意識だけ先進国?信頼を踏みにじる韓国が払う「対価」
先月中旬から今月初旬にかけて、当ウェブサイトでは日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の秀逸な論考をベースに、韓国で「K防疫」という言葉が大流行し、それが「先進国意識」という歪んだ認識につながっている、という仮説を紹介して来ました。こうしたなか、昨日はこの鈴置論考の正しさを裏付ける記事を相次いで発見しました。そして、韓国が歪んだ先進国意識をもとに、日本の信頼を自ら踏みにじる行為を続けてきたことによる対価を支払わされる日は、それほど遠くないうちに到来するのかもしれません。
目次
鈴置論考の正確さ
先進国を自称し始めた韓国の厄介さ=鈴置論考
日本を代表する優れた韓国観察者といえば、鈴置高史氏を置いてほかにないと思います。
その鈴置氏は最近、『デイリー新潮』の連載のなかで、韓国がやたらと「先進国意識」を抱いていると指摘します。
たとえば、先月中旬の『納得の鈴置論考、安倍発言の真意は「韓国は反面教師」』でも紹介しましたが、鈴置氏は例の武漢コロナ禍をめぐり、韓国でやたらと「K防疫」という言葉が流行し、「日本が韓国に支援を要請してきた」、「日本が韓国に頭を下げた」、などと大騒ぎした、という話題を取り上げました。
そして、鈴置氏によるこの「続編」はいくつか出て来ているのですが、なかでも『鈴置論考が解く、韓国が「輸出規制撤回」を求める理由』でも触れた「先進国仮説」については秀逸です。
輸出管理適正化措置の「撤回」を執拗に求めてくる理由も、韓国が「世界を先導する防疫模範国」になったと胸を張るなかで、日本に対しても何やらやたらと「上から目線で」接するようになったためなのだ、と考えれば、スッと筋が通るからです。
さらには、『鈴置論考に見る、韓国の危険な先進国意識と綱渡り外交』では、韓国政府が輸出管理適正化措置を巡り、日本をWTOに提訴した件などについても、「かなりの悪手」としたうえで、韓国外交の手詰まり状況を解説しています。
これらの論考について、鈴置氏の原文のリンクはそれぞれ過去記事で示しているほか、『デイリー新潮』の『鈴置高史 朝鮮半島を読む』のページでもそれぞれ確認することができますので、折に触れ、ぜひ読み返していただけると幸いです。
先進国病の本質は「認知の歪み」
さて、鈴置氏の慧眼(けいがん)は、韓国が抱える「先進国病」を、かなり早い時期から指摘して来たことにあります。
実際、過去の鈴置論考を読み進めていくと、韓国が「わが国は先進国だ」という幻想を抱えるあまり、こうした身の丈に合っていない「先進国意識」が結果として国を滅ぼしかねない方向に暴走している、という点を痛感せざるを得ません。
なぜなら、歪んだ先進国意識は現状の問題認識を歪め、本当に深刻な問題を過少評価してしまうことにつながりかねないからです。
たとえば、日韓間では現在、2018年10月と11月に韓国の「大法院」(最高裁に相当)が日本企業に対して下した自称元徴用工判決問題が外交上の懸案として突き刺さっている状態にあります。
これについては現在、日本は政府、産業界を中心に、韓国に対して折に触れて真剣に懸念を表明していますし、実際、日本政府は日韓請求権協定に基づき、この問題の解決に向けた協議を韓国に申し入れたものの、韓国側がこの申し入れを完全に拒否して今日に至っています。
また、輸出管理適正化措置についても、日本政府がこの措置を発動した理由のひとつは、韓国側が輸出管理に関する政策対話の実施を拒絶して来たことにあるからであり、しかもあろうことか、韓国は今月、対日WTO提訴手続を再開するという愚挙に出ました。
こうした一見不可解な行動も、「先進国病」による認知の歪みという視点を通じてみれば、何となくその原因が浮かび上がってくるように思えてなりません。
(※もっとも、最近の自称元徴用工訴訟を巡る資産売却手続問題や輸出管理適正化措置を巡る対日WTO提訴問題については、どちらかといえば「尹美香(いん・びこう)問題」から国民の目を逸らすための方便、という側面も多分にあるのだと思いますが…。)
鈴置論考の正しさが示される
ただ、先月から今月にかけて、鈴置氏が「韓国で『K防疫』に自負心を感じ、自国を先進国だと勘違いするようになった」とする話題を相次いで紹介した際、一部にはこうした見解に懐疑的な意見も見られたのですが、結論から言えば、鈴置説はやはり正しいようです。
K防疫に自負心を感じた韓国国民…「韓国は先進国」84%
25日は朝鮮戦争(韓国戦争)勃発70周年になる日だ。戦争によって廃虚になった韓国は1953年1人当たり国民所得76ドル(約8000円)だった世界最貧国から2019年国民所得3万ドル以上、国内総生産(GDP)規模世界12位に成長した。<<…続きを読む>>
―――2020.06.22 10:07付 中央日報日本語版より
韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、韓国の組織「全国経済人連合会」がリサーチ会社に依頼して実施した調査によれば、回答者の83.9%が「韓国は先進国だ」と答えたのだそうです。
また、「韓国が先進国だ」と感じたきっかけについて尋ねると、新型肺炎の「K防疫」を挙げた回答者が36.1%で最も多かったのだとか。まさに鈴置氏の予言どおりであり、驚いてしまいますね。
正直、韓国が現在のように豊かな国に成長した理由は、第一義的には日本が韓国に対して友好的であり続けたからであり、また、日本が通貨スワップなどで国を挙げて韓国をバックアップし、一部の政治家や一部の企業が惜しみなく、技術や資本を韓国に投下し続けたからです。
決して「K防疫」とやらで韓国が「先進国」に変わったわけではありませんし、そもそも韓国が防疫に成功しているのかどうかについては、もう少し時間が経過しなければ確固たることは言えないでしょう。
もちろん、韓国国内でどんな調査がなされようが、また、彼らがそれにどう答えようが、正直、彼らの勝手であり、私たち日本人がどうのこうの言うべき筋合いのものではありません。しかし、こうした歪んだ認識が外交関係(とくに日米との関係)に影を落とさないはずはないとも考えられます。
日本との関係を損ねることの効果
日本を見下し始めたのか?
さて、彼らの「先進国意識」を通じてみれば、韓国が日本との対話を拒絶するという点についても、おぼろげながら説明が付きます。つまり、韓国の歪んだ先進国意識の結果、彼らなりが日本を「下」に見るようになったがために、日本との必要な協議を無視するようになった、という仮説です。
たとえば、韓国政府は昨年、日本政府が申し入れた、日韓請求権協定に基づく外交的協議、仲裁手続、第三国仲裁を、すべて拒絶しました。いわば、自分で国際法違反の状態を作っておきながら、これを解消するための平和的手続を無視したのです。
こうした態度からも、「自分たちの方が(日本よりも)立場は上だから(日本の協議要請などには)取り合わなくて良い」とする傲慢さが垣間見えますが、それだけではありません。冷静に考えると、極めて危険な対応です。
というのも、日本政府にとっては、韓国が作り出した国際法違反の状態を解消するためには、韓国に対して経済制裁などの報復措置を講じるか、あるいは韓国を国際司法裁判所(ICJ)などの場に引きずり出すくらいしか方策は残されていないからです。これが「積極的経済制裁」です。
あるいは、日本がこうした「経済制裁」の道を選んでくれればまだ良いのですが、もっと悪いシナリオが「積極的放置」です。なぜなら、韓国の国際法違反という状況が続けば、自然と日本企業としても韓国から距離を置くという選択肢を取らざるを得なくなるからです。これが「消極的経済制裁」です。
WTO提訴が「悪手」である本当の理由
さらには、『韓国に対する輸出管理はむしろ「厳格化」もあり得る!』などでも説明した、輸出管理適正化措置を巡る対日WTO提訴手続再開も、同じ文脈で理解できます。
今回の対日WTO提訴措置、どうも韓国側には、「日本が求めて来た条件をすべて満たした」、「それなのに日本は輸出『規制』(※)を元に戻そうとしない」、「だから懲らしめてやれ」、といった認識があるように思えてなりません。
(※「輸出『規制』」とは、日本が韓国に対して講じた輸出管理適正化措置を韓国政府が誤記し続けている表現。なお、彼らが主張する「輸出『規制』」とは、外為法第48条第3項などにいう輸出規制とは無関係なので注意。)
しかし、輸出管理の仕組みを機能させるためには、日韓両国での定期的な政策対話が必要です。なぜなら、韓国が輸出管理の仕組みをきちんと整えたうえできちんと運用しているという証拠が見られない限り、日本は韓国への優遇措置を維持することはできないからです。
というよりも、むしろ韓国が対日WTO提訴手続を再開してしまったがために、日本としては韓国に対する現在の「グループB」というカテゴリの再引き下げや、広範囲に認められているさまざまな製品に対する特別一般包括許可の廃止なども検討しなければならなくなりました。
余談ですが、経産省が韓国に対する輸出管理上の優遇措置を続けているようであれば、私たち日本国民としては、むしろこれに抗議の声を上げるべきでしょう。
先進国意識の証拠
こうした先進国意識に関する話題は、まだ出ています。中央日報には昨日、こんな記事も掲載されていました。
【コラム】「ビジネスしやすい国」を作って先進国に跳躍しよう=韓国(1)
1997年の通貨危機当時、筆者は国際通貨基金(IMF)のカムドシュ総裁の訪韓日程に密着マークし親しい関係になった。<<…続きを読む>>
―――2020.06.22 17:07付 中央日報日本語版より
これは、「1997年のIMF危機の際、韓国は危機をしっかりと乗り越え、競争力がさらに強い国に生まれ変わった」などと自画自賛しつつ、「韓国はコロナ防疫模範国となり、『住みやすい安全な国』の基準として先進国の隊列に入った」と結論付けているものです。
IMF危機の際、日本が韓国の金融破綻を防ぐためにどれほど奔走したのか、ひとことも触れられていないのはご愛嬌として、
この記事のなかで注目すべきは、こんな記述ではないでしょうか。
「今回の新型コロナウイルスショックを97年の通貨危機の時のように『禍転じて福となす』の契機として、韓国が『住みやすい安全な国』と『ビジネスしやすい国』の2つの基準とも先進国の隊列に合流することを期待する。」
なんだかよくわからない文章です。
「K防疫で韓国は先進国の隊列に入った」などと述べておきながら、「ビジネスしやすい国という基準でも先進国になるべきだ」などと述べているからです。「安全さでは先進国だがビジネスのしやすさでは後進国だ」とでも言いたいのでしょうか。
ただ、こうした「K防疫」なる実体のない幻想を追いかけているうちに、ふと「ビジネス環境ではまだ韓国は先進国ではない」と気付いたのだとしたら、なかなか鋭い感覚だと思います。
このあたり、当ウェブサイトによく論考を寄せてくださる「韓国在住日本人」というコメント主様の論考『【読者投稿】在韓日本人「韓国さん、お達者で!」』にもありましたが、産業面から見た韓国には、次のような特徴があります。
- 経済成長の速度を追求するあまり、基礎的な部分の構築を怠り、模倣に精力を傾けたため、産業の裾野が日本に比べて狭い
- 新規開発とProcess integrateが不得手である
つまり、韓国の経済は、(日本などの)外国から技術を買って来るしかないのですが、言い換えれば、韓国は日本と良好な関係を維持していなければ、やがて産業・経済自体が立ち行かなくなる、という意味でもあります。
また、今後の経済的な展望を踏まえるならば、東南アジア諸国連合やインドなどとも良好な関係を作って行かねばならないのですが、はたして現在、韓国の日本やASEANとの関係は良好だといえるのでしょうか。
- パラオの橋の崩落(SOCIO)
- インドネシアの溶鉱炉事故(POSCO)
- ベトナムでの建設現場崩落事故(三星物産)
- ラオスのダム崩壊(SK建設)
- インドのガス漏れ事故等(LG化学)
など、韓国企業が東南アジア・南アジア・大洋州諸国で発生させてきた事故が大量にあり、どうも韓国がアジア諸国との関係を良好に保っているようには見えませんね。
セルフ経済制裁?
さて、昨日は『韓国メディア「日本の対韓制裁は殴るフリだけで効く」』で、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に掲載された記事をもとに、「その気になれば日本が殴るフリをするだけで、韓国の金融には打撃が生じる」、といった言説を紹介しました。
このあたり、韓国政府や韓国メディア、あるいは一部の日本のメディアは、日本政府による昨年7月1日の対韓輸出管理適正化措置をめぐって「輸出『規制』だ」と頑なに言い張るほどですので、「日本が韓国に金融制裁を準備しているぞ」という噂話を流せば、これに飛びついてくる可能性があります。
要するに、日本が経済制裁(支払規制、資本規制、輸出規制、輸入規制など)を適用する際の根拠法や手続をろくに調べずに、「あ、金融制裁だ!」と短絡的に決めつけるのです。
もちろん、彼らがそう勘違いするのは自由ですが、とくに金融市場の世界では、ちょっとしたウワサにもマーケットは飛びつきます。とくに、ここ3ヵ月くらい、ドル・ウォン相場は1ドル=1200~1250ウォン程度で安定していますが、ちょっとした話題でまたすぐに市場は不安定になります。
また、現在は米国が最大600億ドルまで米韓為替スワップを提供してくれている状態にありますが、これが9月に予定どおり満了したとしたら、その後は再び、韓国は外貨資金繰り不安に直面するのではないでしょうか。
いずれにせよ、韓国が妙な先進国意識とともに日本との関係を損ね続け、また、日本がこれについて積極的放置を続ければ、最終的には日本企業が自然と韓国から離れていくことになるのではないでしょうか。
さらには、『産経「日中往来制限の長期化により中国で不良品頻発」』でも紹介したとおり、コロナ禍の影響で人的往来の制限が長期化することで、すでに中国では産業面で影響が生じ始めているとの情報もあります。
ちなみに韓国は当初の入国制限緩和対象国からは外されたのですが、その第一義的な理由はコロナ防疫だとしても、現在の日本政府内には「韓国がなることなすことへの信頼がない」という事情も大きいように思えてなりません。
これなどは、韓国がみずから日本の信頼を踏みにじる行為を続けて来たことで支払うべき「対価」のようなものでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
韓国は、上下で物事を考えます。
「日本を見下し始めたのか?」については、何を今更な話だと思います(相当前から、見下してます)。
例えば、日本人から見ると民主主義の破綻の様に見える「ロウソクデモによる、朴前大統領よ弾劾から投獄まで」を、彼らは最先端の民主主義だと言って、日本の民主主義の後進性を見下します。
極端な話をすれば「世界一優秀な民族」という民族意識から、日本のみならず、米中も見下しているでしょう。
その中で出て来た、コロナウイルスに対する防疫の成功という韓国政府が作り出した幻想は、K防疫として韓国国民の支持を受けるに最高の、プロバガンダだったでしょう。
書きたい事はまだまだ有りますが、今朝は忙しいので、ここまでにします。
>特別一般包括許可の廃止なども検討しなければならなくなりました。
検討しないでしょうし、検討する理由もないですね。そもそも特別一般包括許可は輸出する日本企業に対し便宜を図るもの。韓国側にも簡素化されることにより輸入しやすくなるというメリットがありますが、基本的にその受注増による金銭的利益は日本企業が受けるものです。韓国で規制品の管理に問題があったり、政策対話に出てこなくなれば話は別ですが、それがないのなら日本の企業活動を邪魔する理由がありません。政策対話もこのまま継続していくと思います。多分日本側も韓国が対話に出てくる限りWTO提訴を理由にして自国企業の邪魔をすることはないでしょう。韓国もWTO提訴で満足したでしょうから、日本から輸入する必要があるうちは対話には出てくると見ています。少なくとも役所と企業は韓国政府がこれ以上余計なことをしないように祈っていることでしょう。
ブログ主様
消極的金融制裁ですが、新規米韓スワップが締結できなくなり、理論上の最終返済期限になる年末くらいからより効果的になるのかもしれません。
しかも韓国さんは、スワップ返済の各タイミングで為替介入してくると思います
匿名様
国際的な協調や、国際法との兼ね合いもありますので、私の考える金融制裁は、
サプライチェーンが次第に撤退する
対韓融資が減ってくる
スワップはしない
信用状もだんだん減らす
新規技術支援は行わない
既存の整備のメンテナンスなどもなぜか遅れがち
などが相乗効果を発揮するイメージです。
このような形で次第に逃げられなくなるのが理想かと思います。
> Process integrate
韓国在住日本人様の投稿記事では、些末な問題として黙っていましたが、引用により拡散されるなら指摘しておきたいと思います。
integrateには、動詞と形容詞はありますが、名詞はありません。名詞形は“integration”です。“Process Integration”は業界によって指し示すところが異なり、韓国在住日本人様のおっしゃる対象を推し量るのが難しいので、意味の説明は辞退いたします。
阿野煮鱒 様
実際はProcess Integrationと呼んでいます。Integrateにしたのは他意はありません。「これでいいかな」と思っただけです。
一応小生の言うProcess Integrationとはある製品を作る際に、各processで最良な手法を検討し、それを組み合わせる作業のことです。
韓国人は自分のprocess以外は殆ど関心がないので、このようなprocess同士をlinkさせる作業が非常に苦手です。各processのどの部分に問題があり、そのためにはどのprocess見直せば良いのかが判断できません。結局、各processの前後の関係性や出来上がった製品に対する思慮が足りないことから、このような問題が発生します。
結局は他社が開発したprocessを引っ張って(盗んで)きて、製品を作る事が多々あります。
駄文にて失礼します。
ご説明ありがとうございます。
トヨタの「なぜを5回繰り返す」の対極なわけですね。
「なぜこの基板だけ不良率が高いのか」「外注A社が悪い!」以上!!
韓国在住日本人様
要は、韓国人は、相手の立場で考えるとか、全体の中での自分の役割を心得ることが苦手ということですかね?で、こういう人(日本でも良く見かけますが)は、えてして自分本位で、全体の為に自分を犠牲にするなんてまっぴらごめんです。なので、こんな人ばかりの組織は、一人一人は優秀だとしても、組織全体としてはうまく機能しません。
よく、日本人と韓国人が争えば、一対一の場合は韓国人が勝つが、2対2以上になると日本人が勝つなんて言いますけど、多分それが、韓国在住日本人様も観察された、日本人・韓国人の性格の違いなのでしょう。
韓国が日本を下に見始めたのは2000年代になってからだと思います。
それは、消費税増税で景気が減速し工場を海外に移し GDPが増え無くなったから。
つまりは、それらの逆をすれば、韓国の態度も改まるかも。
消費税を無くし、国債を増発し 工場の国内回帰を施せば 韓国の様な瑣末な問題は解決します。
日本の問題の全ての元凶は財務省のプライマリーバランス教です。
例えば、あなたが誰かにお金を貸したとしましょう。
そのお金はあなたの資産であり、借りた人には借金ですね。
この事を政府に確認した後、政府に国債の貸主が誰か確認し、貸主が民間なら 国債の発行残高は国民の借金ではなく、国民の資産であり 国債発行残高を減らそうとする政府は国民の資産を減らしたいのか?と 攻撃する野党さえ いれば、ここまで日本が落ちる事も無かろうに。
>>日本の問題の全ての元凶は財務省のプライマリーバランス教です
歳出は税収で賄えと決めているのは財務省ではなく財政法。
国民の代表たる国会が国家財政の基本について法律を定め、財務省は国民の代表が決めた法律に従い予算を編成しているだけ。日本は民主主義、法治主義の国だから財務省が財政法を無視することは許されない。
プライマリーバランスなど不要と言うなら、叩くべきは財政法に従う義務がある財務省ではなく財政法を改正しない国会(あるいは財政法の改正法案を国会に提出しない政府)ということになる。安易な財務省悪玉論は政治の責任を財務省に擦り付けるプロパガンダでしかない。
第4条 国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。
匿名瑣様 ありがとう御座います。
自分も法律が大事だと思います。
ここで、質問が。
財務省は政治家に対し PBで働きかけをしていませんか?
そして、その働きかけに対し 無言の脅しという影響力の行使はありませぬか?
確かに、政治家が法律を変えれば済む話ですが、何故出来ないかに財務省は関係してませんか?
財務省には、徴税権という 権力があり 逆らえばマルサが入り また予算の行使の時に 自分の選挙区に対し影響力を行使されます。
それを恐れて 法律を作れない事はありませんか?
自民党の中にはPBのおかしさに気付き、対処しようとするグループもあります。
財務省の中にPBのおかしさに気付き変えようとする勢力はありますか?
自分も役人に使われてる政治家の方が悪いと思いますし、法律を変えないことが元凶だと思います。
しかし、財務省が政治家に影響力を行使しなければ、もっと早く解決するのでは無いか?と言うのが自分の疑問です。
見下しは東日本大震災と原発事故が決定的だったって明博が言ってた。
毎年、秋が近づくと、韓国はノーベル症を発症します。
それ以外にも火病や中二病などなどと、たくさんの変わった病気があるようです。
今年はとうとう「先進国病」というのに罹ってしまったようですね。これもなかなか治らないのじゃないでしょうか。
いつもそうですが、韓国には飲む薬も塗る薬もまったく効き目がありません。
打つ手なし!!
国民情緒法なるものが憲法よりも上位に位置すると言われていることからも明らかなように、韓国では近代的法治主義が全く理解されていません。そして、近代的法治主義が機能しないところでは、当然ですが近代的民主主義は成立し得ません。近代的民主主義が成立し得ない国は、言うまでもなく先進国として認識されることはありません。故に、韓国は先進国ではありません。Q.E.D.
彼らが自慢してやまないロウソク革命とやらも、やってることは古代ギリシアの陶片追放と同じことです。つまりは、古代民主主義の模倣にすぎません。結局のところ、韓国は未だ「近代」に至っていない、あるいは近代化に失敗した国と言うべきなのでしょう。彼らの肥大した自意識、夜郎自大としか言いようのない振舞いは、最終的には信頼の喪失という形で跳ね返ってきます。それでも韓国人は、おそらく国家破綻、国家消滅という事態に至っても、理解することができないでしょうね。中世を生きる人たちに、自分が中世に生きていることを理解させるのはおそらく不可能ですから。
韓国は元々日本より優れた(優れているはず)という固定観念があります。先進国意識はそれに輪をかけるものだと思います。
頭をガツンとやれば多少大人しくなるかも知れませんが、根に持つようになるでしょう。
かと言ってこちら側が折れれば嵩にかかってくるでしょう。+かーしかないと思います。
根に持とうがガツンとやるか放置するかしかないと思います。
最悪なのは金を貰ったのか弱みを握られているのか、何かの利権があるのか知りませんが、融和的な政治家等がいる事です。(アンケートで次の首相び期待するNo.1の目つきが悪くぐとぐちち何を言いたいのか分かりにくい方など)
更新ありがとうございます。
韓国人は自分より上か下かだけが判断基準です。同じグレードはありません。日本はかつてずっと上に思ってたが、道徳心では韓国が前から上、経済的にも日本を上回った、「K防疫」でアジアの最高峰を取った〜!ですね。
客観的に見て、また第三者の立場から見ると、こんなに破廉恥な民族はいません。でも彼らは確実に他のアジア人、黒人を蔑視してます。
コロナウイルスだって、京城や大田など危ないところがスポットになってるのに、対策を打たない。まだ第二波では無いと思う。これからですよ、赤っ恥は(笑)。
あと産業では自動車が既にアウトですネ。燃えるクルマなんて作ってたら駄目でしょうが(爆笑)。
えっ?!
ソレ以前に、『雨漏りする゙走る棺桶゛』何じゃけどナアー・・・。
ファンタジー歴史とノーベル症に通ずる…
>経産省が韓国に対する輸出管理上の優遇措置を続けているようであれば、私たち日本国民としては、むしろこれに抗議の声を上げるべき
何度も言いますが、輸出管理上だけでなく、日韓基本条約をベースと明記された制定された以外の他諸々の優遇措置に関する法律を撤廃および無効化することが制裁云々よりも先かと思います。
ただ、南は形式上では輸出に関する4条約を批准している国であるため、日本は形式上ではBグループだけど実質Bグループでは無い状況にすべきかと思います(笑)
(例えば、B-(びーマイナス)グループを作って、説明では4条約を批准しているが、いずれか一つ以上の条約を実質的に守れていないと認定されるグループとして南を登録するとか(笑))
或いは、「先進国」なら「発展途上国」扱い(南が日本から下位扱いされたくないのを逆手に取って)は有り得ないよねの理屈で、金融を含めた全ての優遇措置を撤廃するだけで良いかと思います。
日本政府は喧嘩上手にならないと、いつまでも南に舐められるだけで、ぶっちゃけ腹立たしい限りです。
先進国意識は日本語版の方がより記事が集まっていますね。まあ日本を下に見たいなら積極的にそうなるんでしょうが、肝心の国民はわざわざ日本語版なんて読まないですよね。新聞記者の自己満足次元。
「これなどは、韓国がみずから日本の信頼を踏みにじる行為を続けて来たことで支払うべき「対価」のようなものでしょう。」
このことは、韓国と日本との関係についてのみならず、韓国と北朝鮮との関係、韓国とアメリカとの関係についても言えると思います。
北朝鮮との関係については、最近の通信回線遮断や南北共同連絡事務所の爆破などの敵対行為が、アメリカとの関係については、ボルトン氏の回顧録による米朝首脳会談に対する韓国政府の関与実態の暴露が、それぞれ韓国がみずから北朝鮮やアメリカの信頼を踏みにじる行為を続けてきたことで支払うべき「対価」のようなものだと言えると思います。
要するに、自分の行為がどれだけ相手の信頼を踏みにじっているかということについて、全く気が付いていないということです。良く言えば「鈍感力」「常に前向き」、悪く言えば「無神経」「自信過剰」ということになりますかね。
新宿会計士様の「所詮、外交も突き詰めて観れば人と人の関係の延長に過ぎない」と言うご卓見には大賛成です。
この卓見をもっと広い視野で敷衍すれば、特定の社会はそこの大多数の住人のもっている価値観、思考回路・行動様式で決定される人と人の関係で成り立っていると推論出来ると思います。
韓国の価値観と思考回路・行動様式:
1.人と人の間には常に上下関係があり、それは絶対である。(第5点は例外)
2.「上位」の人間の言う事は絶対に正しく「下位」の人間はそれを疑ってはならない。
3.「上位」の人間は第2点により絶対的に正しいので、自分の意見や信念を疑う必要は無い。
4.「上位」の人間にとっては第3点により「論理」は自分の意見や信念を正当化するためだけにある。
5.「上位」の人間はそれより「更に上位」の人間により降格させられる事がある。
韓国では個々の人間関係には「対等」は原則的に存在しませんので、「上位」を目指す事が行動原理になります。
こう考えると韓国の現状が分かり易くなります:
A. 「上位」に成るための受験競争。
B. 「上位」の人間は「下位」に対しての約束を守る必要は無い。
C. 「上位」の人間は「下位」に対して嘘を言っても構わないし、そもそも「客観的事実」はそれほど重要ではない。
D. 「上位」の人間は「加害者」と認定されると降格される場合があるので、加害者である事を徹底的にに否定する。
E. 「上位」の人間は地位が危うくなると、伝統の宝刀である「被害者であるふり」を持ち出して来る。
ですので、韓国社会では論理的思考も、客観的事実認証も、人と人との信義も尊重する意味が無く、先進国の住民とは価値観、思考回路・行動様式では一線を画します。
根拠のない思い込みや根拠のない自信、嘘や詐欺が蔓延して、しかもその現状を対して問題意識さえもも持たない迷妄は社会が韓国の姿です。、
あの国がやってることを一人の人間として見ると、まさに精○病の人のそれと同じ。だから、関わらないのが一番。C国の方が、まだ、理解出来る。
韓国における「先進国」の定義に問題があるのでは。
致命的な齟齬つーか、そもそもわかってないような。
私が思うに、日本的価値観でいうところの先進国とは、いわゆるG7的なグループを指す言葉であり、
1) グループ国に敵対しないこと。
2) 法治国家であること。
3) 国際法を順守すること。
4) 民主主義国家であること。
これらが最低限の資格審査条件だと思うのです。
さらに加えて、
5) 価値観を共有する後進国や途上国の独立発展に寄与した実績。
6) それを支える経済力の裏付け。
7) グループ国の信用を得て認められる信用の積み重ね。
ここまで行って、はじめて先進国から「あなたも先進国だ」と認知されるものではないかと。
上記は私が勝手に設定した条件ですが、韓国はこのどれひとつとして満たしていません。
いわゆる先進国グループがどう評価するかであって、韓国の自己像は関係ないんです。
中国を親方とする別組の自称先進国グループを作りたいなら勝手にすればいい。こっちからはお呼びじゃないんだから。
先進国グループとは、価値観を共有したうえで実力を持っている国の集まりであって、そのグループに入るには会員規約がありそれを実行した実績が必要。まずはそのルールを受け入れるかどうか、その国次第。
ルールを守らず実績もないのに先進国を自称したところで恥をかくだけ。入会を認めるかどうかはアンタが決めるもんではないと理解してほしい。
どうしてもコチラ側の先進国認定が欲しいのですかね。
だったら、たとえば、中国に逆らって戦争してでも台湾を独立させ、その後の経済援助を実行したりすれば我々の先進国に入れてもらえるかもしれません。
日本がいま先進国グループに居ながら朝鮮がそうなれなかったのはなぜか。
まずは自国の歴史を直視して学ぶことで霊的に生まれ変わってから実直に努力するしかないように思います。
なんだか、韓国問題を考えていると歪んだ精神の影響を受けて根性がひねくれていくようで、こんなことを書いてる自分がイヤになります。
ラスタ 様
貴重な考察ありがとうございます。大変参考になるご指摘ですね。どこかで利用させていただきます。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
米国、中国、日本と言う韓国を支えている掌(てのひら)の上から「日本や米国、そして中国も見下す」のです。
視野が本当に狭い。これを「視野狭窄」と言います。
そんなこと続けていると、韓国は経済的に本当の視野「凶作」になってしまいます。
一度国が滅びるくらいの「痛い目」にあわないと改心されないでしょう…
いや、過去に何度も痛い目にあってても改心してないので、それも無理でしょうか…(笑