まさか、GSOMIA破棄は河野外相の態度次第?

これも「瀬戸際外交」の一環でしょうか、韓国側で日韓GSOMIAに関する報道が過熱し始めているように見受けられます。日韓GSOMIAを破棄されれば、単に日韓関係悪化の象徴となるばかりでなく、日米韓3ヵ国連携が機能不全に陥ることが懸念されることに加え、中・長期的には米韓同盟も終焉に向けた推進力が働くでしょう。そして、最大のリスクは、現在の韓国政府が素人で占められている、という点にあります。いちおう、本日午後に行われるとされる日韓外相会談には注目する価値があるかもしれません。

韓国の瀬戸際外交

今朝方の『「素人集団」・文在寅政権の空中分解リスク』では、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の最新論考『「四世紀ぶりの孤立」を招いた文在寅、日本と北朝鮮から挟み撃ち』を紹介しました。

「素人集団」・文在寅政権の空中分解リスク

「鈴置論考」を参考にしつつ、あらためて振り返ってみると、現在の韓国政府高官は政治面でも経済面でも素人ばかりです(明らかに経済に疎い人物が年金基金のトップに就任し、「日本の戦犯企業の株を売る」と発言したことなどは、その典型例でしょう)。

要するに、現在の韓国とは、非常に危なっかしい国です。

とくに、先日の『韓国「告げ口外交」を機に、むしろG7で対韓制裁を!』でも報告したとおり、日本政府が7月1日に『韓国向け輸出管理の運用の見直し』を発表して以来、韓国側はだいたい次の4つのパターンを繰り返しています。

  • ①日本との協定や条約の破棄など不法行為をチラつかせる「瀬戸際外交」
  • ②米国や中国のような「強い国」に媚を売り、日本に圧力を掛けさせる「圧力外交」
  • ③あることないこと織り交ぜて日本を揺さぶる「ウソツキ外交」
  • ④国際社会に対してロビー活動をして「日本の不当性」を強調する「告げ口外交」

韓国「告げ口外交」を機に、むしろG7で対韓制裁を!

といっても、現在の韓国にそこまで日本を揺さぶるカードがあるわけではありませんので、結局、「素人集団がとんでもない判断を下す」というリスクには、十分な警戒が必要でしょう。

GSOMIAは単なる法的基盤

こうした「素人集団の瀬戸際外交」の典型例が、日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)です。

これを巡り、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に昨日、こんな記事が掲載されていました。

韓日軍事協定の延長 「日本の態度など考慮し判断」=韓国大統領府(2019.08.20 14:09付 聯合ニュース日本語版より)

この記事は、韓国の大統領府関係者が20日、記者団に対し、日韓GSOMIAの延長については「日本の態度や軍事情報の量的・質的評価など、総合的に判断すべき事案」と述べたと指摘。そのうえで、

協定の更新期限は24日で、韓国政府は21日の韓日外相会談の結果などを踏まえて延長するかどうかを決めるとみられる

と述べているものです。

「日本の態度を見て決める」とは、「いったい何様なのか」と呆れます。

当ウェブサイトでもこれを昨日の時点で紹介したら激高してしまいそうだったので、わざと1日置いたという事情があるのですが、あまりにも「上から目線」の記事であるためか、ネット界隈ではちょっとした話題になっており、どこか別のサイトで読んだという方も多いと思います。

さらに、韓国政府だけでなく、聯合ニュースを含めた韓国メディアの「上から目線」の物言いを見ていると、日韓GSOMIAの本質を理解していないのは政府、メディアを問わず同じではないかと思わざるを得ません。

日韓GSOMIAとは、一見すると日本と韓国の間の協定だと思う人が多いかもしれませんが、正確には「日米韓3ヵ国連携」を機能させるためのインフラの1つです。

日米韓の3ヵ国間には、「日米同盟」と「米韓同盟」はありますが、「日韓同盟」は存在しません。だからこそ、米軍のオペレーションをスムーズにするために、せめて日韓間で軍事情報の共有に関する法的基盤を作らなければならない、ということなのです。

日韓GSOMIAを破棄すれば、それによってただちに軍事情報の共有が図られなくなる、ということではありませんし、日韓GSOMIAがあれば日韓が無限に軍事情報を交換する、というものでもありません。あくまでも「単なる前提条件」と考えるべきでしょう。

その前提条件ですら破棄されれば、それは日米韓3ヵ国連携を続ける上で、日米両国政府の韓国に対する信頼を完全に失わせるきっかけになることは、想像に難くないでしょう。

韓国メディアからGSOMIAに関する話題

それはさておき、今週24日に日韓GSOMIAの破棄通告期限を迎えるに先立って、韓国メディアからはGSOMIAに関する話題が多数出ています。

<危機の韓日関係、連続診断11>「GSOMIA破棄は韓日米安保協力からの離脱と映る」(1)(2019年08月21日09時46分付 中央日報日本語版より)

中央日報によれば、「韓日間の葛藤の解決策を模索するための『第11回韓日ビジョンフォーラム』」というイベントが19日に行われ、「KOREXIT」という表現が出るなど、出席者の間では「韓日間対立を安全保障領域にまで広げるのは賢明な選択でない」という認識で一致したのだとか。

もし韓国が日韓GSOMIAを破棄してしまえば、それは韓国が「日米韓3ヵ国連携」(というよりも米韓同盟)の枠組みから押し出されてしまうという認識自体は、非常に正しいといえます。

今朝の『「素人集団」・文在寅政権の空中分解リスク』でも報告したとおり、さすがに現在の韓国政府が日韓GSOMIA破棄を決断してしまえば、そのこと自体、文在寅(ぶん・ざいいん)政権の瓦解に直結しかねないでしょう。

その意味で、文在寅氏が政権維持に向けた嗅覚を持っているのだとしたら、日韓GSOMIAの破棄はあり得ないというのが結論です。

しかし、このフォーラムの議論を読んでいると、どうも重要な点で認識が欠けていることも事実ですが、その1つは、「日韓GSOMIAが成立するまでの経緯」です。

そもそも、日韓GSOMIAは野田佳彦前首相と李明博(り・めいはく)元大統領の時代に署名直前まで行ったものの、結局は韓国側のドタキャンで署名が見送られた、という経緯があります。

そして、2015年12月、安倍晋三総理大臣と朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領の時代に「日韓慰安婦合意」が成立したことで、やっと2016年11月に署名に至ったという「いわくつきの協定」です。

しかし、安倍総理側の「国際約束を破るな」という警告を無視し、文在寅大統領はこの日韓慰安婦合意を反故にし、合意履行上の中核となる「慰安婦財団」を日本の了解なく一方的に解散してしまったことで、日韓関係は大幅に後退しました。

この重要な事実にほとんど言及がないのが、まさに韓国の知識人の限界ではないでしょうか。

河野さんの態度次第!?

さて、改めて聯合ニュースが「日韓GSOMIAの延長は日本の態度次第」と報じた件を念頭に置き、次の記事を読んでみたいと思います。

韓日外相きょう会談 前日の夕食会では対話なし(2019.08.21 10:13付 聯合ニュース日本語版より)

同じく聯合ニュースは、北京で開かれている日中韓外相会談に先立って、昨日北京で開催された夕食会で、王毅(おう・き)外相を挟んで座った河野太郎外相と康京和(こう・きょうわ)外交部長官がヒトコトも言葉を交わさなかったと報じています。

北京の消息筋などによると、康氏と河野氏は20日夜に北京で開かれた韓日中外相会談の夕食会に出席したが、主催の中国の王毅外相を挟んで座り、特に言葉を交わさなかったとされる。王氏は21日午前に予定される韓日中外相会談を成功させようという趣旨の話をしたが、康氏と河野氏の返答はなく、夕食会後に記念撮影をして別れたという。

おそらく、この分だと本日午後にも行われるとされる日韓外相会談でもさしたる成果はないでしょうが、今回の日韓外相会談で河野外相の「態度が悪かった」と韓国政府が判断すれば、日韓GSOMIAが破棄される、というリスクも否定できません。

参考:日中韓3ヵ国外相(クリックで拡大)

(【出所】中国政府外交部

その意味で、河野太郎氏は先月の駐日韓国大使に対して怒鳴った(『「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』参照)ような態度を康京和氏に見せたりしたら、それで日韓関係が劇的に変わることになるかもしれませんね。

「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係

いちおう、本日午後以降の報道にも注目してみたいと思います。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. んん より:

    何様って
    イカサマとヨン様しか
    思い浮かばないんですがw
    ムン政府は北からの要請もあって
    GSOMIA破棄したがってるでしょう
    いかに日本のせいにしながら
    自分の痛みを減らせるか
    思案の真っ最中だと思います

    1. 通りすがり より:

      韓国が声高らかに『日本が輸出規制をやめないからGSOMIAを破棄する』と宣言することを期待している。

      外交の天才・ムンムンならそれがやれる。

      いや、ムンムンしかできない。

      頑張れ、ムンムン。
      心の底から応援しているぞ。

  2. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    GSOMIAの意味を韓国が本当に理解してないとなると、決裂になるかも知れませんね。でも「日本の河野外務大臣の態度が悪かったからニダ」って言って来るかも(笑)。

    今の文政権なら、日本人誰が相手をしても「ハナシにならんッ」でしょうネ。(一部左巻きと親韓派除く)ま、韓国との付き合いは疲れるだけ。継続の方が今現在は、良いに決まってますが、『別にもうどうでもええわ』という気分の自分が居ます(笑)。

  3. だんな より:

    この記事を見た時の第一印象は、私も「何様だと思っているんだ」と思いました。
    GSOMIAの破棄に関してですが、韓国は破棄せずに、何らかの方法で効力を無くそうとすると思います。
    慰安婦合意も破棄していない国が、正々堂々と破棄するとは思えません。
    だけど、国民と北朝鮮向けに、あれは無かったことにしたからねと、言う状態にすると思います。

    1. 匿名 より:

      文政権って好き勝手やる割に自分で条約破棄とかはしてないんですもんね。
      条約や合意の内容には従わないが、自分から破棄とは言わない(もしくは言えない)
      もしかすると、前政権から裏含めた合意内容引き継げてないから、正式な破棄手順がわかんないのかもしれませんねw だから見なかったふりするしかない、と。
      そういえば文政権って誕生してから何か条約とか正式な国際合意とか結べたことあるんですかね? 外交部の人材全部ふっ飛ばしたせいでもしかして全くそういう事できてないんじゃ…?w

  4. 韓国在住日本人 より:

     悲しいかな、一般の韓国国民はGSOMIAがなんであるか全く知りません。誰も調べようとしないので、ただマスコミや政府の言われるままに信じ込んでいます。

     一般の韓国人にGSOMIAと聞いても分からないので、軍事情報協定と言うと「日本との軍事同盟のことか」と言う始末です。

     ただ、仮にマスコミがGSOMIAに対する解説をしたとしても、一般の韓国人は興味が無いので何の役にも立たないと思います。

     駄文にて失礼します。

    1. 通りすがり より:

      韓国在住日本人 様

      韓国内の貴重な情報、有難うございます。
      まさに、扇動されるだけの愚国民ですね。

      ネットが普及したこの時代、キーボード叩いて調べろよと思います。
      安全保障関連の事柄であれば、軍事の専門家の見解(情報)を得なさいと。。。

      扇動されてひたすら崖に向かって突っ走るレミングの群れ。
      日本だと考えられませんが、それだけ情報が統制されているとい事なのでしょうね。

      なんか、哀れに感じます。

  5. 匿名 より:

    『常に備えよ』
    “仮想脅威”は韓国! 日米合同軍事演習で描かれた衝撃のシナリオ | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/-/13486

    あと、竹島問題の解決と対馬防衛の強化は急務

  6. 匿名 より:

    日本在住23年の韓国籍の友人(51歳男性)の解説です

    1)GSOMIA破棄は米国に怒られるから絶対にない
    2)『経済報復を続ける日本との軍事協定維持などけしからーん』という反応が出た場合は、竹島(彼らの言う独島)防衛訓練を8月25日の週、恐らくは29日か30日あたりに実施して世論誘導
    3)28日からの日本の輸出管理厳格化施行に大げさに抗議して世論誘導
     『(経済報復の撤回に向けた)協議に応じない日本とのGSOMIAを機能させることは実質的に不可能。この責任は全て日本政府にある。わが方はいつでも対話に応じる用意がある。』
    4)『悪いのは全て日本ですから~』と米欧に吹聴

    1. 自転車の修理ばかりしている より:

      匿名様

      >4)『悪いのは全て日本ですから〜』と米欧に吹聴

      日本は「南北朝鮮は約束を守らない国ですから、国際的皆取決めも反故にしてきますよ〜」「GSOMIAを形式だけのものとするという面従腹背は、皆さんとの貿易協定でも当然使ってきますよ〜」と言ってやりましょうか。

  7. 心配性のおばさん より:

    >結局、「素人集団がとんでもない判断を下す」というリスクには、十分な警戒が必要でしょう。

    ですから、私はそれを期待しております(笑)。別稿でも申し上げましたが、日韓GSOMIAを未だに日韓問題の外交カードだと思い込んでいるみたいです(笑)。
    思い込んでいるので、周りが何を言っても変わりません。日韓GSOMIAの破棄を韓国側から言い出せば、日本は誰に後ろ指差されることなく、日韓関係の解消に歩みを進められますし、アメリカも議会に対して、在韓米軍縮小(撤退はさすがに・・)に大義名分が立ちます。
    この場合、河野外務大臣が手を汚すことはありません。丁寧な無視でよろしいかと存じます。

    >この重要な事実にほとんど言及がないのが、まさに韓国の知識人の限界ではないでしょうか。

    限界というより、韓国人の本質です。都合の悪いことはなかったことにする。知っていることでも忘れることにする。文明人の世界でも、”隠ぺい”はありますが、それは事実は事実として”隠ぺい”するということです。
    なかったこととして、変換するのとは少し違います。

  8. 匿名 より:

    だれか韓国に日本にはラインアプリ停止のほうが効果あるよって教えてあげてほしいな。

    1. hhkbass より:

      2013年日経紙の情報です。一次情報ではありませんが、ご参考まで。
      https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2203C_S3A120C1000000/

      「もともとLINEは、NHN Japan傘下のネイバージャパンで企画・開発されたサービス。NHN、ネイバーは今年1月に事業統合したため、現在の運営企業はNHNとなる。ともに韓国ネット企業の日本法人。そのため、LINEは『韓国産』と勘違いされることもあるというが、日本で企画され、日本で作られた『純国産』である」
      「LINEは日本で企画され、日本人の手によって開発されました。今では開発メンバーは80人以上に増え、いろいろな国籍の人間が参加しているといいますが、それでも日本人比率は「7~8割」(NHN Japanの森川亮社長)。世界各地でも日本製と認識され、今でも世界各国のメディアが東京・渋谷にあるNHN Japanの本社へと取材に訪れています。」

      1. 匿名 より:

        経営母体がそうなってしまっては出自が国産でも一緒だと思いますよ。
        一時期情報流出で話題になったF-Secureの中にもだいぶ韓国人が紛れ込んでいたとの話も聞きました(すいません、ソースはありません)。
        サンヨーの白物家電もハイアール(中華)になりましたしね。サンヨーの名前を今でも使ってるのかは知りませんが。

      2. 匿名 より:

        そもそも外国企業の日本法人の時点で純国産じゃないですよ。全然純粋じゃない、明らかに他所の国の要素混じってるじゃないですかw
        日経はほんと適当なごまかししますよね

      3. チキンサラダ より:

        LINEはカカオトークのコピーですね。
        そしてカカオトークは純粋に韓国製です。
        LINE を別名にしたのは、こうやって別製品にみせかけて、韓国製ではないと誤魔化すためです。

  9. 匿名おばあさん より:

    LINEの情報は全て韓国に流れていると何かで読んだのですぐ止めました。
    でも孫の写真を送る為再開したのですが加入者の格付けを始めると言うので再度止めました。
    危うきに近寄らずですよね。

    1. 匿名 より:

      そのとおりです。
      間違いなく検閲はしてると思われます。

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