自然災害と「国民の敵」という二次災害
千葉県の停電、断水が長引いています。被災地の皆さまには改めてお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い回復を心からお祈りする次第です。異例に回復が遅れているのは、増税原理主義の財務省が主導した長引く緊縮財政ではないかと思いますし、これに加えて日本共産党が「現場のヒアリング」「視察」と称して、復旧活動を妨害しているようです。また、今回に限らず、オールドメディアは災害、事故、事件などにおいて、心無い取材活動を行っています。
志位和夫委員長の妨害活動
9月9日の早朝から首都圏を直撃した台風15号の影響で、東京電力や自衛隊、地元自治体などの懸命の努力にもかかわらず、千葉県内ではいまだに停電や断水が続いています。停電や断水の一刻も早い回復を心よりお祈りする次第です。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ところで、私自身、今回の停電や断水が長引いている原因は、財務省の緊縮財政主義にあると考えています。安倍政権が「国土強靭化」を掲げているわりには、財務省の緊縮財政路線が続いていることで公共事業の予算も潤沢とはいえず、災害復旧能力にも限度があるのではないかと思います。
その意味で、財政再建原理主義を掲げ、不急不要な増税に邁進する財務省こそが、「国民の敵」、あるいは「日本の敵」と呼ぶにふさわしいと考えているのですが、「国民の敵」はそれだけではありません。
日本共産党もなかなかすごい活躍(?)をしてくれています。
停電復旧 一刻も早く/台風15号被害 志位委員長 千葉市内を視察/国・東電に要請 復旧体制の抜本強化を(2019年9月12日付 しんぶん赤旗より)
日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』によると、志位和夫委員長は千葉県庁に乗り込み、被害の状況などを担当者から聞き取り、さらに国会内で経産省や東京電力に対し、「停電の一刻も早い復旧に向けて、体制を抜本的に強化せよ」と要求したのだとか。
まったく、すごい話だと思います。
何ら具体的なことを提言せず、やっていることといえば難癖を付けることだけ。
それどころか災害復旧の現場の担当者を呼び出し、自分たちの自己満足のために政治利用する。
志位和夫委員長に代表される日本共産党も、「国民の敵」と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
日本共産党、安倍総理を批判
さて、「政府・与党がやることはすべて気に食わない」というのが日本共産党を含めた多くの野党の皆さんの特徴ですが、先週金曜日付で、『しんぶん赤旗』には、こんな記事も掲載されています。
安倍首相、大規模停電中も内閣改造に熱中(2019年9月13日付 しんぶん赤旗より)
日本共産党はツイッターで
「千葉が台風15号で大被害が出ている時に安倍氏は組閣に夢中で災害に関心がないらしい/台風15号で大変な時に、災害対策は後回しにして、お友達いっぱいの組閣に一生懸命邁進するこのクニの総理大臣」
といった声が溢れていると述べるのですが、むしろ逆に日本共産党に尋ねたいのは、「果たして安倍総理が内閣改造を見送っていたとしたら、それで災害復旧が早まったのかどうか」、という疑問です。
何でもかんでも、安倍総理が陣頭指揮を取れば良い、というものではありません。
というよりもむしろ、自衛隊や消防などの現場に対し、政治家が事細かに指示を出して良い、という話ではありません。官邸としては関連省庁に必要な指示を出し、あとは現場に委ねるというのが、災害時の基本だからです。
そういえば、東日本大震災と福島第一原発事故の際にも、当時の官邸の主だった菅直人元首相が現場にかなり首を突っ込み、事細かに指示を出したことも、結果としてあそこまで悲惨な事故につながった要因の1つではないかと指摘する人もいます。
災害報道自体が災害
さて、大規模災害におけるもう1つの「二次災害」が、オールドメディア(とくに新聞やテレビ)による災害報道です。
昨年の大阪府北部地震における災害報道で、共同通信社大阪社会部の新人記者が被災地に入り、マンションで片っ端から呼び鈴を鳴らしたという話題については、『災害報道の共同通信の新人記者は被害者ではなく立派な加害者』で報告しましたが、それだけではありません。
災害にくわえ、悲惨な事件、事故などの際に、オールドメディアは報道ヘリをバシバシ飛ばしたり、犠牲者の遺族の心の傷をえぐるような強引な取材を繰り返したりしています。
NHKを含めたオールドメディアは、事故報道に際し、ときとしてご遺族のご意向を捏造することもあります(『被害者への無神経な取材 マスコミはれっきとした加害者だ』や『罪深いテレビ業界の腐敗ぶりと新しいネットメディアの可能性』等をご参照ください)。
また、7月に発生した、株式会社京都アニメーション(京アニ)のスタジオ放火事件に際しても、オールドメディアは犠牲者の方々の実名を公表せよと警察に迫り、結局、ご遺族の意向に反し、それらの実名は一方的に公表されてしまいました(『【速報】京アニ事件「実名報道」蛮行を批判する』参照)。
そのわりに、オールドメディアの一角を占める朝日新聞は、自社の記者の不祥事については実名報道をせず、ダンマリを決め込んでいます(『なぜ自社の不祥事は実名報道しないのですか?』参照)。
こうした節操のなさ、ダブルスタンダードに対しては、正直、辟易します。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いずれにせよ、オールドメディア、反日野党、そして省益優先の官庁などの、いわゆる「国民の敵」勢力の力はまだ強いのですが、それでも彼らに立ち向かううえでいちばん大切なことは、冷静で客観的な議論であることは間違いありません。
なぜなら、彼らの共通点は「結論ありき」で議論を拒絶することですので、いちばん手っ取り早く彼らに対抗する最良の方法は、まさに自由な言論空間において自由闊達に議論することだからです(『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』参照)。
そのことを、あらためて強調しておきたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
9/9の朝にやたらヘリが飛び回っているのを見聞きして、まるで死骸にたかるハエのようだと感じました。人の不幸がマスコミの飯のタネであり、それはマスコミの原罪のようなものですので、仕方がないことと諦めていますが、せめて救助・復旧の邪魔はしてくれるな、と上空を見上げて思いました。
倒壊した高圧送電鉄塔は東電に、ゴルフ場のトラス柱は当然所有者に保守責任があります。インフラ関係のトラブルは直接に各半官半民の企業に帰するべきであって、財務省の責任は二次的なものになると思います。
もっと深刻な問題は、これからこういったインフラの老朽化による問題発生は増える一方であるということです。新設した以上は維持保全しなくてはならないのですが、その点を日本はあまりにもなおざりにしてきました。道路・橋梁・ダム・港湾といった土木施設、電気・水道・ガスといったサプライ系統、どれもこれから保全費用が嵩んでいきます。いままで修繕を積み残してきたツケのために、新築費に匹敵する費用が各施設について順次発生することになります。この点において、財務省の出し渋りは罪が重いと言えるでしょう。政治家も同罪です。新設のアピール度に比べると修繕は地味ですからね・・・
私の考えるところ、解決方法は2つしかありません。
・今のサービスを保持する代わりに爆上げした料金を容認する
・サービスの劣化に甘んじる、あるいはサービス地域を縮小する、そして新設は抑制する
どちらも明るい未来ではありませんが、避けがたいです。
もっとよい考えがあれば、ぜひ教えてください。切実です。
政府が金を出して電柱の地中化工事を進めるのが一番だと思います
電力会社は公営性があっても民間企業なのですから
根拠はMMT理論
2~3%のインフレになるまでは政府支出で政府は支出可能
中野剛志先生も災害対策にMMTは有効と言われています
泣ける様
市街地では確かに地中化は対候性・防災性の面からは有用だと思います。田舎まで地中化するのは大変ですが、水道・ガスが埋設できているのですから不可能ではないでしょう。
問題はコストです。政府が金を出す=税金です。そして各戸が電気を引く際も、現在のような架線1本で終わりではなく、掘削・埋設・復旧工事が必要になります。結局国民ひとりひとりの負担増となるわけです。
国民の総意がそういうコスト面と美観面・強靭性を比較して、埋設を是とするのならいいのですが、そのあたりを楽観視できないでいます。
燃料電池だとかコジェネ利用だとかで各戸で必要量発電・必要量消費できれば、電線不要で伝導損失も無視できるのですが・・・まだ夢でしかありませんし。
>自転車の修理ばかりしている様
日本において電線地中埋設においての課題
・埋設工事費用はキロあたり1~5億円
・土地を利用するだけに権利関係の問題が起きる
・地震による地盤ダメージも考慮する必要がある
日本の電線の総延長は2010年時点で520万キロだと言われています。キロあたり平均3億円で単純計算すると1560兆円。19年現在では埋設済みを差し引いても予算は推して知るべし、です。
また欧米や欧州など地震災害の少ない地域ではいいのですが、地震大国であり、火山大国でもある日本。特に都市部などで地殻変動や液状化現象などが起きてしまうと復旧作業は困難を極めます。まあ日本あるあるですね。キャッシュレス決済の普及が進まないこととある意味通ずる部分じゃないでしょうか。
よく諸外国の大都市と比較して、日本の電柱は多すぎるという人がいるんですが、外国でも田舎にまでは地中化していないという事実を故意に無視しているんでしょうか・・・。
よく、事態を受け止めることもできずにいるような犯罪被害者家族に「どう思われますか?」とか取材する画を見ますが、その度に腹が立ちます。
それが取材の形とはいえ、こういった取材自体が被害者家族に重ねた被害を負わせることになります。
私が腹を立てているのは、メディアがそういった自らの加害に対して意に介さないことです。彼らは何様ですか?
また、災害地に対する支援ボランティアですら、その活動には現地の迷惑を掛けないような配慮をしている昨今、メディアや政治家も同等の配慮をすべきでしょう。
被害に遭われた方々を食いものにすべきではありません。上皇陛下でさえ、今上であられた頃、被災地へのお見舞いには心を砕かれていたのです。
爪の垢が頂けるかどうかは判りませんが、頂けたら煎じて飲むとよろしいわ。
私は個人的に、東京電力の問題が大きいと思っています。なぜかといえば、福島原発大爆発事故への対応を見ていたからです。(見ていたといっても、もちろん報道に触れていたということですが。)
ひどかったですね、原発事故に対する東京電力の対応は。あのとき何を一番感じたかというと、社長以下の東京電力の傲慢な姿勢です。あの憎々しげな態度、言葉遣い。そのまま時代劇の悪役に抜擢したいくらいでした。
今回の千葉等での電力関係の被害の大きさや復旧の遅れに関しては、当然ながら様々な複合的要因があると頭では分かっていますが、あの福島原発事故への東京電力の対応を見ていた私としては、東京電力だからこんなことになると言いたい気持ちです。
東京電力が真面目に仕事をしているわけがありません。他の府県では台風の直撃を受けたってこんなことにはならないのではないでしょうか。
さらに付け足すなら、財務省やNHKと並ぶ巨悪が東京電力である(あった?原発事故以降はそこまでの力はない?)とも思っています。
隠居爺 さま
>東京電力だからこんなことになると言いたい気持ちです。
私も同じ気持ちです。東電には、良い感情を抱いておりません。
しかし、東電を責めるだけではなく、威力と頻度を増すであろう自然災害に対する備えが必要と考えております。台風一つをとっても、今回のようなコースを立て続けに超大型台風が通ったら、仮に東電が模範的な有能会社であったとしても、人口密集地が壊滅的な被害をこうむりかねないと考えます。
災害が、数十年に一度レベルの被害想定で対策される限りは、今回のケースは繰り返されるのではないでしょうか。使える予算に限りはありますが、効果的で最優先の対策が何であるのか、打つ手がないのなら、想定レベルを大幅に引き上げたハザードマップの作成など、真剣な対策を考え始めて欲しいです。
「お役所仕事」ではない迫力・権限で検討する、有能集団が編成できないものでしょうかね。 どこにどのように働きかければ良いのか、知恵も力もない身の上としては、嘆息するしかないのが歯がゆいです。
隠居爺様
身バレするのであまり詳しくは言えませんが、福島原発処置工事において、東電の役割は監理者でしかありませんでした。神輿として東電があり、実際の立案計画をするのは東芝と日立でした。またコスト面の管理もザルでした。請求書はどんどん政府に付け回し、という軽い態度でした。
原発事故に対する不遜な態度は、自分で具体案を出せないことを糊塗するための虚勢だと思います。
自転車の修理ばかりしている さま
>東電の役割は監理者でしかありませんでした
つまり、原発爆発事故の責任は東京電力にはなかったということですね。そうなんですか?
その点については、部分的な報道にしか触れていませんので、そう言われるとそうなのかなと思うくらいしかできません。
当時私は関東の片田舎に住んでいて、毎日モニタリングポストやらの数値を見ては一喜一憂していたものですから、つい感情的になってしまいます。
放射線に対して何一つ効果的な防衛手段を持っていない一般人にとって、あの態度は許しがたいと思ったことだけ記憶に焼き付いています。
隠居爺様
「福島原発処置工事において」東電は監理者であり具体案を作成していなかったということです。「責任者」ではあるのです。
福島原発事故の直接原因は、非常電源の喪失にあります。間接的には、商業優先で余裕のない設計であり、冷却能力がもともとカツカツであったことが挙げられます。
福島第一原発の1号機~4号機の非常電源を賄う自家発電機は、原発と同海抜の海岸沿いにありました。そのため地震時の緊急停止機構は作動したのですが、時間差で来襲した津波により発電機が停止し、スクラムを継続できなくなり、メルトダウンを引き起こしました。対照的に、同様の立地に会った東北電力の女川原発では、自家発電機が丘の上にあったため、事故は未然に防げました。
なぜそんな「卵を全て一つの籠に入れる」設計にしたのか、さすがに半世紀以上前のことで推測にしかなりませんが、おそらくは信頼性の問題であろうと思います。原発と自家発の距離が遠いほど、地震時における断線の可能性が高く、また平常時のメンテナンスも重くなります。また、初期の原発であるため、基本設計は米GEであり、地震多発国とは言えない米の設計基準では、津波の危険性を甘く見ていたのかもしれません。
ただ、基本設計がGEであれ、全体設計の責任は東電にあります。「これでよし」と承認したのは東電なのです。GEの設計者も冗長性の欠如を危惧して1975年から問題点の指摘をしていましたが、東電がそれに耳を傾けることはありませんでした。
自転車の修理ばかりしている さま
そうですよね。了解しました。
それにしても、私としては電力会社くらい信用できないものはないと感じています。
昨年の北海道電力のブラックアウトでは、原発への外部電源が全喪失となり、非常用のディーゼル発電で急場をしのいだということがありました。もちろん想定外の非常事態です。
福島の事故を経験していながら、その経験が生かされておらず、対策は万全といえない状態ですね。日本人が原発を維持していくのは能力的に無理なのでしょうか。そんな疑問まで感じる始末です。
原発の安全管理はそこまで難しいものなのか、日本人の能力が不足しているのか、電力会社がでたらめすぎるのか、どうなんでしょうか。
隠居爺様
私見ですが、負のサイクルが固定化してしまっているように思います。
・環境活動家が些末なことまで取り上げて反原発で騒ぐ→電力会社が面倒を回避して秘密主義になる→問題点が共有されず支障の改善がされない→問題が起こり環境活動家が・・・
原子力発電のメリットとデメリットをオープンな形で討論する形が確立していないのが痛いところです。原子炉発注者が限定され、メーカー企業も事実上国内では2社しかなく、仲間内で全て決まってしまう場において、スパイラルアップは望みがたいと思います。
日本人の原子力アレルギーの悪しき側面がでているようです。タブーを打破し、問題点の洗い出しを継続していけば、実用に足るものにできると信じているのですが・・・東電がその信用に値するかと言われると、悲観的です。
東電の電源供給独占体制にも穴が開きましたし、競争原理が働くことを期待しています。
自転車の修理ばかりしている様、 隠居爺様
福島第1原発に関し、欠陥(冗長性不足他)が放置されたのは、日本の原発反対世論(これも亡国メディアが先導している)のせいだと思います。無論、それを説得できなかった東電、メーカの責任でもありますが。つまり東電は、一旦、既存原発に欠陥の存在を認めてしまうと、世論に原発は危険極まりないものと決めつけられ、議論が収束せず、原発が稼働できなくなる事を恐れたのです。そして、この問題から逃げ欠陥と知りつつ放置したのだと思います。
つまり、日本の原発反対世論は、原発と言えども人間が作った物であり、不完全であることを認めて上で、リスク管理しながら改善して、その有用性(安価でCO2を排出しないエネルギー)を賢く利用していくという科学的合理性を受け付けません。原子力とあれば、何が何でも、絶対反対です。ですから、今の原発には、安全性に少し問題があるなどと言えば、亡国メディアが鬼の首でも取ったようにそれを煽り、大騒ぎになって、絶対反対の論だけが横行するようになります。
それでは、日本人には原発を維持管理する能力が無いのか?との問いですが、現状の日本の、情緒的原発反対世論のように、科学的合理性を受け入れられない情緒を見れば、YESと答えざるを得ないでしょう。残念ではありますが。
自転車の修理ばかりしている さま はぐれ鳥 さま
ご意見ありがとうございます。
>原子力発電のメリットとデメリットをオープンな形で討論する形が確立していない
>原子力とあれば、何が何でも、絶対反対
>それに対して、電力会社は何が何でも絶対安全と主張するために、問題を改善できなくなる。(昔のコマーシャルは「原子力は安全でクリーンなエネルギーです」でしたね。)
そんなところでしょうか。
なんだか子供の喧嘩みたいですね。結果として、本来原子力のメリットを享受できるはずの国民が被害を受けるという、本末転倒のことが起きる、とまあ、そんなところでしょうか。
憲法を改正すべきか、核武装すべきか、基地移転すべきか、迷惑施設を受け入れるべきかなどでも同様で、お互いに意地でも絶対に譲らないというのは子供じみていて嫌ですね。
そういえば、成田空港なんて、何十年来の問題がいまだに解決していないのでしたね。民主主義というのはこういうものなのか、日本人の幼児性なのか、日本の権力が弱すぎるのか、中国等からの差し金なのか、よく分かりませんが難しいですね。
> 福島第一原発の1号機~4号機の非常電源を賄う自家発電機は、原発と同海抜の海岸沿いにありました。
その通りなんですが、補足すると、原発と同海抜になる様、わざわざ土地を掘り下げて、非常用電源を設置していたのです。東北電力と違い、掘り下げる金なら十分あったんだけど、防水扉に回す金は無かった。
地下に電源設備を設置した関空の例もあり、余程訳解ってない輩が経営していたとしか考えられない。
> 昨年の北海道電力のブラックアウトでは、
これは、原発ヒステリーの知事が、後先考えずに、「兎に角早急に泊原発を止めよ。」と指示した事の皺寄せを喰ってる訳ですから、北海道電力にも可哀想な面がある。急にそんな事言われても、代わりの発電所が瞬間芸で建つ訳ない。
> 環境活動家が些末なことまで取り上げて反原発で騒ぐ
奴等は「ドイツを見倣え」とか言う割には、全然ドイツを見倣わない。
東日本大震災の後、メルケルが最初にした仕事は、世界最大の核融合炉を完成させた事。
ドイツの原発政策は、核分裂炉を順次廃炉して、核融合炉に置換する事。
だから、ドイツは全原発を止めるなんてアホな事は、今も昔もやっていない。
原発は止めれば安全と誤解している人が多いですが、止めても冷却し続けねばなりません。この冷却機能の喪失こそが大災害につながります。福島第一原発も定期検査中で止まっていたユニットも冷却ポンプが止まり結局水素爆発を起こしてしまったでしょ。
私は以前から、日本はなぜこんなにも電信柱が林立しているのだろうか、と思っていました。
先進国にはほとんどない電柱が、地震や台風など自然災害に頻繁にみまわれる日本でなぜ、と。
1~2年前のデータですが、各都市の無電柱率を示したものです。
ロンドン、パリ、ハンブルク 100%、香港、台北 95%、シンガポール 93%、ニューヨーク 83%…
そして、ソウルですら46%なのです。
日本はと言えば、東京23区 8%!、大阪 6%!
一体何なんでしょうか?
政策の怠慢や電力会社の問題など、根深いものはあるようですが、ここでは詳細は割愛します。
私も昨年、北海道胆振東部地震によるブラックアウトで、停電の不自由さや恐怖などを身をもって知りました。我が家の場合は2日半程度で復旧しましたが、千葉県民の皆さまの心中いかばかりかと…
ニュースでも不自由を強いられている現実や、政府や自治体への批判こそあれ、電柱問題の根本に切り込むような議論はあまり見かけません。
無電柱化問題が解消の方向へ進むのは一体いつになるのやら…
新茶狼 さま
日本人はなんとなく日本は先進国であると思っていますが、どうも怪しいですね。
無電柱化もそうですが、先日は東京都が、処理能力を超えた分については、糞尿を東京湾に垂れ流しているということがニュースになりました。
なんだかどうもおかしい、日本は基本的なインフラ部分からきちんと見直して国を作っていかなくてはならないのではないか、そんなことを感じさせられます。
隠居爺さま、コメントありがとうございます。
>なんだかどうもおかしい、日本は基本的なインフラ部分からきちんと見直して国を作っていかなくてはな>>らない
本当にそうですね、基本的なインフラで欠落しているモノがあるのは確かでしょう。
美しい国ニッポンよ、電柱は美しくありません。
サルが電線を伝って大移動している様を、ほのぼのニュースとして扱っている場合ではないと思うのです(笑
以下に、日本で架空線の多い理由がのってました。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/25/news006.html
ヨーロッパの多くの大都市では、初めから地中に電線を敷設していました。また、ニューヨークでは、電線の被覆がなかった時代に感電事故が多発。地中化を進め、今では約80%無電柱化されています。
しかし、太平洋戦争時の米軍空襲により、都市は焼け野原に。戦争のショックから速やかに復興するために「一時的に」という名目で、電柱が立てられていきました。電線を地中に埋設すると、架空線をかけるよりも高い費用がかかり、「まずは電柱で電気を送り、余裕が出てきたら地中化しよう」ということになったのです。
ところが、日本はその後、高度経済成長期に突入。電気や電話の需要がどんどん高まり、電柱を次々に立てて対応しなければなりませんでした。そうして、本来は「一時的」のはずだった電柱が、「当たり前」のものになっていったのです。
昔々、5chが2chと呼ばれていた頃、私はとある板に電線埋設のススメを書いたことがありました。すると、猛烈な反対の嵐。
「そんな高コストなインフラは不要」
「維持費のことを考えているのか?」
「電柱の何が気に入らないのか?」
「電柱こそ日本の景観、電柱こそ日本の美」
保守の人は、少子化対策が嫌いだし、保守の人は電線埋設が嫌いなのね、と思いました。
保守は関係ないでしょう
電柱の方が保守がしやすいことかとw
革新の反対語としての保守なら、仰る通り、関係無いでしょう。
メンテという意味の保守なら、十分大きい共同溝は、電柱より保守し易い。
電力がどこを流れているのか知らない様なド素人は、電線埋設とか言って、やたら小さい共同溝にしたがるが、これは、電柱より保守し難いだけでなく、送電ロスも大きい。
電流は電線の中を流れるが、電力は、S=E×H (但し、×は外積を表す)なのですよ。
阿野煮鱒様 電力会社の方ですか?
昔、お客先で元〇〇電力といわれる方とお話したことがありました。
「凄いじゃないですか、〇〇電力なんて。」と私が言うと、
「〇〇電力じゃないの。系列の仕事。でも〇〇電力なんて、仕事している社員は研究部門だけ。営業から保守メンテナンスにいたるまで、実際の仕事はほとんどというより全部外注がやっているの」とおっしゃていました。彼は続けて「だから、東京電力にしても、実際の仕事をしているのは、外注系列だとおもうよ。被災者への補償業務が終わったら、解体してなんの問題もないと思う。」とおっしゃていました。
彼は主に、阿野煮鱒様が話題にされた電柱の保守メンテナンスをしていたとのことで、台風の最中、電柱作業をしたり、カラスの巣を撤去する際にどうカラスと戦ったか、面白おかしく、苦労話をしてくれました。
さて、電線埋設ですが、コスト面だけの問題であれば、考えようはあると思います。
コストを計る際は、イニシャルコストだけでなく、保守メンテナンスのようなランニングコストもありますものね。それに、実際の業務をせずにお給料だけいただいている人たちの人件費カットだとか、自治体の災害対策と合わせればいかようにでもなるかと。
新茶狼様
電柱を使用している電線は何であるかというと、こんなところですか。
・高圧電力線
・低圧電力線
・電話線
・ケーブルテレビ等の信号線
・有線放送線
また、電柱には電力会社のものと電話会社のものと2種類ありますが、使用はそれぞれ相乗りしています。
訳が分からないのが有線放送の線です。電力会社にも電話会社にも許可なしで配線しているようです。電柱の管理部門に「不明線をどうすればいいか」と問い合わせたところ、「管理していませんので関知しません」と返答がありました。ちょん切ってもいいということなのでしょうか・・・
電柱を撤去するとなると、関係者の権利調整で阿鼻叫喚の騒ぎになりそうです。いったん整理するのにいい機会なのかもしれませんね。
> 日本はなぜこんなにも電信柱が林立しているのだろうか、
余計な御世話ですが、「電信柱」とはNTTグループ所有の電柱の事。
電力会社系が所有している電柱は、「電力柱」と呼ぶ。
古い統計では、日本中の電柱の本数で、電信柱>電力柱 だった様ですが、現在は知りません。(そろそろ逆転してるんじゃないかな?)
電信柱に電力線が、電力柱に電話線等が相互乗入れしているので、電柱に書かれた名前を見なければ、どちらかを見分けるのは難しい。
話戻って、
昔、NTTは固定電話回線を引きたい者から、¥8万円位(時期によって異なる)の施設負担金を徴収して、その金で全国に電信柱を建てまくった。
税務署も施設負担金を無形固定資産扱いしていた。
その後、この件はウヤムヤになって、総額5兆円程はNTTのヘソクリになったカモ知れない。(固定電話加入者以外には売却できない建設国債モドキを買わされた様なものだから。NTTは償還しないので、固定電話加入者間のババ抜きでしかない。)
という訳で、電信柱が多いのは、昔、固定電話加入者から施設負担金を徴収していたから。
大昔は、施設負担金に加えて、電信電話債券も売りつけていた。
無電柱化が進んでいる地域に住んでいます。
道路の幅の問題もありますし、都市計画から始めないといけないようです。
中心部から周辺へと何十年も工事しています。
うちのほうは地価が高くてもう土地の買収ができませんので拡幅の為に一方通行を作ったりロータリーの見直しなどしています。
歩行者の安全や景観もよくなり良いのですが。
水に関しても透水性の舗装と雨水浸透側溝が設けられています。
家にも雨水浸透マスあります。
下がり続けていた地価も上がってきたので問題もあります。
国会議員の視察が全部無駄・邪魔だとは思わないのです でも、なんのために行うのかよく考えて欲しいのです
国会議員は立法がお仕事なのです。だから、災害復旧を行うのに今の法律で大丈夫なのか、改正や新しい立法が必要なのかを、現場をみて考えるのは大切だと思います。
でも、それは被災直後のドタバタしてるときじゃなくて良いと思うのです。ましてや、なんの権限もなく、ただ議員さんだからといって、現場に指示を出すのは、混乱に拍車をかけるだけだから、厳に慎むべきなのです♪
あとは、被災地の様子を伝えて、周囲からの援助を集める一助にするってのもあるけど、初動時は自律的な活動ができる組織じゃないと受け入れもできないので、やっぱり現場との連携なしにやることじゃないと思うのです♪
被災地域に入ってなんかするのって格好良さげだけど、その周辺の物流とかを含めた被害拡大の防止、速やかな復興に向けた全体像の把握、必要な措置の立案、ドタバタの中でエイヤッでやってる手続きの回収、被災地じゃないとこでこそやるべきことはいっぱいあると思うのです♪
赤旗の記事と同じ内容のこと、先週のTBSの番組「報道特集」でインタビューに応えたおばあちゃんが言ってました。例によって左翼記者の誘導尋問だったのか、赤旗の講読(或いは共産党員)だったのでしょう。
それにしても、反阿部だからといって、わざとこんな出来レースの番組流すなよ。
アホTBS.
更新ありがとうございます。
首都圏を直撃した台風15号の影響で、千葉県内ではいまだに停電や断水が続いています。一日も早く復旧するよう祈念してます。
私はひとつの原因として、東電の企業体質が福島の頃とあまり変化してないように思います。現場の意見を吸い上げず、災害の合いやすい軟弱地盤、地勢的に問題のある箇所の補修・強化を怠ったのではないかと思います。
フクイチの事故以来、私は東京電力を信用していません。それまでは某大学の学閥中心に利益追求して企業を動かし、災害後は嘘、偽造の発表。
いくら最高記録の風速とはいえ、西日本では昨年の岡山、広島の風水害、一昨年は福岡筑後川流域の氾濫、佐賀の台風被害、その前にも四国、兵庫西部、和歌山の台風被害、3年前の熊本地震。数え切れません。
天災の少ない関東で、それも一発の台風でこの被害は、ちょっと考えられないですね。
金が無尽蔵に必要な東電です。神奈川県や千葉県の電柱、電線の強度など、気にもしなかったのではないでしょうか。一言で、失礼ながら言わせて頂くと、企業の怠慢です。
日本共産党や野党議員、またこの時とばかりに市会議員、県会議員らも被災地に集っているのでしょう。
【志位和夫委員長は千葉県庁に乗り込み、被害の状況などを担当者から聞き取り、さらに国会内で経産省や東京電力に対し、停電の一刻も早い復旧に向けて、体制を抜本的に強化せよと要求した】(会計士さん)はあ〜。止めろッ。
県職員、東電社員、市町村職員は皆、忙しいんだ。アンタラのPRの為にやっているんじゃない!
いちいち「ご指導」など不要。邪魔だ、帰れッ!
めがねのおやじ さま
>金が無尽蔵に必要な東電です。神奈川県や千葉県の電柱、
>電線の強度など、気にもしなかったのではないでしょうか。
>一言で、失礼ながら言わせて頂くと、企業の怠慢です。
私もそう思うんですよね。
今回千葉で電力の復旧が遅れているという話を聞いて、私はとっさに「あ、またやってる」と思いました。それで、いつやったのかと記憶を探っても特別のものは出てきません。多分いろいろな出来事がが積み重なって、東京電力という企業イメージが私の中で固まってしまい、いかにも東京電力のやりそうなことだという思考になってしまったんだと思います。
汚名挽回を期待したいですね。
隠居爺様
ご賛意ありがとうございます!
企業の体質は残念ながら中々変わりませんね。
もえあじさんからです
野党議員の被災地での撮影に批判の声「なんで倒壊家屋の前で記念写真撮るのか」
https://www.moeruasia.net/archives/49652529.html
レスで一番面白かったのは、「インスタばえするから」。
これは凄い。行ったら解決と思っているのか、仕事したフリして政府を貶めるかのゲスの極みを目指す議員御一行様ですね。
新宿会計士 様
久しぶりに非韓国ネタですね。
一月ほど前になりますが、テレ朝の女子アナの多くが報道ステーション(あまり番組名は定か
ではありません)の CP からキスなどのセクハラを受けて局内だけでの処分を受けたという
記事が文春に載りました。文春は実名を載せましたがテレ朝は発表を拒否し、それを受けて
他局あるいは新聞も全く無視で,すでに忘れ去られようとしています。他人のことなら被害者
すら実名を挙げなければ事件が伝わらないと叫ぶくせに、おのれの不祥事は知らんぷり。
去年でしたか財務省の事務次官に夜中に呼び出されて卑猥な言動被害を受けたテレ朝の記者が
自社の上役に相談せずに直接文春にボイスレコーダーを持ち込んで騒ぎになりましたが、
今から考えると、さもありなんと思います。 上役に被害を持ち込んだらかえって藪蛇で、
今度はその CPからキスを要求されてそのぐらい我慢しろでおしまいでしょうからね。
ところで小泉進次郎氏ですが、早速福島に出かけましたが、言うことは当たり障りのない
発言だけで、最後には育休はどうするかだけが話題に上っています。彼が今すべきは
限界に近付いているいわゆる汚染水の処理 (科学的にも実害のないレベルで海に流すしか
解決方法はないし、実際他国は普通にそのように処理しています)をいかに東北の方々に
説明し理解を求めることです。例えば東北だけでなく科学的に安全なレベルの処理水を他の
地域にも一定程度流すことも一つの案だと思います。 その際小池都知事のように科学知識の
ない人がしゃしゃり出てきて、安全と安心は別などという妄言を抑えて説得できるかが
彼へのリトマス試験紙かなと思います。その意味で安倍さんはかなり戦略家だと思った次第です。
残念ながら(というか予想通り?)小泉進次郎氏は小池都知事と同じ道を歩むようですね。
所管外だからと前任者を批判しつつ、自分は同職でありながら解決策を封じるという最悪の介入。
行き詰まっても経産省を批判して格好付けるつもりなのでしょうか。
パフォーマンスだけの政治家には菅直人も居ますが、彼もその類のようで。
unagimo3様
>科学的にも実害のないレベルで海に流すしか解決方法はないし、実際他国は普通にそのように処理しています
かつて放射線管理業務に携わっていた者として,この論点には異議を唱えます.まず「科学的」という点ですが,実害がないレベルというのはマスを対象とした疫学的レベルのはなし.いくらトリチウムの放射線のエネルギーが低い,海水中には自然放射能としてトリチウムが一定量含まれる,ICRPの勧告するトリチウムの規制濃度が他の放射性核種に比べて圧倒的に高いと,論拠を並べ立てても,個別的事例の安全性まで保証するものではないというのも,また科学的事実です.他国と言わず,日本でも日常的に種々の施設からトリチウムが放出されているのはたしかですが,これはトリチウムを使用する事業・行為と,排出によって予想されるリスクを秤にかけて,前者のメリットが明らかに大きいという社会的合意があることが前提になっています.それ無しに,企業や個人が勝手に環境中に放射能をばらまくのは,たとえ1ベクレルたりとも許されないというのが,放射線障害防止法の建前です.
>例えば東北だけでなく科学的に安全なレベルの処理水を他の地域にも一定程度流すことも一つの案だと思います。
使用のメリットと排出のデメリット,トレードオフの関係でメリットが上回りそうな場所が仮にあるとするなら,私には東京湾くらいしか思い当たらないんですがね.なにせ危険施設を遥か離れた場所に置いて,そのメリットを長年享受してきた人達が住んでいる地域といったらその沿岸ですから.東北のみならず,東電管轄地域外の住人だって,冗談じゃないと言うでしょう.フクイチの敷地内に汚染水貯留タンクの増設余地がなくなったら,いくら費用が発生しようがパイプラインを引くなりして,東電の管内のどこかに持って行くしかない.もはや震災後の非常時ではない.法治国家を名乗るなら,それしか手はないと思うんですがね.小池知事が安全と安心は別なんて言ったって,そりゃただの地域エゴってもんです.
>これはトリチウムを使用する事業・行為と,排出によって予想されるリスクを秤にかけて,前者のメリットが明らかに大きいという社会的合意があることが前提になっています.それ無しに,企業や個人が勝手に環境中に放射能をばらまくのは,たとえ1ベクレルたりとも許されないというのが,放射線障害防止法の建前です.
まあ実際には、原子力規制委員会のお墨付きが要るというだけの運用ですけどね。
通常の原発の場合、大電力を供給するトレードオフというエクスキューズが付いているのですが、福島原発に関しては、単なる廃炉なので前例がない事例になっているわけです。
トリチウムに関しては、有識者がもう意見が出尽くすほどに議論を重ねています。
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/archive/task_force3.html
小泉大臣は絶対にこんな資料を勉強したりはしていないですね。
訂正です。
>単なる廃炉
極めて特殊な廃炉工程
とすべきでした。
小泉進次郎氏ですが、以下のサイトによると
https://ameblo.jp/bonbori098/entry-12504305370.html
津田大介、ハリス鈴木、湯浅 誠、友廣 裕一、乙武 洋匡、開沼 博、安部 敏樹、関根 健次などこすぎる面々と親交が深いようです
※すみません敬称略です
また、産経・FNNの世論調査では
https://www.sankei.com/politics/news/190916/plt1909160017-n1.html
第4次安倍晋三再改造内閣で最も活躍を期待する閣僚を聞いたところ、小泉進次郎環境相が48.9%に上り、トップとなった
マスゴミに期待されているということですが、無能な働き者とならないようしっかり活動していただきたいものです
私は逆に「国土強靭化計画」の方が怪しいと思ってます。
広島の安佐南地区では、「蛇落地悪谷」(異論もある)を「上洛地芦谷」に地名変更し、且つ、地目も「住宅地」に変更し、二束三文で仕入れた土地を高値で売り抜ける、当然、買って住んだ人は後年自然災害に遭い、被害と住宅ローンの二重苦となるが、高値で売り抜けた者は大儲け。しかし、地名と地目を自由に変更できる民間人は居ないので、サヨク公務員が活動資金稼ぎしている疑いが残る。
同様の事は普天間基地周辺(基地ができた時の周囲は「宅地」じゃなかった)等々、全国各地で見られる。
東日本大震災でも、倉敷の真備地区でも、被害を受けた人の殆どは、先祖代々の言い伝えで「人が住むべきでない」所に居た人達だ。
そして、「国土強靭化計画」は、高潮や津波対策としては、高い堤防を築く、土佐崩れ対策としては、砂防ダムを建設するといった、土建業界バラマキ向けのハード対策オンパレードだ。
結局、全体を俯瞰して見ると、公務員が右にも左にも活動資金が流れる様、マッチポンプしているに過ぎないのではないかという疑いが生じる。
人口の首都圏集中を全く対策しないのは、このマッチポンプでボロ儲けという公務員の行動規範に反するからとしか思えない。
墺を見倣え様
>先祖代々の言い伝えで、、、
こういうタブー視されてる事が全国各地にあって悲しくなりますね。東日本大震災の時津波に遭遇した住宅地、北海道地震の札幌市北区、今年の佐賀県の水害等々。新しい住宅地が被害に会う事が多い様な気がします。
不動産を購入する際は断層の位置とその断層のどちら側がよく揺れるか、水害・土砂災害のハザードマップの状態、川が近くにあるのなら川幅が狭くなっている地域でないか、カーブの外側か内側か、本流か支流か等自力で事前調査するしかないのでしょう。
しかし、各自治体が出すハザードマップの質もいろいろで、例えば断層が一つもない県が存在する事に疑問を抱いています。
実は私が今住んでいる所も水没地域なのですが、購入前にハザードマップを見ようとすると、「宅地造成前の古いものしかありません。」という事で、見れたのは何年も住んでから。その頃、造成地が完売した。
要するに、造成地が完売する迄、新しいハザードマップを公表しないのですから、事前に見たいと思っても無理な話。
しかも地名も変更されていて、現在は美しい地名が付いてますが、旧地名のままなら、造成地は売れなかっただろうと思います。
纏めると、先祖代々の言い伝えで、「人が住む所ではない。」という土地を二束三文で買い占める(出入り業者にやらせてるんでしょうけど)。地名と地目を変更する。宅地として高値で売り抜ける。「国土強靭化計画」は、堤防を強化したり、上流の砂防ダムを増設したりして、宅地の売値を引き上げる手段。使われるのは税金だから、自分達の活動資金が減る訳なく、むしろ増える。というのが一連のセットになっているのではないかと疑っている。
新しいハザードマップの公表を造成地完売迄遅らせるのも、最初から計画に入って居るのだろう。
話変わって、
倉敷真備市区の話も防災関連業務の公務員の人から聞いた。先祖代々真備地区に住んでいて、137年前に洪水に遭い、真備地区の中で、水没しなかった所に引っ越したそうな。
防災関連の業務といっても、救助系が本業なので、被害者が出ない事には活躍の場が無い。
真備地区の水没地域の新たな住人を見て、内心では「ようあんな所に住むなあ」とは思い乍らも、本業関連で「未来の御客さんだから」という事で温存しておいたのではなかろうか。
防災関連の講演会等でも、防災・減災の話は殆ど無くて、サバイバル・救助の話ばかり。
電線埋設ネタに食いつきます。共同溝は、大都市では既に実施済みですが、これを人口密度、基幹、末端などによって規格化し、適切な規模の共同溝を全国津々浦々にまで設置したらよいと思います。
電力会社だけにインフィラ整備を負担させるのではなく、国や地方自治体が音頭を取って、電線、高速通信光ファイバー、電話線、水道(下水は別にした方がいいかも)、など全て相乗りで費用を負担し合うのが合理的です。
たとえば、国が主要株主となって、株式会社日本共同溝を設立し、共同溝の規模別規格化・標準化、設計、設置、保守を担います。工事費用は地方自治体が援助します。作った共同溝は、一次利用者である電力会社、IIJ, 電話キャリア、ガス会社、水道運営組織などにリースします。何十年か後には設置が完了し、保守・改修業務だけが残りますので、人員は外注を活用の方向で。
> 適切な規模の共同溝を全国津々浦々にまで設置したらよいと思います。
それは、「戦争より平和の方が良いと思います。」と言っている様なのも。
問題がコストをどうやって捻出するか。
首都圏の様に、超高集中経済なら、何ら問題なく捻出できる。
コスト負担能力の何倍も首都圏に経済力を密集させているから、それ以外の地域に広がらない。
首都圏の経済集中を対策し、国土の均衡ある発展に切り替えなければ、解決しない。
また地方では、コンパクトシティー化を推進しない限り、際限なくコストのかかる話である
国や自治体が共同溝の音頭をとっただけで解決する問題じゃなかろう。
また、「国土強靭化計画」の基本姿勢を見直す必要がある。
「国土強靭化計画」は、現在の堤防の嵩上げ・強化、現在ある砂防ダムの増設、等々、現在あるものの、拡大・強化・増設・改良等を基本線にしている。根本的に方向転換しないと、高災害耐性電柱の開発といった、トンデモない方向に向かいかねない。
ほらね、共同溝というと必ずこの反応。
国土の均衡ある発展・コンパクトシテシー化・国土強靭化計画の基本姿勢見直し、の3点をしない方が共同溝設置に有利と御考えになる論拠は?
普通は、過剰な首都圏一極集中(首都圏以外の経済低迷)と、地方のスパースシティー(と言うのかな?)が、共同溝設置の邪魔をしていると考えるのですが、逆の御意見を是非伺ってみたい。
阿野煮鱒様
おっしゃることはよく解ります。理念としては素晴らしいと思います。
ただ、経験から申し上げれば、共同溝というのは、新規接続する各建物にとって難物です。大規模共同溝から新規にインフラを接続することは大工事になり、とても個人で負担できるレベルではありません。簡易に接続できる既成の取り出し口を共同溝側に設置しておくしかないのですが、これは敷地を分割したり建替え時にレイアウト変更を行うことに大きな枷となってしまいます。
枝配管のルート確保のために、基本的には1本の道路に1本の共同溝しか設置できません。幹線であればあるほど大規模共同溝となり、とんでもない設置費を国費として必要とし、ありえない費用を各個人に負担させることになります。
アイデアとしては素晴らしいのです。高度成長期であればそういった無理も利いたかもしれません。しかし人口が減少し、税収も伸びず、福祉など支出高は伸びる一方の現在、これからはインフラを何とか延命させ、手持ちのカードで凌いでいくしかないと思っています。
誤解しないでいただきたいのですが、個人的感情としてはそういう野心的な計画は大好きなのですよ、やってみたいですねぇ・・・
私の家の敷地内には電柱が立っています。土地を買うとき、その条件を含んで売買契約しました。
ささやかですが電力会社は土地の使用料を払ってくれています。
この電柱を引っこ抜いて、その後に取り出し口を取り付けられたらと、電柱を見るたび思います。
> 既成の取り出し口を共同溝側に設置しておくしかないのですが、これは敷地を分割したり建替え時にレイアウト変更を行うことに大きな枷となってしまいます。
電柱は自由に動かせないのですから、取り出し口も固定でよいのでは?
> 幹線であればあるほど大規模共同溝となり、とんでもない設置費を国費として必要とし、ありえない費用を各個人に負担させることになります。
幹線からいきなり取り出すのではなく、末端まで何段階かの分割があり、各個配分の所では細いパイプの複合体になるのです。電力の場合、幹線では6.6KV高圧線を用い、柱上トランス同様、分配のところで三相交流200Vないし単相100Vに減圧します。取り出し口は標準化し、電源、光ファイバー、電話、都市ガス、水道などを簡潔にジョイントできる規格を作り低コスト化を図ります。
いや、いいですよ、はい。
この話題は必ず「コスト」「無理だ」「非現実的だ」と、できない理由を浴びせられます。慣れております。はい。
電柱愛にあふれたこういう方達もいます。
http://www.1242.com/lf/articles/60013/?cat=life&pg=lovemelo&feat=goodstory
阿野煮鱒様
>電柱は自由に動かせないのですから、取り出し口も固定でよいのでは?
電柱は東電に申請して移設可能ですが、設置してある取り出し口は物理的に移動できません。
>幹線からいきなり取り出すのではなく、末端まで何段階かの分割があり~
たとえば国道幹線に直接面する建物は多々あります。大規模共同溝にのみ接する敷地はどうすればいいでしょうか?支線・枝線と小規模化した共同溝から逆走して接続する?
実は大規模共同溝との接続工事を管理したことがあるのですよ。悪夢でした。確かにあの泥沼を回避できるなら、数十メートル程度の掘削・埋設工事はアリかも・・・
>この話題は必ず「コスト」「無理だ」「非現実的だ」と、できない理由を~
反対を呼び起こす話題は良い問題提起です。全員賛成は気持ち悪いです。上記のように、私もこの文を書いている間に代案を思いついたりするのですから、異論は有益だと思います。
勝手な想像ですが、阿野煮鱒様には「インフラ工事の度に道路を掘ったり埋めたり無駄過ぎないか」「共同溝なら配管を外から検査出来てメンテナンスが楽」「掘削引っ掻けによる埋設管破損事故が防止できる」とか、仰りたいことがあるのかと愚考します。メリットがあることは確かなのです。そのあたりの主張をお聞きしたいと思っています。
自転車の修理ばかりしている さま
横から素人質問で恐縮です。一点、お教えください。
共同溝に配置した送電線ですが、もう一つの災害である水害時に水没した場合、水が引いた後は、問題なく復旧となるのでしょうか? それとも、かなりのメンテナンスを必要とするのでしょうか?
お手数おかけしますが、お教えいただけると幸いです。
老害様
横レスです
https://suumo.jp/journal/2014/10/24/71569/
なるほど、確かに電線地中化の建設コストが高いのは、事実のようだ。では、次に多く出ていた「災害の多い日本には向かない」というのは、どうなのか。
「逆だと思っています。電線、電柱の乱立する状態では、突風や台風で断線や倒壊の危険があります。昨今はゲリラ豪雨、竜巻などの風水害が東京や首都圏でも多発していますが、無電柱化を進めることで、電柱の倒壊や電線の断線トラブルをなくすことができます。
地中に埋められた設備は耐水性があるため、水に浸かっても大丈夫。無電柱化により、風水害の防災力も高まるんです」とのこと。
問題となりそうのは地震時の液状化ですが、以下のような報告書がでています。
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/happyou/thesises/2012/pdf02/24.pdf
老害様
すべてのタイプの共同溝を知っているわけではないので、私の知見から述べられることを。
共同溝は基本的に矩形断面のプレキャストコンクリート製で、内部に水が入らない構造になっています。とはいってもジョイント部から漏水しがちですので、導水路と常時自動稼働の排水ポンプは必須になります。床はいつも濡れている感じです。
大規模共同溝の場合、内部が酸欠になったりしないように通気塔がありますが、床下浸水程度の溢水では流入しない設計になっています。また共同溝内部に人間が入るためのハッチもありますが、こちらからの浸水はインターセプトして雨水排水に流すようになっています。洪水クラスの水位になりインターセプトから溢れたならば、大容量の緊急排水ポンプが稼働します。
しかしこれらのポンプも電気で動いていますので、広域停電となると作動不能となります。全ポンプを非常用電源で動かすのは容量上困難です。ご心配のように共同溝が満水になることもあり得ないとは言えません。
その場合は、多数の仮設電源(発電機)で稼働させた多数の小型仮設揚水ポンプをハッチから放り込み、内部に人間が入れるようになってからケーブルのジョイントに短絡につながる異物がないか確認し、ようやく通電となります。
結論として、
a.床下浸水程度→共同溝問題なし
b.洪水→がんばれ排水ポンプ
c.大洪水+広域停電→復旧まで数日
というところでしょう。
小規模共同溝の場合は、ハッチ=防水マンホールであることが多く、流入の可能性は低いのですが、排水機能の方も貧弱なので、マンホールを開けてみたら満水だった、ということが無きにしもあらずです。ただそれを危惧して、電気幹線は上の方に設置されていることが多いので、大規模のc.と同様の対策になりますが、復旧はもう少し早いと期待できます。
訂正
c.大洪水+広域停電→復旧まで数日
は
c.大洪水+広域停電→水が退いてから復旧まで数日
ですね、言葉足らずですみません。
NANASHI さま
自転車の修理ばかりしている さま
お二人から、貴重な情報をいただきました。どうもありがとうございました。
コストのことを考えなければ、電線の地中化はメリットがあると理解いたしました。
高度経済成長期ではないので、全国で共同溝化することは困難でしょうが、最初からあきらめると先に進みませんので、低コストな埋設工法なり、代替案を必死に考えることは無駄ではないと思います。(素人の悲しさで、具体案も浮かびませんが)
素人の疑問に、詳細にお答えいただき、どうもありがとうございました。
ここのコメント欄は、多士済々で、私にとっての貴重な情報源です。
共同溝と言えば世田谷ケーブル火災を思い出します。
しかし、最近だと思っていましたがあれは昭和の事件だったのですね。
この年の翌年には難燃ケーブル被覆材が泥縄で規格化されたようですので、あのような事故は起こらないのでしょうが、意図的なテロには勝てなさそうですね。
福島の際に、率先して復旧の邪魔をし、被害を拡大させた空き菅がつぶやいています。
https://twitter.com/naotokan/status/1173422226529382402?s=21
>千葉県の停電に対する東電と安倍総理の対応余りにも遅い。私が福島原発事故発生の翌朝現地に行って、吉田所長から直接話を聞いたことに批判もあったが、その後の対応には極めて役立った。
私もこの記事は見ましたが、本人の事情はどうであれ(国難の矢面に立った?事により、政治献金問題から逃れたのは本人にとって良かったのかもしれません)
当時の対応によって福一の問題が破滅的になった「かも知れない」のを理解した上でこのような発言をするのはどういう了見なのでしょうか、国会で追及して欲しい所ではあります。
(全く理解しないで脳ではなく脊椎辺りから出た言葉かもしれませんが)
震災当時、時の政権の対応にハラハラし、風向き一つにハラハラし、諸外国の発言一つや身の回りの物資不足に危機感を感じた者の一人として、
どうしてもこの発言はスルー出来ないのでございます。
NANASHI様
管元首相といい朝日新聞といい韓国といい、どうして自分に不利に働く発言をわざわざするのか、理解に苦しみます。
原発を引き合いに出して、当時の首相の愚行を国民に思い出させてどうする?
韓国を擁護して日本に譲歩を求めて、そもそもの捏造報道を目立たせてどうしたい?
黙って占有していれば多数の日本人も興味を持たなかった竹島をアピールして、何の得になる?
自分が正しいと思い込むと自己評価もできなくなり、自動的に夜郎自大化するものなんでしょうか。
敵失を喜ぶべきなんでしょうが、その愚かさにイラつきます。
15年ほど前、私も、社会問題化した事件の被害者の一人として、メディアの取材を受けた経験がありますが、取材チームの、「正義の味方」的で傲慢な態度に腹立たしさを覚えた記憶が今でも残っています。
この経験から、彼らの頭にあるのは、どうすれば視聴率を取れるかだけで、被害者が早く楽になる事なんか二の次なんだなと思うようになりました。ですから今では、メディア、特にスレ主殿のいうオールドメディアの報道は頭から疑うようになっています。
で、今回の千葉県の停電について言えば、原発再稼働の問題が遠因の一つでしょう。現在、電力供給をビジネスとし、停電しないように送配電インフラを整備・保全すべきなのは、あくまでも民間企業である電力会社です。ところが現在、彼らの体力は大きく低下しています。その原因は、福島原発事故処理もそうですが、原発再稼働できない事による発電コストの大幅上昇です。かといって、電力料金値上げは思うにまかせず、そのしわ寄せが送配電インフラに及び整備・保全不足を招き、今回、台風でその弱点が表面化したという事だと思います。
つまり今回の大停電は、単なる送配電網の問題ではありません。電力供給全体の問題としてとらえる必要があります(無論、目先の復旧が最優先ですが)。この問題を、そのように大きくとらえれば、現実を無視し不安をあおり、原発反対を唱えるオールドメディアや共産党にも責任がある事が分かります。ですから、彼らにも当事者として謝罪し対応策提案する必要があります。真に被災者を思う気持ちがあるのならですが。しかし彼らは、この事に気づいてないか、気づいても知らんぷりをしてる感じです。
無論、原発にはリスクがあり、最悪、福島第1のような事態にもなりえます。しかし、そのリスクから逃げず、リスクをリスクとして適切に管理し、その便益(低コストでCO2を発生させないエネルギー生産)を生かしていくのが、人間としての叡智だと思うのです。勿論、原発以外により良い方策が有れば、それを採用するにやぶさかではありません。ただ現状、太陽光や風力など再生可能エネルギーは、日本の自然条件では、原発代替が難しい事が分かってきています。
はぐれ鳥 さま
>今回の千葉県の停電について言えば、
>原発再稼働の問題が遠因の一つでしょう
そうかもしれません。
しかし、沖縄も、九州も、紀伊半島も、大型台風が来て当たり前の地域で、もちろん停電はしますが今回の千葉のように広範囲で長引くようなことはないように思います。
私は東京電力が間違いなく悪者だと決めつけている人間ですので、偏見があるとは思いますが、今回の千葉の停電と他の電力会社の違いはどう考えたらいいのでしょうか。
また、仮に原発がないために資金不足となり、送配電インフラの整備保全不足があるとするなら、それこそ電力会社は声を大にしてそのことを広く社会に周知させ、国全体として対策を練るべきだと思いますが、東京電力はそのような努力をしているのでしょうか。
素人の観点からしか見ていませんが、そんな疑問を感じました。
隠居爺 様
沖縄、九州など、台風常襲地域はそれなりに、被害の経験もあり、リスク管理されているのだと思います。想像ですが、東電管轄地域は、今まで台風被害は余りなかったため考えておらず、また地域的にも、東京圏(都内を一周する50万V送電系統の内側、千葉県だと白井市辺りまで)を重視しすぎているため、他地域には手が回っていなかった可能性があります。
で、東電はPR努力不足ではないか?とのご指摘ですが、その通りだと思います。これまでは、福島原発でのゴタゴタもあり、今までは、その事を言い出せなかったのではないかと想像します。今回このような事が有ったので、今後、東電からのそのような要求も出てくるのではないでしょうか。
かつて東電は、世界一の電力会社を鼻にかけ、傲慢な存在ではありましたが、それなりに、プライド・プロ意識と使命感を持っていた人たちも多かったと思います。処が今では、何か、素人集団になり下がった感じで、別に東電関係者でもファンでもないのですが、暗澹たる思いです。
会計士さんの話から、共産党とマスゴミ批判になるかと思ってましたが、東電と電柱がメインになっていますね。
問題の本質が、災害に弱い過去の町作りに有るのかと思います。
共産党も視察に行くなら、屋根のブルーシートの一枚でも、掛けて来れば、世の中の役に立つのでしょうが、災害を政治利用してだけですね。まあ、共産党は世の中が悪くなればなるほど、都合が良い団体ですよね。
昨日のニュースのインタビューで、ボランティアでブルーシート掛けを手伝っている方が、「マスコミの情報で非難するよりも、自分が現場で手伝う方が、自分の気持ちに良い」と言ってました。現場での助け合いも日本らしい、民度の高さを感じました。
インフラの話は、問題が大きすぎるので、今回はパスします。
ところで我が家ではスマートメーターってのに取り換えたんですが 災害時に不具合が可視化出来るんじゃなかったですか? 最初の全体像の把握段階で どこがどうなっているか目視で調査してるといってたので ???です。関係ないですか?
台風被害による大規模停電がニュースとなった後,千葉市に住む友人のことが気になって,東電のホームページで被害地域を調べたてみたら,台風の翌日夜の時点で周辺地域のほとんどで停電が続いているのに.彼の住まいのある一帯は電気が通っているようでした.とりあえずメールで,まあ良かったねと連絡しておいたのですが,その後電話でいろいろ状況を教わりました.送電用の鉄塔やら電柱やらが随所で倒壊したのだから,広い範囲に停電が起きるのは一時的にはやむを得ないかと思っていたのですが,どうも事情はもう少し複雑なようです.
友人の住む町内は陸自の駐屯地に隣接しているんだそうです.以前にも台風被害で千葉市周辺に広範囲の停電があったらしいんだが,そのときも彼の町内は停電の対象外だったとのこと.災害となれば,自衛隊の出動は不可欠だから,こうした措置が執られるのは当然でしょうが,周辺地域はおそらく通電可能であっても電気が止められてしまう.いわば計画停電の憂き目に遭うわけですね.電気は発電所,変電所から家庭,工場まで単系統でつながっているわけではない.いくつもの系統のバックアップがあってはじめて安定的な供給が可能になるのですから,そのどこかに綻びが出れば,通電できる地域はその時点で生きているラインのキャパシティからすると大幅に制限されてしまうことになるんでしょう.目一杯通電して電圧低下が起きてしまえば,胆振東部地震の際に北海道全域を襲ったような,ブラックアウトが首都圏の広い範囲で起きかねない.
北海道の事例の教訓のひとつは.大規模電源の集中立地は通常時には経済合理性があっても,直撃型災害に遭えば極めて危険ということだったと思います.千葉県内にもそこそこの数の発電所はあるはずで,発電施設自体に被害が出たという報道は眼にしないんですが,その電力供給量は需要に比べると過少ということなんでしょうね.災害に強い国土作りという観点からは,ライフライン維持のための拠点施設・設備はできる限り地域分散型にと言われていますが,電力について考えれば,原発は無論のこと,火力発電所にせよ,水力発電用のダム建設にせよ,現場となる地域住民にとっては大体は迷惑施設.現在の野党勢力,[進歩派]マスコミ,学者,言論人なんかは,住民反対運動が起きれば,まず間違いなくその後押しをしますね.だからダメとは言いませんが,普段から長期的視野に立っての国つくりなんて議論をやってるのか,その点は甚だ心許ない気がしますね.
伊江太 様
確かめたわけではありませんが、地理上、千葉県、特に房総半島は「袋小路」になっていますから、電力流通網上もそのようになっている可能性があります(もっとも、今回倒壊した2基の高圧送電鉄塔に関しては、別ルートが確保できているようですが)。そのため送電系統的にバックアップを受けにくいのかも知れません。千葉県の東京湾岸沿いには、大規模火力発電所が何か所もあるのに、皮肉なものです。
いずれ、確かに、高圧送電線の鉄塔を建てるための用地買収は大変らしいです。送電線の近傍は、健康に良くないという、科学的には証明されていない説が世間には流布しているらしいので。また発電所も同様で、すぐに反対運動がおこります。で、今のメディアは、このような場合、大抵その反対運動の尻馬に乗り、建設反対を主張しますが、今回の被害をみて、少しは反省したでしょうかね?
多分、してないでしょうね。
千葉で対応の悪さが叩かれていますが、真夏日が連日続くような時期であり騒がれていると思います
ニュースを検索すると昨年関西で以下が発生しています。
関西電力の停電は延べ225万戸、完全復旧に2週間超 「風台風」へのもろさ露呈
2018.10.4 08:17
https://www.sankei.com/west/news/181004/wst1810040007-n1.html
https://mainichi.jp/articles/20180911/k00/00m/040/105000c
>志位和夫委員長は千葉県庁に乗り込み、被害の状況などを担当者から聞き取り、さらに国会内で経産省や東京電力に対し、「停電の一刻も早い復旧に向けて、体制を抜本的に強化せよ」と要求した
驚きましたね。こう言うのを後だしジャンケンというのでしょう。ご自身は台風来襲中は何をやっておられたのでしょう。共産党が防災のために何かしたとか、対策案を提言したとはあまり聞きません。事後にノコノコ出掛けていって上から目線で要求だけするより、抜本的対策のためには何をすればよいのか教えて欲しいです。
千葉県の県営水道は相当脆弱ですね。
3.11の頃は液状化で壊滅した地域では断水が2週間から3週間続きました。
台風15号も恐らく地域によっては3週間コースでしょう。
資金力の問題もありますが、東京都の都営水道とは全く比較になりません。
安いからと言って住居を千葉県内に構えるのは考えものです。
千葉県そのものも半分くらい財政破綻自治体ですが、外房や南房総の市町村は人口減少と人口流出が続き、主要な産業も無く財政回復の見込みの無い破綻自治体と言って良い状況なので、倒木除去工事すら業者に依頼できていないように見えます。(道路の倒木除去は東電の仕事ではない気がしております)
千葉県の場合、悪い所が多過ぎて手の打ちようが無い気がしております。
自己レス追記です。
今のマスコミ報道のあり方については私も色々疑問はあるものの、現地からはもっと報道してほしいというツイートもよく見かけました。
被災してる住民からすると、マスコミ報道されて広く知られていることは割と重要です。職場では説明の手間が省けますし要らぬ疑いを持たれる事が減ります。外部からの支援の動きを呼び込む事も期待できます。
災害報道はネット空間の議題としてはあまり人気が無さそうなジャンルなので(テレビでも連日やると人気が無くなりますが)色々難しいですね。
台風一過 まだ一週間しか経っていないのに何騒いでんの?
コメント失礼します。
平時ではなく非常事態なのだから、素人や役立たずは千葉に行かないで欲しいです。水や食料が手に入らないみたいだから、吉野家以外もどんどん出張販売やらないかな。タダで配れという人は自分で配るか企業に献金しているのかな?私は貧乏なので来月辺りに義捐金振り込んでみようかと思います。早く復旧します様に。
千葉県茂原市出身の者です。この3連休で地元に戻って被災状況を確認してきました。
茂原市は比較的停電の影響は少ないですが、真名や大沢といった山間部は停電復旧が遅れています。
その原因はやはり山林の倒木が電線を切ったからだと思われ、一昨日時点ではまだ復旧が手つかずでした。
ところで皆様共産党の対応を批判されていますが、一応情報を入れると
https://twitter.com/japaneseredsnap
茂原市議でtwitterやっている方がこの方だけで、当初はたいした発信をしてなかったところ、どなたかが突っついたことでいろいろ情報発信をしてくださるようになりました。
他の自治体も似たりよったりで、被害の大きかった八街市、南房総市、館山市など、地元の状況を発信する議員はほとんどいませんでした。
つまり、所属政党如何にかかわらず、地元議員の情報発信が圧倒的に足りない印象です。
山林の倒木の撤去は、東電や地主、道路を管理する県や市町村と権利関係が錯綜するだけでなく、撤去は専門性が必要で素人や市井の土木業者だけでは困難だそうです。
また荒廃した山林の対策として、平成30年に森林経営管理法が施行、これに伴い茂原市でも森林環境整備基金条例が施行されましたが、このときは共産党市議から財源の観点での質問はあったものの、防災観点では誰からもツッコミがなく、実効性を急がせる動きもありませんでした。
この観点からも検証が必要だと思います。
それと、千葉のなかでも、匝瑳地域や内房、安房とくらべ、御宿や茂原の停電被害が比較的少ないのですが、茂原は天然ガスの地産地消とにいはる工業団地への供給のため、今年から茂原火力発電所が稼働しています。ただ、東電に一部売電していたものの配電ルートはよくわかっておらず、今回の停電復旧にどれだけ貢献したかはまだわかりません。
これ以外にも千葉は最近太陽光発電のパネルなども多く設置され、電気はそれなりに生み出しているにもかかわらず、停電の復旧は遅れています。これもそのうち明らかにしてほしいです。
電線を地中に埋めるだけの話、とか、完全防水被覆の電線なら断線したり被覆が破れたりしない限り、水没しても大丈夫とか、電力がどこを流れているのかを完全に無視した非科学的な議論はいけません。
電力がどこを流れるかというと、前にも述べました様に、S=E×H です。
更に式を変形すると、S=E×B÷μ です。
電力が流れる所に透磁率の高いものがあると、送電ロスが大きい。
(近年、準義務教育では、ベクトルの外積とか教えないのか?)
自然エネルギー発電事業者の中にも非科学的思考の経営者が居て、あちこちで事故を起こしている。
>近年、準義務教育では、ベクトルの外積とか教えないのか?
線形代数なら、多くの学部の教養課程くらいには入っていそうなものですが実学としては、数学科や工学部に行かないと習わないでしょうね。
初めての場の物理学として、電磁気学を勉強したときは感動しました。それなのに理系の大学院まで行ったのに学校で習ったことは一度もありませんでしたorz。
今でも場の物理学を駆使したテクノロジーの恩恵をたっぷり受けていますが、中身は多くの人間にはブラックボックスです。
そうですか。ベクトルの内積・外積位、準義務教育(高校)で習うものだと思ってました。
「ゆとり教育 × トコロテン教育 = 一億白雉化」、というか、「子供の理科離れ以上に、親が理科離れしている。」なんですね。
普段はブラックボックスでも構わないのだけれど、治水の議論をする時は、川の水がどう流れるか位知る必要があるんじゃないかと思う。送電の議論をする時に、電力がどう流れるかすら知らずに議論して意味あるの?
P.S.
軍隊では既に装備が高度化した為に、徴兵制では装備の無駄遣いになってしまう、というか、そこそこのレベルに達していない新兵は使いものにならないから、先進国で徴兵制はほぼ不可能になった。
やがてシンギュラリティを迎え、産業でも、そこそこのレベルに達していない労働者は、働かない方がGDPに貢献する世の中、則ち、ベーシックインカム時代になるだろうが、日本国民のレベルが下がり過ぎると、ベーシックインカムの実現は難しくなり、世界の競争から脱落するカモしれませんなぁ。
千葉県と東電の手際の悪さが目立っている今回の台風災害ですが。復旧遅れの理由の一つに山林荒廃が挙げられています。
電力の供給網の復元は当然、東電(を主体とする電力供給者)の仕事ですが、自治体及び国交省の仕事である復旧場所までの交通網の確保が不十分なのも大きな要因かと。
一方で、以下の記事を見ると、価格や後継者の問題で国内の林業が壊滅状態なのが被害拡大の一因とあります。今回の件を機会に国土保全としての林業をどうするかの検討も必要かと
千葉大停電の遠因か。倒木処理の難しさと山武杉の悲劇を振り返る
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20190917-00142951/
>倒木が道をふさぎ、事故現場に到達しにくいという問題と、倒木そのものがが架線を切断、もしくは引っかかったままになっている問題が重なっている。倒木処理が停電解消には欠かせないことがわかる。
>これは、千葉県特有の事情がありそうだ。なぜなら千葉の山には、スギ非赤枯性溝腐れ病にかかっているスギが非常に多いからである。この病気は1960年に発見されたのだが、これにかかったスギは幹に溝が入るように病菌が入り、中まで腐る。そのため幹が中折れしてしまうのだ。これがより倒木処理を難しくしている。
>今回の災害は、風があまりに強かった台風が引き起こしたものだ。しかし地域に合わせた林業技術を捨て、多様性を失わせた末に放置を招いた林業政策も、処理の難しい倒木を大量に発生させた一因かもしれない。
ともあれ倒木処理は、二次被害を出さないよう慎重に行ってほしい。そして、今後の林業行政も一考していただきたい。林業は防災にも深く関わっているのだから。
自己レスです
他の電力管内でも対策が打たれ始めていますが、費用や権利の問題で厳しいようです
大規模停電防止、樹木計画伐採へ 台風教訓、中部電力と自治体
(2019/7/2 07:24)
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/bosai/652580.html
>山間地を対象に、自治体と連携して進める。ただ、費用負担の調整や土地所有者の同意取り付けなどが足かせとなるケースが想定され、実施が全域に浸透するかは見通せない。
計画伐採は停電の予防策として「実質的に唯一の手段」(中電担当者)とされる。
>広い山間地を持つ県中西部の市町に取材したところ、私有地の場合、個人の財産を伐採する行為に踏み込む難しさを挙げる反応が目立った。「そもそも山林が広大で誰が地権者が分からない」と特有の事情を話す市町も。別の自治体は「やるとなれば相当な額になり、何らかの補助がないとできない」と打ち明ける。