モスクワ沈没は「5月9日」にどんな影響を与えるのか
ロシア当局は「火災と悪天候でモスクワが沈没」と発表
ロシアの黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が沈没しました。ロシア当局はその理由について、「火災と悪天候」だとしていますが、ウクライナは「わが国の対艦ミサイルが命中したためだ」と述べており、両者の言い分は異なっています。ただ、同艦の沈没が報じられる前の時点で、モスクワの損傷を巡って米国のジェイク・サリバン大統領補佐官は「短期的にはロシア海軍にとって打撃となる」との見方を示しています。
目次
ロシアは5月9日の「勝利宣言」を目指している?
個人的に記憶に残っている最近のロシアを巡る話題といえば、『ロシア「5月9日までの勝利宣言」に合わせ目標修正か』などでも取り上げた、「ウクライナに軍事侵攻中のロシアが目標を修正し、5月9日に向けて『勝利宣言』をする準備をしているのではないか」、という仮説でしょう。
これは、米メディア『CNN』が日本時間の4月3日付で報じた次の記事のなかで、ロシアが「5月初頭の『勝利』を目指し、その軍事目標をウクライナ東部制圧に変更した」と米政府高官が明らかにした、などと報じたものです。
Russia shifting focus to show a victory by early May in eastern Ukraine, US officials say
―――2022/04/03 10:02HKT付 CNNより
(※ちなみに同記事は日本語にもなっており、『プーチン氏が「目標修正」、ウクライナ東部で5月に勝利宣言か 米情報当局』で読めます。)
ロシアにとって5月9日といえば、「ナチス・ドイツに勝利した」とされる「戦勝記念日」です。その「戦勝記念日」の節目に、ロシアが今回のウクライナ戦争でも何らかの「勝利宣言」を行うために、現在、ロシア側が戦争の目標を「修正」した疑いが濃厚だ、というのがCNNの指摘でしょう。
すなわち、ロシアがドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)を含めたウクライナ東部をロシアの支配下に収めることを「勝利」の条件に変更したうえで、この「戦勝記念日」にあわせて実質的な「勝利宣言」を行うことを目標にしている、という可能性です。
ロシアの当初目的は「キエフ公国回復」か
それでは、「修正」前のロシアの目標とは、いったい何だったのでしょうか。
ロシア当局はこのウクライナ戦争を巡って、現在でも頑なに「特殊軍事作戦」だと言い張っており、その目標についても「ドンバスの『解放』」「ウクライナの非ナチ化」などだとしていますが、ロシアの行動から判断して、世界中でこの言い分を信じている人は少数派でしょう(ゼロではありませんが…)。
『ロシアのウクライナ侵攻の目的は「キエフ公国回復」?』などでも紹介触れたとおり、おそらくロシアの「真の目的」は、ウォロディミル・ゼレンスキー政権を排除し、ウクライナを事実上の衛星国化することにあったのではないでしょうか。
ただ、ロシアは開戦後、キーウ制圧を目指したものの失敗し、現在はキーウなどの攻略を諦め、ウクライナ東部のドンバス地域、あるいは同国東南部の黒海沿岸地域を中心に諸都市を占領することに主眼を置いているフシがあります。
英国防衛省がツイートした最新版の地図によれば、ロシア軍は2014年に占領したクリミア半島からドンバス地域に同国東南部を回廊のように占拠していますが、ウクライナを代表する港湾都市であるオデーサについては依然として陥落していません。
The illegal and unprovoked invasion of Ukraine is continuing.
The map below is the latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 14 April 2022
Find out more about the UK government’s response: https://t.co/2hfKXWERKt
🇺🇦 #StandWithUkraine 🇺🇦 pic.twitter.com/Gz4YKvbR5h
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) April 14, 2022
それどころか、西側諸国の経済・金融制裁は厳しさを増し、最近だとロシアの国有鉄道がデフォルトし、ロシアのソブリン債であるドル建てユーロ債を巡ってもISDAのDCにCEが申し立てられる(『ロシア国鉄のCDSが発動:ソブリン債もCE申し立て』等参照)という状況にあります。
こうしたなかで、5月9日に向けてどんな「勝利宣言」とやらを準備しているのかについても、興味深いところではあります。
モスクワ炎上→沈没
ただ、こうした話題に加え、やはり現在のロシアの状況を象徴しているのは、何といっても「モスクワ」の炎上ではないでしょうか。
これは『ロシア黒海艦隊旗艦モスクワに対艦ミサイルが命中か?』でも取り上げたとおり、ロシア防衛省が木曜日、「ロシアの黒海艦隊の旗艦『モスクワ』で火災が生じ、舷側の弾薬に引火して爆発し、船員全員が避難した」、と発表した、などとする話題です。
報じたのはロシアのメディア『タス通信』ですが、これについてはロイターが「ウクライナ軍が発射した2発の対艦ミサイルが命中したものだ」とするウクライナ側の発表についても取り上げられており、ウクライナの発表が事実なら、大変に重要な「戦果」です。
こうしたなか、これに「続報」も出て来ました。その「モスクワ」が沈没したことを、ロシア当局が認めたのです。
ロシアの『タス通信』によると、「モスクワ」は弾薬の爆発による船体の損傷を受け、港に向けて曳航されていたものの、悪天候のなかで沈没した、などとしています(ただし、タス通信の記事では、その「弾薬爆発の原因」については触れられていません)。
Минобороны сообщило, что крейсер “Москва” затонул при буксировке
―――2022/04/15 04:52付 タス通信より
なお、タス通信は艦の乗組員500人については黒海艦隊の他の船舶に避難した、などとしています。
ロシアは「ミサイル攻撃」の事実を認めていないが…
一方、これに関しロイターは、「モスクワ」の沈没を巡ってはウクライナ製の「ネプチューン」と呼ばれる対艦ミサイルが同艦に命中したと述べていると報じています。
Russian warship sinks; Ukraine says its missile is responsible
―――2022/04/15 08:37付 ロイターより
ロイターはまた、「モスクワ」での火災の原因がミサイルによるものかを巡り、米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(安全保障担当)が「現時点でそうだと断定できる十分な情報はない」としつつ、モスクワ艦の打撃は「間違いなく、ロシアにとっては打撃だ」と述べた、と報じています。
(※ただし、ロイターが報じているサリバン氏の発言は、おそらくは「モスクワ」の沈没が報じられる前のものでしょう。)
もちろん、ウクライナや米国の発表を100%鵜呑みに信じて良いという話ではないかもしれませんが、タス通信の記事では沈没理由が「ミサイル」ではなく「火災と悪天候」とされているにせよ、少なくともモスクワ艦が沈没したという点については事実と考えて良いでしょう。
そして、ロシア側が「なぜ『モスクワ』で火災が生じたのか」を頑なに報じようとしないという点は、やはり、今回の「モスクワ」沈没がウクライナ側によるミサイル攻撃であった可能性を強く示唆しています。
ちなみにロイターの記事に埋め込まれている動画によると、サリバン氏は「モスクワ」が「航空防衛目的の艦」であり、ロシアの海軍力に「短期的には大きな影響が生じだろう」としつつも、「長期的な影響は現時点で不透明」と述べています。
ロシアは5月9日をどう迎えるのか
ただ、理由がどうであれ、黒海艦隊の旗艦が沈没したというのは、さまざまな点において現在のロシアの置かれている状況を象徴しています。
おりしも西側諸国によるさまざまな武器供与の動き、とりわけ米国の「レンドリース法」(『レンドリース法とNATO拡大がロシアを追い詰める?』等参照)などの動向についても気になるところです。
5月9日に向けて、ロシアがさらに苦しい状況に追い込まれたと見るべきなのか、それともロシアが何らかの「起死回生策」を打って出て来るのかについては、もう少し慎重に見守る必要がありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
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「モスクワ沈没」
国を象徴する首都名を冠した軍艦がウクライナ軍に沈められたという(恐らく)事実は計り知れないほどの心理的インパクトを両国国民に与えたと思います。
ロシア国民に対しては一軍艦の喪失以上の首都沈没をイメージさせるマイナス心理効果を、ウクライナ国民に対してはやられっぱなしの南部を守りぬけるかもしれないという希望の光になる士気高揚効果を与えたというのは大げさな捉え方でしょうか。
撃沈でも沈没でも、ロシアへの影響は大きいと思います。
ですがどうも「撃沈」のようですね。
“Moskva” missile cruiser – the flagship of the Russian`s Black Sea Fleet – sank
https://mil.in.ua/en/news/moskva-missile-cruiser-the-flagship-of-the-russian-s-black-sea-fleet-sank/
ただ、ウクライナの国防省とか「これ」という主体が撃沈したって発表してないんですよね。
公式に発表できない何かがあるのでしょうかね。
元ジェネラリスト様
ご紹介感謝します。(しかしグーグル翻訳は読みにくいですね、笑い)
ウクライナ軍の展開上、How を問われるとマズイのかも
ex.)ランチャーの位置を明かしたくない
or ウ軍展開してない位置からだった
or 今辻褄合わせてる最中
etc.
いずれにせよ黒海艦隊をボコッておくことは有用かと
おそらく英か米の提供した最新兵器を使用したと思われる。
それを発表すればロシアを刺激してしまうからこのような表現を用いるのだろう。
米国の当局者によると、ロシアの船は旗艦に火がついた後、岸から遠くに移動した。
https://www.nytimes.com/live/2022/04/14/world/ukraine-russia-war-news#russian-ships-moved-farther-from-shore-after-a-fire-on-a-flagship-a-us-official-says
というわけで、ロシアの艦艇は行動を制限されてしまったようです。
オデッサ上陸は当面無理ですかね。わかりませんが。
リアル「オデッサ上陸作戦」は起こりそうもないのですね。
銀河の歴史がまた1ページ。
ロシアには政府翼賛のTV討論番組があり、戦意高揚に貢献しているらしいのですが、黒海艦隊旗艦を沈められたことに対して完全に頭に血が上った状態が一番新しい放送でブロードキャストされているそうです。
以下のツイッター投稿は、旗艦喪失は日露戦争以来だと言ってます。
The first Russian loss of a flagship since the Russian-Japanese war of 1904-1905.
https://twitter.com/IAPonomarenko/status/1514700413970395145
Igor Sushko 氏の FSBLetters は、周辺国を弱小となめてかかって負けた戦争、すなわち日露戦争を暗に言及しているのですが、そのとおりになったようです。
太平洋艦隊のペトロパブロフスク、バルチック艦隊のクニャージ・スヴォーロフ(スワロフ)以来ですか。
日露戦争での日本の勝利にはイギリスの暗躍があったわけですが、
今回の件もイギリス絡んでそう。
イギリスがやったと直接言うとそれこそ第三次の可能性ありです。
この箇所ですね。
https://www.igorsushko.com/2022/04/consequences-of-large-scale.html
>>It was not for nothing that I once compared the current campaign to the war against Japan a century ago. Back then, too, we played around with getting a “small triumph.” Analogies repeat themselves, and trying to cover the problem with human resources provides no guarantee of the desired result.
かつて私は、今回のキャンペーンを100年前の日本との戦争になぞらえたことがあるが、それは無意味なことではない。あの時も、”小さな勝利 “を手に入れることに翻弄された。このように、類は友を呼ぶで、人材でカバーしようとしても、うまくいく保証はない。
蛇足ですが、プロレーサーのイゴール・スシュコ 氏は日本にも長く住んだことがあり、英語、ロシア語、ウクライナ語、スペイン語の他にも日本語ができるそうです。いわゆるマルチリンガルな人ですね。
頭のいい人はどんな分野にもいる。
モスクワ沈没は日露戦争における日本海海戦の敗北に匹敵する重大な出来事。
後2週間ほどでウクライナ東部で大規模な戦闘が起こると言われ続けている。
この戦闘は日露戦争における奉天会戦と同等の位置を占める。
ウクライナはここで勝たないと停戦協議にすら進めなく、絶対に勝つ必要がある。
> モスクワ沈没は日露戦争における日本海海戦の敗北に匹敵する重大な出来事。
それは過大評価です。まだ黒海艦隊が壊滅しておらず、ウクライナへの攻撃が終わったわけでもありません。せいぜい旅順口閉塞作戦でのペトロパブロフスク沈没レベルです。
これから始まるウクライナ東部の戦闘は遼陽会戦といったところでしょう。まだまだです。
それは違う
ロシアの受けた損害(ロシア海軍の壊滅)は同じでも
バルト海から長期航海したロシア艦隊に戦う力は残ってなく、日本海海戦は誰でも勝てる勝って当たり前の戦闘だったし
あの戦争が終わってもロシアが賠償金払ったわけでも、ロシアが滅びたわけでも革命が起きたわけでもなかったから、世界的には日本人が言うほどの大したインパクトなかったが
この戦果は、欧米の兵器の優秀さを示したという意味でも、黒海の制海権をウクライナが奪取したという意味でも
日本海海戦とは比較にならないインパクトがある
何を言ってるんですか……
日本海海戦を不当に過小評価し過ぎです。
西洋には列強の一角の海軍がほぼ消滅したという過去に例のないインパクト、アジアアフリカには有色人種が白色人種に勝利したというインパクトを与えました。これに影響されて独立運動を起こした人はインドにもベトナムにもフィンランドにもいます。
日本人が思っている以上に大きなインパクトです。
> あの戦争が終わってもロシアが賠償金払ったわけでも、ロシアが滅びたわけでも革命が起きたわけでもなかったから
日本海海戦の勝利により、講和会議を渋るロシアをポーツマスへ引っ張り出せた効果、日本海やオホーツク海の制海権を得る効果はありました。ロシア海軍再建のために多大な支出を要した事はロシア革命の遠因と言われます。
また、ロシアが不凍港を求める南下政策を断念したという効果もあります。海軍がほぼ壊滅しましたから。代わりにムルマンスクの開発が始まり、これがソ連海軍北方艦隊の下地となります。
賠償金はまた別の話です。それに、一つの海戦の結果だけで賠償金が払われた例はなかったはずです。
モスクワ沈没も過大評価し過ぎです。思い込みを排除し、確実な情報を基にして冷静に考えましょう。
> この戦果は、欧米の兵器の優秀さを示したという意味でも、黒海の制海権をウクライナが奪取したという意味でも
「欧米の兵器の優秀さ」と現時点で断定できません。双方が詳しい情報を公開していないため、沈没した原因やウクライナが用いた兵器がわかりませんから。
黒海の制海権をウクライナが握った、というのは明確な誤りです。モスクワが沈没しても黒海艦隊はまだ健在であり、黒海の制海権はロシアにあります。
制海権奪回というなら、黒海艦隊の主力艦艇全てを沈没させるか、セヴァストーポリを奪還できないと。
> 日本海海戦とは比較にならないインパクトがある
比較にならないほど、モスクワ沈没は小さなインパクトです。
もしモスクワを沈没させた原因が安い兵器であると判明すれば海軍の艦艇建造戦略に影響を与える可能性があります。そうでない場合、来年には忘れ去られます。
>>アジアアフリカには有色人種が白色人種に勝利したというインパクトを与えました
それは日本の教科書が嘘を書いている
実際には、植民地独立運動が出てくるのは第一次世界大戦後であって、日露戦争は無関係というのが欧米では常識
> 欧米では常識
何を読んだらそのような認識になるのでしょうか?
独立運動は第一次大戦より前からありました。
ガンジーは第一次大戦の前からインド独立運動を行ってます。ガンジーの生涯を知る欧米人ならあなたのような誤った事は言いません。
ガンジーの前にはティラクやラス・ビハリ・ボースがいました。「中村屋」ボースとも呼ばれるラス・ビハリ・ボース、それからジャワハルラル・ネルーも日露戦争や日本海海戦の勝利に勇気づけられた一人であり、勝利の報を聞いた時の感動を後に証言しています。
ベトナムには日露開戦の影響から維新会が結成され、日本に留学して技術や思想を学ぶ東遊運動が始まりました。
イランもロシアの属国状態から抜け出すべく立憲革命が起きます。
フィンランドもロシアの植民地からの独立運動が19世紀から起きており、日露戦争中は日本も支援していたという研究もあります。
これまでの話は日本の教科書に載ってない事も入ってます。「日本の教科書が嘘を書いている」というのも誤りです。嘘を書いているというなら、それが嘘である証拠の一つくらい例示したらどうですか?
あと、「欧米の教科書にこう書いてある」は嘘である証拠にはなりませんのであしからず。そっちが誤りである可能性もありますので。
他にもいろいろあるのですが、この辺でやめます。
どうせ何を言ってもあなたは自分の無知や誤りを認めないでしょうから。
ただ、過剰に日本をこき下ろして知的ぶるのは見ててイタいですよ。
ちょっと訂正
ガンジーの独立運動は第一次大戦「中」からでした。ただし、インド独立運動そのものは第一次大戦前からあります。
訂正です
誤 沈没した原因やウクライナが用いた兵器がわかりませんから。
正 沈没した正確な原因がまだ確定していませんから。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
(もちろん、ウクライナ軍が対艦ミサイルでロシア黒海艦隊旗艦を撃沈したという前提付きですが)ロシア軍と比べて海上兵力が劣るウクライナ軍が、撃沈したということは、(標的は、どの国の艦艇になるかは分かりませんが)台湾海峡、南シナ海や極東の海域で、やり方次第では、軍事大国の旗艦を、軍事面で劣る国の軍が、撃沈することも可能である、ということを示しているのではないでしょうか。(戦争の常識が変わるのかもしれません)
蛇足ですが、「ウクライナ軍が、どこから、どうやって狙ったのか」という情報を、日本もウクライナ軍から得て欲しいものです。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年さま
航空万能論のサイトからの受け売りで確証は出来ませんが、
トルコ製のバイラクタルで注意を惹きつけている間に
2方向からネプチューンで攻撃したそうです。
ロシアの対空防御はアップデートがなされておらず180度方向からの同時攻撃に対処できないと
書かれていました。
モスクワに乗っていたペットの猫ちゃんの無事を祈っています。
https://deahiro.hatenablog.com/entry/65803777
(4枚めと6枚目がモスクワの猫だと思います)
追伸です。
https://twitter.com/nexta_tv/status/1514924493776556034?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1514924493776556034%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fyou1news.com%2Farchives%2F53399.html
元下院議員で野党活動家のイリヤ・ポノマリフは、沈没した巡洋艦「モスクワ」に乗っていた510人のうち、58人だけが救われたと述べた。
乗員の1割も助からなかったとのことなので
猫ちゃんは船と運名を共にしたのでしょうね(T_T)
Wikipedia の英語版によると「火災」の時点では485人の搭乗人数で、そのうちの54人が近隣にいて救難信号に応答したトルコ国籍の船に救助されたそうです。
Wiki の英語版によると「火災」の時点では485人の搭乗人数で、そのうちの54人が近隣にいて救難信号に応答したトルコ国籍の船に救助されたそうです。
鵜壱岐 の英語版によると「火災」の時点では485人の搭乗人数で、そのうちの54人が近隣にいて救難信号に応答したトルコ国籍の船に救助されたそうです。
モスクワ沈没の理由如何。
1)ウクライナの攻撃(どこの国製かな~自称ウクライナ製だけど)
誘導をどうしたんだろ~
2)乗組員の不始末(反乱?)
3)どこかの国のスマホ爆発による火災、鎮火失敗による
沈没理由はいくつかあると思いますが、私は3)を強力に
推したい。
手榴弾と称されるスマホ・理由も無く爆発炎上する車・米国で民家から
十分離して駐車を義務付けられる車と疑わしい事例はいっぱいだ。
3)のスマホの火の不始末(?)が原因なら、そのスマホはサムスン製である可能性が高そうです。
Mobile Vendor Market Share Russian Federation Jan – Dec 2021
https://gs.statcounter.com/vendor-market-share/mobile/russian-federation/#monthly-202101-202112-bar
https://jp.techcrunch.com/2022/03/08/2022-03-06-samsung-suspends-product-shipments-to-russia/
期間の出荷のシェアと保有のシェアは違うかもしれませんが。まあ。
5月9日はナチスドイツが降伏文書に調印した日。
日本でいえば8月15日または9月2日にあたる。
当時ベルリンでソ連兵にレイプされなかった女性は一人もいないと言われている。
私は1秒間に10回レイプされたと聞きましたが…。
海がだめなら得意の陸がある。
ロシアは地面から湧いてくる軍人を使い、消耗戦で数で勝利を目指すのではないでしょうか。
そろそろロシア国内への攻撃を検討をしてもいいのではないかと思っています。
インフラをターゲットとすれば、人的被害はそれこそほとんどないでしょう。
水道、電力、鉄道、原油、天然ガス。
簡単なのは電力で、キーの変電所を破壊すれば、発電所が停止し、ロシア経済・生活への影響は大きいと思われます。
WW3 の恐れはありますがウクライナの現状(壊滅的)を見るにつけ、ロシア国内へのシグナルは大切に思います。
頭で理解しても行動へ移すには体で理解が早いです。
ロシア自らがモスクワの沈没を認めたわけですが、この場合、いつも西側メディアの報道だけを疑っていた人達はどういう思いなんでしょうね。「まだ砲塔が動いていた」とか、「沈んだのは別の艦だ」とか、「この艦は黒海には到達していない」とか、「単に海中砲台として転進させただけ」とか主張するのでしょうか。
執筆者は、元陸自東方総監。
『キーウ敗北軍の再構築でさらなる大打撃被るロシア軍 派兵拒否の精鋭続出、プーチンの戦争に未来はない』
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69704
>通常、攻撃側は防衛側の5倍の戦力で攻撃しなければ成功しないのが原則だ。
>この原則に従うと95万人の兵力が必要であるので、そもそもロシア軍の攻撃は失敗するのが必然だったのだ。
>甘い見積や計画のために、食料・飲料水、弾薬、燃料などの兵站が機能しなくて大問題を引き起こしてしまった。
>その他の敗北の原因は、ウクライナ軍・ゼレンスキー政権・ウクライナ国民の頑強な抵抗や西側諸国の経済制裁に対する過小評価、情報戦の失敗、航空優勢獲得のための航空攻撃・ミサイル攻撃が不完全、ロシア軍の練度・士気の低さ、厳寒期の寒さ対策の欠如による凍傷の多発などが列挙できよう。
>・ロシアのBTGは有能な諸兵科連合戦術を実行できないように見える。第1次世界大戦以来、諸兵科連合は近代的な火力・機動戦術の基本中の基本であったから、BTGは基本的に失敗の組織である。
>・これは、効果的な歩兵支援の欠如に大きく表れている。BTGの歩兵は、ウクライナの機械化・軽歩兵の対戦車キラーチームが、ロシア軍の装甲戦闘車(AFV)、歩兵戦闘車(IFV)、自走砲を攻撃するのを防ぐことができない。装甲部隊の防護は歩兵の主要な仕事である。
>・これは歩兵部隊が有効でないためか、BTGの歩兵の数が足りないためかは不明であるが、おそらく両方であろう。
>・実際、BTGは、妥当な戦闘損耗で、防御された市街地を攻撃し占領するのに必要な歩兵部隊の質と量を欠いている。
>・BTGの人員構成がスリム(約1000人以下)であるため、多くの消耗を被ると戦闘力と効率性が著しく低下する。
>・いずれにせよ、これらの問題は短期的には改善されそうにない。この問題を解決するためには大規模な改革が必要である。
>以上のようなドゥプイ研究所の主張は妥当だと思う。ロシア軍が露宇戦争に勝てない要因が根本的なものであるならば、今後のロシア軍の苦戦は明らかであろう。
>敗戦で大きな損害を出した部隊を再使用する長期戦は難しい
>つまり、ロシア軍は今後、マリウポリの占領などの小さな戦果を得ることがあっても、プーチンが戦争開始にあたり夢見たような大戦果を得ることはなく、戦争が数年間継続する公算が高くなっている。
>最後に、我々日本人は露宇戦争から多くの教訓を学び、我が国の問題だらけの安全保障体制を改善する努力をすべきであろう。
空挺部隊の訓練の負傷率が平時の7倍になったという噂がw。
宇宙戦士バルディオス様
記事のご紹介感謝します。
軍事的に、今戦争開始から5週間経って、いろいろ見えて来たことがありますね。
空挺部隊は、降着直後は戦力発揮できませんからね。
本来は空軍や攻撃ヘリコプターの支援を得て時間を稼ぎ、戦力発揮の態勢を整えるのですが、空軍との連携を欠き、ウクライナ軍の包囲に遭ってしまったようです。
また、空挺部隊の単独での継戦能力はせいぜい1日から数日です。その間に、地上を進んで来る味方と合流できないと、全滅するのがオチです(実際、旧ソ連軍の空挺作戦は、失敗の連続)。
ロシア空挺部隊は、ヘリボーン作戦でキーウ近郊の国際空港を制圧し、そこに後続の部隊を空輸して、早期にキーウ中心へと進撃する態勢を整えるつもりだったようですが、これはアフガン侵攻の初動作戦を真似たものだと考えられます。しかし今回は出ばなでくじかれ、作戦全体が失敗に終わったようです。
ロシアの『タス通信』の度量では、「『モスクワ』がウクライナ軍の対艦ミサイルによって攻撃されて沈没した」 とは、口が裂けてもそれを報道することは出来ないでしょう。たとえ、それが真実だとしても。
もし、それを報道してそれがプーチンの耳に入ったら、ロシア軍およびそれを報道したタス通信の関係者は逮捕されて処罰されるでしょうから。
ただし、『モスクワ』が沈没したこと自体は、プーチンに対して隠し通せませんから報道するしかなかったのです。
だから、ロシア国内では今のような報道内容になっているのです。
・・・と、私は想像しています。
新たに発売された、ロシアの黒海艦隊旗艦モスクワに向かってウクライナ兵が中指を立てて「くたばれロシア」と印刷されたウクライナの切手が欲しいぞ。
プーチンロシアの狂気を前にして
今、平和を願う世界の大多数の人の合言葉が
『くたばれ! プーチン』の中での
その野望を打ち砕く、モスクワ沈没の報は
歓迎サれるべきものと考えます。
揚陸艦とかではない戦闘主力艦で
防空・索敵担っていたモスクワの沈没で、
実際ロシアの他の艦艇が沿岸から
離れたとの報もあるようです。
これはメシウマ祝杯挙げて
あてつけにプーチンにも、
そしてついでにプーチンの肩を持つ
ミスター民主党鳩ポッポさんにも
祝電を送ってあげたい朗報です。
ロシア国防省公式見解は「火災と嵐による沈没」だそうです。
が、ロシア国営放送では「モスクワ沈没の報復がー!」とか言い出す始末・・・
国営テレビの専門家や司会者は、キーウを爆撃、ウクライナの鉄道を破壊し、今後世界の指導者が訪れられない位に報復する事をムキになって主張。
火災と自然災害で沈没した船に対して猛攻撃とは、もう八つ当たりですよ。
事故の設定くらい共有しておけよと思う。
そういやそうですね。
ロシアが言うことは話1/5くらいで聞いていたので、その矛盾に気づいていませんでした。
これぞ確証バイアスw
アッキーと P the passingに聞いてみたい。
これでもロシアの話は本当で、西側メディアよりも信用できるのかと。
匿名様。
オドロキの発言です。
しかし、ナットクの発言です。
座布団10枚です。
蛇足です。
本来なら、30枚デスが、ワタシは胆っ玉が小さいので、
10枚にしました。
はて?
黒海は嵐が起きる海域ではなかったはずだが
噂によると風速3メートルの大嵐だとか
あかぐみ基準で遭難船捜索に射撃用レーダーが必要となるレベルは超えていたのでは??
>>黒海は嵐が起きる海域ではなかったはずだが
ですよねえ~。
https://twitter.com/hdevreij/status/1514705166603325450
DS(ダークシュナイダー)でも現れたんですかね。
冬の黒海はかなり波が高くなります。また黒海の深い層は酸素が少ない特殊な環境であるため多くの古代の難破船が朽ちずに発見されることでも有名です。
しかし、古代の木造船と異なり旧式とはいえ近代の旗艦を務めるほどの巡洋艦が沈むのは船体に穴が開いていたのか、傾いていたかでしょう。
>国営テレビの専門家や司会者は、
>キーウを爆撃、ウクライナの鉄道を破壊し・・・
軍隊同志の戦闘でポンコツ主力艦が負けたので
だからといって無差別爆撃での虐殺インフラ破壊とは・・・。
オピニオンリーダが
そんな見識でしかないロシアは
やはり思い上がりの
『偉大なるロシアの復活?(笑)』
など唱えて今後世界に迷惑かけないように
分割細切れにするしかないようですなあ。
5月9日は戦況面でも経済面でも
しょ~んぼり記念日になりそうです。
すでに何本もそのフラグが立っていますからねえ。
どうせなら5月27日(旧日本海軍の海軍記念日、日本海海戦の日)にロシア軍転進とかになるといいですのね。
こんな旧式艦が未だ現役なのですね。
艦名が「パルナス」でなくてよかったです。