【夜刊】赤坂自民亭と「謝蓮舫ブーメラン」炸裂!

「赤坂自民亭」を巡り、またしても「蓮舫ブーメラン」が発動されたようです。

ザ・ブーメラン

「自民党、緊張が足りないのでは?」

一昨日の朝日新聞デジタルに、こんな記事が掲載されています。

豪雨前の赤坂自民亭「慎んだ方がよかった」自民・森山氏(2018年7月10日20時30分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

これは、赤坂にある議員宿舎で開かれた自民党の若手議員の懇親会「赤坂自民亭」を巡り、自民党の森山国対委員長が10日の記者会見で、「大雨や災害が予測される時は、できるだけ、そのようなことは慎んだ方がいい」と苦言を呈した、とするものです。

この「赤坂自民亭」には、自民党の若手議員だけでなく、安倍晋三総理大臣や岸田文雄政調会長ら自民党幹部も出席。西村康稔(にしむら・やすとし)官房副長官がその様子をツイッターに掲載しています。

安倍総理、あるいは官邸サイドとしては、必要な指示を出し、あとは現場に任せるという方針を打ち出しているので、私の目から見て、別に今回の官邸の対応に問題があったとは思えません。

しかし、結果論ですが、「豪雨災害の直前に呑気に飲み会をやったのは危機意識、緊張感が足りない証拠だ」と文句を言われても仕方がないかもしれません。「飲み会の時点でここまでの大災害になると予想していなかった」と反論することもできますが、「緊張感が足りなかった」とのお叱りは甘受すべきでしょう。

ただ、『安倍総理外訪中止:私たち一般人こそ、常識を持つ必要がある』でも述べたとおり、安倍総理は結局、11日から予定されていた海外出張を見送りましたが、これも「国内が大変な時に、呑気に外国を訪れるとはなにごとだ」といった、非常にレベルの低い批判を警戒したものでしょう。

日本の敵とは、このように「足を引っ張るレベルの低い野党」であることは明白だと思います。

やっぱりブーメランが発動

ところが、予想どおり、野党側にブーメランが盛大に突き刺さっています。

立憲民主党の村田蓮舫(むらた・れんほう)参議院議員がこの「赤坂自民亭」を巡り、「責任感があまりにも欠如している」と述べたのだそうです。

首相らの議員宿舎の酒席、蓮舫氏「責任感あまりに欠如」(2018年7月10日17時49分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

(※余談ですが、村田蓮舫氏自身が自分を「日本国籍である」とする確たる証拠を出していないことと、ツイッターのユーザー名を「renho_sha」と表記していることから、本名が「村田蓮舫」ではなく「謝蓮舫(しゃ・れんほう)」ではないかとの疑いも払拭できません。)

ところで、この「赤坂自民亭」とまったく同じ7月5日、立憲民主党の手塚仁雄(てづか・よしお)衆議院議員の「政治活動25周年記念パーティー」が行われていたことが判明しています。同議員の元秘書で、現在は目黒区議会議員を務める西崎つばさ氏のツイッターに、その様子が投稿されていました。

ハッシュタグを見ると、手塚仁雄氏以外にも、枝野幸男、長妻昭、辻元清美、(村田)蓮舫の各氏のお名前が挙がっています。また、写真手前にはビール瓶が写っています。枝野代表をはじめとする皆様は、まさに7月5日にビールで乾杯をしていたのでしょうか?

SNSを控えたら?

別に私は、政治家が災害のときにビールを飲んでいるのを見て「けしからん」とは思いません。

たとえば自分自身のゴルフ会合を優先するあまり、阪神・淡路大震災の初動がいちじるしく遅れた村山富市元首相や、宮崎県口蹄疫事件の際に海外でゴルフを楽しむことを優先した赤松広隆元農水相の事例は論外です。

しかし、今回の安倍総理のように、やるべきことをやっていたら、別に批判されるような筋合いのものではありません。むしろ、菅直人元首相のように、原発災害の最中に現地視察を強行し、福島第一原発を爆破した事件の例を見るまでもなく、政治家が現場に出てもできることは限られています。

(※余談ですが、安倍総理は今回の水害で現場視察に出掛けたようですが、私に言わせれば、これもできれば控えた方が良かったのではないかと思います。)

いずれにせよ、野党が政府・与党を攻撃しても、かなりの確度で「ブーメラン」が突き刺さるのを見ていると痛々しい思いすらしますし、また、SNSを通じた野党議員の行状が人々に知れ渡っているにも関わらず、これをあえて報道しないマス・メディアの姿勢にも大いに疑問を感じます。

とりあえず、立憲民主党の皆さんは、有権者のことを甘く見過ぎです。ツイッターなどを通じてあっという間に有権者にバレてしまうというリスクを、もう少し真剣に考えたらどうでしょうか?

あまり俗語を使うのも気が引けますが、「バカッター」という単語があります。「バカみたいな行動をツイッターで発信してしまい、バズが生じ、あっという間に人々に知れ渡ってしまう」という行為をしてしまうことを「バカッター」と呼んでいるようですが、賢くない人がツイッターを使うと本人にとって不幸になる、という意味です。

わりと本気で思うのですが、立憲民主党の皆さんや日本共産党の皆さんは、SNSを控えた方が良いかもしれません。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告