丸山議員がN国党参加の一方、NHKはネット課金目論む?
当ウェブサイトでときどき「国民の敵」という議論を紹介しています。これは、簡単にいえば、選挙も経済競争も経験していないくせに、不当に大きな社会的影響力や権力を得て、国益を邪魔している勢力のことです。日本は自由民主主義国家ですから、選挙によらずに不当に巨大な権力を握ることは許されませんし、経済競争の結果によらずに不当に儲かる組織というものも許されません。「N国党」が議員を当選させるとともに、政党要件を満たしたことは、NHKという組織の在り方に有権者が一石を投じた結果でしょう。ただし、この「N国党」をどう見るかは、また別問題です。
2019/07/30 12:00 追記
本文中、「予算の入口(主計局)と出口(国税庁)」という表現がありましたが、複数のコメント主様からの指摘で「予算の入口(国税庁)と出口(主計局)」に修正しております。
目次
NHKの何が間違っているのか
NHKを巡る詭弁と問題の本質
当ウェブサイトとしての以前からの持論ですが、NHKは「国民の敵」の名に値すると考えています。その理由は、NHKは「消費者が正当な経済活動を通じて放送事業から撤退させることができない」からです。
当たり前の話ですが、基本的に民間企業はモノやサービスを売っていて、最終的には消費者から支持されなければ成長もできませんし、組織を存続させることすらできません。
たとえば、トヨタ自動車が儲かっている理由は、法律で「トヨタ自動車を買え」と命令されているからではありません。トヨタ自動車が作る自動車が、多くの人々に支持されているからです。ちょっと海外旅行をしただけでも、それこそ全世界でトヨタ自動車が走っているのを見れば、そのことは一目瞭然でしょう。
しかし、NHKが儲かっているのは、法律で「テレビを設置したらNHKと契約しなければならない」と命令されているからであり、「NHKの番組がおもしろくて、人々が自発的にNHKに受信料を支払っているから」、ではありません。
つまり、NHKは組織の在り方自体、自由主義市場経済の考え方からおおきく逸脱しているのです。
ただ、こんなことを言うと、必ず次のような反論が来ます。
「NHKの受信料は税金みたいなものだ。NHKが気に食わないから受信料を払わないと言い出せば、政権が気に食わないからといって税金を納めなくても良い、と言っているようなものだ。」
これは、典型的な詭弁です。
そもそも、政権は少なくとも4年に1回以上行われる衆議院議員総選挙で、私たち日本国民自身が選んでいます。私たち日本国民が「政権が気に食わない」と思うのならば、2009年8月のときのように、自民党を政権から放逐してしまえば良い話です。
しかし、NHKの場合、「国民投票によって廃止する」、といった形で日本社会から排除する仕組みも存在しません。
選挙か経済競争か
少し難しい議論で恐縮ですが、これについて詳しく検討しておきましょう。
古今東西、どんな国、どんな社会であっても、基本的には「政治力」と「経済力」のどちらかの力を持つ人や組織が存在します。
このうち「政治力」を持っているのは、酋長であったり村長であったり、町長であったりファラオであったり、国王であったり中華皇帝であったり、はたまた中国共産党であったり大統領であったり政府であったりします。
一方、「経済力」を持っているのは、村長であったり庄屋さんであったり、町一番のカネ持ちであったり、ベニスの商人であったり、あるいはメガバンクであったりトヨタ自動車であったりします。
時代と社会体制によってその在り方は変わるのですが、基本的に社会を支配するのは「政治力」か「経済力」のいずれかです。
中国は中国共産党一党独裁国家(かつ人治主義国家)ですので、基本的に中国共産党が政治権力をすべて独占していますし、基本的には権力に近い者が富を独占しているようです。
これに対して日本は自由民主主義国家ですので、政治権力については有権者が投票の力によって最終的に支配しますし、経済力については国民が消費者として、どの企業を選ぶかを日々決定し、おカネを使っています。
また、少なくとも日本においては、権力と癒着して富を形成する行為は違法であり、この点が中国と根本的に異なっています。
(※余談ですが、日本と中国を比べれば、「自由民主主義国家」という日本の在り方の方がはるかに優れていると思いますし、何より自分たちの国を自分たちで決めていくという在り方は、独立した人間にとっては本質的に重要なことだと考えています。)
いうまでもなく、日本は自由・民主主義国家です。
当然、日本国内で大きな権力や社会的影響力を持っている組織は、有権者の選挙や消費者の選択の結果、そうなっているべきであり、それ以外の手段で不当に大きな権力や社会的影響力を持つことは、社会正義に照らして許されません。
このように考えていくと、当ウェブサイトでこれまで提唱してきた「国民の敵」の何が問題なのかについては、ご理解いただけると思います。ちなみに「国民の敵」の定義は、次のとおりです。
「有権者や消費者が与えた以上に不当に大きな権力、社会的影響力を持ち、国益を妨害する組織・勢力」
余談:財務省こそ「国民の敵の本丸」
ここで少しだけ本論から外れますが、この「選挙で選ばれたわけでもないくせに、不当に大きな権力を持っている組織」の典型例は、財務省です。
財務省は予算の入口(国税庁)と出口(主計局)を傘下に抱えることで、事実上、霞ヶ関の「カネの流れ」を支配していますし、財務官僚は私たち国民の代表である政治家に対しても、一定以上の影響力を行使しています。
また、財務省は増税原理主義という完全に誤った考え方を掲げ、消費増税などをゴリ押ししましたし、140兆円を超える巨額の外貨準備を筆頭に、巨額の金融資産や各種天下り法人を支配しており、日本という国の経済を歪めていますので、財務省は間違いなく「国民の敵」(しかも本丸)です。
NHKが「国民の敵」である理由
本論に戻りましょう。
NHKの場合は、法的には「政治権力」を持っているわけではありませんが、「儲かることが、経済原理ではなく、法律で定められている」という意味において、間違いなく「国民の敵」です。
なぜなら、法律によってテレビ設置者に受信契約を結ばせる義務を負わせているため、テレビが売れれば自動的にNHKも儲かるからです(※もっとも、国民が全員、テレビを設置しなくなるか、法律を守らなくなれば、NHKは売上を失いますが、ここではそのような極論は考えません)。
また、厳密にいえばNHKは政治権力も持っています。なぜなら、放送という影響力の高い手段を独占することによって、その気になれば偏向報道によって有権者の投票行動を歪めることもできるからですし、極端な話、「NHKの在り方を議論する動き」を社会的に封殺することすら可能だからです。
ただし、この点については、「NHK固有の問題点」というよりも、「マスコミ全体の問題点」であり、きちんと分けて考えることが必要でしょう(※ちなみに当ウェブサイトでは、マスコミ業界全体が時として「国民の敵」のように振る舞っている、と考えていますが、この点については機会があれば別稿で議論します)。
それよりも、以前から当ウェブサイトで何度も報告しているとおり、NHK特有の問題とは、その収益構造にあります(とくに2019年3月期のNHKの連結財務諸表、単体財務諸表については、『NHKこそ「みなさまの敵」 財務的には超優良企業』で取り上げています)。
簡単にいうと、NHKは1兆円を超える金融資産を抱え込んでおり(※連結貸借対照表の金融資産と年金資産の合計値)、また、東京都心部などに広大な優良不動産を保有していて、さらには2019年3月期において、職員1人あたり年間1550万円という破格の人件費を支払っています。
ただ、職員1人あたり人件費については、以前は1700万円前後だったのですが、2019年3月期に関しては退職給付費用を削減したことで150万円ほど人件費を引き下げています。
(※もっとも、これについて私は「見せかけの人件費削減」ではないかと睨んでいるのですが、NHKが「フリンジベネフィット」(社宅など、給与以外の経済的利益)について網羅的に開示しておらず、現時点で確たる証拠がないため、とりあえず現時点では保留扱いにしています。)
言い換えれば、NHKは国民からかき集めた受信料の全額を番組作りに投入せずに溜め込んでいるということでもありますし、また、莫大な収入を使って、NHK職員は国家公務員よりも遥かに厚遇されている、ということでもあります。
なぜこんな非常識なことができるのかといえば、NHKは経営自体が政府から独立しているからです。NHKは「国営放送」ではなく「公共放送」と名乗っているからであり、職員に異常に高額な人件費を払うことや、偏った内容の番組を制作することなども含めて、かなりの裁量が認められています。
1兆円を超える金融資産、都心の超優良不動産などを抱え、国家公務員を遥かに超える高額の人件費を支払う組織が、国民の監視を受けずにぬくぬくと温存されていることは、果たして社会正義に照らして許されるとも思えないのです。
N国党という展開
N国党が議席を獲得したことの意味
こうしたなか、「NHKをぶっ壊す」のキャッチフレーズで華々しく登場したのが、「NHKから国民を守る党」(N国党)です。
このN国党については、先日、『N国党をどう見るか NHKと「国民の敵」論』や『NHKがN国党念頭に「法的措置」のナンセンス』でも触れたとおり、現在のところ、当ウェブサイトとしては「期待もせず、悲観もせず、静観する」、というスタンスを取っています。
とくに私自身は先日、「立花氏がこの6年でどのような仕事をするのか、期待半分、不安半分で見守ってみたい」と述べましたが、これにはポジティブ、ネガティブの2つの意味があります。
1つ目はネガティブな見方であり、「N国党という組織が、果たして国政政党たりうる資格を持っているのか」、という疑問です。
N国党は、いわゆる「ワンイシュー政党」ですが、選挙前からのさまざまな報道を眺めていると、立花氏は「NHKをぶっ壊す」こと以外の国政上の課題にほとんど興味を持っていないらしく、その点だけで見ると、非常に危なっかしい人物でもあります。
N国党が「NHKをぶっ壊す」という政権公約を達成するために、たとえば電波オークションの導入やスパイ防止法の制定、消費税法の廃止や日本国憲法の改正などに協力した場合、結果的に日本を良い方向に導く可能性があることは間違いありません。。
ただ、「逆も真なり」で、「NHKをぶっ壊す」という政権公約を達成するために、日本共産党とタッグを組むとなれば、「NHK廃止は達成できたが日本が共産主義国家になる」というめちゃくちゃな結果を生む可能性もあります。
さらには、「N国党人気」が増してくれば、それにあやかる形で、次回選挙で落選が危ぶまれる議員(とくに国民民主党あたりの議員)が集まってくるという、「選挙互助会」的な組織に成り果てる可能性すら否定できません。
その意味で、「NHKをぶっ壊す」という政権公約はさておき、そもそもN国党が、果たして代議士を輩出する政党として適格なのか、という疑念が、どうしても払拭できないのです(※そして、おそらくその疑念は最後まで消えない気がしてなりません)。
国民の関心を国会議員に知らしめる
ただ、2つ目の意味は、もっとポジティブなものです。
N国党の政党としての適格性はさておき、このような政党が国政の場に1人の議員を輩出したことに加えて、政党要件を満たしたことは、それだけ「NHKの存在を疑問視する国民が多い」ということを意味します。
当ウェブサイトでは「NHKと財務省は自由民主主義国家である日本にそぐわない組織だ」と唱え続けていますが、このうち財務省はさておき、NHKについては「確かに問題だ」と思う人が増えて来たことは、良い意味での変化といえます。
極端な話、「N国党」が「NHKをぶっ壊す」という公約を達成することができなかったとしても、問題はありません。なぜなら、「NHK批判が票になる」と気付く人が国会内で増えれば、国会内で「NHK改革」が主流派を形成する可能性もあるからです。
つまり、「国民の関心を国会議員に知らしめる」、という意味において、「ワンイシュー政党」の躍進は、必ずしも間違っているとは限らないのです。
こうしたトレンドを敷衍していくならば、たとえば「財務省から国民を守る党」、「マスコミから国民を守る党」のようなものができても面白いでしょう。
選挙互助会化するのか?
こうしたなか、N国党がメンバーを増やしつつあるようです。
今月の参議院議員通常選挙でN国党は、比例区で1議席を獲得し、立花孝志代表自身が参議院議員に就任したほか、昨日は丸山穂高衆議院議員がN国党に参加すると発表しました。
祝 丸山穂高衆議院議員 NHKから国民を守る党に入党
これに加えて、次の『FNNプライム』の記事によれば、立花氏は無所属の渡辺喜美氏との「共闘」も考えているとのことであり、本日11時から「閣僚経験者と記者会見する」と述べたとされています。
【独自】「N国」立花代表 渡辺喜美氏と共闘へ 新会派結成も視野(2019年7月29日 11:55付 FNNプライムより)
丸山議員に関していえば、国会質疑ではまじめに勉強して質問していますし、また、「日本維新の会」に所属していた今年3月には、衆議院「財政金融委員会」で副総理兼財相である麻生太郎総理から韓国に対する経済制裁の具体的措置に関する答弁を引き出すという功績を残しています(『【速報】麻生太郎総理が関税、送金停止、ビザ発給停止に言及』参照)。
酒を巡る不祥事が絶えないとされる丸山氏ですが、国会質疑で有権者の負託に答える活動を続けて頂きたいところです。
立花氏の「交渉力」に期待できるか?
もっとも、動画サイトYouTubeにアップロードされた立花氏と丸山氏の動画を視聴していると、不安もあります。丸山氏が「N国党」に入党するからといって、「NHKをぶっ壊す」という同党のキャッチフレーズを除けば、別に両者が何らかの政策で合意したわけではないからです。
実際、丸山議員は、動画の中で、次のように発言しています(動画の1:35~)。
「ワン・イシュー政党、皆さんがお望みの、『NHKを何とか変えてほしい』という、この部分以外は、私もこれまで活動を色々して来ましたので、それぞれ自由に発言も活動も採決も、立花議員は立花議員で、私は私でやっていく。しかしこの『NHKをぶっ壊す』という点に関して、しっかりタッグを組んで前に進めていくことを合意致しました。」
この点については、先ほど申し上げた1点目の懸念と同じであり、極端な話、政策理念なき政党など選挙互助会と同じですし、下手をすると、単なる政党ロンダリングに使われるおそれもあります。
具体的には、国民民主党あたりからは、次回衆院選で落選が危ぶまれている今後、われ先にN国党に移籍する人が出てくるかもしれませんし、場合によっては選挙基盤の弱い議員が立憲民主党からも議員が移籍してくる可能性もあるでしょう。そうなると、まさに「希望の党」の二の舞です。
ただし、2点目の「NHKに対する国民の関心を知らせる効果」という意味では、なかなか面白い動きといえるかもしれません。
そもそも、一般的には何らかの新しい政策を実現させようと思えば、複数の政党と折衝し、ときとして是々非々で政策論議を交わさねばなりませんし、また、ときとして他党との間で政策のバーター取引も必要でしょう。そして、これはNHK改革に限られるものではありません。
また、野党という立場で国会で質問時間を得るためには、最大野党である立憲民主党との間で交渉をしなければなりませんが、日本維新の会のように質問時間の配分で嫌がらせを受けるなどしたら、そのことを有権者に向けて発信し、次回選挙で立憲民主党を敗北に至らせる、という効果も期待できます。
その意味では、まずは立花氏のお手並みを拝見、といったところでしょうか。
オマケ:パブリック・コメント
さて、政府が政令などの改正を行おうとするときには、一般からさまざまな意見を募る、という制度があります。これが「パブリック・コメント」と呼ばれる仕組みです。
当ウェブサイトでは『ホワイト国削除を支持する日本国民と韓国の見苦しい反応』で、外為法第48条に基づく「輸出貿易管理令」という政令の改正案に対し、4万件ものコメントが寄せられた、という話題を紹介したばかりです。
こうしたなか、現在、『改正放送法の施行に向けたNHK関係の省令等の整備についての意見募集』というパブリック・コメントが公表されています。
これは、今年6月5日に公布された改正放送法の規定に基づき、NHKのインターネット事業拡大やNHKグループの適正な経営を確保するための内部統制等の構築に関するパブコメです。
NHKは現在、地上波テレビとインターネットで番組の同時配信を行おうとしているようですが、将来的にはテレビを持っていなくても、インターネットに接続できる環境さえあれば、受信料を徴収しようとする狙いは明らかでしょう(たとえばスマートフォンの月額料金からNHK受信料を徴収する、など)。
今回のパブコメでは、ネット同時配信にともなうインターネットからの強制課金については定められていないようですが、正直、NHKがインターネット・ユーザーからもおカネを取ろうとしているのだとすれば、それは明らかに社会正義に反します。
もしもこれについてご意見がある方は、是非、電子政府の総合窓口を経由して、7月31日(つまり明日中)に、政府に対して意見を提出なさってください。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
お疲れ様です・
立花氏+渡辺喜美氏+丸山氏「共闘」が憲法改正・脱韓国で一致するならば応援したいと思います。
国会議員のワンストライクアウト制には賛成できないので、一旦未所属の苦労を味わったバツ1議員を下取りして更生させる様な政党が出現する事は、一般論としては賛成です。但し、N国党にその能力があるか否かは現時点では不明なので、大いに疑問ではありますが。
寧ろ、不倫ネタで他党議員をさんざん攻撃しておきながら、自身のダブル不倫に関しては居直って大野党の幹部を続けている様な輩(女ですけど)こそ非難すべきです。
「NHKの受信料は税金みたいなものだ。」というのは、「税金だから、国民のみから搾り取り、近隣諸国には無料視聴サービスを続ける。」ことの正当化に使われている様な気がしてなりません。それは日本国民を不当に差別するものであり、例えばスクランブルといった、近隣諸国に無料視聴サービスしない現実的手段があるにも拘わらず、それを無視するのは、けしからん事だと思います。
入り口と出口はその組み合わせでいいのでしょうか?
NHKの受信料って何のために払うのでしょうか?
電波法で規定されてて、受信機設置者に契約義務をかしてるのだから、放送や電波に関する技術なんかの下支えって、素朴には思うのです 現にNHKの研究所はいろんな技術開発や規格化をしてて、民放なんかはその恩恵を結構受けてるように思うのです
次に、国民に情報を届ける媒体としての放送局をひとつくらいは経済と関係なしに確保する必要があるという考え方もあると思います
どっちにしても、受信機がないと恩恵を受けられないから税金じゃなくて受信機を持ってる人との契約でお金を集めるってことはわかんなくもないのです
ただ、それだとネットに広げるのは意味分かんないし、テレビが高級品だった頃はともかく、一家に一台どころか一人に一台ある現状だったら、契約よりも税金からの支出で問題ないと思うのです
あとジャーナリストとして情報の収集と発信って業務への対価だと考えれば、ネットへの拡大も理解はできるのです ジャーナリストの役割は政府と対立することもあるだろうから、独立性を確保するために、税金じゃなくて契約で資金をどうにかするってのもわかんなくはないのです
でも、契約の義務化ってのはチェックが働かないまま、継続的に収入が確保できちゃうので良くないと思うのです ある程度の資金を国から基金として提供した上で、その運用と国民からの寄付なり自発的な契約みたいな形で、経営努力や国民のチェックを働かせる方が理に適ってるって思うのです
なんとなく、最初は放送技術の普及と発展から入って、いつの間にか膨れ上がったんだと思うのです その上マスコミの悪弊に毒されていく中で、NHK見ないのに受信契約いらなくね?って素朴な反発に繋がってきてるように思うのです
あと、今の受信料制度を維持するにしても、位置付けを整理して、報道のためっていうなら、報道とはなんの関係もないバラエティやらドラマなんかは、受信料算出の根拠からは外してほしいのです 放送設備の維持管理費と報道に携わる方の人件費、それに取材費だけで受信料を算出して欲しいのです
せめて受信料算定根拠に、どの番組を対象に含めるかのチェックはできる制度にして欲しいのです♪
読み返してみての自己レスなのです
毎年、番組ごとに契約者の投票をして、番組制作費の受信料からの支出の是非を決めることにしたら、N国の人たちも喜んで契約すると思うのです
ついでに、外国の不当な干渉排除とか理由つけて、契約を義務じゃなくて、国民の権利にしてはどうかと思うのです♪
もし万一そういう改正をするならもう自民党には期待しません。
売国放送に利する行動をとる与党には期待ができないためです。
それなら今度こそN国党にいれます。
更新ありがとうございます。
パブコメ、7月31日締めですね。投稿します。ネット有料化反対!
ネットの世界に進出して、ガンダムやマクロス、プリキュアの人気投票に勤しむNHKなど、公共放送の価値無いです。国会中継のノーカット放送、程度に低い娯楽番組の中止、偏向放送の中止等、まじめに「公共放送」の在り方に向き合って自己内省ができる組織になったら、NHKの視聴、ひいては視聴料納付を考えてあげてもいいです。
別にNHKでアニメやるなとは言いませんが、進撃の巨人やガンダムORIGINなんてほっといても売れるようなものをやる必要ないだろ・・・と思います。
せめて商業ベースに乗りにくい意識高い系のアニメを制作すればまだ正当性があるのに、そういうのはノイタミナにお株を取られていますし。
りょうちん様
昔、「メジャー」ってアニメをやってましたね。
今では現実の世界で大谷翔平が更に上を行ってますが、、、。 個人的には○・MLB、×・高校野球です。
NHKって一体誰の物なんですか?
NHKの資金で作られた”NHK何とか”という子会社が沢山ありますけど、それも誰の物なんですか?
(私企業が任意の視聴料を集めるのと違って)普通に考えたら、国民のお金を集めて運営してるんだから当然国民の物になると思うんですけど…。
余談の中で
「予算の入口(主計局)と出口(国税庁)」
とお書きになられていますが、入口が国税庁で出口が主計局ではないでしょうか?
その辺りの解説を別の機会にしていただければありがたいです。
https://www.j-cast.com/2019/06/14359793.html?p=all
「未契約世帯はBS放送のように、契約を促すメッセージが画面に表示されて視聴が妨げられる仕組みにする」
やはりパスワードを要求しながら放送を垂れ流す気満々ですね。
N国党の方針として、知る限りでは、
・野党共闘はありえても、共産には批判的です
・ワンイシューのリスクは十分踏まえたうえで、スクランブル化達成の暁は、
解党し、議員辞職を公言しています
・選挙の読みは強いと自負しているようです。党擁立候補がわらわら来ても、
選別はされるはずです。集票力以上の候補者は立てないでしょう。
・現在の人集めは、総務委員会の席取、改憲派とのバーター取引狙いです
そう考えると、そこそこ策士に見えます。
・野党共闘はありえても、共産には批判的です
共産党の政治思想を批判したものは、ついぞ聞いたことがありません。共産党の公選法違反についてのみは批判してるようですが。
・ワンイシューのリスクは十分踏まえたうえで、スクランブル化達成の暁は、
解党し、議員辞職を公言しています
立花氏が力を入れているのは”集金人問題”であり、スクランブル化について真剣さのほどは懐疑的です。なぜなら、スクランブル化へのロードマップやスクランブル化によるメリット・デメリットについてまともに考えてない(それに類する動画説明がない)からです。
公言とのことですが、立花氏の動画をよく見ていればわかりますが、彼の発言は終始一貫性がなく、公言したからといってそれが担保されると安易に考えるのはたいへん危険です。
・選挙の読みは強いと自負しているようです。党擁立候補がわらわら来ても、
選別はされるはずです。集票力以上の候補者は立てないでしょう。
参議院選挙で富山からは候補をたてませんでした。正確にはたてる予定でしたが頓挫しました。その顛末を簡単に記すと、
〇悪名高き配信者である「鮫島」に打診し擁立する予定であった
〇鮫島が同じく配信者でN党市議の久保田学を、当選の暁には下に見てよいか立花氏に電話で質問
いささかのやりとりの後、鮫島が立花氏は自分を利用してるだけだと気付き立候補の件は破談に
〇配信者NERことN党区議の国場のボランティアをしていた、配信者の「切れたナイフ」を擁立
〇石川から擁立予定で切れたナイフの彼女が、何回も石川まで出向くのは面倒くさいと立候補をやめる
〇彼女の連帯責任で切れたナイフの富山からの立候補を立花氏がとりやめ
〇富山には熱心で真面目な掘こうどうというN党員がいたが、彼には立候補の打診(とおぼしき動き)
はなし
以上はほんの一例ですが、立花氏が真面目に候補者を選別するのかは非常に怪しいとの印象をもちます。
なお、選挙の読みは強いと自負してるそうですが、地方選や堺市長選などで立花氏が大きく票読みを外す
例は案外多いです。詳しくお調べください。
・現在の人集めは、総務委員会の席取、改憲派とのバーター取引狙いです
繰り返しですが、立花氏の一丁目一番地は集金人問題です。スクランブル化すら集金人問題解決のための
方便にすぎません。今の状況を俯瞰すると、集金人問題に邁進する立花氏にNHK問題解決を期待する人々
が、過剰に肥大させた理想を投影してわらわらと集まっている構図に見えます。うまく利用できれば何ら
かの成果も期待できるかもしれませんが、期待はずれに終わる可能性も高いように見えます。唯一言える
ことは、過剰な期待はすべきではない、距離をとって冷静に行動を見守る必要があることです。
たびたびすいません。修正版です。(鍵括弧が修正点です)
・野党共闘はありえても、共産には批判的です
共産党の政治思想を批判したものは、ついぞ聞いたことがありません。共産党の公選法違反についてのみは批判してるようですが。『公選法違反について言えば維新も批判しており、共産だけに批判的との指摘はあたらないと思います。』
・ワンイシューのリスクは十分踏まえたうえで、スクランブル化達成の暁は、
解党し、議員辞職を公言しています
立花氏が力を入れているのは”集金人問題”であり、スクランブル化について真剣さのほどは懐疑的です。なぜなら、スクランブル化へのロードマップやスクランブル化によるメリット・デメリットについてまともに考えてない(それに類する動画説明がない)からです。
公言とのことですが、立花氏の動画をよく見ていればわかりますが、彼の発言は終始一貫性がなく、公言したからといってそれが担保されると安易に考えるのはたいへん危険です。
・選挙の読みは強いと自負しているようです。党擁立候補がわらわら来ても、
選別はされるはずです。集票力以上の候補者は立てないでしょう。
参議院選挙で富山からは候補をたてませんでした。正確にはたてる予定でしたが頓挫しました。その顛末を簡単に記すと、
〇悪名高き配信者である「鮫島」に打診し擁立する予定であった
〇鮫島が同じく配信者でN党市議の久保田学『氏』を、当選の暁には下に見てよいか立花氏に電話で質問 いささかのやりとりの後、鮫島が立花氏は自分を利用してるだけだと気付き立候補の件は破談に
〇配信者『NER』ことN党区議の国場『雄大氏』のボランティアをしていた、配信者の「切れたナイフ」を『代わりに富山で』擁立
〇石川から擁立予定で切れたナイフの彼女が、何回も石川まで出向くのは面倒くさいと立候補をやめる
〇彼女の連帯責任で切れたナイフの富山からの立候補を立花氏がとりやめ
〇富山には熱心で真面目な掘こうどう『氏』というN党員がいたが、彼には立候補の打診(とおぼしき動き) はなし
以上はほんの一例ですが、立花氏が真面目に候補者を選別するのかは非常に怪しいとの印象をもちます。 なお、選挙の読みは強いと自負してるそうですが、地方選や堺市長選などで立花氏が大きく票読みを外す例は案外多いです。詳しくお調べください。
・現在の人集めは、総務委員会の席取、改憲派とのバーター取引狙いです
繰り返しですが、立花氏の一丁目一番地は集金人問題です。スクランブル化すら集金人問題解決のための方便にすぎません。今の状況を俯瞰すると、集金人問題に邁進する立花氏にNHK問題解決を期待する人々が、過剰に肥大させた理想を投影してわらわらと集まっている構図に見えます。うまく利用できれば何らかの成果も期待できるかもしれませんが、期待はずれに終わる可能性も高いように見えます。唯一言えることは、過剰な期待はすべきではない、距離をとって冷静に行動を見守る必要があることです。
『↑のいくつかの文で改行を修正しました』
NHKがN国の主張に対して、以下のような反論を出していますが、反論内容を見ると李地域がホワイト国から外されるのは理不尽だと行っているのと大差がないような気がします。戦後の放送インフラが不備だった時代に日本各地のインフラを整備するために作られた放送法を「錦の御旗」として既得権益を守っているようにしか思えません(国会議員の怠慢によるものも…)ょ
受信料支払わないのは違法 NHKが公式サイトに警告文
https://www.sankei.com/entertainments/news/190730/ent1907300014-n1.html
>文書では「このところ、『NHKを見なければ受信契約はしなくていい、受信料は支払わなくてもいい』と発言する人たちがいます」と問題視した上で、こうした主張に対し「明らかな違法行為などについては、放置することなく、厳しく対処してまいります」と記している。
N党の主張は、確かこんな感じなんだろうか
放送法第六十四条
協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。
契約しろと法律で決まっているが、金を払えとは法律で決まっていない。
金を払わないとひょっとしたら契約違反になるかもしれないが、
契約違反の時に何がどうなるかは、
NHKは個々の事案に対して、それぞれ裁判を起こさないの何もできない
勘違いが入っているかもしれませんが、こんな感じ??
自己コメント。
パブコメを提出して来ました。内容につきましては、機会があれば、当ウェブサイトでも紹介申し上げます。