韓国「クアッドへの部分参加論」をなぜか朝日が報じる
「彼にたらふく食べさせてあげよう――どうせすぐあちらに行くのだから」
日本でいう「ゴールデンウィーク」が開けたあたりから、韓国メディアにはしきりに「クアッド部分参加論」が登場するようになりました。「クアッドに部分参加してワクチンを貰おう」、といったムシの良い主張に加え、最近では「韓国政府がクアッドに部分参加することを真剣に検討し始めた」、という報道も見られます。米国はまたしても、韓国による「食い逃げ外交」を許すのでしょうか、それとも…?
2021/05/15 08:00 追記
記事のカテゴリが誤っていましたので修正しています。
目次
韓国で広まる「クアッド部分参加論」
日本でいうゴールデンウィークが明けたくらいからでしょうか、韓国メディアにしきりに流れるようになったのが、「韓国は『クアッド』に部分的に参加すべきだ」、などとする議論です。これを、「クアッド部分参加論」とでも呼びましょう。
たとえば、「クアッドはそもそも対中牽制としての枠組みではないから、韓国もこれに参加してうまく利用すべきだ」などとする『韓国経済新聞(韓経)』の主張については、『「クアッドは対中牽制に非ず、参加して利用を」=韓国』で取り上げました。
また、この韓経記事とそっくりな主張は、数日後には同じく韓国メディアである『中央日報』(日本語版)にも掲載されていたのです(『クアッド参加を巡り中国の顔色をうかがう韓国メディア』等参照)。
さらには、こうしたメディアの主張に呼応するかのごとく、韓国の保守系の野党「国民の力」は「クアッドに参加するなどして米国からワクチンスワップを引き出せ」などと韓国政府に対して要求する決議を出した、とする話題もありました(『韓国野党、「ワクチンのためにクアッドに入れ」と要求』等参照)。
こうした発想を、当ウェブサイトでは『「クアッドに部分参加してワクチンをもらおう」=韓国』のなかで、「用日、用米に加えて『用クアッド』とでも呼ぶべきではないか」と提案した次第です。
こうした「ワクチンスワップ」だ、「クアッド部分参加論」だといった、ムシの良い(しかも噴飯物の)似たような主張が、同時多発的にいっせいに出てくるのは、もしかすると、韓国社会の特徴のようなものなのかもしれません。
そういえばちょうど1年前、コロナ禍が始まったころ、金融市場の大混乱を受け、韓国ではしきりに「韓日通貨スワップ待望論」「G20スワップ待望論」などが出ていたことを思い出します。
もしかすると、韓国にとって「外国」とは、「自国を一方的に助けてくれる存在」であって、「ともに手を取り合い、危機を乗り切るべき相手」ではないのかもしれませんね(※もっとも、このあたりの議論には深入りすることは避けたいと思います)。
FOIPの部分参加
「クアッド」ではなく「FOIP」ですよ!
さて、当ウェブサイトでは何度も繰り返している話で恐縮ですが、あくまでも個人的主観に基づけば、「クアッド」(すなわち日米豪印4ヵ国の協議体)については、その「4ヵ国」という発想自体が重要なものではありません。
外務省のウェブサイトなどを日々確認していると気付きますが、日本政府が提唱しているのはあくまでも「自由で開かれたインド太平洋」、英語でいう “Free and Open Indo-Pacific” (略して「FOIP」)であって、「クアッド」ではないのです。
もちろん、現時点において、クアッドには「FOIPに強くコミットした国」という共通点があることは間違いないとは思いますが、もともとはクアッド自体、2004年に発生したスマトラ島沖大地震とそれに伴う津波被害への支援のための連携枠組みに起源を発するものです。
このFOIP自体、安倍晋三総理大臣が提唱し、ドナルド・J・トランプ前米大統領が共感し、それぞれ菅義偉総理、ジョー・バイデン大統領に引き継がれた考え方であり、いずれも中国の台頭を念頭に置いていることはおそらく間違いありません。
そして、『日本政府、外交青書でFOIPから中韓を明らかに除外』や『外交青書:基本的価値の共有相手は韓国ではなく台湾だ』などでも詳述したとおり、少なくとも現在の日本においては、このFOIPは日米同盟に次ぐ「外交の重点分野」に位置付けられています。
しかも、『外交青書 令和3年版』(※PDFファイル/大容量注意)の原文を読むと、FOIPの項目に「日米豪印、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)」などが置かれているのです。
すなわち、現在の日本の外交にとっては、この「FOIP」は極めて優先順位が高く、しかもFOIPを巡って協力すべき相手国には、米豪印というほかの「クアッド諸国」に加え、EU、ASEANなどが列挙される反面、中国、韓国、ロシアは明示的に除外されているのです。
このことから、現在の日本にとっての外交の優先順序は、次のとおりに変わったと考えて良いでしょう。
①米国
②豪州、インド
③EU、ASEANなど
④中国、韓国、ロシア
⑤北朝鮮
FOIPは中国を名指しせず
ただし、このFOIP、中国を牽制する目的が含まれていることは明らかではあるものの、現実には中国を名指ししていません。
実際、菅政権発足以降、FOIPに関しては1回の首脳会合、2回の外相会合が開かれましたが(うち10月の外相会合は東京で行われ、それ以外の会合はテレビ会談方式で実施されています)、どの会合の声明を見ても、「中国と対決する」とはヒトコトも書かれていません。
もちろん、声明文を読めば、「東シナ海・南シナ海」、「力による現状変更」など、中国の不法行為を念頭に置いていることは明らかなのですが、クアッド首脳会合のコミュニケ等を読むと、このFOIPは「価値連合」ないし「価値同盟」と位置付けた方が正確ではないでしょうか。
「日米豪印4ヵ国は、FOIPの共通ビジョンにより結束し、多様な視点を持ち寄ることにした。FOIPの共通ビジョンとは、『自由・開放的・包摂的・健全であり、民主的価値に支えられ、威圧によって制約されることのない地域の実現』である」(【出所】2021/03/13付・外務省『日米豪印首脳共同声明:「日米豪印の精神」』【※PDFファイル】をもとに著者要約)。
そして、『初のFOIP首脳会談、日本にとってはまずまずの成果』でも触れたとおり、当ウェブサイトとしては、FOIPはこの「価値同盟」という共通のビジョンで結束しているものの、具体的に何らかの実態(たとえば国際的な条約機構など)を創設するには至っていないと考えているのです。
FOIPには無限の拡張性がある
ただし、FOIPの考え方自体は、大変に良いものです。
一部の共産主義国・覇権主義国家や「民主主義もどきの国」を除けば、多くの国にとり、「国際法をちゃんと守る」、「人権を大切にする」、「自由で開放的である」といった価値観は大変に受け入れやすいものであり、理念は共感されやすいものです。
事実、FOIP首脳会合声明文を読んでみても、将来的な拡張性にはかなりの含みが持たれています。
要するに、現在は日米豪印の「4」ヵ国(だから「クアッド」)なのですが、もしかしたら将来、「5」ヵ国や「6」ヵ国、「7」ヵ国と増えていくかもしれません。
つまり、現在は「クアッド」と呼ばれている枠組みも、「5」になればクインテットやペンタ、「6」になればセキサやヘキサ、といった具合に、呼称を変えるのが筋でしょう(なお、実際には「クアッド・プラス」などの呼称も一般に見られますが)。
韓国の「良いところ取り」、あるいは「食い逃げ外交」
こうした理解が正しければ、日米豪印の協議体という考え方において、重要なのは「クアッド」ではなく「FOIP」の方であり、韓国メディアがしきりに「クアッド」、「クアッド」と繰り返しているのを見ると、どうにも違和感を禁じえないのです。
そして、おそらくですが、韓国でここにきて「(FOIPではなく)クアッド部分参加論」が力をつけてきた理由のひとつは、『ワクチンスワップ構想巡り米国務省「まずは米国優先」』でも触れた、4月21日のネッド・プライス米国務長官の次の発言にあるのではないでしょうか。
“…what we’ve talked about in terms of our arrangements with Canada and Mexico and we’ve talked about in our arrangements with the Quad.“(※下線は引用者による加工)
要するに、ワクチンの行き先などについては、「まずは米国を優先し、次に隣国であるカナダとメキシコ、さらにはクアッド諸国」と協議している、とする趣旨です。自国が推進している構想がある以上、その構想に賛意を示す国を優遇するのは、ある意味では当たり前の話でしょう。
実際、韓国で広まる「クアッド部分参加論」を眺めていると、たいていのケースは、「クアッドに部分的に参加することでワクチンを分けてもらおう」、「クアッドに部分的に参加することで、半導体産業の協議体に入れてもらおう」、といった具合に、何らかの「見返り」を期待する意見が多数を占めているようです。
言い方は悪いのですが、FOIPの理念に賛同している国としての「義務」にはさほど関心を示さず、権利だけ主張しようとする考え方に見えてなりません。こういう態度を、日本語では「良いところ取り」、あるいは「食い逃げ」などと呼ぶのではないでしょうか。
朝日新聞の不自然な記事
なぜ中央日報が朝日新聞報道を引用するのでしょうか?
こうしたなか、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、こんな記事が掲載されていました。
日本メディア「韓国政府、クアッド作業部会参加を検討」
―――2021.05.14 14:09付 中央日報日本語版より
これによると、韓国政府が「クアッドが作る作業部会への協力を検討している」と「朝日新聞が14日に報じた」、というものです。韓国メディアが「日本のメディアの報道」をもとに、韓国政府の動きを報じるという違和感もさることながら、その内容自体、中央日報自身が掲載した提言とも似ているのは不思議です。
いちおう、記事自体を読んでみたのですが、中央日報としての付加価値があると思しき部分はあまり見当たりません。
そこで、朝日新聞のウェブサイトを探してみると、電子版に13日20時付で、こんな記事が掲載されていたのを発見しました。。
韓国、インド太平洋連携へ協力検討 米国と関係強化狙い
―――2021年5月13日 20時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より
中央日報の記述だと「朝日新聞が14日に報じた」とありましたが、この点に関しては、おそらく電子版だと配信が前日付で紙媒体だと14日付だった、ということだと思いますので、ここはそれほどこだわるところではないのでしょう。
朝日新聞記事だと情報源は「ソウルのみ」?
それはさておき、情報源については、たしかに中央日報の報道どおり、「複数の米韓外交関係者が明らかにした」とありますが、それにしては不自然な点もあります。
記事の署名欄には「ソウル=神谷毅」としか書かれていないのです。
もしも米国務省あたりから直接、この情報を得ていたのだとすれば、署名欄にはワシントン在勤者の方の名前も入っているはずです。ということは、この記事はソウルに在勤する神谷毅氏が、韓国政府外交部関係者や在韓米国大使館あたりから情報を得て執筆した、という意味にも受け取れるのです。
また、記事本文には、こんな記述もあります。
「日米豪印によるインド太平洋地域での連携の枠組み(Quad=クアッド)」
これは、残念ながら、理解としては正しくありません。そもそも「インド太平洋地域での連携の枠組み」という表現自体が言葉足らずだからです。どうして「自由で開かれたインド太平洋」ないし「FOIP」という正しい言葉を使うことができないのでしょうか。
しかも、当ウェブサイトの理解が間違っていなければ、先ほど申し上げたとおり、FOIP自体は現在たまたま「日米豪印の4ヵ国(=クアッド)の連携」になっているというだけの話であり、未来永劫、「クアッドありき」ではありません。
この時点で、情報源が韓国政府であり、かつ、ワシントンの米国務省が了承した話ではない、という可能性は出てくるのです。
やはりしたたかだった、韓国政府
それはともかく、朝日新聞は記事で、韓国政府がこの「クアッドの作業部会」への協力を検討していることがわかった、などとしており、その具体的な領域として「ワクチン」、「気候変動」、「重要・新興技術」の3分野を挙げています。
もしこの朝日新聞の記事が事実であるならば、やはり韓国政府は侮れない存在だと思わざるを得ません。
以前の『日本が「素材・部品・装備」輸出を止めると韓国は困る』や『読者投稿から読む、韓国の産業を待つ「真っ暗な未来」』などでも詳しく議論したとおり、そもそも論として韓国の産業は、日本をはじめとする外国からの技術提供を前提として成り立っています。
もしも日米豪印「クアッド」連携が進展し、産業や経済、軍事などの分野において幅広い協力関係が構築されたならば、韓国の産業がそこから「はじき出される」可能性があるのもまた事実でしょう。
これに加え、21日に予定されている、バイデン大統領と文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領との米韓首脳会談に向けて、文在寅氏が「米国に持参する土産」を準備している可能性も、非常に高いと考えて良いでしょう。
ことに、朝日新聞のこの記事でも触れられているとおり、一部報道によれば、バイデン政権は米韓首脳会談の前日の20日、サムスン電子を含む半導体大手を再び集めて会議を開く、との情報もあります。
やはり、利に聡い韓国の動きには、十分な警戒が必要なのです。
そうすんなりいくでしょうか?
ただし、今回ばかりは、韓国政府の試みがうまくいくかどうか、どうもよくわからない、という事情もあります。
朝日新聞には、こんな趣旨の記述もあります。
大統領としての任期が残り1年を切った文在寅氏にとって、半導体や技術協力を通した米韓同盟の強化は、北朝鮮政策を前に進めたい文在寅氏にとっても米国を説得する材料となり得る
しかし、韓国はこれまで、中国との関係を考慮してクアッドへの全面的な参加に慎重な姿勢を保ってきた
このあたり、パズルのピースを組み立てるような知的格闘の面白さがあります。
たしかに朝日新聞の指摘どおり、これまで韓国は「クアッド」(ただしくはFOIP)からは距離を置き、それどころか米中間での「戦略的曖昧性」を保持して来ました。
いまさら「クアッドに入れてくれ」と米国に懇願したところで、米国としては残り任期が1年を割り込んだ文在寅政権が率いる韓国を、米国がどこまで本気で相手にするか、という問題はないのでしょうか。
むしろ、どうせ1年経てば文在寅氏がいなくなるのですから、米韓同盟を再構築しようと思うならば、それは「文在寅後」に仕掛けた方が効率的だと判断するのが自然な流れであるように思えてなりません。
さらに不確実な「変数」は、中国です。
朴槿恵政権当時も中国は韓国に重くのしかかっていましたが、当時と比べ、韓国社会の「中国恐怖症」は、さらに酷くなったように見受けられます。
とくに、康京和(こう・きょうわ)外交部長官(※外相に相当、当時)は2017年秋に「三不の誓い」、つまり「▼高高度ミサイル防衛システム(THAAD)を追加配備しない、▼米国のミサイル防衛(MD)に参加しない、▼日米韓3ヵ国協力を軍事同盟にしない」を表明。
それ以降、もう韓国は完全に、中国には頭が上がらなくなってしまったかに見えるのです。
現在の韓国は、中国がなにかヒトコトでも文句を言えば、蛇に睨まれたカエルのごとく動きが取れなくなります。
そんな国を、米国は同盟国として深く信頼することができるのかどうかは疑問です。
FOIPと日本
慰安婦合意破りを放っておいて、何を話すのでしょう?
もちろん、現時点において米韓同盟は存在しており、ことに北京からわずか1000キロほどの距離にある、烏山(うさん)空軍基地の存在は、米国にとっては非常に貴重でもあるでしょう。
しかし、「地理的に」韓国の利用価値が高いことは間違いないにせよ、韓国、とりわけ現在の文在寅政権を、米国がどこまで信頼しているかは別問題でしょう。
さらに、木曜日の『日米韓3ヵ国連携修復の障害となる「慰安婦合意破り」』でも触れたとおり、バイデン政権が「日米韓3ヵ国連携」を修復しようとしても、さすがに一筋縄ではいきません。
そもそも、2015年12月の日韓慰安婦合意自体が、「日米韓3ヵ国連携」をうまく機能させるため、当時の副大統領だったバイデン氏自身を「証人」にして成立したものです。
それを反故にした文在寅氏自身がワシントンくんだりにノコノコと出かけて、正直、バイデン氏といったい何を話すのだろうかと疑問でなりません。
FOIPはむしろ日米韓を無力化する仕組みでは?
もっとも、冷静に考えていくと、FOIPにおける協力が進めば進むほど、あるいは参加する国が増えれば増えるほど、日米同盟とFOIPの重要性が増し、相対的に米韓同盟や日米韓3ヵ国連携の重要性は、どんどんと低くなっていきます。
日本が事実上の事務局を務める「FOIP」、個人的に、将来はぜひ、日米豪印、英仏加・NZ、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、台湾などの多国が参加する防衛協力の仕組みにまで発展してほしいと考えています。
そして、そのような仕組みが成立すれば、日本は今以上に毅然と、「中露朝韓」の「赤クアッド」ないし「無法国家クアッド」に対峙することができるのではないかと思う次第です。
たんとお食べ
ちょっとだけ、お負けです。その文在寅氏、「訪米した際にはハンバーガーではなく俺の好きなものを出せ」などとおっしゃっているという話題もあるようです(『【速報】韓国政府、米国に「ハンバーガー以外」を要求』等参照)。
これについて、文在寅氏こそが「真の親日派」だ(『真の親日派とは、文在寅氏その人だ』等参照)と考える当ウェブサイトとしては、せめて彼の好きなものをたらふく食べさせてあげて欲しいと思う次第です。どうせ退任後は早晩、監獄なり、涅槃なりに引っ越すのでしょうから。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
韓国がQUAD参加で航行の自由作戦を実行するとは、胸熱ですね。チャパグリを食べて大笑いしながら拝見したいものです。
中国🇨🇳を本気で怒らせるつもりニカ?
外務省「食べ物の恨みは怖い。中国、北朝鮮、韓国と同時に向き合う三正面作戦は日本には不可能だ、故に韓国へはたらふく食べさせてあげなければならない。」
と伝統的に考えいるのだと思います。
そういや安倍総理が訪韓したとき朴槿恵大統領「当時)は「メシ抜き」で対応してましたね。食いもんの恨みは重いでぇ…
会計士様
爽やかな笑顔で飯だけ食ってアメリカから帰るんでしょうね。アメリカのインテリジェンスが何を食べさすのかは興味があります。
「え、今日は韓国もキムチ入りカレー食っていいのか!!」
「おかわりもいいぞ!」
「遠慮するな。今までの分も食え・・・」
ベトナムから輸入された南シナ海産のマグロによる鉄火巻きてのは?あ、カリフォルニア米に海苔は瀬戸内海産で。
>たんとお食べ
>どうせ退任後は早晩、監獄なり、涅槃なりに引っ越すのでしょうから。
辛辣ですな。その「予言」は当たるのでしょうが。
知的格闘とはよくぞ言ってくださったものです。
当方は「新聞記者話法」に注目しています。取材源の秘匿という「職業慣行」を実践するための文体が存在している。文体を巧妙に組み合わせることで印象工作が可能。引用され巷間に広まっていく過程でまるで怪文書がうごめくのような効果がある。意図あっての作為、では誰がなんのために。それを解明することはパズルのピースを見極め組み上げていくに等しい。まさしく情報戦という名の格闘と思います。
>実際、韓国で広まる「クアッド部分参加論」を眺めていると、たいていのケースは、「クアッドに部分的に参加することでワクチンを分けてもらおう」、「クアッドに部分的に参加することで、半導体産業の協議体に入れてもらおう」、といった具合に、何らかの「見返り」を期待する意見が多数を占めているようです。
>言い方は悪いのですが、FOIPの理念に賛同している国としての「義務」にはさほど関心を示さず、権利だけ主張しようとする考え方に見えてなりません。こういう態度を、日本語では「良いところ取り」、あるいは「食い逃げ」などと呼ぶのではないでしょうか。
言い方は全然悪くないと思いますが…。
日本社会で日本国民と同等の権利を要求するのに同等の義務を果たす事を拒否する、フリーライダー精神あふれる在日コリアンにも通じるのは、やはり民族としての基本的価値観がそうなのだろうなって気がします。
フリーライダー精神あふれるコリアンではないコリアンにとっては、韓国社会も在日コリアン社会もさぞかし暮らし難い社会なのだろうな、と。
>もちろん、現時点において米韓同盟は存在しており、ことに北京からわずか1000キロほどの距離にある、烏山(うさん)空軍基地の存在は、米国にとっては非常に貴重でもあるでしょう。
>しかし、「地理的に」韓国の利用価値が高いことは間違いないにせよ、韓国、とりわけ現在の文在寅政権を、米国がどこまで信頼しているかは別問題でしょう。
チベットやウイグルなどで徹底的な人権弾圧やジェノサイドを行う中国政府ならば、朝鮮半島に生息する人型動物に対し、メスは混血児を産ませる為に活用し、それ以外は使い捨ての労働力として使役し、中国政府にとって平和で安定した朝鮮半島に基地を置いて存分に活用するのでしょうけど、文明国たる日米がそのような事を出来る訳が無いですしね。
>> 北京からわずか1000キロほどの距離にある、烏山(うさん)空軍基地の存在は、米国にとっては非常に貴重でもあるでしょう
実はこの点に関して、かなり疑問があります。現在朝鮮半島に配備されている機体の作戦行動半径を考えると、事実上F-16Cしか使えないからです。F-5はもちろん、F-15KでもF-35Aでも、北京上空まで辿り着いたらすぐに引き返さなければなりません。一応、A-10も一撃かますくらいならばなんとかなりますが、鈍足なので、最終局面にしか使えないでしょう。
F-16Cが使える分、全くの無価値ではないでしょうが、F-16CやA-10が北京上空に現れるような事態とは、つまり中国の防空網がほぼ壊滅した後の話でしょう。「非常に貴重な」と呼ぶには至らないと思います。
軍事、兵器の事は全くの素人なのですが、
仮に支那から半島に向けて航空戦力が接近して来た際に速やかにインターセプト可能、
という意味ではある程度の価値はあるような気がします。
インターセプトする必要がありますか? (笑)
コメント感謝。
ほっとけばいい、
と言われれば
それまでですけどね(笑)
烏山空軍基地は北朝鮮用ですね。
それでもSEAD任務とかやれる部隊は日本に配備されています。
表向きはおっしゃる通りですが、烏山空軍基地は対北・対中の牽制でF16とかを配備していますが、本音は対中・対北・対韓の偵察じゃないかなと想像しています。
時々、K新聞が「グァム・沖縄から〇×偵察機が飛来した」とかを出しますが、ここを経由しての任務実行では?
画像偵察は衛星でも制度を増してますが、対音声偵察ではここは有効だと思うのです。
日米韓軍事協力は 対中・対北で「大きな意味で」重要だとと思うのですが、皆様ご存じの通り あくまでも米軍支援です。
U-2のことでしたら、給油は必要ありませんが烏山空軍基地に配備されていたことがありますね。
RC-135は給油に使っていると思います。
U-2の記憶を確認するために検索したらこんな記事が
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/391908
韓国に帰らないU2偵察機 地元・嘉手納から不安の声 滞在40日に
「いやだわ、私の家を偵察しているのかしら・・・」
とか思っているんでしょうかw
>そもそも、2015年12月の日韓慰安婦合意自体が、「日米韓3ヵ国連携」をうまく機能させるため、当時の副大統領だったバイデン氏自身を「証人」にして成立したものです。
>それを反故にした文在寅氏自身がワシントンくんだりにノコノコと出かけて、正直、バイデン氏といったい何を話すのだろうかと疑問でなりません。
残り一年の任期を共にする部下を慰労し繋ぎ止める為に、在米韓国大使館の実習生へのセクシャルアサルトを行うチャンスを与える為に訪米するのではないでしょうか?
>これについて、文在寅氏こそが「真の親日派」だ(『真の親日派とは、文在寅氏その人だ』等参照)と考える当ウェブサイトとしては、せめて彼の好きなものをたらふく食べさせてあげて欲しいと思う次第です。どうせ退任後は早晩、監獄なり、涅槃なりに引っ越すのでしょうから。
ぶぶ漬けとはお茶漬けの事だそうなので、キムチ茶漬け又はキムチの汁をぶっ掛けたご飯を出せば良いのかもですね。
更新ありがとうございます。
以下、韓国のおバカな現状を推理。「FOIPは日本が作った言葉と概念、絶対使わぬ!クワッドだ〜クワッドへの良いとこ取りをヤレー、我々は自由民主主義の国である(ヒヤリ)。中国にはそれなら怒られない!」。
アノナ、対中包囲網ですよ(笑)。韓国が入ったら、網の目が破れて包囲網が緩くなるでしょう?それも良いとこ取りの具体的な領域として「ワクチン」、「気候変動」、「重要・新興技術」。韓国の息の根を止められる領域ばかりだネ。
あと1年で監獄行き当確のヒトに、米国が何を与えるでしょうか?FOIP空海合同軍事演習で、日米豪印の青チーム対、特別参加韓国が仮想敵国赤チームに分かれて「実弾演習」すれば興味深いです。
もちろん直撃ナシルールで。まぐれで赤外線レーダー照射でロックオン、撃墜はあり得るでしょうがご勘弁を。潜水艦による水中発射訓練で火薬抜き弾の発射で、手違いによる撃沈もあるかも。マトになりませんか?あ、もちろんFOIPには入れません。
朝日新聞の記事に「知的財産の保護で協力」と有りますが、パクリの韓国と知的財産の保護が、結びつくのは異常でしょう。また、日本マスゴミと世界のマスゴミは、互助会的なネットワークで、情報ロンダリングするのが、日常化しています。
昨晩のプライムニュースを参考に妄想します。
ワクチンスワップは、韓国国内の左右葛藤をアメリカに持ち込んでいるんですが、それをアメリカ政権が利用する為に、半導体とワクチンの取引の可能性は「有り得る」という話でした。
クアッドへの部分加入については、バイデン大統領がそれを許すかどうかについて「微妙」のニュアンスです。
真田さん、鈴置さん共に、会談の最初か共同宣言時に、見える形で韓国を叱るだろうと予測していますが、韓国国内では上手く伝わらない(以前も伝わらなかった)ように思います。
以上から
サムスンがアメリカに呼び出されて、米国工場を作る話が、首脳会談前日までに決まってしまえば、ワクチンを分けて貰えて、結局は文政権の成果になり、韓国国民に「まだアメリカに甘えても大丈夫」だと思わせる結果になると思います。
後は、これを中国がどうするかですが、クアッドに部分的でも加入しないように圧力をかけると思います。ワクチン貰えば、クアッド加入の理由は有りませんので、食い逃げになるんだと思います。
日米は、文政権と韓国を区別しているという話でしたが、またサムスンを韓国と区別しているように思います。
いずれにしても半島との取引では
必ず半島側に先に行動させて
完了を確認してから
徐に此方が行動する、
という形で契約出来なければ
いつものように体よく食い逃げされるのがオチだと思います。
韓国の国格と韓国人の民度は発展途上国でクーデター発生中の問題国よりも劣るのではないでしょうか。ミャンマークーデターの様子を報道して逮捕された北角さんが、日本との関係性を考慮して釈放されました。空港での会見、なかなか立派でした。むしろアカヒ記者等の質問ぶりが「お気持ちは?」とあいかわらずのバカ丸出しでした。
ですが、些細なことで本当に申し訳ありませんが北角さん、あのすぐに自動的にずり落ちるマスクはみっともなかったですよ(周りの記者連中はソーシャルディスタンスとってマスク+フェイスガードのフル装備)。普通の日本人は、「申し訳ないですが鼻を出さないように」とやさしくそっと注意します。ということは、まわりにいたマスゴミはやはり普通の日本人ではないのですね。
決意をもって現状打破に邁進しているつもりで、壮大な落とし穴にハメられている。ということはありませんか。貢ものがなんであれ、懐具合を見透かされて搾り取りターゲット=鴨葱とみなされていまいか。手の内のカードをショーダウンすることを、助けているのか陥れているのか、ジャーナリズムが起こそうとする「さざ波」には目が離せないですね。
新宿会計士 様
この記事が雑談専用記事一覧のトップに表示されてるので連絡としてコメントしときます。
以下のような記事を見つけました。
これが事実なら韓国はやはり侮れないし、日本企業に失望してしまいます。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/05/post-96284_1.php
昭和電工の大株主に コリア・セキュリティーズ・デポジトリー・サムスンがありNo2です。
アメリカのように 戦略物資に関わる企業に 中韓の投資を制限すべきと思います。
「5月に半導体戦略推進議連創設」 甘利さん座長、安倍さん麻生さん最高顧問。ここで
きちんと戦略を立ててもらうことを期待。
日本政府が自称徴用工に関する判決で企業の資産を現金化すれば報復をすると明言していますが、その報復の具体的内容については明らかにされていません。
ここに上がっているような日本企業の韓国への投資・合弁を制限するのが最も大義名分が立つように思います。現行の法律で可能かどうかは分かりませんが、中国と共に中国チームに属する韓国に対しても規制がかかる可能性は無きにしも非ずです。
当面のリスクだけでなく、現在は合法的であっても数十年後には現在の新日鉄、三菱重工のように非合法としていちゃもんをつけられる政治リスクが潜在する国に、目先の利益だけで進出しようなんて、ようやりますわ、社長。
毎度、馬鹿馬鹿しいお話を。
「朝日新聞が、台湾のクアッド部分参加論を報じなかったために、怒られて社長が辞任するんだって」
おあとがよろしいようで。
社長よりえらくて怒る人ってだあれ?
匿名29号 さま
>社長よりえらくて怒る人ってだあれ?
朝日新聞にも世間体というものがあります。そのため、朝日新聞OBは、朝日新聞の面子が潰されたら、自分に面子が潰されたとして、八つ当たりされます。
だけどアカヒ新聞は、大丈夫ニダ。
朝日新聞と中央日報はお互いの記事を情報源として記事を作っているように見えます。相手の記事が事実かどうかを審議もせず、都合の良いところだけを切り取って伝えるものだからキャッチボールをしてゆくうちに事実に基かない妄想が膨らむばかりで、もはやジャーナリズムではなくなっていると感じます。
韓国が部分参加と言っているのは「FOIP/クアッド プラス」のプラスにもぐりこみたいとの願望でしょう。プラスならば本来の義務は果たさず利益は受け取れるとの狙いが見え見えです。中国に対しては「いやー、どうしてもと参加を要請されちゃって、米国の面子を潰すわけにはゆかないので、中国様へも最大限に慮ってプラスの国として渋々参加せざるを得ませんでした」とか言い訳できますもんね。日米韓体制も同様の言い訳が通用するか、はてさて5月21日の米韓会談後の発表が見ものです。
ところで韓国側から提示された文在寅大統領の好物メニューとはどんな料理だったのでしょう。絶対に和食メニューはないとして、韓国料理だとバイデン大統領は別メニューを食べそうだし、中華でテーブルをぐるぐる回しながらとか。そうなるとソーシャルディスタンスを取るためには径5m位の巨大な円卓が必要ですね。
関係ないけど、中華料理店で定番となっているテーブル中央で回る台は明治に横浜中華街で生まれたそうです。発明者は日本人か中国人かは覚えていません。 昔中国で正式な会食に出たことがありますが(昔といっても清朝ではありません、昭和です)、円卓の上座に招待側のトップ、その対面に客人のトップ、亭主の右だったかに招待側のナンバー2、その対面に客人のナンバー2と厳然と席順が決まっており、料理は給仕がすべて取り分けて配るのが正式でした。従って丸い台が回転してセルフサービスというのは中国からは発祥しにくかったので、横浜説は本当だろうと思います。
> 日米韓体制も同様の言い訳が通用するか
すでに「三不の誓い」をしてしまっているので、そんな言い訳が通用するはずはありません。「対北朝鮮限定なんですぅ」と泣きついてもダメですね。また、中国はQUADを対中包囲網として認識しているので、部分的参加などという詐術も通用しません。おそらく、先の厦門での外相会談で、きつく申し渡されているはずですし。
まあ、対北朝鮮限定ということであっても、アメリカがまだ韓国の利用価値を認めているのであれば、AZワクチンくらいならば分けてくれるんじゃないでしょうか。ファイザー製ワクチンは、アメリカも先頃12歳以上への接種開始をアナウンスしたばかりなので、断られる可能性が高いのではないかと思います。それで韓国国民が満足してくれるかどうかは……知らんがな、そんなん。
いつもの如く、クアッド参加するする詐欺じゃ
ないの?米韓首脳会談が楽しみです。
岸辺に未練を残したまま、片足だけ自由の舟に乗ろうというのですね。
やってごらんなさい。二股外交の末路は『又裂き外交』なのです・・。
又誤植です・・。「股」です・・。
米国「いい話と悪い話がある。どちらから聞きたい?」
韓国「もちろん良い話だ」
米国「晩さん会は中華料理だ」
韓国「…悪い話は?」
米国「くそまずい」
うまい中華料理なら大好物でさー、どんどん出してください。