今朝方の『レーダー照射事件を含め、国民は安倍政権の対応を見ています』などを含め、最近の当ウェブサイトのコンテンツは韓国の日本に対する不法行為の話題ばかりな気がします。こうしたなか、私は恐らく、韓国側が絶対にレーダー照射事件の事実を認めず、謝罪をしないと考えています。そうなってくると、次に考えねばならないことは、「韓国をどうやって謝罪させるか」、ではありません。韓国に対しては四の五の言わず、厳格な懲罰を下すべきなのです。
奇想天外な韓国に話題を持って行かれた!
当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、あくまでも「政治、経済に関するウェブ評論サイト」であって、「韓国専門サイト」ではありません。少なくとも私自身はそう思って運営しています。
しかし、この厄介な隣国からあまりにも奇想天外な動きが相次いでいるがために、どうしても同国に関する話題が激増してしまっているのです。
慰安婦合意を実質破棄する、旭日旗を勝手に「戦犯旗」と呼ぶ、島根県竹島を不法占拠する、といった、日本に対するさまざまな合意違反や不法行為の数々を見るにつけ、韓国が日本の「友好国」である資格を持っているとは思えません。
そして、昨年10月30日の「徴用工判決」を皮切りに、こうした韓国の無法が加速しているように思えてなりませんが、それに輪を掛けて日韓関係を破壊しようとする動きが、12月20日の「レーダー照射事件」だったと考えて良いでしょう。
このうち、レーダー照射事件を巡っては、当ウェブサイトでは昨日から今朝にかけて、韓国政府・国防部が昨日公表した「反論動画」を取り上げました(動画自体のリンクは『レーダー照射事件を含め、国民は安倍政権の対応を見ています』等に貼っておきましたので、そちらをご参照ください)。
ただ、この「反論動画」とやらは、動画のメインパートで日本の防衛省が公表した動画をそのまま流用し、おどろおどろしい音楽と字幕を付けたという代物です。もちろん、韓国側のオリジナルの映像も組み合わされているものの、全体として、「反論」という意味ではまったく反論になっていません。
私自身も当初は身構えていた節があるのですが、動画を何度か視聴していると、どうしても粗が目立ち、失笑を禁じ得ないのです。
また、この動画については英語版のものもアップロードされています。
ただ、私が見たところ、先ほどの時点で視聴回数は30万回弱でしたが、「高評価」が3.2万件に対し「低評価」が2.9万件と評価はほぼ拮抗しており、また、英語圏の視聴者が付したと思しきコメントを眺めていると、その圧倒的多数が韓国に対して批判的なものです。
やはり、この動画では日本の主張に対する反論になっていないということが、多くの人の目から見て明らかなのでしょう。
もっとも、「韓国政府・国防部は、韓国に対して批判的なコメントを削除しまくっている」、というコメントも付されていますが、それが事実だとすれば、「高評価3.2万件」というのも怪しいものだと思います。
「勝負あり」、で終わらせるな!
いずれにせよ、レーダー照射を巡る日韓双方の主張のぶつかり合いは、客観的に見て、現時点では日本の圧勝と見て良いでしょう。おそらく、日韓両国が公表した2つの動画を見比べるだけでも、韓国側の主張がいかに荒唐無稽であるかがよくわかるからです。事実上、「勝負あり」、でしょう。
ただ、それと同時に、ここで私が1つ、心の底から懸念している点があります。
それは、日本政府側で、「ほぼわが国の主張が正しいことは明らかになった」、「もう『勝負あり』だ」、「これ以上韓国を追い詰めるべきではない」、といった考え方が頭をもたげることです。
日本人同士だと、それでも良いかもしれません。
しかし、今回は日本人の主張、常識が通用しない相手である、という点を無視してはなりません。もし日本が「勝負あり」と見て主張を止めてしまえば、韓国側は何年掛けても本件についてウソを流し続け、いつのまにか「日本の自衛隊機が韓国軍艦に異常接近した事件」にすり替わるのは目に見えています。
私がこのように申し上げると、「何を大げさなことを言っているのか」、「韓国を追い詰めすぎるのは大人げない対応だよ」、などと笑う人もいるかもしれませんが、そのような人には「従軍慰安婦問題」で日本がどれだけ煮え湯を飲まされてきたのか、ちゃんと学習して欲しいと思います。
防衛省、再反論を準備?
もっとも、防衛省は昨日の時点で、韓国国防部が公表した動画については「その内容には、我々の立場とは異なる主張がみられる」とする内容の発表を行っています。
韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について(2019/01/04付 防衛省HPより)
防衛省の発表内容は非常に短くてそっけないものですが、動画が公表された当日の初動としては、それでも十分でしょう。それよりも、今回からはちゃんと英語と韓国語でもリンクを作成している点については防衛省の動きは十分に評価に値します。
ただし、防衛省はこれで事案を終わらせてはなりません。
今回、日本の防衛省がやらねばならないことは、『レーダー照射事件、韓国による謝罪と責任者の処罰が最低ライン』でも申し上げたとおり、まずは韓国政府の然るべき人間、たとえば文在寅(ぶん・ざいいん)大統領本人による公式謝罪と、責任者の厳罰を引き出すことです。
逆に言えば、韓国側が公式謝罪と責任者の処罰に踏み切るまで、日本政府は徹底的に韓国を追い詰めなければなりません。防衛省がどこまでやるつもりか、あるいはどこまでできるかはわかりませんが、途中からは外務省や首相官邸などが一丸となって、韓国を追い込んでいくべきです。
こうしたなか、時事通信は韓国側の動画に防衛省側で「反発が広がっている」と報じています。
韓国動画に反発広がる=防衛省は反論文書発表-レーダー照射(2019年01月05日00時23分付 時事通信より)
先ほどの防衛省の反論文について、時事通信は
「日本政府は「話し合える状況にない」(関係者)として反発を強めており、防衛省はさらなる証拠の公開を検討している」
と指摘したうえで、防衛省幹部による
「ひどい。こっちも反論し続けないとだめだ/(動画で交信音声が削られるなど)絶対に細工をしている(にちがいない)」
といった発言を紹介しています。是非、再反論をしてほしいと思います。
もっとも時事通信によると、この防衛省幹部は
「最後は罵詈雑言の言い合いになるかもしれない」
という懸念を示したそうですが、「罵詈雑言の言い合い」にならないよう、目標は韓国政府に事実を認めさせ、謝罪と責任者の処罰を引き出すことにある、という点については常に意識しておいてもらいたいと思います。
韓国は絶対に謝罪をしない!
しかし、無駄にプライドが高い韓国人の特性を考えるならば、韓国はどんなに追い込まれても、絶対に事実関係を認めず、また、絶対に謝罪に応じないと考えています。
では、もし韓国がかたくなに事実関係を認めず、謝罪にも応じなかったら、どうすべきなのでしょうか?
おそらく、あと1~2週間ていどは、反論文の公表のやり取りを続けるのも仕方がないと思いますが、ここまで証拠が揃っていても、韓国がシラを切りとおしていることを考えるならば、いい加減、証拠の公表だけをしていれば良い、という考え方を切り替えなければなりません。
反論文書を公表し続けるのも結構ですが、やはり、どこかで反論を切り上げ、韓国に対しては「しかるべき懲罰」を与える方針に切り替えるのが適切です。その際、米国を含めた国際社会をしっかりと味方に付けておくことも重要でしょう。
当ウェブサイトとしても、これからは「韓国に対する制裁」についてじっくりと考えてみたいと思います。
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今回の事件で韓国軍部は
クーデターに成功しても
新政権に対する日本からの協力は得られなくなりましたね。
防衛省も今回の韓国側が公表した理解不能動画を見て、まともな協議は不可能と感じたと思います。従って、言ってきた事は事実を基づいて潰しながら、政府や各省庁と連携して実効性のある制裁の発動は必須と思いマス。他の国にも日本の考えを理解して貰うことも平行して実施が必要と思います。
制裁はどうでしょう?
むこうがやってきて、対抗措置として出すならいいけど、認めないから強硬手段というのは難しいかもしれません。
やるなら、せどり疑惑をクローズアップして国連安保理巻き込んでやるべきかと。
レーダー問題は二国間問題なので、最後まで証拠で堂々と追い詰めで行くべきだと思います。
例え意地でも認めなくても、大いに韓国の信頼を削ぎ落として孤立させる効果はあります。
経済的な協力も全て断る口実にもなるし。
僕も日本から制裁を実施するのは難しいと考えています。
根拠はなくて申し訳ありませんが、アメリカが日本政府に韓国への制裁に関して待ったをかけていると思うからです。
歯痒い思いをしながらも、今後も韓国との関係を維持していくことになるのではないでしょうか?
自衛隊機のデータはデータリンクで米軍にも流れているはず。レーダー照射は米軍もすでに感知しているのではないかな。そこで、制裁するにしても日米共同でやったらいいのでは。最初は軽い制裁から、徐々に強化していくのがよい。
昨日の河野外相の記者会見での発言を聞いていて思ったまでです。
アメリカとしては、在韓米軍の撤退をにらみ、日本には韓国との関係をこれ以上悪化させてほしくないのではないかと思います。
済州4.3事件を見てください。朝鮮人の本性が解ります。
NHKが放送で使用したのは、波が自然に見えるよう細工した意図的な合成画像
https://www.jijitsu.net/entry/NHK-P1-gazou-gousei-innsyousousa
それを視た韓国メディアが、哨戒機が異常接近したと自衛隊を非難している。
NHKは日本に仇為すためなら、捏造虚報情宣を厭わないのかっ?!
先に NHKに
きちんとどういった事情でこうなったのか、説明させる必要があると思われます
日本国の獅子心中の虫を潰すのが優先されると思います
何より 憲法改正をしないと
何事も始まらないような気がしてなりません
韓国の国家としての年齢は 11歳前後
(韓国は、国民大衆が 普通に文字情報に接っすることで 相応の国家的な思想やアイデンティティを形成するに至っていない。指導者は韓国のエリートであっても、その母集団全体があまりに時間的に熟成されないままであり、十分な錬成と取捨選択のもとに踏み上がってきたものではないため、余計にポピュリズムに左右されるか または 確信的な不利な選択を行ってしまう。)
日本はと言うと 年齢は十分に成人しているのに
成人扱いされる・できる状況にない
他国からの抵抗は 通過儀礼ですが、真に大人の国家として取り扱われるためには、国内の抵抗は何としても取り除かねば なりません
勇気も必要です
受信料 返せ !
防衛省あるいは日本政府から、
「今回韓国側より、単なる一方的な主張にもかかわらず、それがいかにも威嚇行為の証拠であるように訴え、我が国に対して謝罪まで要求するという内容の動画が公開された。
韓国側が、物的証拠が何ひとつなく、証言のみを証拠と主張して我が国に謝罪を要求する行為は、今回が初めてではないため、今回の事件については物的証拠に基づいて、しっかり真実を追究したい。」
と発言して、火に油を注いで欲しいと思っています。
文を見ていると、鳩山政権が1年足らずで終わってなかったら、恐ろしいことになっていたろうと実感できる。
レーダーなどより韓国軍艦が北朝鮮漁船に対して何をしていたのかが最も知りたいところです
もしEEZ内で違法操業する北漁船に対し保護をかけていたとするとこれは制裁違反のほか、
日本に対する侵略と認定せざるを得ないかもしれません
軍艦旗などがないのも符合します。
もしそうだとすると中国軍より悪質なことをしていることになります
竹島や拉致などで前科のある国です。
これを明らかにせずに事態を沈静化してはいけません。
北朝鮮の漁船に対して食糧と燃料を供給していたのでしょう。
それが証明されると国際的にえらいことになりそうです
日本が単独制裁せずとも南北まとめて国連決議違反として米中から制裁対象になりそう
レーダーなんかで謝ってもらうよりそちらのほうが我が国にとって好ましいのでは?
続き
韓国の2隻艦艇の無線連絡を海自の哨戒機が傍受していたかどうかは不明だが。
1983年の大韓航空機撃墜事件の際、同機を撃墜した旧ソ連戦闘機と地上の無線やり取りを日本の海自が傍受していた。その結果、当初撃墜を認めなかったソ連は,渋々撃墜を認めた。
それほど高い通信傍受技術があるのだから、もしかしたら、海自の哨戒機も何かしら傍受できているかもしれないという淡い期待がある。
そうなれば、さらに盛り上がるのだが・・・。
韓国海洋庁所属の「サンボンギョ号」は、同庁最大の5000トン級の海難救助艇、哨戒機のクルーの会話でも「韓国の5(5000トン級)は見ないですね」と言っていたが、「サンボンギョ号」は。普段竹島周辺の防衛にあたり、対日用艦艇ともいえる。そんな艦艇が、ワザワザ能登沖まで出向いた理由は?
北朝鮮船は、当初1トン未満の小型船と思われていたが、「サンボンギョ号」に装備されている高速救助艇よりかなり大きい、北の工作船としては、それなりの大きさの船。
それらから推察すると、ネット上に拡散しつつある情報だが。これは「瀬取り」ではなく。北の高官が脱北して日本に密航しようとしたのを韓国船が遮った。もう一隻3900トンの韓国駆逐艦も同行しているので、どうしても密航を防ぎたかったのではないか?北朝鮮のかなり上位の高官かもしれない。
その北朝鮮船乗組員たちは、翌日板門店を通じて北に引き渡された(内1人死亡)との報道。
そしてその密航者を捕まえてほしい旨の連絡が北から韓国に通報、普段は竹島周辺海域にいたサンボンギョ号が、半島よりも近いので急きょ現場に向かった。というのが真実かもしれない。
しかし、それが真実だとすれば、北からの連絡を受けた韓国政府が韓国海軍を動かした、ということが韓国国民に知れるとムン大統領の立場も危うくなる。よって、ムン大統領は沈黙し続ける。
更新ありがとうございます。
韓国のYouTubeの『日本哨戒機が悪い』反論投稿映像は(笑)、ここまで書いて失笑しました。
もとい、韓国海軍は反論になってません。子供騙し(騙されないよな)、誰が見てもチャチな寸劇です。マトモな民族なら、こんな恥ずかしい映像投稿はしません。
日本の勝ちです。日本が正しいです。でも韓国は尻尾を切っても生きて日本を貶めます。腕を失っても生えて来ます(笑)。日本相手なら猛烈なシツコさです。熱風地獄か火焔地獄に落として蓋をしないと、スグ出てきますよ。
防衛省だけでなく、外務省、首相官邸が一丸となって追い込め。それでも韓国は謝罪しないと思う。ですからもう一度、理詰めで反論し、説明を尽くしてもアサッテの方向に言い返して来たら、制裁発動する。
無論、米国と豪、NZ、印、比、尼、星、越南、ラオス、加、英、仏らには説明し、国際社会を味方に付けておきます。
韓国からは最低限、文か国防部長官の『心のこもった謝罪文と声明』及び海軍総司令官、艦長、レーダー要員責任者の処罰が必要です。拒絶したら『渡航制限』(ビザ免除プログラム撤廃、ゼロ)を行なう。日本からも『安全情報を2』へ。
もっとも『慰安婦合意財団廃止』や『偽徴用工判決で受けた日本企業の在韓資産強制差押え』等とは一緒にせず、とにかく海自哨戒機問題でキッチリと筋を通して、二度とイチビリをしないよう、厳しく対決して頂きたいです。
それぞれ波状攻撃で韓国は仕掛けて来たが、日本は焦らず、正論とオープンな言行で一つ一つぶった斬る。腹わたは煮え繰り返るが、韓国・半島相手にはコレが効きます。
朝日新聞、立憲民主党、日本共産党らはダンマリだが。また「両国で話し合う必要あり」なあんて、マヌケな事は言わないように。日本の邪魔をするな!
今回のレーダー照射事件で不可解なのは
1.文在寅大統領が沈黙を守っていて一言も発言していないこと
2.1隻の小さな漁船に5000トンの海警と3000トンの駆逐艦がなぜ必要なのか
3.受信も送信も出来ず、ヘリも搭載しない(出来ない?)、映像も記録できない駆逐艦がなぜ出動したのか
4.いったい韓国軍は日本EEZ内で何をしていたのか(救助活動の形跡はない。)
日本政府はレーダー解析情報は軍事機密なのでといっているが、実際は韓国軍の機密であって自衛隊の機密ではないので公表しても問題ないと思う。どのみちFCレーダーの周波数は変更になるはずだから。
公表して欲しいのはフライトレコーダによるP-1哨戒機の位置と高度の動画と捜索レーダーとFCレーダーの周波数と照射時間の動画です。是非ともYouTubeにアップして頂きたい。期待しています。