岸田首相が韓国の政策協議団との「面会を検討」=産経
産経ニュースが昨晩、尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期韓国大統領が日本に派遣してくる「政策協議代表団」を巡って、岸田文雄首相が「面会を検討している」と報じました。非常に不安になる報道です。もちろん、産経によると面会するかどうかは、韓国側が「どのような姿勢を示すか」を見極めたうえで、最終判断する方針、などとしているのですが、外務省の役人あたりがこれを画策しているのだとしたら、極めて懸念される状況です。
目次
外交青書の内容は思いほのかマトモ
昨日公表された外交青書では、昨年に続き、日本が「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現を外交の最優先課題のひとつに位置付け、米国、豪州、インド、ASEAN、欧州などと連携する姿勢が示されました(『外交青書、「中露朝韓」に対する厳格姿勢を維持・強化』参照)。
一方、従来であれば米国に次いで「最も重視」されてきた近隣国、とりわけ「中露朝韓」4ヵ国に関しては、昨年の外交青書では「日米同盟」、「FOIP」に続く「3番手」に格下げされましたが、今年もその扱いが維持されました。
そのうえで、中国については尖閣諸島問題など、韓国については竹島問題など、ロシアについてはウクライナ侵略や北方領土問題など、北朝鮮については拉致問題などに言及されるなど、中露朝韓4ヵ国に対しては、例年にもまして厳しい姿勢が示されたと考えて良いでしょう。
そのうえ、日本の近隣「国」のひとつである台湾に関しては、昨年に引き続き、例外的に「基本的価値の共有」という文言が盛り込まれました。
日本政府は台湾を公式には「国」として認めていませんが、外交青書では台湾を「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人である」(同P43)と位置付けているのです。
外交青書が台湾を直截的に「FOIPのパートナー」と記述しているわけではありませんが、「台湾は日本と基本的価値を共有している」、「基本的価値を共有する国はFOIPに参加する資格を有している」という二段論法を適用すれば、言外に「台湾は潜在的なFOIPパートナーだ」と述べているのと同じでしょう。
以上、外交青書の記述は「意外と」(?)マトモです。個人的には岸田文雄政権下で、安倍晋三、菅義偉両総理らが敷いた「FOIP重視」路線が撤回される、あるいは後退するリスクを恐れていたのですが、現在のところは杞憂に終わっていると考えて良いでしょう。
【参考】2015年当時の岸田外相(現・首相)と尹炳世(いん・へいせい)韓国外交部長官
(【出所】外務省ウェブサイト。岸田文雄首相は外相時代の2015年、「軍艦島などの世界遺産登録」、「慰安婦合意」と2回にわたって韓国に騙された)
参院選前の安全運転、という可能性も…?
もっとも、今回の外交青書が岸田首相の方針に沿ったものであると考えるのは、いささか時期尚早です。
岸田首相の心中を忖度するに、少なくとも今夏の参院選までは、「安倍・菅路線」を大きく変えることなく「安全運転」に徹し、岸田首相なりの独自カラーは参院選後に出て来る、という可能性はあるからです。
政策のなかでも個人的にとくに懸念しているのは、「財務省的な増税路線」や「新しい資本主義」なる概念ですが、それだけではありません。外交・安全保障面でも、中露朝韓4ヵ国に対し妙な妥協をしようとする動きを見せるかどうか、という点です。
その最初の試金石のひとつが、日韓関係ではないでしょうか。
ことに、『日韓関係で必要なのは協議ではなく「韓国の約束遵守」』などを含め、当ウェブサイトでもこれまでに何度となく述べてきたとおり、尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期大統領が24日以降、日本に派遣してくる「政策協議代表団」は、その典型例です。
来日目的がよくわからない「協議団」
ただ、この「政策協議団」、そもそもその来日目的も明らかではありませんし、日韓諸懸案についての何らかの解決策を持参してくるのかどうか、怪しいところでもあるからです。
というよりも、『靖国巡り韓国政府の批判にまったく動じなくなった日本』などでも議論したとおり、そもそも尹錫悦政権の関係者らからも「歴史を反省しない日本に非がある」、「韓日関係改善にはお互いの努力が必要だ」といった趣旨の発言が出てきています。
正直に申し上げるならば、尹錫悦・次期政権がみずから日韓関係「改善」のチャンスを潰している、ようにしか見えませんし、こうした状況のなかで中途半端に「協議団」を派遣してくれば、日本側の韓国に対する深い失望を呼び、日韓関係は却って冷え込みかねません。
首相が協議団と「面会検討」…その報道の目的とは?
こうしたなかで、産経ニュースは昨晩、こんなことを報じました。
首相、韓国次期大統領訪日団と面会検討
―――2022/4/22 22:43付 産経ニュースより
産経ニュースは「複数の政府関係者」による情報として、岸田首相が「政策協議代表団」との面会を検討していることが「22日にわかった」と報じました。
なんだか、不安になってしまう記事です。もしもこの記事が事実ならば、まさに「脇の甘い首相が韓国との協議に応じてしまう」という懸念が的中しそうになっている、という意味だからです。
そもそも論として、とくに近年における日韓間の主要な諸懸案は、いずれも韓国が生み出したものです。自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題を含めた日韓間の諸懸案については、法的にはいずれも解決済みのものですので、これらを巡って日本が「譲歩する」などあり得ません。
いちおう、産経ニュースの報道を読むと、岸田首相は「代表団が林芳正外相や日韓議員連盟などとの面会でどのような姿勢を示すか見極めたうえで、最終判断する方針」だ、などとしています(※逆に言えば、林外相がこの協議団と会うことは確定している、という意味なのでしょうか?)。
つまり、この「代表団」が持参してくる日韓関係「改善」提案そのものを見たうえで、それが良いものであれば岸田首相が面会する、という意味にも取れますが、逆に迂闊にも面会してしまうと、韓国側は「日本が韓日関係『改善』にコミットした!」とばかりに大騒ぎする展開が懸念されます。
しかも、産経ニュースによると、「首相と代表団の面会が実現した場合、5月10日に予定される尹氏の大統領就任式への首相の出席などが話題に上る可能性もある」、などと記載されています。
もしも産経にこの情報を流した「日本政府関係者」が外務省の関係者なのだとしたら、おそらく外務省の一部の者が、本当にそのようなことを画策しているという間接的な証拠でもあり、極めて懸念される状況です。
もちろん、この産経の記事自体、「首相が協議団と面会しようとしている」という情報を掴んだ政府関係者が、それを「潰す」ために産経にリークしたものである、という可能性もあるのですが…。
希望的観測:自民党がこれに乗らない可能性
もっとも、少しだけ希望的観測を申し上げておくならば、現時点において韓国側から日韓諸懸案を解決するための具体的な提案がほとんど出てきていないという事実は、日本側、とくに自民党外交部会などを納得させることが不可能であることを示唆しています。
著者自身の私見で恐縮ですが、現在の岸田文雄政権は、岸田首相自身の指導力で政府、党をグイグイと引っ張っているというわけではなく、むしろ党の側に対韓強硬論者などが集まっているフシがあります。
たとえば、自民党外交部会長を務める佐藤正久参議院議員あたりは、首相が尹錫悦氏の就任式に参加するために訪韓することを「あり得ない」と述べています(『「首相訪韓」を佐藤外交部会長も「あり得ない」と発言』等参照)。
もしも韓国側が自称元徴用工問題・自称元慰安婦問題などを巡り、日本の譲歩を前提とするような案を出してきたら、その時点で自民党外交部会あたりが前面に出て来るでしょうし、当然、政府の外交は自民党に引っ張られてしまうという展開も考えられます。
こうした状況を踏まえるならば、とりあえず明日以降の政策協議団と日本側の折衝については、しばらく注視してみても良いのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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日本がしてあげられることとしたら、請求権協定三条の手続きを再開することぐらいですかね。
「複数の政府関係者」による情報で「検討している」ですか。
これが朝日や毎日なら”ノルマ消化”と解釈できますが、産経だとちょっと微妙ですね。
会わないのが一番ですが、もし会うのなら「韓国側が約束を破ったせいで
私の政治家としての評価にケチがついているのですが」とでも言って欲しい物です。
90%くらいの確率で言わないだろうけど……
あんまり気にしない方がいいと思います。儀礼的な面会だけ受けておくのをことわるのは困難です。
一切実質的な話をせず、あちらもないことないことを騙ることもできないように。出来れば事前に何も知らせず、突然「今から面会」と通告して準備の間も無く事前報道もさせず短時間面会して終わり。
サラッと流しましょう。無視戦略の一環です
後ろのホワイトボードに「事務的面会」って書いたA4の紙を貼っておいてほしいですね。
G様
賛成です。
さらっと儀礼的な挨拶はする、公開で面会を行えばなおよろしいかと。
(安倍元首相のもと外相時代に2度騙され面目を失っている岸田さんです。さすがに学習しているでしょう)
あれっ?
今月、日本に先立っての訪米代表団も、
サリバン米大統領補佐官に親書渡せただけで
バイデン大統領とは面会してもらえなかったはずです。
儀礼的な面会してあげるまでの必要はなく、
なにも断らなくても、相手にせず無視して
実現させなければいいだけで
たかが韓国みたいなものの代表団に
あってあげるのはいきすぎだと思いますが・・。
この手の話に必ず登場するのが「あまり大したことないから」「どうせ岸田首相は何もできないから」という、一見味方を装いながら容認を誘導するコメント。
公邸の椅子に縛りつけておけばいいのに。
個人的な憶測ですが、政治家とかのスケジュールって一週間先ぐらいならもうギチギチに詰められて、基本的に変更出来ないものだと思っているのですが。
そして、ここ一週間の首相動静がこんな感じです。
基本的に朝の8時から晩まで働き詰めです。一部の例外はありますが、歴代の総理でもそんな感じだったと思います。
あと、夜中でも緊急の連絡は寄越せと、故小渕総理みたいな事を言っている記事も見掛けた覚えがあります。
このスケジュールは今後も続くと思います。色々と批判もありますが、それでもなかなかにハードなスケジュール続きできつい仕事をしているという印象です。
この中に、何の具体策も無い、会うだけ時間の無駄になる可能性が極めて高い集団との面会時間を今から入れるかというと、優先度が低すぎてまず無いんじゃないかなあと思います。
今からだと色々と遅くて、ちょっと、もう時間を確保のも難しい気がします。
4/22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022042200250
4/21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022042100313
4/20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022042000253
4/19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041900214
4/18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041800147
4/17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041700122
4/16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041600156
外相は会う予定があるようですが、北ミサイル問題はともかく他の問題について話し合うかというと、疑問ですね。
何しろ、具体策が無いんですから。
林外相と韓国「政策協議代表団」、25日に夕食会…北ミサイル問題など話題か
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220421-OYT1T50239/
今朝の朝日新聞によると米側から「大統領が訪日より先に訪韓する代わりに日本と上手くやってくれ」と念を押され、政策協議団の派遣を決定したとのこと。なるほど、それで急に日本に来ることになったんですな。朝日もたまには良い取材をするなあと妙に感心してしまった。それにしても、また日韓議連のN賀議員とかが暗躍し始めている。岸田総理も面会する可能性が高くなってきたなあ。総理も「自分が外相のときの約束(慰安婦)を守ってもらいたい」ぐらいは、政策協議団(やバイデン氏)に言ってもらいたいもんだ。
佐藤隊長が「会っても外相クラスだ」と言ったので、外相が会う方向になったような気もします。
会って人の話を聞きたくてしょうがないんじゃないですかね。
駐日大使と一度も会っていない外相が会えば、それだけでメッセージだと思います。
協議団が国際法違反の状態を是正する話をするのかどうか、外相でなくても事前に聞けるでしょう。どうせそんな話はできないです。
もし、日本が求めている話をするつもりがあるなら「韓国側に打開案の可能性」をメディアリークした上で会ってあげたらいいでしょう。
期待外れだった場合に「協議団が嘘をついた」と言えますから。
佐藤議員、いや暇なツイッター隊の隊長も余計な事言いましたね。自民党の連中って、銃弾を韓国軍に提供した件で韓国に不信感を抱いたなんて話もありましたが、河村元議員を野放し、外相どころか岸田本人が会うかもしれないなんて話が出てくる始末。正直、自民党も信用できなくなってきました。佐藤議員もウクライナ問題でテレビや講演会で荒稼ぎされているようですし、本当、うさん臭くて仕方ありません。
外交部会長に官邸や外務省の政治判断を左右するような影響力などありませんよ。
まあそこは、人の話をよく聞く岸田氏の周囲への忖度具合だと思います。
小物にしか会えないと韓国国内の反発が激しいので観測気球を上げて様子を見てるんじゃないかな? 寸前でキャンセルの可能性もある。
韓国側が準備しているといわれる回答から見て、外務副大臣が会って話を聞き、首相は代表団と外務副大臣との話し合いの結果を理由に会わないというのがベストだろう。
全く会わないとなるとアメリカから横槍が入って面倒臭いことになるだろうし、韓国側がどこまで本気で日韓関係の改善を望んでいるかを見るために揺さぶりをかけるという意味でも、会うか会わないかは条件次第と餌をぶら下げて戦略的曖昧さで行くのが良いのでは?
条約破りもされていない軍事同盟国の米国でさえも外相すら面会していない今、
同盟国でさえなく、条約破りされている日本国の首相が会う事の意味を岸田さんは理解できているのだろうか?
即ち、条約破りを認めることになる。
ので、会うべきではない。外相すら会うべきではない。会っても“自民党外交部会関係者(部会長ではない)か外務省担当課長レベル”でしょう。
そこで指導すべきは、下記程度と思われる。
「
・売春婦支援を騙る寄生組織の腐敗を徹底的に叩き、公表した後で、当時の売春婦の7割が支援金を受け取っている。韓国政府も審査し、正当と思われる売春婦には支援金を支給済みであり、「第二次世界大戦終結時以前の売春婦問題は完全に解決した。残るは韓国側の義務だけ」と宣言する。
・朝鮮半島出身労働者問題の裁判は証拠不備・事実認定が杜撰であり、到底法治国家の司法判断とは言えない。再審する。
の宣言の後であれば、林外相が伊大統領に面会をするのも可能と思われる。
」
こんなつまらない話が沸き起こってくるのも、安倍さん、菅さん、岸田さんの対韓姿勢が甘く、時間を浪費してきたのが原因。
ボヤボヤしている間に、ロシアのウクライナ侵略が始まってしまい、“中露朝を相手にするには、韓国と連携すべきで争っている余裕はない”等と言う“事の軽重・優先順位”を弁えない発言(我田引水も匂いがする)が出てきているのが原因と思う。
しかし、日韓離反の為に竹島侵略、売春婦問題捏造を放置していた米国にその責任があるので、米国に責任を取らせて韓国を押さえさせればよい話で日本が譲歩する話ではない。
そもそも
“自衛艦への射撃管制レーダー照射”、
“邦人保護のための自衛隊派遣を拒否”、
“PKOで人道的配慮から銃弾を融通してやったのに、「余計な事をした」と言うような反応”
を示す国とまともに協力して敵と対峙できるはずがない。
“後ろから撃たれるか寝首を書かれるのがオチ”。
日韓がまともな防衛協力ができる条件は
“自衛艦への射撃管制レーダー照射”事件に関して、
・そこで何をしていたか真相究明
・関係者の処罰
・再発防止措置の立案
・日本国への謝罪と上記これらの説明
“邦人保護のための自衛隊派遣を拒否”に関して、
・自衛隊の受け入れ表明
・旭日旗を掲げた自衛艦の寄港招請とその実現
の後の話。
”現状では、韓国は集団的自衛権の対象外”と世界に公表しても良いくらい。
今回の産経ニュースも、解釈の仕方でどちらにもとれる、玉虫色の報道だと思います。
その玉虫色のために、韓国側は自分たちの都合の良いところだけを切り取って、日本側が譲歩する道は出来つつあるいうストーリーを想像して喜んでいることでしょう。
たとえば、相手が林芳正外相や日韓議員連なら彼らを説得することは簡単だし、すぐに岸田首相にたどり着けて、岸田首相に直接大統領就任式への出席要望をすることが出来る。そうすると、この協議団は大手を振って韓国に帰国することが出来る、などと。
そもそも、この協議団は、決定的と言える案は、ほとんど何も持たずに訪日しようとしているのに!
この代表団が米国を訪問した時は、バイデン大統領にもブリンケン国務省長官にも取り合ってもらえなかったのでしたが、今回は産経ニュースのおかげで意気揚々と訪日してきそうです。
この産経のニュースソースは一体どこ何でしょうかね。
今回の産経ニュースも、解釈の仕方でどちらにもとれる、玉虫色の報道だと思います。
その玉虫色のために、韓国側は自分たちの都合の良いところだけを切り取って、日本側が譲歩する道は出来つつあるいうストーリーを想像して喜んでいることでしょう。たとえば会談する相手が林芳正外相や日韓議員連なら彼らを説得することは簡単だし、すぐに岸田首相にたどり着けて、岸田首相に新大統領就任式への出席することを直接要望する。そしてそれを成果にして、この協議団は大手を振って韓国に帰国することが出来る、などと。
そもそも、この協議団は日韓関係改善の決定的と言える案はほとんど何も持たずに、ただ訪日しようとしているだけなのに!
この代表団が米国を訪問した時には、バイデン大統領にもブリンケン国務省長官にも取り合ってもらえなかったのでしたが、今回は産経のおかげで、意気揚々と訪日してきそうです。
この産経のニュースソースは一体どこ何でしょうかね。
今回の産経ニュースも、解釈の仕方でどちらにもとれる、玉虫色の報道だと思います。
その玉虫色のために、韓国側は自分たちの都合の良いところだけを切り取って、日本側が譲歩する道は出来つつあるいうストーリーを想像して喜んでいることでしょう。たとえば会談する相手が林芳正外相や日韓議員連なら彼らを説得することは簡単だし、すぐに岸田首相にたどり着けて、岸田首相に新大統領就任式へ出席することを直接要望する。そしてそれを成果にして、この協議団は大手を振って韓国に帰国することが出来る、などと。
そもそも、この協議団は日韓関係改善の決定的と言える案はほとんど何も持たずに、ただ訪日しようとしているだけなのに!
そのことは、日本と韓国間に存在している問題に対して韓国はどうしていく、という具体的な話が何もないことから、明らかでしょう。
この代表団が米国を訪問した時には、バイデン大統領にもブリンケン長官にも取り合ってもらえなかったのでしたが、今回は産経ニュースのおかげで、意気揚々と訪日してきそうです。
この産経のニュースソースは一体どこ何でしょうかね。
同じコメントを何回も送信してしまって、申し訳ございません。
それで、不愉快な思いをさせた方々にお詫び申し上げます。
何故かコメントを送信しても反応がなく、コメントが受理されていないとしか思えなかったので何回も送信してしまいました。
今後、同じような現象が出てきたときは、翌日まで反応を待つように致します。
『政権引き継ぎ委員会「李容洙氏側の資料を検討」…「訪日の同行は “困難”」=韓国』
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2022/0422/10344923.html
>韓国の政権引き継ぎ委員会はきょう(22日)「元慰安婦のイ・ヨンス(李容洙)氏が、日韓政策協議代表団の訪日に同行するのは難しい」という見解を明らかにした。
>引継ぎ委員会の報道官はこの日の会見で「今回(政策協議団が)日本に行くのは、政策の調整をするためであることから、イ氏が同行するのは難しいと聞いている」と語った。
自分を何と勘違いしているのだ、こいつは?
言い換えると、
日本人の美徳を体現する存在が天皇陛下であり、
韓国人の美徳を体現する存在が李容洙氏である、
となります。
彼らは正式な外交団なのか?
かの国で正式に政権についていないのに、こちらの現政権が相手にするのも変ではないか。
外交であれば内容を機密扱いする必要はあるかもしれないが、そうでなければ内容を公開する旨を発表するだけで退散するかも。
責任の無い立場で何を話そうと、あとでひっくり返されるリスクもある。
責任ある立場のはずなのに無責任な行動を取り続けた、かの国の歴代政権の過去を考慮するべき
産経新聞購読してます。
それでも産経を全面信用してるわけではないです。
過去、産経の編集局長山根卓二の件がありますからね。
昨今、新聞業界の不況のせいで結構、記者の退社に伴う移籍もあるようです。
最近、時々出るこのような記事で産経も一部侵食されているかもと疑っています。
とり越し苦労だと思いたいのですが・・
今後も継続ウォッチしていきます。