日韓首脳会談ができなかった文在寅大統領の「選択肢」

先週は、韓国に関連し、さまざまな「不思議な記事」を見かけました。たとえば、韓国の政治家が「日本が国際法を守れと言ってくるのは無礼だ」、「東京五輪ボイコットで日本の悪い癖を叩きなおせ」、「もう我が国はG8加盟国だ」、といった発言の数々です。ただ、基本的に「日米韓3ヵ国首脳会合」が開催されていないのに、「日韓首脳会談」が開催されるとは考え辛く、現状では、やはり「韓日首脳会談見送り」は韓国のウソと考えて良いでしょう。

「あれ?この記事、おかしいよね?」

当ウェブサイトはこれまで、「韓国専門の解説サイト」である、などと標榜したことはないつもりです。

ただ、人間だれしも、あまりにも突拍子のない記事を読んでしまうと、「これって、おかしな記事だよね?」「僕の(私の)感覚って、間違ってないよね?」と確認したくなるものです。

ネット社会の長所は、こうした「明らかにおかしな情報」に接したときに、「これっておかしいよね?」と確認する場を、そのニューズサイトの外に探すことができる、という点にあるのだと思いますし、当ウェブサイトにもそのような場を提供する機能があると自覚しています。

当然、当ウェブサイトで韓国について取り上げる機会が多かったのも、「これって、おかしな記事だよね?」と多くの人が感じてしまうような話題が、どうしても韓国に集中してしまうからなのでしょう。

もっとも、「これって、おかしな主張だよね?」と多くの人が感じるような話題は、べつに韓国に限られません。

たとえば、消費増税を筆頭に、「国の借金」という誤った概念を振りかざし、「日本経済を破壊してでも、何が何でも増税を」という姿勢を取る財務省に対しても、「あの人たちっておかしいよね?」と感じる人は、徐々に増えているのだと思います。

また、「テレビを設置したら、事実上、NHKに受信料を支払わなければならない」という仕組みに対し、「これって、おかしいよね?」と疑問を持つ人が増えていることもまた事実でしょう。NHK受信料問題は、それだけで本が1冊も2冊も書けるほど、根が深いものです。

こうしたなか、『時事通信の世論調査で立憲民主党の支持率「3%割れ」』などでも触れたとおり、最大野党であるはずの立憲民主党に対する支持率が低迷しているのも、やはり「立憲民主党の人たちの行動って、おかしいよね?」と思う人が増えていると考えるのが自然な解釈ではないかと思う次第です。

「日本は小児病」「日本は外交欠礼」…不思議な報道の数々

ちょっと前置きが長くなりましたが、本稿では先週までの韓国の動きについて、簡単に振り返っておきたいと思います。

先週、当ウェブサイトでは韓国論が久々に盛り上がったのですが、そのやはり最も大きな理由は、韓国メディアから奇妙な報道が相次いだことにあるのだと思います。

たとえば『韓国与党議員「日本の行動は小児病的」、自己紹介か?』などでも紹介しましたが、現在、韓国国内では、「英国のG7会合にあわせて韓日略式首脳会談が行われることで両国が合意していたのに、日本が一方的にキャンセルした」ことが、事実であると認識されている楊なのです。

これに関連し、次のような話題がありました。

  • 韓国国立外交院の金峻亨(きん・しゅんきょう)院長は15日、ラジオ番組に出演し、日本が「1965年の条約をそのまま受け入れよ、慰安婦合意をそのまま受け入れよ、強制徴用で譲歩せよ」という3つの条件を出していることを「外交的無礼」と呼び、日本を批判した
  • 与党の尹建永(いん・けんえい)議員は17日、ある番組のインタビューで、「日本の態度は小児病的だ」、「日本の悪い癖を直すために東京五輪不参加を検討すべきだ」とする趣旨の発言をした
  • 与党の宋永吉(そう・えいきち)代表は18日、国会で開かれた最高委員会議で、「日本の反対でG7への韓国の追加は実現しなかったが、今回のG7では、韓国が事実上G8の役割を果たしたという評価を得た」、とする趣旨の内容を述べた

…。

どれも、なかなか凄い発言ばかりです。

「韓国=G8」説と韓国の思い上がり

なかでも傑作(?)なのは、「韓国=G8」説でしょう。

そもそもG7が「自由、民主主義、法の支配、人権尊重、平等」といった「普遍的価値」を共有する国の集合体であり、また、今回のG7では日本がかねてより外交の基軸に据えている「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)も、共同声明に織り込まれたという事実は否定できません。

また、今回のG7では、5月の外相会合などと比べてややトーンダウンが見られるとはいえ、中国に対して強く牽制する声明が出されたほか、台湾海峡の安定や東京五輪に対する支持へのコミットメントなども盛り込まれました。

本気でこれらを追求していけば、中国と米国のあいだでどっちつかずの外交姿勢を取っている韓国にとっては、立場はかなり厳しい状態となりかねません。

それに、韓国国内で「韓国=G8」説が浮上しているのと裏腹に、今回のG7ゲスト国は韓国だけではありませんでした。豪州、インド、南アフリカの3ヵ国も含まれており、とりわけ豪州については、日本としては「FOIP」「TPP」を通じて深くつながっている相手国でもあるのです。

こうした事情を踏まえず、先進国としての覚悟や気合いがあるかどうかについても疑わしいなか、軽々しく「G8」とは、なんとも面黒い話ですね。

「日米韓」がないのに「日韓」が開催されるはずない

さて、日韓関係を巡っては本日以降もさまざまな話題が出てくる可能性があると思うのですが、その前に、本稿では少しだけ整理しておきたいのが、「日韓首脳会談」と「日米韓3ヵ国首脳会合」です。

韓国国内で現在、(なかば一方的に)盛り上がっているのは、「韓日首脳会談の開催にいったんは合意しておきながら、日本が一方的にこれをキャンセルした」という「外交欠礼」の話題です。

ただ、個人的な感覚では、おそらく韓国側で報じられた、「韓日首脳会談の日本キャンセル」説については、韓国側のいつものウソ、という可能性が最も高いと考えています。

韓国政府が2018年12月、自衛隊P1哨戒機に対する火器管制レーダー照射事件を発生させておきながら、「日本が低空威嚇飛行をしてきた」などと全力でウソをつき、話を誤魔化した事実を思い出すならば、韓国政府はその程度のウソくらい平気でつくと判断できるからです。

そして、そのように考える理由は、火器管制レーダー照射事件だけではありません。

以前の『「日韓」と「日米韓」を明らかに分けて考える日本政府』などでも触れたとおり、現在の日本政府は「日韓2ヵ国関係」と「日米韓3ヵ国関係」を分けて考えているフシがあり、さすがに「日米韓3ヵ国首脳会合(サミット)」くらいは実施されるのではないかと思っていました。

しかし、現実には、日韓、日米韓ともに開催されずに終わりました。

しかも、「日米韓」については、『日米韓3ヵ国首脳会談は見送り?』でも核にしたとおり、すでに今月上旬の時点で「見送り」観測は出ていました。ジェイコブ・サリバン米大統領補佐官が現地時間7日の記者会見で「米・日・韓3ヵ国の首脳会談は現時点では予定されていない」と答えた、とするものです。

日韓首脳会談は「見送り」じゃなく「そもそも計画されず」、か

このあたり、少し意外な感じがしたことも事実です。

日本政府はむしろ、口を開けば「北朝鮮に対処するための日米韓3ヵ国連携」に言及してきたわけであり、せっかく日米韓3ヵ国の首脳が集まる機会を活かそうとするのではないかと考えていたからです。

このあたり、なぜ「日米韓会合」が行われなかったのかについては、現時点で「こうだ」と断定するだけの材料が不足していますが、それでも敢えて仮説を持ち出すならば、日米両国が文在寅(ぶん・ざいいん)政権を見限ったから、という可能性くらいはあると思います。

(※もっとも、その可能性にしても、現時点において確たる判断根拠はありません。あくまでも「可能性の推察」です。)

ただ、ひとつ明らかなことがあるとすれば、現在の日本政府にとって、「日米韓」の重要性は「日韓」よりも高いことです。自然に考えて、そもそも「日米韓3ヵ国首脳会合」が開催されていないにも関わらず、日韓首脳会談が開催されるはずなどあり得ません。

やはり、日韓首脳会談が開催されなかったことは、「予定されていたけれども日本政府が見送った」からではなく、「そもそも最初から予定されていなかった」と見るのが正解でしょう。

五輪ボイコット?竹島上陸?

もっとも、韓国側がそこまでして日韓首脳会談に拘っているというのは、やはり、それだけ文在寅政権の危機感が強い、という証拠に思えてなりません。

4年少々の任期で、南北関係改善を筆頭に、何ひとつとして達成できた政策目標もなく、それどころか、日本、米国、北朝鮮との関係を悪化させ、さらに中国への属国化が顕著になった、というのが、彼の遺した事績、というわけです。

そのように考えていくと、文在寅氏も残り任期が10ヵ月少々、自身が完全に求心力を失うであろう次期大統領選までならば8ヵ月程度となるなかで、彼なりの「焦り」もあるのかもしれません。

いずれにせよ、見たところ、文在寅氏は人当たりは非常に良さそうですが、残念ながら実務能力面では決して十分ではなく、その結果が現在の惨状、というわけでしょう。

東京五輪開会式までの1ヵ月間で、もしかすると、日韓関係にはもう一波乱(たとえば東京五輪ボイコット宣言、文在寅氏の竹島上陸など)があるのかもしれないと楽し懸念する次第です。

読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    日韓関係なんて現状米韓関係がうまく行っていればそれなりに機能するものですし、日米はちょっとした打ち合わせみたいな会合がありましたけど、米韓ってありましたっけ?下手に米国や日米韓で合うとFOIPに引きずり込まれちゃうし、三不一限の誓いにも抵触して中国にぶん殴られるので、韓国としてはできるだけ米国とは接触したくなかったと思います。日米韓・米韓が韓国のせいで流れたという辺りをごまかすためと、日本と会談して文句を言う絵を撮らせてもらえなかった恨でとりあえず日本を攻撃しているというのが現状ではないのだろうかと。

  2. 京ET より:

    日本を嘘で攻撃しはるのはともかく、それらの事実をどれほどの日本国民が知っているのかが、気になります。
    (【小児病】 1 小児に特有な病気の総称。ジフテリア・はしか・百日ぜきなど。小児疾患。 2 考え方や行動が幼稚で、極端に走りやすい性向。「左翼 小児病 」)
    小児病の小生だけが知って、気にしているのかなー。

  3. 月長石 より:

    見出しの部分ですが
    >>基本的に「日米韓3ヵ国首脳会合」が開催されていないのに、「日米首脳会談」が開催されるとは考え辛く

    「日米首脳会談」は「日韓首脳会談」の誤りではないでしょうか

    1. 新宿会計士 より:

      月長石様

      ご指摘ありがとうございました。修正します。

      今度とも何卒よろしくお願い申し上げます

  4. めがねのおやじ より:

    なるほど、韓国得意の嘘つきですか。ジェイコブ・サリバン米大統領補佐官が「米・日・韓3ヵ国の首脳会談は予定されていない」と答えた、そう思い出せば納得です。

    韓国側が今になって日韓首脳会談は日本が一方的にキャンセルした、と言っているのは、やはり、文在寅政権の危機感が強い(というかゲームセット)。

    親愛なる北朝鮮には怒られ、中国には睨まれ、監獄行きが待っている。東京五輪はイチャモンつけて、不参加(ヨ!待ってました!)、竹島上陸してスピーカーで罵しる、徴用工裁判を徹底的に日本企業敗訴、資産奪うーーぐらいやりそうです。

    1. めがねのおやじ より:

      追伸です。

      英国空母打撃群「クィーンエリザベス」はじめ多艦船が英国を出港、途中でいろいろな海域で他国と演習しながら日本に来ます。日本、米国との合同演習は決まってますが、釜山にもよるらしい(笑)。

      この時、韓国は「日本海自は旭日旗降ろせ」とヌカスのでしょうか?しかし、名目は英国大艦隊のメンバーによる、インド洋太平洋の「開かれた自由な航海」にあります。

      韓国がイチャモン付けたら、日本は日本海で留まるか、英国らが「世界の海軍の常識を逸脱している」と、総軍引き返し、日本海での演習になるか、とてもたのかなしみです。

  5. だんな より:

    韓国の外交は、内政の延長で、韓国国内の真実を他国に強要し、韓国国内の問題を解決させようとします。
    文政権の外交実績について新宿会計士さんの認識は、韓国政府のそれと比べて大きくて乖離しているでしょう。
    韓国政府の真実では、「韓国は、外交の天才文在寅によって、K防疫などなど様々な業績によりG8に相当するほど国格が上昇した」事になっています。
    その為日本は、韓国に嫉妬して日韓首脳会談を拒否しているという話の流れが、韓国人に受け入れられやすく、韓国の考える都合の良い設定になっていると思います。
    文政権は、国際違反状態である事を認めておらず、それを解消する事は無く、日韓首脳会談は、開催されないでしょう。
    文大統領にとっての最優先事項は、選挙後に韓国国内で無事に過ごす為に「左派系の次期大統領を当選させ、影響力を持ち続ける」になるでしょう。
    一方で文大統領は、これまでに反日しすぎて、その強度を調節しているのが、現状だと思います。
    当面この流れが続いて、口攻撃しか出来ずに、韓国の反日が強まるのは、「早くても秋以降になる」と予想します。来年になれば必要に応じて、反日の強度を上げて来るでしょう。

  6. イーシャ より:

    文大統領へ。
    日米からはワクチンを恵んでもらえないという事実を、そろそろ受け入れましょう。
    宗主国様にお願いするしか道は残っていないのですよ。
    中国でもロックアップが再開しているようだから、恵んでもらえるかどうかはわかりませんけどね。

    常識的には、列に並んで買えばいいはずなんですが・・・

    1. ちかの より:

      イーシャ様
      そうです。
      自称G8?の先進国がCOVAX からワクチンを受けるのはおかしい。
      COVAX はワクチンを共同購入して途上国などに分配する枠組み、ですからね。

    2. マスオ より:

      イーシャ様、私も偉大な文大統領にお手紙を書きたいと思いますw
      —–
      文大統領殿

      お正月には元慰安婦勝訴の判決に「困惑している」と述べ、駐日大使には東京オリパラには「成功に協力する」と述べさせ、自称徴用工判決は3日も前倒しで判決を出させて、日本政府の意向に沿った行いをして、日韓首脳会談を、したくてしたくて、必死なのが私にも伝わってきます。
      残念ながら実現しませんでしたが。。。(笑)

      日本には「押してもダメなら引いてみな」と言う諺があります。このように日本の意向に沿った判決や、発言で気を引くのではなく、是非とも反日を全開にしていただき、もうどうにも止まらないところまでやっていただいた方が、首脳会談に近道かもしれません。
      まずは、オリンピックのボイコットからやってみてはいかがでしょうか。

      これから暑くなりますので、火病にご留意ください。

  7. だんな より:

    昨日いくつかのテレビ番組で、G7で日韓首脳会談が行われなかった話題が、取り上げられていました。
    基本的に「日韓の発表が異なる部分」についての議論が多く、韓国政府の国際法違反を指摘する事は有りませんでした。
    日韓首脳会談が行われない事は、日米関係やG7の中で、対中国戦略上、日韓間だけの問題では無いというアンカーの発言か出た番組も有りました。
    韓国の問題を矮小化して、日本政府の問題を肥大化させる印象操作だと思います。
    また、「日韓関係は良好であるべき」というデフォルトは、まだまだ根強いなと思った次第です。

  8. 豆鉄砲 より:

    これこそが韓国が韓国たる用日ではないのでしょうか。日本を言い訳にしとけば国民を手懐けるのに足りると。

    いつまでもやってればいいと思いますね、価値観外交に乗り遅れるだけなので。

  9. 匿名 より:

    まあ、実務者同士で
    韓国 日韓会談しましょうよ〜(願望=既成事実)
    日本 時間とれるか総理に一応きいてみるけど…
    というのが実情でしょうな

  10. だんな より:

    デイリー新潮から
    どうしても「日韓首脳会談」をやりたい文在寅 マンガのような韓国の悪あがきに唖然
    https://news.yahoo.co.jp/articles/6a9aed3fbe82cf847222560a27d3f4d66bd6c90a?page=1
    韓国側の言い掛かりについての反論などがあります。
    韓国政府の嘘について議論する事は、あまり生産的では有りません。嘘が両者の見解の相違によるもの等と、0:100理論で言うと韓国が0では無い裁定になるからです。
    最初から「嘘」と断定していた私としては、どうやって「韓国政府の言う事の大部分は嘘」を一般化するかが、課題だと思いました。

  11. より:

    G7直後に開催されたNATO首脳会議では、中国の「野望」を明確に名指しで批判したようです。中国を「システミックな挑戦者」(第55項)と呼び、NATOにとっても重大な安全保障上のリスクと位置付けています。もう一歩進んだら「敵国」との表現にもなりそうです。

    https://www.nato.int/cps/en/natohq/news_185000.htm?selectedLocale=en

    日本以外のG7各国はNATOのメンバーであり、そして日本もNATO日本政府代表部(ブリュッセル。大使はベルギー大使が兼轄)を2018年に設置するなどNATOとの関係を年々深めています。その意味では、特に安全保障面に関しては、NATOの動向は日本にとっても重要であると考えるべきでしょう。

    上記共同声明では、日本との関係について、オーストラリア、ニュージーランドおよび韓国とともに、Asia-Pacific Partnersとして、協働の安全保障やルールに基づく国際秩序を推進するために政治的な対話と協力を拡大していく(第73項)とあります。G7共同声明や最近の英仏海軍(+
    ドイツ)の動きを考え合わせると、一応触れておく的な総花的な文面からさらに一歩踏み出し、実際の軍事行動にまで動き始めたと見ることもできそうです。
    もちろん、NATOはそもそも北大西洋を挟んだ同盟であり、対ロシアを主眼としたものであって、加盟国のほとんどは碌に海軍も持っていないような国々なので、NATOとしてインド太平洋に直接コミットしてくることは考えにくいのですが、そのNATOが中国を安全保障上のリスクとして認識するようになったというのは、間接的にでも日本の安全保障戦略にとってプラスだと考えます。

    このようにG7のみならず、NATOもまた中国を「挑戦者」と位置付けました。日本としては、意に適う方向なので全く問題はありませんが、さて、韓国はどうでしょう? 経済的な面から中国に何らかの未練を残している国はG7にもNATO諸国にもあるでしょうが、安全保障面で中国に対して宥和的な国はありません。しかし、「三不の誓い」を捧げてしまった韓国は、明らかにこの流れには沿っていません。つまりは、G7/NATOの輪から脱落しかねない状況にあります。そして、おそらくは韓国はそのことにまるで自覚がないのです。そこまでは視野が及んでいないと言った方が正しいかもしれません。
    文在寅大統領が北朝鮮のことしか頭にないというのは、すでに誰もが知っています。アメリカは「日米韓」を機能させるためには、まず日本との関係を改善してからにしろと要求していると見られ、致し方なく日本へのアプローチを試みようとしてますが、日本から全く相手にしてもらえないため、その方向性は頓挫しています。EU(NATO)諸国も相手にしてくれません。となれば、中国に一層近付く以外に打開策がありません(実は打開策にもなってないことにも気づいてない様子)。しかし、これ以上に中国に接近すれば、いよいよG7/NATOの輪から脱落することになります。それは同時に、西側からの脱落をも意味します。韓国の国益のことなど念頭にない文大統領は、そこまで突き進む可能性も否定できないと思います。
    文大統領が手詰まりであることを正しく自覚できれば、他のことは放擲して次期大統領選左派勝利のためだけに動く、つまりは外交的には何もしない(反日を除く)という可能性もあります。
    嗤える….もとい、残念なのは、どちらの道を辿っても結果はあまり変わらないということで、成果らしい成果が上がることはないでしょう。
    結局、残された任期で文大統領にできることは、愚民向けのプロパガンダを強化することしかない(上手くいくかは不明)ということになると思います。もしかすると、任期終了後に刑務所に入るだけで済んでくれるかもしれませんから。

  12. 愛知県東部在住 より:

    韓国政府並びに韓国メディア、さらには韓国の国民の多くに虚言癖や誇大妄想癖があるということは、随分と以前から指摘されてきたことではあります。殊に韓国や北朝鮮という国が成立する前の、李氏朝鮮時代に彼の地を訪れたイザベラ・バードを始めとした、数多くの西欧人らがその著書等の中でその傾向を認めていました。

    ではなぜ、そのような虚言壁や誇大妄想癖が、当時の朝鮮で蔓延していたのか、先のイザベラ・バードなどはその原因を当時の朝鮮時代の歪んだ社会システムにあるのではないかと考えていたようです。

    彼女は市民革命やピューリタン革命等を経て、議会制民主制度を確立した後の、19世紀のイギリス人の目から見た、李氏朝鮮社会の異様さを正確に書き写しています。両班階級のむごたらしい搾取や、それゆえに社会資本の蓄積の乏しさ等、西欧では考えられない李氏朝鮮の後進性をこれでもかとばかりに書き連ねています。

    そうした圧政から逃れるためには、中人や白丁等と呼ばれた下級階層の人々が日常的に嘘を吐くことは、生活防衛のためにはやむを得ない必須の手段であるのだと見抜いていました。中国でよく言われている「上に政策あれば下には対策がある」という奴ですね。

    もちろん善良な人々が全くいなかったわけでもなかったのでしょうが、残念ながらそうした人々にとって、当時の朝鮮という社会はあまりにも過酷で生きづらい世の中であったのだと思われます。

    誇大妄想癖についても同様のことがいえると思います。例えば”韓国はもはやG8の一員である”などという日本であれば考えられないような妄想を、堂々と韓国与党の国会議員が発言したり、それを中央日報をはじめとする、韓国を代表する立場にある大手メディアがそれを増幅発信している様子を見るに、この国は李氏朝鮮時代からあまり変化発展していないのではないだろうかと疑わせるに十分なほどなことが起きています。

    心理学的には、妄想癖というものは、心の防衛機制だとされているそうです。つまり心を不安定にさせる事態が生じたとき、1つには八つ当たりをする行動、2つには意識しないように抑制させてしまう心的抑圧、3つにはそれをばねにして逆に頑張り現実に立ち向かう、といった対処の仕方があるようです。

    3の行動までも妄想としてしまうのはどうかと思いますが、心理学的にはやはりこの範疇に組み込まれてしまうようです。つまり妄想の中にも、良い妄想とそうでない妄想があるということでしょうか。

    それはさておき、現在の日本と韓国を眺めたとき、それぞれの国がどのような対処の仕方を行っているかを、暇つぶしがてら考えを巡らせてみるのも面白い試みではないかと、個人的には考えている次第です。

    1. ラスタ より:

       部分的に反応します。

       イザベラ・バードさんは、著書「朝鮮紀行」において朝鮮の国土を絶賛していました。
       風光明媚、気候快適で土地は肥沃。
       これだけの国土を有していながら朝鮮民族は因習にまみれ、統治は抑圧と搾取を前提として成り立っている。
       この人々がマトモになりさえすれば、と。

       「日本奥地紀行」も書いているので、読み比べると視点の違いがわかります。
       「朝鮮」は未開地の探検記、「日本奥地」は欧米との比較という観点から、国土の評価と文明度の評価という書き方という対比がなされているように感じます。

       単なる個人的な旅行記ではなく、英国政府をスポンサーとした調査記録という前提で読むと、当時の英国が朝鮮や日本をどのように分析していたか、国際的な位置づけがどうであったか、推測するうえで参考になります。

       この両著はセットで読むべきものと思います。

  13. 匿名2 より:

    私も日韓米会談が行われなかったのは意外でした。米韓関係もずいぶん変化してきましたね。そもそも米にとっては日韓ともに米の属国くらいとしか思っていないのは確かです。特に日本とは会談が必要な理由などない。一方的に命令するだけでいいのですから。(菅さんを呼びつけ、命令を下し、ハンバーガーでも食わしておけばいい。)ただ、私は、力が弱りつつある米が、対シナへのスクラムという意味で、改めて日韓との絆を確認するという趣旨で、形の上だけでも会談をして、対シナのポーズをとると思っていました。・・だから英に頼んで韓国を招いたのだと。そう考えると韓国を呼んだ理由は、NO REDの踏み絵でしかなかったように思います。米は朝鮮戦争で流した血を無駄にするわけなどないと思えます。アメリカにとって韓国は対シナの地政学的に重要な占領地のみとの認識でしょう。RED寄りになりつつある韓国に米は最後通牒を突き付けた状況なのでは?そう考えると、日韓騒動で米が仲裁に入る必要などない。そして本当の意味での米韓の軍事同盟など考えていないのでは?それは情報漏洩、後ろ弾も十分にあり得る相手なのですから。アメリカが必要とするのは韓国の土地だけだと思えてきます。ところで財界と対米忠犬派は、韓国が対話の手を差し伸べているのに頑なにそれに応じない日本はいずれ米から強いお仕置きを受けるだろうなどと言っていますが・・。今、日本は米の力が弱くなり、自主国防、本当の意味での主権国家に、言わば忠犬からの脱却を狙えるチャンスだと思うのですが、どうなんでしょうか。見えてるところ、対米忠犬派と対シナ忠犬派に分かれて、特に対米忠犬派は、韓国と忠犬度を競い、圧倒的に勝利していると勝ち誇っていますが、いきなりご主人様にぶったたかれて意気消沈するなんてこともあるかも・・。です。

    1. より:

      かねがね、アメリカにとっては、対中国という観点からすると、朝鮮半島南部の土地は「あってもあまり困らない」あるいは「あったほうが良いかもしれないという可能性を必ずしも完全には否定しきれない…という見方もある」程度であって、けして「必要不可欠」とは言えないと主張しております。従って、日米韓という枠組みは朝鮮半島問題においてのみ有効であり得ると見ています。そして、韓国に従北左派政権が続く限り、朝鮮半島問題においてすらその枠組みは機能しません。まだアメリカ政府部内には未練派と呼ぶべき人たちが残っているようですが、彼らすらも、少なくとも文大統領の任期中はどうにもならないと匙を投げているように見えます。
      日本としては、対中国はもちろん、対北朝鮮においてすら、韓国が全くなんの役にも立たないことは明白なので、アメリカの顔を立てて付き合ってやっているというだけでしょう。別に、対米忠誠度を韓国と競っているなどということもないと思います。そんなことを気にするとすれば韓国だけであって、日本はそんなことを気にしている場合ではないし、気にする必要もありません。

      1. ラスタ より:

         南朝鮮がどの国から見ても役立たずなのは事実として、もう中共にくれてやれ、とはならないのが難しいところと思います。

         日本海の保安上、南朝鮮東岸やその島嶼に浮き島などで中共海軍基地を作られたら由々しき事態です。
         役には立たないけれど、米軍が存在することで中共の日本海進出に対する要害として機能しているのではないか。
         日本もアメリカも南朝鮮は不要だけど自由にさせるつもりは毛頭ない。というのが現状かと考えます。

    2. 名無しのPCパーツ より:

      >韓国が対話の手を差し伸べているのに頑なにそれに応じない日本はいずれ米から強いお仕置きを受けるだろうなどと言っていますが・・

      まあ、大統領交代までは大丈夫じゃね。
      バイデン氏みずから取り付けた慰安婦合意を破棄する大統領には期待しないでしょ。

  14. 七味 より:

    敢えて韓国が言ってることが正しいと仮定して何があったのかを想像してみたのです♪

    会談設定の経緯 
     ワクチン上げたから言うことを聞くだろうと思った米国が、対中国での結成を見せるために日米韓の会談を画策。そのおまけとして日韓会談を強要。

    ドタキャンの経緯
     G7前に、中国にお伺いをたてて指示を貰ってた韓国の姿をみて米国が「だめだこりゃ」と日米韓での会談を取りやめ。米国がうるさく言わないので日本も取りやめ。韓国ファビョーン!

    こんな可能性はどうかな?多少は信憑性を感じていただけるものになってるかな?

  15. 路傍の小石 より:

    匿名2様
    ⓵ >それは情報漏洩、後ろ弾も十分にあり得る相手なのですから。アメリカが必要とするのは韓国の土地だけだと思えてきます。
    ⓶ >特に対米忠犬派は、韓国と忠犬度を競い、圧倒的に勝利していると勝ち誇っていますが、いきなりご主人様にぶったたかれて意気消沈するなんてことも〜

    ⓵については仰る通りかと。原油等の横流し、火器管制レーダー照射、GSOMIA等々を目溢ししても、韓国内に対中前線基地を確保する米国の強い意思が読み取れます。しかし、ワクチン支援供給が基地従業員55万人分の割り当てだけで、後は放置同然で、台湾の扱いとは全く異なる。この経緯を見ても日米当局が韓国に✖️のレッテルを貼ったと思われ、当然、戦略物資である半導体も含まれます。

    ⓶について、仰っている意味が解りません。対米に関して日韓で忠犬度の競争をしていると見えるのですか? 韓国は米韓同盟にも関わらず米中間を飛び交う立ち位置不明のコウモリと貴方も認める所では? 日本は長らく日米同盟を基軸に今が有りますが、遥か以前に朝鮮との関係に尽力していた福沢諭吉先生は朝鮮の本質(朝鮮人のメンタリティー)を見抜き、脱亜入欧を進言しています。
    中韓を除く亜細亜も概ね平和的に成長していますが、敢えて、凶暴化した共産中国とその属国である韓国と、どうやれば上手く行くのかが解らない。何か秘訣が有る様なので、教えてくれませんか⁉︎

    1. 匿名 より:

      路傍の小石 様

      ②について・・。何かと韓国なぞと比較してアメリカの前でいい子になろうとしている割と多くの日本人の情けない姿を感じ、そう言ったのです。私は韓国を非難したくなる気持ちは、多くの日本人と同じく強い方だと思います。しかしながら、同時に、どうしてもここに思いがいってしまいます。こんな日本だと、北朝鮮の問題も進展してきたら、アメリカから経済支援を押し付けられるように思えてなりません。(それに逆らう日本の姿が私には想像できません。他には、北朝鮮問題に日本が韓国に率先して取り組むようにアメリカからミッションが出ているようにすら思えます。)すべてがそんな風になりそうで心配です。場合によってはアメリカにしっかりNOと言える日本にならなければ・・。このウェブサイドの読者さんなら、このあたりのこと、私などより高度な分析をされる方ばかりだとは思います。(けっこうレベルの高い方が多いですからね。)まあ、以上、ぶつぶつ独り言を言ってるな・・程度に思っていただければ幸いです。

    2. 匿名2 より:

      すみません。上のコメ、匿名2です。それと

      >中韓を除く亜細亜も概ね平和的に成長していますが、敢えて、凶暴化した共産中国とその属国である韓国と、どうやれば上手く行くのかが解らない。何か秘訣が有る様なので、教えてくれませんか⁉︎

      秘訣など思い浮かびません。敢えて言うならGive and Take を徹底させることではないでしょうか。日本人ってこれ甘いですよね。厳しさが足りません。パラオの橋みたいなアホなことはしないことだと思います。

      1. 路傍の小石 より:

        匿名2様 ご返答ありがとうございます。勉強させて頂きました。

        日本人の甘さのご指摘、厳しさが足りないご指摘、まさに納得する所であります。
        このGive and Take という概念が国家間交流の基本ツールである事、これは、お互い国益の攻めぎ合いだから得る物と譲る物のバランス。そのバランスの中でどう安全保障を確保するか。国家にとっては安全保障が最優先ですから、まずは安全保障の取組みをどう構築するかにかかっていると思います。

  16. ほぼROM専 より:

    記事ありがとうございます。
    コメントを全て追えていないため、既に指摘されている内容でしたら恐縮なのですが、
    G8に関しては思い上がりで喜んでいるのではなく、次の選挙向けの対策かと思っています。
    過去K防疫と言われる何かで世界に認められたという宣伝と、G7の国々に認められたという宣伝で似通っているように感じます。

  17. チキンサラダ より:

    韓国国立外交院院長の金峻亨が、「1965年の条約を受けいれよ、慰安婦合意を受け入れよと日本がいうのは無礼だ」と主張するのには、感じるものがあります。
    つまり、それは韓国にとってあまりに痛すぎるポイントなのでしょう。だから、議論すり替えるために「外交的無礼だ」とこじつける。
    虚言癖の人間に、嘘の動かぬ証拠を突きつけると、瞬時に発狂して大騒ぎします。
    日本側の今の方針が見事にツボをついているということが証明されてると言ってよいかと思います。

  18. sey g より:

    韓国の約束守れと無茶を言う。
    なんか既視感があるなと。
    例えるなら、

    仕事をしろと部下にいう。
    その仕事は、社員として最低限のレベルです。
    部下曰く、「出来ない仕事を無理矢理やらそうとするのはパワハラである。労基にチクったら上司の首が飛ぶぞ」
    別に怒鳴ったりはしません。
    向こうも労基に言ったり、直接言ったりはしません。
    ただ、陰で不満をのべるのみ。
    自分が間違ってるのは理解してるので、労基には絶対に言いません。
    上司にも絶対に言いません。
    ただ、ただ、聞こえるか聞こえないように愚痴をのべるだけ。
    韓国の要人も、直接日本政府に言ったらいいのに。
    出来るのならな。

  19. 匿名 より:

    日米韓が開かれなかったのは、米韓会談が行われたのが比較的近かったこと、日米の間の意思疎通は十分と見なされていたこと、文在寅政権という「異物」を首輪なしで入れることを米国が嫌ったからでしょう。
    日韓が開かれなかったのは「韓国が課題を一つもこなして来なかった」からで、誰もがご存知の通りですね。得意のウソという推察に賛成です。
    文在寅政権が米国でなくて日本をストーキングする不可思議な行動に関してですが、どうやら日本を動かして南北融和ショーをやりたいという”桶屋が儲かる”レベルの希望的観測があるそうで。
    他人事ながら、まともな根回しもできない素人集団が陰謀をめぐらす辺りに一抹の悲哀を感じましたね。
    小細工を弄しても大国の横綱相撲に押し切られて消耗させられるだけ。国政の運営には準備と覚悟が必要なんでしょうなぁ。

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