「玉川発言」炎上が続く理由はテレビ朝日の初動の遅れ
テレビ朝日従業員による、例の「電通発言」などを巡るテレビ朝日側の処分には、不自然な点がいくつかあります。処分の内容が通常の企業と比べて軽すぎる、謝罪の相手を間違っているといった基本的な態度の問題もさることながら、発言から1週間も経って処分が行われたという事実は、当初、テレ朝側がこの問題を非常に軽く見ていた可能性を示唆しているからです。この初動の失敗が意味するものは、いったい何でしょうか。
2022/10/06 13:07 追記
誤植がありましたので修正しております。
目次
テレ朝従業員・玉川氏の問題発言
テレビ朝日従業員の玉川徹氏が先月28日、同局の番組『羽鳥慎一モーニングショー』に出演した際、故・安倍晋三総理大臣の国葬儀における菅義偉総理の弔事について、「電通が関与した演出である」とする趣旨の発言を行ったとされる問題は、当ウェブサイトでも何度となく触れてきた論点のひとつです。
この発言の何が問題なのか――。
『テレ朝、安倍総理国葬儀で菅総理弔事を演出と決めつけ』でも取り上げた、同氏の発言の概要は、こんな具合です。
(菅総理の弔事に心がこもっていたとする羽鳥慎一氏の発言に対し)「これこそが国葬の政治的意図。それは胸に響く部分はあるんですよ。そういう形として国民の心に残るんですよね。既成事実として残るんです」。
(菅総理が弔辞に込めた思いに羽鳥氏が言及すると)「演出側の人間としてテレビのディレクターをやってきましたから、それはそういう風に作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」。
この発言を総合的に解釈すれば、「菅総理の弔事は視聴者に対して感動的に見えるよう、政治的意図をもって電通が演出した」、という意味でしょう。
「電通が関与」は事実ではなかった!
これ自体、もし電通が演出に関与していたと仮定したとしても、故人である安倍総理、弔辞を読んだ菅総理、国葬儀への参加者、一般献花の列に並んだ人々、そして事情があって参加できなかったけれども安倍総理を悼む全国・全世界の人々に対し、極めて無礼な発言です。
しかも、この翌日には、玉川氏自身が「電通が関与」のくだりが事実ではないと認めたうえで、「関係者の皆さま、それから視聴者の皆さま、訂正して謝罪致します」と発言しています(『テレ朝で番組出演者が「電通関与は事実でない」と謝罪』等参照)。
この時点で、ツッコミどころがいくつもあります。
そもそも28日の当初の発言自体、菅総理や電通、故・安倍晋三総理らに対して極めて無礼なものであるという点もさることながら、『虚偽の報道を「勘違い」で済ませようとするテレビ朝日』でも取り上げたとおり、謝罪の態度にも非常に大きな問題がありました。
また、玉川氏の発言どおりなら、テレビの情報番組というものは、視聴者に対し一定の方向に誘導するような演出が常態化している、という意味でもありますので、これはこれで大きな問題です(※もっとも、新聞やテレビが事実関係を歪め、読者・視聴者をミスリードしようとするのは、今に始まったことではありませんが…)。
最初は「本人の勘違いでした」で済ませようとしたテレビ朝日の「軽すぎる処分」
さらには、テレビ朝日という会社自体の姿勢にも、大変に大きな問題があります。
この一見を巡って、テレビ朝日はメディアの取材に対し、当初は「本人の勘違いだった」で済ませようとしていたフシがあるからです。
ただ、このテレビ朝日、非常に不思議なことに、今月に入り、突如として玉川氏らに対する処分を発表しました。『遅すぎ・軽すぎ、かつ謝る相手が違うテレ朝の懲戒処分』でも触れたとおり、読売新聞が報じたその「処分」の概要は、次のとおりです。
- 玉川氏本人を10月5日以降、出勤停止10日間の謹慎とする
- 玉川氏が属する報道局情報センターのセンター長を譴責とする
- 番組のチーフ・プロデューサーを譴責とする
これと併せてテレビ朝日側はこの処分の理由について、玉川氏については「事実に基づかない発言を行い、番組及び会社の信用を傷つけ、損害を与えた」、それ以外の両者については「監督責任を問うた」、などと述べているのだとか。
このあたり、普段からテレビ朝日を含めたテレビ業界、新聞業界が報じてきた姿勢との整合性は、まったくありません。処分が「軽すぎ・遅すぎ」であるのに加え、謝る相手も違うからです。
また、ツイッターなどのSNSに加え、当ウェブサイトの読者コメント欄も含めたネット上の反応を見ていると、多くの方々がこの処分について、一般社会通念との大きな乖離を指摘しています。
通常の会社の場合、その従業員の行為によって一般消費者や第三者を傷つけた場合は、真っ先にその傷ついた人に対し謝罪や補償を行うとともに、その過失の大きさに応じて、従業員に対して減給、降格などの処分を下しますし、ケースによっては懲戒解雇されることもあります。
たった10日間という、事実上の「秋休み」をもらってお終いという発想の甘さにも驚きますし、その上長などに対しても譴責という処分で済ませるというのも、社会通念に照らして妥当なのかどうかについては疑問でしょう。
西田昌司参議院議員も「激怒」=zakzak
こうしたなか、産経系のウェブメディア『zakzak』に2日前に掲載されたこんな記事を読むと、自民党の西田昌司参院議員は「テレビ局は、公共の電波を使い、国民に正しい情報を伝える責任がある」「極めて重大な問題で、国政の場でも強く提起したい」と述べたそうです。
テレ朝・玉川氏の「虚偽発言」国会で追及も 自民の西田議員が激怒「ミスではなく、虚報で偏向報道だ 『報道の自由』を逸脱している」
―――2022.10/4 12:02付 zakzakより
西田氏は自身のYouTubeチャンネルで、次のように述べたのだそうです。
「玉川氏は私人の評論家や学者ではなく、公共の電波を使用するテレビ朝日の社員だ。ミスではなく、虚報で偏向報道だ。根拠なく菅氏の弔辞を徹底的に腐す発言は『報道の自由』を逸脱している。玉川氏個人の謝罪ですむ話ではなく、テレビ朝日のあり方が問われる」。
国会議員という立場にある西田氏がこれを発言したことは、興味深い話です。
やはりこの玉川氏の問題の裏側には、テレビ業界の構造的な問題が潜んでいるからです。それは、そもそも放送局が事実に反した報道をしてはならないなどと規定する放送法第4条第1項という法律自体、まったく機能していないからです。
放送法第4条第1項
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
正直、この放送法第4条第1項という条文をテレビ局に守らせるという強制力はほとんどありません。
テレビ業界は「放送法を順守する体制を整備している」というアリバイ作りのためか、BPOという「お手盛り組織」を作っていますが、『「監査論」の立場から眺めるBPOと放送業界の問題点』でも指摘したとおり、これは「強制力を持った第三者」ではありません。
やはり、西田氏も国会議員である以上、テレビ業界に対し「強制力を持った第三者」による監督を義務付けるか、もしくは「情報版PL法」「報道版PL法」のようなもの(『新聞・テレビの虚報に対しては「情報版PL法」が必要』等参照)を作る、といった努力を見せていただきたいところです。
なぜテレ朝の処分はこんなに遅かったのか
ただ、それ以上に気になるのは、テレ朝の今回の処分の遅さが意味するところです。
そもそも論として、テレビ朝日自身も当初はこの問題を非常に軽く考えていたフシがあります。なにせコーポレートサイトなどにも経緯をまったく説明せず、たんに一部メディアの取材に対し、「本人の勘違いでした」と述べて誤魔化そうとしていたからです。
玉川徹氏自身が問題発言を行ったのは9月28日(水)の放送回ですが、玉川氏の謹慎は5日(水)以降の10回分であり、その間、29日(木)、30日(金)、10月3日(月)、4日(火)と4回分も放送されているのです。
想像するに、テレビ朝日側も、この問題がおもにインターネット上で炎上しているのに気付き、そこから慌てて「形の上でも譴責や謹慎処分が必要だ」と判断して火消しに走ったのではないでしょうか。
早い話が、「初動の失敗」です。
もしも「謹慎・譴責」といった処分が当日中に行われていたならば、「処分は甘い」けれども「テレビ朝日という会社のリスク管理は立派だ」、という評価につながった可能性はあります。
しかし、処分の時期がここまで遅くなり、しかも内容がここまで軽いということになれば、ネット空間、さらには社会全般におけるテレビ朝日に対する批判が激しくなるのも当然のことでもあります。
逆にいえば、社会的影響力という観点で、ネットが本格的にテレビと逆転し始めた証拠が、またひとつ出てきたのかもしれません。ネット上の「炎上」が、リアル社会にも影響を与え始めている、というのです。
その意味では、「テレビ朝日が追加での何らかの処分に追い込まれるのかどうか」、という点については、しばらく生温かく見守る価値はありそうです。
人のうわさも何とやら
もっとも、もしもテレ朝側が追加処分を行わない可能性も十分にあります。テレ朝の経営陣が「この手の『炎上』もそのうち沈静化していくに違いない」、といった判断を下せば、これで本当の幕引き、というわけです。
もちろん、「人のうわさも何とやら」ではありませんが、テレビ朝日が今回の騒動を無事に乗り切れれば、数ヵ月経てば、人々の記憶からは、いったんは忘れ去られるでしょう(「無事に乗り切れれば」、ですが)。
しかし、インターネット空間では、「完全に忘れ去られる」ということはありません。今後、テレビ朝日が政治家に向けて偉そうにご高説を垂れたとしても、それに説得力は確実に減退しますし、次にテレビ朝日が不祥事を起こしたときには、社会的批判はさらに大きくなるはずです。
そもそもテレ朝が関係者の処分を(発言から1週間も遅れて)泥縄的に行ったこと自体、ネットの社会的影響力が巨大化している証拠といえるのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
素朴な感想ですけど、もし他の企業が不祥事を起こして、その処分決定が1週間もかかったとしたら、テレ朝と某コメンテーターは「処分が遅い」と非難するのではないでしょうか。(そして、それでネットが炎上騒ぎになります)
それにしても、テレ朝が「この炎上は、そのうち、鎮静化する」と考えていたとしたら、他の企業も同様に考えていたとしても、批判できないことになります。
今朝他局の地方番組でもこの件に触れていましたが、”無関係な電通を名指ししたこと”のみが問題であるかの扱いで複数ある炎上原因、”放送法4条ガン無視自白”についても、ガースーに対して失礼千万であったことも、国葬儀自体と参加者を愚弄したことも総スルーでした
電通批判は日本マスゴミ村の掟に反するが、菅義偉(前)総理へのいちゃもんは,村から賞賛される、ということでしょうか。
すみません。追加です。
そんな他局でも、自分の身が危険(?)になれば、テレ朝批判を一生懸命にしだす、のではないでしょうか。
椿事件に次ぐレベルの話と思います
この玉川事件
この玉川という社員は、半日TV局の政権批判姿勢を具現化したような輩です。
これまでも様々な事柄に毒を吐き、徹底批判し続けてきたようですし、これまでも何度も炎上したことがあります。
局側も今までと同様、ほどなく鎮静化するだろうと高を括っていたに違いありません。
>局側も今までと同様、ほどなく鎮静化するだろうと高を括っていたに違いありません
一昨年のコロナ禍でのカラオケ店でのどんちゃん騒ぎ&転落事故も有耶無耶に終わらせられた、とテロ朝は本気で思ってるのでしょうか。
もしそうならマスゴミってネットと言う新興のメディアを未だに小ばかにしてるとしか思えません。だから何度でも痛い目を見てると言うのに。
あのおっさん(下品ですが敢えて)、59歳なんだよな。分別、常識があって当たり前、その責任は取らなきゃ。
でも、人のフリ見て我がフリ直せで、このコメ欄とかでのコメントには気を付けようっと。テレ朝もたまにはいいことする
テレ朝から電波召し上げ。
このテレビ局、問題ばかり起こしてる。
今回はスポンサーの次に(もしかしたらスポンサー以上に)だいじな電通の悪口言ってる。
今問題になってる電通のオリンピック利権問題に便乗しようとして見事にひっくり返ったといったところか。
こんな下っ端じゃなくて上層部に電通から「あれどういう意味?」くらいの問い合わせは入っているのでは? テレビ局は震え上がるね。
sqsq さま
>テレ朝から電波召し上げ。
テレ朝がなくなっても、高齢者の要望がある番組は、同じ出演者、同じ制作会社で、同じ曜日、同じ時間帯で(多少は変わりますが)他のチャンネルで放送すれば、テレビ大好きな高齢者も文句は言わないでしょう。(NHKが放送すると、言い出すかもしれません)
すみません。追加です。
もし、テレ朝の「モーニングショー」がなくなったとしても、同じような裏番組(?)にチャンネルを合わせるだけで、困る視聴者はいるのでしょうか。(そのうち、他局が「モーニングショー」の視聴者の争奪戦を開始するかもしれません)
テレビ朝日が流している内容は全て演出ありきで構成されており
必ずしも事実であるとは限らない。
この認識をしておけば、特段問題ないですね。
別のソース(できるだけ当事者からの直接の情報)で裏をとりましょうという事になりそうです。
可能性として、玉川氏の発言から謝罪までが予定していたことかも知れないと思います。 その(現実的な確率の)可能性があることは、今回の玉川氏がご自分でおっしゃったことです。
誤算があったとすれば、反発が予想より強く、謝罪だけのつもりが謹慎にまでなったことや、もしかしたら電通からの苦情もあったのかも知れないと想像します。(反発が大したこと無ければ謝罪も無しだった可能性もあり?)
以上はこういうことも有り得るという想像ですが、一つはっきりしていることは菅元首相、故安倍元首相やその関係者への謝罪はない、ということでしょう。
結構安倍さん菅さんに謝れという意見が(ヤフーなどでも)多いですが、玉川はどうせ心から謝罪なんてしない(心の中では舌を出すと思う)からさせる必要ないと思います。それよりも令和の椿事件こと玉川事件、テレビ朝日は反省も改善もできない腐った組織だという風に攻めたほうがいいと思います。
公式に謝罪の意を示すべきだと思いますよ。
心からの謝罪を求めてるわけでは無くて、傲岸不遜な態度、社会人としての弁えが無い態度が皆さん許せないと感じてるのではないでしょうか。
国民の負託を受けた人物に対して、一介の会社員くんだりが偉そうな口を聞くというのを快く思わないのは自然な話だと思いますし。
NHKを含むマスコミは今回の国葬儀について、「賛否で世論を二分する国葬儀」みたく毎回枕言葉を添えて報道していました。
これからTV朝日を呼称するときは同様に「言う事やること全て演出ありきのTV朝日」と呼称してあげると良いでしょう。
彼らも我が意を得たりと喜ぶことでしょうね。
政治家には好き放題言うが電通には即土下座。つまり政治家は電通と懇意にすれば安全になる。
よくある腐敗構造を作り出すのはテレ朝さんのような行動では。
しかし連中が身内に激甘なのは今に始まったことではありませんが、玉川氏なんかを守る理由がわかりません。有名は無名に勝るとはいえあまりにも嫌われていますし、該当番組の視聴率をひっぱっているのはおそらく羽鳥氏の力で、彼自身の能力は低い。とっとと切り捨てて初動評価を上げた後に他のマシな駒にすげ替えた方が、あらゆる要素で得に思えますが。
身内を徹底擁護しないと裏切りが続出するとか、戦国時代並に修羅の世界なのかな?あちら界隈は。
他のサイトで聞いた話によると玉川はモーニングショーが開始されるにあたって、羽鳥にあなたは善玉(突っ込み)でいてください、私が悪役を演じますから(まさにショーですね)のようなことを語っていたそうです。モーニングショーはこの二人のやり取りが(モーニングショーなんぞを見る連中に)受けてるのであり、僕は羽鳥一人では視聴率を取れる力があるとは思っていません。となれば羽鳥としても玉川がいなくなっては困るのではないかと思います。
>羽鳥にあなたは善玉(突っ込み)でいてください、私が悪役を演じますから(まさにショーですね)のようなことを語っていたそうです。
ということは、悪玉は別の人物を用意すればよい、ということでしょうか。
朝日と名のつくものには色々問題がありそうですね。朝日新聞然り、朝日ソーラー然り、今回の朝日、まともなのはアサヒビールくらい?全国の朝日と名のつく健全な企業さんも大迷惑ですな。玉川さんは、この全国の健全な朝日さんに対しても謝罪と賠償が必要でしょうね。秋休みを満喫している場合ではありませんよ。
根拠なき予感ですが、テレ朝は「テレ朝をいじめたら、可哀想じゃないか」という国民運動が起きるのを待っているのではないでしょうか。
起きませんっwwwww
玉川徹氏:「俺が一言、言ったら、国民は決起する。だからテレ朝は心配しなくていい」
(本当に、裏で言っていそう)
本当は電通を怒らせたからだとしても、表向き「勘違いで事実に反する発言をして関係者に迷惑をかけた」という名目で処分した前例を作ると、今後コメンテーターは「事実に反する発言」をしにくくなるでしょう。
それは、これまで謳歌してきた(責任を負わない)報道の自由を縛ることになり、政治的意図を含んだ演出により世論を誘導するという、テレ朝やその仲良しさんにとっての番組の価値を毀損しかねません。
社内で相当揉めたのではないでしょうか? だから処分発表まで時間がかかった、と。
テレビ朝日自身が当初はこの問題を非常に軽く考えていて初動が遅れたというのも、まずい対応である思いますが、より問題として大きいのは、「再発防止策を講じないまま玉川氏を復帰させようとしていること」なんじゃないかと思います。
玉川氏を懲戒処分にして責任を取らせた体にはしていますけど、なぜ玉川氏が事実に基づかないデマを公共の電波を使って撒き散らしたのかという原因の究明には全く手を付けておらず、発生原因を踏まえた「デマの撒き散らしを発生させないための再発防止の仕組みの構築」もなされていません。
テレビ朝日は、視聴者が玉川氏から再びデマ情報をつかまされることはないという保障を一切設けないまま、玉川氏を野放しにしようとしているのであり、玉川氏は確実に再び舌禍事件を引き起こします。再発防止策を講じていないのですから当たり前の話です。
視聴率確保のためなのかどうなのか知りませんが、本件の一番の問題は、テレビ朝日が再発防止のことを全く考えていないことなんだと思います。
テレビ朝日としては、炎上を相手にせずに「文句があるなら見なけりゃ良いじゃん」のスタンスを貫いた方が良かったかもですね。
まともな報道をするより炎上してでも視聴率が欲しいでしょうし、迷惑系YouTuberと同じマインドなのでは?
クロワッサンさま
>まともな報道をするより炎上してでも視聴率が欲しいでしょうし
高視聴率をとっても、炎上からスポンサー企業がおりれば、意味がないのではないでしょうか。
たまたま見たYoutubeですが、ちょっと笑ってしまったので。
まさかの展開もあり!?進退に言及の可能性。テレビ朝日正社員玉川徹氏、謹慎明けの10月19日のモーニングショーに注目。|上念司チャンネルhttps://twitter.com/smith796000/status/1577947216408641537
玉川徹が、もしもYoutube界隈に来るなら歓迎すると。
普通なら「あいさつ」くらいしてくれますよね、と、Youtube先輩の上念司氏が想いを込めて語っています。
テレ朝の看板を失った玉川徹氏、どうなるんでしょうね。w
(まだ、退社すると決まったわけではないですが)
ネットの動向を気にするようになるとはTVの力もだいぶ無くなりましたね。
私も広告業界にも関わっている者として、電通は仕事のやり方で専門的な部分に対して疑問に思う事は多少ありますけど…そもそも左派界隈全体の話として電通を政争に絡めて悪魔化しすぎなんですよ。
本質は会社の体質じゃなく、「国の仕事に関わっている所は(たとえ報道機関のお得意様でも)悪い組織」という短絡的な構図を持ってしまっている事です。
そして全て癒着につなげようと画策する界隈を見て、今まで不祥事報道に抗議されなかったしこれなら適当な事を言っても声だけはデカい彼らが世間的に庇ってくれると思ったんでしょう。
シンプルに愚かと言わざるをえませんね。