ここ数日、連続して日韓GSOMIA破棄に関する話題を取り上げ続けていますが、昨日は韓国メディアにいくつか重要な話題が掲載されています。その1つが、「米国のトランプ政権の高官が韓国大統領府の発言を『ウソ』だと述べた」、とする朝鮮日報の報道です。これは、日本を「弾除け」にして韓国と直接向かい合うことから避けてきた米国が、日韓GSOMIA破棄を契機に、直接、韓国と向き合わねばならなくなったという証拠でもあります。日本は今後、むしろ米韓に対し「両国は仲良くしなければならない」、「米国はよく韓国と話し合うべきだ」、などと言い放っても良いかもしれませんね(笑)
目次
約束が軽視される国
ここ数日、当ウェブサイトでは日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)破棄に関連する話題を提供し続けています。これについて本日もいくつか補足しておきたい論点が出ているのですが、これらについて触れるまでに、1つ、重要な話題に触れておきたいと思います。
昨日は当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』に、こんな記事を掲載しました。
【読者投稿】在韓日本人が見る「法を軽視する韓国人」(2019/08/24 14:00付 当ウェブサイトより)
これは、「韓国在住日本人」のハンドルネームで当ウェブサイトにときどき貴重なコメントを寄せてくださるコメント主様からいただいた投稿の第八弾なのですが、本当に有益な論考です。なぜなら、さまざまな意味で、私たちが隣国について深く理解するための重要な手掛かりが含まれているからです。
韓国在住日本人様の文章は、一見すると淡々としていますが、それと同時に「日々、良い意味でも悪い意味でも、韓国社会を実体験している人物」ならではの重みがあります。そのなかで、本当に感銘を受けたくだりが、次のものです。
「法とは社会に対する約束であり、それを破ることを何とも思わないのですから、韓国人が人間同士の約束を守る事を軽視するのは当然です。」
私自身、この一文を読んだ瞬間、「あぁ、ウェブ評論活動をやっていて良かった!」と思いました。それには、2つの意味があります。それは、「①隣国がどんな国なのかという本質を知ることができる」、という意味と、「②隣国を通じて私たちの日本社会を深く知ることができる」、という意味です。
まさに、この2つ目の「隣国を通じて私たちの日本社会を深く知る」という点にこそ、韓国を学ぶことの本当の意味があるのではないでしょうか。
そして、これは「良い」「悪い」という議論ではありません。単に、「私たちの日本社会と彼らの韓国社会では価値観が違う」というだけのことです。このことは、これから当ウェブサイトでも韓国について議論するうえで、常に意識しなければならないと思う次第です。
さっそく洗礼浴びる米国
米国も認めた?「ウソツキ韓国」
ただ、あくまでも私の印象ですが、先進国では一般に「ウソをつかないこと」が重視されています。
法律や約束がちゃんと守られない社会だと、「まじめに法律を守った方が損をし、法律を破った方が得をする」、ということが罷り通りますし、社会の構成員の間にも相互不信が芽生えますし、そのことによって最終的には社会全体の生産性が大きく損なわれます。
私自身も若いころは随分と全世界を旅したものですが、先進国が先進国である理由、発展途上国がいつまで経っても発展途上国のままである理由には、やはり、「法律を守る」、「法律を守らない」という点との関係が大きいように思えてなりません。
世界最大の経済大国である米国では、法律が決まるまでにさまざまな激論が交わされることが多いようですが、いったん法律が決まればその法律は実によく守られますし、国際的な条約、約束についても同じくきっちりと守ってもらえます。
私自身の非常に勝手な感覚で恐縮ですが、日本と米国は「法律や約束を守る」「ウソ、インチキを嫌う」という意味では、世界的に見ても「似た者どうし」ではないかと思うのです。
そして、そんな米国は、さっそく「日韓GSOMIA破棄」の洗礼を受けているようです。
米「文在寅政権、GSOMIAうそ」(2019/08/24 08:20付 朝鮮日報日本語版より)
韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)の昨日の記事によれば、米国のトランプ政権の高官が朝鮮日報の趙義俊(ちょう・ぎしゅん)ワシントン特派員に対し、韓国大統領府の説明に「ウソ(lie)」があると述べたのだそうです。
「トランプ政権の高官はまた、青瓦台がGSOMIA破棄について『米国が理解を示した』と説明したことに関して、本紙に『うそ(lie)』だとして、『明確に言って事実ではない。ここ(駐米韓国大使館)とソウルの(韓国)外交部に抗議した』と語った。」
なるほど、いわば「米国政府高官が韓国をウソツキと認めた」、ということでしょうか。
公式の発言は穏当だが…
この点、趙義俊特派員はこの “lie” という表現について、こう述べます。
「記者の質問に答えたものだが、『うそ』という表現を使ったのも極めてまれなことだ。」
じつは、この米国政府高官が韓国を「ウソツキ」呼ばわりするのは「極めてまれ」である、というのは、非常に重要な指摘です。なぜなら、米国が韓国と今まで直接に向かい合わず、日本を通じて間接的に韓国と向き合ってきた証拠だからです。
私たち日本人にとっては、韓国がウソツキであり、また、すぐに約束を破る国であるということは、何度も何度も経験してきたことでもあります。
たとえば、2015年12月に日本政府が韓国政府との間で成立させた「日韓慰安婦合意」については、まだ合意から4年が経過していないにも関わらず、韓国政府が一方的に「慰安婦財団」を解散させたことで、事実上、反故にされてしまいました(『今これをやるか!? 慰安婦財団解散の衝撃』参照)。
この日韓慰安婦合意とは、日韓GSOMIAを成立させるための前提のような合意でもあり、また、当時のジョー・バイデン副大統領が日韓両国を「仲介してやった」などと自慢げに話していたにも関わらず、韓国政府がこの合意を反故にしたときに、米国政府は表立って韓国を批判したわけではありません。
正直、今回の日韓GSOMIA破棄についても、日韓慰安婦合意が反故にされたときに何も韓国を批判しなかった米国側にこそ、責任を痛感してもらいたいものですし、もう日本は本件について口を出すべきでもありません。
いずれにせよ、「朝鮮日報の報道が正しければ」、という前提が付きますが、「韓国大統領府の説明はウソだ」とする米国政府高官の発言が事実であれば、これ自体、「ウソツキ詐欺国家」である韓国に対し、米国がちゃんと向き合ってこなかった証拠であり、ハッキリ申し上げて米国の自業自得でしょう。
韓国大統領府の見え透いた言い訳
さて、「ウソツキ」の側である韓国についても、関連する報道を確認しておきましょう。
「米が理解した」と言っていた青瓦台、翌日「米と疎通した」と言い直す(2019/08/24 08:59付 朝鮮日報日本語版より)
朝鮮日報によると、韓国大統領府は22日の時点で、
「日韓GSOMIA決定に際し、米国に理解を求め、米国は理解した」
と述べたのだそうですが、この説明が23日の時点で、
「日韓GSOMIA終了決定前に米国と協議し、コミュニケーションを取った」
に変わったのだとか。
おそらくその理由は、米国政府消息筋が「韓国政府は一度も米国の理解を得たことはない」と発言したことで、軌道修正を図った、というものでしょう。
朝鮮日報は金鉉宗(きん・げんしゅう)「国家安保室第二次超」(「次長」の誤植だと思います)が23日のブリーフィングで、次のように話したと説明しています。
- 「米国は韓国にGSOMIA延長を希望した」
- 「米国が表明した失望感は米国側の希望が実現しないかったことに伴うもの」
- 「外交的努力にもかかわらず日本から反応がなければGSOMIAの終了は避けられない、という点を(米国に)持続的に説明した」
- 「私がホワイトハウスに行って相手方と会ったときも、このポイントを強調した」
まったくもって支離滅裂と言わざるを得ない発言ですが、要するに、ウソがバレて慌てて火消しに走った、ということでしょう。
(※余談ですが、この金鉉宗氏の意味不明な発言については、当ウェブサイトでは金曜日の時点で『ナイスジョーク!(今日は疲れましたので…)』で紹介していますので、乾いた笑いを希望される方は、ぜひ、ご参照ください。)
もはや米韓問題へ
日本はもう手を引くべき
ちなみに、韓国国内ではいまだに日韓GSOMIA破棄の原因が「日本側にある」と信じられているようです。先ほどの朝鮮日報の記事によると、与党「ともに民主党」の李海植(り・かいしょく)スポークスマンは23日、
「米国政府が遠回しに遺憾を表明しているその実際の内容は、これまでの日本の傲慢な態度を併せての表現」
と主張したそうですが、この説明にもかなりの無理があるというものでしょう。また、米国側の「失望した」とする発言に対し、与党内の「日本経済侵略対策特別委員会」の委員長の崔宰誠(さい・さいせい)議員も取材陣に対し、
「韓日両国に共通的に語り掛ける基調を下敷きにしているもの(であり)GSOMIA終了は実際的には日本がさせたこと。(韓国政府は)日本の実質的な破棄を受け入れたのと変わらない」
などと述べたのだそうですが、これも韓国側が必死に日本に責任転嫁している証拠といえます。
なお、別の韓国メディア『中央日報』(日本語版)にも、日韓GSOMIA破棄についての「理由分析」が掲載されているのですが、このうちの「GSOMIAが終了した4つの理由」については、正直、大して参考になるものではありません。
青瓦台がGSOMIA終了を決めた4つの理由(2019年08月24日10時05分付 中央日報日本語版より)
ただ、次の下りに関しては、少しだけ興味をそそられます。
「一部ではGSOMIAを延長すればGSOMIAをカードとして使えなくなるため、米国が反対してもカードで使って問題を解決していくことも方法になるという見解があったという。一種の『自主的』決定ということだ。与党のある重鎮議員は「外交部に対し『米国によく説明する必要がある。米国との情報共有を変わりなく継続し、日本と問題が解決すればGSOMIAも回復するということをよく説明すべき』と要求した」と伝えた。」
要するに、韓国が今回の日韓GSOMIA破棄を巡って、必死に日本を関わらせようとしていることは間違いのです。
ただ、私たちとしては、もはや極力、韓国を相手にすべきではありません。
もはや日韓GSOMIAは私たち日本の手を離れてしまったわけですから、日本としては「日韓GSOMIAを破棄されたら日米韓3ヵ国連携に支障が生じる」「韓国政府の決定に抗議する」、などとだけ言いながら、あとは放置するのが良いでしょう。
繰り返しになりますが、今後の処断についてはもう米国に全面的にお任せするのが正解ではないでしょうか。
【参考】今こそ読みたい、名著「米韓同盟消滅」
自称元徴用工問題、どうなった!?
もっといえば、日韓GSOMIA破棄は「韓国が絶対に踏んではならない地雷」であり、明らかに韓国のオウンゴールです。ということは、日韓間の諸懸案を巡り、今後は米国に気を遣う必要がなくなる、ということでもあります。
そのなかで、やはり最も重要な問題は、自称元徴用工問題、つまり韓国国内で「戦時徴用工だった」と自称する者たち(自称元徴用工ら)が日本企業を相手取って韓国の裁判所に続々と訴訟を起こしている問題です。
とくに、昨年10月30日には韓国大法院(※最高裁に相当)は日韓請求権協定(1965年)に反し、新日鐵住金(現・日本製鉄)に対し、原告(自称徴用工やその遺族)への損害賠償を命じるという、いわゆる「自称元徴用工判決」を下しました(自称元徴用工判決)。
そして、この自称元徴用工判決に対し、日本製鉄が自称元徴用工への損害賠償に応じないため(※当たり前です!)、自称元徴用工側である原告側の代理人が日本製鉄の在韓資産を差し押さえています(『時間もカネもかかる 非上場株式の競売が困難である理由』参照)。
また、日本政府は韓国政府に対し、1月9日に日韓請求権協定第3条第1項に基づく外交的協議を申し入れたものの、これを放置され、さらに5月25日に同第2項に基づく仲裁手続を付託したものの、結局、7月19日をもって韓国の国際法違反状態が確定してしまいました。
これについては韓国側が「1+1基金案」というものを持ち出したことについて、河野太郎外相が駐日韓国大使の前で「キレ」る、という姿を見せたことも印象的でした(『「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』参照)。
ただ、日本政府側は、どうもこの問題について、「もし日本企業に不当な不利益が生じたら対抗措置を講じる」と公言しているのですが、現時点までに日本政府は対抗措置を講じていません。裏を返せば、「現時点で日本企業に不当な不利益は生じていない」と日本政府が認識している、ということです。
今後は産業制裁も!
こうしたなか、朝鮮日報にはこんな記事も掲載されていました。
韓国産業界「日本の報復どう襲ってくるか見当も付かない」(2019/08/24 09:40付 朝鮮日報日本語版より)
これは、韓国の産業関係者の間で、日本が「追加輸出規制措置を打ち出すかもしれない」という懸念が高まっている、というものです。
日本は先日、輸出管理の強化に基づいてフォトレジストの個別輸出承認を下したばかりですが、その一方で、どうやら半導体用の高純度フッ化水素酸については、まだ個別承認が下されていないようなのです。
とくに、朝鮮日報によれば、現在、韓国の産業界では、日本が韓国をいわゆる「ホワイト国」リストから除外する政令を発効させる28日に、韓国に対する何らかの追加規制を打ち出すのではないかとの懸念が広がっているのだとか。
こうした朝鮮日報の記事を「杞憂だ」と笑い飛ばすのは簡単ですが、ただ、日韓GSOMIA破棄を契機に、「日韓葛藤」が「米韓葛藤」に飛び火したことを受け、日本政府としても心理的には選択肢が広がったことは事実でしょう。
その意味で、来週以降も日韓関係を巡っては目が離せない展開が続きそうです。
日本は嫌味の1つでも
さて、バラク・H・オバマ前大統領、ドナルド・J・トランプ大統領らを筆頭に、これまで日韓間でなにかトラブルが生じるたびに、米国政府は「日韓は仲良くしなければならない」、「日韓はよく話し合わなければならない」、などと、極めて無責任で無礼な発言を繰り返してきました。
今後は逆に、日本も米国に対し、「日米韓3ヵ国連携は重要だ」、「日韓GSOMIA破棄を打ち出した問題で、米韓はよく話し合わなければならない」、くらいの嫌味を言っても良いくらいでしょう…というのは冗談ですが(笑)。
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更新、誠にありがとうございます。
さて、韓国は米国にも日本に対しする方法を用いた訳ですが、米国はさぞかし驚いただろうと推測します。
言っていない事を言ったと言われ、尋ねてもいない事を尋ねたと言われる立場を米国高官はどうお思いになったでしょうか?(笑)
しかし、さすが米国高官です。
即座に“ウソだ”と反論しました。
この辺が日本と違うところだなぁと思います。
コレで、米国を怒らせたのは間違いなく彼等を怒らせると相手国は貧乏になります。
資本主義社会では当り前の事なのですが、文在寅には理解出来ない様です。
売り浴びせられ相手国が倒れた後、買い叩くのです。
来週は、一度目の元寇 文永の役が来るでしょうか?
それとも、一足飛びに浅原事件まで行くのでしょうか?
月曜からが楽しみです。
このことで本当に米国が面食らってるならCIAは何してんだってはなしですよね。
おそらく日本と同じ手を使ってきたって事に面食らってるんでしょうね。
日本は反日勢力やら在日が存在するので彼らにとってはやりやすいでしょう。まさかそれを米にまでスライドしてやらかすとは思わなかったのでしょうね。
これからの展開ははやいと思いますよ。
新宿会計士さま、おはようございます。早速の更新有難うございます。
韓国民がムンジェインという極左活動家を大統領に選び、そのムンジェイン政権によって日韓GSOMIAが破棄されたということは、アメリカを中心とする極東における共産主義が太平洋へ進出するのを防いで来た防波堤(私の考えでは防波堤を構成しているのは、日本、台湾、フィリピン、そしてその日本の最大の弱点(円弧の形をした日本列島のどこもほぼ等距離で攻撃できる位置に存在するが故に日本防衛の為の最重要拠点としての韓国)の一角が崩壊したことを意味している、少なくとも私はそのように判断しています。
そしてこの対共防波堤の朝鮮半島での決壊は、言い換えれば、金日成の戦略の勝利、つまり彼の「冠の2本の紐理論」の正しさが実証されたことを意味しています。金日成の「冠の2本の紐理論」は本ブログの読者の方々ならば御存知だとは思いますが念の為に説明しておきますと、「韓国は日本とアメリカという2本の紐によって自由主義・資本主義世界に結び付けられている冠であるから、この2本の紐を断ち切ってしまえば北朝鮮は韓国を手に入れられる」という考え方です。
今回、対共防波堤が崩れ金日成の目論見通りになってしまった原因は、私の考えでは、韓・米・日の3国の各々にあります。
第一に、韓国が作った崩壊原因は二つあります。一つ目は特に韓国で自由主義・資本主義を是としている筈の保守派が自分達が依って立つ基盤である米日(彼らにとっての重要性の順番だと国防の点から日米でなく米日でしょう)の一角である日本と最終的に致命的な対立に向かう原因になるのは明らかな反日(反日がエスカレートすれば日本がいつまでも我慢できる筈はないのですから最終的には破局に向かうのは最初から明らか)を止めようとせず、それどころか保守派までもが反日を加速し続け、日本と対立する新たな争点を生み出して来たことです。
もう一つの崩壊原因は、少なくとも民主化以降の保守派政権は今のムンジェインがやっているような徹底した根切りを親北派に対して行わなかった、特に全教組や民主労組を徹底的に弾圧し解体するための最善の努力を怠ったことです。これによって社会の根底を親北派に握られ、また教育現場を通して親北思想が韓国内で拡大再生産される構造を作ることを許してしまいました。
第二に、アメリカが作った崩壊原因とは、日韓が対立すると常に韓国の要求を優先して日本に譲歩させ続けて来たことです。これによって韓国民(というか韓国政府関係者)が「韓国は日本より上だ」という意識を持つことを助長して韓国民の精神的基盤にある朱子学(儒教過激派あるいは儒教原理主義とでも呼ぶべき代物)的価値観とリンクして、韓国民に自分達が日本よりも上位にあり従って日本に対してどの様な無理難題を押し付けることも正義であるという誤った考えを定着させ、反日の原動力としたことです。
このアメリカの致命的な判断ミスの原因は遡れば敗戦後の日本が二度とアメリカに逆らえないようにする為に、日本に韓国という重荷を背負わせれば良いという米国務省やCIAの判断にあります。しかし、少なくとも朝鮮戦争以降は、日本が共産主義の太平洋への進出を防ぐ最重要な防波堤だということ、そして韓国の価値は日本防衛という目的を果たす手段・拠点としての価値だということ、の2点をアメリカは明確に認識していたのですから、その時点で最も重要な日本を2の次である韓国よりも優先して扱うように取り扱いの優先順位を変更し、日韓対立では日本を優先して韓国に我慢させる戦略を基本とすべきだったのです。しかし、このアメリカにとっての重要度の順番に従った優先順位の変更をせず、日韓対立では常に日本に我慢を強いたが為に、韓国を増長させ勘違いさせて最終的に今回の破局を迎えさせた訳です。
そもそもアメリカは韓国の建国時点から致命的な間違いを犯しました。つまり反日強硬派だった李承晩を初代大統領に据えたことです。そして朝鮮半島でソウル陥落の際に彼が韓国民を見捨てて自分だけが逃げた後も、アメリカの力を以って強制的に李承晩を大統領から引きずり降ろそうとしなかったことです。
第三に、日本が作った崩壊原因は、特に中曽根元首相ら戦中派に典型的に見られる韓国への同情から韓国を必要以上に甘やかして来たことです。例えば、韓国にとっては分不相応なほどの経済援助を日本に求めて来た際に、その時の韓国政府や韓国政治家の韓国内での立場に配慮して、彼らが日本に対して見掛け上は高圧的で彼らの方が日本よりも上位にあるかの如き言動をすることを許したことです。これによって、韓国民の「韓国は日本より上だ」という意識を植え付け繰り返し強化し、韓国における自分達への反感・反抗を抑止しようとせず放置したどころか加速し助長したことです。これは本当に愚かなことでした。
当時の日本政府が圧倒的な力の差を見せて「韓国民の前で日本に土下座して乞わない限り経済援助は一切しない」とガツンとやるのを繰り返していれば、韓国民はどちらが甲でどちらが乙かを正しく理解して、少なくとも政治家レベルでは表立っての反日はやれなくなったし、それは韓国民の対日認識に関して良い影響を与えたのは間違いない。
という訳で、3ヶ国の各々が今回の原因を作り、従って、今回の反共防波堤の決壊の責任を負うのも3ヶ国なのですが、私の考えではその中でも最大の原因を負うべきなのはアメリカです。
アメリカの国務省やCIAが朝鮮半島分析を真剣に行っていたならば、金日成の「冠の2本の紐理論」を良く知っていた筈です。それを知っていれば、韓国が反日に進むのを放置していたら最終的にどういう事態になるか(日韓の致命的な対立という事態に至ること)は容易に予測できた筈なのです。しかも反日は最終的に反米に至ることも。
ということで、今回の韓国政府による日韓GSOMIA破棄は、長年に亘る韓国内での親北派育成という積み重ねを経て金日成の戦略が実を結び、アメリカを中核とする西太平洋における反共防波堤を決壊させることに成功した、私はそのように理解しています。
ですので、今頃になってアメリカ政府の関係者が「韓国は嘘吐きだ」などと怒るのは、60年遅いとしか言いようがありません。少なくともダレス書簡を無視して、李承晩ラインを撤回しようとしなかった時に、アメリカは李承晩の顔面をしたたかに殴り付けて即座に撤回させ、アメリカ陣営の一員として韓国が末永く正しく行動できるように韓国にアメリカ陣営での序列を正しく教え込み厳しく躾けておくべきだったのですよ、最低でもね。
お早うございます。お説を全面的に納得です。朝鮮戦争が停戦状態でこれほど放置されていたのは当事者達(南北朝鮮、米国、中国)が無関心過ぎた。特に米国が絡むと戦後処理がグダグダになっている。両世界対戦後の敗戦国や賠償扱いは傲慢だった。
おはようございます。迷王星の御意見、その通りだと思いました。韓国が反日教育を続ける以上、このような結果になることは必然だったのですね。韓国世論を操作するために反日を都合良く利用することを容認してきたアメリカの責任が一番大きいと思います。
> アメリカの国務省やCIAが朝鮮半島分析を真剣に行っていたならば
朝鮮人が、絶対に日本を正確に分析できないように、アメリカ人も極東情勢を正確に分析できません。
朝鮮人の場合は、日本より朝鮮の方が上位という序列観のために、日本の何を見ても劣等だと評価するからです。歪んだ認知によって歪んだ分析結果だけが出てきます。
同様に、米国にも自分たちが西洋文明の頂点に立つという奢りがあり、アジアの虫けらどもに対する興味関心は自ずと低くなります。戦前の米国における人種差別の凄まじさはつとに知られるところですが、戦後に突然差別がなくなるはずもなく、いまだに「差別のない社会」に向けて努力中です。
また、米国の歴史は、先住民族への圧迫、本当は奴隷解放戦争などではなかった南北戦争、強引なハワイ併合、など薄ら汚れているのですが、それをプロパガンダでピカピカに飾り立てて「自由の国アメリカ!」などと自称しています。彼らも朝鮮人同様、自国の本当の歴史に向き合う勇気を持っていません。
大抵のアメリカ人は、「我々が日本に民主主義を植えてつけてやった」と思い込んでいます。原爆に対する認識もご存じの通りです。無知と傲慢が認知を歪め、歪んだ分析結果が出てきます。
米国の無知と傲慢を日本が正すのは容易ではありません。彼我の国力差がありすぎて、我々は米国に上から物を言うことができません。下から丁寧に言い続けるか、巧妙に彼ら自身が問題に気付くように立ち回るか、です。日本が下から丁寧にいうのは、安倍総理が初めてではないでしょうか? それすら当初は「歴史修正主義者だ」と罵られました。
GSOMIAは、スレ主様が仰るように、米国が問題に自ら向き合い、誤りに気付くきっかけになるかも知れません。期待度は低いと思いますが。
当方も阿野煮鱒様のご意見は正しいと思います。
ゆえに韓国への干与を放棄してアメリカに任せるのは非常に危険と思います。
非常に嫌と思いますが、日本は韓国の問題には最後まで責任を持った関与が必要と思います。
以上です。駄文失礼しました。
貴信、卓見、ありがとうございます。本当にその通りですね。
迷王星様へ
自分がたびたび言及していた『冠帽のひも戦術』ですね…
金日成が先鞭を付けたこの離間戦略は、猜疑心の深い朝鮮人に対しては絶大な威力を及ぼします。
で、この離間戦略のために、韓国を完全に北朝鮮側に依らせることに成功しました。金日成の一定の勝利は、少なくとも金大中が韓国大統領に就任した時に認めておかなければならなかったでしょう…
日米は表面上はこのことに気がつかず、言及もせず、評価もできませんでした。もう、完全に後の祭りでしょう。
≫アメリカの国務省やCIAが朝鮮半島分析を真剣に行っていたならば、金日成の「冠の2本の紐理論」を良く知っていた筈です。
自分は、米国務省やCIA、CSIS(戦略国際問題研究所)のようなシンクタンクは、そのことは熟知していると思いますね…(いわゆるディープステート、あくまでも陰謀論の範疇ですが)
何しろ、『米韓首脳会談ではノムたん(盧武鉉)に酋長棒を贈って欲しい』という、日本のネットのリクエストを叶えたぐらいですから…
熟知した上で、完全に知らないフリを振る舞い続けているのでしょう。レーダー照射事件なんて、韓国軍が完全に日米の敵であることを明らかにした事件なのに、それでも積極的な言及無し。
韓国軍の本当の有り様に最初から気がついていなければ、積極的に言及し大騒ぎするのが普通の反応というものです。なのに、日韓を除く世界のメディアは完全無視の姿勢…
よくよく熟知した上で戦略を描いた者でないと、大騒ぎせず完全無視を決め込む姿勢を貫けないものでしょう…
まあ、本当の暗黒面はこちらの方にあるでしょう。韓国面なんて可愛いものです。
自分は、日米の軍隊を朝鮮半島の泥沼に引き込む工作として、韓国をわざわざ左派(従北派)に預けるためのメディア工作をしていたとまで仮説を立てていたぐらいでしたから…
名無Uさん、駄文へのコメント有難うございます。ところで、
>韓国軍の本当の有り様に最初から気がついていなければ、積極的に言及し大騒ぎするのが普通の反応というものです。なのに、日韓を除く世界のメディアは完全無視の姿勢…
>よくよく熟知した上で戦略を描いた者でないと、大騒ぎせず完全無視を決め込む姿勢を貫けないものでしょう…
>まあ、本当の暗黒面はこちらの方にあるでしょう。
これは無視している世界のメディアを買い被りすぎだと思います。
少なくとも欧米つまり白人メディアにとっては例えば韓国軍艦による射撃管制レーダー照射の騒ぎなど、黄色い猿同士がキーキー騒いでいるに過ぎないからつまらん(取り上げるに値しない)という認識だと思いますよ。白人系国家以外は日本を除き開発途上国ですからそれら他の開発途上の国々のメディアにとってはそれどころでない(貧困やら汚職やら自分の国に絡む国境紛争や内戦(対ゲリラ戦)だけで手一杯)といったところでしょう、レーダー照らした照らさないの騒ぎなんて、所詮は未だ銃弾の飛び交う戦争にはなってませんしね。
ま、いろいろな後付論はあるんだとは思いますが、人間の能力なんてたかが知れていて、それほど先を見越して思ったとおりに世界を誘導できる人や国なんてありません。
どの国が、韓国が戦後70年超えても、未だに嘘で固められた歴史観を保持すると考えたでしょうか。これだけ反日を続ける国だと分かっていれば朝鮮戦争後やその後然るべき対応もできたかもしれませんが、それは難しい注文です。残念ながら韓国の言う捏造歴史をそのまま信じて日本が残虐な植民地支配を行ってきたと信じている西欧人は多くいます(恐らく多くの日本人もそう思っていると思います)。
しかし、韓国の中で面白いことに、文政権への反応なのか、「反日種族主義」という韓国の捏造歴史を暴く本が出版されベストセラーになりました。本サイトも含め、今あちこちのYoutubeビデオやニュースサイトでも紹介されています。史料ベースにした解説本であり、とっても説得力があります。
こういった本を日本は利用して、世界に積極的に韓国の主張する歴史が捏造歴史だったことを発信し続けるべきです。これが世界に認められれば、日韓関係は大きく変わることが出来ます。
今だからこそ、こういった世論戦を戦い、日本の歴史を日本人も誇れるようにすべきです。韓国はなかなか受け入れることは難しいでしょうが、世界が受け入れれば少なくとも日本へ不必要な攻撃をしなくなります。いよいよ戦後レジームの終焉ではないでしょうか。
迷王星さま
多分大勢の理解は共通していると思います。
アメリカが、冠の紐の話を知らない訳は無いと思います。
だだし日韓の致命的な対立がアメリカの責任だとは、思いません。
迷王星さんの視点に、朝鮮人が、他の民族と比べて異常なところの考察が、無いと思います。
東アジアを理解するのが難しいのではなく、東亜三国の民族の価値観が、国際的に先進国の常識から、かけ離れているのです。別に日本は、分かり難い国ではないと思います。
似たようなところで、アラブ連邦の価値観も、先進国の常識と違うところがあり、同様に争いの元になってます。
善悪はともかく日本は、アメリカ主導の、自由民主主義的な価値観で、当面国際社会に対応することになるでしょう。
ですので、根本的な価値観が違うところで争いが起こるのは必然で、日韓の対立もその一つだと思います。
当面これから顕在化している対立が、解消せずに悪化してしまう時期となるでしょう。
日本は、過去の常識から離れて、その変化に対応できるように、体制を整える必要があると思います。
韓国の皆さん、覗いてるんでしょう。🐧
韓国は「米軍駐留費用の問題」、「自由で開かれたインド太平洋戦略」への参加、「日韓GSOMIAの破棄及び慰安婦(売春婦)財団の解散」等、米国が手掛けたイシューへの否定的な対応を全て解決しなければ成らなくなりましたね。🐧
併せて、「輸出管理の問題」を明確(捏造されていない証拠を示し)にし、「三不の誓い」の破棄を求められるでしょう。🐧
そもそもが、大韓民国の設立に始まる歴史捏造や朝鮮人の民族性に根差す問題であり、どれ一つ米国に説明し解決できる様な性質の問題で無いと考えます。🐧
大韓民国の将来は確定しました。🐧♪
日本は時間との闘いになると思います。🐧
国家安全保障の為、憲法改正は言うに及ばず、国家の治安に有害な不法移民の排除(軍事的に、ボートピープルの船は領海の出来れば外側で攻撃ヘリによる機銃掃射)、在日の帰還促進が求められます。🐧
半島の人は日本をアテにしてはいけません。🐧
貴殿方はローマ法王倪下にも「霊的に生まれ変われ」と言われています。🐧
真の意味で「民族自決」(漢字が解らないんだよね、意味が二つあるから間違えないでね)する時が来ました。🐧
朝から「献杯」。🐧♪
飲み過ぎは、いけませんよ!
休肝日を設けて長生きし、ご一緒に、近い将来の半島の落日を鑑賞しましょう。
(でも、飲むときは飲まないとストレスになるし(心の声))
カイシャクは二通り
Q.民族自決の解釈?
Q.民族自決の介錯?
A.判断は米国の義務
>日本は今後、むしろ米韓に対し「両国は仲良くしなければならない」、「米国はよく韓国と話し合うべきだ」、などと言い放っても良いかもしれませんね(笑)
これは声を大にして米国に複数回使わないとダメな言葉ですね。
「日本としては基本的に米国の立場を支持するが両国はお互いに~」とアメリカが不快に思うほど言わないとアメリカも昔のままで絶対に変わらないでしょう。
同意です。何度でも言うべき。
北朝鮮が、今回、GSOMIA破棄記念にミサイルを発射しましたが、韓国はそれを把握できなかった模様で、発表が日本よりもずいぶん遅れました。
これは、初めてのことだそうです。
韓国のメンツのために、これまでは日米が韓国に情報を流し、それを最初に韓国が発表するみたいな流れがあったのかも知れませんね。
ちょうど、北とアメリカの仲介役を担うってホルホルさせてもらっていたのと同様で。
次回以降の発射でも韓国が日本に遅れを取るようなら、まさにこれまでの情報の流れこそGSOMIAのお蔭立ったのに、と、傍証として判明するのであろうと思います。
多分NHKの速報を見て気づいたんだと思う
たばこ吸い様
はじめまして、賭博以外の大人の嗜みにまみれたハゲ🐧です。🐧
やっぱ、NHKは半島の出先機関だったのかァー。🐧
きっと、チィコちゃんも朝鮮人なんだろうなァー。🐧
お早うございます。そもそも南北境界線の監視施設を爆破処分する政治体制が(北を金と手間掛けて常時警戒)なんてジョークですね。むしろ日本への常時監視で察知しましたなら納得出来ますけどね。
大丈夫です。今後は北から韓国へ情報を貰い先に韓国が発表すれば日米の衛星情報を完全に出し抜くことがでます。
韓国は北から情報を貰い日米より先に北のミサイル発射を発表……
もしも、モシモ、ですよ……
北のミサイル発射の1時間前に手違いデ発表したら、どうなるでしょうネ…
高い情報料を払わされている筈ですが、支払い方法はフッ化水素と瀬取りでしょうかね。金利と送料も韓国負担で。
今は、どうせ北から直接情報をもらえるようになってるから、いいんだということなのでしょう。しかも、発車前、事前に教えてもらえるとか。元論,試射の場合だけで、本番時は除くでしょうが。
韓国の航空会社の日本への便が大幅に減便されているそうですが、もし日本への路線を望んでいる国があればそちらに振り向ければ良いと思います。
>トランプ政権の高官はまた、青瓦台がGSOMIA破棄について「米国が理解を示した」と説明したことに関して、本紙に「うそ(lie)」だとして、「明確に言って事実ではない。ここ(駐米韓国大使館)とソウルの(韓国)外交部に抗議した」と語った。
朝鮮日報が連れてきた、本当にいるかどうかも分からない政府高官の発言である事に注意ですね。
現時点では「日韓両国に冷却期間を置く協定に署名するよう提案した」あの米国高官記事と同じカテゴリーかと。
あの時は時事でしたか?
法やを守るということですが、米国に住んで実感するのは法を守らせるための強力にできあがっているということです。
何かの違反をすれば罰金は日本の比ではありません。
家賃や医療費の滞納でも日本の十倍以上(だったと思う)の罰金がかかります。
また、罰金から逃げることはほぼ無理。生活情報は日本より遥かにきめ細かく監視されてますし、そういう情報にアクセスできる、かつ高利貸し並みに怖い業者が追跡してきます。
警察も日本より遥かに怖い。警官が横柄だからといって、少しでも荒い言葉で言い返したら、袋叩きにされたり逮捕されてもおかしくないし、下手したら撃ち殺されます。誇張だと思う人がいるかもしれませんが、全く誇張ではありません。警官が生意気な人間(たいてい黒人)を撃ち殺すのは、わりと普通のことで、ニュースになってるのはほんのごく一部です。従来はニュースにすらならなかったとも言えます。私も現場を一度見たことがあります。
それくらい厳しくしなければ、法や決まりが守られないという面があるのでしょう。
個人レベルのモラルの高さに依存して法や決まりが守られてる日本とはまた異なるモデルですね。
日本のモデルは素晴らしいとは思いますが、モラルの低い人間が増えてくるとアメリカタイプに移行せざるを得ないことを日本人は考え始めければいけないと感じます。
なお、私は東南アジアの複数の途上国と深く関わってきましたが、法を守らない、平気で嘘をつく、そしてルールや約束を守るための努力は一切しないが見苦しい言い訳をするための努力は惜しまない人間(のクズ)を山のように見てきました。
韓国人は途上国の人間より知性が高いのを感じますが、モラルに関しては途上国同然だと感じます。
東南アジアのとある途上国は現在韓国人で溢れかえっていますが、韓国人にとってこの上なく水があうからだろうなあ、と思います。
チキンサラダ様
興味深いご投稿ありがとうございます。
私のように日本に住んでいるだけの人間にはわからない事実ですね。
考えてみれば、災害があったとき、日本人の振舞いに驚くニュースをよく目にしますが、そういうことだったんですね。我々にしてみれば当たり前でも、外国ではそうでない。日本人の考え方も変わるのでしょうが、このあたり変わってほしくないというのは難しいのでしょうか。
> 変わってほしくない
日本人が日本人でなくなるような変化は私も望みませんが、いい加減二日本人は、自分たちの常識が世界に通用するはずだという思い込みを捨てるべきだと思います。
つまり、人間性が変わるのではなく、実情を知り、行動を変えるのです。
日本人も相手を見て態度を変えます。幼い子供、大企業の社長、車椅子の人、それぞれに対して無意識に行動を変え、言葉遣いを変えています。
外国人に対して、差別からではなく、相手の国民性を慮って、それに応じて態度を変えることは必要だと思います。今の日本人はそれをサボりすぎです。
そうなんですね。
日本しか知らないとわかりませんでした。
移民は基本的に、良くないとおもいました。
子供が少ないため、国力が落ちる時代もあるぐらいおもっても良いとおもいました。
大抵の人(国)は、ウソツキが嫌いです。
まして、一国の施政者であれば、なおさらです。一国の施政は真剣勝負なのですから、ウソツキに付き合うゆとり?などありません。
今回の韓国側からのGSOMIA破棄について、日米両政府は、公式には「非常に残念だ。」というセオリー通りを声明しております。
ただ、私はこれを、日韓、米韓関係の本来の姿を直視する。といった意味で必要なことであると思っております。
アメリカのトランプ大統領は、在韓米軍駐留に強い疑問を持っています。かたや議会は、対北朝鮮、対中国の橋頭保として、在日、在韓米軍を見ており、その撤収には強い懸念を持っています。
そのような議会に対し、トランプ大統領は、対北朝鮮、対中国の橋頭保としての在韓米軍の実際的な意味を問いかけるカードになります。
また、日本政府にしても、日韓GSOMIA成立の前提であった日韓慰安婦合意を事前に韓国側から破られていることでもあり、また、レーダー照射事件で日韓防衛の信頼関係が大きく傷つけられました。
それでも、日本側からGSOMIA破棄を持ち出さなかったのは、日米同盟の相手国アメリカに強く配慮したものであり、日本は同盟国としての責任を果たしたことになります。
久しぶりのダークサイドから申し上げると、日米両政府は、公式見解としては、遺憾の意を表明していますが、これを韓国関係の清算材料として使おうとしているのではありませんかね。
韓国在住日本人様の観察通り、「噓をつくことに抵抗がないのが、韓国社会」であるなら、この先、政権がどう変わろうと、この国に国家としての信を置くことはできません。
文在寅政権は意図していないことだと存じますが、日本政府はアメリカにも充分配慮した日韓関係の清算ができると思います。
> 大抵の人(国)は、ウソツキが嫌いです。
嘘をつかないこと、約束を守ることがメリットになる国は先進国だけです。それ以外の国では、嘘をつく方が、約束を破る方がメリットがあるので、分かっていて嘘を平気でつくわけです。
かつてBRICSがもてはやされましたが、一向に先進国になりません。どの国も、賄賂は当たり前、あらゆる汚職が蔓延し、国民が政府を信頼しておらず、真面目に法律を守ったら損をする社会のままです。だから社会の発展に限界があります。
韓国が国際社会であまり問題視されないのは、五十歩百歩の国が沢山あるからだと思います。
阿野煮鱒様 お久しぶりのレス、嬉しゅうございます。
>嘘をつかないこと、約束を守ることがメリットになる国は先進国だけです。
>韓国が国際社会であまり問題視されないのは、五十歩百歩の国が沢山あるからだと思います。
たしかに左様でございますね。言い直しましょう。
>大抵の文明人(文明国)は、ウソツキが嫌いです。
そして、私の見識に間違いが無ければ、日米は文明国の範疇のハズです。
そして、もう一つ、間違いが無ければ、韓国自身は文明国のつもりだと思います。
ただそれは、文化水準が日米に追いついたというだけの根拠であり、そのほとんどが日本からの借り物であることを、自身の日本製品不買運動で認識しつつあるようですが。
さて、あの国の批判で時間を使うのはムダというものです。
慶賀すべきは、あの国との縁を大手を振って切れるということです。
むろん、非文明国である韓国、北朝鮮には監視が必要です。米韓同盟というゴマカシが外れたことで(破棄はされていませんが。笑)、それがリアルになっていくことでしょうね。
記事の更新ありがとうございます。
韓国は明らかに論理矛盾があってもとりあえず主張して、空回りしてても自分では気づかない、というところがあるようですね。GSOMIA破棄を通達してからの言い分は、危機感を刺激されるものがありません。
対岸の火事のように米国×韓国を見ていられるとは、それだけで破棄してもらってよかった。
そうは言っても、今後のことを考えると課題が山積みです。韓国は国際的な危険物と化していくと予想されるので、距離を開けて、被害を最小限にする必要があります。
それとは別に、今気になっているのは、一連の流れは中国が望ましいと思っているに違いないことです。
経済的な面で、中国では韓国不要論がささやかれています。韓国が作れるものは全て中国でも作れるから不要だという話です。これは、韓国が世界的なサプライチェーンに影響を与えるぞ、と主張していたのと同じ強みを中国が今後ほぼ間違いなく持つだろうことを示唆します。
仮に、米国が金融面で韓国にオシオキしたとして、それは中国が望む流れを後押しするだけになる可能性があります。米国が突き放すほど中国にすり寄るからです。その後、韓国は自国の衰退を招くと知りながら、生産技術の全てを急速に中国に吸収されるでしょう。
米国はそうならない戦略を構想していたと思われますが、このタイミングでの日韓GSOMIA破棄は、恐らく、その戦略に合致しないでしょう。
米国のお手並み拝見と言いたいところですが、日本は今持っている技術的な優位性を維持するための戦略が必要だと感じます。具体的には、米国と協調できるようにスパイ防止法などの法整備を進める、などです。
中国政府の反応第一報は、こんな感じです。
「韓国と日本はともに中国の重要な隣国で、双方が対話と交渉を通じて違いを埋めるよう願う(ニヤニヤ)」
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中国、GSOMIA破棄に神経尖らせる 「第三国の利益に損害与えてはならない」(中央日報)
https://japanese.joins.com/article/885/256885.html