党代表を「変えよう」=立憲民主

メディア利権と野党利権は衆院選を機に崩れ始めたのか』などでも触れたとおり、立憲民主党の枝野幸男代表の進退問題が出て来たようです。報道によると、枝野氏は2日午後の党執行役員会で、衆院選敗北の責任を取って辞任すると述べたのだとか。個人的にはやや意外感もある一方で、幹部が菅直人内閣と比較的メンバーが重なっていることも指摘される立憲民主党の「立憲共産党」路線が変わるのかどうかについては、現時点ではよくわかりません。

枝野氏、やっと辞意表明

報道等によれば、枝野幸男・立憲民主党代表が2日午後の党執行役員会で、衆院選敗北の責任を取り辞任する意向を示したのだそうです。

立憲民主党・枝野幸男代表 辞任を表明 衆院選での議席減の責任取り

―――2021/11/02 13:05付 FNNプライムオンラインより

選挙前の立憲民主党のキャッチフレーズは、「変えよう。」でしたが、結局「変わった」のは自民党政権ではなく、立憲民主党の代表の方だった、というわけでしょう。

【参考】立憲民主党キャッチフレーズ「変えよう。」(※クリックで拡大)

(【出所】立憲民主党HP)

個人的には、てっきり枝野氏が党代表に居座るのかと思っていましたし、立憲民主党を最期まで見届けることを期待していたので、少し残念な気はします。ただ、どうせ辞任するならば、なぜもっと早く辞意を表明しなかったのかは謎です。

これが自民党だったら、直ちに引責辞任を表明するところでしょう。

実際、『メディア利権と野党利権は衆院選を機に崩れ始めたのか』などでも触れたとおり、2009年8月31日の当日夜、麻生太郎総理大臣は自民党敗北の責任を取り、自民党総裁を辞任すると表明しています。

ただ、総選挙から2晩も明けてから辞意を表明したというのは、想像するに、立憲民主党執行役員会でのかなりの突き上げもあったのかもしれませんね(※このあたりについては、報道などで興味深いものがあれば、当ウェブサイトでも取り上げていきたいと思う次第です)。

また、今回の選挙では、立憲民主党が誇る「論客(?)」のみなさんも数名が落選しましたので(『「もりかけ桜」スキャンダル追及に対する有権者の答え』等参照)、もしも枝野氏が辞任しなければ、来年の参院選で当選が危ぶまれる議員が続々と造反するという懸念でもあったのかもしれません。

とくに、立憲民主党を含めた野党議員の皆さんが大好きな政党助成金については、算定基準日である1月1日まで、あと2ヵ月弱しか残されていませんので、沈む船からネズミが逃げるかのごとく、脱党ラッシュが生じる可能性はあったのだと思います。

(※なお、立憲民主党の議員をネズミにたとえたことについては、大変に無礼であるということについては承知しているつもりであり、ネズミの皆さんにはこの場を借りて、深くお詫び申し上げたいと思います。)

路線は変わるのか、それとも…

いずれにせよ、今後気になるのは、枝野氏が代表職を辞任したあとの同党の路線です。

立憲民主党の党規約を詳しく存じ上げているわけではないのですが、常識的に考えて、代表選が行われるのだと信じたいところです。また、立憲民主党が「立憲共産党」とも揶揄されるほど、日本共産党と接近しているという路線について、修正されるのか(あるいは修正されないのか)については大変気になるところです。

ただ、みもふたもない言い方ですが、党代表という存在はその党の所属議員の象徴であり、代表の首を挿げ替えたところで、現在の立憲民主党が大きく変わる可能性があるのかどうかは疑問でもあります。

現在の党執行部は、正直、菅直人内閣が席替えしたような人員構成でもあるからです。

立憲民主党役員(2021年8月23日時点、敬称略)
  • 最高顧問…菅直人、野田佳彦
  • 常任顧問…岡田勝也、郡司彰、海江田万里
  • 代表…枝野幸男
  • 代表代行…平野博文、村田蓮舫、江田憲司
  • 常任幹事会議長…田名部匡代
  • 副代表…玄葉浩一郎、長妻昭、原口一博、辻元清美、森ゆうこ
  • 幹事長…福山哲郎

(【出所】立憲民主党ウェブサイト『立憲民主党 役員一覧』。なお、村田齊藤謝蓮舫氏については同党ウェブサイト上は「蓮舫」と記載されている)

菅直人内閣(2010年6月8日成立・改造前、敬称略)
  • 内閣総理大臣…菅直人
  • 総務大臣…原口一博
  • 財務大臣…野田佳彦
  • 文部科学大臣…川端達夫
  • 厚生労働大臣…長妻昭
  • 特命担当大臣…玄葉 光一郎、村田蓮舫
  • 内閣官房副長官…福山哲郎

(【出所】首相官邸ウェブサイト・歴代首相紹介ページ『第94代 菅直人』。なお、村田齊藤謝蓮舫氏については同HP上は「蓮     舫」と記載されている)

なお、村田蓮舫氏に関しては、ご本人は頑なに姓を名乗ろうとせず、「蓮舫」、または「蓮」と「舫」のあいだにスペースを設けて「蓮   舫」などと名乗っておられますが、当ウェブサイトとしては日本の国会議員については正しい戸籍名で呼称するのが原則だと考えており、「村田蓮舫」と呼称しています。

ただ、村田氏ご自身が離婚され、最近は旧姓(?)の「齊藤」を名乗っておられること、ご本人が中国国籍ないし台湾国籍を離脱されていない可能性があることなどから、当ウェブサイトでは「村田齊藤謝蓮舫」さんと呼称させていただくこともあります。

(ただし、少なくとも「蓮   舫」という呼称については避けたいと考えている次第です。)

メディアの力はまだまだ強い

さて、当ウェブサイトでは立憲民主党が獲得した議席数が公示前の109議席から13議席も減らして96議席に留まったことを「メディア支配からの脱却」の象徴と申し上げているのは事実ですが、それと同時に、これについては少し注意も必要でしょう。

たしかに、立憲民主党が公示前より勢力を減らしたことは事実ですが、①オールドメディアに全面的に擁護されたこと、②野党共闘などを進め候補の一本化に成功したこと、の2点の効果はたしかにあった、という可能性はあるからです。

つまり、本来ならば96議席といわず、もっと惨敗していたかもしれないのに、逆にこの程度の敗北で済んだというのは、オールドメディアの社会支配力がまだ根強いことの証拠だ、という見方もできます。

そのように考えていくならば、逆に、ウェブメディアにとってはまだまだビジネス拡大のチャンスがある、という話でもあります。

紙媒体の新聞から10代が離れた』などでも論じたとおり、すでに10歳代、20歳代などの若年層は日常的に紙媒体の新聞を読まなくなっていますし、こうした流れは今後、さらに上の世代にも広まっていくでしょう。

だからこそ、ウェブ配信に特化するニューメディアに対する需要は十分にあると見るべきであり、ビジネスとしては、ウェブメディア(ウェブサイト、メールサイトなど)の潜在的な可能性はかなり高いといえます。

いずれにせよ、衆院選も終わりました。

もしも『新宿会計士の政治経済評論』とコラボしようという方がいらっしゃれば、是非、当ウェブサイトの代表アドレス(info@shinjukuacc.com)までコンタクト先を賜ると幸いです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 犬HK より:

    香川1区から出馬予定の維新候補者と所属政党、さらには候補者の実家の家族に圧力をかけて出馬辞退に追い込もうとした「○川○也」氏が、立民代表選への出馬に意欲を示しているのだとか。

    どういう神経しているんでしょうね。
    こういう無神経かつ傲慢で自己顕示欲の強い俺様だからこそ、立憲共産党の代表にふさわしいのかもしれませんが。

    1. クマさんのパパ より:

       「○川○也」氏が、立憲民主党代表になることは日本の未来にとっては素晴らしいことではないでしょうか?野党連合に同意すらしていない「維新の会」に対して、強制力を発揮できるという子供でもしないような勘違いをする素晴らしい「人罪」には、是非とも代表となっていただき、立憲民主党のお粗末さを社会に広めていただきたいと思います。

      1. 匿名 より:

        確かに、立憲共産党にふさわしいレベルの人物?ですね。

      2. 迷王星 より:

        >「○川○也」氏が、立憲民主党代表になることは日本の未来にとっては素晴らしいことではないでしょうか?

        えっ,上川隆也氏が俳優を引退して立憲共産党代表になっちゃうんですか,ショック!

        本当にそうなったら一気に女性票が増えて党勢挽回しそうだなあw

        1. 赤ずきん より:

          最初に思いついたのは 愛川欽也でした。

      3. 裏縦貫線 より:

        「ハイ消えた!」

    2. TDa より:

      総理大臣を目指しているようですから、野党第一党の党首になるのは
      野望へのステップでしょう。
      その後は首班氏名のときに他の野党に「頼むから俺に入れてくれ」って
      泣きつくんでしょうね。

      1. 通りすがりの官能小説家 より:

        いやいや、そんなみっともないことはされないでしょう。
        野党議員に頼んでも負けてしまいますから。
        きっと、自民党や公明党の議員にも「俺の名前を書いてくれ」と議員会館や宿舎に押しかけてお願いされるものと愚考します。

    3. 豆鉄砲 より:

      代表が泉さん辺りに替わるのなら、立憲は変わるのではないでしょうか?

      何がって、イメージです。

      このイメージが票集めには大切で、議席を増やす事にも繋がりかねませんよね。しかし、中身は変わらないと思いますが。

    4. 犬HK より:

      みなさまコメントありがとうございます。

      立憲共産党のさらなる没落に向けて、この方は適任かもしれませんね。
      まあ、どなたが代表を務めても党の本質は変わらないと思いますが…

    5. 価値観が違いすぎる より:

      もちろん、代表選の活動は午後5時以降にされるんですよねw

    6. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

      あまり良いことではないのは確かだが
      その程度は自民党でもよくあることでは?

    7. nanashi より:

      犬HK様

      ○川○也は日本維新の会の女性候補(玉木雄一郎国民民主党代表の元秘書)やその家族に圧力を掛けて出馬辞退に追い込もうとしただけではなく、馬場伸幸幹事長に泣きつく暴挙を働き、更には事実上のオーナーである橋下徹弁護士にメールを送るなどしていました。
      この様な男が「内閣総理大臣」を目指そうとしているのですから、相当な恥知らずだと思います。
      ○川○也はプロパガンダ映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の主演ですが、「なぜ君は総理大臣になれないのか」という理由は、自分自身の日々の行動そのものが総理大臣を目指す人間として全くと言って良いほど相応しくないからでしょう。
      こんな映画を制作した監督やスタッフ、そして主演の○川○也に対して「恥を知れ!」と言いたいですね。

  2. がみ より:

    党員全部が他国に移民して、その行った先で党名変えて再出発しならどうかな?

    どっちみち日本が向上する為の事は一切考えてないで、日本を恨んでるんじゃないかって位日本破壊したいんだし、他国の政党になってこそ行った先の国民の熱狂的支持得られる。

    党名や幹部だけじゃなく存在する国を変えよう!

    そうじゃなければ立憲民主党と野合した党って単なる

    「変」

    1. ちょろんぼ より:

      がみ様

      候補国として南国を推薦します。
      議員達のココロの祖国だし、本籍もそちらの国の人が多そう(全部?)だし
      よろしいのではないかと思います。

  3. はにわファクトリー より:

    「変えてみましたっ」

    次の選挙、キャッチフレーズは決まり。
    問題はこれで票が取れるかですが。笑いは取れても。

    1. がみ より:

      はにわファクトリー様

      「立憲民主党は『変わってる』!」

      なら否定できませんね。
      変わり者政党ですし。

  4. マスオ より:

    雑談所にも書きましたが、枝野さん惜しまれているみたいですね。
    「#枝野辞めるな」辞意表明受け、Twitterのトレンド1位に (東京新聞)
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/140513

    無能な指揮官理論で「辞めるな」って言っているような気がするのは私だけでしょうか。
    これはワンチャン辞めない線も出てきたかなw

    1. 赤ずきん より:

      嫌韓派に文大統領辞めるなが多いのと同じ感じがする。もう一つは「枝野寝ろ」「枝野立て」の夢をもう一度か。

  5. 欧州某国駐在 より:

    立民は今回の”野合”で内部を共産党に浸食され始めたと考えています。
    議席を減らしたとはいえ、共産党の協力票で議席獲得した人たちもそれなりにいると思います。こういう人たちは共産党の意見をもう無視できないでしょう。そういう意味では共産党は見かけは議席を減らしていますが、実質増やしたと思っているのではないでしょうか?志位さんがなんだかんだ言ってもケロッとしていることからもよくわかります。立民は参院選でまた共産党と組む、組まないにかかわらず今回「立憲共産党」というレッテルが貼られたうえに、共産党に浸食されはじめた現状をふまえジワジワ弱っていくのでしょう。そもそも維新の大躍進や国民の躍進をみて「自民党に緊張感を与えるまともな野党は維新かも?」と考えだした人も多いと思いますし。(維新を応援しているわけではないので念のため)

    とにかく日本国民は思っていたよりまともだったということで立民はもう終わりでしょう。

    1. 元日本共産党員名無し より:

      はじめまして。
      > 共産党の協力票で議席獲得した人たちもそれなりにいると思います。こういう人たちは共産党の意見をもう無視できないでしょう。そういう意味では共産党は見かけは議席を減らしていますが、実質増やしたと思っているのではないでしょうか?
      私が日共党員であった頃、日共党内で自民党の事をこれと全く同じロジックで「公明党と一体化し、大事な所を委ねてしまった」と評して居りました。
      ここにお集まりの皆様は保守的なお考えをお持ちで日本の行く末を大変憂いておられますが、そのためにはこのロジックを弱小野党の立民に当てはめるのと同じ様に保守の屋台骨である自民党の目下の連立相手にもチョッピリ目を向けて頂きたいと思いました。

      1. 欧州某国駐在 より:

        はじめまして。
        弱小野党であろうがなかろうが各政党の連立に関し、同じ連立でも公明党と自民の連立、立民と共産党の連立を同列に扱うのはどうかしているという考えです。自分は別に創価学会でもないし、公明党を持ちあげるつもりもないし、かえって公明党を鬱陶しく思うことも多々ありますが、公明党と自民党の連立は少なくとも日本に深刻な混乱を起こす元凶とは思っていません。確か来年(2022年)はコミンテルン(国際共産党)日本支部として日本共産党が創立されて100年でしたね。共産党の現行綱領でも「資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義の社会への前進をはかる社会主義的変革」が目標として掲げられていたかと思います。つまり100年前にコミンテルン日本支部として発足した時点から共産党が革命を放棄したことは一度もないということですよね。そこへ暴力革命も完全に放棄しているとはいえないことなどをふまえ共産党はいまだに破壊活動防止法の調査対象団体であり、公安調査庁や警察庁が共産党の動静を監視していますね。(その結果は公式HPや公刊物で閲覧可能)そんな党が連立であろうが政権をとる、閣外協力(おそらく主要委員会の委員長ポストあたり狙いですかね)であっても政権に入ってくるなど大混乱のもとであり、それこそ日本の将来に大変大きな憂いが生じると考えています。

        そもそも個人的には自民と公明の連立にもろ手をあげて賛成ではないし、その一方でありていに言えば自民が公明に骨をぬかれようが知ったことではありません。日本がどうなるかです。自公の連立が日本の行く末にベストがどうかわかりませんが相対的にみて立民・共産の連立よりは数百倍マシにみえます。つまり変化が肯定的な方向で起きれば改革ですが、否定的結果をもたらせば混乱です。共産党は立民・共産の連立での政権奪取を本気で考えているフシがありますが、そんな政権奪取という変化は混乱を嫌う国民からはどうみられているのか?ということです。

      2. 迷王星 より:

        元日本共産党員名無し様の仰る通りですね.

        もっと言えば,公明党との連立や選挙協力を完全解消しない限り,自民党が望む(そして我々日本国民の多くが望む)常識的な内容への憲法改正は絶対に不可能だと私は考えています.

      3. 田舎のおばさん より:

        心ある人は、自民党の目下の連立相手のこと苦々しく思っていると思います。

        憲法改正が後ろ姿が近ずいても遠くなるのは、そのせいだと思います。K党が議席を減らしてI新がもっと大きくなれば、チャンス到来かときたいしてます。

      4. チキンサラダ より:

        もっともな事ですね。自民党は公明党と組んだことによって、政策的自由度を相当に狭められたと感じます。

  6. とある福岡市民 より:

    > 立憲民主党の議員をネズミにたとえたことについては、

     問題ないのではないでしょうか?橋下徹氏もやってました。

    小池さんと前原さんにとっては敗北だろうが、民進党を2つのグループに整理し、政党を行ったり来たりするチョロネズミが駆除され、今後の国会においては憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった。両名の大功績。二大政党制への道のりは長い。
    (2017年10月23日のツイッターより)

    Q チョロネズミが大喜びで叫ぶ国はどこ?
    A チュー! チュー! チュー!(中! 中! 中!)

  7. 七味 より:

    枝野氏は代表辞任するのですね♪
    皆さん惨敗だというけど、たった8%の政党支持率で100近い議席って「健闘」したって言えると思うんだけど♪

    NHK>>選挙WEB
    https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/

  8. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
     立憲の党首が変わるとして、新党首はどう選ぶのでしょうか。また、その新党首選びをマスゴミが、(自民党総裁選のように)報道するでしょうか。(もっとも、「任期切れで総選挙が迫っている時と、選挙が終わった直後では違う」と言われれば、それまでですが)
     そもそも自民党総裁選のように、色んなタイプの党首候補を揃えることが出来るでしょうか。また、新党首が「共産党との野党協力を維持する」という保証はないと思うのですが。
     蛇足ですが、昨日の朝日新聞の一面は、「自民党、過半数獲得」で、本日の一面は「自民党幹事長、甘利明氏から茂木氏に」でした。つまり「自民党、絶対安定多数議席を獲得」の見出しがありませんでした。
     駄文にて失礼しました。

  9. だんな より:

    7時のNHKニュースのトップでした。
    立憲が出来た頃は、国民を代表すろと言ってたんで、この間に何か有ったんでしょう。

  10. G より:

    なぜ枝野代表の辞任まで時間がかかったかは、まあ単純に人材不足でしょう。
    彼らの内部事情としては「立憲」勢力を堅持出来る後任がみつからないということだとおもいます。
    勝って国会議員になれるならなんとかするという議員の集まりを「立憲」(つまり護憲ですね)勢力が乗っ取ったのが立憲民主党です。もしその乗っ取り勢力でない代表になった場合、選挙民の受けの良くない立憲の旗印は早々に畳まれることになります。本来は議員になりたい人たちの集まりですから、そうなった時の変わり身も早いはずです。

    ただ、立憲の看板を外したら案外政権交代もあり得る危険な存在になってしまいます。昔の民主党の再来です。勝つためならなんでもやるので時として強烈な力を発揮します。れいわ新撰組並みのポピュリズム政党になるでしょう。

    そういうことで、まあ「立憲」の看板を下さないような代表になってほしいなぁと。あの足枷がある限りある程度以上上にはいけません。

  11. 門外漢 より:

    立民はえだのんが立ち上げた党ですから、えだのん辞めれ!はちょっと可哀想な気もします。
    しかしこれも世の流れ、自業自得というものでしょう。
    「これは俺の党だ、辞めるくらいならぶっ壊してやる!」くらいの事を言えば見直すんですがねえ(嘘です)。

  12. まんなっか より:

    ここの方々の評価とは違いますが(なんか政治がらみだとそればっかり言ってる気がします)、枝野代表は右派性向に「見せかけている」安倍政権と対峙するという点ではよく頑張ってこられたと思っています。
    反面、コロナ禍での菅総理、政策的には左派的に「見せかけている」岸田総理との闘いでは、本来の政策的主張では似通っていて具体性が出せずに太刀打ちできず、急進左派に党内を牛耳られて行って、党の取りまとめするだけで精いっぱいだったのでしょう。衆院選では政策論争では主要政党では最も具体性に乏しく、末節部分ばかり取り上げざるを得なかった印象です。
    G様が述べている通り人材面では立憲民主は本当に乏しく、旬を過ぎた人か急進的な人ばかり目立っている有様。人望という点では辻元氏、政策的には本多氏や山花氏らがいないのは本当に寂しい。
    後継の本命は泉氏あたりがなれたらまだいいのですが、維新の会に圧迫かけたことを悪びれずにいえる小川氏が早速手を挙げる有様。穏健派、急進派どちらが代表になっても先は暗そうですね。

  13. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

    憲法を変えよう

  14. んん より:

    名前を変えて
    党首を変えて
    変わらないのは
    中身でした

  15. 三門建介 より:

    若い方皆さん知らないと思うので書きますが、立憲民主党の議員さんの中には、現社民党の前身の社会党に所属されていた方々がたくさんいらっしゃいます。

    その辺から考えて共産志向が台頭しても既定路線とも言えます。
    賞味期限切れのサービスになりそうで怖いですね。

    以上

    1. 元日本共産党員名無し より:

      社民党の前身であった日本社会党と日共とは1970年代に一時自治体首長選挙で共闘した事はありますが戦前の講座派と労農派以来の激しいイデオロギー上の対立がありまして、共闘することの方が瞬間的で対立する方が常態と言う感じなんですけどね。

  16. sqsq より:

    そろそろお決まりの内紛が出てきて党が分裂するのでは?
    最後は「政党ひとり」

  17. 裏縦貫線 より:

    産経新聞R3.11.3付け2面・産経ニュース(web)2021/11/2 20:08の記事によると
    あるベテランは「自民は『守護神』を失った。辞任は痛い」と嘆く。
    とのこと。
    いちおう、対立政党からも支持されていた党首だったのですね….ww

    1. チキンサラダ より:

      次は勝利の女神たる蓮舫さんが代表になるんじゃないですかね。
      もちろん、自民党にとっての勝利の女神ですw

  18. WindKnight.jp より:

    やっと、替える気になったのね。
    正直、遅すぎですね。

    さて、次の党首はどうなることやら。

  19. マルコメ より:

     久しぶりの投稿です。

     立憲民主党の新代表ですが、名前の挙がってるのは、小川氏・馬淵氏・泉氏の3氏。
     2017年の選挙結果を見ますと、馬淵氏と泉氏は、今回野党共闘しないで日本共産党の候補が出ていたら、選挙区で勝てなかったという分析もできます。日本共産党の票をもらっていて、一方的に野党共闘を見直すことができるのでしょうか?もしそうであるなら、代議士である前に人の筋道として疑問が出ます。ちなみに、トランプ氏は毀誉褒貶ありましたが、公約を着実に遂行する姿勢は、日本の政治家にも見習ってほしいと思ったものです。
     残る小川氏ですが、前回は平井氏との一騎打ちに敗れ、今回の維新議席取り下げ騒動では男を下げましたが、勝つ執念があったのでしょうね。選挙区での当選は、自信につながり、またメディア受けすることも計算して、いち早く代表選に手を挙げたと見ます。しかしながら、彼の言動から、権威主義の姿が見えます。
     3人中でという前置きですが、筋という点では小川氏ですが(維新の候補を取り下げろという筋違いはありますが、少しはましというところ)、公党の長となり政権与党に対峙できる力量や器、人間性はどうなんでしょうか?皆様のご意見を伺いたいと思います。
     人材不足の立憲民主党なら、同じ人材不足でも大阪では仕事をしている日本維新の会の方が、野党第一党に近いように思います。

  20. めたぼーん より:

    変えよう、って放ったブーメランが後頭部に刺さったという事でしょうか。さすが共に民主党だけありますね。

  21. ちょろんぼ より:

    枝野代表が辞任見込みなそうで、驚いております。
    枝野代表も根性が無い。 だから、選挙で負けるのです。
    誰が、枝野代表に辞任するよう説得したのでしょうか? 気になります。
    次は党内で揉め、分裂するのがいつになるかを待つ番ですね。
    国民には移れないだろうから、社民・共産あたりが、受け皿になるかな?
    それとも、はっきり南国党をつくるか?

  22. チキンサラダ より:

    下記はキワモノとして有名な望月衣塑子記者のインタビュー記事ですが、なかなかどうして現状を冷静に見れているようです。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f3e4557cbc5f8fa071e459efe27dde9db2fcff85?page=1

    立憲民主党と共産党の共闘は一部では効果があったものの、同時に反発を招いた。
    立憲民主党は民主党政権時代の負の印象が払拭できない。
    国民は穏健な保守を望んでいる。

    などの主張は納得できるものです。

    同時に、彼女が立憲民主党に対してやや距離を起き出しているようにも見えます。

    左翼勢力は、今回の選挙の結果、四分五裂する可能性もあるんじゃないですかね。

  23. HNわすれた より:

    人民(国民)は成熟が足りなくてレベルが低い。だから、この選挙結果によって委員長はやめる必要はない、というのですから、共産党は、人民(国民)の投票する選挙なんてカンケーねえよ、ということらしいです。宮本検事以来、いやその前も代々、党首は10年も20年もその地位を保ってます。プーチンだって、習近平だって毛沢東だってそうだったのですが、とにかく党は正しいらしいです。 若い頃、共産党に入れていたこともある自分としては、今になってすくみあがって冷や汗をかいています。

  24. 門外漢 より:

    党名を変えて出直しだなんて意見があるそうですね(党内から)。
    何回変えたら気が済むんでしょう?
    本当に変えたら大笑いです。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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