日韓スワップを推進する理由を積極的に消滅させる韓国

新型コロナウィルスという「人類共通の敵」が出現したことで、本来であれば、日韓はいがみ合っている局面ではありませんし、本来ならば、「協力すべきところは協力しなければならない」ことは間違いありません。ただ、防疫、金融など、さまざまな面での日韓協力は、あくまでも日韓間に信頼がなければなりません。こうしたなか、このコロナ騒動のさなかにも関わらず、韓国は積極的に日本との信頼を破壊する行為に出ているようです。

輸出「規制」騒動

昨今のコロナ騒動で忘れられがちですが、日本政府が昨年7月1日に、韓国に対する外為法第48条に基づく輸出管理適正化措置(経産省HP『大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて』参照)を発表してから、もうすぐ9カ月が経過します。

これは、韓国を輸出管理上の「(旧)ホワイト国」から除外することに加え、フッ化水素などの3品目については、製品、製造技術などを含めた韓国への輸出について、それまで認められていた「一般包括許可」を「個別許可」に切り替える、という措置です。

そして、この輸出管理適正化措置を巡って、韓国側は「強制徴用問題」(※自称元徴用工問題のこと)に対する報復か何かだと勘違いされていて、勝手に「輸出『規制』」と呼称し続けるとともに、この「輸出『規制』」の撤回を求め続けています。

その一環として、実際、昨年8月23日に韓国政府は日韓GSOMIA(※)の終了を日本政府に通告し、米国政府の激怒を招き、結局、協定が失効する直前の11月22日になって、協定破棄の撤回を余儀なくされたほどです(おそらく、よっぽど米国を怒らせたのでしょう)。

(※日韓GOSMIAとは『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』のこと。)

貿易報復ではない証拠

ただ、日本政府の側は、この輸出管理適正化措置を巡って、昨年12月には、たとえばレジストについて、それまでの「個別許可」に加えて「特定包括許可」についても使えるようにするなど、部分的に輸出管理を緩和するなどの変更も行っています。

さらに、個別許可制度に切り替えられた3品目のうち、「HS番号2811.11-000」(フッ化水素、フッ化水素酸)の対韓輸出高については、確かに2019年8月には金額、数量ともにゼロでしたが、その後は金額・数量ともに減少したとはいえ、輸出許可が出続けていることが確認できます(図表)。

図表 HS番号2811.11-000の日本から韓国への輸出状況
年月金額数量
2019年2月6億8581万円3,215.6トン
2019年3月7億7096万円3,518.5トン
2019年4月6億3056万円2,874.9トン
2019年5月5億5237万円2,628.7トン
2019年6月5億9469万円2,932.7トン
2019年7月4億0098万円479.1トン
2019年8月0万円0.0トン
2019年9月372万円0.1トン
2019年10月4064万円0.9トン
2019年11月4693万円0.9トン
2019年12月1億5042万円793.8トン
2020年1月8303万円398.3トン
2020年2月1億2348万円399.0トン

(【出所】『普通貿易統計』より著者作成)

もし本気で日本が韓国に対し、貿易報復(あるいは経済制裁)を課すつもりだったとしたら、輸出管理の個別許可への切り替えをたった3品目に限定した理由については説明が付きませんし、フッ化水素については依然として韓国向けの輸出が続いている事実をどう考えれば良いというのでしょうか。

いずれにせよ、『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』や『輸出管理の「緩和」を「対韓譲歩」と勘違いする人たち』などで何度も指摘してきたとおり、この輸出管理適正化措置は、タイミング的にも内容的にも、とうてい「経済制裁」と呼べるような代物ではありません。

本来ならば「日韓協力は必要な局面」だが…

ところで、少し前にも当ウェブサイトで紹介したとおり、現在はコロナウイルスという「人類共通の敵」と闘わねばならない局面であり、本来であれば、日韓両国がいがみあっている場合ではありません(※といっても、日本政府が韓国を敵視しているという事実はありませんが…)。

こうしたなか、当ウェブサイトでは『敵視する国と通貨スワップが必要だと言われましても…』でも報告したとおり、朝日新聞社の牧野愛博編集委員が先日、「なぜ韓国・文在寅政権は『コロナ抑え込み』に検討できているのか」と題する論考を、『現代ビジネス』に投稿しています。

なぜ韓国・文在寅政権は「コロナ抑え込み」に健闘できているのか/日本も参考にできるところがある(2020.04.04付 現代ビジネスより)

この論考で牧野氏は、こう指摘します。

しかし、新型コロナウイルス対策で、日韓が競争しても本質的な解決にはならない。国際社会のさまざまな知見を参考にしながら、日韓ともども協力していくべき局面と言えはしないか。

個人的には、日韓両国が「競争」しているとは思いませんが、その点を除けば、「日韓ともども協力していく局面」という指摘は、一般論としては正しいですし、また、外国の行動については、成功事例、失敗事例についてきちんと分析し、自国の防疫の役に立てるのも当然の行動です。

しかし、そのうえで重要な前提を置くのであれば、「お互いに協力する」ためには、「お互いに信頼関係」がなければなりませんし、わが国の側がいくら日韓協力をしようと思っても、韓国側にその意思がなければ意味がありません。

当ウェブサイトとしても、昨今のコロナ局面における日韓協力が有益だという指摘には賛同しますが、それと同時に、現在の日韓間では「相互協力」をする条件が整っていないこともまた事実である、と思わざるを得ないのです。

「脱日本」、この段階でそれをやるか!

以上を踏まえて、次の記事を紹介したいと思います。

韓国、素材・部品・装備の“脱日本”に向けた「融合革新支援団」公式発足

韓国産業通商資源部は7日午後、大韓商工会議所で成允模(ソン・ユンモ)産業部長官、代表公共研究機関長、コン・ヨンウン現代自動車社長などが<<…続きを読む>>
―――2020.04.08 10:37付 中央日報日本語版より

これは、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日掲載されたもので、これによると昨日午後、韓国政府・産業通商資源部の成允模(せい・いんも)長官や自動車会社の社長などが出席し、「脱日本」に向けた団体を結成した、という話題です。

中央日報によると、成允模氏は次のようにも述べたのだとか。

  • 日本の輸出規制と新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の世界的拡大にともなう世界サプライチェーンの不安に先制対応する重要な状況
  • 融合革新支援団が連携と協力を通じて素材・部品・装備産業の競争力を高める模範事例になることができるように公共研究所機関長が関心を持って支援してほしい

もちろん、国家の戦略として、産業の自立、技術革新などを推進していくというのは自由にやれば良い話ですが、それと同時に、もし韓国側に日韓協力の意思があるというのならば、特定国を敵視するような集団を旗揚げしているということ自体、このコロナ騒動のさなかにやることとは思えません。

そして、産業通商資源部の長官自身が「日本の輸出『規制』」という誤った用語を使うこと自体、日本への敵視のあらわれではないかと疑われても仕方がありません。

日韓通貨スワップを推進する理由が消滅した!

さて、韓国側では現在、「韓日通貨スワップが必要だ」、といった主張が相次いでいますが、正直、日韓通貨スワップというものは、一方的に日本が韓国を金融支援する協定である、という代物です。

ただし、先月の『日韓スワップ、あえて「日本のメリット」を考えてみる』でも議論してみたとおり、敢えて日本側にとってのメリットというものも、考えられなくはありません。

日韓スワップ、あえて「日本のメリット」を考えてみる

いちおう、財務省の言い分をまとめると、次のとおりだそうです。

  • ①日韓通貨スワップを初めとする地域の金融協力は、為替市場を含む金融市場の安定を通じ、相手国(韓国)だけでなく、日本にとってもメリットはある
  • ②日本と韓国との間の貿易・投資関係、とりわけ日本企業も多数韓国に進出して活動しているという事情を踏まえると、その国の経済の安定というのは双方にメリットがあり、通貨という面では、むしろ通貨ウォンを安定させるという面もある
  • ③財務省が当時、日韓通貨スワップの規模を拡大した理由としては、韓国のためだけというよりも、むしろ日本のため、ひいてはアジア地域の経済安定のためという側面があった

…。

いかがでしょうか。

日本が百歩譲って韓国との間で日韓通貨スワップを締結するならば、少なくともこの①~③のような理由、あるいは背景があることが必要です。

(※もっとも、『2008年の金融危機時、韓国はわざと通貨安誘導か?』でも報告したとおり、「日韓通貨スワップを後ろ盾として、韓国が堂々と通貨安介入を行い、日本の産業を潰しに来る」という側面があったと考えられるのですが、とりあえずこの点は無視することにしましょう。)

2008年の金融危機時、韓国はわざと通貨安誘導か?

しかし、韓国側が国家の意思として「脱日本」を進めるというのであれば、それは逆に、むしろ韓国側が「日韓通貨スワップを締結する理由」を積極的に消滅させている、という意味でもあります。

結局、日韓間の信頼を破壊し、日韓金融協力の証としての日韓通貨スワップ協定を推進する理由を積極的に潰しているのは韓国の側なのではないかと思わざるを得ないのです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    どさくさに紛れて、従北の体制を進めてるのかな?
    今ならアメリカも韓国どころじゃないし。

  2. だんな より:

    日韓の信頼関係を毀損している原因は、日韓協定をリセットしようとする、韓国側の姿勢にある事は間違い有りません。

  3. だんな より:

    ハゲ親父さま
    脱日本と言い続けて、何年経つのでしょうね。
    選挙でも、脱日本出来ていない事が、一番の争点になる様ですしね。

  4. ボーンズ より:

    向こうから泥船で沖へ離れていってくれる…こちらは岸辺から眺めていましょう。
    救助には浮輪じゃなくて錨を投げましょう。

  5. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    両国の経済的協力関係を解消する方向性は日本の実利と韓国の自尊心に関してWin-Winの関係なのでいいことだと思います。
    日本は韓国が破綻した場合のリスクを最小にするべきであり、そのためには一度縮小した結びつきはそのままにするか、さらに縮小するべきです。
    新型コロナ対策については韓国の選挙で感染が広がるかどうかが注目です。先行事例は非常に参考になります。

  6. たけ より:

    彼らにとっては、まずは選挙で勝つことが最優先ですから。
    負ければ「物理的に」クビが飛ぶ、絶対に負けられない戦いのさなかなのです。
    日本の機嫌など考えてる余裕は無いでしょう。
    扇動フルブーストで支持基盤からの票をかき集めなければなりません。

    日韓スワップの問題は、選挙に勝ってから考えればいい話。
    ツケはかならず回ってきますが、今はそれどころじゃない、ということなのでしょう。

    1. 匿匿名 より:

      この状況で選挙を実施というのも、なかなかに無茶だと思いますが。
      屋外に投票箱設置するのでしょうか?
      これでまた感染者が増えそうですね。

      1. 製造業SE より:

        アメリカもコロナ禍の最中に民主党予備選をして、「誰一人マスクもせず」に「大声で」歓声を上げ、「密集して」ワイワイやっていたを鮮明に記憶しています。そのときはあまりコロナの影響は少なかったですが、「大丈夫かな、コレ・・・」と不安に思いました。
        結果、悪い予感は的中して今やアメリカはこの惨状です。
        韓国も敵国とは言え、このコロナ禍の中、選挙という暴挙に出てほしくないものです。とはいえ、文在寅政権は着々選挙の準備(いろいろと)を進めているようですが。

      2. たけ より:

        好意的に見れば、選挙は民主主義の根幹なので(安倍首相談)、やらなければならないでしょう。
        ゆがんだ目で見るならば、今なら勝てそうだから強行するということでしょう。
        不利だったらコロナのせいにして延期してたかもしれませんが。

  7. 韓国在住日本人 より:

     記憶が定かではないので、日付が思い出せませんが・・・

     今から約十年程前に現代系列の会長(?)が「もう日本から学ぶものはない」と発言していました。韓国に来て日もまだ浅かったので、「へー」と思いました。

     10年経っても素材・材料系の企業が立ち上がらないのは、学ぶ必要がなく、いつでも立ち上げられる余裕でしょうか。韓国は凄いなー(棒)

     駄文にて失礼します。

    1. ボーンズ より:

      韓国在住日本人 様

      その台詞、私もどこかで見た記憶があります。
      買い物(材料、機器、人材)だけで製品が作れた頃の話であると考えております。
      しかし今の世の中は、素材から準備できないと厳しいので厳しいでしょうね。
      (兵器関連は買えないものが多いので、軒並みそんな感じではないかな)

      産業の奥行きは、数十年前からほとんど変わっていないのではないかと。
      (泥臭い仕事を避けますし)

    2. 美しき日本 より:

      韓国在住日本人様

      >現代系列の会長(?)が「もう日本から学ぶものはない」と発言していました。

      これは、私が思うに「もう、日本から(技術など)盗むものはない」と
      いう意味ではないでしょうか?

      韓国人は、技術にしろ、ノウハウにしろ、自分自身で長期間汗水を流して
      生み出すとか、発見するとか、取得することができない国民性です。

      手っ取り早く、「他人が汗水流して生み出した技術を盗んで、それを商業化
      してがっぽりお金を稼ぐ」これが、韓国の美徳なんだと思います。

      「20年間、苦労に苦労を重ねて、この技術を完成させました」なんて、
      日本では美徳とされ尊敬されますが、韓国では、尊敬などされません。

      韓国では、「大した努力などせずに、要領よく短期間でがっぽり稼ぐ人」が
      尊敬されるのだと思います。

      日本では長期間の修行により技術や腕を磨いた職人さんのような存在は尊敬
      される傾向がありますが、韓国では、逆に軽蔑される傾向があると思います。

  8. サムライアベンジャー より:

    「フッ化水素」の規制(#実際は適正化)について、韓国にダメージが出ているとの観測記事が昨年の発動直後に記事にされていました。出元は日本工業新聞です。

    ■韓国の国産化に疑問符「日本向けのポーズ。内情を知る関係者は皆分かっている」https://newswitch.jp/p/18637

    ちなみに、この工業新聞こそ「中道」な感じがします。韓国の実態を暴くときは暴き、韓国企業でも成功しているものは冷静に記事にしています。

    [例]
    ■韓国の日本製鉄スクラップの検査、さらに対象が広がる可能性も
    https://newswitch.jp/p/19123

    □「#韓国人になりたい」女子で大ブームのなぜ?
    https://newswitch.jp/outline/20011

    韓国人になりたい、ブームになってるんでしょうかね。。。。普通の女子には見えないのですが?

    1. 迷王星 より:

      >韓国人になりたい、ブームになってるんでしょうかね。。。。

      女性、特に若い女性をターゲットに韓国推しを徹底的に展開しているそうですよ。
      独身女性向けの女性雑誌(例えばan an等)やもう少し上の世代(ヤングマダムから中年の入り口世代あたりらしい)向けの女性ファッション雑誌などはほぼ毎号、韓国関連の記事を掲載しているとの話を読んだことがあります。

      恐らくはかつての(故)成田会長(日本統治下の朝鮮半島生まれで韓国から外国人に与えられる最高位の勲章を授与された人物)時代から明確に韓国推しになった電通による日本人洗脳作戦として、他人の言葉や評価に惑わされる人の比率が最も高いという意味で最も洗脳&誘導しやすい比較的若い世代の女性に対して集中的に情報戦を仕掛けているのだと個人的には推測しています。

      何しろ、戦後、電通を創始した連中と言えば、戦中に「撃ちてし止まん」といった当時の流行語を案出し流布させ当時の日本国民を戦争に駆り立てる扇動を行った輩たちであるのは事実です(タイトルは忘れましたが講談社現代新書で電通の正体に関するのが1冊出ていました、もちろん既に品切れ放置状態)。

      ですから、電通の実態は単なる広告代理店を超えて宣伝による大衆を扇動し狙った方向へ誘導する様々なノウハウを創立時から保有し今も蓄積を続けているのは確かです。

      以前からコメント欄で何度か書きましたが、私がマスコミ改革の一つとして、電通の強制分割を主張しているのは、電通のそういう性格が理由です。

      1. サムライアベンジャー より:

        >>迷王星さま

         アンアン…電通系の会社ですね。電通さんもTV時代は無敵だったのでしょうけれど、ネット時代はいまいちのようですね。

         昔は「女子高生ブーム」とかしかけられたのでしょうけれど、今の韓流押しもいまいちパワーが足りてない気がします。

        Twitterでその「#韓国人になりたい」と挿入しているコメントを今一度調べてみると、2019年に集中し、ある月の投稿が多くみられます。ブームが続いているならなぜ、2020年度の投稿がないのでしょうかね。

        その「#韓国人になりたい」の写真、みなクウォリティが高いんですよね。シロートなのにみな写真上手なんて変な気がします。市民の自発的な行為に感じられず、なんか工作っぽい印象がありました。

        韓国Kpop タレントが、まだ日本市場向けに曲を出しているようですが、さっと見る限りそのPVに出演している子たちの「メイク」がどうも日本人好みじゃない気がします。これじゃ売れないんじゃ…みたいな。

        一昔前、タイ王国で韓国メイクが流行しました。タイの女子大生とか皆、アイシャドウバッチリで、ライターさんとかがその様子を見て「笑えない」と苦笑してました。少なくとも、そのころはまだ市民が自発的にやっているだけ、と思ってみていました。
        日本で韓国風なメイクをしている女性に出会いますか?みかけませんよね(※新大久保以外)。

        GHOの亡霊・電通よ、さらば!で閉めさせてもらいます。

      2. はにわファクトリー より:

        >日本で韓国風なメイクをしている女性に出会いますか

        当方は電車でよく見かけてます。漢城で買った服装そのままだったりしますし。飛行機で往復しているのでしょう。熱を上げてメイクを真似したりする地元民もいてはります。「大阪ファッション」お耳になったこともあると思います。その正体は現地工場より直輸入の劇安衣料品。一年しか着ないつもりで千円とかで買って着つぶします。一シーズンしか持たない衣料品といえば有名どころもそうですから、同じ穴のむじなです。

        1. サムライアベンジャー より:

          >>はにわさま
          ええ、まったくいないというわけではないでしょう。ネット通販で格安服を売っている写真見ると、その写真って日本人ではなくどう見ても韓国人。モデルのメイク、写真の光の使い方すぐにわかります。日常よく見にする光景でもあります。

          単に安い服にだけ食いつくというわけではないのかもですし。関西方面、特に大阪などは、実は日本のブーム発祥地。
          ビンタージ古着の発祥なんて大阪発で、関東なんて一番最後。大昔何目ブームも宇宙戦艦ヤマトも、ルパン三世も、ガンダムも、初回放送時は関西のほうは視聴率が高く、のちに全国ブームに発展したと思われる経緯があります。耳の速さは関東とはまた違ったものがあるはずです。

          タイで流行時の韓国流ブームはメイク偏重でした。日本文化の場合、生活スタイル、食、ファッションはその中の一つにすぎません、オールレンジ型の分厚い文化相があります。日本の物琉業、海運業、インフラ業、商社網、そしてサプライチェーン。やはりK国とは比較できない分厚い層があります。日本への輸送船を、ベトナム軍やインド軍が守ってくれます。日本への信頼も高い。

          単純比較は難しいものの、そう簡単に日本の真似ができるわけではありません。最終消費財は韓国製品が目立つので目につくだけ。その裏で動いているは、日本の信頼網。金融業なんかもK国の比較になりません。私は落ち着いて、動向を見守っております。

  9. りょうちん より:

    選挙で、韓国の首都がマヒ状態になれば南進のチャンスです!!
    DMZの柵や地雷は撤去され、米軍も第三艦隊のセオドア・ルーズベルトが止まってるので、第七艦隊しか派遣できません!!(いやそれだけで充分墜ちますがw)

    まあ北朝鮮も軍隊に感染が蔓延していそうですけど、死兵にするにはちょうどいいでしょう。
    北朝鮮側の戦力は増える要素がないので、敵の戦力が最大に弱っている時にしかチャンスはありません。
    あ、トップに感染疑惑だっけ?

    1. はにわファクトリー より:

      インド太平洋域に展開する4隻の航空母艦「セオドア・ルーズベルト」「ロナルド・レーガン」「カールビンソン」「ニミッツ」すべてで確診が出ています。一次情報源は Politico だそうです。戦闘能力喪失はセオドアルーズベルトが最悪なのでしょうけれど。これは、きっと … ざわ、ざわ

  10. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    今更、韓国に何を期待しても無駄でしょう。あの民族は日本に『数的勝利』『精神的勝利』すれば、後の事はどうでもいいんですから。

    新型コロナウィルスという「人類共通の敵」が出現して、本来であれば、日韓はいがみ合っている局面ではありませんが、一方的に韓国がマウンテングしてるんです。「世界が韓国のウィルス対策を賛称している」と愚民に教えこんだり、「日本は失敗した」(笑)とか。

    いちいち契約や約束事をしても破るのが常識ですから、願わくば私など【コロナで滅亡してもらえぬか】と密かに思っております(笑)。

    今月の選挙は、与党(ともに民主党でしたっけ、変なネーミング)は、何をしてでも多数派工作をすると思います。野党にはそれをひっくり返す力はありません。

    あと2年、文キチがやって、その次も左派系に繋げれて、保守派は壊滅するかも。まあ、保守派よりは日本にとっては分かりやすい敵国勢力なので、その路線でOKです。

  11. より:

    日本は韓国からの観測気球を気にしなくても良いようです。なぜなら、韓国大統領支持者層は「破綻する日本の円なんかいらない」「スワップなんて頼んでない」ということなので。
    大統領も韓銀も支持者に逆らって頼みに来ることはないでしょう。

    情報元
    http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/54502241.html
    https://bbs.ruliweb.com/community/board/300148/read/33858521?page=23
    (左派系BBSとそれを翻訳するサイト 2020.4.8確認)

  12. 名無しの権兵衛 より:

     「しかし、韓国側が国家の意思として「脱日本」を進めるというのであれば、それは逆に、むしろ韓国側が『日韓通貨スワップを締結する理由』を積極的に消滅させている、という意味でもあります。」
     この論法は、韓国という国には通用しないでしょう。韓国の信条はいわゆる「ツー・トラック政策」で、「歴史問題は歴史問題として解決を目指し、それとは切り離して経済問題は経済問題として協力を進める」、また「『素材・部品・装備の脱日本は脱日本』として推進し、それとは切り離して通貨スワップは通貨スワップとして協力を進める」という論法です。
     そして、韓国のすごいところは、この「ツー・トラック政策」に100%矛盾を感じていないことです。

  13. 押入れ より:

    アルプスの少女ハイジ OP
    替え歌デス。

    ♪プッ プウッ プ ププ〰
    ・・・・・・・・・
    ヨーレローレロヒホー
    ヨヒドゥディ ヤホホー
    ヨーレローレロヒホヤ
    ラヒドゥディ ヨー

    彼の国は なぜ 米ドルを 欲しがるの
    あの国は 何か 困っているの

    教えて〰 池上さーん
    教えて 鈴置さん
    教えてーー
    新宿会計士!(敬称略)

    ヨーレローレロヒホー
    ヨヒドゥディ ヤホホー
    ヨーレローレロヒホヤ
    ラヒドゥディ 
    ヨーレローレロヒホー
    ヨヒドゥディ ヤホホー

    我が国は なぜ 彼の国を 助けるの
    あの国が 何か プラスに なってるの

    教えて〰 河村さーん
    教えて 麻生さん
    教えてーー
    新宿会計士!(敬称略)

    失礼致しました。

  14. 匿名希望 より:

    聨合ニュース 2020年4月8日
    https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200408003500882

    韓国の与党など7政党 慰安婦合意の日本拠出の10億円返還に同意
                               =韓国団体

    なんと、自分勝手な国なのでしょう。
    国と国との約束・合意を自分たちの都合で、簡単に破っておきながら
    与党や野党の政党の集まりで、日本が韓国に拠出した10億円の
    返還を了解してやる!・・・・とは。

    なんという利己主義な考え方なのでしょう??
    社会常識とか、恥ずかしいことであるとか、良心とか全く通じない民族
    ですよね。
    自分たちの都合なら、どんな約束や契約でも、簡単に破ってもよい
    という考え方は、信じられません。

    そんな国と、日本が新たなスワップ契約を結び、大金を貸し付けて
    よいものなのでしょうか?

    相手は、社会常識も法律も倫理観も通用しない国なのですよ!
    何を信じて、信頼せよと言うのでしょうか??

    1. りょうちん より:

      返却を日本が拒否したら、どうするんでしょうかね。
      10億円は、書留では送れないですし。
      ああ50万円ずつ分割して送ればいいんですね(カイジ方式)。

  15. オブ より:

    今までを見ると韓国は、全てにおいて後先は考えずとりあえずハッタリでも嘘でもいいのでその場でのアドリブでその場が成り立つ、切り抜けられればそれでいいという発想なのでしょうね。その理屈は関心のない第3国から見れば、声が大きければ「一理ある」となることも多いから気をつけないといけません。今は世界的に理性というより不安や感情で動きやすい雰囲気になっていると思います。そういう雰囲気を感じ付け込むのは上手いから、気をつけてのまれないようにしないと。

  16. しょうね より:

    「総選挙は韓日戦」ポスター全国へ拡散

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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