19歳の読者の方からいただいた「見識あるコメント」
当初、本稿では総務省から公表された報告書をベースにした議論を展開しようと思ったのですが、少々読み込みに時間が掛かってしまっています。そこで、そのかわりといっては何ですが、もうひとつ、興味深い話題を紹介します。昨日の『「27時間テレビ」から漂う、テレビ業界自体の問題点』には、非常に興味深い読者コメントを多数いただきました。なかでも19歳男性と名乗る方のコメントは、情報の本質を突いていて、まことに興味深いものであり、まさに「ウェブサイト執筆者が読者の方から教えていただく」という意味でのウェブ評論サイトの醍醐味を味わうことができた格好です。
お詫び:少々遅れておりまして…
昨日の『「27時間テレビ」から漂う、テレビ業界自体の問題点』では、テレビ局が満を持して組んだ「特番」の「視聴率」がズッコケた、という話題を紹介しました。
これについては、折しも総務省から『平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』という興味深い報告書が公表されていて、それに関するデータをいくつか紹介しようと思っていたのですが、報告書自体が90ページという長大なものであり、読み込みが難航しています(笑)
そういうわけで、インターネットに関する話題の紹介はもう少し時間を頂きたいところですが、オールドメディア(とくに新聞とテレビ)を巡って、当ウェブサイトの読者コメント欄で、興味深いコメントを多数頂いたので、そのなかから2つを厳選し、紹介しておきたいと思います。
成熟した19歳の見識あるコメント
最初に紹介したいのは、「未熟な19歳男性」と名乗るコメント主様からいただいた、次のような趣旨のコメントです(ただしコメントは当ウェブサイトにて適宜要約し、言葉を補っています)。
- インターネットには情報ソースが無数に存在するため、すべての情報ソースが同じ情報しか流さないという事態にならなければ、比較検討するのは簡単な作業であり、どれが最も事実に近いかを判断するのも容易だ。実際、73歳を超える私の祖父もSNSをフル活用している
- ATMと俗称されるメディアや韓国政府が発信した内容と、読売・産経や日米両政府が発信した情報が表現からしてかなり食い違っていることくらい、比較すればすぐにわかることだ
このコメントを書いて下さったのが本当に19歳の男性なのかどうかはわかりませんが、もし本当にこれが19歳の方のコメントだとしたら、ハンドルネームと異なり、非常に見識のある、成熟した方だとお見受けします。
考えてみれば、現在の若い世代の方々は、生まれたころからインターネットが存在していて、何か調べたいときにはすぐにインターネットで検索するということに慣れているケースも多いようです。
幼いころからスマートフォンやPCなどを通じてインターネットに触れることの長所や短所については、さまざまな議論があることは承知しています(※個人的には、自分の子供に対してはクラシック音楽の動画やセサミストリートの動画などを好んで見せていますが…)。
しかしながら、「新聞をちゃんと読め」と言われ、テレビに馴染んで育ってきた私たちのような中高年世代と比べれば、現在の若年層の方々は最初からオールドメディアの報道を相対化して見ることができるのかもしれませんね。
「もりかけ」で視聴者が激減?
一方、匿名のコメント主様からは、こんな趣旨のコメントをいただきました(ただし、コメント自体は大意を変えない範囲で、当ウェブサイト側にて表現を変更しています)。
どこのチャンネルでも「モリカケがどうのこうの」としか報じていなかった時期に、完全にテレビを見なくなりましたね。YouTubeは観たいものを選んで見ることができますが、テレビにはそもそも「見たくなるような番組」がありません。
この匿名のコメント主様のような感想が一般的なものなのかは存じ上げません。
しかし、あくまでも私の主観ですが、たしかに主要なオールドメディアがいっせいに「もりかけ問題」を報じた時期を境に、新聞、テレビの社会的影響力が目に見えて後退したと思います。
ここで「もりかけ問題」とは、
「安倍晋三(氏)が内閣総理大臣としての地位を悪用し、個人的な友人が経営する学校法人に対して違法な便宜を与えていた疑い」
のことを指すと「思われます」。
「思われる」、と申し上げているのは、この「もりかけ問題」を好んで報じていた新聞、テレビなどが、疑惑の具体的証拠をまったく提示しなかっただけでなく、安倍総理(あるいは昭恵夫人)が何という法律の第何条にどう違反していたのかについて、最後まで明らかにしてくれなかったからです。
要するに、「怪しい」「怪しい」と言い続けることで、安倍政権の支持率を引き下げ、選挙で大敗させるための印象操作のたぐいですね。
支持率を下げても政権打倒ならず!
もう少し具体的に見ていきましょう。
たとえば、2017年7月頃の例だと、加計学園「問題」で、ニコニコ動画を除く主要メディア(オールドメディア)の調査で、内閣支持率が内閣不支持率を軒並み下回りました(図表1)。
図表1 主要メディアの世論調査(2017年7月)
媒体 | 支持 | 不支持 |
---|---|---|
読売新聞(7/7~9) | 36% | 52% |
朝日新聞(7/8~9) | 33% | 47% |
毎日新聞(7/22~23) | 26% | 56% |
日経・テレ東(7/21~23) | 39% | 52% |
NHK(7/7~9) | 35% | 48% |
共同通信(7/15~16) | 35.8% | 53.1% |
産経・FNN(7/22~23) | 34.7% | 56.1% |
ニコニコ動画(7/20) | 51.7% | 24.1% |
(【出所】当時の各メディア報道より著者作成)
また、その翌年、朝日新聞が2018年3月2日付で報じた「森友文書を財務省が書き換えた」とされる疑惑を報じたところ、後日、財務省が文書を書き換えていたという事実を認めた、という事件がありました。
森友文書、財務省が書き換えか 「特例」など文言消える(2018年3月2日05時20分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
さらに、2018年4月には財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑が報じられたことなどもあり、安倍政権に対する支持率は、再び不支持率を軒並み下回ったのです(図表2)。
図表2 主要メディアの世論調査(2018年4月、カッコ内は前月比増減)
メディアと調査日 | 支持率 | 不支持率 |
---|---|---|
共同通信(4/14~15) | 37.0%(▲5.4) | 52.6%(+5.1) |
NNN(4/13~15) | 26.7%(▲3.6) | 53.4%(+0.4) |
朝日新聞(4/14~15) | 31%(±0) | 52%(+4) |
毎日新聞(4/21~22) | 30%(▲3) | 49%(+2) |
読売新聞(4/20~22) | 39%(▲3) | 53%(増減不明) |
ニコニコ動画(4/17) | 54.6%(▲1.6) | 22.6%(+1.9) |
(【出所】当時の各メディア報道より著者作成)
(※余談ですが、図表1、図表2ともに、ネット調査が主体のニコニコ動画だと、オールドメディアの調査とまったく違う結果が出ているという点については印象深い気がします。)
しかし、2017年7月と2018年4月に内閣支持率が「危険水域」(?)に達したにも関わらず、安倍政権のもとで実施された2017年10月の衆議院議員総選挙、2019年7月の参議院議員通常選挙は、いずれも自民党が危なげなく勝利を収めています。
このことから、一時的なスキャンダル報道で政権支持率を瞬間風速的に下げることに成功したとしても、政権そのものを打倒することができなくなりつつある、ということでしょう。
ツイッターの威力
一方、ツイッターを使いこなす政治家が急増していることも、オールドメディアの社会的影響力を低下させている要因のひとつではないでしょうか。そのことを感じさせるのが、次の記事です。
「記者泣かせ」の河野大臣ツイッター ひまつぶしが今や…ブロックも(2019/10/22付 withnewsより)
記事を執筆したのは朝日新聞編集委員の藤田直央氏ですが、リンク先記事では、河野太郎防衛相が同行記者に先んじてツイッターにどんどんと情報を投稿していくため、「河野防衛相は『記者泣かせ』だ」、などと主張しているのです。
端的に言えば、「記者泣かせ」というよりも、「自分たちの特権である印象操作が封殺されている」という不満ではないでしょうか。これなども、政治家が直接に情報発信を始めたことで、オールドメディアの誤報や捏造報道が端からバレていく、という構図が出現していることの証拠でしょう。
また、最近だと大手新聞が科学的に論破されたことを受け、「科学を振りかざすな」などと「逆ギレ」しているほどです(『朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち』等参照)。
それにしても、「科学を振りかざすな」とは、いたく斬新な表現ですね(※皮肉です)。新聞が科学を否定したら、もはやただのオカルト紙です(『あれは不動産屋が発行する「科学否定のオカルト紙」?』参照)。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
もちろん、ネット上の情報も玉石混淆ではありますが、だからといって「ネットよりも新聞・テレビの方が信頼できる」、という話にはなりません。「情報が玉石混淆である」という意味では、新聞・テレビもまったく同じだからですし、同じ「玉石混淆」ならば、情報は多い方が良いに決まっています。
その意味で、19歳の方からいただいたコメントは、本当に勉強になるというよりほかないのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
そもそも無条件で信頼出来る情報なんてものはなく、自分で裏をとる、経験則で選別する、もし嘘情報だった場合の被害も覚悟しつつとりあえず信用する。のが当たり前の技能として必要なことをネットが示してくれたんだと思います。
昔の2ちゃんねるとかは、よく見ればわかりやすい嘘情報でもって釣る場面が随所にあり、ネットリテラシー修練の場としては最適でしたね。
G様
>わかりやすい嘘情報でもって釣る場面
そういえば、赤井邦道さんの読者投稿なんてのもありましたね♪
私も、19歳の方の意見は、良い意見だと思いました。
オールドメディアに影響されずに、ネットを利用して、正しい判断が出来るように、自然になっていると思います。
今時の若いもんは、しっかりしているなと思いました。
是非、若手代表で投稿をしてくれると、参考になるなと思います。
いやあ、朝日の「科学を振りかざすな」には、改めて呆れかえりますねえ。
会計士様おっしゃるとおり、SNSの普及で、今や多くのマスゴミがオカルト化。
特に、印象操作の手段が封じられつつあることへの焦りが感じ取れます。(彼等は世論を代表しているようなことをよく言いますが・・。)
マスゴミの化けの皮がはがれつつあり、長年にわたり世論をミスリードしてきた罪は大きいと思います。
人々は、マスゴミだけに頼るのではなく、様々な媒体を介して、有意な情報を取捨選択していく。そう言う時代になってきたと思います。
音楽も変わってきた業界ですね。
CDが売れずに、特典目当てのCD付き握手券や、本数の母数が減少したが為に安定した客層を持つアニソンがランキングの上位を占めるようになったのが象徴的です。
最近では配信サイトのDL数も加味したランキングも、できてきたようですが・・・。
ジャニーズ事務所は、それに対して抵抗するような動きを見せていました。
CDを販売するサイトにジャケット画像の使用を禁止するのに至っては、正規に購入してリッピングしてスマホで聞くような層にまで喧嘩を売るような行為です。
例
https://www.amazon.co.jp/SMAP-25-YEARS-通常仕様/dp/B01LTHM7YY
まあジャニーさんが亡くなって、そういう姿勢にも変化が生じて配信サイトでの販売が始まったりしているようです。
売れているミュージシャンの収入は、コンサート・ライブの割合が増えてきたとかとも聞きます。
あれは昨秋か今年初めか、私が長く購読して居る「しんぶん赤旗」がアジアスポーツ大会を報じる際に、柔道の部門で、韓国代表チームが、審判に抗議して座り込みをした、と言う出来事がありました。ここ新宿会計士さまのWebではあまり扱うジャンルでは無いので恐縮ですが、この時の赤旗の書き方は特筆すべきモノでした。
試合結果の星取表みたいなモノは取り敢えず間違いは書いてないのですが、【「座り込み」に関して一言も報じない】。赤旗には1頁か見開き2頁のスポーツ欄があるのですが「座り込みが書かれて居るか?」と言う観点で観ますと見事にスルー。そして座り込み云々の代わりに「日韓の友情」だったか「日韓の交流」だったか日韓戦が有ったと言うだけの事で無意味に「友情」をアピールする本文と繋がらない変な大見出しが何段もぶち抜きで紙面を飾って居ました。
これ赤旗が良くやるんですよ。WBS(野球大会)で韓国チームが勝った時に無礼にもマウンドに韓国国旗の小旗をお子様ランチの様に「掲揚」した時も「無礼を追及」など絶対にしなかった(がその時は自分はそんな赤旗の異常に鈍感で気がつかなかった)。今になって赤旗は系統立てて、必ず韓国人の明らかな無礼、明らかな無様、明らかなスポーツマンシップにもとる見苦しい事象を必ずスルーして、ナマの朝鮮人の野卑な態度が日本人の中で憤激や嫌悪の水圧が高まらない様に?(自分では巧妙に情報操作して日本の愚民を蒙昧なままに置く様に)【報道しない権利】を最大限朝鮮人にだけ用いていたと知ったのでした。
「こんな朝鮮人の醜態を見たまま醜態として報じるのは嫌韓であり極右だ」とでも言わんばかり。このあまりにもひどい情報操作と隠蔽にはすっかり日本共産党が嫌になりましました。
赤旗で報じなくても他紙やネットから「座り込み」で大会進行を妨害した事ぐらいすぐに知られるのに。そこに全く一行も触れずに「日韓の友情」ですからね。韓国チーム側は日本との友情や交流よりも自チームの「成績」なかんずく「日本を下した」と言うスポーツの間違った方向の国威発揚だけを気にして、それが通らないと全試合進行と運営を妨げてもお構いなしで自己主張をゴリ押しする。しかも得手勝手なルール解釈で「策士策に溺れる」パターンの自滅だったのに居直る。そんな朝鮮人の態度を「無かった事」にしてやるのが日本人、と言う何やら本当は我々よりももっと朝鮮人を見下した発想なんですけれど、それを堅持して居る様な感じです。これが旧態メディアの民主主義、旧態左翼の国際連帯なのですね。
共産党や赤旗には、半島にルーツを人も多く関係していると思うのですが・・。
> 共産党や赤旗には、半島にルーツを人も多く関係していると思うのですが・・。
私も、共産党や赤旗に限らず、その様な行動に出る組織は、そうじゃないかと思ってますが、かなり確からしくても、確証はありません。(多いだけでは若干詰めが甘い。)
中の人とか、中だった人からの情報が待ち望まれます。考えられそうなのは、
1)特亜の工作員が編集してる。(日本人に背乗りした人も居るだろうから、見破るのは容易でない。)
2)ハニトラ等で、弱みを握られている、脅迫されている
3)金を掴まされるとか、便宜供与等により、買収されている。
4)所謂「良心的日本人」になることで、共同利益を得ている。
5)その他
>5)その他
己れの一生・半生が虚構でしかなかった事を認められない人とかな
現実を知って狂信的に夢に殉じるか蛇蝎を嫌うが如くアンチになるかは人それぞれですが
テレビも新聞も洗脳とプロパガンダの道具です。苫米地さんの本にも書いてありました。印象操作と大衆を誘導(誤導)で日本人を愚民にするための道具です。
特にワイドショーとかひどいですね。色々裏があるのだろうと思って疑心の目で見るようにしています。
ネットリテラシーの高い若い人の方が、色々な情報を取捨選択できて、洗脳されていないので、正しい判断ができるのでしょう。
科学を軽々しく否定するコメントを出した時に「朝日はもう国民全体を潜在購読者として見ることは辞めたのだな」と思いました。古き良きw朝日信者だけを相手に商売しようということなのでしょう。
文大統領が曹国氏を法相に強行指名した時に、鉄板支持層のみを固めにきたのだと思ったことと同列です。政治的集団は追い詰められると先鋭化するという法則のはこの流れなのですね。
海外に住むというのも有益かもしれませんね。
ネット時代なもので、日本の番組も普通に見えてしまいます。
(おかげで、子供の成長に伴い、アメリカの番組は全然見なくなってしまいました)
最近は Youtubeを中心にネットニュースばかり見ています。
テレビの報道番組はとても内容がひどくて見る気もしません。
ご存知の方も多いと思いますが、最近twitterで面白い出来事がありました。
オーストリア大使館(外務省)の公式イベントを利用して、反日団体が大使館公認を騙って反日イベントをやっていました。まあ、あいちトリエンナーレのオーストリア大使館版という感じです。
これを、市井のあるtwitter投稿者が、ネット上で得られる情報を総動員して根拠を提示し、twitter上で告発していました。
これが、有識者や国会議員を動かし、外務省の是正措置とスポンサー企業の撤退にまで結びついたという現象です。
投稿者と有識者や国会議員は、tweetを見る限りリアルで面識があるわけでもなさそうで、こんなことが起こりうる時代になったんだなぁと、感慨深い気持ちで見ていました。
twitterの連ツイを拾うのが大変だったんでどうしようと思ったんですが、もえるあじあさんでまとめられていたのでこちらをご紹介。
—
続報★墺での反日イベントが拡散された結果→外務省・大使館「公式剥奪」外務省「ロゴ使用許可取り消し」スポンサー次々降板!→会田先生()ブチギレw
https://www.moeruasia.net/archives/49654928.html
—
チンピラのような自称芸術家の脅迫(?)もあったようですが。(笑)
既存メディア(新聞、テレビ)が
信用できないには賛同します
ただし、ネットも含め100%信用
できる情報など存在しない、のも
事実でしょう
いつもありがとうございます。
youtubeやネット配信系は、確かに見たいものが見たい時に利用でき、
とても便利だと思います。
ですが、自分の好みばかり選んで接する情報が狭くなり、
教養を身につける妨げになっているような気がしないでもありません。
ターゲッティング広告も好みのものを紹介してくれるのでありがたいのですが
自分が知らない領域の情報に出会えない仕組みであると思います。
以前新聞を購読していた頃は、政治には興味がなかったので見出し程度しか見ませんでしたが
それでもざっとした政治の流れは把握できていました。
読者欄はよく読んでいたので、違う考えの人に触れる事ができて有益でした。
問題は、新聞、テレビともバイアスが掛かりすぎて、
多種多様の意見に触れられなくなっている点と思います。
とむ 様
同感ですね。
私も最近は、ニュースはネット情報だけですが、関連リンクなどに誘導されて、どうしても、似た傾向の情報や、見たいものだけを見る傾向が強まっている感じがします。そのため最近では、却って昔より「世間が狭くなっている」のでは?と思う時もあります。あと、記事閲覧の為にスクロールしたり、ページをめくったりと、紙の新聞に比べ、どうしても時間がかかりますね。慣れもあるとは思いますが。ただ、読者の反応が即座に見ることができる点は大きな長所でしょうね。
「教養を身につける」という点では、ネット情報だけでは、どうしても表面的になりがちで、適切でない気がします。やはり、深い分析・考察が含まれた書籍を読む必要があると思います。とはいえ、なかなか、分厚い本を読む時間は無いですけどね。(笑)
>自分の個のみこのみばかりで…情報が狭く
な
るのは、本や新聞など紙の情報ですよ。
ネ
ットは、無条件で反対者がわいてくる。瞬時に適切な批判も出てくれば、滅茶苦茶な論点ずらしのレッテル貼りが横行する。
こ
うした様々な意見は紙情報では得ることはできず
ネットを始めて初めて嘘捏造の本にお金を払い続けていたと気付いた←個人の経験
貴信に全く同意いたします。ネットで取捨選択したり、様々な情報から、思案してどれが真実かそれに近いかとかを見極めたいとは願いやってるつもりながら、やはり自分の聞きたい意見に耳と関心を向けてしまうことは、否めません。朝日や毎日、東京新聞などが、まともなものにいつか戻ってくれることを期待してるのですが、まあ、無理でしょうね。ただ、ネットのおかげで、真相を確認できるような機会が増えたり、自分以外にも、同様な思いを持つ人たちが多いことを知り、幸いです。
朝日の「科学を振りかざすな」を一読して、事実より感情を優先する某国を連想しました。
証拠もなしに言い立てる様は瓜二つ。
できうる限りの検証を行い、読者に提示する手法は新聞の長所だったはずです。
ターゲットをコアな朝日オタクへと舵を切った証左かも知れません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
ひご様へ
>朝日の「科学を振りかざすな」を一読して
朝日新聞にとって、科学とは「自分たちの気持ちを「逆なで」するもの」
ではなく、「自分たちの気持ちに寄り添うもの」に付ける称号なのかもしれ
ません。(つまり、「科学」は「感情」なのです)
駄文にて失礼しました。
「もりかけ」までテレビを見ていられた方の忍耐力には脱帽です。
我が家のテレビは地デジ対応前に捨てました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
本日の朝日新聞の(寄稿)記事ですが、「今年のノーベル文学賞は、ユ
ーゴ内戦で(西側の)メディアがセルビア批判のなか、セルビアの被害を
告発して四面楚歌になった作家への、名誉回復である」と、ありました。
どうやら、「悪者と決めた人物を、一方的に攻撃してくる」のは、日本
マスゴミ村だけとは、限らないようです。(考えてみれば、戦争では「報
道はプロパガンダ」なのかも、しれません。真実を報道することがプロパ
ガンダになったり、真実を報道しないでプロパガンダにすることも、ある
かもしれませんが)
さらに、現在では、画像修正技術で、どのような画面も自由に作れるよ
うになったので、ますます(事実確認が)難しくなってきました。(極論
すれば、この前の日韓首脳歓談の写真も「偽造写真」かもしてません)
蛇足ですが、どこかのIT企業(?)が、ビックデータを活用して、最低
費用で、最大の宣伝効果を出す方法を、算出してくれないかな、と思いま
した。(そうなれば、民放が慌てると思います)
駄文にて失礼しました。
1.同じ「玉石混淆」ならば、情報は多い方が良いに決まって
います。について。
これは読み手側の(もしくは僕の)わがままですが、選択肢が
多すぎると、選別するための時間的コストが大きくなりすぎる
弊害はありますね。
さらなるわがままですが、ある程度バイアスから自由で、
比較的良質な記事を選別してくれる存在をあてにしたいです。
極端に表現すると、朝日と産経しかない世界と、玉石混淆な
有力メディアが80ぐらいある世界なら、僕は前者を選びたく
なってしまいますw このあたりが悩ましいですね。
2.新しいメディアの弱点について
一ヶ月かそこら前でしょうか、最近、このブログは韓国関係
の記事が目立ち始め(一言で言えば)良さが失われつつある
ことを危惧する書き込みがあったと記憶しています。
それに対して、読者のコメントが韓国を扱うものの時に
活発になる傾向があるので、それがフィードバックされて
テーマの選択に影響を与えているのではないかという仮説と
コメントの書き手に多様性が出てくれば、風向きが変わる
可能性も? という示唆がありました。
新しいメディアでは読者の反応がダイレクトに伝わります。
そのリスク面に目を向けると、ユーザーフレンドリーに
なりすぎると、メディアが蛸壷化する可能性が浮上する
かなと感じます。
確か2010年の年末のTVが壊れて以来、TV無し生活ですが、何の支障も無いです
まあ、不法UP動画込みなんですけどね
スポーツとか、見たい少数の番組は、たまに不法動画で観ます
しかし、地上波のワイドショーとかゴールデン時の番組とか、耐えられないでしょ、正直に言って。
あれをずーっと見るのは、拷問と一緒ですよ。そういうレベルの代物
バカな製作者がバカな視聴者を想定して、薄味の展開のトロい大げさなゴミを製作している
キチガイと二人きりで監禁されて、ずーっと意味の分からない御喋りを聞かされてる様なもん
レベルが低すぎる。あんなもんずーっと見せられてたら頭がおかしくなる代物
しかし、こういう若者を褒めて取り上げるなどせず、むしろ「我々信頼性のあるメディアを通さずに嘘情報の中で右往左往する無知な者が増えている」などと腐すのがオールドメディアなのでしたとさ。
オールドメディアの存在意義に関わるので、ATMはおろか左右問わずこの傾向が感じられます。
ウチの情報は確かですって看板で売ってるのに嘘かますからフェイクニューズって言われるんだろうに。
>河野防衛相は『記者泣かせ』だ
自分たちは不要な存在です宣言って気づいてるのかしら。
「情報源・本人が発信しない、取材によって初めて得られ、大衆の知的欲求を満たす公正な情報が」とれないなら不要か迷惑なだけです。
ネットに流れる情報のスコープになりますが、関連しそうだったのでこちらにご紹介。
—
プロパガンダ工作企業に潜入した記者が語る「どのようにして世論を形成するのか」(Gigazine)
https://gigazine.net/news/20191106-undercover-reporter-in-troll-farm/
ポーランドのインターネットプロパガンダ工作企業「Cat@Net」に6カ月間の潜入取材を行った記者が、「架空のSNSアカウントを作成し、左翼と右翼の両方になりすまして世論を形成する」といった、プロパガンダ工作の実態を明らかにしています。
—
右翼左翼両方の匿名アカウントを作ってうまーく世論捜査するそうで。
そういえばこちらのコメント欄にも、HNを偽って別人を装って書き込みされる実例がいくつかありました。(笑)
コメントが遅れてしまいました…
コメントの記事化ありがとうございます☺️
先程このサイトを開いたところ、なんと自分のコメントが記事に取り上げられててビックリしました!
今後とも宜しくお願いします
追加
ブログ主さんがどこかの記事で「虎ノ門ニュースの上念さん回」が好きと仰っていて親近感が湧きました。あとケントさんの回も好きです。あと本当に大学1年の19歳です笑
未熟な19歳男性 様
こちらこそ、当ウェブサイトのご愛読とコメントを賜りましたこと、大変ありがとうございます。
ちなみに『虎ノ門ニュース』、上念司さんの会が毎週水曜日になりましたね。個人的には大変うれしいと思います。
引き続きご愛読とお気軽なコメントのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
初々しい。
私が最初にネット情報の特異性に気付いたのは 「2001.09.11 同時多発テロ」です。
夜遅く帰宅してそのまま寝たのですが、深夜目が覚めると 付けっぱなしのTVにツインタワーへ激突する旅客機の映像が、、、。 「ずいぶんリアルな映画だな」というのが率直な感想でしたが。
翌日、土曜日 当時時々見ていたYahoo掲示板に 09:30過ぎくらいでしょうか「少し前、留学していた米国の大学の友人から 旅客機通過後ものすごい速度でF16 2機が通過するのを見たというメールが来ました」という書き込みがあった時です。
しばらくは 陰謀論・93便撃墜説を信じていました(笑)
思えば、2002年の日韓WCの時くらいから、ネット上ではなんかメディアおかしくない?という雰囲気はあった気がしますが、まだちゃんとクレームすれば直るよなくらいの感覚だったように思います。
その頃から、メディアは、ネットはニートや専業主婦などの一部の特殊な人たちが使うものという印象操作をし、メディアの報道内容がおかしいという掲示板を使った小規模の組織的なクレーム(今でいう電凸)を無視したりしました。
2009年の民主党の悪夢前後でこれってなんかヤバくない?waiwaiとか、民主党の日の丸毀損とか報道しないってなんなの?とネット上では話題となりましたが、それでもメディアが強かったですね。自民党が良かったとは言いませんが、メディアに乗せられて民主党を支持する友人を見て、絶望しました。
それが今では、メディアっておかしいよねと、しかもネットではなく普通の生活の中で言えるようになりました。ここまで来るのは長かったように思います。感慨深いですね。
私は、メディアがネット黎明期にネットと敵対する道を選んだ時点で、衰退することは自明だったように思います。
ただ、メディアは無くなることはないので、私たちは、メディアやネットの情報に騙されないように注意しながら、活用していくことが大事なのだと思います。
今でこそ、韓国っておかしいとネットに書けば、そうだね!と言われますが、2000年初期の頃って、韓国っておかしいとネットに書けば、お前がおかしい、と言われてました。時代は変わるものですね。
時代は変わり人は進歩したものですね。よかった。