読者投稿の採用基準と注意点について改めて説明します
一億総ジャーナリスト時代:当ウェブサイトをどうかご活用ください!
当ウェブサイトでは「読者投稿」を常時募集しており、ときどき、読者投稿の原稿をいただくこともあります。投稿してくださる皆さま方には、改めて深く御礼申し上げます。ただ、読者投稿自体はときどきご依頼いただくのですが、残念ながら当ウェブサイトでの掲載に至らないものが非常に多い、というのが実情です。これについて当ウェブサイトのスタンスを説明させていただくとともに、改めて「一億総ジャーナリスト時代」における当ウェブサイトの活用について、お知らせしたいと思います。
目次
読者投稿について、改めて説明します
読者投稿募集の常設化につきまして
当ウェブサイトでは「読者投稿」を募集しています。読者投稿要領や過去の読者投稿などについては、当ウェブサイト冒頭の『読者投稿の常設化とコロナ関連読者投稿等』のリンクなどでも示している通りであり、実際の投稿にあたってはこれらをご参照のうえ、どしどしご応募くださると幸いです。
ただ、かつてコロナ禍の最中などには、毎週のように読者投稿を掲載させていただいていたのですが、コロナ禍のような「社会性のあるテーマ」が一段落したためでしょうか、最近だと当ウェブサイトに掲載する読者投稿の件数も、ずいぶんと落ち着いています。
コロナに関しh手は、「伊江太」様というコメント主の方が現在でもときどき、大変優れた論考を寄せてくださいますが(直近のものでいえば『【読者投稿】武漢肺炎で若年層も含めて超過死亡拡大か』等参照)、現在だと読者投稿を掲載するのは、だいたい2~3ヵ月に1回、といったところでしょう。
ただ、じつは当ウェブサイトに掲載していないだけで、読者投稿自体は頻繁に届いています。
直近の事例だと、天候変動に関するものやエネルギー政策に関するものなどに加え、最近流行している(らしい)「転生系・なろう系のライトノベル」風の論考もありました。まずは、読者投稿に応募してくださったこれらの方々には、深く感謝申し上げたいと思います。
採用論考は論拠が明確である
ではなぜ、当ウェブサイトではこれらの読者投稿を掲載していないのでしょうか。
なぜ当ウェブサイトで採用されている読者投稿は、一部の人に偏ってしまっているのでしょうか。
結論からいえば、最も重要な基準のひとつが、「論拠を明確にしているかどうか」、にあるからです。
まず、誤解を招かないように1点申し上げておきますが、せっかくいただいた読者投稿について採用を見送った理由は、「主張内容が当ウェブサイトのものと異なっているから」、ではありません。多くの場合、「根拠」に問題があるからです。
すなわち当ウェブサイトにおいて掲載をお断りした論考は、たいていの場合、根拠が示されていないか、示されていたとしてもその「情報源」などが非常に甘いなど、問題を孕んでいるのです。もっといえば、その人の主張の核心を占める部分について、根拠が明確ではありません。
すなわち、当ウェブサイトの読者投稿基準に照らし、残念ながら掲載には至らないからです。
これに対し伊江太様の投稿を掲載させていただいている理由は、伊江太様の投稿には論拠が十分に示されているからです。
伊江太様の論考の主張内容には、俗説・メディア報道などと比べ、かなり独自のものも含まれていますが、これらについてはほとんどの場合、明確な論拠が論考のなかで示されています(当ウェブサイトのルール上、一部の論拠が削除されていることもありますが、これは投稿者の責任ではありません)。
すなわち、論拠として用いられているものの多くは、政府や公的機関・団体、世界的な非政府団体などが発表している統計データであったり、調査報告書であったり、と、基本的に誰でも確認でき、かつ、一般に信頼性も高いと見られている情報源です。
論拠は個人の主観であっても構わない
ただ、この「論拠」については、信頼性が高い公的なデータなどであれば、それに越したことはありませんが、それでなくても構いません。極端な話、説得力があれば良いのであり、その論考執筆者の方の主観や体験に基づくものであっても、そこに読者を納得させるだけの論拠があれば問題ありません。
ここで参考になるのが、かつて韓国に在住し、韓国の会社に勤務する、「韓国在住日本人」というハンドルネームのコメント主様からの読者投稿でしょう。現地からのレポーティングとともに、そのレポーティングの裏に隠れる鋭い韓国社会の考察が提示されたことがありました。
「韓国在住日本人」様は、コロナ禍の2020年6月に韓国の会社を退職され、現在はすでに日本に戻られているため、現在のハンドルネームは「元韓国在住日本人」です。
ですが、たとえば『【読者投稿】在韓日本人「韓国さん、お達者で!」』などの論考は、現在読んでもまったく色褪せるものではありません。それどころか、最近の「日韓関係『改善』」がまやかしだといえる、動かぬ証拠でもあるのです。
(※ちなみにこの論考については、当ウェブサイトで別途、『読者投稿から読む、韓国の産業を待つ「真っ暗な未来」』という稿で詳しい解説を加えていますので、もしよろしければそちらも是非ともご参照ください。)
「なぜならば…」の部分が一番大事
さて、掲載を見送らせていただく原稿については、たいていの場合、論拠に問題があるのですが、これを裏側から見れば、その主張に至る「なぜ」の部分において、多くの人を納得させることができない、という共通点があるように思えます。
その具体的な内容を掲載するのは控えますが、ここでは「仮の話」として、たとえば当ウェブサイトに、「旭日旗を廃止すべき」、とする主張に関する読者投稿の掲載依頼が届いたとします。記事の書き出しは、次の通りだったとしましょう。
「わが国では陸上自衛隊や海上自衛隊などが、いわゆる『旭日旗』を使用している。しかし、私はこれらの『旭日旗』について、使用を取り止め、あらたな陸上自衛隊の自衛隊旗、海上自衛隊の自衛艦旗を制定すべきだと考えている。なぜならば…」。
さて、この論考、掲載されるのでしょうか。
とくに当ウェブサイトでは自衛隊が旭日旗の意匠を隊旗、艦旗として使用することは「所与」だと考えており、少なくともこれまで、これに異論を唱えるということは、してきませんでした。このため、「旭日旗の意匠を用いるべきではない」、とする主張は、当ウェブサイトの主張とは整合しません。
当ウェブサイトの主張とは整合しない読者投稿を、当ウェブサイトに掲載することは、あり得るのでしょうか?
結論からいえば、この文章の場合、「なぜならば…」以降に何が書かれているかによって、掲載の判断がわかれます。
この点、当ウェブサイトの主張と真っ向から反するような主張であっても、「なぜならば…」以降の部分に、ちゃんとした論拠が示されているならば、そして「読んでくださった方々の知的好奇心を刺激する」というものであるならば、当然、当ウェブサイトにて掲載させていただく可能性が出てきます。
しかし、この主張の「なぜならば…」の部分が明示されていない場合や、あるいは明示されていたとしても論拠として弱いと考えられる場合には、残念ながら当ウェブサイトでの掲載はお断りさせていただきます。
ちなみにこの「論拠がある/ない」に関しては、基本的にすべての論考にいえるものです。
論拠もなしに「結論」だけを押し付けるという態度は、日本の新聞、テレビを中心とするオールドメディアにはありがちですが(そしてそのようなメディアはネット上で叩かれたりするものですが)、当ウェブサイトでは可能な限り、論拠を大切にしたいと思っているのです。
読者投稿の具体的な事例
「読者投稿基準」の再確認
さて、読者投稿について議論したついでに、読者投稿に採用させていただく基準について、改めて示しておきます。
テーマについて
テーマについて制約はありません。「政治経済評論」以外であっても構いませんし、極端な話、ギャンブルであっても構いません。実際、過去には『【読者投稿】パチンコ~三店方式と「不都合な真実」~』のように、パチンコについて取り上げた論考を、読者投稿として採用させていただいた事例もあります。
「自分自身の意見」であること
論考に掲載していただくためには、基本的に「自分自身の意見」であることが必要です。誰か有名人の意見を受け売りにするのではなく、ご自身で調べた結果を論考にしたためていただく、というのが基本形です。
論拠について
読者投稿においては論拠を重視します。論拠は外部ウェブサイトや政府・公的機関などの公式見解、統計データなどであっても構いませんし、極端な話、その執筆者の方の主観や体験に基づくものであっても構いません。読んだ人を納得させるだけの論拠を添えて下さい。
引用・転載について
当ウェブサイトにおいては、常識的な範囲であれば、出版物や公表物、他ウェブサイトの内容などを引用・転載していただくことは可能ですが、その場合は大前提として、該当するサイトが引用・転載を禁止していないことが必要です。
また、引用するときには、文章のどこからどこまでが引用であるかがきちんとわかるようにしていただき、あわせて出所(とりわけ、ウェブサイト名称や記事URLなど、出所が特定できるだけの情報)を必ず付記していただく必要があります。
じつは、過去に当ウェブサイトに寄せられた読者投稿依頼のなかには、どこからどこまでが引用なのか、そしてどこからどこまでが投稿者の意見なのか、さっぱりわからない、というケースもありました(残念ながら、そのような投稿は当ウェブサイトでの掲載要件を満たしていません)。
ウィキペディアなどからの引用
当ウェブサイトでは、ウィキペディア、『2ちゃんねる』『5ちゃんねる』などの匿名掲示板、フェイスブックやツイッターなどのSNS、まとめブログなどについては、情報の信頼性に問題があるケースが多いと考えています。したがって、それらのサイトの情報をそのままエビデンスとして提示することは可能な限り控えた方が良いです。
(※ただし、「ウィキペディアにはこう書かれているが、この『XXXX』という記載には誤りがある」、「この『まとめサイト』の情報はおかしい」、といった具合に、それらの情報を批判的に引用する必要がある場合には、この限りではありません。)
最近増えている事例とは?
以上のような読者投稿基準は、かなり以前から明示してきたつもりなのですが、最近の論考で気になれる論点についても、いくつか紹介しておきましょう。
読者に対し、「ご自身で調べてください」
最初に紹介したいのが、その論考を理解するうえでカギとなる重要な論点・命題などに関し、「この点については、読者の皆様がご自身で調べてください」、と逃げている事例です。
正直、これでは困惑します。なぜなら、その論点は、その論考に説得力を持たせるうえで欠かせない、非常に重要なものだからです。その重要な論点を説明せず、「これについてはウィキペディアなどで調べてください」、などと記載されてしまうと、その論考自体が怪しげな代物になってしまうかもしれません。
膨大なデータを送るのは、ちょっと…
その一方で、困った事例としては、「エクセルの生データを読者投稿メールにそのまま添付する」、というものがあります。
エクセルやアクセスなどに慣れている方であれば、オートフィルタやピボットテーブル(ピボットクエリ)などを自在に使いこなし、生データから意味のある数値を読み取ることができる、というケースもあるでしょう。
しかし、当ウェブサイトは不特定多数の読者の方々が読んでくださるサイトですので、極端な話、寝っ転がってスマートフォンで読んでいただいている方にも、論旨を理解していただく必要があります。
したがって、読者投稿として送付していただくのであれば、膨大な生データをそのまま添付していただくだけでなく、投稿記事にそのまま貼り付けられるよう、できれば画像化などの加工をしてくださるとありがたいです。
テクニカルな要望
こうしたなかで、もうひとつ、テクニカルな論点を紹介します。論考を執筆する際、図表を添付するケースがありますが、これには二通りの方法があります。
ひとつは「画像ファイル」(png形式やjpeg形式など)にする、というものです。投稿者の側でpng、jpegなどの図表を作ってくださるのは非常に助かります。
ただ、投稿者の方によっては、こうした画像ファイルを作るのが難しい、という事例もあるかもしれません。
このような場合には、非常にシンプルな表を作ってしまうのもひとつの手です。ワードなどで「表の追加」という機能を使えば、表を作成することができますが、そのような表を作っていただければ、当ウェブサイト側にてhtml形式に変換することができます。
ただ、やむを得ず表を使う場合は、できるだけシンプルな形式にしていただけると助かります。一般にhtml形式においては、図表も列の数が5列を超えて来ると、読者にとっては非常に見づらくなるからです。スマートフォンなどのモバイル・デバイスだと、この傾向は特に顕著です。
これを説明するうえで、簡単な図表を紹介しましょう。たとえば図表1のような3列の図表だと、多少行数が増えたところで、多くの方にとっては読みやすいはずです。たった3列しかないため、冒頭でどの列が何に対応しているかを把握することができるからです。
図表1 訪日外国人の国籍別内訳(2023年7月時点、速報値)
国 | 人数 | 割合 |
1位:韓国 | 626,800 | 27.01% |
2位:台湾 | 422,300 | 18.20% |
3位:中国 | 313,300 | 13.50% |
4位:香港 | 216,400 | 9.33% |
5位:米国 | 198,800 | 8.57% |
6位:フィリピン | 51,700 | 2.23% |
7位:タイ | 49,600 | 2.14% |
8位:ベトナム | 44,800 | 1.93% |
9位:カナダ | 38,800 | 1.67% |
10位:豪州 | 35,600 | 1.53% |
その他 | 322,500 | 13.90% |
総数 | 2,320,600 | 100.00% |
(【出所】日本政府観光局(JNTO)公表データをもとに著者作成)
しかし、これがたとえば「5列」を超える列数になった場合、全体を表示することが難しくなります。昨日の『恒大集団の破産法申請、日本経済への影響は「限定的」』に掲載した図表をわかり辛くするため、わざとタテヨコを入れ替えたうえで、上位5位まで示したものが、図表2です。
図表2 国際与信統計上の債務国(上位5位まで)
ランク(債務国側) | 1位:米国 | 2位:英国 | 3位:ドイツ | 4位:フランス | 5位:ケイマン諸島 |
金額 | 7兆9120億ドル | 2兆2664億ドル | 1兆8066億ドル | 1兆5075億ドル | 1兆4717億ドル |
構成割合 | 25.21% | 7.22% | 5.76% | 4.80% | 4.69% |
(【出所】The Bank for International Settlements, Consolidated banking statistics データを参考に著者作成)
いかがでしょうか、「図表1ならちゃんと表示されているけれども、図表2については全部閲覧できない(あるいは表示されているけれども見づらい)」、という方が多いのではないでしょうか。
このように、図表というものは、タテヨコにどの項目を持ってくるか、表をタテに伸ばすか・ヨコに伸ばすか、というのは非常に重要な論点です。
読者雑談記事を使用する/個人ブログを開設する
以上、いろいろと要求ばかりして申し訳ないのですが、ただ、読者投稿は基本的に、「読んでくださる方」のことを第一に考える必要がある、ということです。
こうしたなかで、残念ながら当ウェブサイトにおいて読者投稿として採用できなかった場合でも、当ウェブサイトの読者の皆様に論考を読んでもらう方法が、2つあります。
ひとつめは、当ウェブサイトの読者雑談記事に、ご自身の投稿をそのまま貼り付ける、というものです。
読者雑談記事は、現在は毎週土曜日と火曜日に新しいものを立ち上げる、という形式にしていますが(※この頻度とタイミングについては予告なく変更することもあります)、この記事のコメント欄に、そのまま投稿を貼り付けていただいて構いません。
正直、当ウェブサイトの読者コメントは何文字まで記載できるのか、試したことはないのですが、少なくとも2~3千文字程度ならば、入力可能です(それ以上入力しているという方もいらっしゃるようです)。
ただし、当ウェブサイトの読者コメント欄だと、画像や表形式の投稿ができません。このため、この方法だと、「どうしても図表を使用したい」という方のニーズには答えることができません。
そこで、もうひとつ考えられる方法が、外部の無料ブログサイト(アメブロ、楽天ブログ、FC2、note、はてなブログなど)にご自身のブログを開設してしまい、当ウェブサイトにそのブログへの誘導リンクを貼り付ける、というものです。
これについては現在でもときどき、ご自身のブログへのリンクを当ウェブサイトに貼り付けてくださる方がいますが、当ウェブサイトをご自身のブログ宣伝の場に使っていただく分にはまったく問題ありませんし、むしろ積極的にそうなさっていただきたいと思います。
また、ご自身のブログ宣伝は、読者雑談専用記事に行っていただいても構いませんし、当ウェブサイトの関連しそうな記事に、「そのテーマは私も自身のブログで論じています」、「私のブログのリンクはXXXです」、といったコメントを書き込んでいただいても問題ありません。
いまや「一億総ジャーナリスト」時代に!
さて、いろいろと勝手なことを書き連ねてしまいましたが、ただ、当ウェブサイトはインターネットの隅っこで、「情報発信の『素人』」が気軽に情報を発信できるプラットフォームを目指していることも事実です。
当ウェブサイトの読者投稿欄などを読んでいただいてもわかりますが、ときどき、新聞、テレビを含めたオールドメディアに対し、「この記事はおかしい」、といった告発がなされているのですが、それらの読者コメントのなかには、オールドメディアをはるかに凌駕するほどレベルが高いものも散見されます。
これは、非常に興味深い現象です。
以前の『全年代ネットが初めてオールドメディア超え=利用時間』などでも触れたとおり、総務省『情報通信白書』に掲載された調査によれば、とくに高齢層を中心にテレビの社会的影響力は依然として大きいものの、テレビと新聞は、若年層からはほとんど相手にされなくなりつつあります。
その大きな理由はやはり、インターネット空間で流れているさまざまな情報と比べ、新聞、テレビが発信する情報のレベルが低いと感じる人が増えているからではないでしょうか。
当然、新聞の社説などを読んで、「なんだ、これは?」「こんな『駄文』、俺にも書ける!」などと思う人が出て来ることも時代の必然であり、そのような人たちに、気軽に情報発信の場を提供するサイトでありたい、というのが当ウェブサイトの願いでもあるのです。
この点、当ウェブサイトも「読んでくださった読者の皆様の知的好奇心を刺激すること」を最も重視しているため、「どんな記事でも掲載する」という保証は致しかねますが、それでも読者投稿、読者雑談などを中心としつつ、インターネット言論空間を少しでも盛り立てるのに貢献できればもっけの幸いと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
>以上、いろいろと要求ばかりして申し訳ないのですが、ただ、読者投稿は基本的に、「読んでくださる方」のことを第一に考える必要がある、ということです。
製造業で習った「後工程はお客さま」ってヤツですね。
製造業に限らずどんな仕事でも、後工程の人を慮る仕事をしているかいないかは、仕事の質の面に関わってくるでしょうし。
いつもながら、新宿会計士さんの姿勢には、深く感謝し、敬意を表します。
意見の違うことはあっても、相手の主張には耳を傾け、論拠を持って、反論する。この繰り返しが民主主義を支えていると、信じております。
疑問を感じる論拠や歪曲したような展開のものでも、たまにはblog主様のコミュニティノートのようなものを付けて出すのも面白いのではないでしょうか。
昨日の朝生で司会の田原総一郎氏とゲストの岩田温氏が激論「?」を交わしていた。互いの発言を遮り自説をとうとうと述べる2人にあきれてしまった。岩田氏にいたっては「戦う姿勢?」だと、のたまう始末だ。相手の発言を遮り、自説を繰り広げるのは、戦いとは云わない。こんな不毛な争いを見せつけられては堪らない。テレビが信頼を失い、視聴者が離れていくのは当然だとおもった。
他人に真面目に読んで貰うためにの文章の作成の為には、必要にして十分な条件、つまり、過不足の無い条件だと思います。
読者投稿には、他に著作権についても書いてあり、要相談と書いてあったと思います。
それで、一般のコメントについての著作権は、どうなっているのかな?思う事があります。ヤフコメなんかは、どうなっているのでしょう?
かつて、2チャンネルのコメントから、「電車男」という本やドラマや映画が生まれ、何でも、サイト主のひろゆきも2億円だかのお金を得たとか。勿論、電車男本人やコメントした人達にもお金の分配があったとかの話もあります。(詳しい正確な事が分からずに書いております。悪しからず。)
伊江太さんの投稿は、視点が明瞭で、その論拠も実証的なので結論が分かり易く納得感を持ち易い内容と論理構成です。
コロナ下のネットで読めるコロナに関する専門家と言われる人達の検証論稿と比しても、整合性の取れた説得力のあるものだと思います。理系研究者としての基本が厳守された検証姿勢を感じます。更に、研究者に必要な独自の視点もありますから、読み応えも生まれています。
尚、ネットに流れる検証記事にはこのような厳密な検証姿勢が感じられ無いものが多いように思います。この辺り、伊江太さんよりも、後の研究者世代では、この姿勢が軽んじられているのかなと感じるものです。
さて、先ほどの電車男の話では無いですが、伊江太さんの論稿も、いろんな視点を加味していけば、本の出版になり得るもののコアの内容のようにも思えます。
又、通常のコメント欄においても、コメントの紡ぎ合わせを重ねれば、全く新しい視点の考察が産まれそうに感じる事があります。やはり、皆さん、かなりの思考経験の蓄積をお持ちの方々が沢山おられるようですので。
ここで、このサイトでは、一つの記事の賞味期間と言いますか、皆さんが見られる期間は、2〜3日、雑談欄も3〜4日、程でしょう。そうすると、それ以降は読まれない、読まれないものには、追加コメントはしない、と言う事になります。
一方、2チャンネルでは、板とかいうものを設定していたように思います。実は、2チャンネルは、余り見たことが無いので、詳しい仕組みは分からないで書いておりますが、要は、ある程度議論やコメントの出尽くし感が出て来るまで、書き込めれる仕組みがあればいいのかな?という事です。
以上、何と無く、徒然語りで申し訳ありません。