マトモな議員にとって、韓国の政治家と会うこと自体がリスク
額賀福志郎・日韓議連会長と、鳩山由紀夫元首相が相次いで韓国を訪問し、日韓首脳会談について言及したようです。言い換えれば、河野太郎外相ら外務省関係者を除けば、この期に及んで韓国の政府関係者や政治家と会おうという政治家が、日本側にもかなり限られてきた、ということでもあります。なお、先日『朝日新聞が日韓首脳会談を要求したこと自体が答えになっている』で紹介した宇都隆史氏の発言について、事実上「裏が取れた」格好となりましたので、当ウェブサイトとしては先日の「岩屋擁護論」について修正をしておきたいと思います。
額賀福志郎氏が訪韓
日韓議連の額賀福志郎会長が、週末に訪韓していたようです。
本日の韓国メディア『中央日報』(日本語版)の記事によると、額賀氏は15日に訪韓して李洛淵(り・らくえん)韓国首相と会談。NHKはこれについて、「G20首脳会議を念頭に置いて両国関係改善のために協議を進展させていく必要がある」との意見で両者が一致したと報じたそうです。
李洛淵首相、日韓議員連盟の額賀会長と会談…首脳会談の突破口探るか(2019年06月17日07時00分
中央日報はまた、NHKの報道を引用し、額賀氏が李洛淵氏に対し、韓国大法院(※最高裁に相当)の自称元徴用工判決を巡る日本政府側の「仲裁手続」に応じるよう要請したとしつつ、
「お互いに立場はあるが、具体的に解決に向けて話し合いをしていくべきだ」(※下線部は引用者による加工)
と話したと報じています。
額賀氏が発言し、それをNHKが報じ、さらにそれを中央日報が報じたという流れであるため、この発言を巡る額賀氏の正確な意図はよくわかりません。ただ、さすがにこの「お互いに立場はあるが」の下りはマズいのではないでしょうか。
客観的に見て、自称元徴用工の問題を巡り、日本には何ひとつとして過失はありません。今朝の『「仲裁委員任命期限」が近づく まずは観光ビザから始めよう』も含めてこれまで当ウェブサイトではさんざん論じて来たとおり、韓国が国際法を守るか、守らないか、という問題だからです。
それと同時に、日韓間の懸案事項とは、自称徴用工の問題だけではありません。
韓国海軍による日本の海自哨戒機に対する火器管制レーダー照射事件を巡っては、いまだに韓国側はその事実を認めていませんし、また、当然ながら必要な謝罪も行われておらず、再発防止措置や責任者の処罰もなされていません。
また、2015年12月の「日韓慰安婦合意」に基づいて設立された「慰安婦財団」を、昨年11月に韓国政府が一方的に解散すると宣言した問題についても手つかずで残っていますし、天皇陛下(現・上皇陛下)に対する文喜相(ぶん・きそう)国会議長の侮辱発言についても放置されています(※)。
(※この件については、文喜相氏が13日、韓国訪問中の鳩山由紀夫元首相に対し、個人的に謝ったとする報道もありますが、もはや論評にすら値しないため、当ウェブサイトでは取り上げません。詳しくは産経ニュース『韓国議長が天皇発言を謝罪 訪韓中の鳩山氏に』などをご参照ください。)
「条件なく会って話すべき」
ただ、河野太郎外相や岩屋毅防衛相を除けば、日本の現役の与党議員は、韓国側の政治家とはほとんど会おうとすらしていません。あの二階俊博幹事長ですら、5月に11人の韓国国会議員が来日した際に面会を断ったほどです(『韓国メディア 根本的な認識がおかしいから、結論を間違える』参照)。
このため、韓国政府関係者や韓国の国会議員らとまともに会っている政治家といえば、先ほど出て来た額賀氏や、今夏、参議院議員を引退することが確定している「ワタミ」氏くらいしかいないという状況は、ある意味、現在の日韓関係を象徴しています。
こうしたなか、本日の中央日報にもう1つ、乾いた笑いしか出てこない話題を発見しました。
文-安倍、G20サミットで条件なく会って虚心坦懐に意見交換を(1)(2019年06月17日10時05分付 中央日報日本語版より)
これは、訪韓中の鳩山由紀夫元首相が韓国の「韓半島平和作り財団理事長」の洪錫炫(こう・しゃくげん)理事長と会って対話したというものです(それにしても財団の名前がヘンテコですね)。鳩山元首相は
- 「文在寅大統領がせっかく日本に来られるのだから安倍晋三首相とぜひ会談を実現させていきたい」
- 「令和時代が開かれ、日本は新たな気持ちで新たな時代を迎えている。冷え込んだ韓日関係も指導者が頻繁に会って対話することが重要だ」
などと発言したのだそうです。
韓国の用日派が読めば狂喜乱舞しそうな発言ですね。
もっとも、洪理事長の発言も、
「懸案は強制徴用賠償問題だと考える。韓国では大法院の賠償判決が下されたが、三権分立があり大統領もこれを否定することは難しい。事実、強制徴用については、1965年韓日協定以降、韓国政府から若干の補償はあったが充分ではなかった。」
というものであり、正直、まったくお話になりません。
もっとも、鳩山元首相のような人物と会うくらいですから、韓国側も鳩山元首相の日本社会における扱いと、日本社会が韓国のいかなる行動に激怒しているのかを本質的に理解していない証拠と言わざるを得ません。
(なお、鳩山元首相の発言内容は「ネタ」としては面白いかもしれませんが、正直、あまりにも論評に値しないので、本稿では取り上げません。ご興味があればどうぞご自身で閲覧してください。もっとも、「読んで時間を無駄にした」という苦情については受け付けませんので、あらかじめご了承ください。)
ワタミ事件の真相
さて、冒頭の中央日報の記事に戻りましょう。例の「ワタミ事件」を巡って、中央日報は次のように報じています。
「先月28日、韓国野党国会議員5人が日本を訪れた時も冷遇された。彼らは当初会おうとしていた日本衆議院外交防衛委員長との会談は拒絶され、比例代表初当選である参議院外交防衛委員長1人だけに会うことができた。」
つまり、「ワタミ事件」のときに、韓国の国会議員を日本の衆議院側の外務委員長が面会を拒絶した、という話です。
(※余談ですが、この「日本の衆院外交防衛委員会」とあるのは、「衆議院外務委員会」の間違いでしょう。「外交防衛委員会」は参議院の委員会名称です。)
ただ、日本を訪問した韓国側の国会議員らとの面会を断るとは、日本の国会議員も大人げがないな、と思う人もいないわけではないと思います。
この下りについて、本当かと思って調べてみると、自民党参議院議員の宇都隆史氏が今年5月31日付で『チャンネル桜 SakuraSoTV』に寄せたビデオレターのなかで、非常に興味深い話を述べておられます(該当箇所は7:56~)。
宇都氏自身、参議院側の「外交防衛委員会」の理事を務めていらっしゃいますが、その立場として、「韓国側から年配の国会議員が5人で『委員会外交』をしようと擦り寄ってきた」として、次のような趣旨のことを話しています。
- 訪日しようと思った韓国側の議員らが、在京の韓国大使館を通じて、衆議院の外務委員会、参議院の外交防衛委員会の各委員長の個人事務所に連絡をしてきた
- 宇都氏は渡邉美樹委員長から相談を受けた際、「委員長の個人事務所に連絡をするのではなく、きちんとした正規のルート(参議院の場合は国際部)を通して連絡をするのが筋だ」と伝えた
- そのうえで宇都氏は、「韓国側の議員と会っても良いが、その代わり、国会外交の正規のルートを通じて申し込むべきだし、日本の議員側も韓国側の対応に対する腸が煮えくり返る思いを直接ぶつけさせていただく」と打ち返した
- 結局、渡邉事務所と韓国大使館のあいだでやりとりが行われ、結果的に渡邉委員長が1人で韓国側の5人の国会議員と会った
つまり、韓国側は正規のプロセスを無視して、妙な表面上の友好を取り繕うような会談を仕掛けようとしたところ、日本の国会側は「正規ルートを通せ」と言ってきただけの話であり、早い話が、「日本側が面談を拒否した」というのは、明らかな捏造なのです。
岩屋防衛相の日韓防衛相会談の内情
ちなみに、宇都隆史氏のビデオレターからは、ほかにも有益な情報を知ることができます。その1つが、岩屋毅防衛相が「シャングリラ会合」に出席するためにシンガポールを訪問した際、今月1日に韓国の鄭景斗(てい・けいと)国防部長官と非公式会談を行った件です。
図表 日韓非公式会合(※クリックで拡大)
(【出所】防衛省HP)
当ウェブサイトでは、当初は『ネット「無能な岩屋はさっさと辞めろ」 常軌逸した岩屋叩き』『「ネットの岩屋叩き」、日韓首脳会談見送り要因の1つに?』で報告したとおり、岩屋氏に対しては擁護的な立場を示してきました。
私自身もウェブ評論家として、書きたい内容については自分の責任で書いているため、正直、岩屋氏を擁護したことで世間の批判が当ウェブサイトにも向かうこと自体、まったく気にしていません(※もっとも、当ウェブサイトの読者の多くは、一部メディアのフェイクニューズの問題点を理解して下さったようですが…)。
ただし、『朝日新聞が日韓首脳会談を要求したこと自体が答えになっている』で紹介したとおり、宇都議員はこのビデオレター『永田町レポート』の別の回で、岩屋氏の会談が「官邸の制止を無視した暴走だった」と、はっきりと述べたのです。
私自身、宇都氏について色々調べてみたのですが、彼は自衛隊出身で、熱い愛国心を持つ人物であるらしく、売名目的で岩屋氏を貶めているという形跡もありません。このため、宇都氏が「岩屋氏の暴走だ」とする説明にも説得力があります。
これに加えて、大人気インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』で本日、青山繁晴参議院議員も、岩屋氏の今回の日韓防衛相会談が「首相官邸が止めたにも関わらず、岩屋氏が反対を振り切って実施した」といった趣旨の発言をされていました。
このため、「複数の議員が証言した」という事実により、当ウェブサイトとしても、「日韓防衛相会談の目的は岩屋氏が首相官邸の意向を受けて、安倍政権の考えを韓国に伝えるためのものだ」とする見解を維持することができなくなりました。
誠に残念ながら、本日をもって正式に、当ウェブサイトとしては「6月1日の日韓防衛相会談は官邸の意向を無視した岩屋氏の独断だった」と見解を変更させていただきたいと思います。
もっとも、ウェブ評論をするうえで、結局のところ「リスクはつきもの」です。
よっぽど「事実誤認が酷くて誰かを傷つけた」ということがあれば、そのことについては真摯に謝罪したうえで記事を撤回しなければなりませんが、そのときの判断で執筆した内容が、あとから判明した情報で修正しなければならなくなったとしても、オリジナル記事を撤回するという話にはなりません。
それに、シャングリラ会合で岩屋氏が韓国に厳しい要求をしたことや、日韓防衛相会談について韓国メディアが「日本が謝罪を拒否した」と報じた事実などを踏まえれば、あながち岩屋氏の日韓防衛相会談が明らかな失敗だったとは言えないと考えています。
当ウェブサイトの「岩屋擁護論」について、結果的には世間的な少数意見になってしまった格好ですが、それはあくまでも私自身の責任であって、岩屋氏の責任ではありません。
何より岩屋氏が今後、防衛相を辞任するのか、罷免されるのか、内閣改造で更迭されるのか、あるいは留任するのかは知りませんが、むしろ時間が経過してから上記記事を読めば、岩屋氏の功罪についてはしっかりと記録に残るでしょう。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、G20での日韓首脳会談の実施は、正直、困難でしょう。『「日韓協力」「日韓首脳会談」 日本の世論が許さない状況に』でも述べたとおり、それをやってしまえば日本の世論が許さない、という状況になってしまっているからです。
もちろん、「ここで文在寅政権が倒れてしまえば、韓国がさらなる混乱に陥ってしまうから、あえて『敵に塩を送る』発想で日韓首脳会談に応じる」という考え方くらいは成り立つでしょう。しかし、もともと話がわからない人間(=文在寅氏)に会ったところで、話をしても意味がないというのもまた事実です。
なにより、日本のまともな政治家にとっては、もはや韓国の国会議員と会うことすらリスクになっているという事実は、現在の日韓関係を考える上で非常に興味深い現象だと思います。
それよりも、まずは明日(または明後日)が、日韓請求権協定第3条第2項に基づく「仲裁手続」の委員選任期日です。当ウェブサイトの予想どおり韓国側が仲裁手続に応じないのか、それとも意表を突いて韓国が仲裁手続に応じて来るのかについて、その対応を待ちたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
現段階で日本の政治家が韓国の政治家に(公式の場で)会うこと自体、
(主にネットで)叩かれるだけでなく、(俗な話で申し訳ないのですが)
次の選挙で自身の支持者が離れる、または(無党派層の)票が対立候補に
流れるリスクを冒すことになると思います。もし、(朝日新聞をはじめと
する)日本マスコミ村が報道しなくても、ネットでの拡散で落選すること
にでもなれば、日本の選挙の常識が変化する瞬間になるでしょう。
駄文にて失礼しました。
>もし、(朝日新聞をはじめとする)日本マスコミ村が報道しなくても、ネットでの拡散で落選すること
にでもなれば、日本の選挙の常識が変化する瞬間になるでしょう。
そうなって欲しいものです。
韓国・中国・北朝鮮勢力に簡単に買収・操作されてしまう日本のメディアは、日本のウィークポイントになりつつあります。
情報の流通経路を分散させる必要があります。
更新ありがとうございます。
安倍政権にも自民党内にも、今でも『親韓議員』が居ます。もう何十年も巣食っている連中。代々引き継がれてますね。額賀氏や渡辺氏、二階氏、立憲民主党のミョンバク氏、鳩ぽっぽ、隙あらば韓国押しを進めようとするでしょう。
コイツらを選挙で落とすのは当然としても、根っからの媚韓層は市井にも居ます。もっと少数派、塵ぐらいになるまで叩きのめさねばなりません。
大阪G20での日韓首脳会談は絶対に無いと思います。会ってどうするんですか?(笑)2分しか持ちませんよ。安倍総理が『日本への無礼な行為、非礼行為に対する謝罪、一つ一つ韓国の返事を出せ!』で、文はアサッテの方向の話しかしない(笑)。別に来んで良い!G19だよー。
私は当初から岩屋無能論を唱えていますが、ようやく日韓防衛相会談が岩屋の独断だったと書いてもらえてうれしいです
それ以前のレーダー照射のyoutubeへのupの件についても、岩屋大臣は難色を示し、当時の統合幕僚長が官邸に直訴したという話があるので、岩屋大臣は一貫して韓国融和派のようです
韓国人はどうして正規の手続きを取ろうとしないのでしょうかね。まあ、そうすると道理が通って無理がひっこんでしまうので韓国にとっては都合が悪いのでしょうけど。
ルーピー鳩山については・・・(笑)。正気ではございませんから。ちなみに、奥様には、このような状態の夫君を保護する義務があるのでしょうに・・・。
AIIBに招聘してしまった習近平さんも、人質をとっておいたつもりが、世界中の笑いものになってしまった格好ですね。
額賀福志郎氏についは、どうでしょうね。安倍政権が捨て駒にするつもりで扱っている可能性がないでしょうか?国際情勢がどう変わるか、読み切れないところがあります。まさかに備えて、正式な安倍政権の見解ではない。という前提で彼を使っている。というのは穿ちすぎでしょうか(笑)?
岩屋氏についても、そうですが。彼らの資質がそもそもであった。に加えて、安倍政権が表立った阻止をしていない点です。
宇都隆史氏や青山繁晴氏の証言に基づき、Web主さんが意見を変えられたことは、ウェブ評論家として、しごく当然のことですし、自然なことと存じます。
でも、私は、Web主さんより自由な立場で、もうしばらく”政治の闇”なる陰謀論に片足だけ置いておこうと存じます(笑)。
最後にG20で、日韓会談を行うか否かですが、韓国は既に無政府状態です。
どこを掻きまわしても、会うことに利は見つけられず。会えは同盟諸国に間違ったメッセージを発しかねません。”G20で日韓会談行わず”は、国内外承認されていると存じます。
ソレよりも、つい、数日前に起きたホルムズ海峡・日本企業他 二隻のタンカー 襲撃・砲撃?事件の方が、優先じゃないのか?
G19?の議題として・・・。
懇談すら、無理じゃねぇの?K国とは・・・。
とある東京都民様 始めまして。こんばんわ。
>つい、数日前に起きたホルムズ海峡・日本企業他 二隻のタンカー 襲撃・砲撃?事件の方が、優先じゃないのか?
左様ですね。ただ、中東という、ある意味、暗黒世界の真実というのは、ちょっとやそっとでは、解明できるわけではなく。G19?の話題に上ったとしても、合意にいたる可能性は低い。なにせ、ロシアや中国も参加国なので。
それに、すでに議題はほぼ固まっているものと思われ、最近起こったタンカー襲撃を議題に突っ込むのは、難しい気がいたしますが、いかがでしょう?
最後に蛇足ながら、付け加えると、日韓会談は論外ですが、G19?に御出でになるとして、K国の大統領が議論に参加できる能力があるのか、私は疑問に感じております。
韓国は、信義の国ではない。歴史を嘘で塗り固めたねつ造国家だ。
議員団や閣僚等が訪日しても、それは彼らのアリバイづくりでしかなく、日本側がお付き合いするのはいい加減止めなければならなと思う。
過去、幾度となく彼らの要請を受け入れ、裏交渉や裏取引までして、韓国のメンツを立ててきたが、ことごとく裏切られ、結果、反日・侮日・卑日へとつながったてきたのはご承知のとおり。
こんなことを繰り返すーべきではなく、また、もはや許される情勢でもない。
それでも応じるという日本の議員たちは、何らかの利権に関係していると思われる。
統一教会系の工作も入っているかもしれない。
一般になるべく事実に基づいた記載は望ましいものですが、肝心の事実が明らかでない段階での意見表明の妨げにはならないものと私は考えています。とりわけ評論においては手に入る限りの事実に基づいた推論を披瀝する形式からケーススタディでもなければそれが評論として世に資する目的ともいえるでしょう。
重要なのは判明した確度の高い事実がそれ以前に記した記事と相反したとき、以前の見解に固執するか否かの点にあるように思います。
その是非またはどちらに分があるとは私は考えません。ただ、度々記事に記されている通りある主張を声高に叫ぶ反面でその主張の無謬性への疑問に向き合わない硬直的な姿勢が見られるのは大変残念なことです。
この一点においても本記事で表明された著者様の姿勢は本サイトの公正性を担保されているものと思います。そして、事実判明以前の記事を遡及して修正または抹消することを良しとせず、(主張に関してではなく)時系列的に齟齬のない記録とする明快かつ一貫した管理方針は大変素晴らしいお考えだと思う次第です。
昭和の時代、「朝鮮人・韓国人には関わるな」は常識だった
ように思います。当時の両国のイメージは、
北朝鮮;共産政権、総連、朝鮮高校
韓国 ;軍事政権、統一教会、妓生
で、マイナスイメージしかなかった。
北朝鮮は拉致問題で日本人に徹底的な嫌悪感を持たれました。
韓国は一時的に好感度があがったものの、結局今回の事態で
見限られることになりました。
「あるべきところに戻った」という感じがします。
平成の30年が異例だったというべきでしょう。
チャンネル桜の司会・水島氏によれば岩屋大臣は「16、17歳の頃、孫正義と同士と呼び合った仲。元々半島にシンパシ―があったんでしょう」と語っていた。
まあ、一つの見方ではあるのかなと。
【討論】本当の中国・韓国経済[桜R1/6/15]
https://www.youtube.com/watch?v=D28OjJRnmI8
1:22:40頃
いまだに韓国の肩を持つ人間がいることが理解できない思いです。かの国と国民の大部分は、ストーカーですよ。ストーキングされてる被害者がストーカーに好感情を持つこともあるでしょうが、もういい加減目が覚めてしかるべきですよ。
パープリンの女子中高生も困ったもんです。韓国に憧れ、韓国男に騙され、後々悲劇の種にならないことを切に願う次第です。ナイーブで疑うことを知らない若い女性は簡単に騙され、あらぬことを吹き込まれ洗脳されて韓国シンパになってしまいます。
日本では韓国の悪辣さを教えないので、個人的に被害にあうか、関心を持たない限り彼らの本性に気づかないのです。詐欺の被害に遭うのを黙って見ているような居たたまれない思いです。
岩屋大臣が官邸に楯突き、独断で暴走し韓国と手打ちを図った、ということならそろそろ更迭してもいいのでは。韓国に対するメッセージにもなりますし。閣内に異分子を入れたままにしておくのは良いことではありませんから。孫正義の刎頚之友というのは信ぴょう性が高いと思いますよ。
一貫して岩屋無能説を唱えてきた私としては、鬼の首を取ったかのように勝ち誇りたいところですが、うれしさよりも、そんな無能でも防衛大臣になれてしまう自民党の現状に悲しさを覚えます。
自民党の中に、思想が偏向していたり勉強が足りない国会議員が多すぎます。憲法改正の日は遠い…
当方も岩屋さんは危なっかしい(=韓国への姿勢が旧態依然としている)
・・と不安に思っておりましたが
岩屋さんの言動が韓国をミスリードさせるレッドヘリングになっていることで
結果的に彼によって韓国の用日派の行動が鈍化し、日本の離韓に役立っている
という結論に達し静観しておりました(笑)
でも韓国もそろそろ日本の反感が半端ないと気付き始めてますから
岩屋さんの存在価値(?)も無くなってきましたかね~
まともな政治家なら、韓国とは距離を置くべきと考えていると思いますが、I屋みたいなヘラヘラ大臣も居るし、N賀みたいに韓国まで尻尾を振って飛んでいくのも居る、かと思うとN階みたいに男梅議長の特使とこそこそあっているのも居る。
自民党も国民を甘く見ているのではありませんかね?
〉日韓防衛相会談は官邸の意向を無視した岩屋氏の独断
なるほど、そう言ってしまえば6/6にご提起された
〉安倍政権そのものが「日韓協力」や「日米韓3ヵ国連携」に言及することの矛盾にも言及する必要
が無くなりますね。防衛相の独断なんですから。
…………………………………………
私は、岩屋防衛相の能力や私的願望はともかく
『首相や外相の対韓外交と根っこは同じ』視点のまま、もう少し見守ろうと思います。
判断するネタは、今月いっぱい事欠きませんからね。
そもそも、首相や外相は韓国そのものではなく文在寅政権を相手にしているから、最近のような対韓外交が出来るだけでは?
思想とか有能無能とか関係なく、
政治家としての立場から日韓友好未来志向を捨てられない人はいると思いますよ。
パチンコ業界とつながりを持つ岩屋氏もそうだし、日韓議員連盟の会長さんだってそう。
そしてそんな岩屋氏を防衛大臣に任命したのも当時の状況からすれば間違いじゃなかったんでしょう。
自衛隊と韓国軍が仲たがいするような状況になっては困りますから。
とはいえ現在の状況で岩屋氏を防衛大臣に据え続ける安倍政権は少々常軌を逸しているとは思いますが。
速報です。微妙な時期の地震?なので、いろいろ、憶測が飛んでいます。震源の深さは0メートルって、地震とするにはちょっとムリがあるかも。
<中朝国境付近で爆発か、小規模な地震発生 中国当局発表>
https://www.afpbb.com/articles/-/3230454
失敗学的に岩屋防衛相更迭はありえないでしょう。
完全に能力的に資質を欠いていた稲田大臣ですら、内閣改造でやんわりと交代させられました。
もうどこかのコメントで触れられているかもしれませんが
岩屋氏はレーダー照射事件の証拠ビデオ映像公開に反対した
と、長谷川幸洋氏が6月8日付けの記事に書いています。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190608/pol1906080001-n2.html
–以下引用–
自衛隊がレーダー照射事件の事実を示す証拠のビデオ映像を公開しようとした際、岩屋氏は韓国との関係悪化を言い募って、懸命に止めた。そこで、河野克俊統合幕僚長(当時)は安倍首相の裁断を仰ぐために、問題を首相官邸に持ち込んだ。
関係者によれば、安倍首相はその場で、「公開しなかったら、自衛隊の名誉が守れないではないか」と言って、公開を即決したという。。
–ここまで引用–
これが事実であれば、民主党政権時の海保ビデオの扱いを思い起こさせるものです。
仮に非公開とした後に流出すれば、政権には大ダメージだったでしょう。
また上記の経緯という事であれば、既に官邸からは睨まれていた筈で
その上で今回の件を行った訳ですが、解任だと任命責任を問われるので難しいとは思います。
昔の日本と違い、現在の防衛相は一定の外交能力が必要で
もちろん内閣の外交方針と一致する人でないとならない、と思います。
国益など二の次で或いはそれを犠牲にしてでも、自らの利権は守り、第三国の代弁もと。この手の連中が政権与党にも入り込み閣僚にも起用されたりするようだから大変始末が悪い。
こういったことは、いろいろ取りざたされ公然の秘密だったりもするが、国民の間に詳らかにされない、話題とならないことが何より問題だ。
いやはや、申し訳ない思いで一杯です…
岩屋防衛大臣の北朝鮮包囲網を作る手腕を見て一定の評価をしていたところへ、異様とも思えるバッシング。これは擁護しなくては、と思っておりましたが敗北を味わいました…
小野寺前防衛大臣と比較するのは可哀想と言うもの…
批判を一手に引き受ける汚れ役は、小野寺氏にはできないでしょう。
韓国に対する不満はマグマのようにたまっている。なのに、政府は明確な対抗措置を出して来ない。
政府に対する不満を一身に引き受け、被害担当艦を務めることになった彼の功績だけは評価したいと思います…
彼には汚れ役を引き受けたという気持ちはなかったと思うのですが、支持団体の手前もあるので。
結果、そういうことにはなったかもしれませんが。
韓国に誤ったメッセージを送らなかったという点では、朋美大臣の方がまだましだったかと・・。