「K防疫」巡る鈴置論考の正しさを証明する実例を発見
「K防疫」を誇っているはずの韓国で、連日、新規陽性者数、重症者数、新規死亡者数などが過去最大を記録している状況です。「医療崩壊」という単語が頭をよぎる昨今の状況ですが、こうしたなか、先日の『鈴置論考「失敗国家に進む韓国:K防疫は神聖な存在」』でも取り上げた鈴置論考の正しさを証明する実例を発見してしまいました。
目次
医療崩壊懸念される韓国
すでに重症・新規死亡で日本の「最悪期」を超えた韓国
昨日の『韓国の重症・新規死亡の状況、日本の「最悪期」を抜く』では、私たちの隣国である韓国で、少なくとも重症者数や新規死亡者数などの状況が、「最悪期の日本」を超えてしまった、とする話題を取り上げましたが、これに関連する数値を改めて振り返っておきましょう。
新型コロナに関し、以前から個人的に注目しているのは、「新規陽性者数」、「重症者数」、「新規死亡者数」の3つです。
これら3つの指標に関し、日本の「最悪期」は、新規陽性者数については8月20日時点の25975人、重症者は9月3日時点の2223人、新規死亡者は9月8日の89人でした。
ところが、現在の韓国では、これら3つの指標がすべて急増しており、新規陽性者数は7850人、重症者数は964人、新規死亡者数は70人だったそうです。
日韓の人口には約2.5倍の開きがありますので、こうした人口比を考慮すれば、日本でいえば新規陽性者数は7850人を2.5倍した19625人、重症者964人は2.5倍した2410人、新規死亡者は70人を2.5倍した175人です。
したがって、新規陽性者数自体はまだ最悪期の日本を下回っているものの、重症者数と新規死亡者数については、それぞれ最悪期の日本を上回ってしまった、ということです(図表1)。
図表1 最悪期の日本と2021年12月15日午前0時時点の韓国
比較項目 | 日本 | 韓国(2.5倍) |
---|---|---|
新規陽性者数 | 8月20日…25975人 | 7850人→19625人 |
重症者数 | 9月3日…2223人 | 964人→2410人 |
新規死亡者数 | 9月8日…89人 | 70人→175人 |
(【出所】日本のデータは厚生労働省『オープンデータ』、韓国のデータは中央日報・12月15日付『韓国、新型コロナ新規感染7850人で過去最多…重症964人、死亡70人増』より著者作成)
時系列でみるとかなりの相違が!
この点、重症者の定義が異なっている可能性がありますので、単純比較は適切ではないかもしれません。しかし、新規死亡者数については、現時点ですでに最悪期の日本の状況と比べ、2倍近くにも達している状況です。
ここで時系列による日韓比較を行っておきましょう。
データサイト “Our World in Data” のデータをもとに、人口100万人あたりの新規陽性者数・死亡者数(いずれも平準化ベース)について実数表記したものが図表2-1と図表3-1、対数表記したものが図表2-2と図表3-2です。
図表2-1 人口100万人あたり新規陽性者数(平準化ベース、実数表示)
図表2-2 人口100万人あたり新規陽性者数(平準化ベース、対数表示)
(【出所】データサイト “Our World in Data” より著者作成)
図表3-1 人口100万人あたり新規死亡者数(平準化ベース、実数表示)
図表3-2 人口100万人あたり新規死亡者数(平準化ベース、対数表示)
(【出所】データサイト “Our World in Data” より著者作成)
(※なお、図表2・図表3は図表1とはピークの日付がズレていますが、これは図表1が平準化前ベース、図表2・図表3が平準化後ベースのデータを使っているためです。)
なぜか大きく異なる両国の状況
これらの図表で日韓を比較すると、隣り合う国同士なのに、防疫を理由に往来がほぼ停止した状態にあるためでしょうか、流行の波の到来時期、そしてその高さについては、ずいぶんと大きな違いがあることがわかります。
また、同じ時期にワクチン接種が進んだはずなのに、日韓を比べれば、新規陽性者数に対して新規死亡者数の増え方がいささか激しいのではないか、という点は気がかりです。
最悪期に関しては、人口100万人あたり新規死亡者数(平準化)の日本のピークは9月13日の0.513人ですが、韓国は最新データ(12月13日時点)ですでに1.197人に達しており、最悪期の日本と比べて2倍以上です。
この点、もちろん、相手がウィルスですので、当然のことながら、波はあります。現在、韓国で新規陽性者数、新規死亡者数が激増していることは事実ですが、日本でも今年7月から8月にかけて、新規陽性者数は激増したわけですから、どちらの国の防疫が優れている、劣っているという話ではありません。
それに、昨日の『韓国の重症・新規死亡の状況、日本の「最悪期」を抜く』でも指摘したとおり、日韓ではなく米国や英国などと比較すれば、韓国の状況はずいぶんとマシに見えますので、「K防疫」とやらを全否定すべきである、という話でもありません。
ただ、韓国のコロナ新規陽性者数、重症者数、死亡者数については、まだ「ピーク」が見えていないというのも事実ですし、韓国メディアにありがちな「K防疫は日本の防疫よりも素晴らしい」などとする前提の議論を読むと、大変に強い違和感を抱かざるを得ない、という次第です。
韓国にとっての「K防疫」とは?
鈴置論考「K防疫は神聖な存在」
ではなぜ、韓国はこの「K防疫」に自信を持っているのでしょうか。
これについては、『鈴置論考「失敗国家に進む韓国:K防疫は神聖な存在」』でも触れたとおり、どうも韓国では「K防疫」自体が、ときとして大統領の権威を上回る「神聖な存在」となってしまっているフシがあるのです。
この鈴置論考は、『デイリー新潮』の次のリンクから読むことができます。
「K防疫のまやかし」から韓国人は目覚めるか 幼いナショナリズムが生む国家の蹉跌
世界一のコロナ対策と韓国人が誇ってきた「K防疫」。そのお膝元で感染者が急増、12月には医療崩壊も始まった。なぜ、国民こぞって「まやかし」を信じてきたのか――。韓国観察者の鈴置高史が解説する。<<…続きを読む>>
―――2021年12月10日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
記事自体はウェブページで5ページ分、文字数に換算して6000文字近くという、世間一般では「長文」と思われる論考ですが、いつもながらの豊富な証拠付きでの平易な語り口調でありながら、本質をえぐり取る鋭い議論は、読者を知的好奇心の渦に引き込み、まったく飽きさせません。
あるいは、『虚構に基づく神聖性が支配する国』でも述べたとおり、韓国社会で虚構が神聖なる存在となってしまうのは、「K防疫」に限らず、「独島(どくとう)」(※竹島のこと)であったり、「慰安婦被害者」(※自称元慰安婦のこと)であったりするわけですが…。
K防疫は有効?韓国メディアの寄稿記事
こうしたなか、さすがに新規陽性者数が1万人に迫っているにも関わらず、この期に及んで「K防疫」というのも、私たち日本人の視点からは、なんだか奇妙な気がしてなりません。
しかし、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)には昨日、依然として「K防疫」の有効性を強調する、こんな寄稿記事が掲載されていたようです。
[寄稿]K-防疫が揺れる政治的理由
―――2021-12-15 07:34付 ハンギョレ新聞日本語版より
執筆者は「中央大学」の社会学科の教授だそうです(※調べてみると韓国にも日本の中央大学と同名の大学があるそうですが、どちらの「中央大学」なのかについてはよくわかりません)。
リンク先記事は、こんな書き出しから始まります。
「『K-防疫』が揺れている。韓国は一時、コロナ時代の3冠王だった。<中略>世界で防疫、経済、自由のバランスをこれだけ達成した国はほとんどなかった。国民のプライドを高める十分な根拠となった」。
「3冠王」とは「対人口比累積感染者と死亡者数が最も少ない国家群に属していたこと」、「先進国のなかで経済成長の損失が最も少なかった国だったこと」、「防疫規制の最高レベルが最も弱く封鎖期間も最も短い国だったこと」、の3つなのだとか。
よくわからないがK防疫とは素晴らしいものらしい
防疫の話が出た際に、いきなり「プライド」という単語が出てくるのには驚いてしまいますが、その「K防疫」が「揺れている」というのは、規陽性者数や重症者数などが急増し、医療現場などに負荷がかかり、病床待ちの人が増えている、という状況を指すのだそうです。
そのうえでこの論者の方は、こうした状況が起きた要因として、「K防疫」の「強み」と「弱み」にある、などと述べます(どうでも良いのですが、議論はなかなかその「弱み」に入らず、延々、「K防疫」の素晴らしさを説いている点には、少し戸惑います)。
このうち「弱み」の方のひとつが、韓国政府の「ウィズコロナ」の失敗、という指摘です。
「最近の感染拡大は政府の『段階的日常回復(ウィズコロナ)』政策から始まった。K-防疫の一軸が明らかに変わったのだ」。
このあたりは、ウィズコロナでもおおむねうまく新規陽性者が抑え込まれている日本という事例もあるため、「ウィズコロナ」が韓国における現在のコロナ蔓延状況をもたらしたとする説明には、医学的見地からの説明としては不十分な気はします。
ただ、この論者の方の指摘のなかで、なんとなく「参考になる」と思える記述もあります。
それは、新規陽性者が急拡大しているにも関わらず、韓国政府が「ウィズコロナ」政策を撤回していない要因のひとつが、「防疫規制で被害を受ける階層の所得を保障する制度と財政の限界」にある、という指摘です。
要するに、「ウィズコロナ」を撤回してしまうと、飲食店などの中小零細事業者などが経営に大きな打撃を受けるため、撤回しようにも撤回できない状態になっている、ということでしょう。
なるほど、たしかにこれは社会学的な知見が生きる視点ではあります。
もっとも、この論考でとくに目に付くのは、この期に及んで「K防疫」の有効性を強調する姿勢です。この論考を読み進めていくと、とにかく「K防疫は素晴らしい」というメッセージだけは何となく伝わってきます(何がどう素晴らしいのかについては、残念ながらよくわかりませんでしたが…)。
鈴置論考の具体的証拠
とくにこの論考の結論部分を読むと、「K防疫」自体は「強み」を持っているので、あとは「市民が大統領と政府を信頼すること」、「政府が基本的な所得補償や公共医療を拡充すること」に舵を切れば、再び「K防疫」が本領を発揮するのではないか、というのが、どうやらこの論者の方の主張のようです。
正直、この論考に出て来る「K防疫」なるものの「強み」、「弱み」については、個人的には、防疫学的な視点から妥当なのかどうかを判断するだけの材料も知見も持ち合わせていません。
ただ、鈴置氏の指摘する「大統領は口を極めてののしっても依然、K防疫は神聖な存在」という記述自体が正しいという実例にひとつ出会うことができたという意味では、それなりに有意義な論考といえるかもしれない、と思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
一時期「K防疫に倣って我が国もPRC検査を徹底的にやろう。だから政治をオレに任せろ」というお方が野党におられましたが、結果論ですが、やらなくてよかったです。
ところで、こちらのサイトの「韓国の重症・新規死亡の状況、日本の「最悪期」を抜く(2021/12/15 12:00)」へのコメントにも投稿しましたが、岸田首相自らが国会答弁にKF95型マスク(どなたかが通称韓国マスクと教えてくれました)をしているのが気になります。
マスク型と流行に関する科学的根拠はありませんが、日本でコロナ感染が急減した理由がよく分かっていない以上、今大流行しているといってよい韓国規格と同型のマスクをわざわざ真似して付けるのは流行らせたいからなんでしょうか。
医療用品としてのマスクに結核病棟などで使うN95というのがある。
それとの混同を狙った製品なのだろうかKN95、KF95などが出ている。
これらの性能が劣っているなら取り締まるべきだろう。
どうもKFとは、KOREA FILTERの略語のようですね。
95とは、平均0.4㎛の粒子を95%以上カットできるマスクのことらしいです(自称)。
また、N95のNは米国基準を指すようです。
“K”防疫に”N”o!ということで、KFにはご注意ください(笑)
そうですね。 何も今感染爆発している国の規格のマスクを好き好んでつけるってどうよ、と思います。
他国から褒められると有頂天になり、それを神聖にして侵すべからざるものとする。
ハングルが好例。
その神聖なものに欠陥があっても神聖視はやめない。みんなが神聖だと言っているものに「王様は裸だ」とは言えない。
ひょっとしたらどなたかが紹介済みかもしれませんが、シンシアリーさんちにこういう記事がありました。
元政府機関審査委員「韓国の防疫措置は、非専門家が決める。これが日本とのもっとも大きな差」
https://sincereleeblog.com/2021/12/15/osorosii/
まあ、ある一人の人へのインタビュー記事ですから、割り引いて見る必要もありますが。
昨年時点なので少し古いですが、ウィズコロナにするかゼロコロナにするかの分かれ目のときに、専門家チームはウィズコロナの結論を出そうとしていたそうです。ところが、発表直前になって専門家チームは解散し、K防疫なるゼロコロナを継続することになったそうです。
今の韓国は、一度決めたウィズコロナをやめられずにいます。直近の失敗を認められないのは当時も今も変わらないなと思いました。
で、今のグダグダ対策も、専門家のいない中で決まっているのだろうかとも思います。(医療側は人がいないと言ってるのに、病床を増やせと命じる政府)
政権選択というのは、命の選択でもあるという事例だと思いました。
青瓦台は、
「K防疫と称したのは私たちではなく、世界すべての国々が韓国の防疫が最高だとしてそう称したものだ」
と言ってますので、既にK防疫は韓国人の手を離れて、国際的な評価と朝鮮脳は記憶すると思います。
そしてそのうち、「日本がK防疫をパクった」まで行くんじゃないかな。
続きは有るかな?
で、そのK防疫を命名したのは、実は韓国の元国務総理の丁世均だったというオチ。
丁世均はいつから韓国人でなくなったのでしょうか?
それとも韓国人が最高と認めたものは全世界が最高と認めてくれるとでも思ってるのでしょうか?
とある福岡市民さま
>で、そのK防疫を命名したのは、実は韓国の元国務総理の丁世均だったというオチ。
朝鮮脳が、そんな事を覚えていない事は、「IMF危機時は日本のせい」などで立証済みです。
どうやって誰のせい(一番の候補は日本)にするか、斜め上の話が出て来るので、それを予想するニダ。
> どうやって誰のせい(一番の候補は日本)にするか、斜め上の話が出て来る
「洗脳」よりタチの悪い「鮮脳」をされていたらその斜め上の予想ができるのでしょうね。私にはさっぱり予想できません。「鮮脳」されてなくて、良かった良かった。
そもそもK防疫って、手当たり次第に検査して陽性なら隔離する、陽性者の行動履歴を調査して濃厚接触者を手当たり次第に検査する、ってやり方のことですよね。
行動履歴を調査されないようにスマホの電源を切る奴が増加していた時点で、既にK防疫自体は崩壊していたと思われますが、陽性者を隔離できずに自宅療養させている現状、どの様な行為をK防疫と称しているのでしょうかね?
> そもそもK防疫って、手当たり次第に検査して陽性なら隔離する、
その「検査」ですが、PCRとか簡易検査キット等の、陽性者検出目的の検査に超偏重していて、抗体量検査等の他の検査がかなり疎かにされていたみたいです。
> どの様な行為をK防疫と称しているのでしょうかね?
私の個人的な理解では、K防疫とは、「超偏重した検査をしまくる。」というものではないかと思ってます。「検査は治療でも予防でもないので、程々にしておいた方が良いのに。」と思ってました。素人の個人的感想ですので、科学的根拠はありません。
墺を見倣え様
そもそも、検査の為に人が集まれば密が発生する、検査の為に大事な医療人材が浪費される、検査毎に防護服や手袋などを換えないと感染リスクが高まるなど、大量に検査することの弊害も大きい様に思います。
陽性者を隔離出来なければ、そして濃厚接触者を追跡できなければ、無症状の人間にPCR検査なんてやるだけ無駄ですよね。
私は密かに、K国では、飲食店に営業制限かけるより、PCR検査止めた方が、防疫効果が高いんじゃないかとさえ思っています。
うろ覚えですが、韓国の検査キットそのものの信頼性に問題が有り、偽陽性の結果が三割以上あったので、陽性の結果が出ると必ず再検査となり、韓国の発表する「検査数」は実際の検査人数よりも膨れ上がっていた筈です。
寡聞にして、韓国の検査キットの「偽陰性」の割合は知りません。
不正確なK-検査キットを用いて、都合の良い結果が出るまで再検査を乱発して、見てくれの良いK-検査総数を発表するというのがK-防疫の神髄でしょうね。
K防疫を誇っていた当時、韓国は欧米からの『手段の問題』の指摘に対し、結果で正当化していたと記憶しています。
結果での正当化が出来ない今、韓国がK防疫をどう総括するか、興味深いです。
K防疫の強みは市民が大統領と政府を信頼せずに自衛に徹していたことだと思うんですが。信頼して出歩いたからこのざまだよ。
韓国人の頭では、「韓国は徳が一番高い国なので、一番最初(?)に防疫の成果が出せるはず」>「徳が高いのでK防疫は世界から認められた。やっぱり一番最初は一番偉い。だからK防疫を生み出した我々は偉い」という思考回路パターンでしょう。
得が高い韓国が日本に負けるはずがない、と考えます。それで今の日本を「検査数が少ない」「日本政府はウソを言っている」という風に彼らは考えるのでしょう。
「専門家がいない」のも韓国の特徴でしょうか。歯医者さんのサイトでも嘆いていました。
●韓国の政府に専門家がほとんどいない。
https://sincereleeblog.com/2021/12/15/osorosii/
なぜ専門家が育ちにくいかと言えば、「地位が高い人は徳が高い」>>「徳が高いのでどの分野においても成果が出せるはず」と考えて人員配置をするからです。
我々からすると「徳」って何?と思うはずです、我々にはその思考法がないからです。「頭がいい=徳が高い」「ルックスがいい=徳が高い」「統治者になった=徳が高い」「我々韓国国民が協力して手掛けたK防疫=徳が高い国民から生まれたので一番得が高い」と考えます。「徳」が高い者のすることは何でも正しい。よって文大統領の政策も批判しないのです(大統領をやめるということは徳がなくなったことなので、だから刑務所送りとかにされます。徳がない者=悪だからです。)
韓国人が「日本は統計を誤魔化している」とか「検査をしないから陽性者もでないのだ」と泣き叫んでいる理由は、主に以下の2つではないかと思っています。
まず、文在寅大統領がK防疫は世界の模範であり、世界標準なのだという神話作りに成功したこと、そして韓国人がその神話を信じ込み、今や韓国こそが先進国中の先進国であり、世界の中心なのだという妄想を膨らませるだけ膨らませたことが挙げられます。K防疫の神話こそが彼らの自尊心の根源となったので、それがただの虚構に過ぎなかったなどとは認めることができません。まして、よりにもよって日本よりもうまく行っていないなどとはけして認めることができないのです。
そしてもう一点。これは実に韓国的としか言いようがないのですが、彼らは「今や世界標準であるK防疫により、韓国が世界中の尊敬と賞賛を受けるはずだったのに、日本が不正な手段でその地位を横取りしたのは許せない」と考えているものと思われます。実は、このような思考法こそが「恨」を生み出すメカニズムそのものであることにご注意ください。日本が不正な手段で本来韓国が受けるべき賞賛を横取りしたと考えるからこそ、日本の「不正」を糾弾してやまないのです。つまり、現在の状況は、韓国人が日々「恨」を凝り固まらせている状態なのです。それゆえ、「不正」に根拠がないことをいくら示しても彼らは納得しません。「日本は不正をしているに違いない」から「不正をしていないはずがない」「不正をしていなければならない」にまで進んでいますので(*)、もはや容易なことでは彼らの「恨」を解きほぐすことはできないでしょう。やれやれ。
(*) 韓国人はしばしば因果関係を無視しますので、このような展開も自然に行われます。
>龍様
彼らを理解するキーワード「恨」ですね。彼らの妄想の根源でもありますね。根拠もなく「不正をしていなければならない」ですからね、対応が厄介な民族ですね。福沢諭吉が怒ったのも分かるというもの。
韓国人にとって「日本は徳がない国=悪でなければならない国」というわけなんでしょう、彼らの思考パターンでは。
結論ありきで考えるので、因果関係がない「ウソ」「虚構」を作り出すのでしょうね。
長い引用で申し訳ありません。(サイト内なのでご勘弁を)
これって自己愛性パーソナリティー障害者の特徴そのものです:(精神障害の診断と統計 マニュアル第5版の抜粋)
1)自分の業績や才能について、誇大な、根拠のない感覚を抱いている(誇大妄想性)。
2)途方もない業績、影響力、権力、知能、美しさ、または素晴らしい恋という空想にとらわれている。
3)無条件に賞賛されたいという欲求をもっている。
4)特権意識をもっている。
5)目標を達成するために他者を利用する。
6)共感性に欠けている。
7)他者を嫉妬しており、また他者が自分を嫉妬していると信じている。
8)傲慢かつ横柄である。
それと私自身の追加事項の
9)現状認識が歪んでいる。
がぴったりと当て嵌まります。
韓国の国としての思考と行動原理を議論する場合錚々たる碩学な諸兄が彼の国の歴史とか地政学、哲学、文化、価値観などの影響を客観的な資料を添えて説得力のある議論を交わしているのには感謝しています。
私は色々な事柄に対してシロートなので、朝鮮半島の住民の方々は集団として「自己愛性パーソナリティー障害」を患っていると単純に考えてしまいます。
サムライアベンジャー様
儒教の影響をもろ受けしていますね。
K防疫 今やかたなし K亡疫
K防疫 虚構にすがる 自尊心
軽視する 命と人権 K防疫
自惚れと 見まごうばかりの K防疫
皆様、なかなかいいですね(^ ^)
それじゃ下の句もつけます。
K防疫 今やかたなし K亡疫 文の末路は 監獄刑死(韓国K死)
下の句編に挑戦してみました。
K防疫 虚構にすがる 自尊心 尾羽うち枯らして 牢屋行きかな
自惚れと 見まごうばかりの K防疫 ブランド棄損はあってならじと
軽視する 命と人権 K防疫 独居房なら 罹らず安心
検査する 感染減らない 検査する 病床ないけど 検査する
ウィズコロナ 一旦停止と 決めました ウィズアウトに なりません
韓国自称進歩派の心の拠り所であり、当時の反政府活動家である左派や学生活動家(ほぼ現在の韓国与党政権の連なる面々)は1億ウォンの賠償と子弟の大学優先進学枠までなぜだか完備している事の発端である光州事件の死者数はたったの154人。
https://coronaboard.kr/ja/
韓国国民も感じはじめていて他国からは当然視されている現政権と現政権与党の引き起こした死者数は桁が違う位多数になっています。
近未来の後世に韓国国民情緒が炸裂した時、現政権・現与党への糾弾は文大統領の収監どころか、現与党や頭壊文と言われる文支持者にも怒りの矛先は向かうのではないでしょうか?
調子のって活動圏が賠償金や子弟まで人生優遇されるなんて事しなけりゃ良かったのに、秋元法務長官なんて息子の軍脱走の手引きまでしてるしチョ・グクや文在寅みたいに子供や娘婿に優先枠だけじゃなく特権やってるし…
パの言い種じゃないですけど「吊るせ〜」になるのでは?
大統領とその側近数名が豚箱に入るだけでは済まないってことか?
直近数日はほぼ3日で光州事件死者数相当を出し続けてますからね。
コロナ対策で三冠王ってブラックジョークが過ぎますね。
ところで、死な(ね)なかった重症症例が実はあとで問題になりそうなのですがそこんとこどうなんでしょうねえ。
>日韓を比べれば、新規陽性者数に対して新規死亡者数の増え方がいささか激しいのではないか
科学的根拠があるわけじゃない妄想の類なんだけど・・・・
韓国で新規陽性者に比べて新規死亡者が大きく伸びてるのって、韓国特有の毒性の強い変異株が出てきたってことはないのかな?
韓国政府もむやみに死亡者を増やそうとしてるわけじゃ無いだろうし、ファクターXみたいな別の要因があったりしないのかな?って、ふと思ったのです♪
>韓国で新規陽性者に比べて新規死亡者が大きく伸びてるのって、
>韓国特有の毒性の強い変異株が出てきたってことはないのかな?
或いは韓国の発表している「新規陽性者数」そのものが事実と乖離している可能性もありるのでは?
検査結果の総計は総計をする人の匙加減次第ですが、斎場の霊柩車の列は覆い隠せませんからね。
お疲れさまです。
ヤフー記事で、日本人が今の武漢で取材しておりました。
最初の情報隠避で若い娘さんをなくされたお母さんが、「これだけは、政府に納得できない。でも気おつけて、監視されているかもしれない。」とおっしゃってました。
韓国のことより、中国共産党の怖さを感じてしまいました。
申し訳ありません。