韓国国会の佐渡金山撤回要求は日本国民に対する挑戦状

日韓関係がギクシャクするなかで、外務省が日本国民に見えないところで韓国とコソコソ協議し、韓国に対し譲歩しようとしているフシがある、という点については、かねてより当ウェブサイトでも取り上げてきた論点です。ただ、こうした外務省の悪しきたくらみを踏み潰す出来事がありました。韓国国会が日本政府に対し、佐渡金山の世界遺産登録推薦を取りやめるよう要求する決議を、賛成多数で可決したのです。いわば韓国国会からの日本国民に対する挑戦状です。ここまで公然とやられてしまうと、外務省が水面下で動くということも難しくなるのではないでしょうか。

小渕・金大中共同宣言は日本の誠意の証拠

日韓関係が「ギクシャクしている」、といえば、多くの方が賛同していただけることでしょう。

ただ、その「ギクシャク」の原因がどちらにあるかといわれれば、かつては「日本の側にある」と信じている人が、日韓ともに多数を占めていたのではないでしょうか。

韓国メディアの報道、あるいは韓国人の友人らから聞く韓国国内の教育などの情報を総合すると、韓国国内では「日帝強占期に日本は韓国に酷いことをした」、「にも関わらず、日本は過去に誠心誠意向き合おうとしないし、謝罪も賠償も不十分だ」、といった認識が一般的であるようです。

ただ、それ以上に問題なのは、日本社会の方でした。

日本でもおそらく1990年代ごろまでは、何度も過去を蒸し返す韓国に対し、違和感を覚える人はいたかもしれないにせよ、社会の大多数は「韓国が怒っているのなら、いちどちゃんと謝罪して和解すべきだ」と考えていたのではないでしょうか。

1998年に出てきた、当時の小渕恵三首相と金大中(きん・だいちゅう)韓国大統領による『日韓共同宣言』を読むと、日本社会におけるこうした空気を感じ取ることができます。

宣言の第2項目に、こんな趣旨の記述があります。

両首脳は、日韓両国が21世紀の確固たる善隣友好協力関係を構築していくためには、両国が過去を直視し相互理解と信頼に基づいた関係を発展させていくことが重要であることにつき意見の一致をみた

小渕総理大臣は、今世紀の日韓両国関係を回顧し、我が国が過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫びを述べた

おそらく、当時の日本社会の認識は、これに尽きるのでしょう。

日韓関係の実情を知る者がこの小渕発言を読むと、本当にやりきれない気持ちになるかもしれません。しかし、この発言は、現在の感覚ではなく、当時の日本人の心理を踏まえたうえで読む必要があります。

それに、日本国内のメディアも韓国側の「プロパガンダ」を垂れ流していたフシがありますので、当時の日本国民の多くは、「韓国があそこまで怒っているのだから、きっと日本の朝鮮支配は酷いものだったのだろう」、などと信じ切っていたと思われるのです。

こうした状況に照らし、小渕元首相のこの発言は、日本人なりの真摯さの証拠であり、日韓関係を修復し、未来志向で発展的なものにしようとする決意が込められていると考えるべきでしょう。

日本の真摯さを踏みにじった韓国

実際、金大中元大統領は、これに次のように応じています。

金大中大統領は、かかる小渕総理大臣の歴史認識の表明を真摯に受けとめ、これを評価すると同時に、両国が過去の不幸な歴史を乗り越えて和解と善隣友好協力に基づいた未来志向的な関係を発展させるためにお互いに努力することが時代の要請である旨表明した」。

この「小渕・金大中宣言」をもって、日韓両国は「過去の不幸な歴史」を乗り越え、「和解と善隣友好協力」に基づき「未来志向的な関係を発展させる」ことで合意したはずだったのです。

それを踏みにじったのは、韓国です。この共同宣言を、韓国の国会は2001年7月に全会一致で破棄するように要求したからです。

対日関係全面見直し決議、韓国国会が採択

―――2001/07/18付 ウェブ魚拓サイトより【朝日新聞記事】

この事実は、大変に重要です。

日本がどれだけ真摯に謝罪しても、どれだけ真摯に反省しても、韓国は絶対に許してくれないという証拠でもあるからです。

ネットの発達で変わった日本人の意識

その後、日本の側でも新聞、テレビといったオールドメディアの情報統制力が弱まり、慰安婦捏造報道など、一部メディアの偏った報道も明らかになるにつれ、日本社会の空気も大きく変わってきました。

著者自身の私見に基づけば、日本社会において、こうした空気が醸成されるきっかけとなったのは、インターネットの発達とそれに伴う各種掲示板(当時の「2ちゃんねる」や「enjoy korea」など)、さらには韓国メディアが相次いで開設した日本語版ウェブサイトの報道だったのではないでしょうか。

日本人の多くは、どうして韓国がそこまで過去に拘るのか、不思議でならなかったのだと思います。

そして、ネット上で事実関係を真面目に調べて報告する人が増えるに従い、韓国が主張する「日帝による苛烈な植民地支配」がウソだったという事実が、徐々に一般の日本国民にバレはじめたのです。

一般社団法人日本新聞協会のデータでも、2000年代後半から2010年代にかけて、徐々に新聞部数が減り始めていることが確認できますが(『数字で見る新聞業界の現状と未来』等参照)、裏を返せば、新聞やテレビなどのオールドメディアの「洗脳」から、徐々に日本国民が解放されてきたのです。

自称元徴用工問題に対する日本国民の冷ややかな視線

しかし、韓国側では日本社会におけるこうした変化にあまり気付いていません。

その結果、何が起きたのか――。

「歴史問題を捏造し、日本に対し謝罪や賠償を求める」という従来型の韓国社会の行動が、日本国民からの激しい反発に遭うようになったのです。

その典型例が、自称元徴用工問題でしょう。

この自称元徴用工問題、「日帝による強制徴用」というウソに基づき、「元徴用工だった」と自称する者たちが、一部の日本企業を訴えているというものですが、とくに2018年10月と11月には、韓国の最高裁に相当する「大法院」が日本企業に対し相次いで損害賠償を命じたことで、一線を越えてしまいました。

韓国の司法システムそのものが、国際法を蹂躙するような判決を出したからです。

当たり前の話ですが、この判決の問題を放置したままで、日韓関係が正常化することはあり得ません。日韓請求権協定において定められた状態に反するような判決を韓国の司法府が下すという異常事態において、もはや日本企業は安心して韓国に投資することができなくなったからです。

しかも、尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権発足以降、韓国ではこの自称元徴用工問題を「財団方式」にて「解決」しようと画策しているフシがあるのですが、こうした「財団方式」は、2018年判決を無効にしていないという時点で、日本にとっては受け入れられないし、受け入れてはならない解決策です。

そして、日本国民の多くも、自称元徴用工問題に対しては冷ややかな視線を注いでいます。

「余計な仕事」をする外務省

ただ、ここでもやはり外務省が余計な仕事をしているフシがあります。

一部メディアの報道によれば、岸田文雄・現首相はこの自称元徴用工問題を巡って、「求償権放棄は譲れない」と述べているそうですが(『岸田首相は「求償権放棄」主張も…本質はそこじゃない』等参照)、もしその報道が事実なら、大変おかしな話です。

問題の本質は「①韓国によるウソ・捏造」と「②韓国による国際法違反」であり、韓国が出してきた「財団方式」に乗っかった時点で日本の負けだからです。その意味では、外務省こそが日本の国益を妨害する伏魔殿のようなものなのかもしれません。

いずれにせよ、外務省が水面下でコソコソと日韓関係「改善」に向けて工作活動をしていることはどうやら間違いなさそうであり、最近だとそのことを隠し立てもしなくなりました。

外務省系の国会議員らの口を通じ、「韓国に譲歩せよ」とする趣旨の主張を声高に叫び始めたからです(『「徴用工解決で安保協力が進む」という松川議員の詭弁』等参照)。

その際のロジックは、大きく分けて2つあります。ひとつは「懸案を解決し、日韓の信頼関係を修復することで、日韓・日米韓協力を円滑に進めることが必要だ」というものであり、もうひとつは「ここで日韓関係を改善しておかないと、米国に叱られる」、とするものです。

結論からいえば、どちらも誤りです。

そもそも現在、北朝鮮による核・ミサイル開発の進展が懸念されるなかで、少なくとも最低限の「日米韓協力」に関しては、すでに進み始めています。べつに日韓諸懸案が解決するかしないかは関係ありません。安保上の必要があれば協力は進むのです。

また、「日本が米国に叱られる」とする主張も、まったく事実に反します。

現実問題として、米国でジョー・バイデン政権が発足して以降、米国大統領が日本政府(たとえば菅義偉総理大臣や岸田首相)に対し、「日韓諸懸案で韓国に譲歩しろ」と要求したという事実は、(少なくとも表に見えている限りは)いっさいありません。

それどころかむしろ、「対中半導体同盟」に加わろうとしないどころか、ウクライナ戦争勃発を受けた対露経済制裁の輪にもまともに参加しようとしなかった韓国に対し、米国自身が激怒しているフシもあります。

このことは、日本が韓国に対し「無用な譲歩」をすること自体、米国が歓迎するどころか、むしろ米国自身を怒らせることにもつながりかねない、ということを意味しています。

たとえば、2019年7月に日本政府が発表した対韓輸出管理適正化措置を巡っては、外務省内では「自称元徴用工問題の解決と引き換えに輸出『規制』も解除する」といった雰囲気があるようですが、これもとんでもない話です。そもそも輸出管理の問題と自称元徴用工は無関係だからです。

もっとも、この点については西村康稔・経済産業相が「別の問題」としたうえで、輸出管理については「韓国側の適切な対応を求める」と明言していますので(『輸出管理で「韓国側に適切な対応求める」=西村経産相』等参照)、日本が無用な譲歩をすることはないものと信じたいところです。

佐渡金山世界遺産登録とウソツキ外務省

さて、こうしたなかで、日韓間の諸懸案が自称元徴用工問題に限られるものでもありません。

2018年12月に発生した火器管制レーダー照射事件は未解決ですし、最近だと福島第一原発のALPS処理水の海洋放出を巡り、韓国側が「汚染水」という誤った用語を捏造し、その海洋放出にイチャモンをつけているという問題もあります。

こうした問題を振り返るだけでも、「自称元徴用工問題が解決したら日韓の信頼関係が改善され、日韓関係が円滑になる」という一部議員あたりの寝言が間違っていることは明白でしょう。

ただ、それ以上に興味深いのが、佐渡金山の世界遺産登録です。

佐渡金山を巡っては「世界遺産登録推薦を強行したら米国に怒られる」といったウソを外務省あたりがせっせと岸田首相に吹き込んでいたためか、岸田首相はいったんその登録を断念しようとしました(『ウソつき外務省:「佐渡金山登録で米韓との関係悪化」』等参照)。

しかし、最終的には安倍晋三総理大臣の後押しもあり、世界遺産登録に舵を切ったのですが、推薦文書に不備があったため、当初のスケジュールでの世界遺産登録は間に合わないことが確定しました。

その安倍総理が昨年7月、テロリストによる凶弾にたおれたことで、「邪魔者」がいなくなった外務省にとっては、再び水面下でコソコソと韓国に対する譲歩を画策し始めているのです。

韓国国会が日本国民に「挑戦状」?

もっとも、こうした悪しきたくらみが頓挫する可能性が出てきました。

韓国国会が27日、日本政府に対し、佐渡金山世界遺産登録推薦を撤回するよう要求する決議を賛成多数で可決したのです。

日本政府に佐渡金山の世界遺産登録推薦撤回を要求 韓国国会が決議

―――2023.02.27 19:49付 聯合ニュース日本語版より

つまり、佐渡金山の世界遺産登録妨害は、韓国の国家による意思、というわけです。

韓国側がここまで派手に反日行動を取っている以上、肝心の交渉内容自体を日本国民に伏せて韓国に対し譲歩しようとする外務省の努力は、水泡に帰したと考えて良いでしょう。韓国国会という韓国の国権機関が日本国民に対して挑戦状をたたきつけてきたようなものだからです。

しかも、これを報じた韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の記事には、こんなくだりもあります。

いずれも朝鮮半島出身者の強制労働があった」。

ニューズ・メディアが堂々とウソをつくというのも驚きですが、ここまで来ると、日韓諸懸案を巡って日本が韓国に対し「譲歩」することを、日本の国民世論は許しません。

このあたり、利権は「利権保有者の怠惰や強欲により自壊する」ものですが(※当ウェブサイトの用語でいう「利権の3大法則」)、韓国も少々「やり過ぎた」のです。

【※参考】利権の3法則
  • 第1法則:利権とは、得てして理不尽なものである。
  • 第2法則:利権はいったん確立すると、外から壊すのが難しい。
  • 第3法則:利権は保有者の怠惰や強欲で自壊する。

(【出所】著者作成)

いずれにせよ、佐渡金山の世界遺産登録を公然と妨害しているという時点で、日本国民の意識も決まるでしょう。当然、「旧朝鮮半島労働者問題」という視点では、この佐渡金山の件も広い意味では自称元徴用工問題の一部を構成しているからです。

外務省が韓国に対し譲歩しようとしているフシがあるなかで、韓国側で出てきたこのような動きは、外務省の悪しきたくらみを潰してくれるものという意味では歓迎すべきであるといえるでしょう。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 七味 より:

    前振りの方についてなのです♪

    >日本がどれだけ真摯に謝罪しても、どれだけ真摯に反省しても、韓国は絶対に許してくれないという証拠でもあるからです。

    韓国相手だからと言う訳じゃなくて、国と国との関係で相手に許して貰う必要なんかないと、あたしは思うのです♪
    謝罪にせよ反省にせよ、それをする目的は、それによって何らかの協力を得る、百歩譲って昔のことを二度と蒸し返さないって実利を得ることだと思うのです♪(後者は実利じゃないかもだけど)

    相手の内面をどうこうしようということ自体があんまし意味がないと思うのです♪

  2. 匿名 より:

    徹底的に韓国は無視していれば良い
    日本に嫌がらせしかしないのだから
    他のまともな国と付き合う方が時間も資源も
    有効に使える
    韓国に関わるのは無駄

    1. oinko より:

      韓国は日本の常識で考えてはダメな国です
      無視しても被害があります。
      さらに 韓国人のメンタルは
      反撃して来ない相手を 「格下で何をしても許される」という認識を刷りこんでしまうのです。
      つまり
      日本も徹底的に報復を行わなければ
      韓国の場合は、さらに過激な行動にエスカレートすると思います

      1. とくめい係 より:

        日本よりも遥かに扱いの長けている中国を参考にするに
        「いらんことしなければ良かった」と死ぬほど後悔(もしくは実際に殺される)
        ぐらいの恐怖でないと縛れないのかもしれませんね。
        ※ただし 段々調子の乗るDNAでもあるので断崖絶壁にスキップしている感半端ないのも目が離せません。

  3. 立ち寄り人 より:

    毎日の更新お疲れ様です。ユネスコは過去に韓国のイチャモンを日韓二国間協議で解決してと逃げていた気がします。ユネスコにも、申請された案件を他国が却下要求してもどうこう出来る事はないでしょう。まとしても二国間密室協議に持ち込みたい韓国のん番煎じでしょう。

  4. 匿名 より:

    岸田さん。
    甘い顔したってこの仕打ちですよ。自分らが上だと思わせると徹底的にマウント取りにきます。だから、嘘つくな!国際法守れ!でいいんです。
    邦人退避なんて期待しちゃダメ。目先の金に釣られてのこのこ出て行くヤツが悪いんですよ。

  5. 北麓のメガじい より:

    1998年頃は韓国どうこうというより、興味がないというのが実情だったと思う。
    小渕・金大中宣言も「重大」なことと認識はなかった。
    当時から韓国の「歴史認識」はおかしいと思っていたよ。
    自分が一番感じたのは2000年の「朝鮮総督府」を爆破したことで「バカな国」と割り切った。
    それから20年一向に関係を切れない政府には愛想が尽きてたけどね。
    まあ、政治家でない個人が叫んでも笑われるだけだったよな。
    正直、今更だよ・・・

    1. より:

      いっそこちらも、
      韓国の国家としての資格の撤回を要求しましょうか?。

  6. 匿名 より:

    >つまり、佐渡金山の世界遺産登録妨害は、韓国の国家による意思、というわけです。

    まさに本日の論考が指摘しているとおり、韓国国会の決議は韓国の国家意思による反日行動だと思いますし、さらに言えば、日本に対する内政干渉でもあると思います。

    本当に韓国は何様のつもりなのかと思いますが、それに輪をかけて腹が立つのは、日本の外務省が韓国に阿って、佐渡金山の世界遺産登録を断念させる方向で水面下で仕込みをしていた節があることですね。一体外務省はどこの国の役所なのかと、一昼夜かけて問い詰めたい気分になります。

    韓国国会が反日行動を起こすのは、今に始まったことではなく、自分は、今回の韓国国会の反日行動の話を見て、韓国の国会議員が昨年の11月7日にやらかした「旭日旗損壊事件」を思い出しました。

    韓国の野党国会議員が、韓国国会の場において、日本の海上自衛隊を象徴する自衛艦旗である旭日旗のパネルをバキバキにへし折って粉々にした事件です。外交の場において相手国の旗に敬意を払うのはもっとも原始的なレベルでのプロトコルですが、なぜそんなことをするのかと言えば、それは、「相手国に対して敵意がないことを示す」ためです。それを踏まえれば、韓国国民を代表する国会議員が、衆人環視の国会の場において、海上自衛隊の象徴旗たる旭日旗を損壊するという行為は、海上自衛隊に対する敵意、ひいては、その運用主体である日本に対する敵意の表明に他なりません。

    この事件だけでも驚愕に値しますが、さらに驚くのは、韓国国内において、韓国国会議員によるこの狼藉を批判する動きが全く出てこなかったことです。つまりは、韓国国民レベルで、日本に対する敵意については、認識が共有されているということになるわけです。

    こういう状況を踏まえれば、日本は、「韓国は、国民レベルで日本に対する敵意を持っているし、日本に対して敵意を表明することにも全く躊躇しないのだ」という認識を前提として持ったうえで、韓国に対してはしっかりと身構えて対応する必要があります。

    外務省も当然、日本を敵視する韓国に対して毅然と対峙して日本の国益を守るための外交を展開することを、本来は要求されているはずです。それなのに、韓国に阿ったり、韓国に譲歩しようとするなど、外務省の連中は愚か者というほかありません。外務省の人たちには、きちんと真面目に日本の国益のために仕事してほしいなぁと思います。

    1. 美術好きのおばさん より:

      街中で道行く人々が日章旗を踏みつけるイベントは度々目にしますが、2005年の国会議員の方々のそれは強烈です。彼らの意識は、少しも変わっていないようです。
      https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10110345325

  7. 引っ掛かったオタク より:

    ユネスコ自体利権屋の集合体のような気が…

  8. 駝鳥 より:

    新宿会計士殿、毎日の論稿作成とご提示有難う御座います。読むだけで私には大変なので、さぞかし論稿作成に手間暇と費用をかけていらっしゃると推察します。

    皆様ご存じの様に、韓国はとっくの昔にデフォルトしても当然の経済状態です。私が思案するに、今、ムンムンか李在明が大統領だったら、とっくに日本は資金引き上げをしていたのではないでしょうか。しかし伊政権が北朝鮮スパイと反日捏造組織の摘発を始め、幾つか対処をしています。ですから日本はみずほ銀行を筆頭に資金引き上げを断行せず、その結果、韓国経済はゾンビ状態でもグズグズと続いているのでしょう。

    さて「韓国国会の佐渡金山撤回要求は日本国民に対する挑戦状」は日本外務省小役人の小細工をより難しくするのは全くその通りです。更には恥も外聞もなく日本に媚びて援助を貰おうとの、今更ながら見え透いた用日派の努力も粉砕してしまいます。

    エジプト出身のフィフィさんはYoutuberとして活躍しており、韓国事情も解説しています。韓国が日本に媚び始めた様子を報じた動画をご紹介します。笑えます。

    【韓国主要メディアらが反省】反日不買運動は日本に申し訳なかった。韓国経済は誰がどうみても瀕死状態!日本に全力でSOS…。
    https://www.youtube.com/watch?v=JxvACtthn2Y

  9. ぼっつ より:

    日韓共同宣言の見直しを求める決議が韓国国会の「全会一致で」可決された、というのは、何度でも繰り返し指摘すべき事実ですね。

    というのも、尹政権の高官から「小渕・金大中の共同宣言が出された時代に戻って、未来志向の日韓関係を再構築しよう」という日本に向けた呼び掛けが何度も出ているからです。

    岸田首相や林外相、外務省は簡単に「良いですね! そうしましょう」と応えてしまいそうですが、そこは日本国民が「いやいや。それを国会の全会一致で否定したでしょ?」と指摘して潰さないと。

  10. めがねのおやじ より:

    今日のこの論考は、かなり長めですね。日韓関係の真髄を突いていると思います。未だに韓国の事が好きな人、日本に対する行動を好意的に受け止めている人には、是非読んで欲しいです。それでも「お互いが知恵を出せば良い」とか「隣国だからこれ以上仲が悪くなるのは良くない」と思う人は、残念ながら私は、日本人だと心の中では見做しません。

    小渕恵三首相、金大中大統領の「日韓宣言」は1998年でしたか。そんなに昔では無いですね。その頃の対韓感情と今とでは、話にならないぐらい日本人の韓国嫌い(不満、不信)が増えてます。日韓宣言も韓国は数年で一方的に破棄した。

    佐渡金山の世界遺産登録妨害は、韓国の国家による意思です。韓国はどうしても日本と良好な関係を結びたく無いらしい。日本には常に屁理屈言って駄々をこねる。世界中に嘘を流す。もう関知しません。韓国が甘言を言って来ても、日本人はもう騙されませんよ。

    1. より:

      私は1988年ソウル五輪の中継で、
      柔道の試合
      日本の選手が出場した時、
      観客席から
      韓国とは全く関係ない国の相手選手に
      大声援が上がった時に強烈な違和感を覚えましたね。

  11. 農民 より:

     90年代初頭で韓国といったら、キム・カッファンくらいしか意識に無かったですね。といっても実在人物ではなく、日本産格闘ゲームに出てくる韓国人キャラクターですが。美形強キャラ。なぜかといえば韓国市場進出のために創られたキャラだったそうで。かわんねぇなぁ……

    >「日本の側にある」と信じている人が、日韓ともに多数を占めていたのでは

     さて数日前のハンギョレの記事ですが、これを読むとアチラの意識と、それが未来永劫変わらないということが簡単に読みとれます。

    https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/45923.html

    ・幾度も侵略されても、一度も他国を侵略したことのない国と民族
    ・韓国人は世襲的な犠牲者となる条件を備えている

     パワーワード連発で噴き出さずに読了するのは至難の業。著者的にはまぁこのへんに触れたうえで韓国良くなってねっていう趣旨なようですが。思想の根底というか前提にしているモノが溢れ出てます。

  12. asimov より:

    更新ありがとうございます。

    何やら懐かしい名称が記載されています。w

    歴史板の廃人枠の中の人をやっていました。昔のIDはネットタトゥーになってしまっているので、ご勘弁を(笑)

    日本国内の意識が変わってきた切っ掛けの一つに、2002年の日韓ワールドカップがあるのかも知れません。多くの日本人にとって、それまでは「あまり知らない国」だったかと思います。

    まあその後はお決まりの「知れば知るほど(ry」のコースに乗った人が多かったのでしょう。w

    今は逆に、韓国や外務省にとって、悪い意味で色々知られてしまったのだと感じます。ブログ主様の日々の更新や考察も割りと日本社会へ浸透していってるかと思います。

  13. 匿名 より:

    今回の韓国国会決議を受け、世界遺産登録推薦を撤回すべきだと考える日本人はほとんどおらず、逆に嫌韓・反韓・離韓の気持ちを強くした日本人が多数を占めたと思います。
    よって、反日の国内政治利用、日韓離反、世界へのアピール、挑発、うさばらしを目的にしたものだと考えます。
    しかしながら、毎度のようにこのような決議をされるのは不愉快なので、単に無視するだけではなく、中国がよく行っている法適用の厳格化を見習い、保守、左派のいずれもが居心地悪くなるような対応をさらりとおこなってはどうかと考えます。

  14. Masuo より:

    そうなんですよね。こういうことをやってるうちは、永遠に友好関係にならないので大歓迎です。もっと露骨に、派手にやって欲しいものです。
    返す返すも李在明が大統領にならなかったことが悔やまれます。
    早くローソク灯さないかな・・・

  15. クロワッサン より:

    歴史的事実をコリエイト(笑)して創造したウリナラヒストリーは嘘捏造歪曲妄想だらけの内容ですが、韓国人にとっては民族の正史ですし、日本にも共有を求めている“正しい歴史認識”の根拠でもあります。

    韓国の20~30代 日本への印象「肯定的」42%・「否定的」17%
    https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230227001400882

    >徴用訴訟問題の解決策として取り沙汰される韓日の民間・企業の自発的な寄付金で被害者に賠償する案について、52.4%は韓日関係に肯定的な影響を及ぼすと評価した。

    若い世代もこんな為体で、もはや自力での立て直しは無理でしょう。

    中国やロシアの領土になってやり直すか、国連の信託統治領になってやり直すか。

    クルド人は“国を持てない”民族ですが、韓国人は“国を保てない”民族ですね。

  16. より:

    個人的には、「世界遺産」なるもの自体ユネスコに巣食う連中が捻り出した利権ネタでしかないと思っているので(調査・視察と称して、顎足つきで観光旅行できるもんね)、登録されようがされまいがどーでもいーことだと思っています。別にユネスコなんぞのお墨付きがあろうがあるまいが価値が変わるわけでもありませんし、観光業へのメリットだってせいぜいほんの一瞬です。富岡製糸場の例を見れば明らかでしょう。
    なので、熱意を持って登録推進に取り組んでおられる地元の方には大変申し訳ありませんが、そんなもんのために外交リソースを投入するのはいかがなものかとすら思っています。

    しかしながら、今回のように韓国が公にグダグダ言ってきたとなると話は別です。いつもの例に違わず、韓国によるイチャモンは史実を全く無視した単なる言いがかりに過ぎないものなので、ここで退くようなことがあれば、日本もまた史実を顧みない国と見做されかねないからです。かくなる上は、外交リソースを投入してでも登録を実現しなければなりません。たいした意味もないことに力を入れざるを得ないというのは、実にしょーもない話ですが、致し方ありません。

    「隣国との関係は良好であるに越したことはない」「無用な摩擦は避けるべきである」一般論としては必ずしも間違いではありません。ただ、これまで常に日本が一歩退く対処を続けてきて、一体日本は何を得られたのか。ただ韓国を増長させてきただけではなかったのか。ちったぁ頭を使えよとは思います。

    ところで、対日関係改善にとても意欲的とされる尹錫悦大統領ですが、彼によると、「小渕・金共同宣言の頃の関係に戻りたい」のだそうです。彼が願う「改善」とやらも、所詮はこの程度でしかないということは覚えておくべきでしょう。

    1. パーヨクのエ作員 より:

      >「小渕・金共同宣言の頃の関係に戻りたい」のだそうです。

      Nagative.
      韓国人の反発で政府の閣僚を馘首にできた中曽根康弘の時代、日本人の土地を奪い放題で犯罪を犯しても日本の警官を殺して力ずくで奪い取る朝鮮進駐軍の関係が最低限のラインですよ。

      韓国人>>>日本人を実際に実現出来た「前例」です。
      今も行使出来て(韓国人の視点からは)当然であるべきなのです。

      日韓歴史問題の本質は此処にあります。
      以前の韓国人が実現出来た前例を今の韓国人が自由に行使できない。
      これにつきるのです。当時の歴史的背景等知ったことではありません。

      1. パーヨクのエ作員 より:

        龍様

        上記の投稿失礼しました。
        前例に関する部分以外は龍様のご意見大いに同意します。

        日本の脇の甘さで色々国益に不利なことを国民が黙認したことをご認識いただければ。
        特に外交では「要らない前例は作ってはならない」のです。
        河野談話はその最たるものの一例と思います。

        1. より:

          20年以上前くらいだったかと記憶していますが、当時、日韓交渉に携わっていた韓国の官僚がこう言って嘆いたそうです。「以前であれば、歴史問題を持ち出せば日本側が必ず退いてくれたものだったが、最近はそうではなくなってしまった。その分、昔に比べて交渉が難しくなってしまった」
          確か、この韓国官僚は外交部所属ではなく、農業だったか漁業関連だったはずです。これは、経産省とか農水省の官僚は20年ほど前にはだいぶ意識が変わったらしいということと、同時に昔は外務省以外の官僚であっても歴史問題を持ち出されたら怯んでいたということでもあります。それはまた、韓国を増長させることに加担していたのは政治家ばかりではなく、大方の省庁の官僚も同罪だった、要するに日本政府丸ごとだったということでもあります。

          しかしながら、その頃の日本の世論の動向を考えると、あながち官僚や政治家ばかりを責めるのは無理があるでしょう。その頃は、まだ多くの日本人が韓国の実相を理解してなかったからです。現在ですら、まだまだ少なからぬ日本人は「そんな馬鹿な」と思ってますから。

          外交において、要らん前例を作ってはならないという点には全面的に賛同します。ただ、外部環境の変遷とか、「常識」の変動などは考慮する必要があります。昨日「正しかった」ことが明日も「正しい」とは限りませんし、昔の判断を現在の視点から批判することも、必ずしも妥当であるとは限りません。
          それでも、「過ちを革めるに憚ることなかれ」ではあってほしいなぁと願うばかりです。

          1. パーヨクのエ作員 より:

            龍様

            当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。

            >「過ちを革めるに憚ることなかれ」ではあってほしいなぁと願うばかりです。

            本当にそう思います。
            でも大多数の人間は「外交よりも国内」なので喉元過ぎれば熱さを忘れるのですよ。
            国民によるチェック機能の甘さがどうしてもでますね。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告