「日韓共同で対処しよう」「両国は知恵絞れ」論の特徴

「日韓共同で対処しよう」。「日韓はともに知恵を絞れ」。こんな提言が、韓国の側から出て来る時には、我々日本人としては、警戒心をマックスにしなければなりません。こうした提言が出て来るのは、たいていの場合、韓国が困っていて、韓国が一方的に日本からの支援を必要としているときだからです。

可愛らしい!幼い子供の「一緒にやる!」

子育てを経験された方ならば、たいていの場合、子供が幼いころ、「パパと一緒にやる!」「ママと一緒にやる!」などと言われたことがあるのではないでしょうか。

保育園・幼稚園に行く準備をしていると、「パパと一緒に準備する!」。

遊園地に遊びに行けば、「ママと一緒に乗る!」

本当に、微笑ましいものです。

ですが、子供はいつしか大きくなり、そのうち一緒に遊んでくれなくなり、そのときになって子供が小さかった頃、なんでも「一緒にやる」と言ってくれたことが懐かしく感じるものだといいます。

大の大人が「一緒にやろう」と言い出すときは…?

さて、この「一緒にやる!」は、言いだす相手が子供などであれば可愛いものですが、良い年の大人が「あなたと一緒にやりたい」と言ってきたときには、相手にもよりますが、少し用心が必要となることもあります。

たとえば、相手が会社の後輩(または部下など)であれば、「最初だけ一緒に仕事をしてあげる」というのはアリでしょう。しかし、「仕事をして給料をもらう立場にある」という意味では、その後輩も基本的には立場はあなたと対等であるはずですので、途中からは独り立ちしていただく必要があります。

また、起業してビジネスを営んでいると、「あなたと一緒にビジネスがしたい」といって近づいてくる人もいるのですが、この場合は相手の人となりを見極める目が必要です。結果的に厄介事だけを押し付けられることもあるからです(※経験あり)。

このため、大の大人があなたに対し、「一緒にやりたい」、「お互いにウィンウィンの関係で」、などと言ってきたときには、その相手があなたと一緒に、具体的に何をしたいのか、あなたと協力する目的は何なのか、などについて、しっかりと判断しなければなりません。

ビジネスパーソンにとっては、ある相手と協働するかどうかを決めるにあたっては、その相手が信頼に値するかどうか、その相手と働くことに合理的理由があるか、といった事情を考慮する必要があるのです。

国家も人間の集合体:外交は人間付き合いの延長線上

こうしたなかで、長年、ウェブ評論を行っていて、金融、経済、外交、安全保障などを眺めていると、この「一緒にやる!」「一緒にやりましょう!」は、意外と多くの局面で出て来ることに気づきます。

国というものも、結局は「人間の集合体」だからです。

したがって、外交とは、べつになにか難しいことを論じるものではありません。あくまdめお人間付き合いの延長線上にあるのです。

また、現代のように地球が一体化し、しかも国際情勢がますます複雑化する環境下では、基本的にどの国も、単独で自国を防衛し切れるほどの余力はありません。ウクライナ情勢が私たちに教えてくれる通り、国際法を蹂躙して軍事侵略してくる無法国家も存在するからです。

このことは、アメリカ合衆国のような「超大国」であっても、例外ではありません。

たとえば「米国には世界最強の軍隊がある」、などといわれますが、その一方で人の往来が激しい昨今、テロリストが空港のセキュリティをかいくぐって米国に入国することだってありますし、民間航空機を乗っ取って高層ビルを爆破するなどのテロも、現実には発生しているわけです。

さらには、半導体製造装置のように高品質な資本財が米国の敵対国に流れれば、それが軍事転用され、まわりまわって米国の安全保障の脅威になる、といった事例もあり得ます。

したがって、輸出管理がその典型例ですが、安全保障の世界においては「一緒にやりましょう!」とする姿勢が不可欠なのであり、いまや、どんな国であっても単独で自国を守ることなどできないのです。

だからこそ、「一緒にやりましょう」、が不可欠です。

「一緒にやりましょう」が通じる相手国の2つの前提条件

では、この「一緒にやりましょう」が通用する相手国は、いったいどこでしょうか。

先ほど、「ビジネスパーソンにとっては、その相手と協働する理由があるかどうか、その相手が信頼に値するかどうかなどを見極める必要がある」と指摘しました。ごく当たり前の話ですが、これはじつは外交の世界にもそのまま成り立ちます。

具体的には、その相手国が私たちの国にとって、「地理的(地政学的)に重要な場所にあるかどうか」、「経済的な関係が深いかどうか」といった判断基準も大事ですが、それだけではありません。そもそもその国と、基本的価値を共有していなければならないのです。

そして、地理的・経済的関係が近く、基本的価値も共有している相手国ばかりならば良いのですが、たいていの場合、「地理的に近くても基本的価値を共有していない」、「基本的価値を共有しているけれども地理的に遠い」、といった具合に、外交というものは、なかなか思い通りにいかないものです。

たとえば、「地理的に日本に近い国」といえば、中国、韓国、北朝鮮、台湾、ロシアなどがあります(※「台湾は中国であって、独立した国じゃない」、などと言いだす人もいるかもしれませんが、本稿ではとりあえず、台湾と中国は「別の国」として取り扱います)。

その一方、日本が持つ基本的価値の代表例としては、「自由主義、民主主義、人権尊重、積極的平和主義、法の支配」、といったところですが、この価値観を共有している国は、近隣国では台湾のみであり、ほかは米国や英国、豪州、さらには欧州諸国やカナダ、ニュージーランドなど、地理的に離れています。

つまり、台湾のように、日本にとって「地理的にも価値観的にも近い国」は例外で、地理的に近くても基本的価値を共有しているとは限らず、基本的価値を共有している国は地理的に離れてしまっている、という傾向にあることは、我々日本人にとっては一種の「基礎知識」として踏まえておかねばならない論点です。

よって、軍事同盟を結ぶにせよ、経済同盟を結ぶにせよ、日本がある国と手を結ぶにあたっては、その相手国の地理的な近さと価値観的な近さという、少なくとも2つの尺度をもとに判断すべきです。この2つの尺度を用いなければ、再び国の先行きを誤ることになりかねません。

「一緒にやりましょう」…その提案に合理性はあるか

以上を踏まえたうえで、先ほどの「人間同士のお付き合い」の話に、いったん視線を戻しましょう。

先ほども指摘したとおり、相手から「あなたと一緒にやりたい」と言ってくるときには、その相手が信頼に値するかどうかもさることながら、その「一緒にやりたい」発言に合理的な理由があるかどうか、という点も、極めて重要です。

たとえば、あなたは中小企業相手のコンサルティング業を営んでいるとします。あなたの得意分野は中小企業でありがちなさまざまな問題点(たとえば同族経営の税務や相続対策など)に対する業務相談なのですが、ここにとある信用金庫の人が、「あなたと一緒に中小企業融資開拓をやりたい」と言ってきたとしましょう。

この場合、あなたにとっては顧客基盤を広げるチャンスですが、その信用金庫にとってはあなたが持っている中小企業業務相談のノウハウを得ることができるという意味で、まさに「ウィン・ウィンの関係」になるかもしれません。

別の例も考えてみましょう。

あなたは街の小さなカフェを経営していて、そのカフェに看板商品「絶品パフェ」があったとします。人気の理由は「秘密のレシピ」です。

ところが、大手のカフェチェーン店が、あなたの店に対して「一緒にやりましょう」、「あなたの店の絶品カフェをうちの店でも取り扱いたい」、などと言いだしてきたとします。あなたはこの話に乗りますか?「絶品パフェ」の「秘密のレシピ」を取られて捨てられる、という結果にはならないのでしょうか?

すなわち、最も恐れるべきは、あなたに何のメリットもない提携話です。

ちなみに日本は国を挙げて、この「何にもメリットがない提携」を進め、産業をいくつもぶっ壊してきた、恐るべき無能な経営者らがいました。最高の技術と最低の経営者という、考えたくない組み合わせです。半導体産業など、その典型例でしょう。

余談ですが、こうした無能な経営者というものが、得てして「創業経営者」ではなく、「高学歴サラリーマン経営者」らに多いような気がするのですが、気のせいでしょうか?つい数年前まで、経団連の会長室にはPCがなかったという話もありましたし…。

一見すると「韓国の少子化」に関する記事だが…

いずれにせよ、ここで重要なことは、「一緒にやろうよ」と言ってくる相手が、具体的に何を目的にそれを言い出しているのかを見極めることです。もちろん、私たちとしても、相手と「一緒にやる」ことで得られるメリットがコストを上回るならば、是非とも「一緒にやる」べきでしょう。

ただ、ケースによっては口癖のように、「一緒にやるべき」、などと言い出してくることもあるので、注意が必要です。

公益財団法人ニッポンドットコムに26日、こんな記事が掲載されていたのを発見しました。

韓国の出生率、「0.78の衝撃」:日本よりも少子化が深刻になった訳

――― 2023.06.26付 nippon.comより

「日韓ともに少子化が加速している」、としつつも、メインは韓国の少子化に関して議論する記事です。著者のお名前から判断して、おそらく執筆者は韓国の方であろうと考えられます。

日本ではあまり知られていませんが、韓国の合計特殊出生率は2022年において0.78と、経済協力開発機構(OECD)諸国平均値である1.58を大きく下回る数値です。

その理由ないし背景について、韓国社会における問題点とともに、滔々と論じているのですが、このあたりは正直、「外国の話にそこまで興味はない」という人にとっては、あまり面白くないかもしれません。大変申し訳ないのですが、著者自身もそういう感想を持ちます。

韓国で出生率が下がっているのを見ると「大変だな」と思う気持ちもある反面、しょせんは日本の話ではないわけですから、せいぜい韓国社会の状況を見て「他山の石」にできる部分があれば参考にする、といったくらいのことしかできません。

なぜそこで「ともに知恵を絞る」が出て来るのか

ただ、本稿でこの論考に注目した理由は、そこではありません。記事末尾にある、「日韓共同で課題解決を」という節への違和感です。

日韓関係の改善をきっかけに、両国における最優先課題とも言える少子化対策に共同で対処するのはどうだろうか。両国の未来のために共に知恵を絞りたいものだ」。

この結論、明らかにおかしくないでしょうか?というのも、この記事ではそこまでの議論で、「日本とは異なる韓国の少子化の特徴について説明」してきたからです。この論者の方によれば、日韓の少子化の特徴(とくに社会背景など)が大きく異なるわけですから、「一緒に対処する」のも限界があります。

また、現在、日韓関係が「改善」しているという事実はありません。

日本政府(とくに岸田「宏池会」政権)や一部のオールドメディアが外務省などの意向を受け、一生懸命に「日韓関係は改善されつつある」と宣言していますが、それは自称元徴用工問題や火器管制レーダー照射事件などを受け、日本が韓国に対し、一方的に譲歩しているに過ぎません。

(※余談ですが、岸田「宏池会」政権が、何らかの理由で近い将来倒れるのだとしても、この政権がしでかした対韓譲歩が将来に向けて深刻な禍根を残したことは間違いありません。)

そして、ブログ時代から起算して10年以上、ウェブ評論業を営んできた経験上、韓国側から「ともに知恵を絞る」という表現が出て来るときは、たいていの場合、「我々は困っている」、「(日本が韓国を一方的に)助けてほしい」という信号でもあります。

この「お互いに知恵を絞る」は、自分たちが100%、困っている側であったとしても、「支援してもらう」と素直に言えず、あくまでも「お互いがお互いに協力しているに過ぎない」という建前を維持するために出て来るものなのでしょう(こうした表現で快く感じる日本人は少数派ではないでしょうか)。

まことにわかりやすい国だと言わざるを得ない、などと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 農民 より:

     少子化は先進国の特徴というか宿命的な面がありますが。数値指標だけが先進国化した”未成熟な先進国”とでも言うべきな韓国の少子化は、異常な失政と伝統文化面の背景が悉く悪い方に表出したまさにOINKなので……おそらくどこの国も、韓国の少子化対策は参考にならないというか、そもそも対策が可能なのかどうか。
     生活習慣病を、生活習慣を改めずに薬で根治しようとしてもね。

  2. 理系初老 より:

    オールドメディア・あちら系にとっては椿事でしょうが、LGBTと韓国対応は、例え消極的ではあっても自民党を支持してきた保守層の思いを完全にぶち壊してくれたました。
    自民党の起死回生の一手は公明党排除しかありませんが、無理ですね。ムネオがいても維新、あるいは、弱小ですぐには役に立ちそうになくとも国民民主の方がベターと、小野田氏のように応援したい自民党議員がいない選挙区の私は思います。

    1. 理系初老 より:

      すいません。追伸です。自民党でも、「公明党排除すべき」と考えている人です。
      小野田紀美【参議院議員/岡山】
      @onoda_kimi
      Jun 25
      維新、公明6選挙区に候補者擁立へ
      維新は選挙区の有権者に、きちんと選択肢を示すということですね。有権者に対してあるべき姿ですね。与党であれ野党であれ、自分が投票したい政党がそもそも選挙区で立候補していないという地域の有権者は辛いですから。

    2. 元左派系の初老 より:

      お久し振りです、チョクチョク観ています、お元気そうで何よりです。
      私は身体のあちこちに固定されたほころびを持つ様になっております、本の十年位前迄には予想もしておりませんでした。
      同意です!熊本なんですが、小選挙区は岸田派です・・
      護会位しかいない様なんですが?発言力は有る様なんですが・・唯岸田等の意に沿わなければ・・聞かれて終わり?会員には稲田も松川るいさんも・・、切り崩すだけの実行力には疑問?部会も色々ある様ですが聞かれて・・最後は君は君私は私の部会長?
      右翼と称される者もいる様なんですが・・選挙第一で主義第何番目?の者が大半で。
      岸田等の中道左派?の間に日本が差別のない他民族が暮らし易い国民の資産を食い潰す国になってしまうと恐れています、手が無いですね!邪心の無い本当の新党でしょうか!

  3. すふちゃん より:

    今日の西日本新聞の記事(共同通信発信)に「日韓、通貨交換協定再開へ」とあり、残念ながら通貨スワップを再開することになりそうです。(https://www.nishinippon.co.jp/item/o/1102027/)

    これが「日韓共に知恵を絞った結果」とかいう見出しが韓国メディアに踊るのは目に見えています。

    岸田総理は何を考えているのでしょうか?

    個人的には本当にくやしいです。

    少なくとも岸田首相の「暗黒時代」が終わるよう、来たる衆院選では懸命な投票行動をしたいものです。

  4. クロワッサン より:

    >この「お互いに知恵を絞る」は、自分たちが100%、困っている側であったとしても、「支援してもらう」と素直に言えず、あくまでも「お互いがお互いに協力しているに過ぎない」という建前を維持するために出て来るものなのでしょう(こうした表現で快く感じる日本人は少数派ではないでしょうか)。

    え?韓国の少子化対策が失敗した時に、日本に責任転嫁する為なんじゃ?

    「日本と相談して少子化対策をしたけど失敗した。失敗したのは日本の力不足、知恵不足だ。日本が悪い。日本は謝罪と賠償をしろ。』

    ま、元々南朝鮮なんだから、北朝鮮か西朝鮮と合併して生活レベルを下げて、男女の営み以外に娯楽のない社会に戻るのが現実的な解決策なのでは?

    今の南朝鮮の生活レベルは対共ショーウィンドウの目的で下駄を履かせて貰っていたお陰なだけで、元々分不相応なんですし。

  5. めがねのおやじ より:

    ここに集われる方々には釈迦に説法ですが、韓国が「日韓共同で対処しよう」「両国は知恵を絞り合おう」と言って来た時は、向こうが困っている時。そして日本側から良い実例、結果が得られたら、丸パクリか、根刮ぎ奪うつもりです。

    日本が断ろうものなら、「日本は善隣友好をしないのか?」「日本は兄であり、韓国の困った時は融通するのが当然だ」と喚き恫喝して来ます(爆笑)。あの無茶振り、厚顔無恥、カネ出さない、スグ日本からマウントを取ろうとする。付き合い出来ません。

    言っとくけど日本は韓国の友邦国ではありません。台湾、米国、英国、仏国、豪州、加、NZらが自由の環の友邦国。あと東南アジアではシンガポール、タイ、ベトナムでしょうか。

  6. sqsq より:

    スワップを締結した時の韓国の記者会見は:
    「地域の金融安定のため日本側から要請があり、それに応じたものだ」
    または:
    「日本側から強い要請があり、韓国も地域の金融安定を考慮して締結を受諾した」

    キーワードは「日本からたのんできた」

  7. WLT より:

    そのとおりで、最終的に「韓国ケース」の解決に
    知恵を絞る事にしかならず、決してWIN-WINにはならない構図です。
    もう一つは、政策に対しての責任分散のためでしょうね。

    韓国側が解決したらすぐ解散するか、立場が上になったからと
    日本側が回復しないようにコントロールしようとしはじめるか
    今までの狼藉を不問にせよとか、我々の歴史認識を認めよとか
    次々要求しはじめますよ、いつものように。

  8. Masuo より:

    勝手にやれ、日本を巻き込むな、と思う。
    どうせ協力しても、恨まれることはあっても感謝されることはない。

    労働人口が足りなくなるなら、日本にいる在庫を引き取って欲しい。
    もしくは、北と一緒になれば一気に解決。メデタシメデタシ

  9. 陰謀論者 より:

     この記事を見かけて第一観は、知らんがなでした。
     ただ最近日本に気持ち悪いくらい擦り寄ってきてるので、何か色々困ってるのはわかります。日本を当てにするしかないとなればそろそろなんでしょうか。

  10. 農家の三男坊 より:

    ニッポンドットコム26日掲載記事の警戒すべき点は、若年失業の日本国への輸出でしょう。

    人手不足云々で外国人労働者輸入政策は、”無能な経営者・財務省”と合わせて日本経済停滞の根源です。

    物価高が起点ではあるが賃金引上げが始まり、これを定着させることが日本経済復活の為には必須。(労働力、原材料等)不足はイノベーションの母です。
    80年代以降の円高対応を誤った海外進出で自分の首を絞めた無能なサラリーマン経営者と無能な政治屋・官僚と同じ轍を踏まないことを志ある経営者には期待したい。

  11. みこ より:

    自分も日本人だから言いたくないけど、日本人は韓国人にあまりにお人好しで、
    そこに漬け込まれるのは当たり前だと思います。
    韓国は国益を追求してるだけで、悪いのは日本でしょう。
    若い世代も韓流とやらで洗脳されてるみたいですし、この先心配です。

  12. ぼっつ より:

    原油やレアメタル等の資源の共同購入や共同開発提案と同様の“タダ乗り”を狙っているのではないか。

    例えば、国民年金基金の共同運用、とか。

    資源の場合、「共同で購入・開発すれば、単独でやるより大口の契約者として相手国と強気な交渉が出来、価格を下げられる」から日韓で手を組もう、という理屈。

    年金の場合も、「運用の原資が大きくなればそれだけ利益も大きくなるから、日韓双方にメリットが有る」とか何とか言って。

    韓国では、年金制度の整備・拡充が遅れ、無年金・低年金の高齢者の増加が予想されている。

    それをお得意の「日韓で知恵を出し合って」で乗り切ろうとしているのかもしれない。

  13. 匿名 より:

    最近、左翼も日本の海外援助をバラマキだと批判しているのをよく見かけるが、韓国への支援や援助が一番無駄じゃないだろうか?
    10年ごとに経済危機をくり返し、助けてもらってカネに余裕ができると、そのカネで日本下げ運動を始めたり、「日本の伝統文化はじつは韓国起源」 運動を始めたりする国。
    昔、ネットの某匿名掲示板では 「朝鮮半島はブラックホール。投資も援助も全て吸い込まれて、何も残らない」 と言われていた。

  14. カズ より:

    かの国では、「一緒に井戸を掘り、一人で飲む」のが賢い生き様。
    「頭を下げずに丸投げすること」しか考えていないんですよね。

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