として踏まえておく必要があります。

AIIBの本質

以上までの議論を踏まえて、改めて中国が主導して設立されたMDBである「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の話題を紹介しましょう。

加盟国、2年ぶりに増える

AIIBの署名式が行われたのは2015年6月29日のことです。当初は50か国が「創設メンバー」として署名に参加。2015年12月までに7か国が加わり、参加国数は57か国となりましたが(※批准が済んでいない国も含む)、その後は加盟国数が全く増えない、いわゆる「鳴かず飛ばず」の状況が続いていました。

しかし、AIIBによると、今月23日、新たに13カ国・地域の参加を承認したそうです。

AIIB Welcomes New Prospective Members(2017年3月23日付 AIIBウェブサイトより)

AIIBによると、今回加盟が承認されたのは、次の13か国・地域です(図表5)。

図表5 AIIBの参加国一覧
区分 地域 地域外
2015年12月31日までに署名した国 36か国(中国、豪州、インド、インドネシア、ニュージーランド、ベトナム、フィリピン、韓国など) 21か国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ブラジルなど)
2017年3月23日に加盟が承認された国 5か国・地域(アフガニスタン、アルメニア、フィジー、香港、東ティモール) 8か国(ベルギー、カナダ、エチオピア、ハンガリー、アイルランド、ペルー、スーダン、ベネズエラ)

AIIBが設立以来、新たに加盟国を受け入れるのは、約2年ぶりのことです。ただ、今回の参加国にカナダが含まれていたことで、「G7諸国のうち、AIIBに参加していない国は、もはや米国と日本だけになった」という報道も散見されます。さらに、酷いものになると、「加盟国数でアジア開発銀行(ADB)を上回った」とされるものもあります。慰安婦問題を捏造したことで知られる朝日新聞は、今回のAIIBのプレス・リリースを受けて、次のような記事を配信しています。

AIIB、13カ国・地域が新規加盟 ADB上回る(2017年3月23日19時24分付 慰安婦問題を捏造したことで知られる朝日新聞より)

朝日新聞によると、

  • 「先進国主導の世界銀行や国際通貨基金(IMF)、ADBなど既存の国際金融秩序に一石を投じる存在として注目を集めた」
  • 「昨年末までにアジア・中東でのエネルギー開発や交通インフラ整備など9件の融資を決めており、他の国際機関に頼らず自力で融資案件を開拓する例も出てきている」
  • 「中国を資金源とする建設プロジェクトに参加する期待もあり、加盟国が増えている」

としていますが、金融の素人に対して明らかに誤認を誘導する手法は相変わらずです。

AIIBの融資の実態

実は、このAIIB、融資実績も「鳴かず飛ばず」であるという点については、当ウェブサイトでも過去に何度か触れています(これらのうち、最新のものは、『AIIBと人民元―失敗しつつある中国の金融戦略』『鳴物入りのAIIB、どうなった?』あたりをご参照ください)が、改めてAIIBの「プロジェクト一覧表」を紹介しましょう(図表6図表7)。

図表6 AIIBの現時点での承認済みPT一覧(金額単位:百万ドル)
番号 承認日 PT名称和訳 プロジェクト総額 うち、AIIB 比率
000011 2016/12/21 アゼルバイジャン:天然ガスパイプライン 8,600.00 600.00 6.98%
000013 2016/12/08 オマーン:港湾ターミナル・作業領域開発 353.33 265.00 75.00%
000014 2016/12/08 オマーン:鉄道準備 60.00 36.00 60.00%
000007 2016/09/27 ミャンマー:発電設備 不明 20.00 不明
000005 2016/09/27 パキスタン:水力発電施設拡張 814.50 300.00 36.83%
000004 2016/06/24 インドネシア:スラム地区改善 1,743.00 216.50 12.42%
000001 2016/06/24 パキスタン:国道4号線 273.00 100.00 36.63%
000003 2016/06/24 バングラデシュ:発電設備改良・拡張 262.29 165.00 62.91%
000002 2016/06/24 タジキスタン:ウズベキスタンとの国境道路改善 105.90 27.50 25.97%
合計 12,212.02 1,730.00
図表7 AIIBが審査中の案件(金額単位:百万ドル)
番号 PT名称和訳 プロジェクト総額 うち、AIIB 比率
000019 インド:都市再開発 715.00 200.00 27.97%
000018 タジキスタン:水力発電所再開発 350.00 60.00 17.14%
000021 ジョージア:バイパス道路建設 315.00 114.00 36.19%
000020 インド:生活道路建設 502.00 141.00 28.09%
000009 インド:発電設備? 570.00 160.00 28.07%
000006 インド:送電系統 303.50 100.00 32.95%
000010 インドネシア:ダム開発及び生活保障 300.00 125.00 41.67%
000012 インドネシア:地域インフラ基金 406.00 100.00 24.63%
不明 カザフスタン:中央南方回廊道路整備 不明 不明 不明
000015 バングラデシュ:天然ガスインフラ・効率改善 453.00 60.00 13.25%
000017 カザフスタン:発電設備 69.11 不明 不明
3,983.61 1,060.00

(【出所】図表6、図表7ともにAIIBウェブサイトより著者作成)

AIIBの融資予定額は、現時点で決定されているプロジェクトが9件・17.3億米ドル(約2,000億円)、審査中の案件が11件・10億米ドル(約1,100億円)だそうです(ただし、一部の金額は不明)。しかも、ここに示した一覧表は、私自身がAIIBの開示をベースに手集計したものであり、AIIBが公表している他の資料との不整合も多数あります。このため、図表6、図表7ともに、正確性については全く保証できませんので、その点についてはご了解ください。

いずれにせよ、現時点までで決定済案件が9件、審査中案件が11件と、国際開発銀行の実態としては、非常にお寒い限りです。

案件は全て米ドル建て、3分の2は「協調融資案件」

しかも、これらの案件については全て米ドル建てです。中国が主導し、北京に本店を置いているくせに、です。

これについては、考えてみれば当たり前の話ですが、中国の通貨・人民元のうち、本土で流通している人民元は国際的な決済に使うことができません。また、オフショアで流通している人民元の金額も、せいぜい香港市場の5000億元程度に過ぎず、国際的なインフラ金融を担う通貨としては、人民元は明らかに不適格だからです。

そして、AIIBは現時点で、主要格付会社(ムーディーズ、S&P、フィッチ)からの格付を取得していません。このため、仮にAIIBが東京市場や香港市場で債券を発行しようと考えたとしても、少なくとも圧倒的な資金力を持つ日本の銀行等金融機関は、AIIBが発行する債券を購入することが極めて難しい、ということです。つまり、AIIBが融資を行う場合には、ADBと違って全額を出資金(1000億ドル弱)の範囲内で行わなければならない、ということです(図表8)。

図表8 AIIBとADBの比較
 銀行 融資残高 借入 自己資本 請求払い資本
ADB(2015年6月末) 565億ドル 660億ドル 172億ドル 1522億ドル
AIIB(2017年3月24日時点) 17億ドル 920億ドル

さらに、案件全体の、ざっと3分の2以上は、他の国際開発銀行(ADBや世銀など)との「協調融資案件」です。これも、AIIBに融資・事業推進ノウハウを持つ人材が決定的に不足している証拠でしょう。

――↓本文は以下に続きます↓――

広告・スポンサーリンク



日本はAIIBとどう対処すべきか?

中国の常套手段は「既成事実化」

以上、AIIBは現状で判断する限り、極めて怪しい組織であり、日本としては深く関わるべきではありません。

ただ、中国の経済力が伸長するに従い、AIIBの融資実績も、今後は徐々に伸びてくるかもしれません。実際、「慰安婦問題を捏造した朝日新聞」の記事でも、「中国を資金源とする建設プロジェクトに参加する期待」があるとされています。

では、実際のところはどうなのでしょうか?「中国を資金源とする建設プロジェクト」は進むのでしょうか?

残念ながら、まずAIIB自体、現状では、「債券を発行する」という形で資金を調達することはできません。格付業者からの外部格付を取得していないことに加え、日本の場合は金融庁が定める「銀行自己資本比率告示」等でも、「ゼロ%リスク・ウェイトのMDB」としての指定を受けていないからです。

したがって、仮に資金を調達するとしたら、中国政府が保有する外貨準備や、中国の「国富ファンド」である中国投資公社(CIC)などからの資金に依存するしかありません。

しかし、その一方で中国の外貨準備はその内訳が極めて怪しく(詳しくは『中国の外貨準備統計は信頼に値するか』もご参照ください)、AIIBだけに多額の貸付を行うことは難しいのが実情でしょう。

そこで、中国の常套手段が出てきます。具体的には、「G7諸国の中で、日米両国以外のすべての国が参加した!」「五大陸の全ての国が参加した!」などと大声で喧伝し、「AIIBがうまく行っている」かのように「既成事実化」することです。そして、慰安婦問題を捏造した朝日新聞を始めとする日本国内のプロパガンダ紙などが、「AIIBに入らなければバスに乗り遅れる!」などと言い募る、という手法です。

ただ、中国政府にも一つの誤算があったようです。それは、慰安婦問題を捏造した朝日新聞を筆頭とするプロパガンダ紙を信頼するほど、日本人は愚かではない、ということです。

「インドネシア高速鉄道事件」に学ぶ

ここで興味深い事件を思い出しておきましょう。それは、「インドネシア高速鉄道事件」です。以前、『インドネシア高速鉄道案件とAIIBの現状』でも指摘したとおり、もともとインドネシアの首都・ジャカルタとジャワ島の大都市・バンドンを結ぶ高速鉄道については、日本が官民挙げてインドネシア政府に提案していたものです。しかし、インドネシア政府の高官は、日本が提案した建設計画を中国側に漏らし、中国側がそれを丸ごと剽窃して、格安で受注しました。激怒した日本政府は、訪日したインドネシアの大臣を徹底的に冷遇するなど、異例の対応を行ったことは記憶に新しい点です(詳しくは上記記事もご参照ください)。

しかし、中国側が「かっさらった」格好となったインドネシア高速鉄道の建設案件については、その後、全く進捗がないようです。当たり前ですね。インドネシアは資本主義国家であり、共産主義国家の中国と違って、「建設用地を収容する」という、非常に大きなハードルが残されているからです。

日本の場合は、「私有財産制度」が徹底し過ぎているため、高速道路にしても新幹線にしても、用地買収は難航するのが常です。これに対して中国は共産主義国家であるため、政府の命令で簡単に土地の収用ができてしまいます。土地の買収一つとっても、実務面でのノウハウで比べると、日本と中国では大人と赤子ほどの違いがあります。

土地収用が進まない日本のノウハウは貴重

東京など、日本の大都市圏に居住されている方であれば、幹線道路が途中で細くなってしまっていて、道路拡張工事が全く進んでいないという場所をご存知かもしれません。東京にはそのような場所がそこかしこにあり、慢性的な渋滞に悩まされています。さらに、海外旅行などに行く方からすれば、成田空港の滑走路が奇妙な形に曲がっていて、その途中に反対派の農地などがある、という姿を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

これなども、日本で「土地収用」がいかに難しいかという証拠です。そして、日本はこうした困難を乗り越え、地味に地権者を説得し、頑張って道路・鉄道を通してきたのです。こうしたノウハウは、実は発展途上国での土地収用や環境アセスメント等でも、非常に役に立ちます。つまり、日本の財務省や国交省などには、インフラ金融において、世界で通用する人材が多数いる、ということです。

中国が主導するAIIBには、少なくとも日本政府から人材が派遣されているという話は聞きません。そして、日本政府は「インドネシア高速鉄道事件」の苦い思い出を、絶対に忘れないでしょう。少なくとも安倍政権が存在する間は、日本がAIIBに出資をすることはないと思います。

おカネだけ出してお終い、ではない!

いずれにせよ、国際開発銀行やODAについては、「おカネだけ出してお終い」、というものではありません。裏にはインフラ金融に伴う莫大な融資ノウハウが存在します。そして、AIIBが日本の出資を渇望している最大の理由は、まさにこの「融資ノウハウ」にあるのです。

逆にいえば、日本としては貴重な融資ノウハウを、絶対に中国に渡してはなりません。AIIBがこれから融資を伸ばすことはほぼ間違いないと思いますが、私は日本国民の一人として、日本政府に対し、少なくとも次の2点を守ってほしいと考えています。

  • AIIBに出資せず、かつ、財務省・国交省などから人材をAIIBに派遣しない。
  • 金融庁は自己資本比率告示上、ゼロ%リスク・ウェイトのMBDにAIIBを指定しない。

特に、財務省には「媚中派」も多く、また、「天下り先」が欲しいがために、AIIBに出資したいと考える不届き者も存在するようです。私たち日本国民としても、マス「ゴミ」にたぶらかされて日本政府がAIIBに出資したりしないように、賢明に判断すべきなのです。

速報:インドネシアが鉄道高速化事業を日本に要請へ(2017/03/26 7:15 追記)

本日、インドネシアで新たに建設される高速鉄道(ジャカルタ・バンドン間)の建設計画が中国に「かっさらわれた」話に触れました。ここでもう一つ、インドネシアの鉄道に関する最新の話題がありましたので一応紹介しておきます。

インドネシア既存路線 日本が高速鉄道受注へ 建設工事遅れで中国に不信感 ジョコ大統領要請(2017.3.25 01:04付 産経ニュースより)

今回の対象となる路線は、ジャワ島北部を通るジャカルタ・スラバヤ間の既存鉄道の高速化事業です。産経ニュースは「インドネシア側で中国への不信感が高まっている」と報じていますが、これに加えて、日本政府、さらには日本国民もインドネシアに対する不信感を強めているという事情を忘れてはなりません。

今回の事業を日本が受けるのであれば、少なくとも日本に非常に有利なプロジェクトとするのでなければならないでしょう。この話題については、別途、どこかで触れたいと思います。

※本文は以上です。

記事の転載、引用、記事へのコメントは、ガイドラインに従い、ご自由になさってください。また、気に入っていただければ、是非、クリック、あるいはSNSなどでシェアして下さい。
このエントリーをはてなブックマークに追加

お勧め記事一覧/スポンサーリンク・広告

ウェブサイトからのお知らせ

コメントは「関連記事」の下に入力可能です。注意事項「当ウェブサイトへのコメントについて」を踏まえたうえで、ご自由にコメントをなさってください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
なお、当ウェブサイトでは、現在、1日1~2回、記事を更新しており、最新記事はトップページにて常に30件表示しています。これを機に、ぜひ、「新宿会計士の政治経済評論」をブックマークに登録してください。

【最新記事100件】
  • 2018/12/16 12:30 【マスメディア論
    『お金の全てを学ぶ、マネピグ』は転載ルールを守れ (9コメント)
  • 2018/12/16 08:00 【時事|韓国崩壊
    なぜ韓国に対する制裁が必要なのか 対韓制裁こそ日本の義務 (13コメント)
  • 2018/12/16 05:00 【韓国崩壊|雑感オピニオン
    個人的体験談に根差した韓国論 「あと20年以内に消滅」? (18コメント)
  • 2018/12/15 08:00 【マスメディア論|経済全般
    ゴーン氏起訴した日本、NHKの超高額な人件費も追及すべし (25コメント)
  • 2018/12/15 05:00 【時事|韓国崩壊
    能天気過ぎる日韓議連の共同宣言と自民党内の韓国への怒り (25コメント)
  • 2018/12/14 16:15 【時事|韓国崩壊
    不誠実な韓国政府と無能すぎる日韓議連 議連総会は期待外れ (18コメント)
  • 2018/12/14 10:45 【時事|韓国崩壊
    日米両国にケンカを売る韓国、次の決行日は12月26日か? (13コメント)
  • 2018/12/14 08:00 【日韓スワップ|金融
    ABMIと日韓スワップにしがみつく韓国 その面の皮の厚さ (21コメント)
  • 2018/12/14 05:00 【時事|韓国崩壊
    本日の日韓議連総会における2つのポイントと日韓関係の危機 (9コメント)
  • 2018/12/13 17:00 【時事|韓国崩壊
    日韓議連総会の開催日程にわざわざ竹島軍事演習仕掛けた韓国 (10コメント)
  • 2018/12/13 14:00 【時事|国内政治
    野党の皆さんへ、「確実に政権が取れる方法」をお教えします (39コメント)
  • 2018/12/13 11:00 【時事|韓国崩壊
    韓国要人のインタビュー記事から感じる日韓関係の破滅 (11コメント)
  • 2018/12/13 08:00 【時事|韓国崩壊
    日本に「慎重な対応」を求めてきた、韓国外相のセンスのなさ (11コメント)
  • 2018/12/13 05:00 【経済全般
    ファーウェイ「初任給40万円」記事と不自然な中国大使館発表 (8コメント)
  • 2018/12/12 16:30 【マスメディア論|時事
    本日のウソニュース「韓国が事実上の日韓断交申し入れへ」 (4コメント)
  • 2018/12/12 12:12 【時事|外交
    カナダの元外交官を拘束した無法国家・中国と対峙する諸国 (17コメント)
  • 2018/12/12 07:00 【時事|韓国崩壊
    安倍総理よ、韓国政府による明確な合意違反を見逃すのか? (9コメント)
  • 2018/12/12 05:00 【時事|韓国崩壊|外交
    中国の存在感高まる韓国 「中国格上げ・日本格下げ」の意味 (8コメント)
  • 2018/12/11 16:15 【時事|韓国崩壊
    韓国政府、南北鉄道連結工事の着工式を強行する構えか? (10コメント)
  • 2018/12/11 12:00 【時事|金融
    米国の新たな北朝鮮金融制裁、日本にとって他人事ではない (6コメント)
  • 2018/12/11 08:00 【時事|経済全般
    粛々とサイバーセキュリティ進める安倍政権と猛反発する中国 (13コメント)
  • 2018/12/11 05:00 【時事|韓国崩壊
    韓国統一部次官の訪日とは、ツートラック外交の極みなのか? (7コメント)
  • 2018/12/10 15:00 【時事|外交
    世界は中国共産党と共存できるのか? (16コメント)
  • 2018/12/10 08:00 【時事|韓国崩壊
    徴用工判決巡り、さりげなくウソを混ぜる韓国政府関係者 (19コメント)
  • 2018/12/10 05:00 【時事|韓国崩壊
    韓国メディアを通して見る韓国社会の病理 ウソツキはだれ? (11コメント)
  • 2018/12/09 08:00 【時事|経済全般
    高輪ゲートウェイに見るJR東日本の傲慢 説明責任を果たせ (36コメント)
  • 2018/12/09 05:00 【時事|外交
    韓国KTXの事故喜ぶ恥知らずなブログ 同一レベルに堕ちるな (21コメント)
  • 2018/12/08 08:00 【時事|金融
    ユーロ圏の矛盾が噴出 フランスは民主主義を捨てたのか? (39コメント)
  • 2018/12/08 05:00 【外交
    日本国民に問う。北朝鮮という国を存続させておいて良いのか? (16コメント)
  • 2018/12/07 11:00 【政治
    米政府も一目置く、嫌韓と一線を画す論客・鈴置高史氏 (55コメント)
  • 2018/12/07 08:00 【雑感オピニオン
    師走の雑感:ウェブ言論空間と民主主義について考えてみる (8コメント)
  • 2018/12/07 05:00 【時事|韓国崩壊
    「北朝鮮」を通してクリアになる、韓国という国の本質とは? (28コメント)
  • 2018/12/06 08:00 【時事|韓国崩壊
    徴用工判決 これまでの動きと韓国政府の「出方」を整理する (32コメント)
  • 2018/12/06 05:00 【金融
    日本国債の不都合な真実:ハゲタカは日本にとって格好のカモ (15コメント)
  • 2018/12/05 17:30 【時事|韓国崩壊
    【速報】またしても徴用工判決 (16コメント)
  • 2018/12/05 12:30 【時事|韓国崩壊
    国際関係とは、純粋に法律だけの問題です (16コメント)
  • 2018/12/05 10:00 【時事|韓国崩壊
    徴用工 元駐日大使が「日本は韓国理解する心のゆとり持て」 (19コメント)
  • 2018/12/05 08:00 【韓国崩壊|金融
    日本が本気で経済制裁すれば、数字の上では韓国経済崩壊か? (12コメント)
  • 2018/12/05 05:00 【時事|韓国崩壊
    12月24日が、「日韓関係終了の日」になってしまうのか? (14コメント)
  • 2018/12/04 11:00 【時事|外交
    朝日社説の安倍批判はG20が日本にとって大成功だった証拠 (17コメント)
  • 2018/12/04 08:00 【時事|金融
    韓国に対する経済制裁、考えられる5つパターンとその可能性 (29コメント)
  • 2018/12/04 05:00 【時事|外交
    G20 会った相手と「会わなかった相手」から読む安倍外交 (11コメント)
  • 2018/12/03 10:15 【時事|韓国崩壊
    韓国大統領が初めて徴用工に言及も、韓国への経済制裁が視野に (31コメント)
  • 2018/12/03 08:00 【時事|韓国崩壊
    朝日新聞にも掲載された徴用工巡る「3者基金構想」の愚劣さ (11コメント)
  • 2018/12/03 05:00 【時事|外交
    「2回目の米朝首脳会談」?北朝鮮が核放棄に応じますかね? (9コメント)
  • 2018/12/02 08:00 【時事|韓国崩壊
    アルゼンチンG20会談で見えた、「日韓関係の冷え込み」 (29コメント)
  • 2018/12/02 05:00 【時事|外交
    ツイッターとG20集合写真から見えるトランプ氏の世界戦略 (18コメント)
  • 2018/12/01 08:00 【政治
    国連国際法委員会の採択文書について、もう少し眺めてみる (18コメント)
  • 2018/12/01 05:00 【雑感オピニオン
    ウェブ評論の世界から、「ルールを守ること」を考えてみる (8コメント)
  • 2018/11/30 15:00 【時事|韓国崩壊
    毎日新聞が報じた徴用工判決巡る「日本側の対抗措置」とは? (32コメント)
  • 2018/11/30 10:00 【政治
    徴用工判決巡り、中央日報さんはいったいどうしたいのですか? (23コメント)
  • 2018/11/30 06:00 【時事|韓国崩壊
    韓国崩壊は自業自得だが、日本はそれをあざ笑うべきではない (15コメント)
  • 2018/11/29 13:15 【時事|韓国崩壊
    補足論点:韓国の裁判所は万能なのか?荒唐無稽な徴用工判決 (36コメント)
  • 2018/11/29 11:30 【時事|韓国崩壊
    【速報】またしても韓国で自称元徴用工に損害賠償命令 (20コメント)
  • 2018/11/29 08:00 【RMB|日韓スワップ|時事|金融
    河野太郎外相の個人ブログの「為替スワップ」、行間を読む (1コメント)
  • 2018/11/29 05:00 【雑感オピニオン
    月間PV100万件の御礼とウェブ評論の今後 (3コメント)
  • 2018/11/28 14:00 【時事|国内政治
    「今の道徳教育の危険性」をかたる前川元次官の説得力のなさ (12コメント)
  • 2018/11/28 12:15 【時事|韓国崩壊
    韓国政府、河野外相発言に「不適切」と猛反発も打つ手なし? (29コメント)
  • 2018/11/28 08:00 【時事|国内政治
    もりかけ問題、どうなった? 内閣支持率が上昇する理由 (10コメント)
  • 2018/11/28 05:00 【金融
    読者コメントに思う:時限的に「無税国家」を実現してみては? (33コメント)
  • 2018/11/27 11:00 【時事|韓国崩壊
    仏像が韓国のもの?韓国市民団体主催の呆れた討論会 ほか (10コメント)
  • 2018/11/27 08:00 【時事|韓国崩壊
    河野外相「駐韓大使帰国なし」報道に見る韓国紙の曲解と本音 (20コメント)
  • 2018/11/27 05:00 【経済全般
    宝くじで「絶対に負けない方法」を編み出しました (13コメント)
  • 2018/11/26 13:15 【時事|韓国崩壊
    韓国政府「南北鉄道連結事業は北朝鮮制裁の対象外」、本当? (20コメント)
  • 2018/11/26 10:00 【時事|韓国崩壊
    「米政府、日韓に歩み寄り促す」?それは「韓国に」言うべき (27コメント)
  • 2018/11/26 06:00 【時事|韓国崩壊
    辛うじて踏みとどまる日韓関係、小康状態はいつまで続く? (22コメント)
  • 2018/11/25 12:00 【政治
    「韓国政府、日本と断交を決意」?悪質サイトのウソニュース (23コメント)
  • 2018/11/25 05:00 【政治
    月間PV100万件間近 「文章作成術」について考えてみた (9コメント)
  • 2018/11/24 12:00 【時事|韓国崩壊
    国として終わった韓国:慰安婦財団解散騒動の報道あれこれ (15コメント)
  • 2018/11/24 06:00 【韓国崩壊
    結局、慰安婦問題も国内問題。日本国民の覚悟が問われている (21コメント)
  • 2018/11/23 12:00 【マスメディア論
    国民の敵・NHK「受信料2.5%引き下げ」の欺瞞を許すな (20コメント)
  • 2018/11/23 06:00 【日韓スワップ|時事|金融
    利上げも利下げもできない韓国のジレンマとは? (17コメント)
  • 2018/11/22 12:15 【時事|韓国崩壊
    外国では慰安婦は「性奴隷問題」。この現実から逃げるな! (50コメント)
  • 2018/11/22 10:00 【時事|韓国崩壊
    やっぱり狡猾だった韓国政府「合意の破棄・再協議要求せず」 (26コメント)
  • 2018/11/22 06:00 【時事|韓国崩壊
    慰安婦財団解散めぐり抑制的な日本政府の「別の意図」とは? (29コメント)
  • 2018/11/21 15:45 【時事|韓国崩壊
    政府、慰安婦財団解散に現時点では抗議だけ その真の狙いは? (26コメント)
  • 2018/11/21 12:30 【時事|韓国崩壊
    日韓新時代へ:慰安婦財団解散に踏み切った韓国政府の蛮勇 (19コメント)
  • 2018/11/21 11:40 【時事|韓国崩壊
    【速報】韓国政府、「慰安婦財団」の解散を正式発表 (6コメント)
  • 2018/11/21 09:30 【時事|韓国崩壊
    【速報】中央日報「本日、慰安婦財団解散を公式発表へ」 (8コメント)
  • 2018/11/21 06:00 【時事|韓国崩壊|金融
    慰安婦財団は今週解散?合意破棄なら日本政府は経済制裁せよ (7コメント)
  • 2018/11/20 22:30 【時事|韓国崩壊
    【速報】聯合ニュース「今週中に慰安婦財団解散」と報道
  • 2018/11/20 13:00 【時事|韓国崩壊
    慰安婦財団と国連強制失踪委 もう「厳重抗議」段階ではない (31コメント)
  • 2018/11/20 10:45 【時事|経済全般
    カルロス・ゴーン氏の逮捕容疑「有報の虚偽記載」とは? (21コメント)
  • 2018/11/20 08:00 【時事|韓国崩壊
    韓国が直面しているのは「奇跡的な機会」でなく「滅亡の危機」 (24コメント)
  • 2018/11/20 05:00 【時事|外交
    安倍総理が中韓に「言及しなかったこと」自体がメッセージだ (2コメント)
  • 2018/11/19 09:45 【時事|韓国崩壊
    日韓商工会議所の会談延期報道の真相:これぞ日韓新時代か? (16コメント)
  • 2018/11/19 08:00 【時事|韓国崩壊
    「韓国ザマ見ろ」ではない、日本への打撃も覚悟の日韓断交論 (35コメント)
  • 2018/11/19 05:00 【マスメディア論|時事
    日テレ『イッテQ』捏造事件巡る、説得力のある朝日新聞社説 (32コメント)
  • 2018/11/18 12:00 【雑感オピニオン|過去ブログ
    「人間、いくつになっても努力は必要」。7年目の振り返り (9コメント)
  • 2018/11/18 06:00 【時事|韓国崩壊
    「請求権消滅せず」?なら日本こそ韓国に請求権を行使しよう (19コメント)
  • 2018/11/17 12:00 【時事|国内政治
    改憲ももちろん大事だが、むしろ本丸の1つはマスコミ改革? (31コメント)
  • 2018/11/17 06:00 【時事|韓国崩壊
    もし本当に韓国政府が今月中に「慰安婦財団」を解散したら? (27コメント)
  • 2018/11/16 22:15 【時事|韓国崩壊
    【予告編】「韓国政府が今月中に慰安婦財団解散」報道の真偽 (6コメント)
  • 2018/11/16 16:00 【マスメディア論|時事
    植村元記者の会見の感想とは「言論を訴訟に持ち込む愚劣さ」 (5コメント)
  • 2018/11/16 12:00 【時事|韓国崩壊
    ダム、徴用工、日本企業撤退:国として終わりかけている韓国 (22コメント)
  • 2018/11/16 10:00 【時事|外交
    北方領土問題、最終的に時間が日本に味方する (32コメント)
  • 2018/11/16 06:00 【時事|韓国崩壊
    韓国外交部の「徴用工判決に対する立場表明」の意味を考える (20コメント)
  • 2018/11/15 21:25 【時事|韓国崩壊
    【速報】韓国外交部が「強制徴用賠償判決」に対する立場表明 (15コメント)
  • 2018/11/15 16:15 【韓国崩壊
    【FAQ】どうして当ウェブサイトで人名を日本語読みするのか (24コメント)
  • 2018/11/15 14:30 【時事|韓国崩壊
    フッ酸輸出制限はおそらく事実 ではそれが意味するものは? (34コメント)

  • 著者のコンタクト先:info@shinjukuacc.com

    【PR】スポンサーリンク・広告

    ※広告表示の詳細についてはプライバシー・ポリシーのページをご参照ください。