マスコミさん、「桜を見る会」での倒閣に失敗か?
一部のオールドメディア(とくに新聞とテレビ)が昨年秋口に開始した「反安倍キャンペーン」のひとつが、「桜を見る会」騒動です。最近、毎日のように菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官の記者会見を視聴するのですが、「桜を見る会」問題を巡って質問を繰り返す記者もいるほどです。ただ、特定メディアが一生懸命、この問題を追いかけたところで、どうもかつての「もりかけ問題」と比べれば、政権支持率を引き下げる効果が薄まっているように思えるのです。
目次
「もりかけ問題」を振り返る
「もりかけ」問題の定義を言わないメディアたち
「もりかけ問題」とは、簡単にいえば、
「安倍晋三(氏)が内閣総理大臣としての地位を悪用し、個人的な友人が経営する学校法人に対し、何らかの違法な便宜を供与した疑い」
のことであり、特定のオールドメディア(新聞、テレビなど)が2017年ごろに、こぞって大騒ぎした問題のことです。
ただ、非常に不思議なことに、「安倍首相はもりかけ問題について真摯に説明せよ」とおっしゃっている人たちに限って、この「もりかけ問題」のいったい何がどう問題なのか、きちんと説明していません。
たとえば、「加計学園の問題」については、
「法律で新規設置が禁止されている獣医学部を、安倍晋三(氏)が内閣総理大臣として圧力を掛けることで実現させた」
のだとしたら、これは非常に大きな問題です。
なぜならば、安倍総理自身が行政を歪めたことになりかねないからですし、また、もし安倍総理が加計学園の理事長らから賄賂を得ていたとしたら、「贈収賄」などの犯罪に該当する可能性すらあります。
ところが、冷静に考えていくと、そもそも論として、「獣医学部の新規設置を禁止している法律」は存在しません。文部科学省が一方的に設定した告示のなかで「獣医学部の新設を受け付けない」と書かれているという話に過ぎないからです。
だからこそ、国家戦略特区を設けて、こうした文科省の告示の一部を適用しないことにして、獣医学部の新設を認めたという話に過ぎませんし、その認定プロセスはすべて公開されていて、不透明な点は一切存在しません。
(※余談ですが、むしろ特定の学部の新設を認めないとする文部科学省の告示自体が違法だったのではないかという付随論点も出て来るのですが、このあたりについてはむしろ前川喜平・元文科省事務次官を含めた歴代文科官僚らが行政を歪めていたという可能性も濃厚です。)
しかし、特定メディアの報道だと、「何という法律の第何条にどう違反していたのか」という基本的な事実認定を見かけた記憶がありません。
「怪しい」「とにかく怪しいったら怪しいんだ」、などと大騒ぎし、ひとつの論点が論破されたらまた新たな「疑惑」を持ち出すという、一種の「ムービング・ゴールポスト」が、いわゆる「もりかけ報道」の真相だったのではないでしょうか。
もりかけ関連報道の「威力」
ただ、もりかけ問題も、当初はそれなりに威力を発揮しました。「もりかけ報道」が盛り上がった2017年7月や2018年4月の各メディアの調査では、たしかに瞬間風速的に、内閣支持率を大きく引き下げることができたからです(図表1、図表2)。
図表1 主要メディアの世論調査(2017年7月)
メディアと調査日 | 支持 | 不支持 |
---|---|---|
読売新聞(7/7~9) | 36% | 52% |
朝日新聞(7/8~9) | 33% | 47% |
毎日新聞(7/22~23) | 26% | 56% |
日経・テレ東(7/21~23) | 39% | 52% |
NHK(7/7~9) | 35% | 48% |
共同通信(7/15~16) | 35.8% | 53.1% |
産経・FNN(7/22~23) | 34.7% | 56.1% |
ニコニコ動画(7/20) | 51.7% | 24.1% |
(【出所】当時の各メディア報道より著者作成)
図表2 主要メディアの世論調査(2018年4月、カッコ内は前月比増減)
メディアと調査日 | 支持率 | 不支持率 |
---|---|---|
共同通信(4/14~15) | 37.0%(▲5.4) | 52.6%(+5.1) |
NNN(4/13~15) | 26.7%(▲3.6) | 53.4%(+0.4) |
朝日新聞(4/14~15) | 31%(±0) | 52%(+4) |
毎日新聞(4/21~22) | 30%(▲3) | 49%(+2) |
読売新聞(4/20~22) | 39%(▲3) | 53%(増減不明) |
ニコニコ動画(4/17) | 54.6%(▲1.6) | 22.6%(+1.9) |
(【出所】各種報道より著者作成)
図表1、図表2によると、2017年7月と2018年4月は、ここに挙げたなかではニコニコ動画の調査を除いて、どの調査でも確かに内閣不支持率が軒並み支持率を上回っています(※ニコニコ動画とそれ以外のメディアの調査結果がなぜここまで大きく乖離しているのかについては疑問ですが…)。
もりかけ関連報道の「後遺症」
それはさておき、オールドメディア(とくに新聞やテレビ)がいっせいに「もりかけ問題」で安倍政権叩きにいそしんだ結果、2017年7月と2018年4月の各社の世論調査で内閣支持率が大きく下がったことは、たしかに事実です。
ただ、シンプルな疑問ですが、その結果、いったい何が発生したというのでしょうか?
自民党は過半数を割り込んだのでしょうか?安倍政権は倒れたのでしょうか?
結論からいえば、安倍総理、あるいは安倍総理が率いる自民党は、大型国政選挙で敗けていませんし、安倍総理は自民党総裁としても2018年9月に三選され、現在のところは2021年9月まで任期を残している状況です。
その後、政権支持率は何事もなかったかのように持ち直していますし、また、『朝日出身者「支持率下がらないのは国民の側にも問題」』でも触れたとおり、あまりにも政権支持率が下がらないものですから、昨年11月には、朝日新聞出身者が
「硬派なメディアが安倍政権を批判しているのに安倍政権の支持率が下がらないのは、スマホでの断片的情報に満足している国民の側にも問題がある」
などと述べたほどです。
つまり、オールドメディアが一生懸命、安倍政権を「もりかけ問題」で追及したことの「後遺症」は、国民世論がオールドメディアの誘導に反応しなくなってきた、という点にあるのではないでしょうか。
桜を見る会騒動の顛末
「桜を見る会」騒動の「通信簿」
さて、当ウェブサイトを閲覧して下さっている方であれば、「桜を見る会」をご存知の方は多いでしょう。
これは、もともとは内閣総理大臣が毎年春に新宿御苑で開催している「桜を見る会」について、安倍政権下で安倍総理の個人事務所が選挙区の有権者を招くなど、「公費を使って自身の支持者を優遇しているのではないか」、といった「疑惑」のことだったはずです。
ところが、これについては
- 安倍総理の個人事務所が開催した「前夜祭」の参加費用が1人当たり五千円だったのはあり得ない。安倍事務所が補填しているはずだ!
- 招待者名簿が残っていないのはおかしい!公文書管理上大きな問題がある!
といった具合に、次々と論点を変え、いまだにその追及が行われています。
個人的には内閣官房長官記者会見を日々チェックしているのですが、「北海道新聞のカネコ」と名乗る記者を中心に、日々、「桜を見る会」に関連した質問が出て来ます。これなど、先ほどの「もりかけ問題におけるムービング・ゴールポスト」理論とまったく同じではないでしょうか。
では、その「桜を見る会」報道の結果、政権支持率はどうなったのでしょうか。
これについては先月の『頑張れマス「ゴミ」!桜を見る会で支持率下がるかな?』でも報告したとおり、昨年12月の主要メディアにおける世論調査結果がすでに出ています(図表3)。
図表3 主要メディアの世論調査(2019年12月、カッコ内は前月比増減)
メディアと調査日 | 支持 | 不支持 |
---|---|---|
朝日新聞(12/21~22) | 38%(▲8) | 42%(+6) |
時事通信(12/6~9) | 40.6%(▲7.9) | 35.3%(+5.9) |
共同通信(12/14~15) | 42.7%(▲6.0) | 43.0%(+4.9) |
読売新聞(12/13~15) | 48%(▲1) | 40%(+4) |
日経・テレ東(12/20~22) | 50%(±0) | 41%(±0) |
産経・FNN(12/14~15) | 43.2%(▲1.9) | 40.3%(+2.6) |
(【出所】各メディア報道より著者作成)
いかがでしょうか。
そもそも論として、オールドメディアによる支持率調査については設問や同時に実施される調査項目などが各社によりバラバラであることなどを踏まえ、どの程度の信頼性があるのかという問題はあるのですが、この点についてはとりあえずおくとしましょう。
ここに挙げた6つの調査のうち日経・テレ東のものと読売新聞のものを除けば、支持率と不支持率が肉薄していて、朝日新聞と共同通信の両者については支持、不支持の逆転が生じています。ただ、先ほどの図表1、図表2と比べてみると、「圧倒的な開きがある」という状況ではありません。
これは実に興味深い現象ですね。
共同通信の調査で、支持率が再逆転!
こうしたなか、昨日はこんな話題も出て来ました。
内閣支持率49%、不支持は36%(2020/1/12 15:43付 共同通信より)
共同通信の世論調査によれば、支持率は49.3%に上昇する一方、不支持率は36.7%に低下したそうです。
- 支持…49.3%(+6.6%)
- 不支持…36.7%(▲6.3%)
すなわち、この数字だけを見る限りは、前回の調査で減った支持率、増えた不支持率が、それぞれ元に戻っただけの話です。あるいは、
「メディアの報道に扇動される情報弱者層が6%前後いて、その人たちが12月は安倍政権不支持と答えたが、年が変わって『桜を見る会報道』を忘れてしまい、再び政権支持に戻った」
という仮説も浮かびますね(※あくまでも仮説ですよ!)。
いずれにせよ、共同通信という「やや左がかった(?)メディア」の調査結果ですら、支持率が不支持率を10%ポイント以上も上回ってしまっているのです。
おそらく、これが「桜を見る会」の「通信簿」のようなものでしょう。
冷静に考えてみれば、これも当然の話かもしれません。
日本国外の状況を見れば、北朝鮮の非核化議論は遅々として進まず、中国の軍事的脅威は相変わらず高いままですし、韓国は日本との国際条約、約束を反故にしようとしているなかで、さらにわが国が原油供給を依存している先である中東の情勢が緊迫化しています。
一方、国内の状況に関しては、昨年10月に消費税等の増税が断行されたことで、生活は苦しくなっているという実感を持つ人も増えているのではないかと思いますし、経済指標も決して芳しくありません。
さらには、安倍総理が「悲願」として掲げる改憲議論についても、おもに特定野党の審議妨害の影響でまったく進んでいませんし、自民党に対抗すべき野党の側はといえば、合流するのしないのという議論で迷走中です(『解散総選挙を仕掛けるタイミングは今でしょ!』参照)。
非常に厳しいことを申し上げれば、内外ともに議論すべき課題が山積みなのに、特定野党や特定オールドメディアが「桜を見る会」問題などの追及にうつつを抜かしている間に、国民の多くは、いまや特定野党や特定オールドメディア(とくに新聞やテレビ)にそっぽを向いているのではないでしょうか。
日本にとっては非常に良くない状況
もちろん、この状況が日本にとって良いとは思えません。
最大野党・立憲民主党や野党第2党・国民民主党には、いずれも2009年に政権を奪取した「民主党」時代に閣僚を経験したという政治家も存在しているはずなのですが、残念ながら現在の彼らの国会質疑を見ていて、「前向きな議論だ」と感じることは、ほぼ皆無です。
私自身は、野党の存在を否定するつもりはありません。いや、それどころか、民主主義を健全に機能させるためには、まじめな野党が、政府・与党側が困るような、政策論争に関する本質的な質問を舌鋒鋭く投げかけ、与党を困惑させなければなりません。
たとえば、野党側は「なぜこのタイミングで消費税を上げたのか」、「複雑怪奇な軽減税率制度は国民生活になじむのか」、といった観点で、自民党(あるいは財務省)を鋭くつるし上げるべきでしたし、「そもそも増税は不要だったのではないか?」と投げかけるべきでした。
皮肉なことに、消費税の税率引き下げを主張しているのは、日本共産党や「れいわ新選組」などに限られています(※個人的にこれらの政党を支持するつもりはありませんが、いちおう、議論の公正さのためには付言しておく必要があると思います)。
一事が万事、この状況です。
「国民の敵」論
世の中一気には良くならない
ただし、何事もそうですが、世の中というものは、「一気に良くなる」ということはあり得ません。
普段から当ウェブサイトで申し上げるとおり、「国民の敵」とは、
「選挙や経済競争を通じて有権者・消費者から信任を得たわけではないにも関わらず、不当に大きな権力・社会的影響力を握り、国益を邪魔している勢力」
のことですが、その具体例といえば、
- 財務省:増税原理主義に染まった利権集団
- NHK:公共放送と受信料制度を死守する利権集団
- 立憲民主党など特定野党:自分たちが国会議員でいることが最大の目的となっている利権集団
- 特定のオールドメディア各社:新聞利権、電波利権で生きながらえるゾンビ集団
- 日本共産党:「天皇制打倒」と「プロレタリアート革命」を目指す反社会的集団
などのことです。
そして、現在の自民党一強という状況も、結局のところは特定野党や特定メディアが腐敗していることが本質的な原因であると考えてよく、その意味では、彼らの社会的影響力を最小化することが必要であることは間違いないと思います。
しかし、それと同時に、「気に入らないから」という理由で強制的に排除するというのは感心しません。
日本は自由・民主主義国であり、法治主義国です。あくまでも「国民の敵の社会的影響力の排除」は、自由、民主主義のプロセスによって達成されなければなりません。
具体的には、
- ①立憲民主党など特定野党や日本共産党→私たち日本国民ひとりひとりが賢くなり、必ず選挙に行くようにすることで、彼らに投票しない(あるいは彼らの対立候補に投票する)人が増え、結果的に彼らの議員としての地位が奪われる
- ②特定のオールドメディア各社→私たち日本国民ひとりひとりが賢くなり、おかしな報道をする新聞を解約し、おかしな報道をするテレビを見なくなることで、彼らが部数・視聴者数などの社会的影響力を維持することができなくなる
- ③財務省とNHK→上記①、②を通じて賢明な国会議員が増え、財務省の権力やNHKの社会的影響力を抜本的に削ぐための立法措置を講じる
というプロセスです。
それまでいったい何年かかるのかはわかりません。
もしかして数年以内に実現するかもしれませんし、何百年経っても実現しないかもしれません。あるいは、実現する前に日本が滅びてしまうかもしれません(『鈴置論考に見る「ひとつの国が民主主義を捨てるとき」』参照)。
ウェブ評論サイトは誰にでも運営できる!
しかし、私自身はこれについて、意外と楽観的ですし、意外とそれほど時間はかからないのではないかと思っています。その理由は、やはり、インターネットを通じて正論を述べ続ければ、いつか必ず人々に届くに違いない、という確信があるからです。
当ウェブサイトの場合は「読んで下さる方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に、2016年7月から運営しているウェブ評論サイトですが、順調にページビュー(PV)は増え、昨年8月には瞬間風速的に月間400万PV超えを達成しました。
もっとも、当ウェブサイトの場合は「PV数」を目標にしているわけではなく、基本的に「誰にでも手に入れられる情報」を元にして議論しているだけであり、なにか「特殊な情報」(たとえばカネ儲けできる情報など)を掲載しているサイトではありません。
こんなサイトであっても、それなりに多くの人が読んで下さっているというのはありがたい話ではありますが、それよりももっと切実なお願いがひとつあります。
それは、当ウェブサイトを読んで下さった方々のなかで、「こんなレベルのウェブサイトなら自分にでも運営できる」と思う方々が、どうかご自身のウェブサイト(あるいはブログサイト)を立ち上げてほしい、という希望です。
この点、昨年、『「報道機関」を個人が経営できる時代がやってきた!』などでも議論しましたが、かつて「報道機関」が担っていた仕事は、いまやパーツに分解し、分業することが可能です。そのパーツとは、ざっくり
- ①客観的な事実・情報を、取材、ネット検索などの方法によって集めて来る
- ②集めて来た情報について重要性を判断する
- ③それらの情報に基づいて分析・考察し、記事化する
- ④作成した記事を全国に向けて配信する
といった流れですが、コツを掴めばだれにでもできる仕事でもあります。
世の中には、某匿名掲示板などの議論をまとめるサイト(いわゆる「まとめサイト」)は多数存在していますが、正直、ウェブサイト運営者(あるいはブログ主)個人としての見解が示されているサイトは、さほど多くありません。
他の方々が運営する良質なウェブ評論サイト、ブログサイトなどをさらに探すことが、今年の個人的な目標のひとつでもあるのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
> ニコニコ動画とそれ以外のメディアの調査結果がなぜここまで大きく乖離しているのかについては疑問ですが
ここだけが,特に面白いところでした。
基本的に新聞やテレビの世論調査は,隠居した人達の意見が強く反映され,ニコ動は若い世代の意見が強く反映されます。年寄りは「今の若い者は…」などと言いますが,実際は反対で,若い世代のほうが平均的に隠居した世代より高度な教育を受けていて,頭が良いのでしょう。つまり,隠居世代は他人の意見に左右されやすく扇動されやすいが,若い世代はしっかりした自分の考えを持っていて,マスコミの意見に流されない。会社の中でも「バカな上司が意味不明なことをしている」と若い世代はクールに観察しているかも。
更新お疲れ様です!
日本共産党は公金の使徒のチェックにおいて国政及び地方行政で一定の結果を出しているのは評価出来るところですが、日本共産党が与党となった場合は公金の使徒のチェックを拒否し、チェックする者を肉体的社会的組織的に抹殺し、独裁者として振舞う事であろうが容易に想定出来るのがなぁ、、、と思います。
もりかけ騒動にしろ桜騒動にしろ、ポピュリズムに陥っているのは与党ではなく特定野党でしょうね。
(岩盤支持層の)有権者向けのパフォーマンスに専念している感じ。
今の野党を見てると、自民党政権は10年先も20年先も安泰な気はします。
更新ありがとうございます。
モリカケ問題で我々庶民が分かったのは、監督官庁の文科省の専横ぶりです。まず「新規に獣医学部は設けない」という省内の告示。何故だ?四国はゼロだよ?既存大学・獣医師の圧力があったんですね。
また「新規に医学部医学科は設けない」。但し、医学周辺のいわゆる【コメディカル】と呼ばれる看護師、療法士、技師等の養成は認可する。ところが医療系の自分らの天下り先になるなら、医学部も認可するなど、前川喜平氏ら歴代次官らは好き勝手放題してます。
モリカケで膿が出せたのは、この癒着構造の部分であり、貧困若年女性層の実態調査をした前川氏は、この部分は評価されますね(嘲笑)。
この一連のオールドマスコミの『乾坤一擲』の大キャンペーンに、安倍内閣は二度の危機らしき時期がありましたが、元々無理筋な作り話なんで、乗り越えました。
今は「桜を見る会」も菅官房長官に毎週食い下がる「北海道新聞のカネコです」という偏執狂の記者が居ますが、完全に下火になりました(当たり前だ。一流ホテルで5千円が少ないとか、参加名簿出せとか。マスゴミや野党のやる事は文明人の行為じゃない)。
そして、先週は野党の合流がご破算(笑)。比例復活組など、『キミとキミは公認無理だよ。諦めろ。』ぐらい根回ししとかないと、空中分解する(笑)。いったい何がしたいのかイミフの野党に引導渡すなら、今でしょ!
個人的意見を言いますと,前川喜平氏は文部科学省の中では,あるいは歴代事務次官の中では例外的に優秀でまともだった人で,もっと残念な人が沢山います。最近の,英語の外部検定試験や,共通テストの記述の件を見れば,その後の劣化にひどさがわかると思います。いろな圧力団体に抵抗する力がなくなって,単なる調整機関に転落してしまいました。
「メディアの報道に扇動される情報弱者層が6%前後いる」という仮説は、面白いと思います。
もりかけ問題で、先導される人が学習して、大分減ったんですかね。
まだ、世論調査の安部首相不支持率の一番は、「人柄が信用できない」ですから、まだまだ扇動されている人は多いと思います。
桜を見る会は、安部首相の立ち話の会見を見て「追求しても無駄」だと思いました。
マスゴミ各社は、まだまだやってますよ。マスゴミを使った反日工作に、他に手段がない証拠でもあります。
昨日の台湾選挙に対する中国の反応と、日本の野党の反応は「選挙で勝てないのはおかしいと言う点」で似てますよね。左翼系の頭の中の構造は、良く似てるいるようです。
NHK などの世論調査で、内閣支持率に関する質問に、総理の人柄が云々〜などとあるのは、さすがにいつの時代の話ですかと笑ってしまいますね。
>左翼系の頭の中の構造は、良く似てるいるようです。
中国共産党のコメントを見ると、言い古されたことではありますが、愚昧な大衆を指導するエリート思想と、互いの意見を尊重することがベースとなる民主主義とは、相いれない、とても遠い位置にあるなあ、としみじみ思います。
そこにやってきて、議論を拒否する態度の日本の左派野党も、思想の根源は同じなんでしょうね。
要は反対意見を無視してやりたいことを好きにやれる、専制君主になりたいだけなんだろうなあと思います。
忘却仮説、笑ってしまいました。
確かに、一番新しい情報の影響を最も受けると考えると、日常に身を置いてしばらく経てば、何を騒いでたんだっけ、となりますね。
旭日旗の件もそうですが、まったく問題でないことを問題化して終息させない、という手法はわりとやっかいで、何割かの人が問題を主張する側にも一理あると思ってしまう気がします。しかし、時間が経てば無かったことになるのであれば、単なる印象操作の結果は蓄積しない、ということになりそうです。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
もし、中国カジノ企業からIR事業をめぐって、秋元議員に金が流れた問
題で、日本政界にチャイナマネーが流れたこと自体を問題にすれば、安倍
総理にとって打撃になると思うのですが。もっとも、野党にも日本メディ
アにも流れていた可能性がありますが。
駄文にて失礼しました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
すみません。追加です。
日本マスゴミ村には、日本の外、または村の外に、自分たちと違う常識
または掟をもつ人がいることを、認めたくないのではないでしょうか。も
ちろん、どちらの常識が正しいかは分かりませんが、マスゴミ村は『モリ
カケ問題』で、あるいは『桜を見る会』で、安倍総理が辞任するという予
備原稿を既に書いていて、それを互いに読みあって褒め合い、そのため、
仲間うちでは「既に安倍総理が辞任した」のが常識になっているのではな
いでしょうか。
駄文にて失礼しました。
新宿会計士さんは、安倍政権の支持率だけでしたので、政党別支持率も引っ張って来ました。
共同通信1月定例 #世論調査 #政党支持率
自民43.2(36.0 +7.2)
立憲6.9(10.8 -3.9)
維新4.4(3.3 +1.1)
共産4.1(3.0 +1.1)
公明2.9(4.7 -1.8)
れ新2.4(4.5 -2.1)
国民1.6(1.5 +0.1)
社民1.1(0.8 -0.3)
N国 0.7(1.5 -0.8)
支持なし31.5(31.8 -0.3)
ついでにANN(TBS)も出ました。
https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20200111/q1-1.html
安倍政権支持率 52.1%(+3.0%)
不支持率 44.7%(-3.0%)
政党別支持率
自民党 38.6% ↑+3.5pt
立憲民主党 5.8% ↓-1.5pt
国民民主党 1.4% ↑+0.4pt
公明党 3.8% ↑+0.7pt
共産党 2.8% ↓-0.7pt
日本維新の会 2.9% ↑+1.0pt
社民党 0.4% ↓-0.4pt
れいわ新選組 0.6% ↓-0.4pt
NHKから国民を守る党 0% ↓-0.4pt
それ以外の政党を支持 0.3% ↓-0.1pt
支持する政党はない 38.9% ↓-1.9pt
大体似たようなトレンドですね。
自民党の支持率が下がると、支持政党無しが増えて、自民党の支持率が元に戻る時は、野党の支持率が下がってるようにも思えます。
確かに「解散するなら今でしょ」は、正しいかも知れません。
自民党不支持者の受け皿になんら成れていないヘボ野党…税金泥棒レベルですね。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
『支持政党なし』、つまり『無党派層』は、自民党や他の野党も支持し
ない人のことです。だから、(単純に考えて)無党派層の支持を得る政党
は、(これまでなかった主張をする)新政党、もしくは、今までと主張を
変えた既存政党しかないのではないでしょうか。もっとも、無党派層でも
考えが同じとは限りませんから、支持を集める新政党が1つだけとは限り
ませんが。
蛇足ですが、社会が細分化されている今、日本国民が、どれかの政党を
完全に支持しなければならないとなれば、ものすごい数の政党が必要にな
るのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
思想や価値観が大きく違わない政党が幾つかで来て政策毎にどこに投票するか選ぶという形が良いのではないかと。
このような時代はいつ来るのでしょうかね?
ニコニコはネットを見れる人が母集団だからマスコミが信用できないのが分かってるからでは
>マスコミさん、「桜を見る会」での倒閣に失敗か?
マスコミで倒閣を企図する所なんてないですよ。有るとすれば「赤旗」(マスコミと言えるかどうかは別として)位なものです。大体マスコミが世論を誘導できる等という考え自体妄想です。そんなに骨のあるマスコミがあるとしても限定的で、国民を倒閣に引っ張っていく力などありません。マスコミに倒閣する力などありません。そもそも読者、視聴者を獲得することが第一義的な問題なのですから。
昭和に比べ新聞の発行部数は激減しており、テレビもかつてより影響力は落ちています。何より一般のマスコミが提供する情報は所詮断片的なものでしかありません。ネットも百花繚乱、主張もバラバラで信頼性もいまいちです。
結論は国民が個々にいろいろな情報を取捨選択して自分で考え、自分好みの情報統合をしていかなければならない、当たり前のことですが、大変な時代になったものです。
いつも楽しく拝見しています
また、毎日新聞にこの記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000039-mai-pol
>麻生氏「2000年にわたり同じ民族が、同じ言語で、同じ一つの王朝…日本しかない」 批判呼ぶ可能性
これは批判を呼ぶ可能性ではなく、火がなくても火事を起こして問題にしたい意図がありありと出ていて辟易します
ほっとくと旭日旗や慰安婦の用になるし、、、