日本が何を問題としているかを理解しない韓国メディア
日本社会において「法律や約束を守ることは当然とみなされる行為です。法律や約束を平気で破る人たちは、日本社会ではなかなか苦しい立場に追い込まれるのではないかと思います。ただ、こうした日本(や欧米先進国)の常識が、世界すべての国に当てはまるとは限りません。そして、隣国に関していえば、約束破り、ウソツキなどの態度が問題だということだけでなく、そのことを理解していないことも、また絶望を感じるゆえんでもあるのです。
目次
どうして法律や約束を守るのか
当ウェブサイトでは普段から、「法律や約束を守ることは必要だ」、と申し上げています。
この点、日本経済に現在進行形で打撃を与えまくっている消費税法、自由経済競争原理に背く利権団体であるNHKとの受信契約をテレビ設置者に義務付けた放送法第64条第1項など、日本には「悪法」は数多くあります。
しかし、それでも「法治国家」たる日本国の構成員である以上、私たち日本国民は、基本的にすべての法律を守らなければなりませんし、気に入らない法律があれば、その法律を変えてくれるような人物を、選挙で国会議員に選び出さなければなりません。
つまり、日本では社会を変えていくためには、大変な手間と時間がかかるわけです。
ただし、そのかわり、私たち日本国民はいかなる立場にあっても、政府、政権、政治家らを批判する自由を持っていますし、また、メディアが情報伝達という役割を果たさないのであれば、メディア自体を批判することも、メディアをすっ飛ばして個人レベルで情報発信することも自由です。
これが法治国家であり、自由・民主主義国の本筋でしょう。
(※余談ですが、財務省やNHKに対してはその「あり方」自体を含めて批判することも自由だと考えており、財務省改革、NHK改革の必要性については、当ウェブサイトとしても今後も続けさせていただくつもりです。)
社会構成員の相互信頼を担保するのが法律や約束の遵守
ただし、本稿で改めて指摘しておきたいのは、「法律を守ること」や「約束を守ること」は、人間社会の基本である、という点です。もっとわかりやすいことばで言えば、「ウソをつかない」、「ルールを守る」、「勉強する」、「できる範囲で他人を助ける」、といった行動は、社会人としての基本であるとすら思います。
なぜ約束やルールを守ることが必要なのでしょうか。
その理由は、みんながウソをつく社会になってしまうと、「信用」を前提にした社会が崩壊してしまうからです。
たとえば、「貸して」、「良いよ」は保育園や幼稚園で最初に教えられる言葉のひとつですが、ここでは公園で友達同士がおもちゃを貸し借りすることを考えてみましょう。
ダイチくんがリカちゃんのおもちゃを借りて、そのまま返さない、ということが続けば、そのうちリカちゃんはダイチくんにおもちゃを貸さなくなるでしょう。ダイチくんだけじゃなく、ハルトくんやハナコちゃんも、借りたおもちゃを返さなくなれば、そのうち友達同士でのおもちゃのやり取りはなくなるでしょう。
だからこそ、「貸して」、「良いよ」は人間関係の基本形であり、「借りたおもちゃは返す」、という約束については、必ず守らなければなりません。
あるいは、公園でブランコをやる際、たくさんの子が並んでいたら、順番に並ぶのは当たり前のことです。みんなが好き勝手にブランコを奪い合っていたら、泣く子も出てくるかもしれませんし、喧嘩する子も出てくるかもしれません。
こんなこと、小学生でもわかる話です。
もう少し難しいことばでいえば、「ルールベースの社会は社会構成員相互間の信頼を前提として成り立っており、社会構成員相互間での財貨・サービスのやり取りに伴う信用コストを大きく引き下げる」、という言い方をしても良いでしょう。
「法律や約束の遵守は社会構成員の相互信頼を担保する手段である」、と申し上げた方が正確でしょうか。つまり、法律や約束を守る社会の方が発展しやすいよ、という話です。
そして、これは公園で遊ぶ児童同士であろうが、自由主義社会におけるビジネスマン同士であろうが、まったく同じことが言えます。いや、もっといえば、人間付き合いをさらに発展させた、「会社対会社」、「国家太国家」でも、まったく同じことが成立するのではないでしょうか。
当ウェブサイトのウェブ主自身も、長年、某企業で勤務し、自分自身が起業し、信頼を作ることの大変さを日々痛感しています。
また、仕事をしていると、ごくたまに、平気で約束を破る人に出くわすこともありますし、そのような人とは基本的には二度とおつき合いすることはありません。ビジネスマン同士であれば、これも当たり前の話でしょう。
日韓関係の落としどころはたった3つ
さて、長々と当たり前のことを述べたのには、理由があります。
それは、私たちの国・日本、あるいは欧米などの先進国社会では当たり前の、「約束を守る」「法を守る」ということの重みを、根本からまったく理解していないと思わざるを得ない国が、日本のすぐ近くに、少なくとも4ヵ国は存在していることに対し、心の底からウンザリしているからです。
なかでも韓国は、深刻です。
明らかな無法国家である北朝鮮、中国、ロシアなどと異なり、韓国は一見すると、私たち日本と同じ「自由・民主主義国」で、かつ法治国家の体を装っているからです。
しかし、2018年10月の自称元徴用工判決、今年1月の主権免除違反判決でもわかるとおり、韓国は国際法に違反する判決を平気で下し、しかもその国際法違反状態をただそうとしない国でもあるのです。
あるいは、2018年12月に生じた火器管制レーダー照射事件がその典型例ですが、なにか国際問題を発生させたときに、それを正面から解決するでもなく、話し合いに応じるでもなく、「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」など、見え透いたウソで相手を批判するのに終始したことは、衝撃的でした。
普段、当ウェブサイトで述べている「基本的価値」ないし「普遍的価値」、つまり「自由主義」、「民主主義」、「法治主義」(あるいは)「法の支配」といった概念もさることながら、「ウソをつかない」、「ルールを守る」、といった、子供にでもわかる行動原理を、日韓は共有していないのです。
結局のところ、日韓関係は、次のどれかしか、落としどころがない、というわけです。
- ①日本が韓国に合わせ、韓国のウソツキや約束破りを許容する。
- ②韓国が日本に合わせ、ウソをついたり、約束を破ったりしない。
- ③日本は日本、韓国は韓国のままで、お互い譲らず、関係が破綻する。
韓国メディアの問題は「何が問題かわかっていない」こと
どうしてここまで申し上げなければならないのかといえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日掲載された、次の記事を読んで、改めて日韓関係に絶望を感じたからです。
韓日政府とも否定しているのに…「文大統領の五輪出席」なぜたびたび出るのか
―――2021.06.15 17:49付 中央日報日本語版より
この記事は、昨日の『「東京五輪で文在寅氏の来日を調整中」、官房長官否定』でも触れた、「文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領が7月の東京五輪にあわせて来日する」という観測報道に関する、韓国メディアの「続報」です。
いや、ただの「続報」というよりはむしろ、「中央日報という韓国社会を代表する大手メディアのひとつが、現在の日韓関係をどうとらえているか」、という意味で、大変参考になる記事だ、と述べた方が正確でしょう。
中央日報の記事の前提は、そもそも「文在寅氏が2018年の平昌(へいしょう)冬季五輪に安倍晋三総理が参加したことの返礼として、7月23日の東京五輪開会式に参加するために訪日したい」とする趣旨の、読売新聞の報道です。
これについて中央日報は、こう述べます。
「日本メディアが文在寅(ムン・ジェイン)大統領の東京五輪出席シナリオをしきりに伝えている。韓日関係改善の突破口がなかなか見られない中で五輪がそれなりに現実的な関係改善の機会にできるという期待もあるが、ハードルも少なくない」。
のっけから、これです。
「韓日関係改善の突破口がなかなか見られない」、などとサラッと言ってのけるあたりに、中央日報としての現状認識能力のなさをリアルに感じ取ってしまうのです。
くどいようですが、自称元徴用工、自称元慰安婦の2つの歴史問題を中核に、さまざまな国際法違反、外交非礼、不法行為などを積み重ねることで、「信頼」を前提とした日韓関係をいままさに壊そうとしているのが韓国という国です。
「日韓関係改善の突破口」とやらは、韓国が自分で見つけるべき筋合いのものであり、それを日本に求めようとする時点で、中央日報の記者は現状を理解していないと言わざるを得ません。
とりわけ噴飯物なのは、次の記述でしょう。
「実際に五輪を両国関係改善の好材料にできるという観測もある。(中略)『韓国が先に徴用工と慰安婦被害問題に対する解決策を持ってきてこそ首脳会談ができる』としてきた日本もやはり例外的な状況として受け入れる余地が生まれる。日本メディアでたびたび文大統領の訪日が取り上げられるのも、原則的可能性は開いている上に韓国が差し出す手を日本が拒む構図が繰り返されることが結局日本に不利に作用しかねないという現実的な認識も作用したとみられる」。
まるで、「『韓国が先に(自称元)徴用工や(自称元)慰安婦問題に対する解決策を持ってこないと会談に応じない』というスタンスを取っていること自体、いわば、日本自身の負担にもなっている」、とでも言いたいのでしょうか。
もしこのコラムの執筆者が本気でそう考えているのならば、それこそ公園でのおもちゃの貸し借りからやり直した方が良いです。
くどいようですが、現在の日本が韓国に「約束を守れ」「国際法を守れ」と要求している理由は、「国としての意地ないし名誉をかけている」からではありません。それを破られると、法治国家としての基本が破壊されてしまうからです。
また、もっときつい言い方をするならば、日本としては必ずしも日韓関係の「改善」でメリットが生じる立場とは限りません。もちろん、隣国との関係は悪いより良い方が良いのですが、あらゆるコストを支払ってでも維持しなければならないという必然性があるのかといわれれば、そこは疑問です。
産業面におけるサプライチェーン、安全保障面における日米韓3ヵ国連携など、たしかに現在の日本にとって、韓国はある意味では大事ではあるものの、「日韓断交」という事態が生じたとしても、それにより日本が死活的に困ってしまう、というわけではありません(打撃はゼロではありませんが)。
【予告】自称元徴用工、自称元慰安婦でまた波乱か?
さて、自称元徴用工問題や自称元慰安婦問題でも、いくつかの「進展」があるようです。
先週、自称元徴用工ら85人が日本企業16社を相手取って損害賠償を請求した訴訟で、一審のソウル中央地裁は原告側の請求を却下しました(『徴用工判決「却下」を対日配慮と見るべきではない理由』等参照)。
しかし、これについてはさっそく、14日付でこんな記事がありました。
韓国強制労役被害者、日本企業相手の損害賠償訴訟却下で控訴
―――2021.06.14 16:01付 中央日報日本語版より
この自称元徴用工の事例だけではありません。
昨日はこんな記事もありました。
韓国裁判所「日本政府、韓国内の財産公開せよ…外交は司法の領域抜け出す」
―――2021.06.15 16:39付 中央日報日本語版より
これは、自称元慰安婦らが日本政府を相手取った損害賠償訴訟で、今年1月8日に原告が勝訴した判決に関し、日本政府に対し韓国国内の財産目録を提出するよう要求する文書が韓国の裁判所から贈られた、とするものです。
いずれの記事も、正直、まったく予想していたとおりの展開です。
これらについてはもう少し詳しく触れたいと思う反面、2018年10月と11月の自称元徴用工判決、こつぉひ1月の主権免除違反判決から少し時間が経過してしまったので、この際、事実関係を整理したうえで、別稿にて議論してみたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
約束を守れぬものとは付き合いたくないです。
パレート最適な関係を築ける相手なら、世界中でトラブルを起こしません。
早く捨韓しましょう。
日本が韓国の要望を聞き続け、援助し続けるのがナッシュ均衡ですかねw
お互いにかかわらないのがナッシュ均衡ですね。
所与の条件では、互いに関わらないのがパレート最適なのでは?ww
それはあり得ますね。
>「貸して」、「良いよ」
あと、「ありがとう」かな?
台湾は、ワクチンを受け取って日本に感謝を伝えてくれました♪
一方、米国からワクチンを受け取った韓国は、期限間近と文句をつけてました♪彼らにとっては、米韓会談で勝ち取った戦利品でしかなかったのでしょう♪
言う言わない以前に「ありがとう」の概念がなければ不可能です。
恩を受けることが恨なのですから。
「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」など、見え透いたウソで相手を批判するのに終始した
https://shinjukuacc.com/20210616-01/#i-3
は、NHKが放送した合成映像という根拠を持つ韓国側にとっては、理解し難い主張だと思われます。
〔感想〕
N 日本
H 破壊
K 工作
日本のパヨクは自民党政権憎しで「オリンピック反対」であったこと、本当に韓国の反日の方々と全く同じですね。確かに、韓国マスゴミの蛮行は許されざるもので個人的には経済的焦土化作戦を即発動希望ですが、日本人で反日やってるマスゴミの方がはるかに危険かつ罪深いとも言えるのではないでしょうか。
例えば、私の知る限り産経新聞だけが報道している記事が本日3面「韓国軍、竹島周辺で訓練」。もう一つ1面には「イベント上限1万人検討、緊急事態解除明日決定(か)」。このように産経以外のパヨクマスゴミは(本来は間違いであるはずの)報道しない自由を満喫中です。
そこで、勿論私のような法律素人かつ資産なし人間には何もできないのですが、例えば、放送法4条(でしたか?)や破防法違反や侮辱罪や名誉棄損罪で、マスゴミを訴えまくるというようなことはできないのでしょうか。
失礼しました。
内乱罪と外患誘致罪を適用して即(中略)にしてほしいです。
私はオリンピックに反対です。また原発にも反対です。しかし大部分の左翼の人たちは、それらを反自民だとか反政府の道具に使っているようにしか見えません。私は日本の左翼のそういう所が非常に罪深く、害にしかならないものだと思っています。何事も反対意見というのは真理を含んでいる場合も多く、貴重なものだと思っています。しかし、こういう輩がのさばっていては、そういう貴重な意見も多くはいっしょくたに葬られることになるのでしょう。
匿名2様
私はオリンピックは開催も中止でもどちらでも構わない派です。
ただ原発反対はちょっと問題があります。
反原発を呼び掛けている人達の話を聞いたり、本を読んだりしましたが
その中で決定的に抜けているのは、原発を完全に無くした場合、今後の
電化生活をどうするかの点がまったくありませんでした。
又反原発をよく話す音楽家もいますが、君達がコンサートを行う場所で
電気はどうするんだ。 ピンでギター一本でもスポットライトは絶対必要
だろと。
完全自然エネルギーに頼るだけの生活をするなら、江戸時代迄の生活を
するという前提になります。(エネルギー危機問題は、江戸時代にもあります。
木々の生産量と人間が使う消費量との差異問題です。)
又、欧米が仕掛けてきているいわゆる地球温暖化問題による二酸化炭素の削減
による化石燃料による発電力不足問題です。
又、自動車の電動化による充電問題もあります。
都市化農業で水耕栽培と淡水又は海水魚養殖を組み合わせる新技術というのが
近頃開発されているようっですが、水の循環にポンプを使うという、これから
電力が足りなくなるというのに、電力を常時使った方式なのかと驚いたものです。
反原発を宣言するなら、個人からできる解決策と日本全体での解決策も示して欲しいものです。 言うだけなら、日本の野党と同じです。(実行する気が全く無いから)
代案を出せないなら黙っておけ。こういう考え方を人に強要するのは間違っています。代案が容易に出せないものであっても反対意見の中には留意したり、解決してゆかなければならないものもあるでしょう。私はこういう問題を政治利用する野党を批判しているのです。人の話は最後までよく聞いて的外れな反論をされないよう注意願います。
更新ありがとうございます。
G7でコレですもん。「日韓首脳会談が水面下で決まっていたのに、日本が一方的にキャンセルした」。韓国メディアの発信に対して、加藤官房長官がスグに否定し非難したのをみると、普段の行いからどちらが正しいかは分かりきった事です。もう今更ながら、日韓会談なんてしなくて本当に良かった。
今は「文大統領の東京五輪訪日、会談」の気球を盛んに上げてます。日本もその気とか。平昌の答礼なんて要らない。あの時、北朝鮮の幹部と日米を接近させる工作をした。仏頂面の安倍総理らを覚えています。
東京でも何の不快なパフォーマンスをするか分からない。来るな!絶対に来るな。アンタは終わってんの。
日韓の価値観、思考法の違いから、双方が納得するような関係になる事は、無いと思います。
「日本は、韓国が無くても困らない」から「韓国は将来的に日本に敵対する」にスタンスを変えて考えるべきだと思います。
実際反日教育や親日弾圧など、現在進行形で日本を敵国と見ている筈ですからね。
中央日報から
【社説】見苦しい韓日首脳会談真実攻防
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b36ff21de426d62559a726bfdcafc76de5da5e2
今日もなにも変わらない韓国です。
これが「日韓の価値観、思考法の違い」です。
今回のG7が退屈だった要因をあれこれ考えておりますが、そのひとつとして、「民主主義」やら「人権」をベースとする「価値観の共有」という言葉を軽々しくふりまわしすぎている故ではないか?との思いにかられました。
容易ではない主題ですから長文にならざるを得ない。加えて、人の思考とその発露は「川の流れ」のようなものでありまして、本文も上流・底流には「タンカー9隻艦隊で、痛々しい代議士たちを教導しよう」とか、「バイデン、プーチン会談に・・」などなど、これまでの書き込みが流れています。
民主主義やら人権やら、現代の私たちがとても大切にしている価値観が根付くためには、それなりの土壌を要します。どこにでも植えて根付くものではない。だいぶ以前ではありますが、インドネシアで石油事業の支援業務に携わったときのことで、スカルノはとうの昔に権力を離れ、第三夫人は亡命していた。現地のコミュニケーション企業を紹介されたとき、「同業かなー?」と思いましたが、まったく異なる業務の専門職であることをすぐ知ることになりました。
贈賄のエキスパートです。贈賄というのは、少ないと効果がなく、多すぎてもなめられて友情よりも軽侮を生んでしまう、まことにデリケートな技術を要するもので、大臣から現場管理職まで数多くの「銘柄」を扱い、しかも日々刻刻と変化していく、たとえていえば株式市場のような複雑なもの、らしく、外国人などが掌握できるものではありません。このような事情の現場で「公正取引」だの「透明性」をふりまわすことにどのような意味があるのでしょうか。
73年くらい前のこと、アメリカ軍を建国の父として大韓民国という国が生まれました。最初に育児をゆだねられたのが李承晩で、李朝時代に生まれて少年青年時代を過ごし、のちにアメリカで教育を受け、12年ほど初代大統領として権力を振るった人物です。その事績は諸賢がごぞんじのとおりで、せっかくアメリカの大学教育を受けながら、ウソと盗みとリーダーシップ欠如と贈収賄を混ぜ合わせた団子のような。
みるにみかねて立ち上がったのが朴正煕・いま刑務所にいるクネの父上です。
日本人として生まれ20代半ばまで日本人として育ち、その教育を受け、台湾の李登輝とほぼ同世代で似たような青年時代を送った朴正煕はクーデターを起こして大統領職に就き軍政を敷きました。部下にも恵まれました。例えば金鍾泌は、こちらも日本人として生まれ育ち教育を受けた、例えるなら大野伴睦とプーチンを足して4で割ったような柔軟さと強直さと一抹の甘さを併せ持つ人物です。
朴正煕の特徴は強権政治にあります。前任者にみられるように、ありとあらゆる不躾不義が充満するだらけきった国を育てるにはそうするしかなかった。ベトナムに猛虎師団・白馬師団を送ること、その他もろもろでアメリカの「かわいい子」になった(後の両師団の暴虐ぶりは別の機会に)。アメリカは日本との国交正常化を仲介してくれ、日本は渋々ながらも巨額の無償援助を出してくれました。
朴正煕は日本陸軍軍人として教育を受け、満州国軍に属して中共軍・ソ連軍と戦った男です。だらけきった国民にカネなんか渡したらどうなるか、彼の眼には一目瞭然でした。
まず産業基盤をつくり、国民を就業させて国富を築き国民を鍛えようとした朴正煕の政策はしごく真っ当で、これが「漢江の奇跡」という韓国の経済離陸を現出した、「韓国の育ての親」であります。
ところが、何ということでしょう、その「育ての親」を、韓国人は暗殺してしまったのです。「たら、れば」ではありますが、朴正煕が80歳まで生きて韓国人を厳しく鍛えていたら、韓国の社会、国民、はもっと幸せになったでしょう。
お虎 様
大変申し訳ないのですが、記事の主題と無関係なコメントはお控えください。
なお、『読者雑談専用記事通常版』では、反社会的内容等以外であれば何を書き込んでいただいても構いません。
現時点の最新版URLを示しますのでそちらにご移動をお願い申し上げます。
https://shinjukuacc.com/20210615-00/
次回以降、記事主題と無関係なコメントを発見した場合には、予告なく削除します(削除するかどうかは記事主題との関連性については内容を見て判断します)。
了解しました
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
管理人様>「法律や約束を守ることは必要だ」、と申し上げています。
もちろん日本人が構成員である日本ではその通りですが、社会が成立する必要条件ではないのです。
社会における国民情緒が承認する範囲で国民全てに序列を規定し、情緒が許す範囲で上位の存在が後付けの変更権を含めた意味の規定権を保持し、下位の存在が意味の遂行義務と結果と責任だけを負う社会ならば下位の存在に暴力等の強制力を行使することで「立派に社会が成立する」のです。
今述べた社会モデルでは「法律や約束を守ることは必要だ」と言う要件が含まれませんし、両者の絶対的平等観に基づく社会契約の前提も不要です。
民主主義社会が構築した信用を裏手に取って相手を騙して利益を得て義務を果たさず、相手の瑕疵に対して、ダブルスタンダードでの契約の観点で非難し、謝罪と無限大の賠償を要求する事は「彼らが主権国家である」間は当然にあり得ることではないでしょうか。
主権国家として彼らを存在させて騙されて現代社会の利益をチェリーピッキングさせる方が悪いのです。
こう言う状況に対しては日韓の範囲では日本が100%悪いと思います。
他国に文句を言う気にならない程の暴力行使することで命を山のように取り上げて力ずくで自国の主張を聞かせる事は「主権国家」として当然の権利です。
だからクラウゼヴィッツが言う「政治の延長としての戦争」が存在するのです。
これを社会のコンセンサスとして形成・行使できない日本が韓国のわがままに振り回されて不利益を被る事はある意味「因果応報、当然の報い」ではないでしょうか。
日本人のコンセンサスやコモン・センスを他国に勝手に適用して勝手に自爆する事は日本人の悪癖と思います。
お読みになる管理人様には不快感を与え、本当に申し訳ありませんと思います。
このサイトでなければ「否定・炎上」する類いの議論提示と思いますが・・・、一度知性で可否のご検討を。
以上です。暴論失礼しました
❌下位の存在が意味の遂行義務と結果と責任だけを負う
⭕下位の存在が意味の遂行義務と悪い結果への責任だけを負う
日韓関係の落とし所に
④日本が力ずくで韓国に約束を守らせる。
が本当に検討することではないかと思います。
日本が法治国家で内外の要因で難しいのは百も承知です。それでも検討が必要と思います。
日韓関係の落とし所に
④日本が力ずくで韓国に約束を守らせる。
が本当に検討することではないかと思います。
日本が法治国家で内外の要因で難しいのは百も承知です。それでも検討が必要と思います。
おもしろいテーマをご提示いただきましたねー。
残念ですが、ご提示いただいた社会モデルは、一瞬で消滅すると思います。その理由は、あなたの文章の中に、すでに存在しています。
「国民全てに序列を規定し」これはこれで堂々とした法であり約束事ですが、これを「守る要件が含まれない」のであれば、言ったそばからどんどん消滅するのではありませんか?
パーヨクのエ作員 さま
部分的には色々有りますが、全体的には共感しています。
>日本人のコンセンサスやコモン・センスを他国に勝手に適用して勝手に自爆する事は日本人の悪癖と思います。
自爆はどうか分かりませんが、日本人の傾向だとは思います。
他国から見れば、独立国家である日韓両国の価値観の押し付け合いに見えるのでは無いかと思います。
だんな様>他国から見れば、独立国家である日韓両国の価値観の押し付け合いに見えるのでは無いかと思います。
悔しいですが、大いに同意します。
日本人は自己アピールが普段から行っていないから、どうしても韓国寄りに国際社会は受け止めがちですね。
オオカミさんには先に謝っておきます。ごめんなさい。
オオカミは群れで行動する生き物で、群れの中には序列が存在します。
個々の個体は、自分が群れの中でどの序列にいるかを常に意識しています。
また、より上位の序列に上昇したい野心も抱えています。
これは法ではなくむしろ本能に根ざした情緒ですから一瞬で崩壊したりしません、。
隣国のナマモノはいかなる時にも法に従うことを優先しません。
>日本人のコンセンサスやコモン・センスを他国に勝手に適用して勝手に自爆する事は日本人の悪癖と思います。
常々私が申し上げていることです。隣国とは形態は違えど、日本人も自己を相対化できないナマモノです。相当に救いのないナマモノです。
> 命を山のように取り上げて力ずくで自国の主張を聞かせる事
これには反対いたします。
1. 今日の世界は、一国の主権が他国の主権を侵害することを認めません。
2. 自分は変えられますが他者は変えられません。暴力によっても変えられません。
ではどうするのか。基本的には、「助けない、教えない、関わらない」です。どうしても関わらざるを得ない局面では、一般的な日本人ではなく、えげつない非道な人間性を持った対韓国スペシャリストに委ねるべきです。
阿野煮鱒様>暴力によっても変えられません。
その通りですが、主権を取り上げて他国の教育で変えられると思います。
実際に靖国神社には特攻隊で散華した朝鮮人のパイロットの霊がお祀りされています。
普通の人間ならば統帥の外道、生還する可能性のない攻撃に植民地人ならば参加しません。
ガレー船の漕ぎ手と異なり、飛行機のパイロットは自分の意志無しで飛ばせないのです。
教育の賜物で人間が変わったからではないでしょうか。
国民を変えるのはマイナスを含めて教育と社会。
古今東西変わらないと思います。
甘やかした親が悪いのか、甘やかされた子が悪いのか、という事かと思いますが私は甘やかしたほうがより悪いと思います。
また、甘やかされた子が他人に迷惑をかけた場合は甘やかした親も責任の一端を負うというのが常識的な道徳観だと思います。
そういう意味で韓国が日本に対して仕掛けてくる数多くの不法行為や迷惑行為は日本の自業自得と言うべきでしょうね。
韓国を子に例えるのは適切でないかも知れませんが。
他人との関係でも常に約束を破る人と嫌々でも付き合いを続けるという事は約束を破ることを容認しているという事だと思います。
お虎様
だんな様
阿野煮鱒様
はるちゃん様
先ずは皆様の優秀な知性と理性で当方の暴論をご検討頂きまことにありがとうございました。
韓国社会が序列での上下関係を重んじその中で上位に上がるために努力や様々な手段を彼らなりに実施する事は決して愚者の振る舞いではありません。外部から強制力を持たせて構成員の一部として彼らが機能集団の一部として行動する場合は日本人に勝るとも劣らない資質で行動します。
当方も企業などで韓国の人間を存じ上げていますが、当方よりも優秀な方々も多数いらっしゃいます。
阿野煮鱒様がオオカミの社会成立に例える様に序列とGDP10位の国家は矛盾しないと思います。
しかし、主権国家同士などの互いに影響力が希薄な状況では序列に基づく観点で行動するために、初等教育の意識付けも相まって序列が下の日本の意向は自分たちに影響を与えない存在で、意味付けは上位である韓国だけが決める権利を持つと言うコンセンサスで行動するのです。
故に決まった内容を堂々と破って韓国人が上位の存在であることを下位の日本人が意識する事は「有り難さに泣きながら日本が自分の身の程を知ると言う点で心より感謝すべき」ことなのです。
彼らに取っては。
弱っちいのび太のクセに生意気だ。俺様のこれぐらいの怒りのパンチですんでいることに心から感謝しろ(笑)。
韓国は自分たちがジャイアンで日本がのび太と認識するからこのような観点で行動するのです。
このような意識は力によって自分が逆らえない威力のパンチで這いつくばらない限り是正できないのです。
主権国家同士は警察のいない世界でのヤクザやマフィアの集団同士です。
韓国のような思考様式の人間に力を正当に使わず舐められると今の日韓関係の様になります。
日韓関係を単純に破綻させても国益により良い結果をもたらさなければなりません。
「自分たちが日本よりも序列がはるかに下の存在だ。」
序列絶対の構成員全員にこのような意識を魂に刻みこんで破綻させる必要があるのです。
日本がアメリカと戦争して負ける破目になったのは、「20万人の都市にプラス郊外に居住する10万人を都市に追い込んで老若男女、中国人外国人問わずそこに存在しただけの罪で外国人記者同行のうえでその国の外国人含めて皆殺しにすることで日本人を怒らせた報いを全世界に報じる」南京屠城をしなかった事が大きな理由だったと考える当方としては、「力を見せつけて上手にオーバーキルする」事が結果として最小限の犠牲で済むのではないかと思います。
言葉では簡単ですが、難しいですよ(笑)。
此処まで拗れるとこのような最終的な手段をも実行する覚悟が要ると思うのです。
書いている当方も話して分かるならばそれに越した事はありません。しかし彼らには言って聞かせても中途半端に殴ってもわからないでしょう。
さて、どうすべきですかね。魔法少女キョーコちゃん(笑)。
はるちゃん様の見解ですが、日韓併合とはイングランドとウェールズのような同君主連合国ではなくイギリスとインドのような植民地獲得であると事情を知らない外国人は捉えていますので、バカ息子に手を焼くバカ親と言うのは同意します。
周りの無知を巧く使う韓国を嘗めてはいけないと思います。
以上です。駄文失礼しました。
韓国のマスコミ(というより国民感情)は、何が正しいか、あるいはかの国の国益に合致するか、という観点ではなく、日本に負けてはならない=日本に有利、韓国に不利な言説はしてはならない、という観点からの報道ですよね(それが国民感情に寄り添う)。一昔前なら、開発途上国にありがちな未開なマスコミ(国民感情)と馬鹿にできた(同情できた?)のですが、いまや米国の共和党=トランプ支持者=そのマスコミも似たようなものですから、これが人間の本質かもしれません(所詮人は見たいニュースしか見ない)。
日本としては日韓基本条約(解釈も含め)を見直すことは考えられず、韓国のマスコミ(国民感情)があるべき姿(日本側からみて)に変わることも短期間には期待薄でしょうから、まあ当面日韓関係の改善は望めないでしょうね。
その場合、日韓関係を壊したのは韓国側だということを、日本国内(先週末のサンデーモーニングのように「韓国には韓国の理屈がある」という”知識人”がまだまだいる)と、米国にしっかり言いこんでおくことでしょうね。
米国は、今のところ、茂木外相の働きかけも効いたのでしょうが、関与しない=G7での日米韓首脳会談見送り、という形での消極的日本側だと思います。
隣国同士がいがみあうのは楽しくないが、やむをえませんね。
韓国は嘘つき国家です。
嘘つきは数百年の伝統のなかで育まれ、さまざまな決めごとか存在しているように見受けられます。お詳しい方にその辺開設してもらえるとうれしいなと思います。
私の感じる「嘘つきの流儀」に、身内の嘘は必ず擁護する。擁護しようもなければ触れない。絶対に嘘をばらすようなことをしてはいけない。というものです。
サミットで暫定会談の合意が一時的にでもされていたというのは嘘です。まず、一方当事者の日本の官房長官が否定しているのだから嘘確定です。韓国語通訳を連れて行かなかったから首脳会談は不可能だったという状況証拠もあります。
嘘は間違いないのですが、嘘つき国家はこれを永久に認めることはないでしょう。
その嘘つき国家にどう対応していくかですけど、菅総理になって対応のレベルが上がっているように思います。
菅総理は韓国に嘘つきの代償を払わそうとしています。具体的には、本来機会があれば気軽に会談するのが当たり前のところ、儀礼的な最小限を除いては拒絶しています。
前も書きましたが、韓国では日本の実権者にあって話が出来ることが権力の源泉になります。いざとなれば日本に直談判していうこときかせられる。と豪語出来れば皆従うわけです。
文大統領と駐日大使には会わないというのは、日本のサイレント制裁なんじゃないかなと思っています。そして、その効果はじわじわ効いているように見えるのですがいかがでしょう。
Gさま
>韓国では日本の実権者にあって話が出来ることが権力の源泉になります。いざとなれば日本に直談判していうこときかせられる。と豪語出来れば皆従うわけです。
日本の実権者と会って、何を貰えるかが価値の様に思います。
今韓国ネット民から、滅びる日本と会談する必要は無いという意見も強くなっていると思います。
直談判出来る価値は、下がっているのではと思います。
豪語すれば従う事は、言ったもん勝ち、ホラ吹きが強い、韓国人全般の特徴では無いでしょうか。
それでも日韓首脳会談を強く求めて来るのは、アメリカの影響があるんだと思います。
龍様の指摘を私なりに解釈すると、「日韓併合以前の朝鮮半島には普遍的な貨幣経済が存在しなかったから、平等な者同士のやり取りに必要な約束とか契約、そしてそれらの基礎となる民事法体系が設立される環境になかった」となりますが、納得出来ます。
朝鮮半島に蔓延っていた劣化版の儒教・朱子学によると『個人の主観的正義』を用いる事によって全ての格下への言動を正当化出来るそうですが、それなら朝鮮半島の格下である日本への民族的振る舞いは「約束や決まり事なんか排泄物を摂取せよ」でしょう。
韓国人の方々は日本と日本人がどうして言われた通りに「排泄物を摂取」しないのかが理解出来ないのでしょう。
より正確に言えば、高麗朝の頃は、朝鮮半島西岸と中国山東半島との間でそれなりに交易がありましたので、それなりに「商業」の萌芽くらいは存在していたと思われます。また、高麗朝では仏教が優勢でしたので、朱子学的世界観が唯一絶対ということでもなかったでしょう。
しかし、明朝が海禁政策を実施したため、半島ー大陸の交易は表立って行われなくなり、さらに李朝は仏教を弾圧して朱子学一色に染め上げました。こうして、朝鮮半島での「商業」は絶滅したのです。それが500年も続けば、およそ「商業」的センスが喪われるのも無理はありません。
トランプ前大統領がやたらと強調し、多用したために、ちょっと世の中が引き気味になっているようですが、外交交渉が”deal”という側面を持っていることは否定できません。そして、”deal”が成立するためには、目先の損得勘定だけでなく、関係の対等性とか、信用といったものをベースとした中長期的視点も必要です(上位者が下位者に命令することを”deal”とは呼びません))。つまり、”deal”という視点で見た外交交渉では、「商業」的センスが不可欠であるとも言えると考えます。
ところが、500年もの間朝鮮式朱子学的世界観に浸りきり、およそ「商業」的センスを欠落させた民族が目前に現れました。江戸時代にすでに高度な信用経済を回していた日本人からすると、実に信じ難い、理解し難いとなるのも、当然というよりありません。そして、おそらくは逆も然りです。韓国人にとっては疑うべくもない「天然の理」を受け入れようとしない日本人を理解できないでしょう。
なお、現在の韓国は立派に経済大国ではないか、世界的企業もいくつもあり、立派に商業しているじゃないかという反論もあるかと思います。それに対しては、「500年もの間、骨身に刻み続けていた価値観や常識が、そうそう簡単に変えられると思いますか?」と返しましょう。むしろ、「疑うべくもない」ほどに無自覚なレベルにまで刻み込まれた世界観だからこそ、修正が効かないのです。無自覚な「欠落」は埋めようがありません。
概ね賛成なのですが、やはりそれでいて今日世界的大企業を多数有してる点の説明の部分が弱いかと感じます。
これに関しては、
「韓国人が二面性を持っており、使い分けられるから」
また、
「韓国人でも優秀な層になると先進国的感覚を十二分に身につけているから(そして勿論古代的感覚との使い分けができる)」
が理由だというのが私の仮説です。
韓国経済および財閥が発展するためには、以下の2点が大前提だったと考えます(現代の韓国人は認めたがりませんが)。
1. 日米、特に日本から膨大な資金と技術が供与されたこと
2. 政治との癒着
もちろん、こればかりではなく、サムスンの李健熙氏など、何人かの非常に嗅覚に優れた経営者がいたことも事実です。しかし、上記2点がいずれも「商業」と無関係であることにご注意ください。優れた嗅覚でうまく立ち回った(これ自体は賞賛されて然るべきでしょう)のは事実ですが、行動様式は前近代と何も変わっていないと見ています。それは、例えばサムスン電子なり現代自動車なりの韓国国内での振る舞いようを見れば明らかでしょう。
> 「韓国人でも優秀な層になると先進国的感覚を十二分に身につけているから」
そういう人材がいるかもしれないことまでは否定しませんが、「ナッツ姫」のケースなどを見るに、朝鮮式朱子学に基づく上下感覚意識は厳然として生きていると言わざるを得ません。そこに「商業」的センスは存在しないのです。
私が実際に知己を得た日本サムソンの社員さんは、態度物腰柔らかく、とても「契約概念をご理解ですか」などという失礼な質問を寄せ付けない知的オーラを放っていました。いわゆる希少種だと思います。
凡百の韓国人に勝るひとりの超エリートが、ここぞという商取引に出てくれば、大抵は上手く行くのではないでしょうか。
つまり、いかに嫉妬深い韓国人といえども、劣等感に駆られて優秀な人材を悉く排除するほどには愚かではなく、利用できる者は利用する程度の知恵はあるのかと。
まあ、大抵の韓国人は仰る通り序列の奴隷です。
財閥系大企業が存在しているのは事実ですが、それを南朝鮮が有していると言えるかは微妙と思います。
彼ら自身が築き上げて自力で経営しているのかというと、どうなのでしょう。
借り物の技術を借り物のシステムで運用している、というか運用させられているような。
有名財閥企業は地元民のプライドを満足させるだけの傀儡に過ぎないのではないかという感じもするのです。
そして、たとえ財閥企業が海外資本の傀儡であっても、その閉鎖空間で序列と賄賂横領を継続できるのであれば朱子朝鮮の伝統(というか身分制度?)は維持できそうです。
財閥企業を連立した小王朝と見做せば、さらに傀儡である(かもしれない)現実から目を背けて自己称賛に耽溺しているなら、それこそ旧態そのままの価値観世界観に留まっているという見方も可能ではないでしょうか。
個々の国民については、日本人もそうであるように人それぞれと思います。
しかし国家や民族のあり方において、「優秀な層」でなくてはならないはずの官僚や政治家や大統領が「先進国的感覚を十二分に身につけている」とは到底思えません。
財閥企業一族も、推して測るべきでは。
韓国の財閥企業について語ると、だいたいそのような批判をよく聞きます。
しかし実際に仕事をするとわかりますが、間違いなくそれらは韓国企業ですし、社員の大半も韓国人です。元はともかく、現在では高い技術を持っていて、製品化に使用する能力があります。また、認めたくないですが、優秀な社員がゴロゴロいます。
トップの決断のスピードは日本企業とは比べ物になりません。(日本企業はやる気あるのか疑うレベルで決断が遅い。仕事を出す気も起きません)
これらを考えると、韓国の代表的なトップ企業の競争力は認めざるを得ないですよ。
南朝鮮財閥企業の従業員が技術的に優秀で、企業として日本企業を上回る成功を遂げていることには同意です。
その前提で、実力を認めたうえでの話とご理解いただければ。
12の秘策:その1
おもちゃを貸さなくなったリカちゃんを先生にいいつけて、叱ってもらう。
12の秘策:その2
おもちゃを貸さなくなったリカちゃんに難癖をつけて千年謝罪し続けさせる。
12の秘策:その3
おもちゃを貸さなくなったリカちゃんの悪口をハルトくんやハナコちゃんに吹き込んで友達の輪から追い出す
12の秘策:その4
ハルトくんやハナコちゃんにお菓子を渡して、おもちゃを貸さなくなったリカちゃんを責めてもらう
12の秘策:その5
おもちゃを貸さなくなったリカちゃんを臭い、汚いものを出していると言いふらす。
12の秘策:その6
おもちゃを貸さなくなったリカちゃんを落とし穴に落として生き埋めにする。
えー、それから、それから・・・ 12も秘策を考え付きませんでした。そんなに思いつくのは頭が良いのか🐎🦌なのか分かりません。
> 「貸して」、「良いよ」は保育園や幼稚園で最初に教えられる言葉のひとつですが、ここでは公園で友達同士がおもちゃを貸し借りすることを考えてみましょう。
物の貸し借りを韓国人に教えることは難しいと思います。実際会社で小生の私物や作業服、作業靴が誰かのデスクにあったりするのはよくありました。ラジオペンチ、SUSの定規は度々行方不明になりました。
皆がそうなのですから、自分も勝手に借りてもよいと考えるみたいですね。
ところで、韓国の国立外交院の院長が、「約束を守れと言うのは外交欠礼」みたいな事を言っています。「我が民族は世界一だから、約束を守る必要は無い」という感じですね。
会社にも似たような考え方をする韓国人がいました。「俺はノーベル賞を取れる人間だから、俺の言う事が全て正しい」「だから、以前の約束はなしにする」と、真顔でほざいてました。
こんな考え方が根本にある人達に、貸し借りのルールや約束の重要性をどうやったら教えられるのか、長年韓国で暮らした小生にもわかりません。
駄文にて失礼します。
元韓国在住日本人様
平等というか、対等という概念が抜け落ちてますよね。
上の立場のものは何をしても許される、と。
国立外交院の院長は「世界一のウリナラに向かって約束を守れだなんて無礼ニダ!」
「ノーベル賞級の俺様にとって約束なんかいつでも反古に出来るものニダ!」
っていう感じ?
常に上下でしか、考えていない、というか、です。
ご無沙汰しております。
変わらず大変参考になる情報、ありがとうございます。世界の多くの国では誰だろうが守らないと行けないルールというものがありますが、韓国では「立場が上ならルールを破ってもよい」という考えが根底にあるということですね。
これで、よく世界的な企業をいくつも持てたのかが不思議です。いや、そういう横紙破りな発想がむしろプラスに働いたのかもしれませんね。
んー、この場合、上下関係だけでなく、親しき仲(ウリ)には礼儀なし」もあると思います。韓国人の仲良しどうしは、日本人よりも距離感が近いんです。そして互いに遠慮しません。親しい間柄で敬語を使うと「水くさい」と叱られます。私が韓国人の知人に「カムサハムニダ」と礼を言ったら、むっとした顔をされ「ゴマウォヨ」と言えと返されました。
日本人:「お互い様」
韓国人:「お互い様」
意味するところは違っていますが、お互い様は成立します。
お互いに遠慮無く相手の持ち物を拝借し合っているのですから、お互いに困らないのでしょう。
韓国には「ウリ達の中ではお互いさまなのだから借りたモノは返さなくて良いし、格下から収奪したモノは正当な行為だから返さなくとも正当化出来る」と言う考え方が根底にあるのだったら、韓国の金融業界が育たない理由が垣間見えますし、韓国の法曹界での「結論ありきのリクツのこじつけ」が常態化しているのも頷けます。
元韓国在住日本人様
お久しぶりです♪
「貸して」「いやじゃ」でいいんですネ(笑)。
物の貸し借りを韓国人に教えることは難しいです。「貴方のモノは私のモノ、私のモノは私のモノ」だから。何故かって?「友達だろがぁ〜。ちょっとぐらい借りてもいいだろ〜」「何で嫌な顔するのか」「冷たい奴だな〜」かな。そんな我儘通りませんヨ。
日本人は、親しき中にも礼儀あり。どんなに仲良しでも勝手にモノを使ってはいけない、という教育を受けてます。良い学校出たとか、単に「俺が上」病なのか、何でも上下関係で決める朝鮮人の方とは、相手にしたくないです。
元韓国在住日本人 様、お久しぶりです。
韓国の実生活を長期に渡って送っていらっしゃった方のご意見とご見識は有難いです。
韓国人の大部分の方々が集団としての日本人と日本と言う国を格下と考えているなら、そして、それが韓国の日本に対しての言動の根底にあるのなら、此処で乾坤一擲、韓国のエライさん(次期大統領候補さん等)が「何故日本は韓国に従属しなければならないかの理由を噛んで含めるように説明してくれる」事を望みます。
韓国は日本に対して「歴史」を引き合いに出せば「日本が韓国の格下であるである事を日本に納得させる事が出来る」と思い込んでいるらしいですが、現代の一般日本人には国家間の格上・格下関係や、劣化版朱子学による不法行為の正当化、さらにどうして百年前に交わされた合意の結果として起こった事を現代の約束破りの言い訳に使えるのかが理解出来ないでしょう。
そのような斜め上からの目線の「韓国からの格上・格下国家はどのような関係であるべきかのレクチャー」を受ければ、日本国に未だに残っている親韓派を一掃出来るかも知れません。
田舎には野菜の直売所がたくさんありますが、無人直売所も少なくありません。人が見ていなくても済むように自販であったりロッカー式になっている、だとかではありません。本当にただの無人で、商品が無造作に並べられ、お代を入れる箱が簡素に固定されているだけです。
売る側は最低限を通り越した低コストで換金でき、買う側も気軽に良いものが安く買える。実際にはお代を入れずに持っていく人間も居るには居るのですが、どうせただ余った野菜をノーコストでお金に替えられるので、よほど悪質でなければ放置。
しかし、成り立って皆それなりに幸せになっていられるのは、”悪質”な範囲の者が増えて手がつけられなくなるまでです。善意や遵法で動いていれば皆が受益できるのに、悪意の者が多ければ監視コストや制度見直しが必要になったり、そもそも販売をやめなければいけなくなる、という。日本社会の縮図のように思えます。
お隣のでっかい方もちっさい方も、「悪いことをできるようにしておく方が悪い」「悪いことができる状態なのにやらないなんてバカだ」という文化に見受けられます。個人の目先の利益のために社会コストがかかってしまうはずなのですが、皆が縛りを受けている中を出し抜く人間が居る限り(そしてそれは必ず居る)、彼らの考え方の方が、防衛としては正しいともとれます。
私は日本式の異様な社会のほうが好きです。変わってほしくはないし、彼らのほうが正しいとしても、混じり合うのは無理でしょう。
アメリカの弁護士の多いのも似た現象でしょう。揉め事を解決できないときに訴訟沙汰になり 弁護士が活躍。弁護士が増えれば訴訟沙汰を発掘する。
その結果 日本でも「訴えてやる」なんて番組が流行りました。少し心慰められるのは 日本も弁護士を増やしたが 食えない弁護士が多いということです。でも弁護士も食べていかなければなりませんから TVで宣伝していますが如何なものか。資本主義も行き過ぎて 世界中でSDG投資とか言われていますが これって近江商人の「三方良し」と同じで 結局 アメリカは建国以来の歴史が短いことを露呈したように思えてなりません
不景気を経てからこっち、欧米的思考ベースの”合理主義”が経営者の間で流行ったようですが、結局は目先の合理性なだけ(ムダ部分のコストカットなどはあって然るべきですが、削ってはならないコア技術者までも捨てただとか、株主至上主義に走って従業員を蔑ろにした…など)で、日本的な合理性=近江商人の三方良し的な広角的、長期的な合理性が失われ、また回帰しつつある気がします。
欧米型が間違っていたというか、欧米型を真似る部分を履き違えていた…かな?
ピザは野菜だとか司法認定をしなければ動けない社会は嫌だなぁ。
最後の中央日報の記事に「韓国の裁判所が『慰安婦』被害者が提起した損害賠償請求訴訟で敗訴した日本政府に韓国国内の財産目録を提出するよう『財産明示決定書』を送った。」とあります。
当然ながら、「日本政府が受取拒否」→「裁判所が公示送達手続き」となるでしょう。
韓国の民事執行法によれば、その後、「裁判所が金融機関等に日本政府の財産照会手続き」を行うことになります。三菱UFJ銀行や三井住友銀行のソウル支店はどのように対応するのでしょうかね。
こうした手続きにより日本政府所有の財産が確認されれば、差押という手続きになります。韓国政府も裁判所も、国際法や国家間の約束は勝手な理屈をつけて平気で無視しますが、最後の「現金化」の段階になると、「このままでは現金化せざるを得ない」とか「本当に現金化しても良いのか」とか大声で脅しますが、実際に現金化を実行する度胸や根性は無い(「手首を切るブス」)と思いますので、今回の手続きも「瀬戸際戦術」の一環であることは間違いないと思います。
確かに。特亜3国プラス1(中国、北朝鮮、韓国、ロシア)は約束は守らないし、借りた金も返しませんね。(特にロシアはひどい)因みに〝約束が守れなくなった” とか〝金が返せなくなった” みたいなカワイさなど全くなく、はじめから踏み倒すつもりの確信犯です。(ソウルオリンピックで貸した金とか返ってきたのでしょうか?)中国、ロシアは、最終的には力が全てだと思っているので約束など破るもの、信じる方が間違っていると思っているのでしょう。(中国はロシアほどではないが。)韓国は完全に日本やアメリカに対しての甘えだと思いますね。約束破ってもさほどのペナルティーは無いだろう・・みたいな。しかし、世の中の潮目は大きく変わりつつあります。韓国がレッドチームに肩入れするようになったら、約束破りには重いペナルティーが科せられるようになるでしょうね。
ロシア語で дать という動詞は「貸す」を意味するとともに、「プレゼントする」という意味もあります。
どうも使用権を与えることと所有権を与えることとの区別が曖昧なことが理由のようです。
原始共産主義のモデルともされるミールの文化が影響しているかもしれません。
貸した金が返ってこないのは現代では、多分に人によりけりだとは思いますが。日本に昔よく来ていたロシア人はそういうモラルが低い人たちが多かったですが、最近増えてきたビジネスマンは日本人並みかと感じます。
ロシアは個人レベルではとても良い人が多いですが、外交では確かに力を優先する面が強いです。その理由は力で領土を奪われ、力で取り返してきた過去があるからです。確かに世界史を見れば、交渉だけで領土を返還してもらうことなど、例外的ですね。なお、「固有の領土」という概念は日本特有のもので、外国には理解されません。
ロシア外交は力を重視するので厄介ですが、逆に言えばわかりやすいということでもあります。交渉もタフですが、タフな交渉相手に敬意を払うという文化もあります。その観点からすると、日本の交渉は弱腰過ぎますね。
つまり、彼らに悪意があるというよりは、日本とスタイルが違うと理解すべきでしょう。
日本は中国、韓国とは競合する運命にあるようですが、ロシアとは折り合える要素が多くあります。
チキンサラダ 様
>ロシアとは折り合える要素が多くあります。
そこまで行くと、う~む?という気もしますが、わからなくもありません。ロシア人って質素で自然を愛するようなところがありますしね。感性的に根底では日本人と理解しあえるところもありそうな気もします。因みに、このあたり中国人はまったく逆ですね。自分さえリッチならば、周りはどうでもいい。自然破壊しまくり。カネ儲けに国境はない・・。こういうマインドとそっくりなのがアメリカ人だと思います。今はこうでも、きっとアメリカと中国はまた仲良くなりますよ。韓国、北朝鮮は?大昔からマインド面でも中国にあこがれていますよね。リッチになって〝徳” とやらをひけらかして周りを見下したい。(まさに小中華、腐儒の国ですね。)
そうですね。ロシア人は基本的に田舎の人なので、シャイで素朴で直情的です。(顔に感情はあまり出ませんが)
芸術的感性は日本に近い部分もあります。日本人のクラシック音楽家は一般的にロシアの曲が得意とされています。
日本とロシアの相性でいえば、たとえば両国が同盟を結べば、互いに国境線の防備を大幅に減らすことができ、相当負担が減ります。ロシアはアメリカとヨーロッパだけ、日本は中国だけに絞って軍備ができますから。
天然ガスを売ることが国の生命線のロシアに対して、天然ガスがどこよりも欲しい、そしてリスクの高く長いシーレーンなしで天然ガスが欲しい日本。
シベリア開発がしたいロシア、途上国の産業育成に定評のある日本。
中国東北部からロシア極東部に対しての10倍以上の人口圧に恐れおののくロシアは、中国の alternative としての提携先が欲しい。
これらに加えて言うと、ロシアはかなりの親日国です。日本人だというと結構親切にしてもらえます。日本人はロシアが嫌いな人が多いですけどね。
中国人はどこまでも商人ですよね。理にさとい。すがすがしいくらいに純粋に利益を追求します。
アメリカ人はいろいろですが(アメリカに住んでから、いろんな人をみてきたので、一概にはまとめられなくなる)、中国と近い部分があるのは確かですね。交渉の方法は中国と同じ系統です。(最初に超強気、あとから妥協案をだしていく) また、おおざっぱなところも共通してますね。
おっしゃるとおり、中国とアメリカはいずれまた復縁すると思います。相性が良い国だと思いますよ。
ロシアという国は、多面性があって中々理解しがたいというのは、こちらの論客の皆様が仰るところです。
私の場合、大雑把には「あいつら白い中国人だから」と見做しているのですが、文化的には濃厚にヨーロッパ的ですし、近代自然科学の発展に寄与した科学者もけっこう多いですし、個別の事例を見れば見るほど解らなくなります。
ロシア人の親日感情はよく知られるところです。近年は沢山のロシア人女性が日本に暮らして、日本語で日本愛に溢れたYouTube動画を配信しています。
https://www.youtube.com/channel/UCjO4DceSQ10SraMW0LpyRaw
https://www.youtube.com/channel/UCXKTtrixDSnSsnXhN4xmBeg
https://www.youtube.com/channel/UCsi-boJUSkRHxqGAYwnaf5g
ロシアのアジア帝国的振る舞いについては、私はいわゆる「タタールの軛(くびき)」が原因だと思っていました。モンゴル帝国に支配されたことによって、アジア的精神構造を吹き込まれたのではないかと。
そして、どなたか忘れましたが、こちらの論客のお一人に「タタールの軛」はロシアだけではなく、モンゴル帝国の版図だった様々な地域に見られると教えて頂きました。
そこを掘り下げて学べる本はないかと探して見つけたのがこれ↓です。
世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統 (ちくま文庫) 岡田英弘 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480035044/
出版がやや古く今日の世界情勢を反映できていない不満と、信頼できない怪しい記述が幾つかありましたが、全体としてはタイトルどおり、大陸を中心に東西の歴史を俯瞰することで、世界史に新たな視座を与えてくれると思いました。
それで思い出したのがこれ↓です。
文明の生態史観 (中公文庫) 梅棹 忠夫(著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4122030374
発刊当時、日本の知識層にセンセーションを巻き起こしましたが、その後、ほぼ全否定されています。海外では全く相手にされませんでした。確かに、ミクロ視点では大雑把すぎて齟齬が目立ちます。しかしマクロには捨てがたい魅力があると思います。
新聞連載を後からまとめた本で、進行がまどろっこしく、忙しい方にお薦めしがたいゆるーい本です。忙しい方にはこの↓動画をお薦めします。これで十分です。
https://www.youtube.com/watch?v=ajyyGn9MexU
時々、ロシアと中国を一緒くたにして批判したり、中露(+韓) vs 日米欧という構図で敵視するような言説が見られます。こちらでも時々見かけますね。
しかし、私はそのような見方には懐疑的です。歴史的に見ても、長大な国境線を接する中露両国の相互不信はとても根深いものがあり、たまたま対アメリカという点で接近しているかのように見えますが、お互いに相手と心中する覚悟で結束する気などさらさらないと見ているからです。つまりは、中露同盟などというものは幻想に過ぎないと考えているのです。ゆえに、日本としては、非常に高度な外交能力が要求されることは言うまでもありませんが、対米同盟を基軸としたうえで、「幻想の中露同盟」の間隙を突くという方向性を考えるべきではないかと思っています。その場合、対象となるのは当然ロシアになります。
現時点で、日本とロシアとは、北方領土問題を除いて、深刻な利害対立点はありません。クリミア・ウクライナ問題にしても、日本から見ればあまりに遠く、西側諸国にある程度は付き合わざるを得ませんが、とりあえず原則論だけを唱えていれば良い、つまりはロシアとの対立点にはなりません。従って、日本としては、ロシアの潜在的対中警戒心を利用できる立場にあると言えます。そこを突かない手はないだろうと思うのです。
ロシアがまるで信用ならん国であるというご意見には基本的に同意しますが、うまく利害が一致することを示せれば、ある程度の取引は可能な相手ではあると思っています。ロシアは非常に猜疑心が強く、他国を信用するということがまずありません。ならば、こちらとしてもロシアを信用する必要などはなく、ただ利害が一致する点だけで手を握れれば十分です。その程度に考えれば良いと思います。
アメリカが将来的に中国との関係を修復する可能性があるかというと、この点にも少々懐疑的です。なぜならば、中国の膨張主義はアメリカの「権益」を侵害しかねない、あるいは侵害しつつあるようにアメリカが認識しているように見えるからです。中国が膨張主義を放棄しない限り、一時的な緩急はあるでしょうが、かつてのような蜜月と呼べるような状態に戻ることはないと見ています。
むしろ、かつてアメリカが対ソ牽制のために中国と手を組んだように、対中牽制のために米ロが水面下で手を握る可能性すらあると思っています。すでに中国は中央アジアに手を伸ばそうとしており、中国の膨張主義はロシアにとっても脅威であるからです。
中国の膨張主義は、もちろん日本にとっても深刻度の高い脅威です。ならば、同様の脅威を感じている日米ロが手を組み、対中抑止を図ろうとするなんて構図だって、けしてあり得ない未来だとは思わないのです。
日本に来るロシア人女性はロシア経済が絶不調だった90年代がピークでしたね。ホステスさんたちが沢山やってきて、偽装結婚してました。彼女らや、彼女らの後輩を東京でも時々みかけますね。
一般的にある国が他国に占領されると、占領国の文化や性質を良くも悪くも受け継いでしまうことが多いですね。
日本の版図だった北朝鮮は天皇制と軍国主義を受け継ぎ、台湾は士族文化を受け継ぎ、中国は帝国主義的膨張主義を受け継ぎました。
モンゴルが支配した国がモンゴル的要素を受け継ぐのは当然ですね。
モンゴルの軛はなんせ二百年と、恐ろしく長いですからね、
なお、ロシアがアジア的なのはモンゴルのせいだけではありません、ロシア南部(ウクライナ)の草原地帯は遊牧民の通り道で、有史以前からアジアの騎馬民族が侵入してました。ロシア人にもかなりのアジアの血が入っています。もちろん、文化も。
なお、ロシアは元々かなりアジアな要素を持ってましたが、ピョートル大帝以降急速にヨーロッパ化しています。膨張主義は、むしろヨーロッパ帝国主義の影響と考えた方が良いかもしれません。
龍様、
仰る通り日本の外交としては、ロシアと中国の間に楔を打ち込みたいところです。
米国が中国対抗のためロシアとの友好に動けば、北方領土問題も解決する可能性があります。日本も相応の妥協と決断が必要ですが。
中国と米国の次の蜜月は、米中戦争が起こって米国が中国を占領した後くらいでしょうね。
国民同士の相性はとても良いので、状況さえ整えば、また互いに吸い寄せられて行くと思いますよ。
ロシアと中国を「工作する」
本邦はモンゴル国といま一層仲良くなれば自然に達成可能と思います。ワクチン外交を推し進めましょう。ところで自分は Эрдэнэчимэг こと Erdenechimeg の歌声に今日も聴き惚れてます。次女さんも歌うまいです。満蒙の大地はるか西方に草原が待っている。
チキンサラダ 様
>原始共産主義のモデルともされるミールの文化
うーーん、そうなんですか。
だから壮大な実験ともいう共産主義国家を造れたんでしょうか?案外彼らとしては失敗した実験と思ってないのかもしれませんね。
とすると、朝鮮半島も共産主義化が必然なんでしょうかね。ムン氏を見てるとそんな気もします。
ミールがロシア革命の基盤になったとする論文は数多くありますね。
ロシア革命が起こるはるか以前、あのカール・マルクスもミールが共産主義の基盤になるかについて推察しているくらいてす。
朝鮮半島の人々は、共産主義というより、戦前の日本のような天皇制を心の底で切望してるのだと思いますよ。金正恩が、統一朝鮮の皇帝に就任する日が来てもおかしくなさそうです。
運営さんから「原題にもっと寄り添え」という趣旨の注意を受けましたので、手直しをしたものを再書き込みします。是非のご判断は会計士氏にお願いしましょう。
前のは何だったっけ?そうだ、朴正煕を持ち上げたんだ。
日韓関係が「信頼」の上に成り立っているのはそのとおりでありますが、韓国の、特にノムヒョン以降、目に見えやすくなった韓国、その一部国民、そのメディアによる、日本を貶める行為は何なのか、にフォーカスすればいいんですよね、きっと。
結論から先に申せば、韓国、その一部国民、そのメディアたち(以下、彼ら)は、日韓関係を破壊したいと思っているようには見えません。
推測ではありますが、彼らは時間経過感覚が、わたしたちとかなり違うのではないでしょうか?俗にいうせっかちなのだと思います。国としての歴史、保健的な平均寿命、経済的な貧困、などが、せっかち気風を醸成したのではなかろうか、と。
誰かの言葉として「イギリス人は歩きながら考える」というのがあります。よい結果を得るには絶え間ない思考・修正・検証を要するということで、会社づとめの人にPDCAという言葉で日常化されているものと、ほぼ同じ趣旨のものです。
ついでに言うと、この言葉には「フランス人は考えたあと走り出す、スペイン人は走ったあとに考える」と続きますので、おそらくイギリス人がいいそうなセリフですね。これをあてはめると、
「韓国人はよく考えないで走り出す」
というあたりかも知れません。国としての歴史が70年ちょっとと浅いし、経済的に離陸したものの格差が大きいから相対的に貧しい人は多い、平均寿命は延びたと思うけれども質の良い教育を受ける機会が乏しいために人生を無駄に費やしている、そんな人がまだまだ多いのではないでしょうか。
各国民の脳神経系の作動効率の平均値に本質的な差はない、と仮定しますと、せっかち は 熟慮 と比べればよい結論に達する可能性が低いことは説明を要しないと思います。ただし、ときにはまぐれ当たりというのがあって、がちゃがちゃっと走った結果大正解だったということもままある。これが賭博を好むという韓国の国民性との相関性を感じさせ、1910年の日韓併合直前のわが国世論の中に「その不潔な、賭博を好む因習がわが国に広まることをおそれる」として論じられていたことを思い出させます。
文ざいいんのような学生運動くずれの思考フローはよくわかりませんが、すくなくとも責任ある韓国の指導層は、自分たちのやっていることが無理筋であることを知っているのでしょう。しかし、便宜として「日本=悪」という教育を施してしまい、そういう教育を受けた国民が過半を占める今、間違っていたことを認めて改める勇気を表明する人、団体が、ごくわずかな例外を除きいなくなってしまったのです。
アメリカには、愚民化政策を暗喩する言い方として「大学生にはフットボールとサーフィンに夢中にさせるといい」というのがありました。
日韓国交正常化を推進した実力者・岸信介氏は、善悪という尺度では測りきれない複雑な知性を持つ異才です。
ときに「韓国を甘やかした日本が悪い、中国のようにぴしゃりと棒で打ち据えるべきだった」という意見を目にすることがありますが、岸氏とその後継者たち・これは日韓利権と直結するグループですけれども、韓国を甘やかしたのはある種の愚民化政策だったのではないか、と考えたりもします。
愚民化政策がいきわたり、コントロール不能状態の国民を代表するのが韓国政府であるならば、その政府を代表する人たちが、内心ではいやいやながら反日をショーアップさせたり、中には心から日本=悪を信じている阿呆といっしょになって、あのような行動をとらなくてはならないことは、まことに気の毒な事です。
しかも、以前は日本をゆすると時々お金を手にすることができましたから、その誘惑を振り切るのは難しかったと思います。
そういう政府・国民に購読、クリック、検索してもらうことでメシを食っているのが韓国メディアです。どなたか、ときおり「ハンギョレはときどきいいこと書く」ような記述をされますが、それが真意か揶揄かはともかく、メディア人だってわかる人はわかっているのです。
このような隣人を相手にするのですから、手を抜かず、かつローコストでカウンターを数十年は続けることを想定して政府報道を行う工夫が必要ですね。なぜ、いちいち官房長官という要職が出てくるのか、報道官でよいのではないか。手法も、クイズ番組のように、ボタンを押すと「韓国政府発言は間違い」「どこどこメディアの報道はウソ」というプレートがポッポアップするとかね、文書は内容証明配達証明をつけて韓国大使館に送れば数百円で済む。
こう言っては失礼ですが、珍しく全面的に同意できる内容です。
韓国の反日の大きな理由の一つは愚民化政策で、メディアもそれにあわせてる面がありますから、新聞記事を読む際も行間を読むことが重要ですね。記者が無理に反日や日本糾弾の内容を書いていても、ポロッと本音が漏れてる部分があるように見受けられます。
だいたい、記事の後半に本音が潜んでることが多いように思います。前半の日本叩きはもはや枕詞程度にしか意味がないというか、テンプレートになってしまってますね。
中国の官製ニュースを読むときも似たような作業をすることがあります。環球時報は、人民日報の系列で、過激な愛国や日本叩きを書いてるのが普通なのですが、ふとした行間に体制批判的なことが見え隠れするのが面白いところです。
韓国のニュースを読む時も、記者の本音を行間から読むようにすると、さらに楽しいかもしれませんね。
こう言っては失礼ですが、「言って治る」のは、すがすがしいと思いましたwww。
wwwww
ソースは忘れてしまったんであれですが、ブランコは韓国だと並んでるところに
親が出てきて順番を押し退けて自分の子供につかわせるし
他の子供もそれを当然のこととして受け入れて待つ風景が散見されるということで文化の違いとして紹介されたのを見た覚えがあります
これはこれで揉め事を抑制できているので日本とは異なる社会しすてむがあるんだな、と
これは直接信頼を軽視する姿勢を説明するものではありませんが、約束を軽視することで利益を得られる社会システムがしっかりと存在していて、やり直しても同じ結論を得られちゃうようになっているのではないかと
Q.韓国はどうして法律や約束を守らないのですか?
A.守らなくても困らないから。(厳罰に処されないから)
なのかと・・。
言い換えると 破ったほうが儲かるから。
A. 約束を守るようなヤツは、あとで「約束を守れ」と言うので信用できないから。
以前、虚言癖の人たちと接触があったのですが、彼等は自分の記憶を都合の良いように書き換えてしまうんですよね。事実と正反対くらいにでも書き換えてしまいます。
始末の悪いことに本人にとっては事実なので、周囲へのアピールが真に迫ってます。何も知らない第三者からすると「経緯はよくわからないが、ここまで必死に言うからには少なくとも半分くらいは本当なんだろう」と思ってしまいます。
それが、若い女性が性暴行にあったなどという内容なら、第三者の大半は信じ切ってしまいます。
冤罪をでっち上げられた方にとってはたまったものではありません。
また、こういう虚言癖のある人たちに囲まれていると、普通の人でも影響されて虚言癖がついていくように見えます。
韓国の報道を見てると、そのことをよく思い出します。
なお虚言癖の人に嘘の動かぬ証拠を突きつけると、発狂して大暴れします。どこかで見聞きしたような話ですね。
会計士さんの云う通り、記事を見る限りは、”中央日報の記者は現状を理解していない”ように思えます。ここで、いつもそうなんですが、私は大きな疑問にぶつかります。それなりの高等教育を受けた新聞社の記者が、なぜこんな簡単な事実が見えないのかです。本当に疑問符が目いっぱいつくのです。これまでも、いろいろな案件が生じるたびに、同じような疑問が起こりました。「なぜ、こんな簡単なことが解らないのか?こいつらは本当に馬鹿なのか?」
最近気づいたのですが、彼らは、他社と対峙するときすべては勝負だと考えているのではないか、です。
だから、勝つためにはどんなことでもやる。従って、たとえ事実であってもそれが他者を利するものであれば、その事実はないものとする。勝利という結果が得られるのであれば、何でもOK.彼らはこう考えているのではないか。
中央日報の記者は、日韓の問題点は韓国にありと確かに分かっているのではないか。ただ、その事実を認めると、勝負に負ける恐れがあるので、知らんぷりを押し通すしている。
ちょっと怖くなったのですが、こんな国と、つまり勝つためには何でもやろうとしている国と、合理性や事実に忠実に振る舞おうとする国とが勝負したらどちらが勝つでしょう?
前者でしょうね、世界中に此奴は悪者だと噂をばらまけばいいのですから。嘘でも、風評をバラまけばいいのですから。
そう考えると、誰かが言っているように、この国には絶対に、近づかない方が賢明でしょう。
ついでに、なぜ彼らがいつも、勝負に入り込むのか、だれかさんがおっしゃっていたように、この国の商業の歴史の浅さがその答えの一つかもしれませんね。商売は勝負ではありませんから、いつも自分だけが勝とうとしていると、商業としては成り立たないでしょうから。
しつこく言います。彼らはすべてわかっているのです。わかっているからこそ、こちらの失態を、矛盾を必死で探しているのです。けして、馬鹿だチョンだと侮ってはいけません。その鉄面皮、恐るべしです。
私の持論に近い御主張を歓迎致します。
私も
> なぜこんな簡単な事実が見えないのか
ついて意見と仮説を述べておきます。
財務省が典型例ですが、日本にも最高水準の学歴・知能を有しながら財政均衡と町費税増税にこだわる官僚がいます。コリアスクールやチャイナスクールが暗躍する外務省も不可解です。新聞業界もかつては人気の就職先であり、厳しい競争をかいくぐった優秀な若者が集まりました。旧民主党に所属する議員達も、東京大学を初めとする優秀な学歴をお持ちの方々です。そうした彼らが政権を担当したら日本がボロボロになりました。
そのような優秀な人材を擁する組織が目指しているのが日本の破壊です。無知だから愚かだからやっているとは思えません。何もかもわかってやっているはずだと見做すのが自然です。
以下は仮説です。確信はありません。自動車に喩えます。
高性能エンジンを搭載した車両を順法精神の低い運転手が運転したら? 人をはねても何とも思わないとしたら?
優秀な人材を支配するイデオロギーやドグマがあれば、その人材は破壊的・反社会的行動を取れるのではないでしょうか。かつてオウム真理教にいた東大卒の幹部のように。
日本だとGHQが反日日本人の種を植えました。マスコミ、学界、官僚の一部でその種は大きく育ちました。米国は同様に李承晩に反日を奨励しました。朝鮮戦争で米国はその愚に気付くも手遅れでした。今や誰にも制御できないドグマとして韓国を支配しています。
つまり個人の知能は、イデオロギーやドグマを超越できないのではないでしょうか。ドグマほど強烈な者でなくとも、例えば私が常々問題視する「日本人の美徳」にしても、冷徹な利害損得を考慮すれば発揮すべきでない場面でも、非常に優秀な人材が日本人らしい謙虚さを発揮してしまいます。
> それなりの高等教育を受けた新聞社の記者
といえども、所詮は学歴や教育はエンジン性能に過ぎず、それをどのように動かすかは上位概念次第ということになるのではないでしょうか。
因みに、多年韓国人を観察していて実感したことですが、韓国人の大多数は、いわゆる愚民です。自称「人畜」「犬豚」です。何も知らず、何も調べず、ただ反日が正義と信じて騒いでいるだけです。何もかも承知で反日を扇動する韓国人は少数です。(何もかも承知で反日から距離を置く韓国人もいます。)
> けして、馬鹿だチョンだと侮ってはいけません。その鉄面皮、恐るべしです。
仰る通りです。実際にこれまで、歴史戦において日本人は韓国に負け続けてきました。この敗北を直視できず、何十年も毎日飽きずに「韓国はもうすぐ滅びる」「韓国は崖っぷちだ」と唱え続けているのが日本人です。自分自身の認知の歪みに気付くのは困難です。
日本人の尺度で韓国を評価する限り、この認知の歪みは払拭できません。韓国人の動作原理を理解しようとするところに突破口があります。
激しく同意します。
優秀なはずの官僚たちのアウトプットが、なぜイマイチなのか?いくつか理由はありますね。
1. 合成の誤謬(船頭多くして船山に登る)
2. セクショナリズム
3. 彼らを操る立場の政治家がイマイチ。さらにその政治家を操る国民がアホ(失礼)
さらにもう一つ。
官僚になると国民、マスコミから叩き回られ、給料は安月給のまま据え置き(彼らの同窓生はほぼ皆高給取りです)、職場環境は最悪、残業時間はブラック企業以上、天下りは禁止されて退職後の安泰もない。
そんな職場に優秀な人が来ると思いますか?そんな奇特な人は減るばかりです。
さらに若い間は、まだブライドでなんとか仕事のクオリティを保てますが、数十年もするとバカらしくなりますよ。人間ですからね。だから優秀な官僚ほど若くして省庁をやめていきます。
東大生の最優秀な部類はもはや官僚にはならなくなってます。最近は外資系の会社に就職する子が多いですね。
官僚機構が劣化してるのは、無意味に官僚を叩いて憂さ晴らししてた国民へのしっぺ返しという面もあります。
阿野煮鱒さん
同意して下さってありがとうございます。
あなたの云う、”優秀な人材を支配するイデオロギーやドグマ”とは何なのでしょうかね? 私は朱子学にはとんと縁がなくわからないのですが、そのドグマとやらは、優秀な人材に向かってこんなことを言っているのでしょうかね、
「おい、お前、日本が主張しているその点を認めたら俺たちの負けになるだろう。みすみす負けるとわかっていることを認める莫迦があるか!
もっと知恵を絞れ!お前らは大学で高等教育を受けてきたんだろう?
奴らにも何かきっと、欠陥があるに違いない。探せ、そこだけを徹底的について、世界中にその日本の欠陥を晒すんだ。
粘り強く、諦めずに努力していれば、きっと勝てる。
勝ってしまえば、日本の云っているたわごとはどうせすぐ忘れ去られるのだ。
わかったか、勝負してこい!」
・・・・おお怖い!?
あなたのコメントに共感しました
このサイトを読み始めてから1年余りですが、私がぼんやりと感じていたことを、あなたが明快にまとめてくれました
私にとって初めてのコメントです
ありがとうございます
宇太郎さま
はじめまして。
わたしも先日から、コメントを(たまに)入れはじめたばかりですが、コメントを入れると、リアリティが迫ってくるというか、ブログ主様の記事も、みなさまのコメントも、より理解が深まる感じがしています。どうぞよろしくお願いします。
ご支持ありがとうございます。
何らかの知的好奇心を刺激できたのであれば幸いです。
>それなりの高等教育を受けた新聞社の記者が、
>なぜこんな簡単な事実が見えないのかです。
私も中央日報日本語版を習慣的に読み始めた時に同じようなギモンが起こりました。
そして、何故「高学歴」である筈の人々が「客観的で正確な現状認識が出来ないのか?」、「論理的な推論が出来ないのか?」、「結論が飛躍するのか?」、「結論を支持する為に仮説を捻じ曲げてしまうのか?」。
ただし、韓国内での「大学の教育」そのものレベルは、時折掲載されるオピニオン・リーダーである筈の大学教授サン達の「客観的な現状認識の出来ない、論理的演繹も帰納も仮説形成もいい加減な論評」を見るにつけ、教える立場の者達が文明国の大学の初年生にも劣るような思考能力しか持っている事を鑑みれば推して知るべしでしょう。
「韓国式の考え方」では「観念的な”あるべき姿”に毒されない客観的な現実の観察」も、「損得・人間関係の上下から離脱した推論」も、「”朱子学的な正義”から独立した結論」も要求されないので、『現実に基づかない非論理的な独りよがりの思い込み』が横行しているし、大半の人々がそれを当然と思っているのでしょう。
韓国の『テンプレート思考』では
1)前提条件: 韓国は善、日本は悪
2)規則: 韓国は無謬であり、日本は間違っている
3)結論: 韓国は善、日本は悪
3)仮説: 韓国は無謬であり、日本は間違っている
ですので、これに当て嵌まるように韓国式思考テンプレートに選択的に「事実に則さない思い込み」や「事実の歪曲」や「完全な捏造」を埋め込んでいけば、(韓国的には)それらしい論評が出来上がって、大半の韓国人の方々をそれを鵜呑みする事が出来ます。
この「韓国式思考回路」を目の当たりに観察出来たのは「哨戒機レーダー照射事件」の経緯で、この事件は多くの日本人が韓国と言う国家の正体に気が付く事が出来たと言う意味で画期的だったと思います。
野さん
別にケチをつけるつもりはないのですが、韓国はこれこれこういうテンプレートで思考する。と言われると、そうかな?それだと、彼らの行為の実態は説明できるけど。
私は、彼等の行為の原則を分析するだけではまずいのではないかと思います。だって、それだと、彼等の凄さが伝わらないのです。
彼等は、勝負の為には(なぜか彼等は他者と対峙するとき常に勝負と考える癖があります)、何でもするのです。恥も外聞も関係ありません、勝てばいいのです。そのために全力を尽くすのです。これが彼等の本当の怖さだと思っています。侮ってはいけません。分析できたらとそこで満足してもいけません。
彼等にとって人間関係は勝負でしかないのかもしれません。だからこそ、議論が成立しないのでしょう。かつて日韓で行われた歴史についての議論が何の成果を生まなかったのもその為かもしれません。議論によって、思いもよらない人から素晴らしい啓示を受けることもあるという経験はないのかもしれません。その意味では可哀相な人々とも言えます。
でも忘れてはならないのは、彼等は勝負に来るのです。こちらのどんな小さな隙も虎視眈々と狙っているのです。
何故いかなる手段を使ってでも勝たねばならないのか?
簡単な問いです。勝てば「上位者」になれるからです。上位者になれば、下位者に対して、いかなる横暴な振る舞いをしようが許される、それどころか、横暴に振舞うことが上位者の義務であると考えているからです。同時に、うっかり下位者にでもなろうものならば、上位者のいかなる無体な要求にも抗うことは許されません。それが天然の摂理というものだからです。
ゆえに、彼らはいかなる手段、それが不正であろうが没義道であろうが、何らためらうことなく勝とうとするのですよ。
龍様、
>ゆえに、彼らはいかなる手段、それが不正であろうが
>没義道であろうが、何らためらうことなく勝とう
>とするのですよ。
韓国の法務部長官であったチョ・グク夫妻が娘さんをあらゆる不正な手段を使って勝ち組にしようとした理由と、そしてこれだけ証拠が揃っているのにまだ無罪を主張し続けている理由がやっと理解出来ました。
日本だと、このような悪事や不正を働いた事が露見したら、社会的信頼が失墜して社会的に抹殺されますが、韓国では『勝ち組』でい続ければ悪事や不正は不問にふされるのですね。
なるほど〜。想像を超える凄まじい人生のような気がしますが、それが朝鮮半島を何百年として生き残ってきた人の遺伝子の為せるわざなのですね。日本の戦国時代は武力で決まりましたが、武力でなくあらゆる策謀を使う朝鮮の戦国時代は継続中で、今も時々に日本は巻き込まれる。そんな印象を持ちました。厄介ですね
下位者になってしまった場合はどうやってその状況を克服するのですか?
面従腹背?
革命?
サボタージュ?
奴隷のように付き従う?
より下位のものを見つけて憂さ晴らし?
上下関係が定まり、それを双方が認めてしまったら、その後に覆ることはまずありません。下位者になってしまったら、ただただ上位者の横暴に耐えるだけです。そこで、より下位の者を探し出して、上位者たる威厳を示そうとするのです。結果として、韓国では果てしなく「階級」が細分化されることになります。最下層とされる、その日暮らしの路上生活者の中でも序列や上下関係が生じるそうなので、実に徹底しているとも言えます。
韓国が日本に対して執拗に道徳的優位性を言い、日本に受け入れさせようとしているのも、このような韓国の社会構造の反映と考えればわかりやすくなります。(李朝の頃、白丁どもを宥めるために、海の向こうには倭奴というもっと野蛮で道徳的に劣った連中がいると教え込んでおり、現在の姿勢はその延長だという見方もありますが、あまり確証と言えるようなものはありません)
もっとも、本来の朱子学であれば、孟子に由来する革命思想があり、「不徳の君主」は打倒しても構わないということになるはずなのですが、李朝成立以降、一度たりとも革命の機運は盛り上がらず、大韓帝国消滅までその萌芽すらありませんでした。つまり、革命は500年以上封印されていたのです。もしかすると、韓国で大統領交代の度に易姓革命じみた動乱が起きるのは、封印されてきた革命思想がここぞとばかりに爆発しているのかもしれませんね。
ちょっと、余談が過ぎました……(^.^;
下位者はより下位者を見つけては、それを虐めて憂さ晴らしする構図はしっくりきますね。世界中の差別は基本的にそういう構図ですから。
韓国は中国にいじめられるたびに日本に因縁をつけることで心のバランスを保っているのでしょう。
李氏朝鮮時代、長きに渡って革命がなかったことと、現在大統領が変わるたびに易姓革命もどきが起こっていることの対比は面白いですね。今後、考察を深めてみる価値があるかと思います。
自分が大学生の時は思わなかったんですけど、大学卒ってはたして高等教育を受けた人なんですかねえ。
自分の娘が大学生になってからそう思うようになりました。
フラジャイルという漫画の今月号で
「彼は医師免許を持ってはいても、まだ医者じゃない」
というセリフがあって、感心しました。
試験に受かっただけでは公認会計士ではない、みたいなもんですかね。会計士業界も利権の塊のようなものですが。
私も思うのですが、学習と言うのは物事を丸暗記する側面と、物事を観察・分析・推論や演繹の仕方・仮説を系統だてて立ち上げる方法論を学ぶ側面の内、前者ばかりが強調される事はどの社会でもあり勝ちですね。
『物知り』は必ずしも『自分で独立した思考ができる賢い人』とは限ませんしね。
ただ、韓国ではそれが極端すぎて、韓国の実社会では実証的学問や実証的論理の価値を理解している方々は少数派ではないかと思います。
経済的に豊かである韓国が自然科学の研究や法曹界の論壇での傑出した人材が乏しいのも実証的方法論を理解出来ない韓国文化に問題があるのでは?
他のことの国ことは知りませんが、少なくと日本の大学では基本的な「教養」というものを碌に教えていません。文系の学生であっても、シェークスピアさえ読んだことないなんてのは少なくないでしょう。哲学科の学生ですら、マックス・ウェーバーどころか、デカルトさえまともに読んだことがないなんてのは珍しくありません(まあ、学校のレベルにも依るでしょうが)。
つまるところ、日本の大学は、高等教育とは名ばかりの薄っぺらな人間ばかり大量生産しているのだと思っています。ただし、それは必ずしも大学の問題ではなく、学生側、そして社会の側の問題であると思っています。せっかく高等教育を受ける機会を得ているのに、それを無駄にしているのは、学生側そして社会の側の意識の問題だからです。
シェークスピアの原文、デカルト、マックウェーバー、全部高校の時に読みましたね。(シェークスピアの原文は英語の授業)
入った大学の教養の授業は結構面白かったですけど、周囲は自分たちで授業で必要なものの何倍も本を読んでましたね。
我々は特殊な部類だったと思いますが、日本の大学生の一部にはそのレベルの層も居ますよね。面白い教養教育をしてくれる大学もたまにある。
割合で言えば、1/10 くらい?もっと少ないかなw
かく言う私も大学時代、もっと勉強してればよかったと後悔です。
きっぱりと言い切りますが、チキンサラダ様のような例はかなり稀な例外です。日本の大学生の1%にも満たないかもしれません。逆に、5%もいるようならば、日本の未来は明るいとさえ言えると思いますよ。
> かく言う私も大学時代、もっと勉強してればよかったと後悔です。
これは多くの人が思うことですよねえ。もちろん、私もまたご多聞に漏れません。時間だけは果てしなくあったはずなのになぁ……
>だから、勝つためにはどんなことでもやる。従って、たとえ事実であってもそれが他者を利するものであれば、その事実はないものとする。勝利という結果が得られるのであれば、何でもOK.彼らはこう考えているのではないか。
K政府、Kマスコミ関係等々、ほぼ全てそうだと考えます。
情緒的かつ事大的K国民は、政府とマスコミに釣られて踊る、
というのがK国なんでしょう(日本パヨク&マスゴミと連携してる説あり)。
彼らからすれば、お人好しかつ約束を守る日本は非常に良いカモ♪でした。
K国は、カモからボッタクる反社技術は、世界トップレベルであり、
日本は、これまでボッタクられ、不当に貶めらてきた
ってことを我々日本人は、今一度、しっかり認識する必要があります。
反社会的組織及びその概要を『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用しますが、
「企業」を「日本」、「暴力団」を「K国」と読み替えるとバッチリ符合したり♪
「暴力や威力、または詐欺的手法を駆使した不当な要求行為により経済的利益を追求する集団又は個人の総称である。
暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、半グレ集団などの犯罪組織及びその協力者たちを広く呼び、反社(はんしゃ)と略される。」
「企業には、CSR(企業の社会的責任)の観点から、暴力団等の資金源とならないために、それらの組織・団体とは取引を行わず、関係を持たないことが求められる。しかし、暴力団等による証券・不動産取引などの経済活動を通じた資金獲得活動が巧妙化したことで、暴力団を排除する意識が高い企業であっても、取引先企業が暴力団関係企業とは知らずに経済取引を行ってしまい、結果的に間接的に暴力団と取引をしてしまうおそれがあることから、暴力団のみならず、暴力団に準ずる組織・団体やその関係団体、あるいは、暴力団ではなくとも社会的に許容されない暴力行為・不法行為などを行っている組織・団体を包括的に捉え、それらの組織・団体に対する総合的な対策が必要とされるようになった。・・・」
漸く最近になって、日本は「丁寧な無視」という有効なK対策とっています。
現在の日本にとって、C国のように露骨な躾は難しいでしょうから、
1 K国が国際的な約束を守って違約状態が完全解消される
2 懸案につきK国が日本が満足する解決策を提示し実施する
まで、「丁寧な無視」を継続していくのがベストではないでしょうか。
あと、あの手この手の巧妙な搦め手には、絶対乗ってはイケマセン。
以上、個人的な見解でございました。