韓国のキーワードは「自爆」、「自滅」、はたまた「セルフ経済制裁」でしょうか。先週、河野外相が「新・河野談話」を発表しましたが(『「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』参照)、今週に入り、韓国側の「自爆」、あるいは「自滅」といえるような動きが加速しているように思えてなりません。とくに、民間交流がストップするとともに、日韓関係を破壊しようとした張本人が日韓関係修復に向かおうとするなど、さまざまな意味で、なかなか信じられない対応が多数出て来ているようです。
目次
自滅的に日韓関係が悪化
そろそろいい加減、韓国ネタから離れたいのですが(笑)、なかなか離れられません。
いったんウォッチし始めたらとことん凝ってしまう自分自身の性分のためためでしょうか、それともウェブ評論家
にとって注目に値するネタを、韓国が次から次へと自爆的に提供してくれるためでしょうか。
いまさらですが、昨年秋口からの流れを振り返っておきましょう。
あくまでも当ウェブサイトなりの見方ですが、韓国はもともと、日本に対し、おもに「歴史問題」の分野で何かと挑発して来る国であり、文在寅(ぶん・ざいいん)政権発足以前からも、すでに竹島問題だの、大使館前の慰安婦像の問題だの、さまざまな懸案が、おもに韓国側からもたらされていました。
とくに、2012年8月、李明博(り・めいはく)大統領(当時)が日本領である島根県竹島に不法上陸し、あわせて上皇陛下(※当時の天皇陛下)を侮辱する発言を行ったことで、日本人の韓国旅行者数が激減するなど、日韓関係が極端に冷え込んだのは、いまからちょうど7年前のことです。
ただ、ただでさえ低空飛行している日韓関係に「とどめ」を刺しにきているのが、現在の文在寅政権下の韓国ではないかと思います。
昨年秋口以来の日韓間の新たな懸案は、当ウェブサイトで連日取り上げている「自称元徴用工」の問題(韓国で「戦時強制徴用工だった」と自称する者たちが、日本企業を相手取って韓国内で続々と訴訟を起こしている問題)がその筆頭格ですが、それだけではありません。
レーダー照射事件を巡っては、韓国はいまだに事実関係を認めていないばかりか、「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」という見え透いたウソで日本に逆ギレし、挙句の果てに「3海里以内に近付いたらまたレーダー照射するぞ」と非常識な宣言をしている始末。
文喜相(ぶん・きそう)国会議長自身が2月に上皇陛下を「日王」「戦犯の息子」と呼んだうえで、自称元慰安婦らへの謝罪を要求するなどしていますし、韓国政府は2015年12月の「日韓慰安婦合意」に基づく財団を一方的に解散してしまいました。
状況をまとめると、次のとおり、官民軍を挙げて、日本は韓国とまともにお付き合いできなくなりつつある、ということです。
- 自称元徴用工問題で日本企業は韓国を忌避する
- レーダー照射事件で日韓防衛当局の交流・対話は実質停止状態へ
- 上皇陛下侮辱発言で日本の国民感情は反韓にいっせいに動く
- 慰安婦財団解散・その他のさまざまなフリクションで日本政府も韓国に激怒
ただし、念のため申し上げておきますが、当ウェブサイトとしては一貫して、「日本の方から今すぐ積極的に日韓断交に動くべきではない」と考えています。
おもに韓国側からの不法行為により、日韓がこのような厳しい状況に追い込まれていることは事実ですが、日本としては最後の最後まで、対話によって紳士的に問題を解決しようとする姿勢を堅持すべきだと考えています(※といっても、その「最後の最後」の局面は、意外と早く到来するかもしれませんが…)。
民間交流がストップへ?
民間交流が停止しないはずはない
ただ、いくら当ウェブサイトでそのように考えていたとしても、民間交流レベルで影響が生じないはずがありません。これについてヒントとなるのが、先日、『このままでは民間交流に影響が生じないはずがない』のなかで紹介した、韓国メディアの日本語版に掲載された河野太郎外相の書面インタビューです。
そのなかで河野外相は、次のように発言しました。
「日韓関係の現状は大変厳しいものがありますが、そのような時でも、両国間の相互理解と信頼増進のために、国民間の交流、自治体間の交流や、文化・スポーツ等の交流はしっかり続けていくべきと考え、私は機会がある度にこの点を発信しています。」
この発言、一般論としてはとても理解できます。
長期的な視点で「日韓友好」を大事にするならば、日韓関係がどんな状況にあろうが、国民同士、自治体同士、文化・スポーツ等の交流は続けるべきですし、相互理解を深める努力は必要です。その意味で、韓国に注文を付けつつも、きちんと日韓交流に言及する河野氏のバランス感覚は優れています。
もちろん、それと同時に、河野外相がこのように発言することで、不安を覚える国民が多いというのも否定できません。
とくに、この「河野発言」が掲載されたのは、日韓請求権協定上の仲裁手続の期限到来(今月18日)より前の段階の話であり、その後、河野氏が韓国の駐日大使に「キレ」たり、「新・河野談話」を出したりしている状況にあります。
「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係(2019/07/19 14:00付 当ウェブサイトより)
さらに、韓国国内では「自滅」的に、大使館付近での車両炎上事件や、領事館への学生らの侵入事件を発生させていて、外務省「海外安全ホームページ」には、この2つの事件が相次いで注意喚起として掲載されているほどです。
韓国:在韓国日本国大使館付近での車両の炎上事案に関する注意喚起(2019年07月19日付 外務省海外安全ホームページより)
韓国:在釜山日本国総領事館敷地内におけるデモ行為に関する注意喚起(新規)(2019年07月22日付 外務省海外安全ホームページより)
すなわち、韓国の日韓請求権協定破りが確定した7月19日以降も、予想を上回る速度で、私たち日本国民にとっては韓国を忌避する理由が次から次へと出現している格好です。これで民間交流に影響が出ないとは考えられません。
民間交流を停止して来たのは韓国の側?
これについて、現在のところ、わが国において積極的に韓国との民間交流の窓口を閉ざそうという動きは目立ちませんが、逆にむしろ、韓国の側で民間交流窓口を閉ざす動きが出て来ました。その証拠が、昨日の『聯合ニュース』(日本語版)に掲載された、次の記事です。
朝鮮通信使祭り中止? 釜山市が日本との交流事業「全面見直し」表明(2019.07.23 19:38付 聯合ニュース日本語版より)
聯合ニュースと韓国の釜山(ふざん)市長は23日、「安倍政権が不当な経済制裁措置を撤回するどころかその範囲を拡大しようとしており、韓国政府に対し、一貫して度を越した無礼な対応を取っている」と述べたうえで、同市が行っている日本との交流事業を全面的に見直す意向を示したそうです。
(※どうでも良いですが、この「無礼な」とは、河野太郎氏の「無礼である」に対する「逆ギレ」でしょう。)
もちろん、「無礼」とは韓国の方の話ですが、韓国側は自分たちが「被害者」、日本が「加害者」だと思っているため、自分たちより「格下」・「道徳的劣位」にあるはずの「加害者」たる日本から「無礼である」と言われたことで、激高してしまったのかもしれません。
ただ、ポイントはそこではありません。市長が
「釜山市は日本と最も近い都市で、これまでどの都市よりも活発な交流をしており、(今後の交流の)準備もしてきた」
と述べた下りです。
具体的には、同氏が主催する日韓交流行事を全面的に見直すとともに、9月に予定されていた「福岡・釜山フォーラム」も中止となる可能性が出ているほか、「朝鮮通信使祭り」もなくなってしまう可能性があるのだそうです。
さらには、「青少年の交流プログラムや姉妹都市交流など34の交流行事が見直しの対象となる」としており、姉妹都市提携を結んでいる福岡市や下関市との都市間交流にも暗雲が垂れ込める状況です。
こうした動きには、私たち日本人としては戸惑わざるを得ません。なぜなら、ここで重要なのは、あくまでも韓国こそが「加害者」の立場であり、日本は「被害者」に過ぎないからです。
しかし、韓国側はあくまでも自分たちが「被害者」で、日本こそが「加害者だ」という虚構を大事にしているフシがあり、日本政府が「韓国の行動によって日韓関係が損なわれている」などと宣言するほど、韓国側では激高しているように見受けられます。
だからこそ、自分たちが加害者でありながら、自分たちの方から「日韓断交」のような状況に自分たちを追いこんでいるのかもしれません。私たちの側から日韓民間交流の門戸を積極的に閉ざすべきではありませんが、今回の局面では、あくまでも彼らの側が門戸を閉ざそうとしているのです。
正直、私たちには打つ手なし、かつ、「致し方なし」、ですね。
彼が議長の間は議員外交もありえない
よりによってあなたが…
さらに驚いたのは、次の記事です。
韓国国会の代表団が31日に訪日へ 自民の二階氏らとの面談推進(2019.07.23 20:07付 聯合ニュース日本語版より)
今月31日に、韓国国会の代表団が日本を訪れ、自民党の二階俊博幹事長や公明党の山口那津男代表などと面談を行うための日程を調整しているのだとか。
しかも、この代表団を派遣するのは、上皇陛下を侮辱した張本人です。
訪日団は国会の「韓日議会外交フォーラム」の会長である徐清源(じょ・せいげん)議員を中心に、与野党の議員を含む8名程度で構成される予定だそうですが、このフォーラムの「名誉会長」こそが、文喜相氏その人なのです(『悪い冗談?日韓関係破壊した張本人が「突破口を開く」の怪』参照)。
何か悪い冗談を見ているとしか思えません。
文喜相氏も、上皇陛下が日本国民からどれほど深く敬愛され、思慕されているかを知らないからこそ、あんなひどい発言ができるのかもしれませんが、それにしても驚きました。
日韓関係を改善すべきチャネルは、政府間だけでなく、国会議員同士、民間同士など、さまざまなものがあっても良いと思いますが、すくなくとも上皇陛下を侮辱した人間が名誉会長を務めているフォーラムが代表団を派遣して来たとしても、日本の国会議員(とくに与党議員)は彼らに会うべきではありません。
国民の怒りが、国会議員に対して、直接ぶつけられるかもしれません(※もっとも、現在は参院選直後というタイミングではありますが…)。
国会議長や経済団体が相次ぎメッセージ
文喜相氏といえば、ほかにも、日米両国の国会議長に対し、何やら「親書」(あるいは「親書」という名の「怪文書」?)を送るのだそうです。
韓国国会議長 日米の議会議長に親書=日本の輸出規制に懸念表明(2019.07.23 18:30付 聯合ニュース日本語版より)
聯合ニュースによると、送り先はナンシー・ペロシ米下院議長と、大島理森衆院議長です。これについて、国会の報道官はこの日の会見で、「今週中にも日本が韓国をホワイト国から除外する可能性があるため、文議長が訪米・訪日団の出発前に懸念を伝えるメッセージを両国の議長に送った」と述べたのだとか。
日本だけでなく米国にも親書を送るあたり、いかにも韓国らしい気がします。
また、次の聯合ニュース記事によれば、本日が締切日である「韓国を『ホワイト国』から除外するための政令改正案」のパブコメに、韓国の「経済5団体」が23日、韓国に対する輸出規制強化の撤回を求める意見書を日本の経済産業省に提出したのだとか。
韓国の経済5団体 日本政府に輸出規制強化撤回求める意見書(2019.07.23 13:45付 聯合ニュースより)
逆に言えば、現在の韓国は、政府・外交部だけでなく、国会議長や民間経済団体トップなど、ありとあらゆるチャネルを使って日韓関係の改善を図っているということです(※もっとも、彼らが動いたところで、日本政府の意向が変わるとも思えませんが…)。
口直しの秀逸な論考
さて、以上、頭が痛くなるような記事を延々紹介して来ました。
最後に「口直し」ではありませんが、秀逸な論考を紹介しておきましょう。昨日は日本を代表する秀逸な韓国観察者である鈴置高史氏が、こんな論考を『デイリー新潮』に寄稿されています。
輸出規制に文在寅は打つ手なし、日本を非難するほど半導体は「韓国離れ」の皮肉(2019年7月23日付 デイリー新潮より)
リード文には、こうあります。
「韓国は八方塞がりだ。半導体素材の輸出管理を強化する日本への対抗策が見当たらない。日本を非難するほどに自身の地政学リスクを浮き彫りにしてしまい、半導体産業の顧客離れを加速する。韓国観察者の鈴置高史氏が対話形式でその七転八倒ぶりを解き明かす。」
韓国が七転八倒。
非常に秀逸な表現です。
個人的には「韓国が自分で勝手に七転八倒するのは自由だが、日本を巻き込まないでほしい」と思ってしまいますが、それはさておき、リンク先記事は6000文字弱という長文ですが、相変わらずの内容の濃さのわりに、分量を感じさせません。私などはまたしても一気に読了してしまったクチです。
といっても、何が論じられているかについては、逐一紹介しません。朝鮮半島問題に関心がある方であれば、スッと読めるはずですので、是非、リンク先を直接お読みくださると幸いです。
本稿との関わりで重要な点は、「韓国が自爆している」という部分です。該当する部分を抜きだしてみましょう。
- (7月10日、康京和(こう・きょうわ)外交部長官が米国のマイク・ポンペオ国務長官に電話した件で)国務長官からは相手にされなかったばかりか、韓国が逃げ回ってきたインド太平洋戦略への参加を迫られた
- 韓国政府は日本を揺さぶりに来ていて、たとえばGSOMIAについては「状況によっては延長を再検討する可能性がある」(※)と述べたが、即座に米国によって牽制されてしまった
(※ここで韓国政府が「延長を再検討する」と述べたくだりは、おそらく、「延長するかしないかを再検討する」、「場合によっては延長しないこともあり得る」、という意味です。)
これこそまさに「自滅の塊」でしょう。
一方、米国としては、「中国に寝返った韓国に戦略物資であるメモリ生産の過半を委ねるわけにはいかない」と思うかもしれませんし、韓国の主要な半導体工場は北朝鮮の砲門の射程にある、という地政学的事実についても忘れてはなりません。
そして、韓国が「日本の輸出規制は不当だ」などと叫ぶほど、韓国の置かれた厳しい環境や、日本が半導体製造に必須の素材を売ってくれなくなるかもしれないという状況を、日本以外の第三国にも広く伝えることになっている、というのは、皮肉というほかありません。
鈴置氏は「自分の首を絞める韓国人」の下りで、韓国で始まった日本製品の不買運動を巡り、次のように指摘します。
過去の不買運動もすぐに「盛り下がり」ました。仮に長続きしたとしても、日本の消費財メーカーの韓国依存度は高くない。韓国に対する日本人の不信感の高まりを考え、日本企業も「不買運動があるから輸出管理の強化はやめよ」とは言い出さないでしょう。そう主張するのは日本の左派系紙ぐらいです。韓国の政府もメディアも、不買運動する一部の人々も、自殺行為に及んでいます。「日本が半導体素材の輸出を規制するのはけしからん」と騒ぎ立てるほどに、自分の首を絞めています。世界の半導体ユーザーは韓国の2社――サムスン電子とSKハイニックスにメモリーを依存するのは危ないな、と考えるからです。
当ウェブサイト的な言葉でいえば、「セルフ経済制裁」のようなものでしょうか(経済制裁の類型については『これからの日本は、「韓国ザマミロ」では済まされない』あたりもご参照ください)。
ただ、この「セルフ経済状態」というのは、なにも半導体産業だけに留まるものではありません。
本稿で確認したとおり、民間交流の分野でも、国会交流の分野でも、はたまた近い将来は金融面でも、似たような「自爆」状態に入るのかもしれません。
このあたり、鈴置論考などでも深く確認したいところですが、残念ながら今回の鈴置論考も、ちょうど良いところで「次回に続く」で終わってしまっています。個人的には、「次回」が待ち遠しくてなりません。
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アップルが調達先を韓国以外に変更するとの記事がありました。
https://ascii.jp/elem/000/001/900/1900546/
日経では、何度も中国製フッ化水素がテストにて良好な結果だったので、日本からの購入が打ち切られる。だから言わんこっちゃないとの記事を掲載しています。
どちらが正しいか、直ぐに結果は出るでしょう。私としては日経が赤っ恥をかきそうに思います。
日経は、ますます経済界のアサピーになりつつありますね。経団連のお偉いさん達は、こんなのを信じて経営方針を立てているのです。そりゃぁいつまで経って失われた30年ですわ。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(うろ覚えの記憶で申し訳ないのですが)何かの本で、「(高齢の)日
本の政治家や経営者は、(いつも自分の読んでいる)新聞と同じ情報しか
受け付けない。だから、新聞から(提出する)レポートを作っている」と
いう記述がありました。(周知の事実の情報より、他人が知らない情報の
方が価値があると、思うのですが)
駄文にて失礼しました。
【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の一般理事会は23日、ジュネーブで開かれた初日の会合を終えた。議事の進行が予定より遅れたことから、日本政府による対韓輸出規制に関する議論は、会合2日目の24日に持ち越された。
文喜相が必死に弁解しようとする姿を見ると、
ひとつの仮説が思い当たるのです。
文喜相は日本政府からペルソナ・ノン・グラータに
指定されたのではなかろうか……という仮説です。
自分を助けるために、なんとかしようと思って
今年始め頃から、急激に日本に対して低姿勢に
転じたのではないのかと思えるのです。
文3号を日本に送り込んでくるのは、計画的なのではないかと疑ってしまいます。
上皇陛下を侮辱して謝罪の一つも無い人間を、日本国民が歓迎するはずがありません。
つまり、3号を送り込んでくるのは、「わざと冷遇させ」て「被害者のマスク」を被る為の布石かと。
こちらは、関係改善の為に国会議員の議長を派遣しているのに、相応の対応をしなかったのは日本だから、日本が悪いのだ!と。
記事の更新有難うございます。
ロシア・中国の挑発行動、国際社会は怖いですね。
ボルトン大統領補佐官が韓国高官と会談されたと有りました、その後上皇様に暴言を吐いた韓国議長が日本に議員団を送りたいとの事。
<与党議員は基本条約の履行、レーダー照射に対する謝罪、上皇への暴言への謝罪、この3点が無い限り会談してはならない>と思います。
この状況では、韓国をホワイト国から除外するまでで手打ちをさせられそうで。。。
ロシアの発表が面白いですね。
1.警告射撃やフレアでの合図は気がつかなかった。→どこで撃ったんだかw
2.警告の通信が一切無かった。→自衛隊はわざわざロシア語で呼びかけるのにw
レーダー事件のような不快さをロシアも味わえばいいのです。
低空飛行と違って、相手を挑発したこと自体は間違いない事実なのですし。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
今回の件で、アメリカが、どう反応するのかが気になります。ロシアは
(日本とも韓国とも)同盟関係にあるアメリカは、何の発言もできないと
見ているのでは、ないでしょうか。(もっとも、トランプ大統領はツイッ
ターで、何を発言するか分かりませんが)
駄文にて失礼しました。
韓国は、あらゆるチャネルを通じて関係改善しようとしているのでは無く、あらゆるチャネルを通じて大声を出しているだけだと思います。
彼等なりに、必死なんでしょう。
もしくは、大声をあげて関係改善しようとするフリをしているんでしょうね。
本当に関係を改善させたいと思っているのであれば、やるべき事は既に決まってるわけですし。
演技ですよ。
韓国側の考える「関係を改善させたい」は、以前のように日本は韓国の無理を聞けという事ですよね。
日本側の考える「関係を改善させたい」は、先ずは日韓協定を守れだと思います。
韓国は、韓国の考える関係改善に、必死なんだと思います。こらからも統一に向けて、日本に無理難題を押し付けるつもりですからね。
両国の「関係改善」が持つ意味合いが、これだけ違うんだから、妥協点は無いんでしょうけどね。
別の記事で、長嶺大使が、韓国を天皇陛下の即位式に呼ぶなら、それまでに関係改善しないといけないと言いましたが、韓国は言う事を聞けとゴネるのが、外交の基本だから、意味無いと思ってます。
まだ注射の針がささっていないのに泣きわめくはた迷惑な子供と同じです。
お利口さんに輸出管理をきちんとやれば痛くもかゆくもないはずなのに。
対して重要ではないことですが
>李明博(り・めいはく)
い・みょんばく
と読むのが礼儀の様です。今更礼儀を言うことではないかもしれませんが。
https://matome.naver.jp/odai/2144163695943087301
https://shinjukuacc.com/20181115-05/
僭越でした。
おはようございます。
いつも記事のアップありがとうございます。
ここ2,3日NHKを初めテレビのローカルニュースを見ていますと、といっても私の場合、面白い番組が見当たらないときにザッピングの途中でチラ見するくらいなのですが、韓国との交流事業が中止になったと流されているのを見ました。また、韓国との飛行機便が飛ばなくなったというニュースもありました。交流事業の中止は韓国からの申し出であり、飛行機会社も多分韓国で、観光客が見込めないという理由のようです。
そのことを、NHKのアナウンサーなどが暗く、深刻な口調・表情で、言葉にはしませんが、これではいかんというメーッセージを発しながら伝えていました。
一体、日本と韓国で、地方自治体や国の機関、あるいは民間の団体がどのくらい交流事業をしているのでしょうか。また、それに対してどのくらいの予算や補助金が確保されているものなのでしょうか。
ニュースからは何も分かりませんが、おそらく、韓国としては今回の輸出管理の報復として、交流事業や定期航空便を中止にしているつもりなのでしょう。私などはこれで少し韓国が遠くなったと喜んでいるのですが、それを嫌がる人や、それで損害を受ける人がどの程度いるものでしょうか。
韓国にとってみれば、日本の地方自治体及び民間団体との交流や定期航空便も武器の一種なのですね。また、それを支配下にある報道機関を使って効果的に報道し、日本の世論を動かそうとする魂胆もあるのかもしれません。
ほんと、付き合いたくない人たちですねえ。
>ただ、この「セルフ経済状態」というのは、なにも半導体産業
>だけに留まるものではありません。
ご明察です。
韓国の観光産業、特に日本航路に依存しているLCCの業績が急激に悪化しているそうです。
ザッと見ただけでも、韓国の航空会社の安売りが止まりません。
チェジュ航空、48時間限定タイムセール開催 8月の日韓線片道1,500円から。7月24日
チェジュ航空、9月の日韓線片道1,600円から。7月17日付
大韓航空、日韓線でセール 往復1.2万円台から。7月8日付
チェジュ航空、10月・11月の日韓線などでセール 片道2,000円から。7月8日付
エアプサン、年に2回の「FLY&SALE」開催 日韓線片道500円から。7月4日付
ジンエアー、日本韓国線が往復税込11,140円からのスーパーセール。7月2日付
エアプサン、10月の日韓線・韓国国内線でセール 片道1,000円から。7月1日付
「畑に蛤」
見当違い、ピントが外れている、の意味、比喩的表現。
ここに韓国賛美のコメント書くのは、畑に蛤、と知りつつも、思わず語らせていただきます。
今回のロシア軍用機に警告射撃360発というのは、韓国ながら、思わず「よくやった」と誉めずにはいられませんな。
しかもロイターによると、竹島上空だというじゃないですか。
いったい日本は何をやっとるんですか?
韓国に領空守ってもらって、どうすんですか。
そんなことだから、ロイターも、竹島は日本の領土だと、正確に書かないんですよ。
恥ずかしい。
航空自衛隊は恥だと思いなさい。
「ロシア爆撃機の領空侵犯により、韓国軍攻撃機がロシア爆撃機を警告射撃した」のであれば、日本の防衛省発表等や政府の抗議内容の事実関係を整理すると、今回は「韓国軍やっちまった事案」のようですよ。
ここからは想像ですが、日本もスクランブルはかけていたけど、「今回は、韓国軍がやっちまってるので静観した」というところではないでしょうか。
事実誤認でロシア相手にここまで勇ましく騒いでしまった韓国が、どう事を治めるのか、生ぬるく鑑賞したいと思います。ロシアは、フッ化水素など、何らかの取引でバーターにしてくるのでしょうかね。
竹島上空は、日本の防空識別圏から離れていて、いくら領土だと主張したところでスクランブル出撃は現実的ではありませんよ。なんで領土と主張している空域を含めていないのかと言えば米軍がそう決めたからです。
もし竹島を日本の防空識別圏に含めるなら、韓国が新型のF-15Kを受領して空間失調で墜落させたようなデモフライトにもいちいち出撃して警告射撃をしないといけなくなり、準戦争状態になるでしょうw。
それでも竹島周辺で韓国が軍事行動を起こせば今回も含め、マメに抗議はしているんですよ。
正直、航空自衛隊にしてみれば、ただでさえ年間1000件にも届かんとするスクランブルを増やしたくないのですから、防空識別圏を広げるなんてやめてくれと言いたいのがホンネでしょう。
また防空識別圏自体は、担当国が勝手に設定していて、国際的な法的根拠は実はありません。
韓国のKADIZと日本のJADIZは紳士協定的に(というか元は米軍が決めた)分けていますし、台湾との境界は二国間の話し合いで分担しています(台湾がかなり譲っているのは日本を"信頼"してくれているのでしょう)。
中国のCADIZは、中国が国際的な相場を無視した広範囲を設定していますが、まったく実効力が無く、他の国からは馬鹿にされています。実際に常識外れで身の程知らずの設定を公表した時点で非難囂々で、米軍が挑発するようにCADIZ内を軍用機を飛ばしましたが、ぜんぜん対応できませんでした。
カニ太郎さま
> 航空自衛隊は恥だと思いなさい。
スクランブル発進して写真撮影までしてます。なのでいつものお仕事かと。
今回は韓国が絡んだのでマスコミが大きく反応しただけかと思います。
報道発表2019 統合幕僚監部
https://www.mod.go.jp/js/Press/press.htm
[07/23[公表]中国機及びロシア機の東シナ海及び日本海における飛行について]
防衛省の発表では、ロシアの哨戒機は領空侵犯したけど、ロシアの爆撃機と中国の爆撃機は、領空侵犯してないよー、という内容です。
韓国の発表と矛盾しますね。
海外の報道(BBCやBloomberg)を見ると日本に不利です。歴史問題に対する制裁だとしか認識されていません。そして、経済のことしか考えない人にとっては、いままで安く買えていた韓国半導体を買えなくなることは確実にデメリットです。日本が悪いということになる可能性は高い。
国際の場で議論されると細かい事情はすべて無視されます。日本と韓国の仲が悪いのは歴史問題のせいだという考えは、それほど間違っていません。したがって、今回の措置もそのためだと理解されるのは仕方のないことです。
国際に受け入れられやすいストーリを用意してから戦いに出るべきだったと思います。具体的には、アメリカから中国のサムソン工場への技術移転はけしからんと口火を切ってもらうべきだったと思います。そうすれば、日本はアメリカの要請に答えて輸出管理をしっかりやるという形にできたでしょう。それどころか、自称徴用工問題のことを日本は最初から言及してしまいました。狡猾さが足りません。
では、どうすればよいか。輸出許可を出せばいいんです。韓国での半導体生産に必要な量をきっちり許可して輸出してやれば海外の関心はなくなるでしょう。あとは、真綿で首を絞めるように絞めあげていけばいい。
心配性 さま
またこれまでのように日本が負けるのですか?
やですねえ。
また負けるとすると、日本の外交ベタは天才的ですね(笑)
心配性様
>海外の報道(BBCやBloomberg)を見ると日本に不利です。歴史問題に対する制裁だとしか認識されていません。
そのとおりだと思います。いくら日本が「不適切な事案」だと主張しても具体的な内容の説明がなく、説得力に欠けます。これで勝てるとは思えないのです。
韓国が横流ししているなどという不適切な事案をWTOで公表するなら話は別ですが、外務省の役人も出席すると言う…。さらに不安です。
そんなことしなくていいと思います。
まだ、優遇措置を外そうとしている段階ですし、
ここは日本政府の出方を注意深く見ることです。
本当の制裁措置はどうでるのか?
慌てることはありません。