姜昌一問題を手掛かりに「議論の流儀」について考える

本稿では当初、米韓首脳会談について取り上げようと思っていたのですが、大変に残念ながら、本稿では事前に「予告」していたとおり、その議論は間に合いませんでした(これについては、何か取り上げるべき話題があれば、別稿にて議論します)。ただ、「韓国」つながりでしょうか、せっかくなので本稿では、数日前に当ウェブサイトに寄せられた「とあるコメント」を手掛かりに、「議論」について簡単に考察しておきたいと思います。

米韓首脳会談、やはり間に合いませんでした

昨日、「予告」していたとおり、残念ながら本稿では、(ごく一部の?)「コリア・ウォッチャー」が楽しみに待っていた「米韓首脳会談」に関する議論は掲載していません。

本稿を読者の皆さまが目にする頃であれば、すでに米韓首脳会談の結果は出ているのだと思いますが、それに関する分析ないし所感について、なにか議論すべき点があれば、明日以降に取り上げたいと思います(※あくまでも「なにか議論すべき点があれば」、ですが)。

ただ、当ウェブサイトでは昨日の『茂木氏、クアッドに韓国など加える議論は「全くない」』を含め、すでに何度か述べてきたとおり、米韓同盟の亀裂はもはやだれの目にも明らかになっていると考えています。

もちろん、日本にも米国にも、「韓国を諦めきれない人たち」というのはいて、そのなかでもとくに日本の親韓派の人たちを眺めていると、「外交を通じて相手を変えることができる」という信念(というよりも「妄想」)に取り憑かれているように思えてなりません。

要するに、「韓国は日本(や米国)にとって、経済的にも軍事的にも重要な国だから、その韓国との関係を再構築すべきである」、といった議論です。

「情報源」という議論

こうしたなか、せっかく韓国の話題を取り上げているので、これに関連し、「情報源をどう取り扱うか」に関する興味深いモデルケースをひとつ紹介しておきたいと思います。

当ウェブサイトに数日前、「外務省の内情を知る男」様というハンドル名のコメント主様から、あるコメントがつきました。まずは、その前半部分を原文どおりに紹介しましょう。

姜昌一(カン・チャンイル)のアグレマン問題を議論していたのってこのサイトでしたよね。今、韓国メディアがカン・チャンイルの信任状捧呈の具体的日程で調整が整ったと報じているのですが、あれ、かなりギリギリの交渉をやってますよ。だって、そもそもカン・チャンイルへのアグレマンが出たのって奴が入国した後のことですもん。茂木外相と外務省の事務方でかなりのバトルがあったんですよ。

このコメント自体は外務省内のサーバなどから書き込まれたわけではなく、モバイルキャリア(DoCoMoやau、ソフトバンクなど)の回線から書き込まれているようですが、コメント主の方自身が本当に「外務省の内情を知る」人物なのか、それとも単なる自称なのかはわかりません。

また、姜昌一(きょう・しょういち)氏に対し、「アグレマンが出たかどうか」をテーマに、昨年末から今年頭にかけて、当ウェブサイトにていくつかの記事を掲載したことは事実です(『姜昌一氏に「アグレマン」報じたのは韓国メディアだけ』、『実際のところ、姜昌一氏にアグレマンは出たのか?』等参照)。

これに加えて姜昌一氏の日本への入国から3カ月近くが経過した今年4月の時点でも、『そもそも姜昌一氏に対し「アグレマン」は出ているのか』で、その「そもそも論」について、(あくまでも「知的ゲーム」としてですが)その議論を掲載した次第です。

このコメントは、どうもこうした一連の議論に関するものなのでしょう。

内部情報には依存しません

ただ、当ウェブサイトの場合、べつに外務省の関係者から直接、内部情報をリークしてもらっているわけではありません。

以前からの読者の方ならご存じかと思いますが、当ウェブサイトでは「誰でも簡単に入手できる公開情報のみを使い、どこまで議論することができるか」という、一種の「知的格闘」を楽しむことを、ひとつのポリシーとして掲げているつもりです。

外務省などの関係者から、答えを直接教えてもらってそれを垂れ流すのだと、知的格闘としては全然面白くありませんし、当ウェブサイトで「報道の自由度を下げている原因のひとつ」に位置付ける「記者クラブ」関係者の皆さまがやっていることとあまり変わりません。

もちろん、先日も議論したとおり、個人的に「大使入国後にアグレマンが付与される」という状態については、外交関係に関するウィーン条約からはかなり逸脱しているにせよ、ひとつの「仮説」としては成り立つとは思います(たとえば、「外務省が自らの失態を糊塗するための行動だ」、といった仮説です)。

しかし、それと同時に、それらは報じられた内容、発表された内容などをベースにしたものではありますが、あくまでも「仮説」に過ぎません。

結局、これらの「仮説」は、どれだけ説得力があるかについては具体的な証拠の量や質で判断するしかなく、コメント主様の「外相と事務方が『バトル(?)』を繰り広げている」、「アグレマンは入国後に付与された」、などという一方的な書き込みだけでは、何とも判断が付きません。

というよりも、大変に失礼ながら、このコメント主様が本当に「外務省の内情に詳しい」のかどうか、この書き込みだけで判断しろといわれても困ります。

「外務省に敵視される」?まさか(笑)

ちなみにコメントでは次のように続きます。

だから去年あたりからカン・チャンイルのアグレマン問題を取り扱っていたこのサイトって外務省から目の敵にされてるんです。ちなみにカン・チャンイル問題を『バカげている』と批判していたコメント主もいましたが、あれ、外務省関係者なんですかね?もしそうじゃなかったとしたら、『バカげている』のはそのコメント主の方なんですけどね。ww

まさか、個人が運営しているウェブサイトが外務省様から「目の敵」にされているとは、もしもそれが本当なのであれば、大変に光栄な話です(笑)。

真面目な話、外務省のように大きな組織がこんな弱小ウェブサイトを「目の敵」にするとは、ちょっと想像がつきません(笑)。もしそれが事実なのだとすれば、「こんな弱小サイトを目の敵にする暇があれば、国益最大化のために仕事をしてください」とだけ申し上げたいと思います。

ただ、『強烈な匿名コメントに遠慮なく所見を述べさせてもらう』などでも触れましたが、「姜昌一問題」を取り上げた際に、不自然なコメント、あるいは「姜昌一問題を取り上げるな」といわんばかりのコメントがあることもまた事実でしょう。

「姜昌一氏信任状捧呈」の不自然さ

ついでに、姜昌一氏を巡っては、いくつかの韓国メディアが「(週明けの)24日に天皇に信任状を捧呈する」と報じていますが、これについても考察しておきましょう。これについては事実なのかどうか、現時点では少なくとも日本政府側の報道発表などからは確認できません。

いちおう、週末時点で判明する「事実関係」だけを申し上げておけば、外務省の『駐日各国大使リスト』のページには、5月14日時点で次の5ヵ国が「次期大使」として掲載されています。

5月14日時点の「次期大使」(敬称略)
  1. 韓国/姜昌一
  2. ケニア/タブ・イリナ
  3. トルコ/コルクット・ギュンゲン
  4. アフガニスタン/シャイダ・モハマド・アブダリ
  5. ラオス/フォンサムット・アンラワン

これに対し、昨日(5月21日)の定例閣議では、「ケニア国特命全権大使タブ・イリナ外1名の接受について」が「決定」されました。

この「外1名」が誰を指すのか。

自然に考えて、上記の順番からいえば、ケニアの次はトルコであって韓国ではないはずであり、この「外1名」はトルコのコルクット・ギュンゲン氏を指しているのでしょう。

しかし、もしもこの「外1名」が姜昌一氏のことを指しているのだとしたら、それをどう考えるべきでしょうか。

順番から言えば、そもそも閣議決定の時点で、「ケニア国特命全権大使タブ・イリナ外1名の接受について」、ではなく、「大韓民国特命全権大使姜昌一外1名の接受について」、と書かなければおかしいはず、という類推が働きます。

もしもそうだとしたら、わざわざ「韓国外1名」と書かずに「ケニア外1名」と書いた理由は、信任状捧呈式が行われるギリギリまで、姜昌一氏が皇居に招かれているという事実を公開しない、という狙いでもあるのでしょうか。

そもそも姜昌一氏自身、4月に「足の怪我」を理由に、「信任状捧呈式が延期された」と報じられていた人物でもありますし、その報道の順序も何かと矛盾があったことも事実です(たとえば本邦のNNNの報道と韓国メディアの報道内容に齟齬がある、など)。

こうした「不自然さ」の数々を踏まえるならば、「外務省内で何らかの『バトル』が生じていた」、というこのコメント主の方の指摘は、一概に「どうせ虚偽のネタでしょう?」などと打ち捨てるにも忍びない、と思う次第です。

(※もっとも、本当に外務省の内情にお詳しいのであれば、もう少し説得力のある説明が欲しいところですが、このあたりは同じコメント主様から2回目、3回目のコメントが書き込まれるようであれば、その内容も信憑性を判断する手掛かりとなるかもしれませんね。)

議論を仕掛けてきますかねぇ…?

なお、当ウェブサイトで意識的に批判したことがあるのは外務省だけでなく、財務省、総務省、文科省、金融庁、日本公認会計士協会、企業会計基準委員会、NHK、日本共産党、立憲民主党などに及びますので、実際にこれらの組織の人が読むとムッとするかもしれないとは思います。

ただし、彼らは実際、「批判されるに値すること」をやっている、というのが著者自身の問題意識ですので、このあたり、むしろ彼らが「ムッとした」のであれば、「ぜひその点について、議論をしましょう」、と申し上げたいと思います。

もっとも、そのように申し上げたとしても、おそらく彼らの多くが当ウェブサイトに対し、何らかの議論を挑んでくることはないと思います。

一般に利権組織や独裁組織というものは議論を極端に嫌うからです。

そして、当ウェブサイトで批判している組織の多くは、基本的には「利権組織」ですので、当ウェブサイトにおいて主張した内容について、よっぽどの事実誤認などでもない限りは、おそらくは彼ら自身から「議論」の呼びかけはなされないでしょう。

(※余談ですが、自民党はああ見えて、意外と議論を好む組織だと思います。著者自身、自民党にはさまざまな問題があると考えつつも、心の底では自民党を評価しているのは、こうした「議論を受け入れる土壌」があると思うからなのですが、この点についてはいずれ機会があれば、別稿で議論します。)

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. G より:

    閣議の時の表記の順番(どちらを外1名にするか)は私も考えたのですが、直前の英国大使とブルガリア大使の時に、次期大使リストではブルガリア大使が前なのに「英国大使外1名」となったのであまり参考にはならないかなと思いました。

    閣議で出てきたということは、一応もう決定事項なので「外1名」が誰かの答え合わせはすぐできるとは思います。今日あたり喜んだ記事が出るかどうかですよね。

  2. オブ より:

    結局、引き伸ばしても最終的に認めるのであれば抗議としても無駄なことですよね。皆ナチュラルに反日なので難しいですが、問題は札付きのこの人物をなぜ拒絶できなかったかということですよね。外務省の高官だった田中均さんなどの議論を聞くと、波風立てないことが第一なのだろうと感じてガッカリしますが、ここで交わされるような議論や視点とは一線を画しているので、プロは発想が違うんだろうなと思いますね。

  3. イーシャ より:

    背景を匂わせて「外務省から目の敵にされてるんです」が圧力になると思っている辺り、
    姜昌一匿名大使候補殿と同じ小物感が漂ってるんですよね。
    数値化すれば、3cm くらいでしょうか。

    1. はにわファクトリー より:

      「男は18cm」といういにしえの電器製品キャッチコピーを思い出しました。いえ、スピーカー口径のことです。

    2. 匿名 より:

      ソウル大学医学部の研究でも
      9センチと発表されているのに、
      3センチとは失礼ニダ (ヽ.ノ)/

      謝罪と賠償を要求するニダ。

  4. めがねのおやじ より:

    「外務省の内情を知る男」様のコメント、よく三流大衆ゴシップ誌にあるようなコメントですネ。わざとなのか、話し言葉丸出しのコメント記述を見ると、センセーショナルに余計に興味を煽ろうとしているように見えます。

    ただ、何か勘違いされてるのか、姜昌一氏の捧呈式問題など、一般の方はほとんど興味はありません。天皇陛下、上皇陛下を侮辱発言した事や極端な反日思考で、少し口が軽過ぎる人物ですが、弱小国の大使など、このコメント主様の言うような、「大物級」ではありません。

    ここのサイトを悪用して、姜昌一大使問題をおかしな方向に煽る陽動作戦かな、と感じます。その勢力かと。不自然なコメント、あるいは「姜昌一問題を取り上げるな」的なコメントとも言えます。しかし、とにかく品性のカケラも無い書き方です(笑)。

    24日の全権大使捧呈式は、「ケニア国特命全権大使タブ・イリナ外1名の接受について」が決定したという事は、外1名はトルコのコルクット・ギュンゲン氏です。韓国・姜昌一は据え置き。ずっと(笑)。

    1. タナカ珈琲 より:

      めがねのおやじ様

      ワタシもトルコ🇹🇷🇹🇷🇹🇷に机の引き出しの100ウォンです。
      ワタシもキョウショウイチは小物だと思います。

      蛇足です。
      イーシャ様の3センチ、はにはファクトリー様の18センチは何を示して居るのかは、理解できませんが小物ですので、もっと小さいと思っています。

  5. 愛読者 より:

    その米韓首脳会談ですが,日本語ニュースがまだほとんどないので,英文記事のほうを調べてみました。アメリカのメディアのほうが,日韓の偏見がないので公平な意味もあります。
    第一に,首脳会談後の共同記者会見にバイデン大統領の姿はなく,ハリス副大統領が代わりに立っていました。ヒデオを聞いた限りでは,ハリスさんは一方的にアメリカの主張を話していました。
    数時間すると詳報が出ると思いますが,韓国に妥協した雰囲気は感じられませんでした。

    1. 愛読者 より:

      ごめんなさい。まだCBNニュースでライブ進行中です。今,文在寅大統領の発言中で,相方もバイデン大統領に戻っています。上のビデオその前のもののようです。フライングしました。

    2. はにわファクトリー より:

      一次情報源を確実に分析しておくのは重要ですね。
      外務省は報道コントロールに熱心ですので、日本語報道記事はどれも一様になるよう監督が行き届いているように思えますが、例えば首相訪問など重要行事においては相手国英字紙が報じる内容が国内報道とはひどく乖離していることがよくあります。自分が知っているのは対インドです。新明和US-2飛行艇計画とかISRO/JAXA共同の宇宙探査計画の詳細に関してはぎょっとするほど詳しい記事が出ている。サヨク言論人には知らせないほうがいいこと、たとえばUS-2機の軍事転用議論についても書かれていたりして目が離せません。

    3. 愛読者 より:

      日本時間の7:30に共同記者会見が終わりました。
      冒頭を聞き逃がしましたが,主なところだけ書きます。
      1. 文在寅大統領から台湾・中国問題に関する踏み込んだ発言がありました。微妙な表現だったので,後で文書を確認する必要があります。
      2. アメリカの記者はバイデン大統領にイスラエル問題の質問をしていました。
      3. 北朝鮮問題についてもバイデン大統領がら長い発言がありました。これも,微妙な表現が多いので,文書で確認しないといけません。
      4. ワクチン問題について,文在寅・バイデン大統領両方から発言があり,ある程度の供給が約束されたようです。数量については,後で確認する必要があります。
      いずれにせよ,最終的に合意された項目が多く,文書で正式に発表されると思います。

  6. 七味 より:

    ど〜でもいい事なんだけど、すっごく素朴な疑問なのです♪

    姜氏の扱いって「次期大使」であって「大使」じゃ無いんですよね?
    大使って逮捕されないとかの特権があるけど、次期大使にも適用されるのでしょうか?

    Wiki情報だから信頼性はいまひとつだけど、アグレマンの有無が判断基準っぽいのです♪

    >特権を受けるためには、外交旅券を所持しているだけでは足らず、接受国による認証(接受。外交使節の長の場合はアグレマン)を必要とする
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/外交特権 より

    でもアグレマンの有無って公表したりしないものですよね♪
    信任状捧呈が終わってれば、当然アグレマンも出てるってことだけど、今はどうなのか今ひとつ判然としないのです♪
    内情に詳しい人の話だと出てるみたいだけど・・・・

    そういう意味では、姜氏に限らず次期大使の皆さんの法的な地位って随分と曖昧だな〜って思うのです♪
    なんかの拍子で、例えば満員電車での身体接触とかで私人逮捕されたりしたら、どうなっちゃうでしょうか?

    本人「私には不逮捕特権があるから、直ちに釈放することを求める」
    警察「もしもし外務省さんですか?アグレマン出てます?」
    外務省「ヒ・ミ・ツ♡」

    こんなコントが起こっちゃうのかな?

    ・・・・・なんか変ですね♪

    秘密事項を判断基準にするのはおかしいから、多分wikiの記述のとおりじゃなくて、アグレマンじゃなくて信任状の捧呈の方が基準なんでしょうね♪

    1. 赤ずきん より:

      重要なご指摘と思います。そもそも 「アグレマンの有無って公表したりしないもの」コレ自体が変。秘密にすることにどんな意味があるのか。外務省は会議は踊る時代の外交こそが外交と時代錯誤している。国益追求するための 外交なのに 仲良しこそが 外交の信条では これからの 世界の潮流から取り残されること必定。

    2. はにわファクトリー より:

      外務省の戦闘能力を高めよ。こんなスローガンはどうでしょうか。
      すなわちお公家さま集団を令外の戦闘集団が置き換えてしまうという構想です。
      いやはやなんとも。

      1. 裏縦貫線 より:

        「内閣外事戦略室」と「外務儀典庁(文部省の外局)」に分割してはどうでしょう。

        1. パーヨクのエ作員 より:

          グッドアイデア。
          惜しむらくは内閣外事戦略室の構成員に相応しい人材がゼロであること。

          まさか安倍晋三前総理大臣を構成員にはできないでしょうし(笑)

          1. 裏縦貫線 より:

            人材は…恨みをかうのを覚悟で経産省や農水省や警察庁から精鋭を出してもらうでしょうね。安倍さんに入ってもらうのは有りだと思います。

        2. はにわファクトリー より:

          通訳担当のいつもの方、お名前はなんとおっしゃるんでしょうかね。

      2. 赤ずきん より:

        同意です。具体的には裏縦貫線さんのアイデアも面白そうです。

  7. クロワッサン より:

    >だって、そもそもカン・チャンイルへのアグレマンが出たのって奴が入国した後のことですもん。茂木外相と外務省の事務方でかなりのバトルがあったんですよ。

    アグレマンって茂木外相の承諾無しに事務方が出せるものなんですかね?

    茂木外相と事務方のバトルが「出す出さない」なのか「何故大臣の承諾無しに出したのか」なのか、諸々の答えが出た後のお楽しみという事で。

  8. 新宿会計士 より:

    1. はにわファクトリー より:

      不肖はにわは声明文のとある個所に注目してしまいました。

      『And my congratulations on how the U.S. is becoming an example of the — for the world(後略)

      em dash こと長め横棒、それの正体は? まさか伏字=あぶり出しイフェクト

      As interpreted とありますが、それが文字通りの意味なのか、意図的な誤訳超訳なのか、発言が聞き取れるかたは分析してみてはいかがですか。

  9. 羊山羊 より:

    おカマがムンムンと握手した後、即座に自分のズボンで拭ったのはこの時期、仕方ないのかw
    ムンムンが迎賓館に泊らなかった/泊まれなかったのはブレアハウスだとハンバーガーで出てくるからかw

    1. ひろた より:

      あれが今回の一番の見どころでしたね。
      ムンがまだ話しかけてるのにゴシゴシしながらクルッと回れ右。
      笑ってしまいました。

  10. 匿名 より:

    そういえば、自称「弁護士」というハンドルの人がインチキ臭い書き込みをしていましたが、あれも韓国関連ネタでしたね。
    徴用工裁判の弁護士が、こちらのサイトでイタイところ突かれてしまったのだろうかと思ったもんです。

    その人の主張を裏付ける根拠が、そのハンドル名しか無いってのも、共通してますね。

    個人名を出して申し訳ないですが、「一法学徒」さんという謙虚なハンネの方のほうがはるかに説得力ある解説をされていたのが印象的でした。
    とても勉強になったんですが、もう今はいらっしゃらないようですね。残念です。

  11. 新宿会計士 より:

    文在寅氏「バイデン氏が新型コロナウイルスワクチンの韓国への直接支援を約束した」(聯合ニュース『文大統領「米、韓国にワクチン支援を約束」』)
    https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210522001300882

    一応ホワイトハウスの原文もチェックしたが、今のところそのような記述は見当たらない。

    https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2021/05/21/remarks-by-president-biden-and-president-moon-jae-in-of-the-republic-of-korea-before-bilateral-meeting/

    1. 福岡在住者 より:

      中央日報が、バイデン大統領「韓国軍55万人に提供」という記事を出しました。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/d5129bb47368c17542bc319a47408c4906967f5b

      韓国軍が対象なら有りですね。 例の一回で済むヤツでしょうか。

      1. だんな より:

        福岡在住者 さま
        被りましたm(__)m

    2. だんな より:

      今のところ成果と言える報道を2件。

      文大統領「米国がワクチン支援約束」 バイデン大統領「韓国軍55万人に提供https://s.japanese.joins.com/JArticle/278857?servcode=A00&sectcode=A20
      韓国国民が期待した方法や数量で無い事は、間違い有りません。短期的なワクチン不足は継続すると想定されます。

      <韓米首脳会談>文大統領「喜んで韓米ミサイル指針終了伝える」
      https://s.japanese.joins.com/JArticle/278856
      事実なら、早く日本向けの射程のミサイル開発をしろと韓国世論が出て来るでしょう。
      日本にとっては、韓国の脅威かま増える話。

      1. 福岡在住者 より:

        だんな 様

        >文大統領「喜んで韓米ミサイル指針終了伝える」

        とりあえずお願いしてみたという段階です。 万が一米国が許可したとしても、現時点でまともにロケットも飛ばしていないし、、、。 中距離ミサイルを開発し配備したら、中国の「お仕置き」があるかもしれませんね。 

        1. だんな より:

          福岡在住者さま
          THAADの追加配備とか中距離ミサイル配備とかの、交換条件で有る事を期待します。

          追加で気になったのは、総合ニュースから。
          [速報]バイデン米大統領「北朝鮮との対面前に非核化約束必要」
          https://news.yahoo.co.jp/articles/096c982254ded5a172915d6dda2cf1c99351b62a
          Yahooニュースでしか見当たりません。
          事実とすれば、しょっぱい話で、全般的に塩対応だったと総括すると事になりそうです。

  12. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    「仮に(笑)」害務省が管理人様のこのサイトを敵視されているとすると、自称「害務省蔑視主義者(笑)」である当方が書き込んでいるコメントが害務省様の気分を大いに害する幾分以上の理由を担っている可能性大と思います。
    先ずはご迷惑おかけしていることにお詫びいたします。

    さて害務省(厳密には組織の方針を決定する組織の中枢部)を当方が評価するに価しないと考える理由は単純です。

    組織の存在目的を忘却して自己の恒常性のみを志向する組織に堕している

    からです。

    そもそも外交組織は出先国家が認めた「出先国家へのスパイ」という本質を忘れているのですよ(笑)。

    邦人の保護は大事です。其よりも大事なことは「特定の国家の状況と国益を増加させる為のIntelligenceを」内閣が利用できる形で提供することです。

    国益第一。相手が自分たちと同じと思い込む自己投影禁止。こういった冒頭の目的に必要なルールを日露戦争以降のこの組織はさっぱり守っていません。

    対支21ヶ条の要求から対米宣戦布告時の失態、河野談話迄、この組織は国益第一の軽視と自己投影と自己保護の為の隠蔽行為を実施して、それに伴って発生するツケを「当たり前のように国民に押し付ける」愚行を行っています。

    日本の国益に反する駐日全権大使を「前例第一で」アグレマンで承認することもその一端だと思います。

    別記事のマスゴミへのコメントでも書きましたが反省の時間と是正の機会を与えているにもかかわらず、改善の兆しがない組織を存続させることに何か意味があるのですかね。

    本来は容赦なく潰すべき存在と思います。
    以上です。駄文失礼しました。

    1. だんな より:

      パーヨクのエ作員さま
      利権組織に共通するのは、組織の硬直化なんだと思います。
      下にいる時は直そうと思っても、上になると同じ事をするんでしょう。

    2. ラスタ より:

      > そもそも外交組織は出先国家が認めた「出先国家へのスパイ」という本質を忘れているのですよ

       この部分、激しく同意します。
       敢えて「(笑)。」の部分を引用から外しておりますがご容赦ください。

       外交とは、外交官個人が相手国に行う友好的活動ではない。
       ここはハッキリさせておかなきゃいけないと思います。

       しかし外務省が無ければ他国との総合窓口が曖昧になりかねず、各省庁が無秩序に外交して、いま以上これ以上な安全地帯の確保は難しいと思われ。
       どうしても友好が必要なら、外務省が「友好庁」設立案を立民にでも提案して連ポーさんとかが国会に上げてみればいいんでないですかね。
       で、廃案。その後は「友好」を蒸し返せないようにフタをする。

    3. パーヨクのエ作員 より:

      だんな様
      ラスタ様

      当方の駄文にコメントを賜りありがとうございます。
      当方は某企業で品質管理の教育を受けましたが、重大なトラブルの影に多くのヒヤリハットや見逃しがちなインシデントが存在するハインリヒの法則を説明してもらい、普段からインシデントの発生源を失くす為の改善が必要と説明してもらった経験があります。

      その目で見ると外務省の行動様式には以下が見えてヒヤヒヤするのです。
      ・非常時に行動する組織であり、「真価は非常時にこそ評価される」という意識が欠如している。
      ・自分たちはエリートである事を意識する故に「自己改善の必要性」に気づかない。
      (マスゴミの記者と一緒なビョーキ)

      もし、外務省の人間が本当にこのサイトを読んでいるのでしたら以下の事を2度と起こさない為の分析と対策をしているのでしょうか。

      対米開戦の通告遅れによって天皇が志向した限定戦争を総力戦にアメリカに誘導させられた。

      あの日タイプでの清書の遅れで遅刻した事の代わりに「特命全権大使が」口頭で開戦を通告して、エビデンスとして手書きの文章(日本語でかまわない)をその場で2通作成し、割印押して手交する。

      口頭で通告の時点で開戦通告は終了です。
      これで良かったのです。そういった非常時の時の教育はしていますか?

      外務省に取って中国と韓国に対する戦争はもう始まっている可能性があるのです。
      宣戦布告する前に「外務省としての非常時は始まっている」のですよ。
      早ければ、安倍晋三前総理が駐韓大使を長期本国に召還した時に。遅くても再度駐韓大使を韓国に再度赴任させた時に。

      駐日韓国大使のアグレマンに対する対応にはさっぱり「今は非常時の意識」が見えないのです。
      外務省の人間が本当に読んでいるのでしたら「外務省として自己改善してください」。

      最後は居るかどうかわからない人へのメッセージになりました。すみません。

      以上です。駄文失礼しました。

      1. 阿野煮鱒 より:

        例のごとく根拠のない陰謀論ですが、

        私は日本の外務省には反日のDNAが仕込まれているのではないかと考えています。恐らくは戦前のどこかの時点で、ロシア→ソ連や清→中華民国から隠然とした工作が行われ、外務省職員に思想教育やスパイ訓練を施したのではないかと。

        だから、有名な対米通告の遅れも、わざとではないかと。(憶測、根拠なし)
        (これは陸軍参謀本部の差し金だとする説もあるようです。)
        https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50619

        戦後はGHQが「日本を二度と戦争ができない国にしてやる」政策の一環としてそれを利用し、外務省に国益毀損を組織の使命と心得るよう躾けたのではないかと。

        外務省に限らず、霞ヶ関の大半は終戦直後に刷り込まれた方針を未だに継続しています。例えば厚生労働省なら人口抑制政策とか、財務省ならインフレ抑止政策とか。一旦組織になんらかの風土が定着してしまうと、人が入れ替わっても変わらないことは多々あります。マスコミ様もそんな状態ではないでしょうか。

        だから、組織を刷新したい場合は、人事対策では不十分で、組織を解体して再構築する必要があると思います。

      2. はにわファクトリー より:

        阿野煮鱒 さま

        >恐らくは戦前のどこかの時点で

        戦前、おそらくは1930年代以降特に、国外情勢に明るく進歩派知識人を自任している「時代人」のほとんどは、革命思想シンパ(だった|だ)から。それが当方なりの見解です。戦前と戦後を峻別してとらえがちなのは日本人の悪い習性かも知れません。終戦により取り除かれたのは軍部であってそれ以外のひとたちは一続きです。社会も産業も官僚も。

        ちょっとばかりは建築史に興味を持っています。BAU HAUS からイタリア未来主義、ロシア&ソビエト構成主義は、一続きの思想が根底にあります。機械力産業力でまったく新しい未来を作り上げることができると予感したひとたち、満州国構想、世界最終戦争。右か左かは問題でない。前述の時代人(当時)が心のうちに抱えていた思想もしくは心象風景はそんなものだったのでしょう。

      3. パーヨクのエ作員 より:

        阿野煮鱒様
        当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。

        阿野煮鱒様>私は日本の外務省には反日のDNAが仕込まれているのではないかと考えています。

        共産主義や国家社会主義等の誘惑は「理性と知性が国家や社会を制御できる。貴方のような優秀と自他共に認める優秀ならば尚更です。」
        こういった台詞で自分が優秀と思う人間に容易に浸透されると思います。
        赤い日マークのあの新聞も同様でしょう(笑)。害務省のエリート同様自分たちが賢いと思うからこそ思想が赤く染まりやすいのです。

        民主主義から逸脱する彼らが考える愚民と賢者。
        実は賢いと思う連中こそが現実を見ない思い上がった愚か者なのですが。

        以上です。駄文失礼しました。

  13. iwamurasta より:

    公開情報で、これほどまでの分析や論理を展開され、かつ読んでいる我々読者を魅了する。まったくすごいもんだな〜と思います。健康に留意され、ご無理の無い範囲でこのブログ等を続けていただけることを期待いたします。

  14. 老害 より:

    文章中に空白があると、注意して見る癖がついてしまいました。

    1. ラスタ より:

       空白部分をマウスでズルズルっと。テキスト選択状態にすると見えますよね。
       私個人としては、隠さずそのまま書いても意味は同じだよね、ってのが感想です。
       逸脱しない範囲で仕込んでいるところにサイト筆者氏の真面目な性格が出ていると思います。

       隠し文字を探してみてねと、読者向けのサービスと理解しております。
       解説しちゃったら面白くないですね。すんません。

      1. 老害 より:

        ラスタ さま

        コメントありがとうございます。

        読者のみなさんも、新宿会計士さんの本意は分かって楽しんでいますね。
        露骨に書いてしまうと少々品がないので、ユーモアの味付けをされているものと理解しております。
        クスッと笑えるところが良いです。

  15. michi より:

    ラオスと同日に、あとの順番になれば宜しいかと。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

七味 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告