GSOMIA終了まであと4日半:ご都合主義的な主張
今朝方の『GSOMIA消滅目前で韓国メディアから悲鳴が上がる』で、米韓同盟を巡っては韓国メディアの方が日本のメディアよりもはるかにマトモな論調の記事が出て来ると申し上げたばかりですが、さっそくそれを訂正しなければならなくなりました。日韓GSOMIA終了を4日半後に控え、今朝の中央日報からは、3つばかり、非常に興味深い記事が出て来ているからです。もちろん、「興味深い」とは褒め言葉ではありませんが…。
目次
韓日お互い努力せよ
先ほどの記事の訂正:やっぱりダメな中央日報社説
先ほどの『GSOMIA消滅目前で韓国メディアから悲鳴が上がる』で、「こと米韓同盟に関しては、韓国メディアのほうが日本のメディアよりもはるかにマトモな論調」だと申し上げましたが、そのように申し上げたことを、さっそく訂正させてください(笑)
韓国メディア『中央日報』(日本語版)が、「韓日両国がチキンゲーム終わらせよ」とする社説を掲げているのです。
【社説】韓日、GSOMIA生かし破局的チキンゲーム終わらせよ(2019.11.18 07:40付 中央日報日本語版より)
中央日報さん、数日前の社説の内容も忘れてしまったのでしょうか?(笑)
念のため、リンク先の記事を要約し、箇条書きにしておきましょう(日本語表現は適宜修正しています)。
- このままでは23日0時にGSOMIAは終了し、韓日関係は最悪に突き進み、韓米同盟も深刻な打撃を受けることが火を見るより明らかだ
- それでも両国政府が水面下では妥協の糸口をみつけようと努力を続けているのは幸いだ
- 韓国政府側は以前からの「日本が輸出規制を撤回すれば柔軟性を発揮できる」とする立場に加え、「まだ5日も時間は残っている」として、日本に再考を促しているし、日本も3大輸出規制品の韓国向け輸出許可をすべて出したことが確認された
- 韓日政府は残る5日間に夜通し交渉でもして韓日米軍事協力が破局を迎えないよう全力を傾けなければならない
…。
いったい、なにをどう曲解したら、こういう結論になるのでしょうか。
中央日報を含めた韓国メディアは、日本政府が7月1日に発動した措置のことを、一貫して「輸出規制」あるいは「輸出制限」「貿易報復」などと表現し続けています。しかし、日本の措置は輸出「規制」でも「貿易報復」でもなんでもありません。あくまでも輸出管理適正化措置です。
ちゃんと申請書が整っていれば輸出許可は問題なくでますので、「日本が3大輸出規制品の韓国向け輸出許可をすべて出した」からといって、それが直ちに「日本政府の韓国に対する関係改善に向けたメッセージ」となるはずがありません。
「韓日両国が困るチキンゲーム」?日本は困ってませんが…
そのうえ、中央日報はすごいことを提案します。
「それでも時間が迫っているなら数カ月間GSOMIAの時効を延長する案を積極的に検討する必要がある。韓日政府が『GSOMIAを○○した条件に限り○期間の間に最大限○回延長できる』と合意さえすれば良い。現在のように相手方の譲歩だけを強要してチキンゲームを継続すれば共倒れになるだけだ。」
これには久しぶりに驚きました(笑)。こんな短い文章に、いくつものツッコミどころが凝縮されているからです。
まず、「チキンゲーム」というものは、一般に両者が意地の張り合いをしていて、そのままでいけば両者が共倒れになるような事態のことを指します。しかし、こと日韓GSOMIAに限定していえば、「破棄して困るのは一方的に韓国の側」です。
この点、日本政府関係者としては、「日本としてはGSOMIAについてとやかく言うつもりはない」(河野太郎防衛相)、「日本の安全保障に全く影響はない」(河野克俊・前統合幕僚長)という具合に、「破棄されても日本側は何も困らない」という姿勢で一貫しています。
さらにいえば、安倍晋三総理大臣自身も文藝春秋のインタビュー記事ではGSOMIAについてヒトコトも述べずにおしまいでした。こうした日本政府のそっけない態度を見ていると、日本政府はすくなくとも日韓GSOMIAが破棄されたとしても、事態は十分にコントロール可能と見ている証拠でしょう。
もっといえば、「相手方の譲歩だけを強要している」のは、日本ではなく韓国の側です。
自称元徴用工問題で国際法違反の判決を放置し、レーダー照射事件については事実関係を頑なに認めなかったばかりかウソをついてまで国際社会で日本を批判し、さらに輸出管理適正化措置を巡っては全世界で告げ口外交を展開する。
こんなインチキ外交を仕掛けてくる韓国が、「日本が譲歩を強要してくる」と文句を言っても説得力は皆無でしょう。
やるべきことをやらない国が「やるべきことをやれ」
中央日報の社説の暴走は、これに留まりません。
先週、国防長官や統合参謀本部議長などが韓国を訪れ、韓国に日韓GSOMIAから離脱しないように求めた件などを巡っては、中央日報は「韓国を圧迫しつつ、日本を一方的にかばう姿」だと批判。そのうえで、
「韓国の態度が変わるには日本も態度を変えなければならない。それを引き出すことができ、引き出さなければならない国は米国だ。やるべきことをすることを望む。」
との主張につながるのですが、さすがにこのあたりの論理展開は支離滅裂すぎて、ついていけません。
このあたり、韓国メディアには「日韓が対立した局面では、米国は無条件で韓国の味方になるべきだ」、といった思い込みのようなものがあるのかもしれませんね。
ただ、そもそも論として、日本としてはこれ以上、韓国に対して何らかの譲歩をすることはできません。
最大の懸案である自称元徴用工問題ひとつとってみても、昨年の大法院判決が国際法違反であるという事実もさることながら、日本が誠心誠意、話し合いや仲裁手続による解決を申し入れたのに、それらを一切無視したのは、韓国の側です(『これからの日本は、「韓国ザマミロ」では済まされない』参照)。
やるべきことをやっていない国が、外国に対して「やるべきことをやれ」と要求するあたり、私たち日本人にはにわかには理解できない心理状態です。
溺れる者は藁をも掴む
日本の譲歩を前提に
さて、さきほどの社説と前後しますが、韓国側では現在、「日本が日韓GSOMIA延長に向けて秋波を送ってきた」とする珍説も報じられています。
「韓日関係は船首上がり始めた」GSOMIA心肺蘇生術出てくるか(2019.11.18 08:29付 中央日報日本語版より)
中央日報は、次のように述べます。
「(日韓両国政府は)公式的には強硬姿勢での対峙だが政府内外ではGSOMIA『心肺蘇生術』が提起されている。韓国のGSOMIA終了決定自体を猶予する案がそのうちのひとつだ。」
「心肺蘇生術」とは大げさですが、要するに、GSOMIAは日韓二ヵ国間の協定なので、日韓が合意さえすれば、終了の条件を付けたり、猶予期間や回数を決めたりすることができる、という主張ですね。
なかなかの珍説です。
「猶予期間」というのも大げさな表現ですが、そもそも論として、日韓GSOMIA第21条第3項にある、「終了する90日前に外交上の経路で通告する」という文言自体が、終了決定の猶予期間に関する規定なのですが…。
(参考)日韓GSOMIA第21条第3項
この協定は、一年間効力を有し、一方の締約国政府が他方の締約国政府に対しこの協定を終了させる意思を九十日前に外交上の経路を通じて書面により通告しない限り、その効力は、毎年自動的に延長される。
この点、中央日報は17日付の読売新聞による「韓国政府が日韓GSOMIA破棄決定を撤回する条件として要求している日本の輸出規制措置の撤回については、日本政府は米国に対し、これに応じないと伝えた」とする報道を引用。
日韓両国のお互いの譲歩が期待できないなかで、同じく読売新聞が「日米韓消息筋の話」として、「日韓GSOMIAは維持するが、当面、軍事情報交換は行わない」といった折衷案が検討されているとも報じたと紹介しています。
牧野氏の論考の裏付け
さて、この記事は中央日報にしては珍しく長文で、ほかにも、こんなくだりが出て来ます。
「すぐに輸出規制措置を撤回はしなくても文大統領が4日にタイのバンコクで日本の安倍晋三首相に会った時に提案したハイレベル協議を日本が受け入れるならば変化の兆候と解釈することもできないかということだ。」
日本語表現として非常に読み辛い文章ですが、要するに、今月4日の「日韓ゲリラ対談」で文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領が安倍晋三総理大臣に対して提案した「ハイレベル協議」を日本が受け入れることが、日韓GSOMIAを延長する名分になる、という指摘です。
これなど、まさに『GSOMIA問題は「省益の抑え込み」に成功した好例』などでも紹介した、朝日新聞編集委員の牧野愛博氏が指摘したのとまったく同じ話でしょう。
もっとも、この「韓国が提案したハイレベル協議に日本も前向きな姿勢を示した」とする韓国大統領府の主張は、日本政府側は認めておらず、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官や茂木敏充外相らの発言をいくら振り返ってみても、ノーコメントで一貫しています。
本質は「責任の押し付け合い」
ただし、中央日報の記事で一箇所、「興味深い」と感じたのが、次の下りです。
「ある消息筋は『いま両国政府が余地を残して努力しようという立場を取るのは結局GSOMIAが終了する場合、非難の矛先を相手側に回そうとする名分を積むことでもある』と話した。」
この点は、もう少し厳密に言えば、日米韓3ヵ国がお互いに責任を他国に押し付けるゲームに転化している、ということでしょう。巻き込まれる日本としても迷惑このうえないことですし、また、外交が下手な日本のことですから、日韓GSOMIA破棄の責任の一端を負わされる可能性は否定できません。
とくに、米国政府は普段から、機会さえあれば日本にばかり譲歩を強要して来ますし、米国務省内にはマーク・ナッパー副次官補という、決定的に物事を理解していない人間も勤務しています(『日本政府はナッパー国務副次官補の更迭を要求すべき』参照)。
もっといえば、米国政府での勤務歴もあるシンクタンク関係者の発言などを調べていくと、「日本が譲歩すべし」とする考えを持った人間は多く(『マイケル・グリーン氏、「日本が譲歩すべき」の無責任』等参照)、米国内では「日本が韓国との関係をうまくハンドリングすべきだ」とする無責任な考えが罷り通っています。
このことからも、実際に日韓GSOMIAが破棄された時点で、米国内で「日本責任論」が持ちあがる可能性は否定できないでしょう。
GSOMIA破棄後が重要
さて、中央日報がもうひとつ、気になる記事を配信しています。
米国、GSOMIA終了に備えたプランB…韓米日TISAアップグレード検討(2019.11.18 09:03付 中央日報日本語版より)
これは、米国はすでにGSOMIA終了に備えた「プランB」の準備に入ったことを「複数の外交消息筋」が伝えた、とするものです。
その「プランB」のひとつが、日米韓情報共有協定(TISA)のアップグレードです。
中央日報によれば、TISAとは米国を経由する方式で日韓両国が間接的に軍事情報を共有することができるという協定ですが、情報共有対象が現在は北朝鮮の核とミサイルに対する情報だけに限定されており、あいだに米国が入るため伝達速度が遅い、という問題点があります。
これを、対象範囲を拡大したうえで情報の伝達経路を改善するなどの方法により、日韓GSOMIA消滅によっても実質的に影響を受けない形に持っていくのが狙いなのでしょう。
ただ、TISAの条項を修正し、日韓GSOMIAと変わらない効力を持つ状態にまで持っていくためには、素人目に考えてもかなりの手間がかかりそうな気がしますし、そもそも日韓GSOMIAを韓国が破棄しなければ、こんな労力を使う必要などありません。
自然に考えて、果たして日米が韓国のワガママのために、そこまで骨を折ってくれるのでしょうか?
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
この3本の記事を読んでみて思ったのは、あくまでも「日本が悪い」とする姿勢を崩さない中央日報の頑なな姿勢であり、それがために前向きな提言すらできなくなっているという自縄自縛ぶりです。
もちろん、日韓GSOMIAが消滅することで、日本にとって悪影響が生じないということはないと思いますし、また、日韓GSOMIA破棄を契機に米韓同盟が無秩序に崩壊したり、米国が韓国経済に通貨を通じた嫌がらせを仕掛けたりすれば、日本経済にも悪影響が生じないとは断言できません。
しかし、それと同時にこの期に及んで日本が韓国に「救命ブイ」を投げ与えるいわれもありませんし、今までさんざん繰り返してきた「食い逃げ外交」のツケを、そろそろ払ってもらうべき時期でもあるように思えてなりません。
日韓GSOMIA終了まで、あと4日半となりました。
これからどんな「叫び」が出て来るか、それをじっくりと見届けるのもウェブ評論家としての役割ではないかと思うのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
韓国は、「日本の道徳的に優れた鳩山由紀夫(元)首相や、日本マスゴ
ミ村が、譲歩を約束してくれたのに、それを実行しない安倍総理は怪しか
らん」と、言っているのではないでしょうか。
確かに、個別に企業、人物を見れば日韓関係悪化で、被害を受けるとこ
ろもあるでしょう。そこが「前例通りしているのに、自分だけが損をする
のは、我慢ならん」と、言っているのかもしれません。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
もし日韓GSOMIAが破棄された場合に、日本の被害の最小化のために
(最悪の場合の日韓断交も含めて)どう対応策を用意しているかで、
安倍総理や与野党の政治的力量が測れると思います。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年さま
だつたら、韓国からの謝罪と賠償の宛先を、鳩山由紀夫(元)首相や、日本マスゴミ村にしてもらって下さい。
いつも楽しく?拝読させていただいています。
初めての投稿となります。
GSOMIAどうなるか予断を許さない状況で明日のプライムニュースは鈴置先生、
今月早くも2回目の登場。
しかも相手は話し出すと長く、論点ずらし芸の達人ヨン様です。
必見ですね。
http://www.bsfuji.tv/primenews//schedule/index.html
それにしても韓国のトンデモ理論は凄いですね。
よくもこんな都合の良い案を考えられるものだと、ある意味感心します。
日米韓情報共有協定(TISA)のアップグレード、新GSOMIAという訳ですか。
GSOMIAを普通に延長すれば良かっただけ、お話になりませんが。
あと数日、どのような断末魔、キテレツな作戦が展開されるのか興味深々です。
なんでアメリカや日本がなんかしてあげなきゃいけない前提なのよ。
セルフチキンレースですね。しかも恐怖の世論調査は「破棄せよ」だから逆らえない。
更新ありがとうございます。
『GSOMIA 祝破棄』まであと4日と10時間(笑)韓国では、保守・用日派も親北の進歩派もわ〜わ〜騒いでますね。自分らで決めんかいッ。日米に頼るな。
基本、今となっては日本政府も破棄を織り込み済みでしょう。でも最終的に態度を韓国が変えたら、それはそれでまたカードが増える。「突然無理ダヨー。当初の返事から日数分だけの数、徴用工像と慰安婦像を粉々に破壊せい」って(笑)。
しかし、中央日報は凄い事言いますね。【韓日政府が『GSOMIAを○○した条件に限り○期間の間に最大限○回延長できる』と合意さえすれば良い。】。そんな事を考えるのは朝鮮人だけ。
では、最終的にこうしよう。日韓ロシアンルーレット対決だ。レボルバーには必ず最終6発目にタマ入れる。それは日本のアドバンテージ。奇数回は日本、偶数回は韓国が引き金引く。どや?5発目日本が撃って、6発目弾けるか?弾いたら「GSOMIA締結」の紙が出るぞ!(笑)
これまで(戦後から)ずっと譲歩を重ねてきた日本外交が今回突然態度を変えたことに韓国は驚きを隠せないのでしょう。(その点は韓国に同情の余地がありますね。)思えば敗戦からまもなくの日韓交渉も米国の介入ないしは仲介で敗戦国日本が煮え湯を飲ませれ泣く泣く結んだ協定でしたね。すべては共産主義の防波堤を日本の犠牲で築かせることが米韓の一致した意向だったと思います。陰に陽に圧力を掛けてすべてこちらが折れてきた歴史だった。ごく最近の日韓慰安婦合意までそうですよね。証拠があるのかって?無いですよ だから公然の秘密というのですよ。
味方の陣形を乱す裏切り行為であると今回米国ははっきり言ってます。「それとも何かい、ああん?キミは敵ガタか」とすごまれて、「んなはずがでしょう、ここにいる自分が。ほら握手している。あとは外交ですかね(明後日の方角を向いて)」暗黙の責任逃れ発言、始まる。
一連の米高官による圧迫はアメリカ国内向けのパフォーマンス、という見方に賛成です
韓国が同盟として非協力的、さらには裏切りさえしていると国内で共通理解を得るためでしょう
さにらこのあとアメリカは航行の自由作戦への参加
ファーウェイ機器の不使用などを声高に要請していきそうです
北朝鮮への制裁違反のニュースも出てくるかもしれませんね
最後に防衛費の増額を拒否ったところで米軍撤退という流れではないでしょうか
御無沙汰をしております。
毎々の執筆、ありがとうございます。
拝読はさせていただいていたのですが、なかなか書き込む時間が取れませんで、申し訳ない。
個人的に思うのは、北の首領様が23日早朝にでも、ミサイル発射でも行うんじゃないかと
考えております。
GSOMIAはこのまま破棄でしょう。
米国もあきらめていると感じますし、日本も延長はうわべだけですしね。
ウルトラCがあるとすれば、韓国が22日夜になって「やっぱ破棄やーめた」と言うことぐらいでしょうか。
(あり得ないか…)
GSOMIA破棄で、日本の安保や軍備、憲法改正について、日本の覚悟が求められる2020年になりそうです。
あ、半島人民のVISA復活も行わないと。
野党がどのような反応を示してくるのか、国会は正念場になるのではないかと推察します。
失礼致しました。
あにまる豚様へ
>韓国が22日夜になって「やっぱ破棄やーめた」と言う
これなんですよね。この可能性は十分にあるので油断は出来ません。
「やっぱ破棄やーめた」の理由ですか?そんなもの何でも良いんですよ。
「米の圧力が酷すぎる」でも「日本が膝を屈してきた」でも、いつもの口から出まかせで。
後で日米から「そんなことは言ってない」を喰らっても、カエルの面に〇〇です。
門外漢さま
コメントありがとうございます。
そう、理由なんてどうでもいいんですよね。
彼の国の国内世論が2分されているとか報道はありますが、上に立つ者が民衆を向いていない(北だけを見ている)様子から、恐らく破棄だとは思うのです。
しかしながら、コロッと手の平を返す事も過去にありましたので、実際に23日0時を迎えるまでは
安心できません。
日本の国会や政府も、23日から何か新しい動きが出てくるのかなと思っています。
朝日なんかは、23日の社説や1面に、何を記載するのかなー。
>溺れる者は藁をも掴む
わやくちゃでござりますね。失礼、昔のお笑いのDVDを見ておりました(笑)。
文在寅政権自身は、不退転の覚悟で日韓GSOMIAを破棄するようですが、その他の方々は動物的勘とかに突き動かされて、そこらじゅう手当たり次第に掴みまくっているようですわね。藁にされては困ります。自分で水に飛び込んでおいて掴まれても困ります。韓国の人はよく「我々は彼ら(政権)とは違います。」とかおっしゃいますが、その政権を選んだのも、ここに至るまでに政権が親北のためにやったムチャクチャ(犯罪)を見過ごしてきたのは、あなたがだですよ。
それにね、掴むにしても、まともな掴み方をなさいませ。よろしいですか?あなた方の政権は、不退転の覚悟なのでございますよ。そこを認識して事態を打開したいと考えるのであれば、それこそ死ぬ覚悟で政権を倒すしか道はないじゃありませんか。できない?じゃぁ、古今あなた方がやってきた方法ですわね。
国を棄てて逃げるということです。あら、何度ももうしあげましたが、行き先については日本はご遠慮下さいませ。定員オーバーございますので。
>米国内では「日本が韓国との関係をうまくハンドリングすべきだ」とする無責任な考えが罷り通っています。
「日本が韓国に地理的に近いから」が、その根拠だったりします(笑)?日本は半島問題に関わる積りはありませんと、はっきりアメリカに言うことができればよいのですが、それが出来ないのは、国防の大きなところを在韓米軍の兵站部である在日米軍に頼っているからですわ。が、でございますが、今回の日米韓の枠組みの破綻は、日米の努力?にも拘わらず、韓国が不退転の覚悟で進めております。
さて、GSOMIA破棄後ですが、これが在韓米軍撤収に繋がると懸念点が一つあります。それは、韓国の核武装です。NewsU.S.さんが、紹介しているのですが、米韓では米韓原子力協定を結んでいて、これは、原発の使用済み燃料を軍事転用できないといったもので、それがある限り韓国は核武装できないというものです。半島人にとって、約束は破るためにあるようなものなので、要は、在韓米軍撤収後、彼らを監視する存在がいなくなる。第二の北朝鮮という訳です。これをどうするかでございますわ。皆様。
皆様。鈴置氏の論考が出ておりました!
文在寅がGSOMIAで米国に“宣戦布告” 「茹でガエル」戦術から一気に米韓同盟消滅?
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/11181631/?all=1
自己レス失礼いたします。
いやぁ、今回の鈴置論考。すごく面白かったです!不謹慎かしら?
特に、映画「国家不渡りの日」で韓国民を反米に洗脳するとの読みには脱帽です。
自身の歴史を顧みることなく反日教育で国民を愚民化してきた韓国という国の反米という仕上げですかしら。
あの民族には、最初から独立国家を営む力なぞないということです。北朝鮮に吸収されるか、中国の属領に収まるかは判りませんが、身の丈に合わない民主主義で日米に甘やかされてきた韓国民を北朝鮮や中国がそのまま受け取るとは思えず。また、アメリカもこの最大の食い逃げを座視するとは思えません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
心配性のおばさん様へ
>特に、映画「国家不渡りの日」で韓国民を反米に洗脳するとの読みには脱帽です。
映画も芸術も、プロパガンダの手段であると、いう訳ですね。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様
>映画も芸術も、プロパガンダの手段であると、いう訳ですね。
うふふ。不自由な○○展のこと言われています?あれが芸術なら、孫のグチャグチャ描きだって立派な芸術ですわよ。お笑いですね。
さて、映画のことですが、文在寅政権(素人)が主導して作った慰安婦の映画はボロボロだったらしいですけど、「国家不渡りの日」の方はその直前に韓国政府がアメリカにとった裏切りをカットしただけで(悪意の笑い)、後は事実に巧みに嘘(韓国人の思い)を混ぜて作ってあるらしいです。プロパガンダをプロパガンダと思わせずに通すという意味では、秀作らしいですよ。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
すみません。追加です。
もし米韓同盟が消滅したら、韓国の文大統領が、「韓国を苛めるために
日米が一緒になって、半導体原材料の韓国輸出を制限した。その証拠が、
日本の鈴置高史の論考だ」と、言い出すのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
いやぁ、出ましたね、鈴置氏の記事。
先ほど一気に読んでしまいましたが、それにしてもやはり鈴置氏も週末の文在寅大統領のひとことを
「宣戦布告」と…。
かくして文在寅大統領は人類史上初の、無意識に他国に対して宣戦布告したマヌケな国家元首になってしまったと。
しかも三流映画を使って国民は水を張った鍋の中に…。
なんだか少し哀れになって来ましたが気のせいでしょうね。
心安らかに今週末のカウントダウンを待ちたいと思います…m(_ _)m。
面白い記事でした。
鈴置氏の記事を漁ってみたところ
早読み 深読み 朝鮮半島
https://business.nikkei.com/article/report/20120120/226331/
というシリーズの
IMF危機を思い出す韓国人 2018年12月15日
https://business.nikkei.com/atcl/report/15/226331/121400208/
5ページ目にも映画「国家不渡りの日」が登場しました。
GSOMIA破棄は既定路線な気がしてきました。
ちょこ様
その当時、こちらでも、日本で封切りがあったら観たいなあっておっしゃっている方が見えました。
今月?から、日本でも封切られたそうですが、私の田舎にはまずやってこない。地上波で放送される頃は、韓国は歴史に一部になっているかもしれないのにぃ~(悔しい)。
可哀想なのは、前線にいる何も知らない若い韓国軍兵士。
眼前の北朝鮮軍前だけでなく、後ろからも弾が飛んでくる。
セオル号の船内に取り残され死んでいった多くの学生を彷彿させる。
どちらも人災。でも責任者は安全なところにいる。
朝鮮戦争の初期、ソウルに進軍した北朝鮮軍を歓喜で出迎えた
ソウル市民が、その後どのような扱いを受けたか忘れた訳でもあるまいし。
加藤 裕さま
可愛そうとか言ってると、日本に飛んで来ますよ。
朝鮮半島に生まれたものの定。
同族同士で周りに迷惑かけなければ、全然OK。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
加藤 裕様へ
日本も韓国を「他山の石」として、「当然と思っているものが、永遠と
は限らない」と、認識すべきではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
文政権は、日本が譲歩する前提で、セルフチキンレースをしているつもりなんだと思います。日本は、別方向に走っているから、直撃する心配は無さそうですね。もう止まらないんでしょうね。壁にぶち当たるか、崖から落ちるか。
韓国は、日本を道連れにしたくて、しょうがないでしょうね。何処かのタイミングで、ブンブンがまた逆ギレすると、思うんですよね。
民族主義からの朝鮮民族を統一したい、それだけが正義、活動家だから。
『Gソミア破棄、米軍撤退、米韓同盟消滅、北との統一』の流れ。
統一には経済力が必要だが、中国が援助してくれる、との思い。
米国の経済的圧力は、逆に駐留費不払いの理由づけになる、金ないから。
政権が倒れずに保守派を抑え、愛国心を高め、チキンレースではない。
それには半島人お得意の、全て相手が悪く、自分たちは被害者の理論。
トランプ政権は読んでいるから、韓国の損切りを北との交渉で使う。
まだ、内容までは漏れてきていない。
今現在結んでいる約束(日韓基本条約)を守れない相手と新しい約束を結ぶことはできませんよね。
どんな案が出てこようが、日本政府は「韓国は日韓基本条約を守れ」の一言を言うだけです。
私も同じ意見です。
松川るい議員が、「無視した時点で国と国との関係は毀損されている。」と言ってた記事を読んだ記憶がございます。
韓国の小手先合意の要求の本質は、日韓基本条約をうやむやにする事です。
韓国が他のことで騒いでも、日本は韓国との一番重要な条約、この一点です。
やっちゃいましたね大統領。「世の中が大きく変わる時はこんな、あっけないものなのかもしれませんが」永らく半島情勢の推移を見つめてきた鈴置氏らしいと自分は思います。きっとため息なのでしょう。朝鮮半島201Z年は本当になったのです。
中央日報の記事です。
韓国のGSOMIA終了決定「維持」55%、「撤回」33%=韓国人世論調査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000022-cnippou-kr
6日の調査より、破棄を維持する%が高まったようです。
文政権支持層では、8割を超えており、信用出来ない世論調査とはいえ、破棄の方向に流れるでしょう。
また、別の記事では、
韓国与党院内代表「GSOMIA延長問題の解決のカギは日本政府に」
と、同じ戯言を、繰り返しています(無駄なので記事リンクしません)。
他のサイトで韓国の現状を、良く比喩した表現が有りましたので、ご紹介します。
「韓国は、一人ババ抜きをしてる」。
もう、勝負はついているのに、一枚残ったババを日米に向かって「さあ、引くニダ」と言ってるようですね。
素朴な疑問なのですが、なぜ「まだ破棄を取り消せる」みたいな雰囲気なんでしょうか?
菅官房長官でさえ「引き続き韓国側に賢明な対応を、強く求めていきたい」と取り消しが可能と受け取られかねない発言をしています。
破棄は8月下旬時点で決定づけられていると、私は思っているのですが。
追記です。
更新日の90日前までにどちらかが「更新しない」と明言したら破棄となるはずです。
韓国が「やっぱり破棄したくない」と泣きついてきたとして、日本がそれを認めたとしたら、日本も「国際法を守らない国」と見られるのではないでしょうか。
しきしま様へ
勿論条約上は既に失効が決まっているのですよ。
「賢明な対応」は破棄を取り消すこととは限りません。
フッ化水素の行方を明らかにして、二次制裁は勘弁願いますと謝罪して、Gソミアの再度締結を要請すると表明して、当面の暫定協力案を提示する、なんてことでも良いのです。
出来ないことを判っていて煽っている面はありますけどww
ここはやっぱりこれかな?
(ごめんなさい、好きなもので…)
急げ、ヤマトよ。どうしたのだ?
韓国は君を待っている。日本が輸出管理措置を撤回する時を待っている。藁でも救命ブイでも、投げこまれる時を待っている。
韓国滅亡の日まで、あと4日。
韓国滅亡の日まで、あと4日しかないのだ。(笑)
半島人に、ブイを投げてあげる話ですが、「浮力体ブイ」なら渋々認めてあげても良いですよ。
https://www.jamstec.go.jp/cdex/j/operations/sitesurvey.html
ただし、浮くには浮きますが、掴まっていると海中に留まらないといけないので、呼吸するたびに浮上することになりますがね。(イケズかな)
ムンジェインという大統領が、どういう思考パターンかは、読み切れないのですが、①韓国世論の動向に左右されるポピュリスト②その場さえ凌げれば良いというご都合主義者かな、と思っております。生い立ちや政治経歴からすると、筋金入りの革命闘士なんですけどね。
そこからすると、韓国世論は「GOSMIA廃棄維持」が55%、とりわけ「共に民主党」支持層では88%ですから、それ以外の選択はありえません。
ただそれはレッドチーム入りしたいための、深慮遠謀ではないと思います。単なるその場凌ぎの証だと思います。8月に、GSOMIA廃棄とか、米国了解済と嘘を付いたりして、米国に怒られ(国防総省、ポンペオ長官)、9月に、訪米時にトランプからあれこれ言われないように、日本と妥協するみたいな根拠のないことを約束し、11月になったら、すべて知らん顔で、「日本が救命ブイを投げないから」ですもんね。
GSOMIA廃棄後、米国はどうするのかな。まずは失望の声明でしょうね。在韓米軍費用は5倍とふっかけておいて、3倍位で着地でしょう。関税引き上げとか貿易戦争を吹っ掛けるのも中国だけにしたいでしょうし、なかなか良いペナルティーが思い当りません。
日本も戦略的放置を続け、政権交代待ちでしょうね。もし徴用工訴訟の差し押さえ資産を売却したら、対抗措置を発動するでしょうが(これも何が出来るんだろう?輸出管理の適正化より素晴らしいものはあるのかな)。
それにしても解せないのは、こんな他国みんなからあきれられている大統領を、40%台後半で支持する韓国国民ですよね。まあ日本も鳩山由紀夫を総理にしたし、米国もトランプを大統領に選んだし、他国のことをいえた義理ではありませんが。
>しかし、それと同時にこの期に及んで日本が韓国に「救命ブイ」を投げ与えるいわれもありませんし、今までさんざん繰り返してきた「食い逃げ外交」のツケを、そろそろ払ってもらうべき時期でもあるように思えてなりません。
ですね。
救命ブイを投げ与えたところで「溺れたのは日本が輸出規制をした所為だ!日本が悪い!日本は謝罪と賠償をしろ!」ってな感じで対日非難を始めるでしょうし。
韓国には身の丈にあった生活をして頂きましょう(*^o^*)
救命ブイですか?頭めがけて投げてやれば良いのです。
本日の沖縄タイムスの社説、またしても訳のわからない論旨です。一読に値しませんが、とりあえずご紹介を。
タイトルは、「日韓軍事情報協定」両国が歩み寄ってこそ ~ です。
日本政府は、改善の兆しを大切にすべきである。日韓双方が相手のことを「誠実な対話相手」として認めるよう歩み寄って、改善を図っていくべきだ。今こそ外交力を発揮する時である。
と、中学生並みの作文で結んでいます。さすがに、ある程度の状況判断ができるようになっている高校生になると、このようなバカげたことは書かないでしょう。
反日傾向が顕著な同紙ですが、文在寅はじめ歴代政権がこれまで仕掛けてきた反日・貶日政策・キャンペーンの延長線上、結果でもあるGSOMIA破棄の一方的決定、韓国側の。
それをわかっていてなのかどうか知りませんが、韓国を「誠実な対話相手」として認めるようにとの主張、呼びかけを行うところは、あんたら、気は確かですが、と言いたいですね。
まあ、同紙、いつもこんな調子ですけどね。
延長されるとして手続きはどうなるんでしょう。
韓国は破棄の通告書を送って日本受け取りました。
この書類を取りに日本まで誰が来るんだろう?
23日は祝日だから金曜日までに韓国の誰かが日本に来て?通告書を無効にして下さいって頭下げなきゃ行けないんじゃ?
駐日大使がやるんだろうけど。
日本が淡々とすればするほど韓国にとっては屈辱的になるのでしょう。飯ウマ。
アメリカは韓国に延長しろって言うけど当然細かい手続きのことまで考えてくれませんよね。
まだドタバタしそうってもう火曜日!