韓国が輸出規制と誤る限り、措置撤回は不可能
日本政府の韓国に対する輸出管理適正化措置を巡り、日韓両国政府は28日、課長級の準備会合をもち、12月第3週に東京で「第7回輸出管理政策対話」を開催することで合意しました。ところが、この会合を巡って、韓国メディアからは「韓日両国が日本の輸出規制を撤廃するための協議を始める」などとする報道が相次いでいます。ここまで悪質だと、それはもはや「誤報」というよりも「虚報」のたぐいですが、その一方で、韓国が日本を「WTO違反」として提訴しようとしていたことなどをふまえると、韓国がそもそも「輸出管理とは何なのか」を理解していない、という点こそが最大の問題点なのであり、日本が輸出管理適正化措置を撤回することがない理由でもあります。
目次
根本的な誤解
なぜ韓国が「WTO違反」と主張するのか?
日本政府が7月1日に発表した、韓国向けの輸出管理適正化措置については、当ウェブサイトでは何度も何度も報告してきたとおり、輸出「規制」ではなく、ましてや「禁輸」ですらありません(『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』参照)。
こうしたなか、韓国政府は今月22日、『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(いわゆる「日韓GSOMIA」)を事実上延期してしまいましたが、その際、あまり注目されていないのが、「対日WTO提訴の撤回」です。
この対日WTO提訴、考えてみれば非常におかしな話です。
そもそもWTO(世界貿易機関)は「自由貿易体制」を管轄する国際機関であり、輸出管理については管轄外ですし、日本政府はこれまでに何度も何度も「輸出管理は自由貿易体制と矛盾しない」と指摘し続けて来たにも関わらず、韓国政府は依然として理解していないようだからです。
ただ、これについて昨日、ふと気づいたのですが、韓国政府はどうも根本的なところで誤解をしているのではないでしょうか。そのヒントとなるのが、韓国政府、韓国メディア、さらにはわが国の特定のメディアが、いまだにこの輸出管理適正化措置を「輸出規制」と言い張っている、という事実です。
韓国政府の根本的な誤解
これについては奇しくも昨日、『香港人権民主主義法の本質は「対中輸出管理の強化」?』で、「米国が香港向けの輸出管理を厳格化する可能性がある」と報告しましたが、その原文を読むと、
- “U.S. export control” (つまり「米国の輸出管理」)
とありますが、
- “U.S. export regulation” (つまり「輸出規制」)
とはヒトコトも書かれていません。
日米ともに自由主義経済の国ですから、やっていることはあくまでも「世界平和を守るための輸出管理」なのであり、基本的に輸出に対して規制をすることはありません。だいいち、そんなことをしたらWTOルールにも違反します。
じつは、韓国政府はこの「輸出管理」と「輸出規制」の根本的な違いについて、まったく理解していないのではないか、という疑念が生じて来ます。いや、もっときついことをいえば、韓国自体が国全体として、「法治主義」の理念をまったく理解していないのではないでしょうか?
法治主義において大切なのは、単に法律で決めるだけでなく、それを実際に運営していくことにあります。
輸出管理の基本的な理念は、
「何でもかんでも自由に輸出させた結果、軍事転用可能な物資が北朝鮮やイランなどの『ならず者国家』やテロリストらの手に渡れば、世界平和が脅かされる」
という点にあります。念のためにもう一度、日本の外為法の規定を読んでおきましょう。
外為法第48条第1項
国際的な平和及び安全の維持を妨げることとなると認められるものとして政令で定める特定の地域を仕向地とする特定の種類の貨物の輸出をしようとする者は、政令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
つまり、この「国際的な平和と安全の維持」こそが、きわめて大事なキーワードです。
韓国側の虚報の正体
だからこそ、こんなトンチンカンな記事が出てくる
簡単にいえば、日本が韓国を「(旧)ホワイト国」に指定していると、日本が輸出した戦略物資が群転用されかねないと日本政府が判断した、ということであり、結局、その本質は韓国が輸出管理というものを根本的なところで理解していないからです。
だからこそ、こんなトンチンカンな記事が出て来るのではないでしょうか。
韓日の輸出規制巡る協議が来月本格化 首脳会談にらみ突破口開くか(2019.11.29 14:40付 聯合ニュース日本語版より)
リンク先の記事は、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に昨日掲載されたものですが、内容があまりにも酷いと言わざるを得ません。というのも、「日本の対韓輸出規制を巡り、韓国と日本は来月、通商当局間協議を本格化する」としたうえで、
「協議日程が予想よりも早かったのは、年末の首脳会談もにらみ、『韓日関係をこじれたままにはしておけず、年末に両首脳が対面する前にどうにか突破口を開く必要がある』という認識で両国が一致したため」
などとしているからです。
この認識自体が大きな間違いなのですが、それを指摘するより先に、聯合ニュースの記事の要点を確認して箇条書きにし、あわせて聯合ニュースの記者が明らかに事実を誤認していると思しき箇所に下線を付しておきましょう(※なお、日本語表現については整えています)。
- 29日の韓国政府・産業通商資源部の発表によると、韓日両国は28日、課長級の準備会合を開き、「12月4日にウィーンで局長級の準備会合を開くこと」、「12月第3週に東京で局長級の輸出管理政策対話を開催すること」で合意した
- この当局間協議は韓国が韓日GSOMIAの条件付き終了延期を決めたことに伴うものだが、合意発表の際には日本側の歪曲があったにも関わらず、意外にスピーディーに協議が進行されることになるといえる
- これについて関係閣僚は、「今回の合意をモメンタムとし、日本の輸出規制解決に向けた対話を迅速に進める」(成允模・産業通商資源部長官)「時間がたっぷりあるわけではない」(康京和外交部長官)など、輸出規制問題の協議を速やかに進めることを示唆する発言を行っている
正直、少し読むと事実誤認だらけで辟易します。
そもそも日本政府は日韓GSOMIAと輸出管理適正化措置について、一貫して「別次元の問題」と位置付けていますし、また、輸出管理は輸出規制ではありませんし、日本の措置はWTOルールに違反するものですらありません。
さらに、今回予定されている会合は、あくまでも「政策対話」であって、「協議」ではありません(これについては後述します)。
こんなトンチンカンな記事が出て来るのは、政府関係者だけではなく、新聞記者なども含め、それこそ韓国が国全体を挙げて「輸出管理」という制度を理解していないからこそ、なのでしょう。
(※なお、韓国が法の概念を理解していないという具体的な証拠を他にもいくつか存じ上げているのですが、当ウェブサイトでは不特定多数の人々に向けて、できるだけ「客観的に確認できる事実」だけをもとに議論したいと思っているため、本稿では具体的事例について触れることは控えたいと思います。)
どうしてそんなに急ぐのか?
ただし、聯合ニュースの記事ではやたらと「韓日双方ができるだけ早く落としどころを探りたい考えだ」、などと述べているのですが、この「韓日双方が」、の下り、果たして正しいのでしょうか?
これに関して考察する前に、もうひとつ、韓国メディアの報道を紹介しておきましょう。昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、こんな記事が掲載されていました。
日本経済産業相、異例の発言「ホワイト国問題、良い方向に行くだろう」(2019.11.29 16:11付 中央日報日本語版より)
これは、「輸出規制問題を協議するための韓日両国局長級政策対話」(※くどいようですがこの全文が誤りです)を巡り、梶山弘志経済産業大臣が昨日、「会話を重ねていけば良い方向に行くと思う」と語った、とする話題です。
中央日報は梶山経産相の発言を、
「この日の梶山経済産業相の発言はGSOMIA(韓日軍事情報包括保護協定)が『条件付き延長』された22日以降、日本政府から出た輸出規制に関する言及で最も肯定的なものだ。」
と評しているのですが、これだけを読むと、「日本も韓国と同様、着地点を巡って急いでいて、日本政府の閣僚である梶山氏が輸出規制の撤廃に向けて前向きな姿勢を示した」かの印象を抱いてしまいます。
梶山氏は当たり前のことしか言っていない!
こうしたなか、記事を読んでいて疑問に感じたら、可能な限り原典に当たるのが鉄則です。
少し長いのですが、昨日の梶山経産相の記者会見について、冒頭発言と対韓輸出管理に関わる質疑応答の一部を抜粋しておきましょう。
梶山経済産業大臣の閣議後記者会見の概要 2019年11月29日(金曜日)(抜粋)
初めに、私の方から1点御報告があります。昨日、韓国産業通商資源部との間で課長級の準備会合を行いました。12月16日の週に東京において第7回輸出管理政策対話を開催することを合意をいたしました。
輸出管理政策対話では、輸出管理をめぐる情勢認識等について意見交換をするほか、先日の記者会見でも説明があったとおり、懸案の解決に資するべく、両国の輸出管理について相互に確認をする予定です。また、これに伴い、12月4日、ウィーンで局長級の準備会合を行う予定であります。
以上です。
Q: 先ほど冒頭大臣がおっしゃった日韓の局長級の政策対話なんですけれども、場所がウィーン…。
A: いや、東京でということですが、その局長級の準備会合をウィーンで12月4日に行うということであります。準備会合というのは、どういうことを話し合うか、また段取りですね、ロジの関係ですね。
Q: あとは、今後、その対話の方向性というか予定が詳しく見えてきたことで、どのような、正常化に向かって議論になっていくことを期待されますでしょうか。
A: 私らがずっと言っていることですけれども、韓国の体制であるとか法整備であるとか、また局長級の対話というのも一つの要因でありますけれども、そういうものをしっかりやることによって、一つの懸案でありますカテゴリーの件については、こういう会話を重ねることによっていい方向に行くのではないかと思っておりますし、3品目につきましても、いろんな議論を重ねることによって、また一つ一つ実績を重ねることによって、お互いに情勢を知ることが重要だと思っておりますので、そのことによっていい方向に向かうのではないかと思っております。
Q: 韓国の関連なんですけれども、そうしますと、まずは3品目のことの前に、お互いの体制だったり法整備について話し合うという理解でよろしいでしょうか。
A: 輸出管理の政策対話というのは、前も行ってたんですね。3年半、今、行われないような状況になっているということでして、これが再開されるということは、全ての懸案について、いい方向に行く前提で話し合いをするということだと思います。
Q: 2点ありまして、1点は韓国の関係で、日本の運用見直しは3品目についてと、あとグループAについては見直しされたと思うんですが、今後の対話では全てのこれまで変更した、つまりグループAも3品目も確認をするという理解でよろしいのでしょうか。
A: 懸案は、全て対話の中で確認をしていく、また実績を積み重ねていくということだと思います。
…。
いかがでしょうか。
下線で付した箇所が、先ほどの中央日報の記事にも含まれていた、「良い方向に向かう」、です。
「良い方向に向かう」という言葉だけを切り出すと、あたかも梶山氏が「肯定的」な発言をしたかに見えてしまうのですが、前後の文脈と合わせて読めば、梶山氏が言っているのは
輸出管理体制を巡る必要な政策対話に、韓国が3年半も応じてくれないような異常な事態が改善される
という意味であることは間違いありません。
より正確に言えば、梶山氏の発言は、
「政策対話をすれば、日本が韓国に対する輸出規制を撤回する」
というものではなく、むしろ
「輸出管理適正化措置をもとに戻してほしいのならば、まずは3年半も開かれていなかった政策対話を開くことから始めよう(※ただし、『もとに戻す』かどうかは保証しない)」
という意味だと理解するのが良いと思います。
まぁ、無理でしょうね…
以上を踏まえたうえで、昨日の聯合ニュースに掲載された、韓国産業通商資源部の李浩鉉(り・こうげん)貿易政策官の発言を紹介しておきましょう。
日本の輸出規制 「元に戻すことが最終目標」=韓国(2019.11.29 11:42付 聯合ニュース日本語版より)
李浩鉉氏はまず、「準備会議と輸出管理政策対話の目標」を尋ねられて、次のように述べます。
「日本が7月1日に発表し、同月4日に取った対韓輸出制限措置が以前の状況に戻ることを目標とする。『ホワイト国(輸出管理の優遇対象国)』への復帰、半導体・ディスプレー素材3品目の輸出規制の原状回復など、以前の状況に戻ることを最終目標として推進する」。
まぁ、この時点で無理でしょう。
昨日の『香港人権民主主義法の本質は「対中輸出管理の強化」?』でも少し触れましたが、日本が韓国向けの輸出管理適正化措置に踏み切った最大の理由は、米国などと連携し、イランや北朝鮮などの「ならず者国家」に戦略物資が流れないようにするためだと思われるからです。
したがって、韓国側が自国の輸出管理体制をキッチリと構築するのでなければ、間違っても日本が韓国を「(旧)ホワイト国」に戻すことなどできるわけがありません。
ちなみに、李浩鉉氏は日本との課長級協議が非公開で行われた理由を、
「課長級の準備会議が決まったのは、両国が局長級の政策対話を早期に開催する意志があったためだ。踏み込んだ議論を短い時間に集中的に行うため、非公開で開かれた」
と述べているのですが、これは『輸出管理の本質は「政策対話から3年半逃げる韓国」』でも報告したような、これは韓国側のウソではないかとの疑いを払拭することはできません。
というよりも、レーダー照射問題にせよ、自称元徴用工問題にせよ、結局のところ、韓国とは国を挙げたウソツキ国家であり、韓国政府の高官の発言については、そのひとつひとつが信頼できません。
結局のところ、輸出管理のことをかたくなに「輸出規制」と言い続けている時点で、日本が輸出管理適正化措置を元に戻すことは、まず絶対にありえないと考えて差支えないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
記事更新ありがとうございます。かの国では前政権は悪の名のもとに人材が払底するまで弾劾人事を進めた為にマトモに仕事出来る役人がいない、との説チラホラ見かけますがそれを裏付ける内容ですね…
なお昨日の朝の国民放送はビール輸出ゼロで一大事!からの関係改善への糸口になるんでしょうか? で局長級会談、日韓首脳会談を報じてました。輸出管理への日韓のスタンス添えてでしたかキレイな印象操作(かの国とは仲良くしないととにかく大変!)になんともはやと。こちらは理解してやっている(記者レク、情報リリースを受けているハズ)のでより悪質に思います。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
Atsh様へ
>かの国では前政権は悪の名のもとに人材が払底するまで弾劾人事を進めた為にマトモに仕事出来る役人がいない
「かの国」の人材が払底したと高を括っていると、足元を掬われる恐れ
があります。なぜなら、今まで能力が発揮できずに、下でくすぶっていた
者が抜てきされることも、あるからです。もちろん、「自分たちの仲間」
を任命するだけ、ということもありますが。
駄文にて失礼しました。
こんなにスムーズに局長級対話の日程まで決まる
とは予想外であり、残念です。もっと引き延ばしても
良かった、馬鹿正直すぎると思います。
ただ大臣発言や日本側の報道を見る限り、簡単に
グループAに戻すつもりはないようなのは幸いです。
韓国が日米(西側)から離脱しようとしている以上、
今後も昇格はありえないし、むしろ降格がありうると
考えるのが普通でしょう。
米国でも韓国不信が広がっているそうですしね。
更新ありがとうございます。
韓国のすり替えた言い分は、分かってての確信犯です。何度も何度も同じ言葉で言い募る。その度に日本側が言葉を戻すが、言うこと聞かない。もし、本当に分かってないフリなら、それは日本に対してだけでしょう。
韓国メディアも韓国政府も「韓日両国が日本の輸出規制を撤廃するための協議を始める」などと言う。ここまで悪質だと、先程も言いましたが、話を混ぜこぜにして、少しでも有利に進める魂胆しかありません。
梶山経産大臣によると、過去3年半も輸出管理の政策対話を、韓国は逃げ回っていた。それを何故か早急なテンポで日本と協議をやろうとしている。
怪しさと企みしか感じません。韓国よ「輸出規制」ではなく「輸出管理」だそ。WTO提訴を中断しようが関係ない。ホワイト国に戻るのは3年?いや無理でしょう。韓国には口約束はもってのほか、記載された文書も破る。ハナシになりません、
その通り。分かって喚いてるんですよ。
軍
事物資の輸出管理と言ったら どうにもならなず『高純度フッ化水素ガス』は二度と手に入らず、支那にも北朝鮮にも横流しできない。
輸
出規制と言えば『国際法違反』と喚めけて、なんとかなったら儲けもの。
更新ありがとうございます。
あるはずの政策対話がない、という異常な状態が数年も続いたために韓国の優遇処置を日本が止めた、という経緯がある以上、少なくとも最初は肯定的な話から始まることはないでしょう。
前にも書きましたが、経産省にはかなりの徒労感があると思っています。
何しろ、過去のこととはいえ一度は韓国をホワイト国に指定することを努力して実現したのに、明らかに意図的に歪めた運用で不適切な事案を引き起こした挙句、管理においては極めて重要と言える信用を失墜させたわけですから。
ここからの話は、何故そのようなことが起こったのかという原因の追究と対策の検討が先です。
詐欺に例えると、普通は一度被害にあったら同じ相手を信用することなんてあり得ないですし、逆に信用して再度被害にあったら誰も同情してくれません(韓国が詐欺師だなんて言ってませんよ!w)。
まあ、政治的圧力があれば別ですが(現状だとそれも無理筋ですし)、普通に政策対話を続けるだけでは戻さないでしょうね。
戻したら、どれだけお人好しなんだと思います。
言葉尻を捕らえるようで申し訳ありませんが・・・、タイトルに少々違和感があります。
「措置撤回」は不可能ではなく、そもそもありえないのでは? 相応の体制を韓国が作ればホワイト国に再認定、ということであり、ホワイト国から外した措置を撤回、というのは、ホワイト国から外した措置そのものをなくす、ということでは? 制度的にありえないと思います。
また、「文喜相氏の「解決策」を絶賛する中央日報社説」でも「①日韓間の過去のすべての問題は、1965年の日韓請求権協定において法的に完全に決着が付いており、それを後になってから蒸し返すのは国際法違反である」とのお話がありましたが、国際法違反は「協定に基づく手続き(仲裁)に応じない」ことではないでしょうか。
時間が経てば解釈に差が出るのは当然で、故にそれを解決するための手段を協定に入れているわけです。解釈に差が出たことを国際法違反といってしまうと、対話をしようとしない、という印象を与えてしまいかねません。日本は大法院の判決以降、協定に基づいて対話を求め続けてきたし、その結果としてすでに仲裁の段階まで進んでいる、というスタンスをしっかり示さないと、最近になって突然「外交レベルの対話」などと初期レベルの話をし始めた韓国の方が対話をするスタンスと受け止められかねません。
日本政府の主張も元々はそうだったはずなのですが、最近は「大法院の判決=国際法違反の状態」と受け止められないような雰囲気になっている気がします。「国際法違反の状態の解消」と、あまりにも省略しすぎていて、全く説明不足です。韓国はこの手の情報戦に長けています。国際司法裁判所に行くことになった時に、福島産水産物のような結果にならないよう、日本政府にはもっと丁寧な説明をしてもらいたいです。
ヨコからスマソ
何か色々おかしな事書いてるが一個だけ突っ込んどくと
>国際法違反は「協定に基づく手続き(仲裁)に応じない」ことではないでしょうか
だから、「国際法違反の状態」が発生していて、しかもそれを解消するための手続きにも応じないって意味だよ。
もーちょっと正しく理解したら?
[韓国が考える元の状況]
申告も報告も協議も無く、好き勝手に日本から輸入出来ること。
韓国が信用を形成して、局長級対話が、何回出来ますかね。役人は、大丈夫かもしれませんが、政府は嘘つくでしょうからね。
年内に、ホワイト国に戻すのは、ありえませんから、その後、韓国政府がどう言うのか、楽しみですね。
まぁそれが韓国の本音だろーね。
次回半導体製造基幹物資輸出分には寸志としてビール券を袱紗がわりの日章旗に包んでおつけいたします。どうかお受け取りください
> その後、韓国政府がどう言うのか
普通は韓国人はプランBを用意せず、自分に都合の良い結論だけを信じ込んで突っ走り、思惑が外れると「後頭部を殴られた」と被害者面するのですが、今回に関しては、薄々無理筋であることは判った上で、国民に「我々がこれ程歩努力を尽くしたのに日本に裏切られた」「何もかも卑怯で冷酷な日本が悪い」と言い訳するための準備のようにも見えます。
どちらにしても「日本のせいだ」と被害者面することには変わりないのですけどね。微々たる違いですね。
来年2020年1月1日には適正な輸出管理体制が突如出現して、米国基準に則った手続きがあるべき姿で行政される。よって韓国産業の構造破壊につながり「かねない」半導体製造3基幹物資は、本年夏前までそうだったように、欲しいだけいつでも、購入可能な状況に戻る。果たしてそうなるでしょうか。
まーならんだろうねw
更新ありがとうございます。
ブログ主様の論考を読んでいて思いつた点があります。
それは執拗に韓国は(旧)ホワイト国への復帰を急ぐのかの点で、もしかしたら韓国は全ての貿易契約行為に日本のホワイト国である事を担保としているのではないのでしょうか。
また、貿易相手国が韓国のミスで激オコの場合も、交渉で日本から、いつでも戦略物資を渡せる旨で韓国有利に宥めることができたのではと考えます。
上記仮定に立つと、今期契約終了物件では(旧)ホワイト国から外れた状態では再契約不能となる為、どうしてもホワイト国への復帰が韓国経済にとっては絶対必須なため官民挙げて運動中とのことではないかと思います。
根拠のある話では無いんですが、駄文失礼しました。
がぶりえるさま
何故あのように執拗に言い募ってくるのか当方も訝しく思い、その理由について考察を巡らせ続けておりますが、まだ整理できておりません。理由のひとつは、現時点では可能性であり仮説に過ぎませんが、ヤミの横流し稼業が継続不能になるからではないでしょうか。2020年1月までに(旧)ホワイト国復帰が実現しないなら、国家の存亡を足もとから揺るがす「かもしれない」事態を解決できない韓国現政権の命取りになるせいかも知れませんがまるで定かでありません。
はにわファクトリー様
レスありがとうございます。
小生も本寄稿から発想したにすぎず推測を売らずける情報を持ち合わせておりません。
ただ来年にかけて、日本政府がヘタレなければの前提付きではありますが推測を裏付けるデータが揃いだすと考えられます。
それらのデータ分析で日本政府のいう輸出管理厳格化とはなにか何を狙った強化策なのか、米国政府との絡み等、発令した側の心理及び韓国が執拗に(旧)ホワイト国復帰を求めた心理が明確化されていく事は、「韓国人大衆こそが真の敵であり、マスコミ、韓国政府は大衆に娯楽を与え利用する」と云う小生の考え方のモデル回答となりえるのではと期待している次第です。
以上、駄文失礼しました。
誤字です。すいません
×:売らずける情報
〇:裏付ける情報
ところで、高純度フッ化水素がなければ著しく歩留まりが悪化するはずの、最先端プロセスで製造される半導体が、「壊滅的に歩留まりが悪化した」というニュースもないし、「順調に韓国産高純度フッ化水素に代替えが進行中」というニュースもありません。どうなっているのでしょう?
(1) 日本の監視をかいくぐって、迂回ルートから密かに輸入している?
(2) 韓国産フッ化水素でも、歩留まりは事前に懸念されたほど悪くない?
(3) 歩留まりは元々悪くて、更に少し悪くなった程度。ウェファーの無駄は折り込み済みでケンチャナヨ?
(4) メモリの在庫は山ほど積み上がっているから、製造できなくても売上げは立つ?
(5) 高純度フッ化水素でなくとも何とか製造できる古いプロセスルールに切替え、受注分はこなせている?
どうなっているのでしょうね。
阿野煮鱒 様
内情はなかなか漏れ出てこないようなので、一般に手に入る情報からの推測もまじりますが。
・サムスンのロードマップだとEUV7nプロセスは評価生産ぐらい、来年1月から量産予定
(これが遅れるようなら影響が出てるのかなと思うんですが)
参考:https://japanese.joins.com/JArticle/255273
・メモリはそれほど最先端プロセスを必要としないのでなんとかなっている
(ガスの状態ではなく原料輸入するように変更したという情報もあり)
・このところ発生している生産不具合(クリーンルーム汚染によるウェハ大量廃棄など)は試行錯誤の証?
・メモリの在庫整理はかなり進んで価格が上昇を始めてますね
解説ありがとうございます。今はそれなりに手当・遣り繰りしてしのげているということですね。次世代のSoC辺りから台湾との差が開いていく、という成り行きでしょうか。
毎度の事ながら、「これで韓国経済は崩壊!」的な事前期待は、蓋を開けてみると大した事ない展開になるので、今回もまたそのパターンかな、と少々落胆しております。
中国半導体産業の急速な成長と追い上げにより、あたかも深センの発展成熟が香港不要論を惹起したかのように、韓国半導体産業不要論が中国の側から立ち興る日がいつかくるのかも知れませんね。
はにわファクトリー 様
ソースは見失いましたが、中国は韓国から生産技術を全て吸い上げた(韓国で生産可能なものは中国でも可能だ!)と言って、既に韓国不要論は出てましたね。
人や組織を育てて維持するのは大変だけど、壊すのは簡単なんだなって思ったのです♪
七味様
小生、織田信長に心から心酔している一人なので、その心情よくわかります。
特に来年のNHK大河ドラマが明智光秀で原作は読まない主義なので織田信長をどう描くか、本能寺をどう描くかと信長最後の言葉「是非に及ばず」をどう解釈するか期待する半面、今のアホたれNHKだから下手な解釈いれて無錫茶にする可能性の高いんのではと半々な心境です。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
韓国の本音は、「日本が、聖なる蝋燭で選ばれた韓国の文大統領の了解
を得ずに、(韓国に対して)勝手なことをした」こと自体が許せないと、
いうものではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
更新ありがとうございます。
韓国側は引き続き輸出規制と言っていますけれど、そもそもの発端はATMを代表とする日本のマスコミがそう言って煽ったからという側面が多分に有る様に思えます。
当初韓国を忖度して「規制」として日本政府批判を始めたものの、輸出「管理」は東芝機械事件他同様日本政府の一存でどうこう出来る問題では無い事に気がついて、日本のマスコミは概ね「管理」に戻して妙な批判は止めた様ですが、韓国側に火を着けて煽った責任も大きい様に思います。
他人の話を最後まで聞けない人たちは、物事を自分の物差しでしか思考することが出来ないのですから、「もし自分たちだったら輸出規制をするのだから、きっと相手も同じことを考えるに違いない」の一点ではないのでしょうか?
自らの思考を相手も同じ思考だと鏡写しにしただけで、その判断に至るまでに事実の検証という過程はありません。
慰安婦問題も同じ
徴用工問題も同じ
自分たちだったらこうするのだから、相手もこうしたに違いない。
希望的観測も同じ
自分たちがこう望むのだから、相手も同じ思考に違いない。
だからこそ、それらを正すためには彼らが理解できるまで事実関係の確認を繰り返すしかないのだと思います。〔何度でも何度でも何度でも何度でも・・。〕
それでも話が通じないんだったら距離を置くしかないってことなんですよね。
*****
たぶん彼らには前提条件って概念が希薄なのでしょうね。
でないと、「会談で合意すれば上手く行く」の場面で「会談さえすれば上手く行く」との短絡的な認識は理解できません。
*話が通じない以前に、〔言語の語彙の関係で〕言葉が通じてない可能性も無きにしも非ずなんですけどね・・。
交渉は
輸出規制だと誤れば不和
輸出管理だと謝れば融和
でも「宥和」するのは無理ですね。
細川氏が8月頃に言っていた事ですが、「日本と韓国の戦略物資輸出管理は、全く異なる。日本は、戦略物資が輸出される前に、それを取り押さえようとするが、韓国は、戦略物資が輸出された後で、それを摘発する。154件摘発したから、『韓国は輸出管理に精を出している。』というのは大間違いだ。」という様な話。
>「韓日双方が」、の下り
他の記事でも良く出てきますが下りは誤用です。
さて、もともと韓国の輸出管理の国内ルールは、アメリカや日本の管理体制と比べて甘すぎる、というか杜撰なのです。
軍事転用可能な戦略物資について、転売や目的外使用した場合であっても当該違反企業名が公表さえされません。
日本の場合ですと、不正輸出事件は、摘発時と事件終結時に警察庁による発表に加え、毎年度白書にて概要が公表される際、不正輸出企業名も公開されます。過去の不正輸出事件の一覧表も掲載されています。
日本は違反時の罰則も相当重いですし。
日本と同様、国際輸出管理レジームの全てに参加しているとかお笑いとしか言えませんね。
韓国がグループA国に早期に復帰できる可能性はほぼゼロです。日本との対話や協議を続け、国内ルールを見直し&強化し、実際に運用する。そういった実績を着々と積み上げて早くて3年後でしょうね。
千年経っても無理。
大統領からして国家予算を背任横領してきた泥棒人種てすよ、朝鮮人ってのは。
泥
棒背任横領横流しに賄賂、これこそ支那朝鮮DNAであり支那朝鮮文化の真髄。
我
が国が輸出した高純度フッ化水素ガスに関わった朝鮮人全員が政治学役人も財閥トップから下っぱまで手当たり次第に背任横領横流し泥棒不正蓄財
な
んだから千年どころか永遠ですよ、輸出管理正常化は。
軍事物資輸出を以前と同じく韓民国経由シリア支那北朝鮮イランなどテロ人種行きを許せば、我が国がテロ支援国家にされてしまう。
(韓民国はテロ国家にしてテロ人種、テロ支援人種などという甘いもんじゃない)
団塊さんですよね
一番過激かもしれませんね。
職権乱用と賄賂は、中国から伝わった文化の様ですよ。
日本もまだ残ってるけど、大分廃れましたよね。
未開の証拠ですよね。
>韓国政府はどうも根本的なところで誤解をしているのではないでしょうか。
>いまだにこの輸出管理適正化措置を「輸出規制」と言い張っている、という事実
誤解ではありません。そう信じたいのですよ。だって、「輸出管理適正化」だと、韓国の輸出管理が適正じゃないということになります。”道徳的優位”である韓国が日本からその指摘を受ける訳にはいかないのですよ。ほらね、あの国の反日教育は、あの国から現実を認識する力も奪っています。
反日ほどではありませんが、反米も同様です。アメリカからの駐留経費増額に対するコメントに「米軍を韓国に駐留させてやっているんだから、お金を払って欲しいのは韓国だ。」というのがありました。
反米であっても構いませんが、米軍駐留に至った歴史と現実をみていないこのコメントには、あの国の教育の悲惨さがわかります。北朝鮮と民族統一を夢見る前に、どのような経緯で自分たちが南北に分かれたのかを正確に知らないのじゃないかしら。北朝鮮とはどのような政権で、それと交わるわけにいかないので、韓国として分かれたということを教わっていない。自分たちの徴兵制度がなんのためにあるのかを考えたことが無いのでしょう(苦笑)。下手をすると、アメリカによって分断されたと考えているかもしれませんよ(笑)。『反共の橋頭保』として。
このように、韓国人は、現実を認識して物事を解決することができません。でも、待っていても物事は解決しません。なので、「○○が悪い」と大泣きする以外できません。
無責任な親(これまでのアメリカ)であれば、面倒になって、上の子(この場合、日本)に「面倒見てあげて」と言う。悪い例で話してしまいました。国家間に親子関係や兄弟関係はありません。
現実を理解できず、物事を解決できなければ、その能力にふさわしい運命を受け入れる以外に道は残されません。アーメン。
> 無責任な親(これまでのアメリカ)であれば、面倒になって、上の子(この場合、日本)に「面倒見てあげて」と言う。
まあ、宗主国と属国であれば親子関係と言えなくもないですが、その場合でも宗主国は一方的に属国に命ずる立場です。米国・韓国・日本の関係は特殊ですね。
お説のように私も、従来の三国の立ち位置は、親=アメリカ合衆国、長男=日本国、次男=大韓民国と捉えてきました。米国はまさに無責任な親として、手に余る我が儘な韓国=次男を躾ける努力を放棄し、長男=日本に「お兄ちゃんなんだから面倒見てあげなさい」「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と面倒ごとを押し付け、親の体面だけは守りつつ負担は最小限にとどめてきたと思います。
この一年で、米国は「無責任な親」であったことのツケを払う状況に追いやられた訳ですが、どこまで自業自得の自覚があるかは不明です。少なくとも、従来のように日本に「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」とは言いにくいという自覚はあるようですが、親としての負担は増やしたくないようで、在韓米軍の駐留経費を、従来の五倍超の50億ドルを韓国に負わせようとしています。
この金額の算出根拠は、実費としてはその通りなのですが、親子関係になぞらえるなら、子育てにかかる費用は全て子供が負担しろと言っているに他ならず、次男坊の困惑は理解できなくもありません。自立の努力に向けた教育をしてこなかった親から、いきなり実額負担を言い渡されたら子供は困惑するでしょう。
これらの混乱を乱暴に総括するなら、東アジアの歴史・文化的背景を理解しないまま、表面的な地政学的利害に基づいて安易に介入した米国の自業自得です。自国の正義を安易に押し付けるという米国の宿痾は、世界中で軋轢を起こしていますが、彼らには彼らなりの成功体験がありますので、直ぐには改まらないでしょう。日本にとって幸いなことに、今後起こりうる米国と韓国の関係修復に向けた試行錯誤に関して、日本は「お兄ちゃんなんだから面倒見てあげなさい」と言われ難い位置に立ち回りました。
「出来の悪い子供」というフレーズは、子供をダメにする親の責任を意味します。米国が今後どこまで我が身を振り返れるか、あまり期待しないで見守りたいと思います。
因みに、私も手のかかる「出来の悪い子供」達を育て、子供は「親の言うことではなく親がするように育つ」という言葉を噛みしめております。子は親の鏡です。
確かに韓国政府は「輸出管理」と「輸出規制」の根本的な違いについて、まったく理解していないようですね。特に韓国のマスコミは読解能力が低いのか全く理解していない(そもそも理解力がないのか)のでしょう。
輸出管理強化の原因は、韓国側の輸出管理体制に問題があるという韓国側の問題ですよね。韓国政府も自国の輸出管理に問題があるとは認めていないようですが、本当に問題の所在を理解できるだけの知能を持った人材がいないのか、それとも自国の管理体制に問題があることを分かっていながら、意図的に、政治的・外交的手段(今まで通り、恫喝したり、わめいたり、嫌がらせや、告げ口したりで)でホワイト国復帰を目指しているのでしょうか。
本当に話の通じない人たちですね。
上で他の方々も議論されていますが、韓国側はホワイト国復帰を急いでいるようですが、このまま高純度フッ化水素等の戦略物資3品目の輸出が2020年1月以降もストップし続けた場合、韓国の半導体産業はどうなるのでしょうか。現状、当面の間は在庫や純度の低いフッ化水素でしのいでいるとして、その後はどのような影響が出るのでしょう。
ハリー 様
個人的には何事もなく10月(7月から90日経過)を過ぎたので「影響なし」と思っています。
唯一の例外は、高純度フッ化水素酸の輸出に必要な「過去三年間の使用実績」をサムスンが出せない場合ですが、本当に追い詰められているなら政策対話で土下座するのではw
それよりも、どう考えても韓国の半導体産業に明るい未来は予想できず、表情を管理しながら見守っていれば落胆せずに済むと思いますよ。ただし、大きな利益を叩き出しているDRAMやNANDフラッシュが今後1年ぐらいで競争力を失うことも無さそうなので、それなりに慌てずに見ていく必要がありそうです。
ハリー さま
与太コメントでございます。
専門家ではないので、教科書的な知識でお話しします。低純度のフッ酸で集積回路を作ったらどうなるかなんて、最近の研究者は考えないのではないでしょうか。日本などでは、高純度のフッ酸が、当たり前に存在しておりますから。わざわざ純度を落として試作することなどないように思います。
不純物がトランジスタに混入した場合、最先端のnmオーダーのトランジスタに与える影響は大きいと言われているはずです。ON-OFFの電圧がずれたり、動作が不安定になったり、MOSトランジスタの開発当時の苦労が再現されるのでしょうか。
不謹慎ですが、ある意味、興味深いです。だって、誰もそんな「汚い」薬液で作ることを考えていなかったはずですから。どんな現象が出てくるのでしょう? ワクワクです。
それとも、半島の品証レベルだと、「問題無いよ」と言われて市場に出るのかな? これはこれで、恐ろしい事態につながりそうです。
本当に、高純度薬液無しでプロセスをやっているのですか?サムスンさん、どうなの?
ピークを過ぎたソフトエンジニア様、老害様
コメントどうもありがとうございます。大変参考になります。
お報せします。鈴置氏論考が出ています。
米国にケンカを売った「韓国」から外国人投資家が逃避 ムーディーズには怪しい動きが
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/11301700/?all=1
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
心配性のおばさん様へ
私も鈴置高史氏の論考を拝読しましたが、だとすると、日本としても、
アメリカの意向を忖度してか、通貨スワップや韓国向け輸出審査強化撤回
をやることは、できないのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
すみません。追加です。
詳しい方がいれば教えてください。鈴置高史氏の論考通りに、韓国から
外国人投資家が逃避しているとして、日本企業はどうでしょうか。
案外、「自分だけは大丈夫」という根拠なき自信や、韓国に関わりすぎ
て足が抜けなくなったり、「いざとなれば、安倍総理が助けてくれるはず
だ」という根拠なき楽観論で何もしていないのかも、しれません。
駄文にて失礼しました。
心配性のおばさんさま
情報ありがとうございました。
この鈴置論考が、一日も早く実現することを祈っております。
うーん。あの国の「死ぬ死ぬサギ」かなぁ~。本当に潰れてくれるのなら、手伝ってもいい。(おや、いけませんよ。関わっちゃ。)
まともな投資家なら、あんないい加減な国に資本は置かないと思うんですけど。ジム・ロジャーズさんは、投資しているみたいだし、本当にわかりませんね。
記憶が今一つなんですけど、韓国では年末に償還する債務がありませんでしたっけ?それもドルで償還する債務だったような覚えがあるんですけど。ウオン防衛に準備していたドルをだいぶ溶かしたみたいだし、日本は絶対スワップしないし、どうなるんでしょう?
ああ、どなたか、日本企業はまだ引き上げないのかとおっしゃてましたけど、政府からの囁きはないのでしょうか「逃げろ」と。
心配性のおばさん さま
>ああ、どなたか、日本企業はまだ引き上げないのかとおっしゃてましたけど、政府からの囁きはないのでしょうか「逃げろ」と。
半島面に堕ちてしまった企業には、「そのまま滅びてしまいなさい」などと考えていたりして。
与太話、失礼しました。
韓国側が管理と規制の違いが理解出来ないのは言語などに由来する概念の違いを理解出来ない可能性もありますが、管理と規制ではなく統制と規制ではどうでしょうか?
しかしまぁ、英語が堪能だと言ってる割に、規制と管理・統制の違いが理解出来ていないのが不思議です。
韓国側が「輸出規制」に拘る理由は勿論あります。
韓国民は反日が一種の快楽になっており、政府に反日を求め、政府が反日が行う事で支持を集めます。
韓国政府は経済政策で失敗しており、失った支持をカバーするのに反日が手っ取り早い手段です。本来は唯の輸出管理ですが、これを「輸出規制」に置き換える事で韓国民の反日を燃え上がらせ、これを颯爽と解決する事で大きな支持を得る予定でした。
従来の日本なら韓国側の批難があれば簡単に前言撤回してくれる物と考えたのでしょう。より強く圧力をかける事で日本側が折れる、そのために付け火して大火事にしました。ところが日本側は折れません。振り上げた拳の降ろし所を失った形となり、現在の韓国政府は国民との板挟みになり非常に苦慮していると思われます。大火事にしたため今更、日本側の言う通りにすれば実害はありません、とは言えません。
現在の文政権では顕著ですが、支持を得るために安易な見通しで悪手を指す場面がよく見られます。GSOMIA破棄もその1つです。レーダー照射事件もすぐに謝罪していれば公表される前に鎮火したでしょう。日本が予想に反して強硬だったため鎮火できていません。韓国側には正当性が無いため虚言で回避するしか無い状況に追い込まれました。
文政権は学習できていませんから今後も同様の問題が起こります。通常の手続きを反日に利用して「道徳的優位」を証明して支持を集めようとするでしょう。そして追い込まれて嘘を連発します。嘘は韓国側が苦しいサインです。とことん追い込むべきでしょう。圧倒的な「道徳的下位」である事を覚えれば静かになります。