配信日時:2023/11/02 17:00 新宿会計士 RMB一帯一路の債務の罠にかかっているのは中国の側では? 中国が巨額のおカネを貸していると見られる国――トルコ、アルゼンチン、エジプト、ベネズエラなど――は、いずれも国際決済銀行(BIS)のデータで見て、それほど多額の債務に耐えられる国々ではありません。中華金融の「債務の罠」問 […]
配信日時:2023/10/16 15:30 新宿会計士 RMB岐路に立つ一帯一路:リスクの取り方を間違う中華金融 ものごとの本質は、中国の与信審査能力の低さにあるのかもしれません。ウェブ評論サイト『フォーブスジャパン』には、中国が進める一帯一路金融に関する論考が掲載されているのですが、同論考にこんな節が出てきます。「中国はアジアやア […]
配信日時:2023/06/07 05:00 新宿会計士 RMB与信管理ができていない中華金融:カネ借りる側も狡猾 世界最大の債権国は「中国」ではなく「日本」です 中国のスワップ外交・金融外交は、はたしてうまくいっているのか――。これについて調べれば調べるほど、「あり得ない」と言わざるを得ません。とくにスワップを巡っては、いわゆる「与 […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/12/03 12:00 新宿会計士 金融スリランカ、外貨準備に人民元スワップを計上していた 外貨不足のスリランカに対する国際通貨基金(IMF)の支援決定が遅れています。これについて日経は、IMFの担当者の「同国が救済措置の資格を得るための前提条件を満たせば理事会は早急に開かれる」とする発言を紹介していますが、裏 […]
配信日時:2022/12/03 05:00 新宿会計士 金融中立国スイスすら資産凍結:金融面で見たロシアの苦境 ウクライナ戦争を受けたロシアに対する金融制裁の異例さの証拠は、永世中立国であるスイスが制裁に参加したという点でしょう。こうしたなか、スイス当局は先日、ロシア関連で75億フランの資産が凍結されているほか、461億フラン相当 […]
配信日時:2022/11/18 08:00 新宿会計士 RMB【総論】中国・人民元スワップ一覧(22年8月時点) 実態がよくわからないとされる中国人民銀行の通貨スワップ・為替スワップについて、網羅的に調査し、一覧表にしてみました。これによると2017年7月以降の5年あまりで中国が外国と締結したスワップは、少なくとも33本、金額にして […]
配信日時:2022/10/20 10:00 新宿会計士 金融「新興国発の金融危機の可能性ある」=前NY連銀総裁 ニューヨーク連銀の前総裁でもあるウィリアム・ダドリー氏が時事通信のインタビューに答え、新興市場諸国が「ドル高・金利高・ウクライナ戦争」という「三重苦」に直面し、過去の米利上げ局面などと「同じ状況だ」との認識を示したそうで […]
配信日時:2022/08/25 11:00 新宿会計士 金融南アジアを支援するクアッド通貨スワップ構想の現実性 昨今のドル高に加え、ウクライナ危機を受けた世界的インフレなどを受け、またしても、通貨スワップ議論が聞こえてきました。今度は「クアッド南アジア通貨スワップ構想」だそうです。米アジア・ソサエティ政策研究所のアキル・ベリー氏が […]
配信日時:2022/08/01 05:00 新宿会計士 金融米「TIC」で見る「日本が世界最大の米国債保有国」 外国人投資家が米国内に保有する有価証券の残高を示した「TIC」と呼ばれるデータセットがあります。現時点で入手できるのは2022年5月末時点のものですが、これを眺めていると、なにかと興味深いことが判明します。日本の米国債等 […]
配信日時:2022/06/19 05:00 新宿会計士 RMBスリランカからの通貨スワップ発動要請を拒否した中国 中国との「人民元スワップ」はイザというときに役に立つものなのか――。これについて、ちょっと考えさせられる事例が出てきました。先月「事前調整型デフォルト」に陥ったスリランカです。一部メディアの報道によると、スリランカは中国 […]
配信日時:2022/04/13 12:00 新宿会計士 金融一帯一路で知られるスリランカが外貨建債務デフォルト スリランカが外貨建債務のデフォルトを余儀なくされるようです。コロナ禍にウクライナ戦争が決定打となった、というのが同国の説明だそうです。そのスリランカといえば、「一帯一路金融」という話題が出たときに、典型的な事例に挙げられ […]
配信日時:2022/01/13 12:00 新宿会計士 RMBスリランカと中国・債務の罠:人民元経済圏の落とし穴 スリランカといえば、南部の港湾を中国に取り上げられてしまった国としても知られます。そのスリランカは現在、コロナ禍により主力産業である観光業が壊滅的な打撃を受け、外貨準備不足のため、紅茶を使って石油を輸入する、といった状況 […]