ロシア、インド、韓国がすんなり拡大版G7に入るのか

昨日、複数の英米メディアの報道によれば、ドナルド・J・トランプ米大統領は大統領専用機内の会見で、ロシア、豪州、インド、韓国の4ヵ国などを加えた「拡大版G7会合」を秋口に開催したいとの意向を示したようです。地図で見れば明らかですが、この狙いは「対中包囲網脳形成」にあります。しかし、これがすんなりとうまく行くかどうかとなれば、話はまったく別でしょう。

トランプ氏「拡大版G7」構想

昨日、英米メディアにこんな記事が掲載されていました。

Trump Plans Expanded Fall G-7 Meeting With Russia, Others(2020年5月31日 10:18 JST付 Bloombergより)
G7 summit: Trump postpones meeting of world leaders after Merkel’s snub(2020/05/31付 Independentより)

(※なお、これらの記事は有料会員でなければ読めないこともあるらしく、かつ、読めたとしても英文であるという点についてはご了承ください。)

これは、ドナルド・J・トランプ米大統領が6月にキャンプ・デービッドで行われる予定のG7会合を延期し、

秋の大統領選後に「拡大版G7会合」を開催することを検討しているとする話題です。

大統領専用機「エアフォース・ワン」で記者会見に応じたトランプ氏は、この「拡大版G7」にロシア、オーストラリア、インド、韓国の各国を招待すると述べたのだとか。また、現行のG7という枠組みは「時代遅れ」だとし、拡大が必要だとの見解をあわせて示したのだそうです。

また、トランプ氏は今回の「拡大版G7」をコロナ問題などの協議の場にするだけでなく、「(世界第2位の経済大国である)中国の問題」についても協議する場にしたいという考えを示したのだそうです。

もっとも、英インディペンデントの記事によれば、トランプ氏が当初、6月にG7を開催しようとしていたものの、アンゲラ・メルケル独首相が「コロナウィルスのパンデミック状況が変わらない限りは参加しない」と述べたことを受け、G7を秋に延期する方針を示したというのが実情だ、などと述べています。

また、これらのメディアによれば、2014年のクリミア半島の併合を受けてG8(※当時)から追放されたロシアをあらためてG7に招くことは「議論を呼びそうだ」などと批判的に報じています。

ロシアを加えることの意味

さて、トランプ氏のこの唐突な発言、どう解釈すべきでしょうか。

自然に考えるならば、G7の議長国である以上、議長権限としてG7(日米英独仏伊加)+EU以外の各国を、オブザーバーとして招聘するということはあり得る話です。

実際、日本の伊勢志摩で2015年に開かれたG7会合では、チャド、インドネシア、スリランカ、バングラデシュ、パプアニューギニア、ベトナム、ラオスの各国や国際機関が「オブザーバー」として参加しています。

しかし、あくまでも報道をベースに考えるなら、トランプ氏は具体的に列挙した4ヵ国などを「正式なメンバーとして」迎え入れたいというニュアンスで発言したことは明らかです。しかし、果たして議長国としての単独の決定で、これらの国を新たに迎え入れるということができるものなのかは不明です。

それに、ロシアを含めた4ヵ国を指名したというのも異例です。

そもそもロシアが2014年、クリミア半島とセバストポリ市を、なかば武力によりウクライナから奪い取ったことで国際的に批判され、その年に開催が予定されていた「ソチG8会合」が事実上の中止に追い込まれ、ロシアがG8から追放されたという経緯があるからです。

G7首脳がソチG8不参加を決定、「対ロシア制裁強化の用意」

日米欧7カ国(G7)首脳は24日、オランダのハーグで開催されている核安全保障サミットの合間にウクライナ情勢をめぐり緊急会議を開催し、ウクライナ情勢が一段と不安定化した場合には対ロシア制裁を強化する用意があると表明した。<<…続きを読む>>
―――2014年3月25日 06:23付 ロイターより

(※もっとも、クリミア半島が歴史上、ロシアの領土だったという点、クリミア半島の人口の多くがロシア系住民であるなどの点については、欧米メディアはあまり正当に評価していないようですが…。)

G20との違いは?

また、トランプ氏の唐突な発言は、ほかのG7諸国にとっては意外感を持って受け止められているのではないでしょうか。

なぜなら、「G20会合」というものが、別途存在しているからです。

G20とは、G7参加国と欧州連合(EU)に加え、今回トランプ氏が名前を挙げたロシア、インド、韓国、オーストラリアの4ヵ国、さらには中国、メキシコ、南アフリカ、アルゼンチン、ブラジル、トルコ、インドネシア、サウジアラビアが含まれます。

G20とは:
  • G7諸国…日米英仏独伊加の7ヵ国+欧州連合(EU)
  • BRICS諸国…ブラジル、ロシアインド、中国、南アフリカ
  • それ以外…サウジアラビア、豪州、トルコ、アルゼンチン、韓国、インドネシア、メキシコ

(※下線で示したものがトランプ氏の発言に含まれた国)

このうちの「それ以外」に挙げた諸国のうち、サウジと豪州を除く5ヵ国については、当ウェブサイトでもこれまで『韓国など「脆弱ファイブ」に金融危機第2波は来るのか』などでも報告したとおり、「なぜG20に入っているのかよくわからない」と個人的に感じる国でもあります。

この点、べつにトランプ氏と個人的な親交があるわけではありませんが、あえてトランプ氏の気持ちに立つのならば、「形骸化著しいG20の影響力をさらに低くする」という点に加え、「中国を包囲する」という意志を明確にするという狙いがあるのかもしれません。

このことは、地図で見ていただければ明らかです。

図表 ロシア、インド、韓国、豪州の地政学的位置づけ

(【出所】『日本科学未来館』ウェブサイトに掲載の地図を著者が加工)

とくに、ロシアとインド、韓国の3ヵ国は、中国を北、南、東から包囲する形となっています。

豪州は米国にとって、「ファイブアイズ」の一員としての緊密な同盟国ですが、それ以外の3ヵ国については、「米国の側に立て」というトランプ氏からの強烈なメッセージと見るべきでしょう。

この3ヵ国で大丈夫か?

もっとも、あくまでも個人的な印象ですが、この4ヵ国のうち、豪州を除く3ヵ国については、すんなりと「拡大版G7」に参加できるとも思えませんし、彼らが素直に米国とともに「対中包囲網」に加わるとも思えないからです。

おそらくG7のメンバー拡大には、G7各国の同意に加え、新たにメンバーに加わる国も同意する必要があります。

とくに、インドは中国と対立している国だ、というイメージもありますし、日本では総額750億ドル規模の日印通貨スワップを締結するなど、新たな協力関係を結ぶべき国として強く意識されていることも事実でしょうが、物事は一筋縄でいくとも限らないからです。

また、自由・民主主義国の一員としてその恩恵を最大限に受けながら、米中二股外交で米国を欺き続けている韓国を下手に「G7拡大版」に参加させてしまうと、私たち西側陣営の情報が中国に筒抜けになってしまうかもしれませんし、中国を激怒させてG7に参加する根性が、韓国にあるとも思えません。

さらに、G8から追放されたロシアに至っては、もともとロシア自体が中国と懇意であるという事情に加え、同国を呼び戻すとなれば、ドイツをはじめとする欧州諸国が強く反発するであろうことは間違いありません。

以上より、今回のトランプ氏の「拡大版G7」案については、どうも実現が怪しいという気がしてなりません。今回、トランプ氏が列挙した国のなかで、すんなりと参加が決まるとしたら豪州、百歩譲ってインドくらいではないでしょうか。

いずれにせよ、これについては事態をもう少し見守りたいと思います。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名希望の平民 より:

    韓国では、「狂喜乱舞」の模様!

    韓国は、強大国として世界に認められたニダー!
    さすが、ムン大統領!! 
    外交の天才ニダー!!
    日本に追いついたニダー!!
    うれしいニダー!
    ムン大統領、マンセー!!マンセー!!

    一方、日本では・・・
    踏み絵を迫られてる事に気付いてない朝鮮人どもwww

    1. 心配性のおばさん より:

      匿名希望の平民様

      韓国については、「我がほうへ就け。」というのは、米中共通のスタンスでありますが、米中とも「相手のほうに行かれても困るが、こっちに来られても困る」存在じゃありませんかしら?

      韓国は困惑したポーズですが、米中を手玉にする気、マンマンです。身の丈を知らないというのは、恐ろしいですわね。昔、争う男の間で、魅力的とは言い難い(気を使いました。笑)女が、「お願いだから私の為に争わないで。」とか言っているコメディを思い出しました。

    2. 民草 より:

      そんな余裕あるのか日本にw
      現実を見なさい。
      文書改ざん、議事録なし、閣議決定万能国家w
      安倍という知性のかけらもない人間が何故か
      憲政史上最長の政権を維持できる異常ば状況ですよ。
      彼が日本の民主主義を脆弱なものにしてしまった。
      遠い将来、もし中国が民主化したら、大日本帝国の戦争を
      侵略と認めない異様な政権が君臨する日本が孤立すると思うよ。

      1. 阿野煮鱒 より:

        日本語でお願いします。

  2. 匿名 より:

     ロシアは不参加で旗幟を鮮明にさせ、インドには(米印貿易交渉を絡めて)5G覇権争いでアメリカ陣営に参加するよう迫り、韓国には米中間の綱渡りは不可能だと理解させるために踏み絵を踏ませる、そんなところでしょう。

     習近平のポチ親中派メルケルがどうやってG7会合を妨害してくるのかも見物。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/a573856d098f0c8b443b1cd9b5285a2213e3e7e6
    【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領が主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に韓国とオーストラリア、インド、ロシアを加える意向を示したことは、韓国にとって歓迎すべきことだ。ただ、サミットの新たな枠組みが「反中国戦線」として使われれば、経済面や北朝鮮問題で中国の影響を大きく受ける韓国が難しい立場に陥りかねない。

  3. 愛読者 より:

    本文中に書いてありますが,G7+4の意味は「対中包囲網」です。そこに参加するかどうかの踏み絵でしょう。非参加国は中国側とみなしたいか。ただ,トランプ氏は欧州であまり信用されてませんんから,トランプ氏主導でうまくいくかどうか知りません。

  4. 田舎爺 より:

    ドイツがG7から抜けるような感じがしています。
    メルケル欠席の武漢肺炎という口実はうわべだけで、中共包囲には消極的なのではないのでしょうか。このテーマは一時的なものではありませんから。

  5. 門外漢 より:

    こりゃあコリアとしては辛いわ。
    G11(?)に参加はホルホルでしょうが、宗主国様の折檻も覚悟しなければなりません。
    中たらんと欲すれば米ならず、米たらんと欲すれば中ならず、進退ここに極まったーーーー。知らんがな(笑)。

    露・印・豪は各々はっきりしてるでしょうけどね。

    1. 老兵R2 より:

      上手い!!
      星3つ進呈  
      by 堺正章…古いか?

    2. 心配性のおばさん より:

      門外漢様 笑ってしまいました。

      >中たらんと欲すれば米ならず、米たらんと欲すれば中ならず、進退ここに極まったーーーー。

      重盛ですか、センスですね。ただ、私が申し上げるのもなんですが、半島国家の苦悩?は、そんなピュアなものではないような…。

      さて、韓国のことは置いておいて、トランプ大統領、心配です。

      彼の行動力については一定の評価はさせていただきますが、その政策は国内、国外とも、他人(他国)事ながら、「大丈夫?」と言いたくなる程、稚拙です。が、彼の持っている運でしょうか、アメリカ国内では、以外と支持層は拡がっているようです。暴動も拡がっていますが…。

      ただ、G7のような国際会議には、おいそれと彼の神通力は及びません。思い付きはともかく、中国包囲網のために、これらの国々をG7に無理やり加えるより、G20から中国を外すほうが易いような気がいたします。

    3. 門外漢 より:

      自己レスです。

      ムン君は大喜びでお請けしたそうですね。なんじゃそりゃあ!全然悩んでないじゃん!
      そこまで面の皮が厚いとは思い及びませんでした。不明を恥じお詫び申し上げます

      ホルホルと 鞭と飴とを くらぶれば はずかしながら ホルホルがさき (詠み人知らず)

  6. ボーンズ より:

    「どっちに付く」というのを試しているのは間違いないですが、何れの国も米国とは関係が宜しくないのでかなりハードル高そうです。
    呼ぶのだったら台湾(中華民国)を入れて欲しい所ですが、大陸(中華人民共和国)は瞬間湯沸かし器と化すでしょう。

  7. 奇跡の弾丸 より:

    包囲網を妄想してみた。

    南西ではすでにインドとの国境でなんてニュースも出てきており。

    西側はカザフスタンと思ったのですが、ウイグルが今年になって問題をリークしているのおり包囲網の一環として考えているのかも。

    南東はタイやベトナムも入れたいですね。

    北のロシアは敵対すると厄介ですしね。味方というより離間策でしょうか?経済制裁を緩める代わりに中国の見方をしないでくれといったところで、具体的には油を日本やEUで受け入れる感じですかね。

    やっぱり韓国の扱いが一番厄介。敵にしても味方にしても悩ましい存在ですね。

    1. 新緑の時期 より:

      G7の形骸化は以前から言われていました。中国に過大な幻想を抱いて来た先進国は今、中国の分断工作に遭って右往左往している状況です。いわば、価値観すら共有しない中国に過大な支援投資をして来たつけが、今の中国と言う妖怪を作り上げてしまったからです。その結果が、国家間の分断どころか支援した側をも分断の憂き目に合う状況に、慌てふためいているのが現実だと思います。日本は中国の狡猾さを昔から知っていればこそ、憲法下の国論統一を急がなければならなかったのに、憲法改正すら出来なかった過去の為政者は何をやっていたのでしょう。併せてメディアはNHKを筆頭に反日メディアとしてほぼ中国の軍門に下っています。これは本当に国難とも言える状況だと思います。そんな日本の事情とは別に、トランプは中国包囲網に邁進するでしょう。その時の日本は正に正念場です。その正念場に大きな大義が有るとしたら、国防・安全保障を前提に、価値観の共有と経済活動は決して分離出来ないと言う一点ではないでしょうか。その大きな大儀を憲法に明記する為に早急に憲法改正をすべきです。危機はコロナばかりじゃありませんから。
      ※余談ですが、韓国はコウモリとなって地下洞窟に隠れるでしょうが、日本は違います。

  8. だんな より:

    参加国の状況は、新宿会計士さんの書いて有る通りですね。
    私は韓国が、「日本が居るから(邪魔するから)行けないニダ」と言い出すと思います。
    また今回は、参加しても招待という形になり、正式な加盟とはならないと思います。

    1. ボーンズ より:

      だんな 様
      間違っても韓国が参加しようなどと言い出した日には、宗主国からの締め付けが厳しくなりそう。
      (金目の工場置いちゃっているから、やるのはイージー)

    2. みみこ より:

      韓国民は「先進国と証明された!」と大騒ぎしているので、
      政府が不参加の言い訳として「日本の妨害により断念」と言いそうですよね。
      なにしろ、国レベルで「嘘をつく」ことへのハードルが低い(ない?)ので。

  9. 匿名 より:

    G7に中国を入れようとしたオバマはバカ。
    Gプラス(つかり今回だけのオブザーバー)3にロシアと韓国を呼ぶトランプは賢い。

  10. イーシャ より:

    ロシアは、不可侵条約を結んでいても、相手が弱ったと見れば火事場泥棒のように攻め込んでくる国で、信用できません。EUもロシアには反対するでしょう。味方につけるには、先に中国を弱体化するしかありません。
    インドには、是非加わって欲しいですね。
    あのややこしい国は、インドが加われば参加できないでしょう。LGのガス漏れの件で責任回避しようと必死ですから。それに、秋まで参加資格があるかどうか。今回も踏み絵を踏まなければ「ひねり捨て〜るだけで わすれさられるくに♪」になるのではないでしょうか?

  11. だんな より:

    新宿会計士さま
    アメリカ国内の暴動の話を、まとめて貰えませんでしょうか。
    映像を見る限り、香港と状況は変わらない様にも見えます。

    1. ボーンズ より:

      だんな 様、新宿会計士 様
      CNNは暴動を煽っている傾向があるので、多方面からの情報収集が必要になるかと。
      (いつもの事とは存じますが)

      1. だんな より:

        ボーンズさま
        レス、ありがとうございます。
        そう言えば、映像はCNNのが、多かった気がします。

      2. タナカ珈琲 より:

        CNN警察が拘束しましたよね。
        白人取材クルーはセーフで、黒人取材クルーが…

  12. ミナミ より:

    豪州  : 今の政権ならまず間違いなく加入するでしょう
    インド : 上海協力機構にも入っている食わせ物。この国こそ本当に「バランサー外交」をやって来た国です。微妙
    ロシア : この国は伝統的に欧州正面を主戦場と考えて来ました
          アジア方面は静謐保持。習近平にべったりなのもそれ
          日ソ中立条約もそれです。極東ロシア陸軍は8万人というやる気の無さです
          まあ中国を選ぶでしょう
    韓国  : ムンムンはクネクネ以来のバランサー外交を標榜しています
          本音はバランサーというか反米ですが。中共に脅されるでしょうし、
          今までの様にどっちつかずの態度をとるでしょう
          そして対立が沈静化するまで声を潜めるでしょう 
          事ここに至って米中冷戦がやむ事など無いので、ただの先送りであり、
          いつか米中両方に首根っこを握られる時が来るとしか思えませんが

    >以上より、今回のトランプ氏の「拡大版G7」案については、どうも実現が怪しいという気がしてなりません。今回、トランプ氏が列挙した国のなかで、すんなりと参加が決まるとしたら豪州、百歩譲ってインドくらいではないでしょうか。

    そういう意味で、現在では新宿氏の予想が最も確率が高いのでしょうね。まだまだ展開が分かりませんが

  13. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    4ヶ国ですんなり加入しそうなのはオーストラリア。韓国は中国の属国であり、踏み絵を踏んだらどれだけ酷い仕打ちを受けるか、たまったもんではありません。

    インドは対中関係を考えると加入しそうです。ロシアは同じ手で次に自国がやられそうなんで、不参加。またドイツも親中のメルケルだから、来ないでしょう。

    個人的には韓国に是非参加して、慰安婦を呼んでくる醜態を演じて欲しいですね(笑)(もうハグは出来ないが)。

    1. ボーンズ より:

      めがねのおやじ 様

      インドは最近ロシアとの関係が濃くなってきていますので、そういう面を狙っているとも考えられますね。
      裏でカシミール問題への支援の話が出ればイチコロかも知れません。

      1. めがねのおやじ より:

        ボーンズ様

        なるほど。国際関係は本当に難しいですね。露は信用ならんし、インドもシナの次を狙っているようで。日本、英、米国、仏、豪、カナダ、台湾がまとまりヨシかな。

  14. 匿名 より:

     アメリカが意図したのかどうか、為替スワップの終期と開催時期が重なりますね(笑)。

  15. 福岡在住者 より:

    9月以降開催では 「ちと遅すぎ」のような気がしますが、、、。
    これも開催できず中止となるのではないかと心配しています。 しかし、最近のトランプ政権のブレは一体何なんでしょうか? 既に求心力が無くなっているということか、、、。

    ワシントン開催がTV会議に、それを急きょ元に戻し 今度は拡大会議(笑) これではG7の同意を得にくいと思います。 

  16. MagCup より:

    私は、ロシアはこの招待を受けるのではないかと予想しています。ロシアは韓国同様、中国側だと日本では見られていますが、この両者にはやはり違いがあります。韓国は脅せば言うことを聞く国ですが、ロシアは軍事的に強大で、脅して言うことを聞かせることはできないからです。ロシアがG7に参加するだけ参加すれば、中ロ関係でより優位な立場に立てます。ロシアは昔から中国との協力関係にありますが、依存関係にはなりたくないはずです。

    プーチン大統領は、トランプ大統領との仲は結構いいと聞きますし、欧州も平時ならともかく、今や中国のウィルスに結構な数の自国民が殺されている中で、ロシア参加に反対はしないでしょう。それとクリミア半島を巡り、欧州のすべての国家が団結してロシアと対峙しているわけでもありません。

    参加する側にも招く側にも動機があるのため、そういう動きがあってもおかしくはないです。一方でそうならない可能性もあります。トランプ大統領がこのウィルスの件で、中国とWHOを非難した頃、ロシアはWHOへの支持を明確にしていますし、中国との関係にかなり気を使っています。

  17. 酒が弱い九州男児 より:

    メルケル首相は、東ドイツ出身で中共とずぶずぶだって聞いたことがあるので、中国包囲網の会合であれば、今回の会合は抜ける確率は十分あると思います。

    そういえば、誰かが、『米中戦争は「韓国と手を握った方が負ける!」』って言っていましたw
    私もその通りだと思います(笑)

    いわいる「無能な味方は、有能な敵を云々」ってやつですね。

    韓国は、会合だけ招待しておいて、出席を断らせる方向(踏み絵を踏ませない、中共に押し付ける)が望ましいのではないかと思います。

    1. 匿名 より:

       東独出身だからというよりは、ドイツにとって中国が最大の貿易相手国だからですね。
       ドイツ経済の浮沈は習近平のご機嫌にかかっている。韓国と同じ構図です。

  18. とある福岡市民 より:

     それにしてもトランプ大統領の意図がよくわかりません。豪州、インドはダイヤモンド構想の要だから、ロシアはトランプ大統領が大統領選挙の時から好意的だったからわかりますけど、約束破りの常習犯かつ中共への内通者である韓国を入れようとした狙いがわかりません。敢えて拒否させて裏切り者である事を晒そうとする事もできるでしょうけど、それなら他の方法でもいいはず。
     もっとも、韓国側は必ずしも歓迎してないようです。参加すれば禁韓令が強化されるのが明らかなので。

    新宿会計士 様

    > もっとも、クリミア半島が歴史上、ロシアの領土だったという点、クリミア半島の人口の多くがロシア系住民であるなどの点については、欧米メディアはあまり正当に評価していないようですが…。

     おそらく、クリミア併合に至る「過程」に問題があったのではないでしょうか?
     ロシアはクリミアにスパイを送り込んで人民を煽動し、これまた極秘に送り込んだ特殊部隊が政府を乗っ取り、ウクライナ海軍をも丸ごと乗っ取って20日で併合しました。それを鑑みれば、自国もウクライナと同じ事をされるのではないか、と欧米各国が危機感を募らせるのもやむを得ないでしょう。
     アメリカは全世界の軍事基地が位置する国で、英国はジブラルタルや、キプロス、フォークランドで、フランスは各地の海外県で、クリミアと似たような問題を抱えてます。
     日本も対馬や沖縄で同様の事をされる可能性があり、看過できません。また、北方四島を返還されたとしてもクリミアと同じ手で奪い取られる可能性があり、これを看過したらロシアとは何の交渉もできなくなります。

    1、ロシア政府、ウクライナ政府、クリミア自治共和国政府が話し合い、クリミアのロシア編入を住民投票の結果で決める事にウクライナが同意する
    2、クリミアの住民投票の結果、クリミアのロシア編入が賛成多数で可決される
    3、ロシアはクリミアを編入し、代わりにウクライナへ数兆円の補償金と10年以上の石油・天然ガスの無償供与を行う。
    4、ロシアはウクライナのNATO加盟を承認する。ウクライナはセヴァストーポリの軍事利用と黒海の制海権を承認する

     この過程を経れば戦争にならずに済んだと思います。もっとも、1の交渉のテーブルに着かせる事さえ困難だったでしょうけど。

  19. H より:

    日本と違って世界は仕組みが上手く
    回らなかったり、損すると考えれば
    自分の都合の良いようにルールを
    平然と変えてくる

    日本は国内の従来ルールや既成
    利益に拘ってるとあっという間に
    世界に取り残される

    日本変化せよ
    世界が、ルールが変わる

    1. 心配性のおばさん より:

      H様 難しゅうございますよ。

      >日本変化せよ
      >世界が、ルールが変わる

      日本も世界の変化に目を配り、合わせて変化しなくては生き残れませんが、同時にルールを順守するというのが日本の立ち位置であり、世界が日本を評価する理由です。

      1. H より:

        心配性のおば様

        レスありがとうございます

        確かに日本人のルール順守は
        評価されていると思います
        外国人と商談する時には
        その評価はアドバンテージです
        ただ一方、日本が出来る事は
        限られると見切られることも
        マイナス面としてあります

        言葉足らすであったと思います
        私か言いたかったのは国内の
        規制緩和や変化に対応できる
        ルールを作って先に進めていく事
        何があっても柔軟にスピードを
        もって世界の変化に対応できる
        ように準備しておくということが
        言いたかったのです

        1. 心配性のおばさん より:

          H様 要はルールを守るだけでなく、自ら創れという理解でよろしいですかしら?今の安倍政権であれば、出来るやもしれませんね。

  20. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (こう書かないと、自分で自分を勘違いしそうなので)

     そのうち日本マスゴミ村のATMが社説で、「G7から日本を外して、韓国
    をいれるべきだ(意訳)」と書きかねないと感じているのは、私だけで
    しょうか。

     駄文にて失礼しました。

    1. 引きこもり中年 より:

       すみません。追加です。
       もし、アメリカでのG7が一年延期された場合、(または今回は中止に
      なった場合)、トランプ大統領の「G7に韓国も参加させる」との発言は
      どうなるのでしょうか。(一年延期された場合、その時のアメリカ大統
      領がトランプ大統領であるとは限りません。何しろ、新型コロナウィル
      ス感染による失業問題がありますから)

       蛇足ですが、トランプ大統領のG7拡大計画が、個人の思いつきの可能
      性も、あるのではないでしょうか。

       駄文にて失礼しました。

  21. 心配性のおばさん より:

    こちらの記事によると、今年4月に行われた韓国の選挙ですがファーウエイにより、中共にコントロールされていたとか、ホントだとしたら、ファーウエイテストケースかしら?いずれにしても、あまり驚かない。どっちでもよろしいかも。

    韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機を操作した可能性
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93560.php 

    1. 心配性のおばさん より:

      自己レス失礼します。たった今、電話を切った人からの情報ですが、すいません、ソースを確認するのを忘れました。

      韓国の選挙結果の不正究明に対する署名を集めた保守党議員が、なぜかさっぱり分からないのですけど、アメリカに陳情に行ったらしいです。アメリカも困ったろうなぁ。というより、アメリカは韓国に対する入国制限していないのですね。

      ビバ!日本の入国制限。おかげで、耳障りな「スワップ!スワップ!」も潮騒の向こうです(笑)。

  22. 名無しのPCパーツ より:

    >同国を呼び戻すとなれば、ドイツをはじめとする欧州諸国が強く反発するであろうことは間違いありません。

    というか、中国に甘いヨーロッパへのメッセージじゃないかね。
    米「中国に甘いならロシアと組んだほうがましだわ。」

  23. 雑把  「あっ、これ第三次世界大戦かも?」 より:

    今回は、新宿会計士 様を含め、全員煽っちゃいますねぇ
    ゴメンナサイ、m(__)m

    <G7をテコに、台湾の国際社会復帰とその後‥‥>(空想)

    新宿会計士様 を含め、みな様は、今をピンチとお思いなのですか?
    雑把は、こんな事は滅多に無い程の、チャンスと考えます。

    トランプの G7+4構想 は、私に言わせれば ウンコ です。
    まず、ロシアとインド は要りません。この二国は 基本的価値 を共有してません。
    こんな 首脳会議など、開催しても何の意味もありません。
    また、ダイアモンド構想 も機能しないでしょう。
    トランプもアメリカも、孟嘗君 足り得ません。
    経済なのか、安全保障なのか、はっきりしません。
    上記の事なら、まだ オバマ、バイデン の方がマシでしょう。

    しかし今、無能の トランプ にも、出来る事が有ります。それは、
    「台湾の国際社会への復帰」
    で有ります。
    今、米中関係は最悪です。また、中国は信用を失ってます。
    そして、トランプ は強権的政策で、選挙を有利に進めたいと思ってます。
    そこで、私が提案するのは、
    「台湾とオーストラリアを、G7 に加盟させる」事であります。
    オブザーバーなどと言うセコイ事ではなく、恒久的な加盟です。
    みな様、想像して見てください。
    「台湾 蔡英文 総統が、G7の首脳に迎えられる映像とニュースが、どれほど台湾国民を勇気付ける事かを」
    そこには トランプ、安倍晋三、ジョンソン、マクロンが暖かく迎えます。
    今しかチャンスは無いのです。最悪の米中関係と、トランプ大統領が揃った今しか。
    トランプ も、台湾を国際社会に復帰させた、と言うレジェンドを手に入れます。
    独自外交を標榜する フランスは、乗ってくるかと。問題は ドイツとイタリアです。

    政権を転覆させる、と言うことは「政権を支える足」を一本づつヘシ折る事で有ります。
    そして、中国にとっての 足 とは、「世界の工場」と言うことです。
    G7+2 が率先して、中国に有るサプライチェーンを アメリカ、ヨーロッパ、ASEAN、TPP加盟国に一個づつ移す事が、中国を潰す最適解です。
    (あっ、物騒な事を書き過ぎました)

    <そして、G7+α による 平和軍事同盟へ>(空想)

    ついでに、21世紀の世界平和も、守っちゃいましょ~。
    ソビエト連邦が崩壊して、NATOは役割を終えました。
    同じ理由で、米・日・韓・比・台 の、間接軍事同盟も瓦解しました。
    「21世紀には、新しい平和の維持システムが必要です」
    私は、
    「G7+α による 平和軍事同盟」を、提案します。
    折角なので、「東アジア版NATO」と言わずに。
    世界全体と、21世紀と言う時代を、丸ごと平和にしちゃいましょ~。
    G7加盟、アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ に加え。オーストラリア、スウェーデン、台湾 等の国を加えて、圧倒的な物量の軍事同盟にするのです。
    もう一つの利点は、世界に広がってる事です。
    そう、圧倒的物量と広範囲な同盟で、ロシアも、中国も、北朝鮮も、インドも、イランも、パキスタンも、戦争を起こせない平和軍事同盟にします。
    (しかし「平和軍事同盟」とは、胡散臭いパワーワードですね)

    ここで、みな様には 朗報 が有ります。
    それは、これまでの構想に 韓国 が一切関係ない、と言う事です。
    そう日本は、韓国を、ポイ出来るのです。

    そして、これで、  「私の老後も、安泰です」

    1. 心配性のおばさん より:

      雑把様 トランプさんにそれができたら良いのですが。

      >「台湾とオーストラリアを、G7 に加盟させる」事であります。

      台湾について、国際的に評価が高くなっている今がそのチャンスですし、中国とその出先機関と化したWHOへの強烈なメッセージになります。

      どなたかがおっしゃていましたが、中国は瞬間湯沸かし器となります。即、ホットウォーとなります。その覚悟と準備ができていなければ、雑把様の名案は見送りですね。

      本当に惜しい。これをトランプさんにできれば、これまでのメチャクチャは相殺してお釣りが来ますよね。

  24. 雑把 より:

    心配性のおば様

    返信ありがとうございます。
    本当に、これは オバマにも バイデンにも出来ない、
    トランプ にしか、出来ない事と存じます。
    更に、トランプ の一番欲っする、歴史に名を残す事でも有るのですけどね。

    それより私は、
    蔡英文 総統が、G7の首脳達に拍手で迎えられる所を、
    台湾の人達に、見せてあげたい。
    それが、一番です。

    G7全員が支援すれば ワンチャン 有りかと。
    残念です。

    1. カズ より:

      ある意味、台湾の参加はG20の場よりも実現しやすいのですしね。

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