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    Categories: RMB金融

スリランカからの通貨スワップ発動要請を拒否した中国

中国との「人民元スワップ」はイザというときに役に立つものなのか――。これについて、ちょっと考えさせられる事例が出てきました。先月「事前調整型デフォルト」に陥ったスリランカです。一部メディアの報道によると、スリランカは中国に対し、通貨スワップの発動を要求したものの、中国側が「輸入3ヵ月分をカバーするだけの外貨準備がなければスワップ発動に応じない」として、これを拒否していたようなのです。

中国のスワップ外交

中国が外国と締結している通貨スワップ・為替スワップの一覧

昨年の『中国が保有する人民元通貨スワップ等をすべて列挙する』では、中国の中央銀行である中国人民銀行が公表している『人民幣国際化報告』【※PDFファイル】というレポートをもとに、中国が外国と締結している通貨スワップや為替スワップの一覧を作成してみました。

中国が諸外国と締結する通貨スワップ・為替スワップは、著者のカウントでは少なくとも24本存在し、また、かつて存在したものも含めれば40本近くに達しますが、正直、「質より量」という印象が否めません。「一帯一路」構想に沿って発展途上国と積極的にスワップを結んでいるのですが、それらのなかには失効した可能性が高いものも散見されるなど、中国の「スワップ金融覇権」の試みもいまひとつに見えますし、これを「脅威」と呼ぶにはちょっと微妙です。中国の金融覇権?ないない!出版社さん、いかがですか?昨日までの期間で、当ウ...
中国が保有する人民元通貨スワップ等をすべて列挙する - 新宿会計士の政治経済評論

ただ、これについては相手先や金額についての一覧を作っていなかったので、これについて(少し古いデータも含まれているにせよ)改めて昨年9月30日時点で中国が保有している通貨スワップ・為替スワップの一覧を画像ファイルで示しておきたいと思います(図表1。なお、本稿末尾にテキスト版も収録しておきます)。

図表1 中国人民銀行が外国中央銀行等と締結するスワップ(2021年9月末時点)

(【出所】中国人民銀行『人民幣国際化報告』および the Bank for International Settlements, US dollar exchange rates 等を参考に著者作成。ドル換算はBISデータをもとに6月13日時点の為替相場、それが得られない場合はBloomberg等で調査した直近レートによっている)

積極的なスワップ外交:金額は4653億ドルに!

この図表1に示した一覧こそが、おそらくは中国が昨年9月30日時点において、外国と保有している二国間の通貨スワップや為替スワップの一覧としては最も正確なものでしょう。一般に、スワップは契約期間が3年というケースが多いからです。(※日中為替スワップ協定についても、契約期間は3年です)。

契約の本数は27本ありますが、このうちトルコ、パキスタン、チリの3ヵ国については重複していますので、実質的に少なくとも24ヵ国・地域とのスワップ協定が存在している、というわけです。金額としては約3.3兆元、ドル換算で4905億ドルであり、1ドル=130円ならば63.8兆円というとてつもない金額です。

また、これら24ヵ国・地域のなかで、最も金額が大きいのは香港であり、次いで韓国、同順位で英国・ECBが続きます(図表2)。

図表2 中国が締結するスワップ・金額上位10ヵ国・地域(2021年9月末時点)
相手国・地域 人民元 相手通貨
1位:香港 5000億元 5900億香港ドル
2位:韓国 4000億元 70.0兆韓国ウォン
3位:英国 3500億元 400億ポンド
3位:ECB 3500億元 450億ユーロ
5位:シンガポール 3000億元 610億シンガポールドル
6位:日本 2000億元 3.4兆円
6位:インドネシア 2000億元 440.0兆ルピア
6位:豪州 2000億元 410億豪ドル
9位:マレーシア 1800億元 1100億リンギット
10位:ロシア 1500億元 1.8兆ルーブル

(【出所】中国人民銀行『人民幣国際化報告』より著者作成)

なぜ韓国とのスワップが2番目に多いのか?

香港とのスワップの金額が圧倒的に多い理由は、おそらく、香港がオフショア人民元の決済拠点として非常に重要だからでしょう。また、英国やECBとのスワップについても、それぞれ人民元のオフショア決済との関係が深いことが考えられます。

ただ、中国にとって、韓国とのスワップが金額上位2番目に入っている、というのも、なんとも不可解です。というのも、べつに韓国自体、香港、ロンドン、フランクフルト、東京といったオフショア人民元決済の有力拠点でもなければ、「金融の拠点」ですらないからです。

ちなみに『SWIFTデータで見る「G20スワップ」の非現実性』で見たとおり、韓国ウォンはSWFIT決済通貨ランキングにすら出てきませんし、『オフショア円債券発行額が28年ぶりに4千億ドル割れ』でも見たとおり、韓国ウォン建てのオフショア債券市場は無視し得るくらいには小さいです。

そんな韓国と4000億元もの巨額のスワップを結んでいるというのは、中国にいかなる狙いがあるのか、だいたい想像がつきます(『中国はIPEF参加の韓国を「スワップ中断」で脅せる』等参照)。

韓国は中国の反対を押し切り、米国が主導する「インド太平洋経済フレームワーク」(IPEF)に参加しました。はたして何が起こるのでしょうか。過去の歴史をひとつ取り上げておくと、中国は韓国に対し、通貨スワップで揺さぶりをかけたことがあります。2017年10月のことです。実際、当時の韓国政府が「三不の誓い」を中国に立てているという事実を、どう考えるべきでしょうか。「通貨スワップをくれ」韓国で相次ぐ米韓通貨スワップ待望論よっぽど困っているのでしょうか?「韓国が現在、国を挙げて、通貨スワップ(とくに米ドル建て...
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人民元スワップの実情

人民元でスワップを引き出しても役に立つのか?

さて、普段から当ウェブサイトでは、「人民元のスワップなど、引き出したとしても、活用できる場所は限られている」と申し上げてきました。

IMFが2021年8月6日付で公表したワーキング・ペーパー “Evolution of Bilateral Swap Lines” によると、中国との人民元建てのスワップを引き出した事例としては、トルコ以外にはモンゴル、パキスタン、アルゼンチン、ウクライナなどの事例があるようです(同P14、図表3)。

図表3 人民元建ての通貨スワップの引出額

(【出所】International Monetary Fund, “IMF Working Paper: Evolution of Bilateral Swap Lines” P14)

ただ、逆にいえば、中国から製品の輸入をしている国でなければ、なかなか人民元のスワップの活用は難しいでしょう。人民元自体、国際的な金融市場で自由に使用できるのかといえば、それに関してはまだ微妙だからです。

実際、『インフレなのに利下げで通貨安のトルコと通貨スワップ』などでも取り上げましたが、トルコは人民元建てのスワップを引き出したことがありますが、このトルコの事例は中国からの製品の輸入代金を決済するためにスワップを活用したものだ、などと伝えられています。

「インフレ下で利下げをする」という、なかなかに珍妙な金融政策運営を行っている国が、トルコです。案の定、通貨は暴落し、外貨準備も激減しているようです(自滅するのは当たり前でしょう)。ただ、そんなトルコが現在、外国との通貨スワップを締結しようとしている、といった報道も聞こえてきます。さらには、トルコは中国とのスワップを引き出していますが、他にもUAEや韓国、カタールとのスワップを引き出す可能性はあるのでしょうか。トルコのマーケット・データトルコの通貨、乱高下!少し目を離している隙に、トルコの金融...
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また、トルコが「通貨防衛」などとして人民元のスワップを引き出すことは考え辛いところです。米ドルなどのハード・カレンシーとは異なり、人民元自体、取引可能な市場・手段が限られているため、直接、人民元を通貨防衛に使うことは困難だからです。

このように考えていくと、人民元スワップが危機に役立つものなのかどうかは、大変に疑問でもあります。

スリランカ首相が中国を「欺瞞的なスワップ」と批判

ただ、先日はこの人民元のスワップをめぐって、「まったく使い物にならなかったではないか」、と声を荒げて批判する国が出てきたようです。

先日債務不履行を起こした国・スリランカです。

インドのメディア『ANI NEWS』によれば、スリランカのラニル・ウィクラマシンハ首相は7日、「中国が2021年に提供した通貨スワップは欺瞞的なものだった」としたうえで、このスワップがスリランカの経済危機の理由のひとつだと述べたのだそうです。

China’s ‘deceitful’ currency swap with Sri Lanka worth USD 1.5 billion

―――2022/06/09 11:38 IST付 ANI NEWSより

『ANI NEWS』によるとウィクラマシンハ首相は中国とのスワップの契約条項に、「スリランカがスワップを利用する場合、3ヵ月分の輸入をカバーするのに十分な外貨準備を保持している必要がある」、とするものが含まれていたがために、中国がスワップの発動に応じなかったと述べたのだそうです。

そのうえでウィクラマシンハ首相は「前政権が国民を騙すためにこのスワップを締結した」、とも批判。中国に対しても「外貨準備3ヵ月要件」を撤廃するよう要求した、などとしています。

スリランカといえば、2019年4月21日に連続爆破テロが発生したのに加え、2020年以降のコロナ禍の深刻化に伴い、観光需要が急減し、今年5月19日には債務再編完了までドル建ての債務の支払いを停止するという「事前調整型デフォルト」に陥った国でもあります。

たしかにそのこと自体は気の毒ではあります。ただ、余談ですが、外国とのスワップを引き出せなかったからといって「相手国が悪い」と「逆ギレ」するのは、個人的には大変に違和感があります(日本の近所にも「危機の際、助けるのが遅かった」と文句を言う国ならありますが…)。

もちろん、スリランカが「一帯一路」構想で中国に「借金漬け」にされた、といった分析もあるので、スリランカのデフォルト状態はなかば中国の責任でもあるのかもしれません。

正直、15億ドルくらいだと「焼け石に水」では?

こうしたなか、『アウトルック・インディア』というウェブサイトに、この続報が掲載されていました。

Sri Lanka In Engagement With China To Amend Terms Of $1.5 Billion Currency Swap Deal: Report

―――2022/06/16 14:24付 Outlook Indiaより

『アウトルック・インディア』は『デイリー・ミラー』などの報道を引用するかたちで、スリランカ当局が現在、中国との間で、この「3ヵ月要件」の撤廃に向けた交渉を行っている、と報じました。

また、「情報筋」によると、スリランカ側は中国に対し、「条項の修正に中国が応じれば、人民元建ての輸出拡大にもつながるなど、中国側にもメリットがある」、などと説得している、とも付け加えています。

ちなみに現在、スリランカは経済危機により、食料、医薬品、調理用ガス・燃料、トイレットペーパー、さらにはマッチなどの必需品が極端に不足しているのだそうであり、ウィクラマシンハ首相も議会で「今後半年で人々が安定した生活を送るためには50億ドルが必要になる」との見通しを述べたそうです。

中国とのスワップはせいぜい100億元であり、1ドル=6.736872元で換算すれば14.84億ドルにすぎませんので、正直、スワップだけだと「焼け石に水」という状態でしょう。

いずれにせよ、スリランカの経済危機で中国がスワップ発動を拒絶したというのは、あまり日本では報じられていない話題ですが、中国は旺盛な「スワップ外交」を繰り広げているわりに、中華スワップは案外使い勝手が悪いというのは興味深い限りです。

参考:テキスト化データ

図表4 中国人民銀行が外国中央銀行等と締結するスワップ(2021年9月末時点)
締結相手・締結日 人民元とドル換算額 相手通貨とドル換算額
英国(18/10/13) 400億ポンド(487億ドル) 3500億元(520億ドル)
日本(18/10/26) 3.4兆円(253億ドル) 2000億元(297億ドル)
インドネシア(18/11/16) 440.0兆ルピア(299億ドル) 2000億元(297億ドル)
ウクライナ(18/12/10) 620億フリヴニャ(21億ドル) 150億元(22億ドル)
スリナム(19/02/11) 11億スリナムドル(1億ドル) 10億元(1億ドル)
シンガポール(19/05/10) 610億シンガポールドル(439億ドル) 3000億元(445億ドル)
トルコ(19/05/30) 109億リラ(6億ドル) 120億元(18億ドル)
ECB(19/10/08) 450億ユーロ(470億ドル) 3500億元(520億ドル)
マカオ(19/12/05) 350億パタカ(43億ドル) 300億元(45億ドル)
ハンガリー(19/12/10) 8640億フォリント(23億ドル) 200億元(30億ドル)
エジプト(20/02/10) 410億エジプトポンド(22億ドル) 180億元(27億ドル)
チリ(20/07/31) 5.6兆ペソ(67億ドル) 500億元(74億ドル)
パキスタン(20/07/31) 7200億パキスタンルピー(34億ドル) 300億元(45億ドル)
モンゴル(20/07/31) 6.0兆トゥグルク(19億ドル) 150億元(22億ドル)
アルゼンチン(20/08/06) 7300億ペソ(61億ドル) 700億元(104億ドル)
韓国(20/10/11) 70.0兆韓国ウォン(542億ドル) 4000億元(594億ドル)
アイスランド(20/10/19) 700億クローナ(5億ドル) 35億元(5億ドル)
香港(20/11/23) 5900億香港ドル(752億ドル) 5000億元(742億ドル)
ロシア(20/11/23) 1.8兆ルーブル(303億ドル) 1500億元(223億ドル)
タイ(20/12/22) 3700億バーツ(106億ドル) 700億元(104億ドル)
スリランカ(21/03/19) 3000億ルピア(8億ドル) 100億元(15億ドル)
トルコ(21/06/02) 460億リラ(27億ドル) 350億元(52億ドル)
ナイジェリア(21/06/09) 9670億ナイラ(23億ドル) 150億元(22億ドル)
豪州(21/07/06) 410億豪ドル(286億ドル) 2000億元(297億ドル)
マレーシア(21/07/12) 1100億リンギット(249億ドル) 1800億元(267億ドル)
パキスタン(21/07/13) 7300億パキスタンルピー(35億ドル) 300億元(45億ドル)
チリ(21/08/20) 6.0兆ペソ(72億ドル) 500億元(74億ドル)
合計 約4653億ドル 3.3兆元(4905億ドル)

(【出所】中国人民銀行『人民幣国際化報告』および the Bank for International Settlements, US dollar exchange rates 等を参考に著者作成。ドル換算はBISデータをもとに6月13日時点の為替相場、それが得られない場合はBloomberg等で調査した直近レートによっている)

※なお、上記図表については個人、法人を問わず、自由に転載可能です。その際、出所が本稿であることがわかるよう、記事名称やURLなどを必ず明示してください。

新宿会計士:

View Comments (10)

  • いつも為になる記事をありがとうございます。毎度勉強させていただいております。

    テキスト化データのスワップ一覧は、どれが為替スワップでどれが通貨スワップかを区別できませんか?中国とのスワップが為替スワップである日本と通貨スワップである韓国が同じ表に並んでいるのは違和感があります。

  • スリランカのデフォルトのこと、過去にこちらの記事に取り上げられていたのに、何故かまったく記憶に残っておらず、先月末にこんなコメントを書いてしまっていました。すみませんでした。

    今回のスワップ拒否に限らず、中国はスリランカと距離を置いてるようなんですよね。債務の罠の批判対策なのかどうか。
    IMFと債務整理をやってる今、中国が金を貸してもメリットがない気がします。
    IMFがさじを投げた後にはなにか動きがあるんでしょうかね。

  • (対中通貨スワップ)
    人民元建て決済の用にしか機能しない通貨スワップ。
    人民元市場が閉鎖的で換金性に乏しい通貨スワップ。
    場外クロスをしてもレートが叩かれる痛貨スワップ。(たぶん)

    中国としては、協定の中断でも”行使(売叩き)”の言い渡しでも効き目がありそうですね。

  • 毎度、ばかばかしいお話しを。
    韓国が「韓国はスリランカと違うので、中国に通貨スワップ発動を要請しても、拒否されることはない」と言っているだって。
    この話は、笑い話でしょうか。実話でしょうか。

  •  スリランカ側のチョンボであり、中国に規定を破って助けてやれというのも間違ってはいるのですが。無理に発動すれば中国国内がざわつき、発動拒否すればスリランカと同様のスワップを締結している国々の間で不信が広がるでしょう。困っちゃいますね(他人事)。大きく報じないのはそのせいかなとか邪推したり。
     徳川家康が三方原で無理して敗けたのも、勝てないからといって武田の進軍を傍観したりちょっかい出された支城を見捨てたりすると、寝返りや逃散が止められなくなり三河の盟主で居られなくなるからだったという説も。盟主の責務を負うつもりもなく勢力を拡大した中国の今後や如何に。

  • 地図上で見ればスリランカはインドの一省であってもおかしくない、というか、その方が自然に感じられるような国です。しかし、共に英国から独立してから約80年間、スリランカは経済的依存の一方で、ときに武力紛争も交え、政治的にはむしろ反目しつつ、インドから独立を保っている国です。

    こちらは仏教、あちらはヒンドゥーというような表面的な理由ではない、もっと抜き差しならぬ利害相反があるはずですが、インドにはそれを意識させつつも、とことん先鋭化させるところまではもっていかない匙加減を保つ、結構したたかな国、それがスリランカなんでしょう。

    これ見よがしに中国に接近したのも、対印牽制の意味合いもあったんじゃないかと思いますが、どうやらこれは、墓穴を掘ったっぽい成り行き。それならと、貧者の開き直りとでも言うか、新たに出てきたスワップ不履行云々の言い分。なんだか悪徳高利貸しに、病人が寝ていた布団まで引っ剥がされて取り立てられてるみたいな、悪印象を周囲に振りまくことで、今度は中国相手に駆け引きをやっているようにも見えてしまいます。

    露骨に日本離れを見せていたのが、一転「親日国」アピールを始めたようですが、援助するにしても、食料、医薬品などの現物供与に当面留めておくべきでしょう。それより、同じく厄介な隣国を抱えるという共通項に鑑みて、インドがこの国をどう扱っていくのか、良き参考事例として観察を続けるのが、日本にとってのこの国の値打ち、なんて言ったら、人が悪すぎるか…。反省 m(_ _)m

  • 外貨準備高が輸入金額の3倍以上ないとスワップできないという一点で
    中共がスリランカとのスワップを拒否したのは実に興味深い事です。
    協定だから仕方がないという点は解ります。
    しかし、中共は地域一番国であり、南国様が羨む儒教大国なのです。
    地域一番国・儒教大国・経済大国と自負するならば、ここは無理してでも
    中共が譲歩すべき案件でした。 
    最も中共が儒教大国はとっくに止めているんだというなら、それまでです。
    中共とスワップ契約している国は、危機の時に中共は頼りないと
    思わされたと思います。 さぁ~!南国はどうする!!
    協定の一点だけの事で、見事中共様の信用を落とすことになった事は
    非常に興味深い事です。 最も中共河南省で銀行に預けていた預金を
    引出しにいった人達が預金を下ろせず連行されたみたいに、経済が火の車
    状態になっているかも知れませんが。(無い袖は振れぬ!!)

  • ありがとうございます
    やっぱりC国ですね

    一つ一つの積み重ねで中国離れを起こす事を期待します

  • 中国のスワップが韓国が期待するような効果がないというのは、韓国にとって衝撃でしょうね。
    中国は相手に外貨準備が足りないとみればスワップを拒否します。「外貨準備のマイナス通帳」的な使い方をさせないために。もし韓国が中国のスワップを使いたいと申し出たら、まず韓国の外貨準備がどういう内訳か詳細な資料を出させて精査するでしょうね。その時点で韓国は「詰み」です。

    もう思う存分スワップをさせてくれる相手は自分も同じことしたいトルコぐらいでしょうね笑

  • これ、中国好き嫌いや
    スリランカに好意とか別にして
    すっごく ひどくないですか?
    騙されたほうが悪いとは言え
    中国の一帯一路での発展を
    託したスリランカなのに
    当たり前に返せなくなった時
    中国のこの対応は、
    『ベニスの商人』物語以上に悪逆です。

    このまま悪党画策が
    成功すると思っている
    ぷーさん中国には、
    『ベニスの商人』での落ち
    のような判決を国際社会が
    下して上げることが必要です。

    たとえ、ならず者国家とは
    友愛結ぶ鳩ぽっぽさんたちが
    騒いだとしてもです。

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