国民民主党・玉木氏の「現実路線」をどう評価すべきか

国民民主党の玉木雄一郎代表が時事通信のインタビューで、「連立に参加する前提は自公両党が過半数を割り込んだ場合だ」と述べた、などとする話題が、X(旧ツイッター)で注目を集めています。ところが、これについて玉木氏本人は、「そんなことは言っていない」と否定したというのです。興味深い時代になったものです。

玉木氏「連立入りは自公過半数割れが前提」

まったく、興味深い時代になったものです。

大手メディアが「こうだ!」と決め打ち的に報じた内容を、公式に否定する手段が存在しているわけですから、本当に面白い限りです。

何の話かといえば、最近話題の「自公国連立政権」――自民党、公明党、国民民主党による3党の連立政権構想――に関して、です。

時事通信が土曜日、「国民民主党の玉木雄一郎代表が時事通信のインタビューに応じた」として、玉木氏が国民民主党の連立入りについては「自公政権が過半数を割ることが前提だ」との考えを示した、とする趣旨の記事を配信したのです。

自公過半数割れが「連立の前提」

―――2023-09-16 15:07付 時事通信より

といっても、リンク先を開いていただければわかりますが、本文らしきものはみあたらず、玉木氏の近影とともに、リード文っぽい90文字の短い文章が添えられているだけです(著作権の関係もあり、全文をそのまま引用することは控えます)。

しかも、玉木氏の近影の下には「12日撮影」とのキャプションが添えられていますが、肝心の「時事通信とのインタビュー」の日付については明記されておらず、単に「16日までにインタビューに応じた」、とする趣旨の記載しかありません。

意図を探りかねる記事

なんだかよくわからない記事です。

そもそも「玉木氏とのインタビュー」と言いながら、全文を示さず、顔写真(しかもインタビュー当日のものではない可能性がある)とごく短いリード文のみしか掲載されていないからです。

この非常に短い記事からわかることといえば、「国民民主党が連立入りするのは自公で過半数を割り込んだ場合」という「条件」を玉木氏が示した、という点のみであり、この認識がどのような文脈で出てきたのかについて、玉木氏の意図を探りかねてしまいます。

もしこの発言が事実であるならば、(もしかすると近い将来行われるかもしれない)衆院解散・総選挙で「自公があわせて過半数を割り込むような事態が生じれば、そこに国民民主党が連立与党として参加する余地が生じる」、との認識を玉木氏が示した、という意味にも受け取れます。

もし玉木氏が本当にこんな発言をしたというのなら、という前提ですが、それは「自公で過半数を割り込まなければ国民民主党が連立入りすることはない」という意思表示なのか、それとも「自公で過半数を割り込む可能性が高い」と玉木氏が認識しているという証拠なのかはわかりません。

いずれにせよそれなりに物議を醸しかねない発言でもありますし、なにより時事通信がこの部分だけを切り取って報じたということは、何らかの「政局」をメディア自身が仕掛けようとしている、という意味ではないかと疑わざるを得ません。

玉木氏「そんな発言はしてません」

では、真相はどうだったのでしょうか。

結論的にいえば、これは時事通信による誤報ないし虚報という可能性があることもまた事実です。

玉木氏はこの記事が配信された当日の夜9時35分時点で、「そんな発言はしてません」とX(旧ツイッター)に投稿したのです。

これは、玉木氏が「本当にそんな発言をしていない」という可能性と、「本当はそのような発言をしていたけれども、慌てて否定した」という可能性があり得るとは思います。玉木氏の発言が非常に短いため、どちらが真相に近いのかを読むことは難しいのが実情です。

しかし、「玉木氏のツイートが短い理由は時事通信の原文も非常に短いからだ」、などと考えると、これはこれで筋が通っていますし、実際、時事通信のたった90文字の記事だけだと、玉木氏がどう発言したのか、正確なところがよくわかりません。

こうした「もやもや」が残るなかではあるにせよ、この世にインターネットが存在するがために、時事通信という社会的影響力の大きいメディアが報じた内容を、発言当事者である玉木氏自身が公式に否定できる時代になったのだ、というのは興味深い話と言わざるを得ません。

翌日に出てきたインタビューの詳細記事

さて、肝心の時事通信とのインタビュー内容については、(なぜか)その翌日の朝、時事通信が改めて配信したようです。

自公過半数割れが「一つの前提」 政権入り巡り―国民・玉木代表インタビュー

―――2023年09月17日07時07分付 時事通信より

こちらの記事は、先ほど紹介した「たった90文字のリード文だけの記事」とは異なり、それなりに内容があります。

おそらく前日の記事にあった「過半数割れが前提」とは、「理想とする政権像」について尋ねられた際の、こんな趣旨の回答を要約したものではないでしょうか。

  • どこも過半数を取らない状況が生まれると、多数派も少数意見を丁寧に聞くようになる
  • 多様化した価値観の中で民意をくみ取るためには、穏健な多党制にならざるを得ない
  • 自公が過半数割れするということはひとつの前提だと思う。自民党も今の形ではなくなるかもしれない

…。

これのいったいどこが、前日の配信記事にあった「国民民主党が連立入りする前提は自公が過半数割れ」という認識につながるのでしょうか。これだと、「時事通信は、玉木氏が話した内容を強引に要約してまったく違う意味にしてしまっている」、などと批判されても仕方がありません。

玉木氏「選挙のたびに比例で2割増を目指す」

ちなみに玉木氏の発言には、問題の「自公過半数割れ」以外にも、興味深い箇所も多々あります。その典型例が、「首相ポスト」発言でしょう。

玉木氏は「仮に入閣するならどのポストが良いか」と尋ねられ、「首相だ」と即答。そのうえで、「理想とする政権像」を問われて先ほどの認識を示し、さらにこんな趣旨の内容も述べています。

基本政策が一致すれば、今の自民党の一部を含め、与野党全ての政治家と一緒にやる可能性はある。その時に政権の一角を担えるよう、国民民主党を大きくしておきたい。どこかと合流する気は全くない」。

この見解に賛同するかどうかは別として、また、「穏健な多党制」が実現するかどうかは別として、この一連の発言には玉木氏なりの政治哲学や戦略が垣間見えることも、また事実でしょう。

たとえば党勢拡大の目標について玉木氏は「大型選挙ごとに比例での得票数を2割ずつ増やす」、「2020年代半ばには公明党や日本共産党と同規模以上の勢力になりたい」との目安を示しています。

これについて、「日本共産党と同等以上の勢力」の部分に関しては、すでに達成しています。小選挙区とあわせた獲得議席数では、前回総選挙の時点で国民民主党は11議席(選挙区6、比例5)で、すでに日本共産党の10議席(選挙区1、比例9)を抜いているからです。

ちなみに比例代表に関しても国民民主党が日本共産党を大きく抜き去ることができる可能性はどのくらいあるのでしょうか。

まず、国民民主党の前回(2021年10月)の総選挙での得票は、比例代表で2,593,396票で、全投票数57,465,979票に対し4.51%です。

今後も投票総数がまったく同じだったと仮定すると、もし選挙のたびに2割ずつ票が増えれば、次回で3,112,075票(全投票数に対し5.42%)に、そのさらに次の選挙では3,734,490票(全投票数に対し6.50%)に、それぞれ増えるはずです。

これに対し、2021年10月の選挙では、比例代表での得票と得票率は、日本共産党が4,166,076票で7.25%でしたので、「2020年代半ばに日本共産党を抜く」のは若干非現実的でしょう(ただし、「そのさらに次」で国民民主党が4,481,388票を獲得すれば、そのときに日本共産党を抜き去ります)。

もう少しペースを加速することも必要かもしれないが…

ただし、このペースだと、公明党の32議席(小選挙区9議席+比例代表23議席)という水準には、まだまだ遠く及びません。とくに比例代表では公明党が7,114,282票で13.07%ですので、この水準を達成するには、あと6回、選挙を経ることが必要です。

衆院選が行われるインターバルが平均して3年に1回と仮定すれば、単純計算で「国民民主党の公明党越え」には約18年の歳月が必要、というわけであり、玉木氏も引退してしまうでしょう。

したがって、もしも国民民主党が国会でそれなりの発言力を持つ政党に成長しようと思うならば、どこかの段階ではやはり大きく飛躍する戦略も必要かもしれません。

ただ、玉木氏には一貫した政策ビジョンがあることもまた事実です。

時事通信によると、「―国の最重要課題」について尋ねられ、玉木氏は「持続的賃上げ」だと即答。彼自身の持論である「ガソリン税の暫定税率廃止」、「消費税の時限的減税や所得税減税も選択肢」などと述べています。

また、「防衛増税や社会保険料引き上げ」への賛否についても、「安定財源は必要だ」としつつも「反対だ」と明言したうえで、「タイミングを間違えないこと」が重要であり、「持続的賃上げを実現するまで、増税や金融引き締めはやるべきではない」と断言しています。

こうした玉木氏の発想を総合すれば、彼自身は自分たちが掲げる政策が最も重要であり、それを実現するためであれば、与党とも野党とも是々非々で協力関係を構築する、ということでしょう。

実際、玉木氏は立憲民主党との協力を巡っても、日本共産党と事実上の政策協定を結んだり、東電福島第一原発の処理水を「汚染水」だと言う議員がいたりするところとは「一緒にできない」とも断言しています。

このあたりは、特定野党やオールドメディアにありがちな、「野党なのだから与党に反対することが仕事だ」といった旧態依然とした認識とは、明確に一線を画しています。だからこそ、時事通信はインタビューの本文を報じる前日に、わざとミスリーディングなサマリーを先に公表したのでしょうか?

現実的なアプローチ

さて、当ウェブサイトとしては、特定政党を過度に応援したりしないようにしたいとは思いますし、基本的に、特定政党に投票すること(あるいは特定投票に投票しないこと)を積極的に呼び掛けるつもりはありません。どの政党、どの候補者に投票すべきは、あくまでもご自身で考えていただく問題だからです。

これは国民民主党についてもまったく同じことがいえます。

玉木氏が述べている内容自体は結果的にアベノミクスが目指したものと似通っている部分も多々ありますし、また、玉木氏の「国債の積極増発」を柱とする主張は、現在の日本の資金循環論から見れば、結論的には非常に正しいものでもあります。

ただ、玉木氏の主張自体が正論だったと仮定しても、玉木氏、あるいは国民民主党に、それらを実現するだけの能力があるかどうかは別問題ですし、それと同時に国民民主党のすべての政策が素晴らしいであるとも限りません。

さらには、有権者が仮に国民民主党を信頼して同党や同党の候補者に票を投じたとしても、同党や同党所属議員がこうした有権者の期待を裏切る行動を取る可能性は十分にあります。

正直、選挙というものに立候補しているのは、「99人のウソツキと1人の正直者」のようなものかもしれません。ただ、「有権者の期待を裏切る(かもしれない)」という点では、自民党だって、日本維新の会だって、まったく同じでしょう。

いずれにせよ、当ウェブサイトとしては「読んでくださった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的として、客観的事実やそれをもとにした主観的分析を提供することを通じて、読者の皆様の判断材料を淡々と提供するだけのことだと考えています。

なお、本稿の論点に関連し、ネット上でいま話題の「とある政党」に関する議論、あるいは「この国を変えることができる『ただひとりの人物』」に関する話題についても別途記していきたいのですが、これについてはまた論点が変わってくるほか、稿自体も少し長くなってしまいそうです。

これについては『「鉄道工事理論」で考える「政治家としての実務能力」(仮)』で続きを議論したいと思う次第です(リンク先記事のアップロードは本日中を予定しています)。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. クロワッサン より:

    >だからこそ、時事通信はインタビューの本文を報じる前日に、わざとミスリーディングなサマリーを先に公表したのでしょうか?

    そう言えば、選挙期間中に何かの嘘報道をされ、選挙後に訂正報道がなされたけれど選挙には落選してるから訂正報道の意味が無い、みたいな状況になった地方選挙の候補者が居たような。

    何処の県で何のネタだったか忘れちゃいましたが。

    1. カズ より:

      詳細が報じられず参院選に当選した「変なおじさん?」もいましたね。

      *だっふん(脱糞)ダー!!

  2. taku より:

     国民民主党そして玉木氏は何を目指して、どこに行こうとしているのか、ですよね。
     スポンサーの連合の芳野会長からは「連立入りはありえない」と突き放され、代表選を戦った前原代表代行は連立入りするなら離党するだろうと見られています。
     自民党や岸田政権の、公明党への牽制カードとして、利用されているだけではないでしょうか。
     国民の支持も得られるとは思えず、いずれは自民か立民に吸収されていく、と見ています。
     私は百田ファンではありませんが、まだそちらの方が、政界にインパクトを与える可能性があると考えます。

    1. 匿名 より:

      玉木さんは、自民党よりも自民党的な方です。やっぱり、インタビューの通り、多党制、つまり、多党連立が必要な状況にならないと、自分の出番は無いと分かっているのです。そして、穏健な多党制の、穏健の意味する所は保守系という意味です。
      これから、党勢を伸ばすと言っても、背景に連合があるんじゃ、綱領もハッキリ保守化出来ないですから、党がどうのよりも、自分個人の身の置き所を探っているんじゃないか?
      以前から、そんな雰囲気が伝わってきますね。

  3. ミナミ より:

    これまでの連立政党(抜けはあると思います)

    自民党 : 新自由クラブ、社会党、さきがけ、自由党、公明党、改革クラブ、保守党、国民新党
    細川・羽田政権 : 日本新党、社会党、新生党、公明党、民社党、さきがけ、社民連、民主改革連合
    民主党 : 社民党、国民新党

    まあ見事に公明党以外は爆死している訳です。だから連立入りは民民党や維新にとって飛びつくような話では無いと思います
    まず世論は「そんなに与党になりたいのかよ」と一歩引きます。政党も与党になれば責任が生じ、発言のボルテージも下がります
    大臣職をもらい、失政などあれば叩かれて政党への支持も下がります。まるで与党(自民党)が民民や維新を潰すワナの様にも見えます。そういう陰謀が実際に有るかは知りませんが
    だから維新の馬場氏が言ってる様に、野党の立場で党勢拡大を図るのが正攻法だと思います
    大臣ポストを何か一つ貰ったところで、そんなにエッジの効いた事をできる事も無い様な気がしますし
    公明党の国交大臣職で、何か目立っていい仕事してますか? 私はそういうニュースを全く見知りませんが

    1. ねこ大好き より:

      よく見ると殆どの党が自民党を飛び出して出来た党ばかりですね。結局、野党で冷や飯を食うよりは与党(古巣)で分け前をあずかった方がよかった、という事かもしれません。理念も長続きしないのでしょうね。

  4. 農民 より:

     消費税はスッパリ廃止せーよ、と思いつつ、時限的減税というのは政局的には有効かもしれませんね。まず減税である以上は大半から支持されるでしょうし(実際に必要だし)、次元が迫るまでに現実にどれほど有効か無効かを判断する猶予もあり、税制・予算上の混乱も避けられる(手間は増えるけど)。そこから時限を延長なり撤廃して見せれば、二度美味しく支持をとれる。逆に時限がきて減税を戻したら反発はあるだろうけど、効果的ではなかったからなどと建前は付けられる。
     玉木氏は、ウケる政策を有効に使う手腕はありそう、かな。なぜ民主・民進党時代がアノザマだったのか不思議なくらいには。
     元々民主党から出馬した経緯も、「政策実現するにも自民内の派閥ではなく非自民の政党が台頭すべきだ」との理由だそうですが。それが真実かは知るすべはありませんが、初出馬は民主大勝の前の選挙で自民候補に敗北。民主大勝時に、志もなく勝ち馬に乗れとばかりに群がった有象無象の連中とは、違うのかもしれません。
     かもしれないだけで確信を得られないのが、民主党時代の酷さと獣医利権の問題なのですが……本当にあの時期は汚点だなぁ。

  5. Sky より:

    国民民主党は玉木さんが設立した若い企業のようなものなので、基本的には玉木色が出ている。と思いますが、議会政治で発言力を持つには頭数が必要。その構成分子が玉木色ならば良いのだが前原のような明らかな異分子もいる。
    となると、異分子対策をしつつ構成分子を増やすことが必須ですが、私にはその道筋が見えないのです。
    ベンチャー企業を発展させる戦略と似て、人的資金的両面でリソース豊富な企業内ベンチャーの立場で発展させる方策もありかな?と思います。歩留まり率向上が期待できます。
    ホンダジェットの藤野さんの戦略のように。

  6. 通りすがり より:

    民主党残党時代のタマキンと比べたらかなり大人になったし、政治家としても一皮剥けてくる過渡期のようなものだろうと思う。
    ここで岐路を誤って拗らせると立件や共産構成員のように人として手遅れになってしまう。
    昔は図星を突かれた時にあからさまな動揺の顔色を隠し切れなかったり、敵ながら微笑ましい部分もあったので、根っからの悪い奴ではないんだろうな、とは思っていた。
    それが小池百合子の国政政党立ち上げ騒動の時に民主党残党と袂を分かち、今はこうして悪質野党との迎合を善しとせず是々非々で国民に向き合った政治を志そうとしている姿勢が見えるし、安倍さんが亡くなってからもちょっとした変化があったように思う。
    まだ中間判断的なタイミングだろうと思うので、安易にこちら側とは思わずタマキンのこれからに注目したい。

    維新の会はハシゲや松井のような存在もあったからか早々にマスゴミが敵認定しているが、ここにきて時事通信が国民民主党に関してこんなゴミ記事を出してくるのも悪質野党と共に日本の脚を引っ張るために邪魔な存在だと認定されたからかw
    維新が中露に阿る部分が大いに残っている分自民党よりは攻撃をされていない感は明らかだが。

    朝日毎日共同時事ら反日メディアに敵視されるのは人として真っ当であることなので、これからは動揺を顔に出さず日本国民の敵にズバっと物申せる政治家になって欲しい。

    何かを変えようとする政治家が一人でも多く現れてくれないと、自民党はいつまで経っても変わらないし、なんの建設性もない反日野党を延々とのさばらせ続けることにもなる。

  7. 青い鳥 より:

    異なる意図に読める、誤解させるような文章は要約とは言わない
    ただの捏造やね

  8. たろうちゃん より:

    公約とはなんだろうか。国民との約束であり契約ではないだろうか。しかし守れた為しがない。選挙前な美辞麗句のオンパレードでも選挙が終わればなかったことになる。国民を騙せ合格なのだ。玉木の国民民主はどうだろうか。意見を通すには数が必要なのはわかる。拙速な与党合流は飲み込まれるだけで終わる。力をつけ確実な実績を積み上げ国民の信頼を得る方が近道に思う。欲をだせば道を誤る。着実に育って欲しい。個人的には橋元も松井も好きではないが彼らには潔さがあった。だから今があるのだ。

    1. たろうちゃん より:

      橋元てなくて橋下でした。すいません🙏

  9. 世相マンボウ* より:

    そうなんですか。
    これまでの犯歴からそうじゃないかと思い読み進めましたが、
    やっぱり爺爺通信のいつもの左手での
    手癖の悪いミスリード記事だったんですね。

    国民民主党については、
    Youtubeで人気の榛葉幹事長の会見を
    私も見ており、最近ファンになりました。
    ただし党全体としては、個々の議員さんは
    はたして、玉木さんと榛葉さんと同質なのだろうか
    との疑問を持っています。

    特に県別には 静岡の国民民主党の参加する会派
    「ふじのくに」は あの、水問題にかこつけて、
    妬む隣国とともにリニアに難癖付けて反対する
    川勝知事みたいなものを支持してしまっているから、
    言語同断です。

    1. 世相マンボウ* より:

      ちなみにこうして、
      日本の情弱高齢鬱憤層主体に工作に励む姿勢が
      自社のニュースサイトのコメント欄の選別方針でも
      見透かされてしまっている
      じじ通信社 さんなのです。

      今の時代、
      ジェンダー平等ネタでの非難を浴びる
      リスクの事前回避のためには
      その社名を じじばば通信社
      と改称されることをお勧めします。(^^);

  10. 雪だんご より:

    はて?時事通信は何をしたかったんだろう?
    「第二の自民党」「野党ではない」と叩かれがちな国民民主党に嫌がらせを
    したかったんだろうか?

  11. 簿記3級 より:

    悪の心を持った民主党と善の心を持った民主党のバトルは面白いですね。
    ある時を境に分離しましたが悪側は吸収を諦めてないようです。合体したら滅茶苦茶強くなるかもしれない。

  12. Masuo より:

    30年間、自民党と対決を標榜して反対のための反対を貫いても、結局、自民党に取って代わることもできないし(1度だけ気の迷いがありましたが)、自民党に緊張感をもたらすこともできませんでした。

    きっと自民党は、この野党やマスコミのやり方を、表面では「恐ろしい」などと言いながら、裏ではせせら笑っていることでしょう。野党第一党があんな奴等なら、もう自民党政権は安泰だと。公明党は笑いが止まらないと思います。

    国民民主党の玉木さんのやり方は、このマンネリのうんざりする状況にやっと変化が現れた気がします。私は素直に評価したいです。是々非々で今後も活躍を期待してます。

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