「観艦式に韓国招待せず」?儀礼面で距離を置くことを歓迎する
昨日の『結局、日本は釜山沖会合共同訓練に参加するのか、しないのか』の続きです。防衛省の情報発信にはさまざまな問題があるため、結局、今年4月に韓国・釜山沖で行われる多国間の共同海上訓練に、日本が参加するのか、しないのかは、よくわかりません。ただ、その一方で、本日の産経ニュースの報道によれば、今年10月に海上自衛隊が主催する観艦式では、防衛省が韓国海軍を招待していないことが判明したそうです。実務面では(いやいやながらでも)協力関係を続けつつ、儀礼面ではスパッと距離を置く。これこそが、現在の日本にとってできる、非常に有力な対抗措置であるといえるでしょう。
目次
まだ続く「参加する、しない」論争
今年4月、韓国の釜山で東南アジア諸国連合(ASEAN)の防衛相会議「ADMM」の関連会合と海上合同訓練が予定されているという話題については、以前から当ウェブサイトでも紹介してきたところです。
これについて、昨日の『釜山沖共同訓練参加を巡る報道の虚実と「本当の背景」を探る』は、「韓国が『日本は韓国沖合の合同訓練に参加しない』と発表したが、日本は『参加する』と発表した」、という前提で議論を進めました。
ただ、インターネット上では「日本は海上訓練には参加しないのではないか?」との指摘も相次いでいます。
私自身は『結局、日本は釜山沖会合共同訓練に参加するのか、しないのか』で申し上げたとおり、昨日までの情報で判断する限りは、「日本は釜山港への入港を見送るだけで、その後のすべてのプログラムには参加する(つまり海上共同訓練も含めて参加する)」という意味だと考えています。
ところが、自民党の山田宏参議院議員は昨日、「そもそも釜山沖での海上合同訓練に参加しない」という趣旨のツイートを発信されています。
拡大ASEAN合同演習は2年に1度行われ、今回の幹事国は韓国とシンガポール。演習は韓国の釜山港、シンガポールのチャンギ港、そして釜山沖からチャンギ沖までの航海でしたが、航海演習は急遽中止で、海自は釜山には参加せずチャンギのみ。朝日は保守側の安倍批判に火をつけようとしてるように見えます。(2019/02/24 17:51付 ツイッターより)
拡大ASEAN合同演習は2年に1度行われ、今回の幹事国は韓国とシンガポール。演習は韓国の釜山港、シンガポールのチャンギ港、そして釜山沖からチャンギ沖までの航海でしたが、航海演習は急遽中止で、海自は釜山には参加せずチャンギのみ。朝日は保守側の安倍批判に火をつけようとしてるように見えます。 https://t.co/cscjhAGmPN
— 山田宏 自民党参議院議員 (@yamazogaikuzo) 2019年2月24日
山田氏は「防衛大臣政務官」という立場でもあり、報道されていない情報についても知り得るお立場なのだと思いますので、このツイートは、「日本は参加しない」説を強く補強する材料と考えて良いでしょう。また、このツイートが正しい情報だった、朝日新聞の報道が誤報だ、ということになります。
山田議員、そのツイート、大臣の了解を得ていますか?
ただ、かりに山田氏のツイートが正しかったとすれば、岩屋氏の発言と齟齬を来します。なぜなら、昨日も申しあげたとおり、岩屋氏の発言を総合的に判断すれば、「日本の自衛艦は釜山港の入港のみを見送るのであって、海上訓練を含めたすべてのプログラムに参加する」と読むのが自然だからです。
私自身、ADMM会合のすべてのプログラムを知り得る立場にはありませんが、自然に考えて、もともとのプログラムは、時系列的には
①参加国艦艇が釜山港に集結→②釜山港を離れて韓国沖合で演習を実施→③シンガポールに移動
と計画されていたのではないでしょうか?(山田議員のツイートにもそのように読める下りがあります。)
この理解は、「日本はADMMプラスの専門家会合による海上訓練に各国とともに参加することが非常に重要であると考えており、釜山港には入港しないが、その後のプログラムには参加する」という岩屋氏の説明と非常に整合しています。
もちろん、時系列でみて、上記②と①が逆転し、
②釜山沖での海上訓練→①釜山港入港→③シンガポールに移動
となっていたのだとすれば、「釜山港には入港しないが、その後のプログラムには参加する」という岩屋氏の説明と、「釜山沖での海上訓練には参加しない」という山田氏の説明は整合しますが、この説明にはやや無理があるように思えてなりません。
山田氏のツイートの問題点は、それだけではありません。山田氏は、
釜山沖からチャンギ沖までの航海でしたが、航海演習は急遽中止で、海自は釜山には参加せずチャンギのみ
と、岩屋防衛大臣の説明にない情報を付け加えているのです。果たして山田氏はツイートを発信するにあたり、岩屋氏の了解を取っているのでしょうか?
いずれにせよ、山田氏は岩屋防衛相を補佐「政務官」という立場でもあるため、岩屋氏の説明不足をツイッターで補足した、ということなのかもしれませんが、そんな機微な内容を発表するなら、ツイッターではなく政務官としての記者会見で発表して欲しいと思います。
(※なお、個人的には山田氏が防衛大臣政務官の立場にあるからといって、このツイートを「正しい」と盲信するつもりはありません。むしろ私は現時点でも、「日本は海上共同訓練に参加しない」という韓国メディアの発表は誤報であると考えています。)
韓国メディアが(なぜか)大騒ぎ!?
さて、本件を巡っては、わが国のメディアがもっと積極的に取り上げるべきであると思うのですが、意外なところから意外な反応が出て来ました。なぜか韓国メディア『中央日報』(日本語版)が、本件を巡って大騒ぎしているようなのです。
日本、釜山国際海洋訓練への参加をめぐり一進一退(2019年02月25日06時48分付 中央日報日本語版より)
中央日報は韓国釜山沖の海上共同訓練を巡り、「韓日が神経戦を繰り広げている」としたうえで、朝日新聞が23日に報じた記事を紹介。そのうえで、海上共同訓練については
「東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国や韓日米露など計18カ国が国際海上の犯罪に共同で対応して海洋施設の保護のために実施する合同訓練だ。釜山(4月29日~5月2日)とシンガポール(5月9~13日)の2回に分けて行われる。この訓練には計11カ国から16隻の艦艇が参加する。」
と紹介しています。
海上訓練の詳細な日程についてはADMMのホームページにも日本の防衛省のホームページにも記載されておらず、報道を通じて確認するしかないのですが、この中央日報の報道で見る限りは、やはり先ほど私が推論した内容と合致しています(※誤報が多い中央日報のことですから盲信はNGですが…)。
また、この中央日報の記事は韓国政府・国防部から説明を受けて執筆されているらしく、記事には次のようなくだりもあります。
「国防部は異例の立場資料を出しながら「日本側の訓練参加方式に対する日本防衛相の発言に関連した報道は、釜山で開催された最終計画会議で決めた内容とはズレがあるようだ」と説明した。国防部はこれまで海外メディアの報道に対応をしないのが慣例だった。国防部は報道資料で「日本は釜山の海上訓練には艦艇を派遣せずに準備会議だけに参加し、シンガポールの海上訓練には海上自衛隊艦艇2隻を派遣する」と発表した。これは21~22日に釜山ウェスタン朝鮮ホテルで開かれたASEAN拡大国防相会議(ADMM-Plus)海洋安保分科委員会会議で日本側代表が伝達した立場だったという。」
要するに、昨日私が提示した仮説でいうところの「日本の手のひら返し説」ですね。
もしこの中央日報の報道が真相に近いのであれば、日本が韓国に「ウソの発表をする国だ」というレッテルを張るために、わざと韓国政府に対して「合同訓練には参加しない」と伝達し、公式発表では「合同訓練に参加する」と述べた、という仮説が成り立つでしょう。
(※もっとも、日本政府がそこまでの狡猾さを持っているのかどうかについては微妙ですが…)。
防衛省GJ!そのくらいでちょうど良い
ただ、今朝の産経ニュースには、もっと大きなスクープが出ています。それは、今年10月に海自が開く国際観艦式で、韓国海軍に招待状を発送していない、という話題です。
海自観艦式、韓国を招待せず レーダー照射で溝(2019.2.25 05:00付 産経ニュースより)
産経ニュースは「複数の政府関係者が24日に明らかにした」としつつ、「韓国駆逐艦による海自P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題が、解決に向けて進展していないことへの措置だ」と述べています。
この報道が事実ならば、私は素直に歓迎したいと思います。というのも、安倍総理や岩屋防衛相は普段から「日米韓3ヵ国連携が大切だ」、「日韓関係は厳しいが、協力できるところは協力すべきだ」といった趣旨の発言をしていますが、裏ではきっちりと仕事をやっている証拠だからです。
国際的な防衛協力は、合同訓練のように実務的なものもあれば、国際観艦式のように儀礼的なものもあります。「自衛艦が4月に韓国・釜山への入港を見送るものの、その後のプログラムには参加する」というのも、儀礼的なものと実務的なものをきちんと分けて考える、という措置だと理解できます。
いわば、韓国との間では実務的な協力関係はできるだけ維持しつつも、儀礼的な関係では距離を置く、という姿勢は、現在の日本にできるギリギリの措置でもあります。
しかも、産経ニュースによると、防衛省はすでに米・豪・印・シンガポールに加え、中国にまで案内を出しているそうですが、「インド太平洋戦略」の友好国すべてに加え、仮想敵国である中国まで招待しておきながら、韓国を招待しないというのは露骨なメッセージです。そして、記事の中では
- 「韓国がレーダー照射問題で前向きな対応をとれば招待することは可能だが、今の状況が続くようでは難しい」(防衛省幹部)
- 「観艦式は首相も出席する海自の一大イベントだ。レーダー照射問題を棚上げにして韓国海軍を呼べば、日本が許したとの誤ったメッセージを送ってしまう。韓国が事実を認め、謝罪しない限り招待はあり得ない」(自民党国防族)
という発言も紹介されていますが、韓国がレーダー照射問題で責任を認めて謝罪するとは考え辛く、このままでいけば、日韓防衛協力が縮小するのも不可避だといえるでしょう。
「日韓断交、バンザイ」の間違い
もっとも、当ウェブサイトでは「日韓断交、バンザイ!」などと叫ぶつもりはありません。私はすでに日韓両国が心の底では相互信頼を失っていると考えていますが、それでも経済、安全保障、人的交流などの面で日韓は深いつながりを持っているからです。
当然、いざ「日韓断交」となれば、韓国だけでなく日本にも大きな混乱が生じますが、現在の日本に、それに対する備えができているとも思えません。
国会では相変わらず安倍政権の揚げ足取りの質問ばかりが行われていますし、憲法改正問題についても棚上げのままです。さらに、大手マスコミ各社による「もりかけ問題」のような偏向報道、切り取り報道も深刻です。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただし、1つの希望があるとすれば、インターネットを通じて情報を集めようとする、心ある人たちが増えていることでしょう。
もちろん、「日本は海上訓練に参加するのか、しないのか」という情報1つとってみても、インターネット空間では諸説が流れていますし、それらの情報のすべてが正しいとは限りませんので、国民ひとりひとりがきちんと自分で判断し、取捨選択していかねばなりません。
結局、日本国民が賢くなり、偏向報道する新聞を読まず、偏向報道するテレビを見ず、そして選挙ではきちんと投票することこそが、日本をより良い姿に導いていく唯一の方法なのだと思うのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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ちょっとスッキリしました。
●山田防衛政務官のツイッター
私はこう読めました。
—
演習は韓国の釜山港、シンガポールのチャンギ港、そして釜山沖からチャンギ沖までの航海でしたが、航海演習は急遽中止で、海自は釜山には参加せずチャンギのみ。
—
当初予定は
①釜山沖演習
②釜山→シンガポール・チャンギの航海演習
③シンガポール・チャンギ沖での演習
の3つで、そのうち②「航海演習」が急遽中止となった。つまり、今回の合同演習全体は①③のみ。
海自は①釜山に参加しない(釜山に艦艇を派遣しない)ので、結果、③のチャンギ沖演習にのみ参加することとなった、と私には読めます。
これは、防衛相会見
「釜山への入港は見送りますけれども、後のプログラムは全部参加するということで臨みたい」
と、齟齬が無い、と思います。
●25日中央日報記事
「日本は釜山の海上訓練には艦艇を派遣せずに準備会議だけに参加し、シンガポールの海上訓練には海上自衛隊艦艇2隻を派遣する」
これも、岩屋防衛相発言、山田政務官発言と齟齬はありません。準備会議参加も、艦艇を派遣せずにできることなので、同様です。
●22日朝日の記事は
「4月29日から5月2日まで韓国・釜山沖で行われる海上共同訓練に海上自衛隊が参加することを表明した。」
なので、完全に誤報です。
25日中央日報記事でも、韓国国防省関係者は朝日の誤報に対してコメントしているようで、防衛相会見を見ているかどうかよくわかりませんね。
日韓関係を混乱に陥れた張本人が朝日新聞誤報、と言うことだと思いました。
と思ってるんですが、違いますかね?
ついでに、
②の航海演習中止は、他国から日本への配慮なのかもしれない、と思いました。
完全に想像ですが。
自分もなんちゃんさんの見解に賛成です。
予想がはずれて山田議員暴走説に走る新宿会計士さんの読みは、自分の直感とは違いますね。
もうちょい補足。
防衛相会見では「釜山に入港しない」と言っていますが、釜山沖演習に参加するしないは言及していません。
その理由としては、おそらく、事を荒立てない態度を示すためくらいのことじゃないかと思います。
ネックは旭日旗のこともあったし、韓国の港に入港できないことであって、何も韓国主催の釜山の演習を拒否しているんではないんだ、と強調したいがためなのだろうと想像しています。(それが許せないという人が結構多いみたいですが)
入港しない結果、友連れでできなくなること(①釜山沖演習、②航海演習)は、仕方ないよね、と。
まあ、その方が腑に落ちるなー、くらいのことです。
なんちゃん様
なるほど、確かにそう読めば齟齬が無いですね。
朝日新聞が誤報で混乱させた。
朝日はいつも日韓関係を更なる混乱へと巻き込む誤報砲をぶっこんで来ますね…(汗)
断交による影響って具体的にはどうなんでしょうね?
訪日韓国人による観光では、実はあまり日本に利益になってないという記事はみたことあります。
なんとなく影響はあるだろうけど、そこまで大きいものではないのではないかというのが私の感覚なのです。
経済を知らないので具体的な予想が全く出来ないのですが、もし機会がありましたら具体的に日本が受ける打撃についてご教授頂けたらと思います。
こうやって騒ぎになってしまうこと自体、韓国側の思う壺なような気もします。
私が韓国側なら、「日本の保守派はちょっと揺さぶれば身内批判をして、足を引っ張る」と解釈して今後、有ること無いこと言ってやろうと画策します。
ADMMプラス知らんかったな
ASEAN10ヶ国プラスASEAN域外国8ヶ国
(豪州、中国、インド、日本、NZ、韓国、ロシア及び米国)
つまり、世界中の軍に日韓が協力体制に無いって
宣伝するコトになるんだな
普通なら、”ホスト国の面目丸潰れ”って方が
大問題になる事案だと思うのだが?
更新ありがとうございます。
バンザイ!いえいえ、よそ事です(笑)。
しかし10月に日本主催の国際観艦式に、米、豪、印、シンガポール、更に中国まで招待しておいて、アノ小狡い韓国をハミゴ(仲間ハズレの意味)にするなんて、なかなか海自、防衛庁もやりますな〜。
無論、安倍首相はじめ首脳陣の強い意向でしょうが、あんなゴロツキは呼ばんでいい。シナは分かります。真の敵性国だけに、むげに敵だと言わず、手を繋げる所はする、と。
あ、そうそう釜山港は行かないんですね、シンガポール沖だけでOKです。また釜山行ったら旗降ろせ、言われてハラが立つ!
戯言ですが、韓国を招待して豊臣秀吉の馬印を掲げるのも一興かも…。なんてね!
要するに物事はきちんと区別して対応しましょうねということだろう。そんなことが日本に出来るギリの対応というのはなんとも大袈裟なという感じ。感情のコントロールは韓国人なんかよりよっぽど出来ているのが日本人のいいところさ。ただし怒りが沸点を超えると誰も止められない。今、その沸点に限りなく近いと思うね。だから日韓断交でもいいんだよ。肉を切らせて骨を断てばよい。しかし韓国メディアは後腐れの記事をよく書くね。お里が知れるというもんだよ。品良く育っていれば言わずもがなが理解できるはずだ。そこが出来ない韓国メディアの右往左往に付き合う必要はサラサラない。あんまり細かい事ばかり追っていると大局を見失う。中国の覇権国まっしぐらか大崩壊がという時に小国のノイズに引っ張られないことが肝要だよ。アメリカが何とかするんだろ、最後はな。
観艦式に韓国を招待したら、「日本は脅威飛行を認めろ、認めなければ行ってやらない。」などという謎のマウンティングをしてくるのは確実でしょうしね。
「招待することが韓国に誤ったメッセージを送ることに繋がる」という論理を通すのであれば、
当然天皇即位礼にも招待しませんよね?
ここは是非とも期待したいところです。
名無しの猫様
「貴国の国会議長から、天皇侮辱発言の謝罪を受けていないことから、今回はご招待を見送ることにいたしました。非常に残念ではあります。」というのでは、ダメですかね?
確かタロー外相が男梅議長発言に対する謝罪と撤回を大統領府に申し入れて、そのままになっていませんか(記憶違いかな)?
もし謝罪に値しないと言う回答とか、回答しないというようなことなら、当然招待なんか出来ませんよね。
期限を切って再度回答を申し入れるべきでしょう。
ちょっとテーマと直接関係なくて恐縮ですが、関連記事がかなり昔なのでこちらへ。ご容赦ください。
国連人権理事会で演説へ 慰安婦・北人権問題などに言及=韓国外相(聯合ニュース)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190221003200882
少し前に流れたニュースですが、これ、演説は今日らしいんですよね。
日本の代表には是非反論演説をしてほしいところなんですが、国会でもこれを質す質問が出てきていないようで。今のところ。
すこーし、心配です。
日本は謝罪したこと、お互い国際問題にしないことで合意したこと、性的奴隷ではなく売春婦であること、などなど、いい機会じゃないですか。
それとも、反論演説は合意違反だから日本はやらない? 別途「遺憾の意」?
今年10月に海自が開く国際観艦式に韓国を招待するのか?しないのか?
大変難しい問題ですね。
そこで何かヒントになるものはないか、ネットで検索してみました。
するとこんな悩み相談を見つけました。
【昨日小学校4年生の娘のクラスメートAちゃんのお母さんに怒鳴り込まれました】
娘がAちゃんをイジメていると言われました。
具体的には、先月末に娘の友達を招いて、娘の誕生日会をしたのですが、それにAちゃんを誘わなかったので、それがイジメだと言われました。
誘われなかったAちゃんは誕生会の日に家で泣いていたそうです。
娘がAちゃんを誘わなかったのは、娘の親友がAちゃんと気が合わないからだそうです。
Aちゃんのお母さんの怒鳴り込みにおびえた娘は、今後Aちゃんとは遊びたくないと言っています。
今後どうすればいいのでしょうか?
う~ん、韓国と日本みたいですね、どちらの悩みも深刻そうです。
私は、Aちゃんにちゃんと理由を話して謝るべきだと思います。
やっぱりイジメはよくないです。
そうなると、もし韓国を自衛隊が誘わなかったら、やっぱり日本の立場が悪くなり、後で謝罪するはめになると思うので、そんなお誕生日会に呼ばない・・・じゃなかった国際観艦式に呼ばないとか、程度の低いイジメは止めるべきではないでしょうか?
どうせやるなら、レーダー照射問題で、中途半端なところで「無視する」とか言って逃げないで、徹底的にやるべきです。
レーダー照射問題で経済制裁まで発動してもいいじゃないですか。
あんな形で中途半端に幕引きするから、子供のお誕生日会レベルの、招待するとか、しないとか、私に言わせたら「小学校のイジメかよ」って話を防衛省がやらなきゃいけない羽目になるんですよ。
まったく、くだらない(笑)
観艦式には招待しないんですね。
Aちゃんを韓国、娘を日本というのは無理があるかと思います。
なぜなら Aちゃんは娘に、暴言も敵対行動も被害も与えていないと思われるからです。
Aちゃんを韓国と言うなら、娘はアメリカ、娘の親友が日本になると思いますが?
釜山-チャンギの航海演習は急遽中止 が本当だとしたら、その背景を知りたいところですね。
米日の意向だとしたら面白い展開です。それに、釜山-チャンギて相当距離があるので、
主にASEANサイドは”航海訓練中止ならチャンギだけで良くね?”てなって、釜山沖訓練に参加は韓中露のみ、とかなったら、中々香ばしい演習になるなー、などと妄想しております。
なお、10月の観艦式不招待は、当の然です。
「小学生のイジメ」はいかん、などの意見もあるようですが、こうしたことの徹底が
虚栄心の塊のようなかの国には効果あるんですよ。
同感です。
わざわざ向こうのメンツを立ててやる必要もなく、招待したとしても「韓国、日本の招待を一蹴」→「精神的勝利」と、それこそお子様なマウンティングをしてくる流れが見えますし、これも外交戦術の一つかと。
岩屋大臣には、正直今回は余計な事をして欲しくない気持ちです…。
>日本が韓国に「ウソの発表をする国だ」というレッテルを張るために、わざと韓国政府に対して「合同訓練には参加しない」と伝達し、公式発表では「合同訓練に参加する」と述べた、という仮説が成り立つでしょう。(※もっとも、日本政府がそこまでの狡猾さを持っているのかどうかについては微妙ですが…)。
以前もコメントしましたが、一国の政府として、これぐらいの技は普通です。要は技を使う相手さえ間違わなければ。ですが。
>「観艦式は首相も出席する海自の一大イベントだ。レーダー照射問題を棚上げにして韓国海軍を呼べば、日本が許したとの誤ったメッセージを送ってしまう。韓国が事実を認め、謝罪しない限り招待はあり得ない」
アッパレ!です。(笑)久しぶりに気持ちよく笑いました。
ただ、日本政府には、気を抜かず、半島対応をして、いただきたいです。半島の先には、中国やロシアがあります。隙を見せてはいけません。脇はしめてかかりましょう。
また、国内問題にも注意を怠らずにいて下さい。国内に、反日勢力を多数抱えていることを忘れないで下さい。国内から崩れたのでは、国防も何もあったものではありません。
だんだん低級な話になってきたね。ストーカー韓国に対するか弱い日本の怯えがどうのこうのでは埒が開かんわな。岩屋君が頼りないので少し強面の山田君がナイスフォローというんじゃもう先が無い。誰か骨を拾ってやれよ〜、早めにな。人事は人を生かしてこそだ。平時と戦時の違いがあるでしょうよ、ドンバチやらなくてもね。ワシは岩屋君が嫌いではないんだが、だんだん好きではなくなってくるわな。タイミングがなぁと安倍ちゃんは考え悩んどるだろうよ。麻生閣下の出番だと思うがな。年の功で。
米朝・米中会談が済まないと米の対韓方針が決まりません。
それが決まらないと日本の対韓方針も決めれません。
要するに韓国を相手にしている訳じゃなんいですよ。
〉「インド太平洋戦略」の友好国すべてに加え、仮想敵国である中国まで招待
「自由で開かれたインド太平洋戦略」の事であれば、昨年晩秋頃より「自由で開かれたインド太平洋」にフレーズを変えております。
そして現在の「自由で開かれたインド太平洋」において、中国は仮想敵国どころか、『包括性・透明性ある方法でルールに基づく国際秩序を確保』しうる限りは、協力すべき対象となっています。
https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/02/25/214400
韓国招待せず、のニュースは読売の記事だとニュアンスが変わってました。
岩屋大臣はインタビューで「招待しないことを決めたという事実はない。諸情勢を勘案しながら適切に判断していきたい」と述べたそうで、つまり保留中というニュアンスでした。
まあ韓国が今更レーダー照射の件を認めることもないでしょうから、
ほぼ招待せずで決定するんでしょうけど、きっと、たぶん。
海自が主催するセミナーには招待しておいて、誤ったメッセージ云々はちょっと理解しづらいところもありますがイベントの規模が違うからなんでしょうかね。
それとも単に連携がとれていないのか。
それはそうと、政府高官ともあろうものがツィッターで情報発信など論外です!
そこは、ふつうカカオトークだろ常考。
日本政府が妙な優等生意識を発揮して招待しなきゃいいんですがね。