米国の戦争犯罪、なぜ原爆は広島市に投下されたのか?
本日は73回目の広島原爆忌です。原爆投下は人類の汚点であり、人類は核の脅威から解放されなければなりません。そのためには、まずは「米国こそが」、原爆投下を過ちだったと認め、核拡散を全力で食い止める義務を負っています。
目次
73回目の原爆忌
安らかにお眠り下さい、過ちは繰り返しませぬから
本日は73回目の広島原爆忌です。
この日が来ると、毎年、思うのですが、原爆の犠牲者のご冥福を静かに祈るべきときなのに、どうしても原爆忌自体が政治利用される嫌いがあります。
また、広島・平和記念公園に設置された石碑の碑文にも、私は強い違和感を抱いています。
この碑文には、こうあります。
「安らかに眠って下さい/過ちは繰り返しませぬから」
この、主語が曖昧な文章は、いったい何なのでしょうか?
「安らかに眠って下さい」と呼びかけている相手は原爆の犠牲者の方々であり、この点については私もまったく同意します。しかし、「過ちは繰り返しませぬから」の下りに含まれる「過ち」とは一体何であって、この「繰り返しませぬ」の主体とは、いったい誰なのでしょうか?
過ちを犯したのは、戦争犯罪者・トルーマン
まず、原爆投下という行為自体が、明らかな大量虐殺行為であり、また、戦争犯罪であることは論を俟たない点でしょう。
広島に投下された原爆「リトルボーイ」は「ガンバレル方式」(gun barrel)と呼ばれ、爆弾の内部に搭載された臨界量未満の2つのウラン塊をぶつけることで炸裂させるという、比較的シンプルな構造の爆弾です。しかし、その破壊力は抜群で、エネルギーはTNT火薬に換算して約15キロトン分とされます。
原爆は、特徴的なT字型で知られる相生橋の真上を狙って投下され、8時16分に島病院(現・島外科)の上空約600メートルで炸裂。爆心地はただちに3000~4000度の熱線と放射線にさらされ、衝撃波は爆発の約10秒後に約3.7キロメートル先まで到達するというすさまじいものでした。
この熱線と放射線、衝撃波(爆風)などにより、爆心地から半径2キロメートル地点にある木造家屋のほとんどが倒壊し、倒壊を免れた鉄筋コンクリートの建物も甚大な被害を受けています。
ここから先はあくまでも私の仮説ですが、「午前8時15分の時間帯を狙って広島市に原爆が投下された理由」は、トルーマンによる邪悪な「人体実験」という目的があったのだと思います。
まず、投下された時刻(8時15分)は、ちょうど広島市民が出勤、通学、あるいは学校の運動場での集会などで屋外にいる時間帯と重なります。原爆の直下に人間がいたら、どのような被害を受けているのかを「実験」する目的があるとしか思えません。
なぜ2発投下したのか?
次に、俗説では、京都に原爆を投下する計画もあったものの、米陸軍長官であったヘンリー・スティムソンがトルーマンに対して宛てた書簡のなかで、文化財が多い京都への原爆投下に反対し、これによってトルーマンが京都への原爆投下をとりやめた、というものがあります。
私は歴史家ではありませんから、この俗説が正しいのかどうかは存じ上げません。
しかし、戦略論から言えば、比較的、木造の建築物が多い京都よりも、コンクリート造りの建物が多い広島の方が、「実験地」としては適しています。なぜなら、世界の都市を見ると、木造建築物よりもコンクリート建築物の方が多く、「実戦兵器」としての効率性を試すなら、広島の方が良いからです。
したがって、私はトルーマンが、原爆の破壊力(とくにコンクリート造りの建物に対する破壊力)と、原爆の兵器としての汎用性を確かめるために、あえて広島を投下地に選んだのだと考えているのです。
このように考えていくと、上空600メートルで炸裂させたのも、地上(相生橋付近)に到達してから炸裂させるよりも、より高い破壊効果が得られることから、トルーマンは最初から広島を「コンクリート造りの建物を含んだ街を効率良く破壊する実験台」としたのだと思います。
さらに、米国で信じられている俗説は、「原爆は日本の戦意を挫くことで、戦争を早期に終結させ、結果的に多くの米兵の命を救った」、とするものです。しかし、この目的が事実ならば、広島に1発の原爆を投下すれば、それで済むはずです。
それなのに、米国は広島原爆の3日後、8月9日には、長崎市浦上天主堂付近にも原爆を投下しています(※余談ですが、キリスト教徒を原爆で殺害したわけであり、まさに、トルーマンは背教者の名にふさわしい悪魔の使いでしょう)。
なぜわざわざ2発目の原爆を投下したのか。
これは、長崎上空に投下された原爆は「爆縮(implosion)方式」と呼ばれていて、爆縮レンズという仕組みを使ってプルトニウムの塊を爆弾の中心部に圧縮させるという、非常に高度な技術が必要な爆弾だったからです。
広島型のガンバレル方式だと、燃焼効率が悪く、また、兵器自体の小型化が難しいという欠点もあります。これに対し、長崎型の爆縮方式だと、燃焼効率が良く、また、小型化を図ることもできるため、結果的に第二次世界大戦後には、爆縮型の核兵器が量産されることとなります。
真に反省すべきは誰か?
核は「実戦使用」できるのか?
ただ、トルーマンにとっての誤算が1つあったとすれば、実戦使用された核兵器は、結局、現在に至るまで、1945年の広島と長崎の2発だけだった、という点でしょう。
よく、「核保有国同士が核兵器を打ち合う戦争を始めたら、世界が終わりを迎える」、といった説明を見聞きすることがあります。しかし、これもあくまで私の仮説ですが、現実に核を実戦使用することができない理由があります。それは、
「核兵器があまりにも残酷だから」
です。
私は広島に行くたびに、原爆資料館を訪れるのですが、そこに残されている遺物などを見ると、原爆、核兵器がいかに悲惨な影響をもたらすかを痛感せざるを得ません。
原爆が人間を殺害する要因は、大きく分けて、まずは①熱線、次に②爆風、さらには①ウランが核分裂反応を始めた際に放出される放射線(と残留放射線)の3点です(厚生労働省の説明によれば、放出エネルギーのうち、50%が爆風、35%が熱線、15%が放射線となったとされています)。
まず、原爆炸裂の瞬間、熱線を浴びれば、爆心地付近にいる人たちは一瞬で炭化し、真っ黒焦げの塊と化します。爆心地から離れていても、熱線をまともに浴びれば、大やけどを負うことになります。
次に、熱線を逃れたとしても、原爆の爆風(衝撃波)に巻き込まれれば、人間の体は吹き飛ばされ、最悪の場合は単なる肉片になってしまうかもしれませんし、運よく即死を免れても、目が飛び出したり、腹が割かれたりするなどの致命傷を負うこともあります。
さらに、物陰に入っていて、熱線と爆風を逃れたとしても、後日、放射線により白血病などを発病することもありますし、実際、原爆投下後に救援のために広島市内に入った人たちが残留放射線の影響を受けたことが知られています。
写真がほとんど残っていない
それから、広島と長崎の原爆のケースで、もう1つの特徴があるとすれば、原爆投下直後の写真(とくに1~2時間以内の爆心地の様子)がほとんど残されていない、という点です。
もちろん、被爆者が酷いやけどを負った様子を写した写真や、原爆投下の翌日以降の写真などはたくさん残されています。しかし、投下直後の爆心地の様子については、私が知る限り、ただの1枚も写真は残されていません。
もちろん、被爆者の記憶を頼りに、さまざまな絵が残されていて、なかには相当細かいところまで再現した絵本も出版されています(興味がある方は是非、探してみてください)。もちろん、これらの絵で見ても、原爆のお恐ろしさは伝わってきますが、やはり、リアリティに乏しいという面はあるでしょう。
したがって、「原爆は怖い」という情報は世界の人類に共有されていたとしても、2001年9月11日の同時多発テロ事件で超高層の世界貿易センタービル2棟に相次いでジェット機が突っ込んだときのような衝撃は、人々には伝わり辛いのかもしれません。
すべては米国に降りかかる
では、仮にそれらの姿が「映像で」伝わってしまえば、どうなるでしょうか?
米国が日本に原爆投下を敢行したのは、日本が無条件降伏する直前というタイミングであり、情報統制が可能だという自信があったからかもしれません。しかし、インターネットがここまで発達していれば、どこかの国が原爆や核爆弾を実戦使用したら、その瞬間、その映像が瞬く間に全世界に流れることになります。
現在、北朝鮮が核兵器を開発していて、核実験に成功し、何らかの核兵器を所持していることは間違いないと見られますが、それと同時に、北朝鮮が核兵器を開発する目的は「実戦使用のため」ではありません。「転売のため」です。
私が恐れているシナリオの1つは、北朝鮮が開発した原爆が、ISILなどのテロリスト集団の手に渡り、それがどこかの街で自爆テロにより炸裂することです。炸裂する街は中東のどこかかもしれませんし、モスクワかもしれませんし、北京かもしれません。
しかし、炸裂したらしたで、そこからあとは大変なことになります。
現代の大都市には、たいてい、地下鉄が張り巡らされていますし、高層ビルにはガラスがびっしりと使われています。都市の中心部で原爆が炸裂すれば、爆風でガラスが粉々に砕け散り、それが人々に襲い掛かるでしょうし、細長い地下鉄網に爆風が流れ込めば、被害はあちらこちらに拡大するかもしれません。
そうなれば、テロ組織にとっては「人々に恐怖を与える」という目的は最大限達成できるだけでなく、原爆、あるいは核兵器の悲惨さが「映像として」全世界に共有されることになります。そうなれば、「1945年の米国はいかに残虐なことをしたのか」という情報が、改めて全世界に共有されることになります。
核なき世界に向けて
今すぐ米国がやらねばならぬこと
そうならないために、米国が今すぐやらねばならないことがいくつかあります。
その最大のものは、「原爆投下は戦争を早く終わらせるために必要だった」というウソを国民に教えることを、ただちにやめることです。あるいは、原爆に対する評価がさまざまであるということは認めても良いと思いますが、少なくとも「アメリカ合衆国による原爆投下が良いことだった」というウソを教えるのは、良くないことです。
テロリストが世界のどこかで核兵器を実戦使用するということが、あってはならないのは当然のことですが、万が一、それが行われた場合には、その悲惨な映像が米国を含めた全世界に流れることになります。
そうなれば、米国人のなかには、「私たちアメリカ人は1945年当時、何と残虐・非道なことをしたのか」と失望する人も多数出てくることでしょう。最悪の場合、多くの市民が星条旗に忠誠を誓えなくなり、移民国家であるアメリカ合衆国のアイデンティティが崩壊するかもしれません。
次に、核兵器を開発した責任として、米国には核拡散を全力で止める義務があります。それなのに、6月12日の米朝首脳会談から2ヵ月近くも徒過するにも関わらず、北朝鮮の非核化は遅々として進んでいません。北朝鮮が米朝合意後も核開発を続けているとする報道すらあります。
北朝鮮は核開発を続けている? 米メディアが報道(2018年07月3日付 BBC日本語版より)
こうした動きを見ていると、米国が「自国に届くICBMを開発しない限りは北朝鮮の核保有を容認するつもりではないか」との疑念を払拭し切ることができませんし、北朝鮮の非核化に向けた米国の決意に揺らぎが見えれば、そのこと自体、中東のテロリストらを勢いづかせることになりかねません。
日本こそ優先的に核武装の権利がある
一方、日本は世界で唯一の被爆国です。
しかし、広島の原爆記念館の展示を見ると、「広島近郊に軍事拠点がたくさんできたために、広島に原爆が落とされた」と誤認させるような記載もあります。つまり、「広島に原爆を落とされたのは日本の軍国主義のせいだ」、とする認識です。
しかし、こうした認識は100%間違いです。原爆投下に全責任を負っているのは、当時の米国大統領のトルーマンであり、現在の米国です。また、核開発競争を続ける米国を筆頭とする国連の5大常任理事国や、北朝鮮を含めた核開発国にも、原爆被害の実態を知る義務があります。
いや、もっと言えば、世界唯一の被爆国である日本こそ、全世界のどこの国にも先駆けて、「二度と過ちを繰り返させない」ために、核武装する権利があります(※といっても私自身は日本の核武装には反対ですが…)。
そして、広島の平和の祈りを政治利用する左翼系の政治活動家らに一番言いたいことがあります。
過ちを二度と繰り返さないために必要なことは、戦争の原因を徹底究明することであり、「憲法9条守れ~」「原爆ハンタ~イ」などとスローガンを叫ぶことではありません。むしろ自衛のための戦力を持たなければ、再び戦争の惨禍に巻き込まれる可能性が高いのです。
その意味で、この夏は平和について、核について、あるいは憲法について、徹底的に議論する機会にしませんか?
これが読者のみなさまへの私からの提案なのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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< 更新ありがとうございます。
< 毎年この時期になると朝日新聞社をはじめ、各新聞、テレビなどが『73年目の真実/広島長崎』とかタイトルを付けて、盛大に特番やコラム、ルポの特集をやるのですが、私が新聞、テレビを見なくなったからか、70年目頃からトーンダウンしていると思います。
< 当時の赤ちゃんでも高齢者ですものね。マスゴミとしては、バリューが減っているのでしょう(長崎広島の皆さんバリューなどと言ってすみません)。たまに図書館でペラペラめくっても、眼に入る情報は少ない。勿論、本日と9日とは大都市では『原水爆反対!』『安倍やめろ』(なんでそこに行く?)『日本の軍事費拡大阻止』と左傾人、リベラルのデモ、集会があるでしょう。
< 東京や京都が何故狙われなかったか?僥倖だったのではありません。
それは東京はすでに市街地が広すぎ、海沿いの軍需工場、山側の航空機工場も離れて位置し、1発の爆弾での効果が、疑問だったからです。また京都は歴史ある寺社仏閣が多いから、なんてのは日本人の思い込みで、木と紙と泥でできた建物には、効果判定が難しいからです。
< 日本は唯一の被曝国、爆弾の開発競争で先手取りたいトルーマンが『マンハッタン計画』のスィッチを押しました。手頃な瀕死の重傷、日本ならどうなってもいい、という『悪の枢軸』日本を懲らしめる見本ですね。
< 米国人に言わせれば、きっと広島長崎の替わりに真珠湾を言う。不意打ちではないのに、ワザと連絡を遅らせた。でも、今更77年前の事を言っても始まらない。今や世界最強の友邦ですから。
< 日本は唯一の被曝国だ。まだ5大国はじめインド、北朝鮮など保持国が増え、ゲリラ組織に売買する事が、懸念される、なら日本も安全保障上、保持するのは自衛の為です。米国の核の傘にいつまで入れるか分かりません。私は自衛の為、核を持つべきと思います。なにせ近隣の中、北、露、いずれは南も、危険物を持つでしょうから。
以上。
「戦略爆撃の思想―ゲルニカ・重慶・広島」
という本がオススメです。絶版のようですが図書館には比較的置いてある様に思われます。
原爆が日本の敗戦にあまり寄与していなかったのは、
1.ヤルタ会談で日本は殺すことになっていたので、国体護持などの条件闘争を最初から許さなかった。
2.東京大空襲・名古屋大空襲・・・など戦略爆撃を徹底的にやり尽くしていたので今更広島・長崎が壊滅してもインパクトに欠けた。
3.なんとか条件闘争しようとしていた大本営の心を折ったのは原爆ではなくてソ連の条約破りの侵略開始。
という歴史の流れですね。
占守島守備隊の奮闘とソ連海軍のウンコ能力がなかったら、日本も朝鮮半島やドイツの様な分断国家になっていました。
世界中を敵に回して戦争する、過ちを繰り返さない、と私は思います。
今でもあるが昔は黒人差別がアメリカにあった。それからみると、黄色人種の日本人など、サルがちょっと進化しただけの生き物で、殺そうが、何をしようが全然痛痒を感じなかったのかもね。人間でないなら、良心の呵責はないわけで、トルーマンから見て日本人は人間ではなく、単なる都合のよい実験動物だったのかもしれない。
戦争が戦闘員だけの戦いから、経済力を背景にした総力戦になってから、いわゆる戦略爆撃が発生し、無辜の民を殺すようになった。関ヶ原の戦いのときは非戦闘員は戦争に関係ないので、殺されずに済み、戦闘員は当然殺されても文句がいえないので、それなりの秩序はあった。近代戦になり、武器を工業的に生産することになったので生産拠点や生産人員を破壊する必要が生じ、一般人も殺されるようになった。戦争というものが、人道的に許されなくなってきているのだと思う。
>戦争が戦闘員だけの戦いから、経済力を背景にした総力戦になってから、いわゆる戦略爆撃が発生し、無辜の民を殺すようになった。
>関ヶ原の戦いのときは非戦闘員は戦争に関係ないので、殺されずに済み、戦闘員は当然殺されても文句がいえないので、それなりの秩序はあった。
前者の1文は正しいのですが、関ヶ原まで遡ってしまうとまた違うんですよ。
戦国時代は一般人と兵隊の区別が曖昧で、農民は国人にしょっちゅう徴兵され、装備も自弁だったので武装農民が基本。
負ければ乱取りで略奪され奴隷にされる一方で、大戦で負けた武士に対しては農民が狩る立場に変身してヒャッハー。
明智光秀も農民が狩っています。
時系列的には豊臣秀吉が惣無事令を出して、「もう戦国終わり。百姓は百姓だけやってろよ!」と刀狩りした時点で武士と百姓の身分固定を図った時点でいわば軍人・市民の区別が生まれたのですが、皮肉にも関ヶ原までが落ち武者狩りの慣習が残っていた最後の時代。
江戸時代になってしまえば、「戦は士分の仕事」という観念が生まれましたが、戦争自体が島原の乱から250年無くなってしまいました。
戦略爆撃が歴史的意義を持つ様になる前提として万国平和会議でのハーグ陸戦条約という近代戦争の国際条約の成立があるのですが、日本は署名した直後の日露戦争で、クソ真面目に守っています。
その次の第一次世界大戦までは相手がドイツだったので生真面目に守っていました。
ところが、次の相手の中華民国が、遵法精神など欠片もないひどい連中だったので、レジスタンスの条件など無視した便衣隊に悩まされ、日本も段々ぶち切れてああなったわけですね。
それでも先に紹介した本によると、重慶爆撃はよりにもよって陸軍が「非人道的である」と拒否したというのは皮肉な話です。
落ち武者狩りはあったみたいだけど、観戦していた人もいたみたいだから、戦闘員と非戦闘員の区別はあったのでは?それにしても、戦闘員だけの戦いなら一般人は関係ないわけで、明治になって徴兵制になってからは一般人も戦闘に参加させられるようになってちょっと不幸なことだと思う。でもだんだん戦争もハイテクになって自衛隊が「災害救助要員は一般募集があるが、戦闘員は理科系の大学院をでてないと採用しないよ。」なんてなったりしてね。
>明治になって徴兵制になってからは一般人も戦闘に参加させられるようになってちょっと不幸なことだと思う。
国民国家と徴兵制は近代では不可分ですからねえ。
まあ現代になれない徴兵制の国もありますが。
ドイツもやっとこさ徴兵制を廃止したんですが、良心的徴兵忌避の福祉ボランティアもいなくなって、それに依存していた福祉業界が、移民を使う様になったのも今のドイツの惨状に一役買っているのは皮肉な話です。
>でもだんだん戦争もハイテクになって自衛隊が「災害救助要員は一般募集があるが、戦闘員は理科系の大学院をでてないと採用しないよ。」なんてなったりしてね。
義務教育って、もちろん国民の生産性を向上させるのが第一義ですが、徴兵してまともな兵士になれるようにするってのも大きかったんですよね。小中学校のプログラミング教育導入もIT戦士の育成が目的だったりして。
自分のした事はいつか自分に返ってくる。
日本は中東とは適度な距離を置いて、テロリストから目をつけられないようにしていくべきだ。
アメリカと手を組んでるのも、中東を攻撃する訳でなく、北朝鮮、中華人民共和国、ロシアの脅威から日本を守る為と、きちんと日本の立場を示す必要があると思う。
国内では、憲法改正を粛々と進めていき、日本をこれからも存続させる為に必要な軍事力を備えるべき。侵略する程は要らないが、今のままでは兵力、法等何もかもが足りない。
ノイジーマイノリティが支配する日本。朝日新聞をはじめとした左翼系マスゴミと日本共産党、プロ市民、老害、財務省は早く潰れないかな。
長文失礼しました。