いつのまにか高齢者6割「少なくとも1回は接種済み」

東京五輪直前になって、東京都では新規陽性者数がかなり増加しています。気がかりです。ただ、それと同時に、高齢者へのワクチン接種が進んだためでしょうか、「感染の質」はかなり変わってきました。また、データ上は高齢者へのワクチン接種が1回目で6割、2回目で4分の1を超えましたが、データの反映が遅いことを考慮に入れるなら、高齢者の3分の1近くが現時点までに2回目の接種を終えた可能性すらあります。

東京都で新規陽性者が急増

昨日は東京都で再び新規陽性者数が増加に転じました。

新規陽性者数自体は714人で、前日比+238人・前週比+138人と大きく増え、また、7日間平均値についても490人と、これも前日比+20人・前週比+58人を記録しています。

東京都の状況(6月30日時点)
  • 新規陽性者数…714人(前日比+238人・前週比+138人)
  • 7日間平均値…490人(前日比+20人・前週比+58人)

(【出所】『東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)

大変に気がかりです。

最近落ち着いていた新規陽性者数が、五輪直前期にいきなりリバウンドするというのは、何らかの理由があったからなのでしょうか。このあたりについては、よくわかりません。

感染の「質」を見る

むしろ「危険指数」の伸びは鈍化している

ただ、あえて批判を朝地で申し上げるならば、この状況は果たして本当に「懸念すべき」なのでしょうか。

普段から当ウェブサイトでは、感染人数の絶対値もさることながら、感染者の「質」も重視すべきだと申しあげているつもりです。具体的には、医療従事者や重症化率が高いとされる高齢者の感染が抑制されていれば、医療崩壊のリスクは各段に低くなるのではないか、という仮説です。

これに関連し、昨日の『急低下する東京都重症化危険指数』では、当ウェブサイト独自の試みとして、東京都の新規陽性者数に関するオープンデータの年齢情報をもとに、「感染危険指数」のような考え方を提示してみました。

これは、厚生労働省が作成する『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』という資料の4ページ目に掲載されている「30歳代と比較した場合の各年代の重症化率」という図表をもとに、新規陽性者数に年代別重症化率を乗じて集計しなおした指標のことです。

具体的には、30歳代を1としたときに、重症化率は10歳未満で0.5倍、10歳代で0.2倍、20歳代で0.3倍と極めて低く、その反面、40歳代では4倍に、50歳代では10倍に、そして60歳代以降は25倍(60歳代)、47倍(70歳代)、71倍(80歳代)に増えるそうです。

なお、90歳以上については78倍だそうですが、100歳以上についてはデータが示されていないため、当ウェブサイトでは90歳と100歳を同じ「78倍」と置いて、実際の新規陽性者数(左軸)と、年代別にその倍率を加重じた「指数」(右軸)をグラフ化してみました。

危険指数は「範囲内」に!

これについて、昨日時点でアップデートしています。具体的には、1年間データで示したものが図表1、年末年始の新規陽性者数が激増した時期に焦点を当てたもの(いわゆる第3波)が図表2、2月10日以降昨日までに焦点を当てたもの(いわゆる第4波)が図表3です。

図表1 東京都重症化危険指数(1年分)

(【出所】『東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータに上記倍数を乗じて作成)

図表2 東京都重症化危険指数(第3波期)

(【出所】『東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータに上記倍数を乗じて作成)

図表3 東京都重症化危険指数(第4波期)

(【出所】『東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータに上記倍数を乗じて作成)

いかがでしょうか。

この「指数」(表示は新規陽性者数×10倍)、実際の新規陽性者数とは微妙にズレが生じているのですが、とくに第3波直後の時期に高齢者感染率がやたらと高くなっていた時期に大きく出ているものの、それ以外の時期はほぼぴったりと重なっていました。

ところが、これについて高齢者向けの接種が加速し始めたと思われる6月以降、両者に顕著なズレが生じています。昨日時点でもこの「危険指数」がピョコンと跳ね上がっているのですが、新規陽性者全体と比べれば、その伸び方は鈍いのです。

いずれにせよ、データの期間も短く、現時点において高齢の感染者数が「激減した」とまでは断定し辛いのですが、その兆候という意味では間違いなく表れているのです。

メディア報道をちゃんと検証する

さて、昨日の『「1日100万回接種計画の荒唐無稽」=特定メディア』では、『日刊ゲンダイDIGITAL』というウェブサイトに先月掲載された、次のような記事を紹介しました(更新前の当初版の公表日時は2021/05/10 14:15)。

菅首相がシャカリキ「ワクチン1日100万回」計画の荒唐無稽

―――2021/05/11 13:25付 日刊ゲンダイDIGITALより

記事タイトルでもわかるとおり、菅義偉総理大臣が5月7日の記者会見で「ワクチンの1日100万回接種を目指す」と述べたことを強く批判する記事です。いや、批判というよりも「難癖」と述べた方が正確でしょうか。

菅総理は間違いなく内閣総理大臣という「権力者」であり、その権力者である菅総理を舌鋒鋭く批判する権利は何人に対しても保証されています。

しかし、だからといって「荒唐無稽」だ、「無理筋な精神論でしかない」だ、「口から出まかせ」だと口汚く罵ったわけですから、本来ならば日刊ゲンダイも、同じくらい厳しいトーンで批判されることを甘受せねばならないでしょう(当ウェブサイトではそこまでするつもりはありませんが…)。

ワクチン接種は1日100万回を大きく超過

ただ、その一方で、ワクチン接種については相変わらず急速に進んでいます。

昨日(=6月30日)時点で取得した「ワクチン接種記録システム(VRS)」のデータ(つまり6月29日までの接種データ)によると、ついに「1日100万回接種」を達成した日が、データからも確認できるようになりました。

具体的には、1,000,025回を記録した、6/23(水)です(図表4)。

図表4 ワクチン接種実績(医療従事者等に対するものを除く)

(【出所】6月30日時点で取得したVRS『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』のオープンデータより著者作成)

これについては本日時点で取得したデータ、明日時点で取得したデータなどをチェックすれば、おそらく「1日100万回」を超えていた、という日が、ほかにもいくつか生じてくるはずです。普段から申し上げているとおり、このVRSデータはバックデートでの入力が大変多いからです。

また、「データ公表日」ベースで比較したものが、次の図表5です。

図表5 総接種回数の増分(公表日ベース)

(【出所】VRS『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』で提供される6月7日(月)~6月30日(水)分のオープンデータより著者作成)

これで見ると、6月29日(火)に公表されたデータでは、前回対比の増分が150万回近くに達しています。一般に火曜日に公表されるデータ(つまり月曜日までの接種実績データ)は増える傾向があるのですが、それにしても凄い話です。

これについては昨日、つまり6月30日(水)では100万回を大きく割り込んでいますが、その理由はさだかではありません。

ただ、接種回数が増えすぎたためでしょうか、ワクチンの運搬が間に合わなくなり、現在は職域接種の新規受付の一時中止に追い込まれてしまいました。まさに、5月上旬で「打ち手不足」を批判していたメディアの基準に照らすならば、これは間違いなく、「嬉しい悲鳴」のようなものでしょう。

接種「率」で見れば大変な進捗

少なくとも、マスメディアが喜んで政権批判につなげるべき話題ではないことだけはたしかでしょう。

その証拠でしょうか、本稿ではもうひとつ、こんなデータについても紹介しておきましょう(図表6)。

図表6 接種率

(『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータより著者作成。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、全体接種率は累計接種回数を1億2712万8905人で割ってもとめたもの)

累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の日本の人口で割ると、接種率が出て来ます。65歳以上人口は3548万6339人、全人口は1億2712万8905人だそうです。

この接種率が、一昨日の時点で、高齢者については1回目が60.26%、2回目も26.46%近くに達しています。また、医療従事者等で先行したこともあり、全体の接種率も1回目が22.74%、2回目が11.48%でした。

普段から申し上げているとおり、VRSデータ自体がかなり遅れて集計されるため、現実には、高齢者に関しては1回目は60%どころか7割近くに達していても不思議ではありませんし、2回目接種も3割を超えた可能性があります。

さらに、全体に関しても、1回目は日本の人口の4分の1、2回目も15%近くにまで達していると見るべきかもしれません。

こうした客観的な事情を踏まえるならば、東京都のリバウンドについては油断大敵ではあるものの、過度に恐れるべきでもないと考えて良いでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. めがねのおやじ より:

    東京都は人出が多過ぎですねー。動画で見る限りですが。他の大都市も一気に人出は増えてますが、新規感染者はほぼ、東京都のみ昨週、2週前より増えてます。

    気がかりだし、またイチャモンつけられるかと思うと、気分悪いです。ああ大禍なく、早く五輪始まって終わって欲しい!

    1. 矢塚 より:

      めがねのおやじ様

      「早く五輪始まって終わって欲しい!」なんて言っちゃだめですよW
      気持ちはわかりますが、五輪は楽しまなくっちゃね。
      特定勢力の思うつぼになっちゃいますよ。

      危険指数など面白い数値をありがとうございます。
      重傷者数で検証が出来るかと思いますが、感染者数から二週間程度の遅れですかね。
      五輪の頃には目に見えると良いですね。

  2. 元一般市民 より:

    いくつかの自治体から、『ワクチンが足りない』、『要求した数が供給されない』といった(だから今の政府はダメなんだ)報道が出ており、一方で、田村厚労大臣は、『足りないはずは無いんだけど・・・』と記者会見しています。
    もしかして、会計士さんの推測通り、自治体がVRSに入力してないからなんじゃないの?と思ってしまいますね。

  3. ポプラン より:

    ありがとうございます。
    いつも冷静で知的な議論で楽しませて頂いています。
    7月12日以降もマンボウ継続かつアルコール提供制限
    オリパラもアルコール提供無しで無観客と言うのが
    政権にとっては安全な選択だろうと思います。
    IOCは不満でしょうね。
    スタジアム内でシェフの料理と美酒で楽しみたい貴族様には
    北京までお待ちいただく方が良いです。
    ワクチンと無観客で少し落ち着きそうに思いますが。

  4. 匿名 より:

    五輪ボランティアの接種が間に合いそうにないのがアレですね。

    1. 匿名 より:

      公平性ガー、オリンピックありきガーって声に負けなければ十分に間に合ったのにね。
      オリンピックは危険って信じているなら、せめて関係者、ボランティアの方にはワクチン接種への理解が欲しかった。

  5. sqsq より:

    コロナによる累計死者数が15000人に近づいています。最初の死者が2020年2月ですから、ほぼ1年半で15000人、ざっと年10000人でしょうか。死者の96%、つまり10000人のうち9600人は60歳台以上ということです。ワクチンが効いて、せめて3分の2の人が死なずに済めば、年間のコロナによる死者数は3600人にまで減る計算になります。
    インフルエンザによる死者数は2018年に3300人余りだったそうです。
    高齢者のワクチン接種が済んで、「コロナはインフルエンザ並み」ということになればうれしいのですが。

  6. G より:

    7月末に接種完了したければ7月2週目はじめまでには1度目の接種がされてる必要があります。希望しない人、健康上の理由で接種出来ない人もいることをかんがえると、その辺までで8割以上の接種率にはなるはずです。

    ワクチンの感染予防効果についてはまだ知見が不足しているようですが、『危険指数』でもっていろいろ推論していくのは意味ありそうですね。

  7. どみそ より:

    うちの町では 1か月以上前に65歳以上の全高齢者に接種券を発送しているにもかかわらず、予約率が73%にすぎません。
    もちろん現在、申し込めば2,3日先に接種できるほどの空きがあります(第二の優先接種対象者に まだ接種券を発送していないので)。
    予約申し込みした人の1回目接種率は86%です。
    全高齢者に対する接種率は63%です。

    うつ、うたないは 個人の自由なのですが うとうとする高齢者が73%にすぎないということ どうなのでしょうか?
    みなさんの まちでは 高齢者の接種希望率どのくらいでしょうか?
    希望する高齢者全員がうっても 73%。若い世代はもっとうたないでしょうから 結局最終的に 全国民の接種率は50%台になるのかもしれません。

    ハイリスクを自覚しているはずの高齢者が うちの町ではなぜ予約低調なのか 不思議に思います。

    1. 埼玉県民 より:

      どみそさま
      意識高い系の年よりが多く、よほどお元気な方が多く、これから子供作る気たっぷりなので、次世代の遺伝障害が怖いのでしょうか?
      うちの町は、昔のニュータウン(今のオールドタウン)で高齢者たっぷりですが、
      90%ちかく予約しており、第1回接種率75% 第2回30%超えです。

    2. ミディアムユーザ より:

      どみそ様
      地域にもよると思いますが、累積感染率が1%程度で、死亡者が1万数千人ですから、自分の周辺で罹患したり亡くなったりした例を知らない高齢者がほとんどでしょう、73%の接種率は高い方だと思います。
      むしろ、比較的高齢の現役世代の方が自分の仕事に影響がでているでしょうから接種希望率が高いのかもしれません。
      コロナ流行が収束しても、静かな感染は続くでしょうから、ここでワクチンを接種していない方は肺炎で死亡する確率が高まるように思います。肺炎の原因はSARS-V2以外にも沢山あるのでその時点では問題にならないでしょう。

      肺炎で死ぬのは苦しそうなので、私は武漢肺炎ワクチンを接種します。

  8. 埼玉県民 より:

    新宿会計士様
    毎日の更新ありがとうございます。
    ”重症化危険指数” いいですね!そもそも感染者数ではなく、陽性者数ですから、
    今後の重症化や死亡者を予測するには、年齢別重症化リスク係数で加重調整するのは、すばらしいアイデアで本当リスクを見える化しています。 テレビの視聴率では、購買性向の低い年よりは、コア視聴率より除外される真逆です。 さざなみ大炎上の嘉悦大学高橋洋一教授にも是非本”重症化危険指数”ご活用いただき、各種メディアで感染予測やリスク分析にご活用いただきたいと思います。 勝手ながら本記事URLを高橋洋一ちゃんねるのコメントで紹介させていただきました。

  9. 人工知能の中の人 より:

    1日100万回接種にケチつけてた日刊ゲンダイは、後日の達成を見て見ぬふりして今は職域接種の申請停止にケチをつけていますね。

    モデルナワクチンの供給はどうなっているか、職域接種の申請数が過剰か、接種対象が適性かどうかの調べも無しに批判非難だけ紙面にのせるやり方はどうなんだいって感じです。

  10. だんな より:

    昼飯(チャーハンの半ラーメン)を食べながら、ふと思った事。

    先進国でワクチン接種が進んでいます。
    大リーグ中継を見ても、マスクをしている人を見かける事はありません。
    日本で集団免疫が獲得されたら、マスクをしない社会に戻るんでしょうか?
    なんか、日本人だけ引き続きマスクをしてそうな気がする、どんよりとした午後ニダ。

    1. sqsq より:

      私もそう思います。
      訪日外国人が奇異に感じることの一つが日本人のマスク。
      冬はインフルエンザに風邪、春先は花粉のため。
      BBC(イギリスの放送)でG7の超過死亡を特集しているのを見たけど、日本だけがマイナスで、他の6か国はプラス。プラスは当然コロナ死によるもの。日本がマイナスということは毎年の風邪やインフルエンザでの死亡がマスクでかなり防がれているということ。日本のメディアはコロナ禍の悲惨と政府の無策、ドタバタをクローズアップしたいから、こういう良いニュースは取り上げない。

  11. 匿名 より:

    >高齢者に関しては1回目は60%どころか7割近くに達していても不思議ではありませんし、2回目接種も3割を超えた可能性があります。

    強く同意します(むしろ7割、3割を超えていると推定する側です)。
    これからの問題は、登録処理のバックログ(後日の登録)が余りにも多く(私は5百万あっても不思議ではないと考えています)。それが需給計算に多大な不確定要素となっているのではないか?と思っております。

  12. どみそ より:

    皆様
    ご返信いただきありがとうございます。
    わたしは 医者にやったら危ないといわれるほどのアレルギー持ちや やっても効果がないというような免疫抑制剤使用中の人以外は やったほうがいいとおもっています。
     でも 自分は打たず誰かがワクチンをうって ノーリスクで集団免疫の恩恵にあずかろうとする人が多数出てくると思います。

    集団免疫ができると安心のような意味での報道が多数ですがそれは 間違っていると思います。
    集団免疫ができた場合 大流行はおこらなくなるでしょう。
    しかしコロナウイルスはどこかに潜み 散発的な感染は続くとおもいます。
    ワクチン接種済み者が感染した場合は軽い症状、接種をしていないものは従来通りの重症・死亡に至るかもしれない症状。

    集団免疫ができれば コロナがいなくなると 思っているひと 多いのではないでしょうか。

    マスコミさんは 批判記事が大好物すぎて 重要な情報は熱心に伝えません。

  13. 匿名 より:

    外国人観光客数を目標にしないのと同じで、ワクチン接種も大事なのは数ではなく、その内容
    必要な人(主に高齢者)に速やかに十分行き渡らせることが重要
    若者の重症化リスクと副反応リスク、未知の中長期的リスクも考慮して、国民の健康被害をどれだけ最小化できるか
    冷静な戦略が求められています

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