ネットの「誹謗中傷」事件の続報と「交通戦争」の経験
「新宿会計士」も長年、ウェブ評論活動を行っていると、インターネット上の誹謗中傷の被害に遭うことも増えてきました。こうしたなか、ツイッター上での「新宿会計士」に対する誹謗中傷に関し、昨日、問題ツイートの削除と(中途半端ながらも)謝罪などの措置が講じられているのを発見しました。やはり、当ウェブサイトに掲載した「発信者情報開示のハードルが非常に下がった件」などの情報が「効いた」のでしょうか?
情報開示のハードルが下がる
「新宿会計士」のハンドル名を用いている著者自身は、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』に加え、最近だとツイッター上で情報発信などの活動を行うようになりました。
こうしたなか、昨日の『改正プロバイダ責任制限法で下がった開示請求ハードル』では、著者自身がツイッター上で誹謗中傷を受けた場合には毅然と対応する旨に加え、『特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律』に基づく発信者情報開示請求の概要について取り上げました。
この記事を掲載した理由のひとつは、「新宿会計士」(@shinjukuacc)に対する誹謗中傷ツイートを発見したことにあります。もちろん、ウェブ評論活動を行っている以上、そのようなツイートなどは頻繁に受け取っていて、そのようなものをいちいち気にしていても仕方がない、という側面はあります。
ただ、それと同時に「被害を受けた場合にはどういう対抗措置があるか」を調べるという良い機会でもあると考え、これが昨日の記事つながった、というわけです。
誹謗中傷や不法行為に対する「新宿会計士」の対応
念のため、『当ウェブサイトの基本方針(2020/05/25版)』や昨日の記事などでも言及した内容をもう一度まとめておきますが、著者自身がかりに誹謗中傷や権利侵害などを受けた場合の対応は、次の通りです。
当ウェブサイト上で誹謗中傷・名誉棄損などの不法行為を受けた場合
基本的に、何も対応しません。なぜなら、当ウェブサイトは「新宿会計士」のプラットフォームであり、「新宿会計士」はコメント主様に対し、圧倒的に強い立場にあるからです。したがって、当ウェブサイト上で「新宿会計士」に対し人格攻撃を含めた誹謗中傷などを行っても、著者自身が法的措置を講じることはありません。
ツイッター上で誹謗中傷・名誉棄損などの不法行為を受けた場合
基本的に、毅然と対処します。程度に応じ、ツイート主に対し抗議を行うこともありますし、ツイッター社に通報することや、場合によっては昨日取り上げた「1,000円からできる発信者情報の特定」作業に着手することもあり得ますし、さらには実際に損賠請求などを行う可能性も排除するつもりはありません。
その理由は簡単で、ツイッター上で「新宿会計士」は「ツイッター」という巨大なプラットフォームにおける1人のユーザーに過ぎず、ツイート主同士はあくまでも対等な立場にあるからです。
権利侵害を受けた場合(当ウェブサイトコンテンツの無断での商業利用等)
さらには、ときどき発生するのが、権利侵害です。
当ウェブサイトでは、当ウェブサイトに掲載しているコンテンツ自体は、「出所さえ示していただければ」、引用も転載も自由に行っていただくことができる、という方針を取っています。これは、世間一般の著作権に関するルールと比べて、かなり緩い基準ではないかと思います。
引用・転載は歓迎!ただし…
これについては何もボランティアで行っているだけの話ではありません。とくに著名なユーチューバーの方が当ウェブサイトのコンテンツを取り上げてくだされば、そのこと自体、結果的に当ウェブサイトの宣伝をしていただいていることになるからです。
じっさい、当ウェブサイトの内容については、チャンネル登録者数数十万人という著名な経済評論家の方が、ときどき当ウェブサイトの実名を挙げて動画内で読み上げてくださっているようであり、そのおかげで当ウェブサイトとしても新たな読者の獲得に至っているため、「Win-Win」の関係が構築できています。
ただ、ごく稀に、この「最低限のルール」すら無視し、当ウェブサイトの出所なども示さずに、あたかもオリジナルの意見であるかのごとく、コンテンツを作っている者が出現することがあります。
『動画サイトにアップされた当ウェブサイトの盗作が酷い』や『悪質さ増すコンテンツ窃用:どんな法的措置を講じるか』などでも述べたとおり、当ウェブサイトに掲載した記事を、出所も明示せず、ほぼ丸ごと動画サイトYouTube上のコンテンツに剽窃したという事例があったのです。
著者自身が確認した権利侵害はこの2件だけではありませんが、とくに悪質だったこの2件についてはコンテンツ制作者にコンタクトを取り、著作権侵害を止めるように警告を発しました。
結局、コンテンツ窃用者らは当該コンテンツの削除と謝罪表明などの措置を講じたため、当ウェブサイト側としてはこれ以上の追及(たとえばYouTubeで得た収益の返還要求など)の措置も講じていませんし、今後もするつもりはありません。
しかし、基本的には「毅然と対処する」、とだけ申し上げておきたいと思います。
とある謝罪ツイート
こうしたなか、昨日も報告した「ツイッター上での誹謗中傷」のうちの1件について、「続報」がありました。
どうやら著者自身に対する誹謗中傷ツイートを発信したツイート主が、昨日午後2時半ごろ、こんな趣旨の「謝罪ツイート」を出していたようです。
過日の新宿会計士(@shinjukuacc)さまへの暴言につきまして、私XXXXXは発言を撤回するともに、深くお詫び申し上げます。当該ツイートにつきましては既に削除しております。
新宿会計士さま及び関係者さまの気分を害する私の発言につきまして、反省しております。
誠に申し訳ございませんでした。
本人の名誉のために、あえて該当するツイートのやり取りや、このツイートを発信したアカウントなどに関する情報は伏せておきます(※ただし、誹謗中傷の証拠を含めたやり取りに関するスクリーン・ショットについては、その多くを保全済みです)。
ご本人は問題ツイートを発信した当日、わざとふざけた謝罪をしてみたり、逆に「リーガル・ハラスメントだ」などと挑発してみたり、と、ずいぶんと図に乗っていましたが、やはり『改正プロバイダ責任制限法で下がった開示請求ハードル』あたりが決定打となったのでしょうか?
2022年10月1日の改正法施行以降、開示請求のハードルが極めて低くなっているというのは、誹謗中傷の被害を受けた側にとっても、司法手続を通じた救済を求めることが、かつてと比べて非常に簡単になっていることを意味しています。
結果的には該当するツイートが削除され、(中途半端なかたちであるとはいえ)謝罪がなされたことは間違いありません。もしもそれが「新宿会計士」側の一連のツイートやウェブサイトでの記事を通じ、本人がそのことを理解したのであれば、著者自身の活動も無意味なものではないのかもしれません。
いずれにせよ、新聞、テレビなどのオールドメディアとは異なり、ネット空間ではだれもが情報の発信者になり得ますし、たまたま発したコメントやツイートが注目され、何千回、何万回も表示されるという「バズ」を発生させることもあり得ます。これなどもネット空間の醍醐味でしょう。
しかし、ケースによっては「逆の意味で」注目されるというリスクもありますし、軽い気持ちで不用意に書き込んだコメントやツイートが思わぬトラブルを招くこともあります。
自動車普及期の「交通戦争」
このように考えていくならば、ネット空間も現在は「モータリゼーション」の初期と事情は似ているのかもしれません。
「モータリゼーション」は「自動車が社会に一気に普及する現象」を意味する専門用語で、日本だと1950年代から60年代にかけて、交通事故での死者数が一気に増えました。
警察庁が公表する『道路の交通に関する統計』によれば、年間の交通事故の死者数は1959年に初めて1万人の大台に乗せ、ピーク時の1970年にはじつに16,765人という方が交通事故により命を失っています(図表)。
図表 交通事故死者数
(【出所】警察庁交通局交通企画課・2023年1月4日付『令和4年中の交通事故死者数について」』P2を参考に著者作成)
ちなみに日清戦争(1894~95年)での日本側の戦死者数は17,282人だったそうです(出所はレファレンス協同データベース『日清戦争、日露戦争、満州事変、第一次世界大戦における日本人戦没者の数を知りたい』)。
このことから、日清戦争当時の戦死者を上回る犠牲者が生じる状況を踏まえ、当時は「交通戦争」という表現も用いられたそうです。こうした情勢も、社会が自動車という「文明の利器」をうまく使いこなせていなかった証拠といえるでしょう。
インターネットもまったく同じ
もっとも、「こどもや高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保」、「自転車の交通ルール遵守の徹底」、「飲酒運転等の悪質・危険な交通違反の取締」といった規制当局の努力に加え、私たち社会の構成員の側の意識変革などの影響もあってか、昨年の交通事故死者数は1948年以来の統計で最小を記録しました。
理想は交通事故死者数がゼロになることですが、それでも1970年と比べて約6分の1にまで圧縮できたことは間違いありません。
結局、インターネットもこれと同じではないでしょうか。
自動車という便利な道具が世の中に出現したことで、人々の生活は飛躍的に便利になりましたが、その反面で「交通戦争」と呼ばれるような悲惨な事故社会が実現し、騒音、排ガスなどの公害も出現してしまいました。しかし、それを軽減する社会的努力は続いており、これらの問題も徐々にマシになりつつあります。
インターネット・ペーパーレス社会も、大変便利で快適なものですが、それと同時にネット上の誹謗中傷行為に加え、たとえばウイルスやキーロガーなどのサイバーセキュリティの問題も生じています。
結局のところ、人類はあらたな道具を手に入れたときに、それらの文明の利器がもたらす負の影響とも付き合っていかなければならないのであり、ネット社会の情報発信者としてのマナーも、こうした「新たな道具の問題」のひとつに過ぎないのではないでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
山上容疑者に現金100万円超 拘置所に差し入れ続々
https://www.sankei.com/article/20230108-O767MRY7WFKG7AYT266CLU627U/
江川紹子ジャーナリスト・神奈川大学特任教授
オウム事件の時、一部元幹部や教団弁護士などの”おっかけギャル”が現れたことを思い出す。
さらに山上容疑者の場合、旧統一教会が求めた法外な献金によって家庭や人生を崩壊させられた悲劇性や物語性があり、事件によって教団と政治家の関わりや「2世」の苦しみなどがあぶり出された経緯もあり、同情や共感が生まれやすいのだろう。
裁判が始まって報道が増えれば、傍聴に訪れるなど、”支援”の動きはさらに盛り上がりを見せるかもしれない。ただ、同情や共感と、暴力を肯定する「英雄視」は違う。そこは、この現象を報じるメディアやコメントする専門家も、切り分けて伝えてほしい。
一番の問題は、こういう事件が起きるまで、旧統一教会の問題が十分に報じられてこなかったことだ。メディアや私を含めたジャーナリストは、”支援者”の存在を嘆くより、その反省をしなければならない。
楊井人文弁護士
このような現象が起きた背景には、山上容疑者の犯行と旧統一教会の問題を、意識的に切り分ける言論が非常に少なかったこともあるように思います。事件発生からまもなく、メディア・言論界の主要な関心事は旧統一教会に移りました。山上容疑者が事件直前ジャーナリストに送った手紙を読めば「本来の敵」ではない元首相暗殺を手段として、「人類の恥」である旧統一教会に社会の耳目を集めダメージを与える目的があったことは否定できないと思います。旧統一教会の問題を追及するにせよ、同時に、例えば山上容疑者はその他の手段で問題を訴える行動を尽くしたのかを問うなど、犯行の「論理」を明確に否定し厳しく追及し続ける言論が極めて弱かったことに危うさを感じています。
選挙中に国会議員が公衆の面前で暗殺されたこと、長期政権を担った元首相の回顧録を国民が読み、検証する機会が永遠に奪われたことの重大性はもっと語られるべきではないでしょうか。
ycmdikri
容疑者の境遇には同情できるし、この事件のおかげで統一教会の被害者救済に動き出したのは良かったのだが、人を殺したらダメだろという気持ちが強い。
しかし、これぐらい大きな事件がなければ統一教会に苦しめられている人は今でも希望が持てないままだろう。
こんな事件がなくても政治家が被害者救済しないといけないのだが、政治家も統一教会の広告塔みたいなことをしていたのが問題だ。
ito*****
過酷な家庭環境は衝撃的だった。そして安倍元首相が亡くなったこともまた大きな衝撃だった。
安倍元首相を銃撃したことはやはり筋が通らないと思うが、しかしこんな事件によって、そしてこんな事件だからこそ統一協会の悪質性や政治家と統一協会とのヤミも表に出てきたとも言える。こんな大きな事件を起こさなければ何も変わらなかったのかもしれない。それは小さな殺人事件であってもだ。信者家族にも自殺者や生活が破綻している人が多数いたのに、裁判だって起こっていたのにだ。
現実的には安倍元首相が暗殺されたからやっと政治が動いたとの思いが大きいように思う。
ネットでは比較的に冷静な意見が多いように思います。
ただ、やらなければならない選挙中に国会議員が公衆の面前で暗殺されたテロ行為の追及、
旧統一教会以外の追及がやられていない。
この辺りがネットと異なり一方的に自らの思想をニュースとして訂正することのない
オールドメディアの問題でしょう。
「日本をダメにした総理大臣は」アンケート 現職・岸田氏は3位、安倍氏は2位、1位は「基地問題を再燃させた」宇宙人
https://smart-flash.jp/sociopolitics/217077
安倍元総理が入る事自体がオールドメディアの問題です。
特に1995年頃以後のインターネットの普及と、パソコンから携帯電話、そして今や誰もが持つスマホ、これが爆発的に所持者が増え、特に黎明期は高くて若年層にはハードルの高かった携帯でしたが、その後のスマホの普及に相まって、情報伝達ツールの一大革新として、その果たした役割は有害・利益とも飛躍的に年毎に進化しました。
会計士さんは自動車事故と関連付けて考証されてます。確かにその通りでしょう。1950年代後半から1960年代のモータリーゼーションの一般化は、交通事故(死傷事故)の多さで悪いイメージが定着しました。これには大きく分けて、二つの因果関係があると思います。
一つは、当時の免許証取得の簡便さ。クルマ自体今の100分の1程度で、郊外になるとたまにしか通らない。自動車学校での実技試験、学科試験も極めて甘く、「飛び込み」で、一発合格を狙うのも普通でした。それは就職時や中高生でも家の商売の手伝いに、15歳で取れる軽免許は不可欠だったからです。
更に18歳以上で取れる普通免許も、軽免許があれば、長い実技日数は不要です。つまり、産業界から新規取得者を増やす事が求められていたからです。勢い未熟な若者運転者が増え、事故をひきおこす原因になりました。
もう一つの原因は、メーカー側の安全性重視の欠如。シートベルトなんざありません。座席にヘッドレストも無く、追突されると「ムチ打ち症」で整形外科にお世話になる事になる。
今現在、ムチ打ち症のギプスを嵌めている方は少ないですネ?街を歩いてて、ほとんど見ません。コレは自動車の安全性の高まりのおかげです。更に追突防止センサー&ブレーキや、クルージングコントロール、バックモニター、エアバッグ、サイドバッグ、前方モニター、ABS、オートエンジンストップ、ナビ、ETC、リモコンミラー、アクセル踏み間違い防止装置、、数えたらキリがありません。
さて、インターネットの誹謗中傷の類いは、直接ターゲットをピンポイントで狙うだけに悪質です。ただ、発信者情報開示のハードルが非常に下がった件により、悪質な中傷は減るでしょう。自動車戦争と言われた安全性の低いクルマと、自動車の特性をよく知らなかった歩行者とが、お互いに注意をするようになったように。黎明期から大発展期のインターネットも、相手をおもんばかる行動とマナーを身につける時代です。
>相手をおもんばかる行動とマナーを身につける時代です。
説得力皆無としか。。。普段のご自身の投稿を見て、本当にそれが言えますか?
匿名様
いつも私の駄文を気にかけて頂いてありがとう。
「説得力皆無としか。。。普段のご自身の投稿を見て、本当にそれが言えますか?」←何の事でしょう?具体的に示そう。
いわゆる「バカッター」みたいに、黎明期は人間の駄目な部分が炙り出されるのは歴史的にも繰り返されるものですね。
百年程前の新聞にも「今の若者は〜」と書いてある記事があるのを見るに、人間の本質なんていつの時代も変わらないものかと。
批判と誹謗中傷の区別は必要ですね。
”謂れの有無”ではないのでしょうか?
その内過払い金返還訴訟のように、名誉毀損、侮辱罪は金になるということで法律屋、示談屋が跋扈して過去の名誉毀損の訴訟お任せ下さいとCMをバンバン打ちはじめる社会が来たらドン引きします。
ワタシもポッポ鳩山さんを宇宙人などと侮辱したりロシア政府を強盗、山賊呼ばわりしているのでファクト暴力罪で訴えられないか戦々恐々としています。
とは言え、平成の時代のネット黎明期の荒れ具合がいつかの武勇伝となり令和は匿名性がなくなり品行方正になって皆さん礼儀しいネット環境に移行するかもしれませんね。
一般に権力者や外国政府などに対する名誉毀損は成立しません。当ウェブサイトの場合、国会議員、地方議員、首相、閣僚、裁判官、中央省庁職員、都道府県知事、市区町村長らについては批判は自由にできると考えています(元職であっても在職中の行為については同様です)。
>ファクト暴力罪で訴えられないか戦々恐々としています
冗談の話だと思いますが、ロシアや中国、そして韓国などでは公人に対する批判にも本当に名誉棄損罪が成立しそうなのがなんともw
セウォル号事件の際に一時的に所在不明となっていた朴槿恵大統領がその時間誰かと密会していたとの風評があると、産経新聞が朝鮮日報などをソースに報じたところ、ソウル支局長が起訴されたなんてことが実際にありましたしね。
あり得ないことが起こる国に滞在する必要のある方は、気を付けておくに越したことはないでしょう。
プロバイダ責任制限法による誹謗中傷への対抗手段は、安保で言う抑止力のようなもんだと思います。
すべての誹謗中傷を止めることはできないけども、多少なりとも思いとどまらせる効果がありますので。万能ではないけども無駄ではないと思います。
ところで某氏の謝罪ツイート、リプライじゃなくメンションを使っていて、元の自身の発言も特定しにくいし、本人への謝罪よりは自分のお仲間への宣言の要素が強い印象です。
犬○氏のYoutube盗用事件の当初の謝罪を思い出しました。
なんだかなー。(笑)
>理想は交通事故死者数がゼロになることですが、それでも1970年と比べて約6分の1にまで圧縮できたことは間違いありません。
>結局、インターネットもこれと同じではないでしょうか。
同じとは思えません。
車の運転は免許制度で、その取得、更新において交通規則、マナーに関する十分な「教育」「啓蒙」がなされますが、ネットにはそのような免許制度も教育もないからです。誰でも参加できるということが、長所であり短所でもあり、今は短所が目立ち始めているといったところでしょうか。
モータリゼーションの展開によって自動車の絶対数が増え、それに伴って交通事故死者が大幅に増加しても、「自動車なんかがあるから交通事故で死者が出るのだ。自動車なんかなくしてしまえ!」というご意見は、ついぞ広まりませんでした。
でも、「軍隊などあるから戦争が無くならないのだ。軍隊なんぞなくしてしまえ!」というご意見には今なお少なからぬ信奉者がいるようです。
個人的には、自動車保険はもちろん、生命保険や火災保険などにも加入していない、する気もない人たちが「軍隊撲滅論」を唱えるのであればまだわかるのですが、そうでない人たちは一体何を考えているのだろうとは思います。
確かに似たところの多い面白い視点ですね。色々考えつくところをツラツラと…
事故数低下については、運転者も歩行者も意識が変わってきたという面もあるとは思いますが。安全装備の技術発展がかなり大きく、また飲酒運転罰則強化などの法整備、いわば規制で事故数が低下していると思われます(私見)。これらは、自動車の性能を顕著に下げたり、交通に不便を強いたり、自由な移動を妨げたりといった要素はそれほど高くないように思えます。
しかし、ネットの場合。安全装置…ペアレンタルコントロールや閲覧規制など?はまだ免許制度のようなものなので良いかもしれませんが、通信に不便を強いたり、自由なアクセスを妨げたりとなると、ネットの利点そのものを低下させてしまう。個人的・現時点の感覚では、とても考えられない要素です。
とはいえ、昔だと「速度がもっと出せるのに40kmしか出せないなんてありえない!」とか「楽しくお酒を飲んで運転できないなんて台無しだ!」という方も居たのでしょうか。ネットはすっかり普及したようでまだまだバランスのとれていない過渡期なのかも。「無限の可能性」に次々と安全制限をかける時期も来るかもしれません。
あとは、交通事故では事故時に直接的に負傷したり死亡したりが容易に想像できますが、ネット事故(?)ではその感覚が薄いのかな。相手を自死においやってしまったり、自己に驚くような制裁金が課されたりは今でも十分ありえるのですが。件のなんとか404が酒でも飲んだ絡んでいたのかはわかりませんが、当初は軽い気持ちで煽っていてだんだん相手が悪いと感じて尻尾巻いたのは見て取れます。煽り運転して近くでよく見たら相手はゴリマッチョでしたみたいな。
こう考えると、「ネットはキケン!」と嘯く連中の理屈は稚拙なものの、突破口としてはアリなのかもしれません。
余談:ゲームやアニメ業界など表現界隈は過剰な規制やポリコレでつまらなくなってしまった分野に感じます。農薬などは規制が科学的にも過剰かとは思いますがそのくらいで良い(安全<安心は困りものだが、付加価値にはなる)し不便もそれほど無い、というところか。原発は個人的には規制過剰だけど口をだすほど理解できていない。
こう並べると、ネットを娯楽と見るか、生活インフラと見るか、はたまた人類の未来をかけた技術と見るか、で話が変わってきそうです。また、安全の定義をトラブルのある程度の少なさで納得するか、完全なるゼロを目指すかでも。
アニメの表現規制の話題をだしていただいたので、
気になるネタを一つ
アニ◯ックスで放映した
昭和の傑作
機動戦士ガンダム劇場版哀戦士より、
アムロとランバラルとの会話、
僕、乞食じゃありませんから、
この
乞食だけがカットされてます、
他のセリフ
ブライトの
めくら射ちでもいい、
ハモンラルの
目眩まし
は普通に放映されてるのに何故?、
規制のライン引きが曖昧で
理解に苦しみます、
あの会話、物語ではけっこう大事な流れだけに残念です。
内容の棄損も気になりますし、現在の基準で過去作品を改変するというのが嫌ですね。よほどでなければ「当時はこうだった」で受け入れてほしいものです。どうせ作品を正そうなどという動きではなく、訴訟やらクレームやらの回避というだけでしょうし。
異性キャラと結婚という要素がある旧作ゲームがリメイクされたと思ったら結婚の文言が消えて「パートナー」になって同性も対象になっていたり(しかも子供は鳥が運んでくる)。メリークリスマースって言えなくなったり。話題になったアフリカンアリエルも、演者は素晴らしいと思いますが原作再現は放棄している。それで素晴らしい作品は勿論作れますが、ならもう別作品でやれよと。
かけっこで皆1等賞、桃太郎は鬼と友達になりました、なんて今思えばまだ序の口でしたね。
もう1つ、
ジプシーも差別用語?で
地上デジタル放送では放映出来ないとか、
あの中森明菜さんの名曲
ジプシークイーンも
特集でもスルーされていたりと、
ただ、
ケーブルテレビの
歌謡ポップチャンネルでは
普通に昔の映像として紹介されてます、
あと
アニメでも、
ファミリー劇場放映の
釣りキチ三平など、
番組冒頭に
作品を尊重してそのまま放映します、
と
テロップで知らせてますね、
こんな時代もあったんだよと
若い世代に教えることも大事なことですね。
乞食は、放送禁止なのか
何故なんだろう?
放送禁止用語一覧
http://monoroch.net/kinshi/
明確な理由がないものもあります