日本人がブチャ事件を信じるのは「平和ボケ」のせい?

日本では南京大虐殺に疑問を持つ人が多いわりに、ブチャ事件については盲目的に「ロシアの戦争犯罪」だと信じてしまう人が多い――。こんな趣旨の論考が、ウェブ評論サイト『ダイヤモンドオンライン』に掲載されていました。タイトルには「日本人の平和ボケ」といった文言も踊ります。ただ、ブチャ事件を、明らかに非科学的・非合理な与太話と同列に並べてしまったとして、それで多くの読者を納得させることはできるものでしょうか。

「ブチャ事件」で国際的に高まるロシアへの批判

ロシア軍によるウクライナ侵攻は、現在進行形で、さまざまな悲劇をもたらしていると報じられています。

そのなかでもとりわけ衝撃的だったのは、キーウ近郊のブチャなどの街で、大変多くの民間人犠牲者が出てきたことでしょう。

これについては『「ブチャ事件」で明らかに変わった「国際社会の潮目」』などでも紹介したとおり、ロシア側は関与を強く否定していますが、現実に衝撃的な映像、写真などが現地から多数報告されているなか、国際社会の非難の目がロシアに向いていることもまた間違いありません。

その一方、それと同時に、今回の惨劇を巡っては、「果たして本当にロシア軍が関与したのか」、「ウクライナの自作自演ではないか」、といった疑問を持つ人も、少数ながら存在していることは間違いありません。

世の中の圧倒的に多くの人々がロシア軍の関与を信じて疑わないなか、こうした情報が「はたして真実なのか」と疑問を持つこと自体は、非常に重要な着眼点でもありますし、「情報を鵜呑みには信じない」という態度は、むしろときとして重要だとは考えています。

DOL「平和ボケ日本人が見落としている戦争プロパガンダの現実」

こうしたなかで、ウェブ評論サイト『ダイヤモンドオンライン』に昨日、こんな論考が掲載されていました。

ロシアの“虐殺”に見える戦争プロパガンダ、平和ボケ日本人が見落としている現実

―――2022.4.7 4:30付 ダイヤモンドオンラインより

これは、「ノンフィクションライター」の方が執筆した論考ですが、こんな問題意識で始まります。

今回の虐殺について、ロシアは『西側諸国のフェイク』だと反論をしているが、そのような主張をされる方が日本国内でも、もうちょっといるかなと思っていた」。

つまり、報じられる「ロシアの残虐行為」に関し、日本国内ではそれに疑問を持たない人が「意外と多い」というのが、この方の問題意識、というわけでしょう。

念のために申し上げておくと、この著者の方は、「ブチャの虐殺がフェイクだなどと主張をしたいわけではない」、と述べています。

ただ、それと同時にこの方は、次のようにも述べるのです。

『マスゴミ』という言葉があるように、メディアの大本営発表を懐疑的に見ている方が世の中にはたくさんいらっしゃる。ワクチンにまつわる国際的陰謀論を信じている方もいる。欧州が中心となっている世界的な脱炭素キャンペーンを「インチキ」だと攻撃している人も少なくない」。

そのように疑り深い人たちが多い日本において、今回の惨劇の話題に関しても、「本当のところはどうなのかな」くらいの反応があるかと思った、というのがこの方の問題意識の出発点、というわけです。

着眼点は良いが、南京大屠殺と同列に置くのはどうか

着眼点としては、大変に良いと思います。

当ウェブサイトにもごく少数ですが、「コロナワクチンの接種はやめた方が良い」、「日韓関係は悪化していない」、「ロシアはウクライナに侵攻していない」などと主張する方がいらっしゃいますし、当ウェブサイトとしては、そのような意見を持つ方にも、コメント欄を開放しているつもりです。

ただ、このダイヤモンドオンラインの記事を読んでいて、強烈に感じた疑問もあります。

それは、今回のブチャの事件を、1937年に発生したとされる南京大屠殺(記事では「南京大虐殺」)と絡めて議論している点です。

著者の方は、「欧米諸国の『日本による虐殺』認定をここまで全否定して、懐疑的に見ている人たちが山ほどいるというのに、今回のウクライナ戦争に関しては、人が変わったように、欧米諸国の主張や報道を鵜呑みにしている」という点に違和感を覚えたのだとか。

このあたり、「懐疑論」には「懐疑論」なりの合理的な論拠がある、という点を、この著者の方があまりにも軽視し過ぎているように思えてなりません。

南京大屠殺の場合も、個人的には「何らかの戦闘」があったことは間違いないと思う一方、中国が主張する「30万人の犠牲者」という話が、当時の人口が約20万人に過ぎなかった南京市で、どうやったら発生するのかという自然な疑問点については否定できないと思います。

しかも、東京裁判でも「南京大屠殺」は取り上げられていませんし、少なくとも1937年時点で中国側が「30万人の犠牲」で日本を非難した事実はなかったことなども踏まえるならば、さすがに「30万人虐殺」は事実に反するのではないか、と思えてなりません。

「アポロは月面着陸していない」「日本が低空威嚇飛行をした」

その一方、ブチャ事件に関しては、SNSがここまで発展しているなかで発生したものであり、ロシア軍撤退とウクライナによる奪還以降、ほぼリアルタイムで、報道機関だけでなく、現地の人々からも投稿が相次いだことで発覚したものです。

なにより、ロシアの残虐行為には、旧ソ連時代におけるシベリア抑留しかり、カチンの森事件しかり、「実績」があまりにも多すぎます。

不特定多数の一般市民が直接に報告した無数の投稿、『ブチャ事件と火器管制レーダー照射事件の共通点とは?』などでも取り上げた、ロシアの日ごろの「行い」などの事実と照らし合わせるならば、さすがに「ウクライナの自作自演」説を信じる人が極端に少なくても不思議ではありません。

これを「日本人の平和ボケ」のひとことで片づけてしまうのは、議論としてはかなり粗いように思えてなりません。

もちろん、当ウェブサイトとしても、ブチャ事件が「ウクライナ側による自作自演だ」とする見解を「絶対に間違っている」と決めつけるつもりはありませんし、「アゾフ大隊が関与した」などとする説についても、頭ごなしに否定するつもりはありません。

ただ、確率論で見て、それらの説が正しい確率は、「アポロが月面に着陸していなかった」、あるいは「韓国海軍は日本の哨戒機に火器管制レーダーを当てていなかった」、などとする言説が正しい確率と、あまり変わらないのではないでしょうか。

いずれにせよ、客観的・科学的に見て、明らかにおかしい事例を今回のブチャの事例を同列に置く論考だと、さすがに多くの読者に違和感を抱かせるのが関の山ではないかと思う次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 匿名ですみません より:

     世の中いろんな人がいらっしゃいますね。
    アポロが月に行ってない?ではなぜリトロリフレクターが
    置いてあるのでしょうか。不思議です。

    1. 元ジェネラリスト より:

      アポロの月着陸は無かったという人を、説得しようと思ったこともないもので考えたこともありませんでしたが、リトロリフレクターの話はいいですね。
      地球と月の距離をどうやって測っているのか。

      読み物で十分でしょう。
      https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75075?page=2

      日本のJAXAの「かぐや」も月に行ってないと思っているのか聞いてみたいもんです。
      「アポロは月面着陸していない」という人が、「中国の嫦娥は月面着陸した」と言ってたりして。

    2. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      有人飛行はしてないが無人飛行ならしているという説もあるのでは?

  2. 農民 より:

     「どれが事実か」などというのは、究極的には事実を自分の目で見てこないと100.000….%の信用などしようがありません。それですら、先回りしたエージェント()が演劇をして騙そうとしているかもしれません。お気持ち70%ほどから事実であろうと仮定して議論する、90%までは見極める、などとさじ加減を決めるよりありません。
     裁判や刑事事件の証拠だって言ってみれば「見做し」になるのですし。犯行に使われた包丁が、容疑者が事件発生直前に購入していて製造通し番号が一致してDNAが付着してマジックで名前が書いてあっても。ひょっとしたら容疑者は無実で、たまたま脱走したオウムが飛来して持ち出して風が吹いて桶屋が儲かって被害者に運悪く突き刺さったかもしれません。目撃者がいる?目の錯覚だったのでしょう、あるいはイリュージョン。でもそんなの誰も考慮しないでしょう。
     そして、それで「他に犯人が居るのだ」と主張するのであれば、70%の説に対しては71%の反論を、90%に対しては91%の物証が必要です。
     ご紹介の記事のように「いつも30%を疑っておいて今回は20%で信じるのか」あるいは「残9%を疑うべきだ」という主張はわかりますが。だからといって新説仮説の説得力が上回らないことにはどうしようも。情報発信者の信頼性と情報自体の確度は、傾向としては読めても必ず一致するものではありませんし。朝日新聞だって日付くらいは確かで……え、日付すら間違えた?

     さて、アメリカが、第二次世界大戦かよというレンドリース法(武器等貸与)を通したと伝え聞きました。陰謀論者からすれば「それ見たことか、ロシアはこのためにハメられたんだ!」というところでしょうか。
     しかしどう解釈したところで、重要なのは…というか言える事実は「ロシアが評判を落として世論的には劣勢に向かった」という点です。ロシアの蛮行だとしたらとんだやらかしだし、西側の工作だというのならそれが成功したというだけのこと。

  3. ちょすんひ より:

    日本がしたのは 戦 争 で
    ロシアかウクライナに行っているのは 絶 滅
    なんですがね
    南京で大量虐殺があったとすれば、それ理由に軍で昇進や降格があったはずなんだけど

    1. りょうちん より:

      絶滅戦争という用語もあるんですが…。

    2. とある福岡市民 より:

      当時の日本も中国へは戦争をしていた認識がなく、自衛権の発動によって軍事行動を行っていたつもりでした。満洲事変、北支事変、支那事変のように、「戦争」「戦役」ではなく「事変」と呼んだのはそのためです。その辺は今のロシアと似たようなものです。
      その軍事行動が際限なく拡大し、事実上の戦争となっていた事から、戦後は「日中戦争」と呼ぶようになりました。

  4. JJ朝日 より:

    会計士さんが指摘されているダイアモンドーのライターのような方々の記事のおかしな点は、大衆がマスコミの記事で踊らされているのではなく、海外含めた個人のSNSを含めたWEB情報にマスコミが踊らされている内容を、ライターがマスコミから逆輸入して今回のような記事を書いていることですかね。

    2次ではなく3次情報を、1次情報の持ち主に遅れて偏向報道している?なにか奇妙な感じを受けます。

  5. 匿名 より:

    敦化事件
    葛根廟事件

    哈達河開拓団
    佐渡開拓団跡事件
    小八浪・中川村開拓団
    小古洞・蓼科開拓団
    五家站・来民開拓団
    大青森郷開拓団
    瑞穂村開拓団
    亜州白山郷開拓団
    哈達湾開拓団
    鳳凰開拓団
    東京荏原開拓団
    仁義仏立講開拓団

    確たる実績のソビエトロシア軍

  6. namuny より:

    私は疑っているほうですが・・・

    誰の発言か、というのも信用されるかどうかの基準になると思います。
    ちなみに、世界幸福度ランキングではウクライナは123位@2020年国連
    https://graphics.reuters.com/LIFE-CAREER-LJA/0100B0CQ0S3/index.html
    世界の腐敗度指数では142位
    http://top10.sakura.ne.jp/TI-Corruption.html

    そして、ゼ大統領は、そんな汚職等になれたウクライナにおいて、
    ロシアの進行前の支持率実に驚きの17%!
    (演説では自分で20%無い、と言っていたと思いますが)

    侵攻時に逃げなかったので90%を超えていますが、それまでの政治姿勢に対する支持率は地の底です。
    ついでに、米国に数十億ドルの資産を持っているという話なのにその資産を国のために使うというニュースは聞こえてきません。

    逃げなかったことについても、アメリカの特殊部隊をあらかじめ用意してあったからというのもあるかと思いますが、さすがに準備が良すぎるように思います。
    https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_4056419/

    眉に唾を付ける理由には十分ではないでしょうか。

    逆に、ロシア兵ならやりそう、というのも十分うなづける点ではあります。

    1. namuny より:

      メモ
      https://forbesjapan.com/articles/detail/43650

      ゼ大統領の蓄財についてはパンドラ文書より。

  7. 美術好きのおばさん より:

    感想です。

    件の論考が主張する「プロパガンダに踊らされるな」は、もっともなことです。

    しかし、新宿会計士さまがご指摘されるように、ウクライナの事件を1937年に発生したとされる南京大屠殺(記事では「南京大虐殺」)と絡めて議論するのには、私も大変違和感を覚えます。

    窪田氏は触れていませんが、中国が宣伝する「南京大虐殺」には凄惨な通州事件が伏線としてあります。このようなプロパガンダが明らかな南京大虐殺と、全世界の目、宇宙からの目が見ている今日のウクライナ民間人殺害を同列に語ることはできないと思います。あえて語るならば、個々の問題点を明らかにして分析・考察すべきなのではないでしょうか。

  8. 元ジェネラリスト より:

    ウクライナ軍が捕虜のロシア兵を処刑か、テレグラムに映像掲載
    https://twitter.com/cnn_co_jp/status/1512237181502468124?s=20&t=M58BdMdmwnaZgi2z6miEsQ

    ウクライナ軍による戦争犯罪の可能性を示唆する、西側CNNの報道です。
    この報道の信憑性についても、情報の受け手が判断するしかありません。
    どちらが一方的に正しいなどということはなく、入ってくる情報の信憑性を丹念に見極めるに尽きると思います。
    要は、「自分の頭で」考える。

    話はズレますけど、他人に自分の結論を伝えて理解して欲しいと思うなら、その根拠(そう思った理由)も添えなければ、伝えられた人はそれが正しいか、「自分の頭で」判断できませんよね。

    論理の世界の入り口というか、基本の「き」というか。

  9. F6F より:

    ロシアの蛮行を疑わないのなら、南京事件も疑うな、とでも言いたいのではないでしょうか。

    この方は。

    1. sey g より:

      そうだと思います。
      彼等は自分の正しさを、なんにでもこじつけて証明しようとしてるのだと思います。

      1. F6F より:

        ご返信、ありがとうございます。

        下でどんぐり太郎さんが窪田氏の最近の投稿をチェックされていますがが、やはり主題は南京だったようですね。

        わざわざ現在進行形の戦争犯罪を無理くりくっつけて「南京事件はあったんだ、それを疑う奴はなんでウクライナ報道を疑わない?疑うべきだろ?疑えないのなら南京も疑うな!疑う奴はウクライナ報道も疑え!でなければ『平和ボケ』だ!」と何とも支離滅裂な主張をしたいようです。

        私達の父祖への冒涜のみならず、今ウクライナで犠牲となっている人々を出汁にして己の主張を通そうとする卑怯卑劣なやり方に、憤りすら感じます。

  10. 攻撃型原潜#$%&〇X より:

    日本社会はとかく判官贔屓で、弱い方の肩を心情的に持ちたがるもので、国際世論もまた同じ傾向のようです。こうした心理につけ込むのが戦争広告代理店でありボスニア・ヘルツェゴビナ内戦やイラクのクェート侵攻で暗躍して絶大な効果を上げたことで知られています。
    今日では誰もがSNSで見たことを発信できるので、それは真実だと思い込みがちですがSNS発信者こそどちらかの立場の主観が強い筈であり言うことが100%真実かは、どうなんでしょう。

    日本のマスコミは2次、3次情報や出所の分からないSNS画像を元にニュースを作ることが多いようで、更にマスコミ業界の同調圧力が強いのか、皆同じ論調なのが不思議です。引用された『ダイヤモンドオンライン』の中に「マスコミの大本営発表」とあるのが納得できます。

    日本のマスコミは南京事件まで遡らなくても、ごく最近では慰安婦問題のように韓国の情報戦に完全に飲み込まれて日本人に贖罪をさせようとした実績があり、情報戦という存在すら知らないような報道人やテレビのMCの方を見ていると、ほとんど信用できません。
    しかしこのような新聞・テレビを見て判官贔屓からくる正義感によってロシア=巨悪、ウクライナは1mmも悪くない善でありウクライナが発信元の情報は真実だ、と思い込む人が一定数出てくるのは当然です。ウクライナは旧ソ連譲りのプロパガンダに長けている上に世界中のハッカーがウクライナを支援しているためロシアは情報戦で負けており、むしろプーチン大統領が事実を把握することが難しくなっているのではないかという気さえします。

    よって何を信じたらよいのか分からない、とは言えどうやらプーチンは悪党だというのは本当らしいです。

    1. アッキー より:

      貴信で言われるように、当方もプーチンは、大悪党、ロシアマフィアの総元締めってとこかなあとおもってます。ただ、ロシアとか、中国とかっていう広大で多民族が入り組んでいるとこは、善人には、統括、統治できないんだろうなあって思うんですけど。その点、日本は、全く正反対っていうとこでしょうか。

  11. ホワイト国 より:

     日本が、「平和ボケ」であることは間違いないと思います。
    ウクライナの人たちは、ロシアが侵攻してくることを想定して、ビルやマンションや戸建てを
    建てる際には、地下に防空壕や避難所を準備してきました。

     ロシアからの無差別砲撃や爆撃、ミサイル攻撃があっても、シェルターに住民が避難
    することにより、犠牲者の数を減らすことができているようです。

     昨日のテレビ番組では、日本では、このような防空壕は、ほとんどないと報道していました。
    公的な地下シェルターも、ほとんどないのです。人口比で0.1%の人しか、シェルターに
    避難できないそうです。

     今回のロシアの軍事侵略を見ても、21世紀の戦争では、ミサイルや長距離砲や爆撃など、
    無差別殺戮平気で行われることがわかりました。さらに、ロシアはウクライナを降伏させる
    ために生物化学兵器を使い攻撃する可能性が高いと言われています。

     日本も平和ボケから卒業して、国民をミサイルや長距離砲や爆撃などから
    守るために、シェルターなどを準備しないといけないのではないでしょうか?
    できたら、生物化学兵器や核攻撃を受けても、国民が生き延びることができる
    ような設備をシェルターに設置してほしいものです。

    1. りょうちん より:

      >地下に防空壕や避難所を準備してきました。

      韓国でそういう法律を作ったことがありました。
      貧民救済に役立っているようですw。

      軍事基地ですら掩体壕をまともに整備していない国で、民間シェルターに期待するのは無理すぎ。

      1. ホワイト国 より:

        りょうちん さま

         東京や大阪など、地下鉄や地下街などを、軍事攻撃を受けたときにもシェルター
        として活用できるように設備投資をすることが考えられると評論家が話して
        いました。

        >自衛隊基地ですら掩体壕はない

         自衛隊の基地や宿舎は、まっさきにミサイル攻撃の的となりますので
        防空能力を高めるとともに、頑強なシエルター化は必須でしょう。防衛予算を
        優先的にまわしてほしいものです。

  12. 不動産屋 より:

    ブチャの非道な蛮行をロシア系のニュースソースでは「ウクライナの自作自演」、欧米系のニュースソースでは「ロシアの蛮行」と報じています。
    日本の多くの方は欧米系の情報が正しいと判断していますが、これは決して「平和ボケ」ではないと思います。

    今までのニュースを見ると、ロシア系ニュースソースの情報はウソが多く(例えば、ロシアは民間人を攻撃していない、とか)欧米系のニュースソースの情報は比較的正しい情報が多かったわけです。
    このニュースソースの過去の実績を踏まえて、「ロシアの蛮行」と判断しているのではないかと。
    端的に言えば「ロシアの言い分は信じられない」です。

    情報過多の状況では、提供されるニュース単体だけでなく、その提供先の過去の信頼度を考慮して、提供情報に一定のバイアスをかけて判断する事は、フェイクニュースに惑わされないために必要なスタンスではないかとすら思います。

  13. ちょろんぼ より:

    露は第二次大戦末期、満州でやったし、西部戦線トイツ領に進軍した時も
    やったし。あーいった行為を特に不思議とは思いません。
    日本に居る親ソというか、立憲共産党シンパ等が、露の仕業じゃないと宣伝する
    単なる記事でしかありません。

    1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      ウクライナもソ連だったから
      ウクライナも信用できないのでは?
      ウクライナは「ウリ達はソ連時代はロシアに奴隷のように支配されていた。世界はそれを知るべき」と言っているけど
      スターリンはジョージアでフルフチョフはウクライナだけどね

      1. 引っ掛かったオタク@島国境界引き易く~ より:

        ポーランドもまだ東側まであったハズ…


        あの辺全部モンゴル!!

        っつー訳にもイキマヘンわなぁ
        地続きってーのはなんかたいへんですなぁ

      2. とある福岡市民 より:

        フルシチョフはウクライナ人ではありません。
        子供の頃にウクライナのユゾフカ、今のドネツィクへ移住したロシア人です。

  14. 引きこもり中年 より:

    素朴な疑問ですけど、このノンフィクションライターの主張のように、「すべての報道は、真偽を疑いながら見なければならない」のなら、このライターの書いた記事も疑いながら見るべき、ということを言いたいのでしょうか。(例えば、モリカケ問題とか)

  15. とくめーきぼー より:

    下手人が誰であれ、そもそもロシアが侵略しなければ起きなかった話でしかないわけで…

    上記の考えに立てば、真偽については諸説有れども南京事件にも当てはまる話で

    当たり前と言えば当たり前過ぎる話ですが、
    結局のところ「侵略」したものがその時点で罪であり、悪なわけですよ、と。

    ロシアには言い分を聞いて欲しければ、まずウクライナから去れ、で糸冬な話ですなー。

  16. WindKnight.jp より:

    ま、チェチェンやシリアやウイグルでも似たようなことは行われているので、
    今回、大騒ぎするのは、平和ボケとは言えなくもない。

    窪田氏も含め、まるごと、ね。

    1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      ブチャの被害は南京で大虐殺されたとされる人数と比べたら桁が違い過ぎだし
      今でも内戦や国境紛争やっている国から見たら、「欧米はその程度の些末なことで騒ぎ過ぎ。100人や200人くらいの虐殺は戦争ではよくあること。せめて1万人超えてからさわげよ」と冷ややかに見ているかもね
      ウクライナ大統領は「第二次世界大戦以来の大虐殺」と発言していたけど、それに対しても「俺達が独立戦争した時は10万人以上殺されたけど?隣の国は30万人とも50万人とも言われているぞ。欧米は歴史を直視してない」と思っているかも

      1. 匿名 より:

        外国を見なくても、東京大空襲では一晩で10万人でしたし。デビルルメイめ。
        それを考えると白人の命は重いと言いたいんだろうか、と思ってしまう。

      2. WindKnight.jp より:

        人口統計には、全く出てこない南京の話よりも、
        それこそ、人民大革命を挙げるべきでは?

        1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

          文化的革命は戦争犯罪ではないから
          国内の政治的なものだから
          フランス革命でもたくさん粛清されし、ちゃんと世界史勉強した人は革命に良いイメージ持ってなかったりする

  17. ナニガシ より:

    この記事を書いた記者?の方が、平和ボケしてると思いますが。
    ウクライナや西側の報道は、複数のメディアが行っています。SNSも含めて。
    これをすべて、口べらを合わせることは可能でしょうか?
    対して、ロシアの発表は大本営発表のみです。
    これまでの実績を踏まえて、10割引きで考えるべきでしょう。
    なんと言うか、有罪確実な殺人犯を、憲法や戦前の判例まで持ち出して、無罪にしようとしてるみたいです。

  18. 匿名 より:

    中立冷笑の立場を標榜するなら自分の感情やバイアスは徹底して捨ててかからないといけません
    記者自身に明らかにそれがあるので主旨がスベっているんですよね

    >『マスゴミ』という言葉があるように、メディアの大本営発表を懐疑的に見ている方が世の中に>はたくさんいらっしゃる。ワクチンにまつわる国際的陰謀論を信じている方もいる。欧州が中心>となっている世界的な脱炭素キャンペーンを「インチキ」だと攻撃している人も少なくない

    ここ、感情こもりすぎですよ(笑)

  19. ビトウ より:

     コメント失礼します。

     平和ボケ…日本国で現在目立ってる平和ボケですと、

    ・橋下と維新
    ・共産党
    ・サヨクさん

     かな。話し合いで解決出来ないから侵略され、戦闘している。話し合いで解決出来るなら早くやって来て欲しいです。強制連行が生きるチャンスとか凄い事言う輩も居る様で。
     そもそも暴力で他国の富を奪えるなら、奪うのは国際社会では当たり前。「人を殺す、惨たらしく殺すのが悪い事」という価値観は生憎地球人類に共有されていない。日本の常識は世界の非常識。
     露はソ連時代から略奪、凌辱、虐殺の実績は有りますから、否定したいなら南京大虐殺みたいにキチンと反証(反発ではない。露がやっていない証拠を出しましょう)していかないといけない。プロパガンダ得意だから反証も出来るのでは?

  20. どんぐり太郎 より:

    情報の信頼度に対する判断は難しい問題です。少し違う分野ですが、ソフトウェアのオープンソースの世界を連想します。Linuxのmainline(最新カーネル)にパッチを採用してもらいたい時に、時間をかけて普段からLinuxのコミュニティに貢献している組織や個人の投稿は信頼され採用がスムーズです。一方、初めて投稿した組織から出るパッチは、なかなか採用されにくい傾向があります。この信頼の仕方は合理性があると思います。長めの時間軸の中でどのような活動をしているか、主張が一貫しているか、世の中の為になる意思表明、情報の提供をしているのか。今回の皆さんのコメントを見ても、普段からコメントされている常連の方のコメントは、普段の立ち位置も明らかなことから安心して読めます。もちろん合意できる・できないは別です。さて、この話題の記事には若干の違和感というか不快感が感じられました。この記者の過去の記事を見ると数年間にわたり、南京事件に執着しているようです。本当は南京事件を話題にしたい為に、記者にとって興味の薄いと思われるウクライナの件をからめてかつ「・・の平和ボケ」というパワーワードを入れた、と解釈しましたが、どうでしょう。言いたいことはウクライナでも平和ボケでも、プロパガンダでも、ニュースに対する信頼度でもない。南京事件のことを話題にしたい。ウクライナや戦下のニュースのことを話題にしているようで実は違う。その為に、違和感があったのかなと。

  21. 雪だんご より:

    窪田順生氏ですか。過去の記事を漁る限り、この人は定期的に
    わざと炎上する記事を書くタイプのライターみたいですね。

    部分的には正論や根拠を散りばめつつ(今回の場合は”戦争にはデマがつきもの”)、
    都合の悪い部分ではお茶を濁したり(”南京大虐殺が事実なのかどうかはちょっと脇に置く”)、
    そしてとにかく”煽り”の単語を散りばめる(”平和ボケ””ヤジ””いらっしゃる”)。

    こういう記事を好む層に”美味しいお菓子”となる上に、煽りワードを散りばめて
    「ムカッと来ただろ?読めよ、読めよ!俺様のページビューになれ!わははは!」と
    言うスタンスで二重に美味しい、と言うタイプ……そう判断して良いと思います。

  22. ぶるーずおやぢ より:

    商業メディアの言うことは一切信じない。SNSにしたって情報戦の真っ最中なんだから鵜呑みになんてしない。実際、ブチャの虐殺を疑問視させる投稿も結構ある。それよりも、メディアが何かを大々的に報じた場合、それを真に受けた大衆がどう反応するか、逆に言えば、誰が、何の為に、どう大衆を操作したいのかを考えた方が面白い。例えば、食糧やエネルギーが死活問題となりつつある大衆の間に厭戦気分が広まることを避けたいと思えば、オレだったら敵方の虐殺をでっち上げようと考えるけどね。因みに、商業メディアの報道に接したときは、いちいちそのメディア企業の株主を意識してみるのも面黒いかもよ。

    1. ぶるーずおやぢ より:

      そういや最近のNHKラジオ、「ロシアが 一方的に 宣言しました」とか、「ロシアが 一方的に 報じました」とか、やたらと 一方的に という言葉を強調した原稿の読み方をしてるアナウンサーさんがいて、どんだけ露骨なんだよ、と苦笑するとともに、素直で几帳面な人なんだろうな、と好感を持っちゃったりする。

      1. とある福岡市民 より:

        ぶるーずおやぢ様

        > どんだけ露骨なんだよ

        露西亜なだけに?

        ……すみません、これが言いたかっただけです。

        1. ぶるーずおやぢ より:

          笑ろた。
          無自覚でした。

    2. ぶるーずおやぢ より:

      さっき、ステップ運動しながら、NHKの らじる・らじる で 高橋源一郎の飛ぶ教室 を聴いていたら、ドンピシャな本が紹介されていた。

      アンヌ・モレリ著
      戦争プロパガンダ 10の法則

      自分が普段考えていることを100万倍ブラッシュアップした内容の本のようだったので、思わず速攻で注文してしまった。アマゾンで、880円。で、アンヌ・モレリさんてどんな人なんだろうと

      普段、レシピの検索とかに常用している Google ではなく
      DuckDuckGo で検索してみたら、

      逆に DOL の 窪田順生 さんの記事が引っかかったので、さすがに読んでみた。そしたら、記事の趣旨は、大本営発表を鵜呑みにするのはやめましょうよ、と言うだけの至極真っ当な文章に読めた。ブチャと南京を同列に扱うのはどうか、と言う批判については、それぞれの事件そのものについてはそれは確かに同列ではない。が、それぞれの事件に関する言説について言えば、それはプロパガンダという意味で同列と言っていいんじゃないすかね。

      とにかく、オレは、無知で、無能で、人のいい庶民が大好きなんだよ。苦しんで欲しくない。現場で、20も上のじいちゃんに、「ばっかだなぁ、○○ちゃんは〜」とか言い合いながらお互いに大笑いするような世界を大切にしたい。壊されたくない。

      高橋源一郎さんが紹介していた、アンヌ・モレリさんの言葉を、全世界の庶民と共有したい。

      行き過ぎた懐疑主義が危険であるとしても、盲目的な信頼に比べれば悲劇的な結果につながる可能性は低い。

      あっ、高橋源一郎の飛ぶ教室 は、4/15 まで聴けるから、是非聴いてみて下さい。
      ついでに、アンヌ・モレリさんって、名前のとおり女性です。最近、真っ当なことを言う知的エリートには、女性が多い気がする。女性性の時代に移行していく先駆けだったらいいな。だめだ、男(男性性)は 政治的≒打算的 過ぎて。

  23. クロワッサン より:

    DOLの記事の内容は、詐術の一例に見受けられますね。

    南京大虐殺に関しては、キリングフィールドと化した南京へと、命以外を無くした避難民が流れ込み続けた事など、合理的に疑う根拠がある訳で。

    ウクライナの件、ウクライナの市民達はロシアによるキリングフィールドへと移動し続けては居ないと認識しています。

    哨戒機への火器管制レーダー照射事件を同列に扱えば良かったのに、筆者の政治的ポジションからの「ポジショントーク」になっちゃったようですね。

    1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      まあ待て待て
      これから先、戦闘が落ち着いた東部ロシア占領地に、人が戻ってくるかもしれんぞ
      1万人の街で200人くらいの虐殺は、あの南京でも実際起きてたかもしれんわけだし
      その程度なら大陸の方では「地上戦でその程度なら、そんなに多くない」という感覚かもよ

      1. クロワッサン より:

        バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 さん

        南京大虐殺は、日本軍が南京市民をポアしまくってる最中も避難民が流入し続け、ポアをする前と比べ、ポアした後は10万人単位で一般市民が増えていた事になっている筈です。

        ポア率も1万人に200人位では無いですし。

        1. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

          今のウクライナでも
          激戦地からロシア軍支配がほぼ完了した地域への避難民流入はあるのでは?
          西側マスコミは、ロシア軍支配地域に避難民が移動したら「連行された」とか「殺された」とかいう文脈でしか報道してないだけで

  24. アッキー より:

    欧米のニュースを日本人が鵜呑みにしても、中国に言われると疑いを抱くと言ってるのは当たってますね。日本は、明治維新以来、西欧の文化を習い吸収、消化、改良することで成長してきたので、欧米様のいうことはそのまま信じることが身についてしまってるのでしょう。でも、最近では、鵜呑みにしない人も増えつつはあるのかな。だといいけど。

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